JPH0229779Y2 - - Google Patents

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JPH0229779Y2
JPH0229779Y2 JP807584U JP807584U JPH0229779Y2 JP H0229779 Y2 JPH0229779 Y2 JP H0229779Y2 JP 807584 U JP807584 U JP 807584U JP 807584 U JP807584 U JP 807584U JP H0229779 Y2 JPH0229779 Y2 JP H0229779Y2
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JP
Japan
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safety wire
wire
coil portion
safety
wound
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JP807584U
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JPS60121267U (ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は接続された2本の絶縁被覆電線の接続
部を保護するために用いるセフテイワイヤに関す
るものである。
〔従来技術〕
従来より絶縁被覆電線の接続部、とりわけ海底
ケーブルのように布設場所の環境条件が厳しく、
大きな引張り力や、曲げを受けるケーブルの前記
接続部にあつては、前記接続部が破断する可能性
が高いこと、また一度破断すると修理に莫大な費
用がかかること等を考慮して、予め予備導体的な
意味でセフテイワイヤというものが設けられる。
これは第1図が示すように、接続点2で銀ロー等
で接続された絶縁被覆電線3,3の接続点2を含
む部分の絶縁被覆4,4が必要長剥取られて、導
体5,5が露出している部分において、スズメツ
キ軟銅線等からなるセフテイワイヤ6を、前記導
体5,5にらせん状に巻き付け、かつ前記セフテ
イワイヤ6の両端を前記接続点2を跨いで半田付
け等にて前記導体5,5に接続箇所7,7で接続
してなるものである。しかし、このような従来の
セフテイワイヤ6においては、ケーブル接続現場
で多数の絶縁被覆電線3の接続部に第1図の如く
セフテイワイヤ6を巻き付けるのは、隣接する各
絶縁被覆電線の間隔が非常に狭いので作業が困難
である、また、巻き方向が一定のため、導体5,
5に張力が負荷され、導体5,5が伸びると、前
記セフテイワイヤ6が導体5,5にからみつき、
かつ、しめつけてしまい、導体5,5を破断し易
くしてしまう、さらに、万一導体5,5がセフテ
イワイヤ6との接続箇所7,7間、例えば、接続
点2で破断すると、セフテイワイヤ6は捩れた状
態のまま引張られるので、単に引張られた場合よ
り遥かに断線し易くなり、セフテイワイヤとして
の役割を果たさなくなる、といつた種々の問題が
ある。
〔考案の目的〕
前記問題に鑑み本考案の目的は、作業性に優
れ、接続部に悪影響を及ぼさず、かつ信頼性にも
優れたセフテイワイヤを提供することにある。
〔考案の構成〕
前記目的を達成すべく本考案のセフテイワイヤ
は、接続された2本の電線の接続点を跨いで電線
に装着されるセフテイワイヤであつて、該セフテ
イワイヤは、時計方向に巻いたコイル部と、巻き
方向を反転するための中間部と、前記コイル部と
は逆の反時計方向に巻いたコイル部とが一連続で
構成されていることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。第2図は本考案のセフテイワイヤの一実施例
を示す。第2図が示すように本考案のセフテイワ
イヤ6は、スズメツキ軟銅線等からなる導体をA
方向からみて時計方向に巻いたコイル部8と、巻
き方向を反転するための中間部9を狭んでコイル
部8とは逆に反時計方向に巻いたコイル部10と
を有している。次に、このセフテイワイヤ6の装
着方法を第3図に示す。まず、第3図イのように
端末部の絶縁被覆4が必要長剥取られ、導体5が
露出された一方の絶縁被覆電線3に予め本考案の
セフテイワイヤ6を通しておき、前記絶縁被覆電
線3,3同志を接続点2で銀ロー等で接続した
ら、前記セフテイワイヤ6をその中央が前記接続
点2の付近にくるように導体5,5の方へ移動
し、その両端を前記接続点2を跨いで導体5,5
に接続箇所7,7で半田等で接続する。
尚、第3図の場合、セフテイワイヤ6のコイル
部8,10の内径は絶縁被覆電線3の絶縁被覆4
の外径より大きくしてあるが、もし、絶縁被覆4
が剥取られた導体5の部分が長い場合は、単にセ
フテイワイヤ6を予め一方の導体5の部分に通し
ておくだけでも作業はできる。。この場合、セフ
テイワイヤ6のコイル部8,10の内径は導体5
の外径より大きければよい。またコイル部8,1
0の巻き数は導体5にかかる負荷や露出されてい
る部分の長さ等に応じて決定すればよい。さら
に、両コイル部8,10の巻き数はほぼ同じ方
が、このセフテイワイヤ6に引張り力が負荷し
て、該セフテイワイヤ6が伸びても、該セフテイ
ワイヤ6に捩れが生じないので好ましい。
以上のような本考案のセフテイワイヤにおいて
は、予めコイル状に巻かれているものを使用する
ため従来の如く作業スペースのないところでコイ
ル巻きするといつためんどうな作業がなくなると
共に、コイル部が時計方向と反時計方向の両巻き
方向部分を有しているので引張り等の負荷がかか
つても、このセフテイワイヤはコイル内部を貫通
している導体にからみつくことなく、ほぼ直線状
に伸び、その結果、導体5にしめつけ力を負荷す
ることもなく、また、セフテイワイヤ自身も捩れ
力を受けることがない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、作業性に優
れ、しかも、接続部分にからみつくといつた悪影
響を及ぼさず、かつ自身にも捩れ力を受けず破断
しにくい等、信頼性にも優れたセフテイワイヤを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセフテイワイヤの使用状態を示
す概略図、第2図は本考案のセフテイワイヤの一
実施例を示す正面図、第3図イ,ロは本考案のセ
フテイワイヤの装着方法の一実施例を示す平面図
である。 2……接続点、3……絶縁被覆電線、6……セ
フテイワイヤ、7……接続箇所、8,10……コ
イル部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接続された2本の絶縁被覆電線の接続点を跨
    いで電線に装着されるセフテイワイヤであつ
    て、該セフテイワイヤは、時計方向に巻いたコ
    イル部と、巻き方向を反転するための中間部
    と、前記コイル部とは逆の反時計方向に巻いた
    コイル部とが一連続で構成されていることを特
    徴とするセフテイワイヤ。 (2) 前記時計方向に巻いたコイル部と反時計方向
    に巻いたコイル部の内径は前記絶縁被覆電線の
    外径より大きいことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のセフテイワイヤ。
JP807584U 1984-01-24 1984-01-24 セフテイワイヤ Granted JPS60121267U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP807584U JPS60121267U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 セフテイワイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP807584U JPS60121267U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 セフテイワイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121267U JPS60121267U (ja) 1985-08-15
JPH0229779Y2 true JPH0229779Y2 (ja) 1990-08-10

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ID=30487024

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP807584U Granted JPS60121267U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 セフテイワイヤ

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JP (1) JPS60121267U (ja)

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JPS60121267U (ja) 1985-08-15

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