JP2768604B2 - ガス燃焼機器用制御装置 - Google Patents

ガス燃焼機器用制御装置

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JP2768604B2
JP2768604B2 JP4266910A JP26691092A JP2768604B2 JP 2768604 B2 JP2768604 B2 JP 2768604B2 JP 4266910 A JP4266910 A JP 4266910A JP 26691092 A JP26691092 A JP 26691092A JP 2768604 B2 JP2768604 B2 JP 2768604B2
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純 中村
博 吉本
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株式会社ハーマン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶された機器作
動用制御情報に基づいて、手動操作式のリモコン操作部
にて指示される目標状態になるようにガス燃焼機器の作
動を制御する制御手段が設けられ、前記リモコン操作部
が、前記目標状態を設定する操作部と、その操作部によ
る設定内容を表示する表示手段と、前記制御手段に接続
の通信部と通信自在な通信部と、予め記憶された遠隔操
作用制御情報に基づいて作動する制御部とを備えたガス
燃焼機器用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガス給湯器では、手動操作式の
リモコン操作部で目標温度を設定すると、給湯温度が目
標温度になるように、制御手段がガス給湯器のガス燃焼
量等を制御する。その制御手段は、プリント基板等のハ
ードウェアと、制御プログラム等のソフトウェアから構
成され、これらハードウェアやソフトウェアは、例えば
バーナの仕様変更に伴って点火時のガス量や燃焼用空気
の送風量等が変更されるなどして、種々の目的でバージ
ョンアップされる。このようなガス給湯器等のガス燃焼
機器をメンテナンスする場合、機器作動用制御情報を識
別する識別情報、つまり、バージョン番号或いは製造ロ
ット番号等を認識する必要があり、通常、その識別情報
は、プリント基板上などに貼付されているため、メンテ
ナンスの際にケーシングを外すなどの作業が必要となっ
て、識別情報の確認に時間が掛かるという問題があっ
た。そこで、例えば特開平2−223729号公報に開
示のように、暖房機の燃焼部を制御するマイクロコンピ
ュータにジャンパースイッチ等を設け、そのジャンパー
スイッチ等によりマイクロコンピュータに設定された複
数の燃焼制御用プログラムを選択できるように構成した
もので、暖房機本体に設けられた温度設定スイッチ等の
外部スイッチを特定の手順で操作すると、選択されてい
る燃焼用プログラムを暖房機本体に設けられた表示手段
に表示するように構成したものが提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、燃焼機器の本体である暖房機本体に設けられた外
部スイッチを操作することにより、選択されている燃焼
用プログラムを同じく暖房機本体に設けられた表示手段
に表示する構成であるため、かかる技術をガス燃焼機器
に採用するには問題がある。つまり、ガス給湯器等のガ
ス燃焼機器は、一般に、ガス燃焼機器本体とリモコン操
作部とから構成され、ガス燃焼機器本体は室外に、リモ
コン操作部は室内に設置されることが多い。したがっ
て、上記従来技術によれば、ガス燃焼機器をメンテナン
スする場合、室外に設置の本体側に設けられたスイッチ
を操作し、且つ、本体側に設けられた表示手段で機器作
動用制御情報の識別情報を確認する必要があり、情報確
認作業に不便を来す虞れがある。それに加えて、ガス燃
焼機器のようにリモコン操作部を備えたものでは、ガス
燃焼機器本体のメンテナンスに加えて、リモコン操作部
のメンテナンスも必要となる。その場合、リモコン操作
部の遠隔操作用制御情報の識別情報を確認する必要があ
り、従来、リモコン操作部のケーシングを外すなどして
ケーイング内に表示された識別情報を確認するしか方法
がなかった。本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、ガス燃焼機器特有の構成を考
慮した上で、リモコン操作部のメンテナンスをも含むガ
ス燃焼機器全体のメンテナンスにおいても、必要な識別
情報を容易に、且つ、短時間で確認できるガス燃焼機器
用制御装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるガス燃焼機器用制御装置の第1の特徴
構成は、前記制御手段が、前記リモコン操作部に設けら
れた手動操作式の起動手段の起動指令に基づいて、前記
機器作動用制御情報を識別する識別情報と、前記遠隔操
作用制御情報を識別する識別情報とを前記表示手段に表
示するように構成されていることである。
【0005】第2の特徴構成は、前記ガス燃焼機器が、
給湯器であり、且つ、前記リモコン操作部が、メインリ
モコンと風呂リモコンとの2つのリモコンからなり、各
リモコンが、前記操作部、表示手段、通信部、並びに、
制御部をそれぞれ備えていることである。
【0006】第3の特徴構成は、前記起動手段が、前記
操作部であることである。
【0007】
【作用】第1の特徴構成によれば、ガス燃焼機器の作動
を制御する制御手段が、リモコン操作部に設けられた手
動操作式の起動手段の起動指令に基づいて、機器作動用
制御情報を識別する識別情報と、遠隔操作用制御情報を
識別する識別情報とを表示手段に表示するので、ガス燃
焼機器本体側の機器作動用制御情報の識別情報のみなら
ず、リモコン操作部側の遠隔操作用制御情報の識別情報
も短時間で確認することができる。しかも、それら識別
情報を表示する表示手段は、手動操作式起動手段が設け
られたリモコン操作部に設けられているため、通常、操
作し易い箇所に設置されるリモコン操作部の起動手段を
操作することで、同じリモコン操作部の表示手段に必要
な識別情報が表示されることになり、識別情報の確認を
容易に行うことができると共に、それら識別情報は、機
器作動用制御情報や遠隔操作用制御情報に対応するた
め、バージョンアップした場合、それに対応して変更さ
れる。
【0008】第2の特徴構成によれば、ガス燃焼機器
が、給湯器であり、且つ、リモコン操作部が、メインリ
モコンと風呂リモコンからなるため、通常、給湯器本体
は室外に、メインリモコンは台所に、風呂リモコンは浴
室内に設置される。そして、メインリモコンと風呂リモ
コンとが、前記操作部、表示手段、通信部、並びに、制
御部をそれぞれ備えているので、給湯器側の識別情報に
加えて、メインリモコンと風呂リモコンとの遠隔操作用
制御情報の識別情報の確認が可能で、且つ、その確認を
メインリモコンにおいても、風呂リモコンにおいても可
能となり、バージョンアップするとき等の対応が一層便
利になる。
【0009】第3の特徴構成によれば、前記起動を指令
する起動手段が、ガス燃焼機器を目標状態に指示する操
作部であるため、例えば、メインリモコンや風呂リモコ
ンに設けられた運転スイッチや湯張スイッチ等の各種の
スイッチで兼用することができる。
【0010】
【発明の効果】上述したように、第1の特徴構成によれ
ば、ガス燃焼機器本体側の機器作動用制御情報の識別情
報と、リモコン操作部側の遠隔操作用制御情報の識別情
報とを短時間で、容易に確認することができ、しかも、
それら識別情報は、バージョンアップした場合、それに
対応して変更される。そして、第2の特徴構成によれ
ば、ガス燃焼機器としての給湯器側の識別情報に加え
て、リモコン操作部としてのメインリモコンと風呂リモ
コンとの両識別情報の確認が可能で、その確認をメイン
リモコンと風呂リモコンにおいて可能となり、バージョ
ンアップするとき等の対応が一層便利になり、第3の特
徴構成によれば、メインリモコンや風呂リモコンに設け
られた運転スイッチや湯張スイッチ等の各種のスイッチ
を兼用して識別情報の表示指令を実行することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を給湯装置に適用した実施例を
図面に基づいて説明する。図1に示すように、ガス燃焼
機器としての給湯器本体Cと、給湯器本体Cに対して指
令を与える指示手段としてのメインリモコンM1、及
び、風呂リモコンM2が設けられている。
【0012】給湯器本体Cには、熱交換器1、バーナ
2、水量センサ3、水温サーミスタ4、湯温サーミスタ
5、点火プラグ6、フレームロッド7、ガス量調整弁
8、開閉弁9等が備えられている。又、リモコン操作部
としてのメインリモコンM1と風呂リモコンM2にて指
示される目標状態になるように給湯器本体Cの作動を制
御する制御手段としての制御部10、制御部10に接続
の通信部15が設けられている。尚、例示はしないが、
給湯器本体Cには、燃焼用空気の送風ファン等も装備さ
れている。
【0013】メインリモコンM1と風呂リモコンM2に
は、夫々前記目標状態の設定用の操作部20,30と、
その操作部20,30による設定内容を表示する表示部
21,31と、前記通信部15と通信自在な通信部2
2,32と、予め記憶された遠隔操作用制御情報に基づ
いて作動する制御部24,34が設けられている。図3
にも示すように、操作部20,30には、運転スイッチ
41、湯張スイッチ42、追焚スイッチ43、温度設定
器44,45等が備えられている。
【0014】各制御部10,24,34は、機器作動用
制御情報を識別する識別情報としてのバージョン情報を
記憶している。そして、起動指令に基づいて、バージョ
ン情報を表示部21,31に表示するようになってい
る。説明を加えると、運転スイッチ41、湯張スイッチ
42、追焚スイッチ43の3つのスイッチを同時に押し
操作するに伴って、バージョン情報を表示部21,31
に表示する。ここで、各制御部10,24,34に対応
してバージョン情報も3つある。そこで、2個の温度設
定器44,45を同時に押し操作するに伴って、給湯器
本体Cの制御部10、メインリモコンM1の制御部2
4、風呂リモコンM2の制御部34の順番に順次表示す
るようになっている。即ち、操作部20,30を利用し
て手動操作式の起動手段Kが構成され、表示部21,3
1を利用して表示手段Dが構成されている。
【0015】次に、図2のフローチャートに基づいて、
バージョン情報の表示動作を説明する。運転スイッチ4
1、湯張スイッチ42、追焚スイッチ43の3つのスイ
ッチを同時に押し操作するに伴って、バージョン表示モ
ードを起動する。先ず、給湯器本体Cのバージョンを表
示する。そして、2個の温度設定器44,45を同時に
押し操作する毎に、メインリモコンM1のバージョン、
風呂リモコンM2のバージョンの順番に順次表示する。
バージョン表示モードを終了するときは、運転スイッチ
41、湯張スイッチ42、追焚スイッチ43の3つのス
イッチを同時に押し操作する。
【0016】〔別実施例〕 上記実施例では、本発明を給湯装置に適用した場合を示
したが、ガスヒータ等にも適用できる。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】リモコンの外観図
【符号の説明】
10 制御手段 15 制御手段の通信部 20,30 操作部 21,31 表示部 22,32 リモコン操作部の通信部 24,34 制御部 C ガス燃焼機器としての給湯器 D 表示手段 K 起動手段 M1 リモコン操作部としてのメインリモコ
ン M2 リモコン操作部としての風呂リモコン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/26 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶された機器作動用制御情報に基
    づいて、手動操作式のリモコン操作部(M1、M2)に
    て指示される目標状態になるようにガス燃焼機器(C)
    の作動を制御する制御手段(10)が設けられ、前記リ
    モコン操作部(M1、M2)が、前記目標状態を設定す
    る操作部(20,30)と、その操作部(20,30)
    による設定内容を表示する表示手段(D)と、前記制御
    手段(10)に接続の通信部(15)と通信自在な通信
    部(22,32)と、予め記憶された遠隔操作用制御情
    報に基づいて作動する制御部(24,34)とを備えた
    ガス燃焼機器用制御装置であって、 前記制御手段(10)が、前記リモコン操作部(M1、
    M2)に設けられた手動操作式の起動手段(K)の起動
    指令に基づいて、前記機器作動用制御情報を識別する識
    別情報と、前記遠隔操作用制御情報を識別する識別情報
    とを前記表示手段(D)に表示するように構成されてい
    るガス燃焼機器用制御手段。
  2. 【請求項2】 前記ガス燃焼機器が、給湯器(C)であ
    り、且つ、前記リモコン操作部が、メインリモコン(M
    1)と風呂リモコン(M2)との2つのリモコンからな
    り、各リモコン(M1,M2)が、前記操作部(20,
    30)、表示手段(D)、通信部(22,32)、並び
    に、制御部(24,34)をそれぞれ備えている請求項
    1記載のガス燃焼機器用制御手段。
  3. 【請求項3】 前記起動手段(K)が、前記操作部(2
    0,30)である請求項1又は2記載のガス燃焼機器用
    制御装置。
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JP2725820B2 (ja) * 1989-02-27 1998-03-11 東芝ホームテクノ株式会社 燃焼制御装置
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