JP2766592B2 - コンパクト型cvケーブル用プーリングアイ - Google Patents

コンパクト型cvケーブル用プーリングアイ

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JP2766592B2
JP2766592B2 JP32404592A JP32404592A JP2766592B2 JP 2766592 B2 JP2766592 B2 JP 2766592B2 JP 32404592 A JP32404592 A JP 32404592A JP 32404592 A JP32404592 A JP 32404592A JP 2766592 B2 JP2766592 B2 JP 2766592B2
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秀樹 池田
昭太郎 吉田
和夫 渡辺
一夫 天野
茂樹 八木
正洋 西野間
俊一 飯田
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Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はその断面形状が扇形の導
体を心線とする複数本の扇形ケーブルにより構成された
コンパクト型CVケーブルを管路内へ延線するために使
用するコンパクト型CVケーブル用プーリングアイに関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、CVケーブルは、工場において接
続点から次の接続点までの必要長さ(即ち、決定条長)
に切断して巻始め端には端末処理を行なって防湿性を確
保し、ケーブルドラム(巻わく)に巻き取り、巻終り端
部(ケーブル引入れ側)にはプーリングアイを取り付け
て、現場に輸送される。CVケーブルにおいても、ケー
ブル端末からの浸水は、運転中のケーブルの寿命に大き
な影響を与えるので、確実に防止することが必要であ
る。
【0003】図5は導体の断面形状が円形の単心ケーブ
ル用プーリングアイを示す破砕断面図である。
【0004】プーリングアイは、導体挿入穴が設けられ
た圧縮金具11と、この圧縮金具11に接続されたコネ
クタ13と、これらを収納する保護カバー14とにより
構成されている。また、保護カバー14の先端部には、
ワイヤロープ等に接続するための吊り金17が設けられ
ている。
【0005】一方、ケーブル15は、その先端の導体被
覆部が剥ぎ取られており、導体16が圧縮金具11に設
けられた導体挿入穴に挿入されて配置される。そして、
圧縮金具11を導体16挿入後に圧縮することにより、
導体16が圧縮金具11に固定される。
【0006】図6はトリプレックス型ケーブル用プーリ
ングアイを示す破砕断面図である。
【0007】トリプレックス型ケーブルは3本のケーブ
ル28により構成されている。プーリングアイには、各
ケーブル28のケーブル導体28aを挿入するための導
体挿入穴を有する3個の圧縮金具21が設けられてい
る。これらの圧縮金具21は保護カバー22内に収納さ
れており、この保護カバー22の先端部には吊り金29
が設けられている。そして、ケーブル28とプーリング
アイとの間の防水性は、防水コンパウンド25及び防水
層26により確保するようになっている。なお、符号2
3は分岐金具、符号24は締付ボルト、符号27はシー
スメグ測定用導体である。
【0008】ところで、近年、管路の有効利用等を目的
として、CVケーブルの外径を縮小したコンパクト型C
Vケーブルが開発されている。図7はコンパクト型CV
ケーブルの一例(扇形導体3心ケーブル)を示す断面図
である。このコンパクト型CVケーブルは、その断面形
状が扇形のケーブル導体31、この導体31の周囲に順
次配置された内部半導電層32、ケーブル絶縁体層3
3、外部半導電層34及び銅テープシールド35からな
る3本扇形ケーブルと、これらの扇形ケーブルを収納す
るシース36とにより構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たコンパクト型CVケーブルにおいては、図6に示す従
来のプーリングアイを使用できないという問題点があ
る。つまり、図7に示すコンパクト型CVケーブルにお
いては、ケーブル導体の断面形状が扇形であるため、円
形の導体挿入穴を有する圧縮金具に挿入することができ
ない。圧縮金具の導体挿入穴の形状をケーブルの形状に
対応させて扇形とすることも考えられる。しかし、単に
穴の形状を扇形にしただけでは、ケーブルのねじれ(撚
り)のために扇形導体を穴に整合させることが困難にな
り、圧縮金具に導体を挿入する作業が極めて煩雑にな
る。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、コンパクト型CVケーブルに適用できて、
扇形ケーブルとプーリングアイとを容易に接続できるコ
ンパクト型CVケーブル用プーリングアイを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンパクト
型CVケーブル用プーリングアイは、その断面形状が扇
形の導体を心線とする複数本の扇形ケーブルにより構成
されたコンパクト型CVケーブルの端部に取り付けられ
るコンパクト型CVケーブル用プーリングアイであっ
て、圧縮金具と、この圧縮金具により支持され前記導体
が挿入される穴が設けられた導体挿入部材とを有し、前
記導体挿入部材は前記導体の挿入方向を軸して回転可
能であり、且つ、前記導体挿入部材の穴は前記導体の断
面形状に応じた形状であることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、扇形ケーブルの導体の形状
に応じた形状の穴を有し、圧縮金具に支持され、ケーブ
ル導体の挿入方向を軸として回転可能な導体挿入部材が
設けられている。このため、この導体挿入部材にケーブ
ル導体を挿入するときに、扇形ケーブルの向きに応じて
前記導体挿入部材を回転させて、扇形ケーブルの導体と
前記導体挿入部の穴とを整合させることができる。従っ
て、扇形ケーブルとプーリングアイとを接続する作業が
容易である。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係るコンパクト
型CVケーブル用プーリングアイを示す断面図である。
【0015】本実施例においては、圧縮金具1に3個の
導体挿入部材2が設けられている。これらの導体挿入部
材2は、図2に示すように、扇形の穴2bを有する円筒
状の部材であり、その長さ方向の中央部には突出部2a
が周方向に延出して設けられている。この突出部2a
が、図1に示すように、圧縮金具1に設けられた溝に係
合しており、各挿入部材2は、図3に示すように、圧縮
金具1に回転可能に支持されている。
【0016】図4は、本実施例に係るプーリングアイの
コンパクト型CVケーブルへの接続方法を示す模式図で
ある。なお、本実施例に係るプーリングアイは、上述の
圧縮金具と、この圧縮金具を収納する保護カバー4と、
この保護カバー4の先端に設けられた吊り金5とを備え
ている。
【0017】先ず、CVケーブル6の先端部分のシース
を剥ぎ取り各扇形ケーブル7を分離する。そして、各扇
形ケーブル7の先端の導体被覆部を剥き取り、導体8を
露出させる。
【0018】次に、これらの導体8をプーリングアイの
導体挿入部材2に設けられた扇形の穴に挿入する。この
とき、導体挿入部材2を適宜回転させることにより、挿
入部材2の穴に導体8を容易に挿入することができる。
また、このとき、プーリングアイとCVケーブル6のシ
ースとの間を収縮チューブ9で被覆する。
【0019】次いで、プーリングアイを矢印Aで示す部
分で圧縮し、3本の扇形ケーブル6を一括して固定する
と共に、プーリングアイと収縮チューブ9との間を液密
的に密封する。この圧縮工程は、従来と同様に行なうこ
とができる。
【0020】本実施例においては、導体挿入方向を軸と
して回転可能の導体挿入部材が設けられているため、プ
ーリングアイをコンパクト型CVケーブルの端部に取り
付ける作業が極めて容易である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプーリ
ングアイは、コンパクト型CVケーブルを構成する扇形
ケーブルの導体の断面形状に応じた形状の穴を有し且つ
圧縮金具に回転可能に支持された導体挿入部材が設けら
れているから、コンパクト型CVケーブルに適用するこ
とができて、CVケーブルの端部に取り付ける際の作業
性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンパクト型CVケーブ
ル用プーリングアイを示す断面図である。
【図2】導体挿入部材を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るプーリングアイを示す平
面図である。
【図4】同じくそのプーリングアイのコンパクト型CV
ケーブルへの接続方法を示す模式図である。
【図5】導体の断面形状が円形の単心ケーブル用プーリ
ングアイを示す破砕断面図である。
【図6】トリプレックス型ケーブル用プーリングアイを
示す破砕断面図である。
【図7】コンパクト型CVケーブルの一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1,11,21;圧縮金具 2;導体挿入部材 4,14,22;保護カバー 5,17,29;吊り金 7;扇形ケーブル 8,16,28a,31;導体 9;収縮チューブ 32;内部半導電層 33;絶縁体層 34;外部半導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (72)発明者 天野 一夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (72)発明者 八木 茂樹 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (72)発明者 西野間 正洋 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (72)発明者 飯田 俊一 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−95088(JP,A) 特開 昭63−271401(JP,A) 特開 昭57−173313(JP,A) 特開 昭62−71410(JP,A) 実開 昭61−205221(JP,U) 実開 平1−128205(JP,U) 実開 昭61−2715(JP,U) 実開 昭58−108406(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 15/00 - 15/196 H02G 1/08 - 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その断面形状が扇形の導体を心線とする
    複数本の扇形ケーブルにより構成されたコンパクト型C
    Vケーブルの端部に取り付けられるコンパクト型CVケ
    ーブル用プーリングアイであって、圧縮金具と、この圧
    縮金具により支持され前記導体が挿入される穴が設けら
    れた導体挿入部材とを有し、前記導体挿入部材は前記導
    体の挿入方向を軸して回転可能であり、且つ、前記導
    体挿入部材の穴は前記導体の断面形状に応じた形状であ
    ることを特徴とするコンパクト型CVケーブル用プーリ
    ングアイ。
JP32404592A 1992-12-03 1992-12-03 コンパクト型cvケーブル用プーリングアイ Expired - Fee Related JP2766592B2 (ja)

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JPH06178420A JPH06178420A (ja) 1994-06-24
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