JP2002164096A - 電力ケーブルの分岐接続構造 - Google Patents

電力ケーブルの分岐接続構造

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JP2002164096A
JP2002164096A JP2000356042A JP2000356042A JP2002164096A JP 2002164096 A JP2002164096 A JP 2002164096A JP 2000356042 A JP2000356042 A JP 2000356042A JP 2000356042 A JP2000356042 A JP 2000356042A JP 2002164096 A JP2002164096 A JP 2002164096A
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cable
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line
power cable
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JP2000356042A
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English (en)
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Satoru Koizumi
覚 小泉
Hiroyuki Mabuchi
裕之 馬渕
Haruki Nozawa
春樹 野沢
Sachio Tazawa
佐智夫 田沢
Hitoshi Noujiyou
仁志 能條
Naofumi Chiwata
直文 千綿
Kenichi Murakami
賢一 村上
Wataru Sonobe
渉 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで各ケーブルの接続を目視でき、
各サイズの分岐ケーブルに対応でき、解体後にケーブル
の再利用が可能な電力ケーブルの分岐接続方法を提供す
る。 【解決手段】 金属遮蔽層12、16を有する高圧電力
用ケーブル8、10の分岐接続部を覆う多枝管状の絶縁
筒1を有し、該絶縁筒1は、各ケーブル8、10の導体
接続部6を囲繞する内部半導電層31と、その内部半導
電層31の外側に被覆された絶縁層32と、その絶縁層
32の外側に被覆され各ケーブル8、10の金属遮蔽層
12、16を電気的に接続する外部半導電層33とから
一体成形され、且つかかる絶縁筒1は、各ケーブル8、
10の挿通口4、5を拡縮自在とすべく可撓性材料から
成形されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの分
岐接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来技術による電力ケーブルの分
岐接続構造aを示す。
【0003】図示するように、この分岐接続構造aは、
左方の1本の電力ケーブルbと右方の2本の電力ケーブ
ルb、bとを接続するものであり、図中、右上方の接続
部のみを断面で示したが他の部分も同様な断面構造とな
っている。
【0004】図示するように、各電力ケーブルbを接続
するY分岐本体cは、端部に羽子板接続部dを有するY
分岐導体eと、Y分岐導体eをモールドする絶縁ゴムf
および外部半導電性ゴムgと、その外表面に設けられた
接地部hおよび検電部i(導体の荷電有無を判定する)
とを有する。他方、電力ケーブルbは、ケーブルシース
jと金属遮蔽層kと絶縁体lと導体mとからなり、これ
らが所定の寸法に段剥きされ、その絶縁体lにゴムモー
ルドスペーサnが取り付けられ、導体mに圧縮型羽子板
端子oが圧縮接続され、その羽子板端子oが六角ボルト
pでY分岐本体cの羽子板接続部dに締め付けられて接
続される。
【0005】その後、予め電力ケーブルbに通しておい
たゴムモールド絶縁筒qを、羽子板端子oと羽子板接続
部dとの接続部を覆うように移動させ、ゴムモールドス
ペーサnとY分岐本体cとの間の絶縁を補強する。さら
に、予め電力ケーブルbに通しておいた防水カバーr
を、ゴムモールド絶縁筒qとケーブルシースjとの間に
移動させ、防水カバーrと接地線s、防水カバーrとケ
ーブルシースjとの間にそれぞれ防水テープtを巻き付
けて水密としている。また、防水カバーrとゴムモール
ド絶縁筒qとの間、Y分岐本体cとゴムモールド絶縁筒
qとの間は、締付バンドuが巻き付けられて水密とされ
る。
【0006】図6に別の従来技術による電力ケーブルの
分岐接続構造Aを示す。
【0007】図示するように、この分岐接続構造Aは、
左方の1本の電力ケーブルBと右方の2本の電力ケーブ
ルB、Bとを接続するものであり、図中、上半分の接続
部のみを断面で示したが下半分も同様な断面構造となっ
ている。
【0008】図示するように、各電力ケーブルBを接続
するY分岐本体Cは、内部にチューリップコンタクトD
を有する埋込導体Eと、埋込導体Eを被覆するゴムモー
ルド絶縁部Fと、その最外層に被覆される防水ケースG
とを有する。ゴムモールド絶縁部Fは、Y形状をしてお
り、各端部に端末処理された電力ケーブルBの挿入孔が
形成されている。他方、電力ケーブルBは、ケーブルシ
ースHと金属遮蔽層Iと絶縁体Jと導体Kとからなり、
これらが所定の寸法に段剥きされ、そのシースHに接地
引出付防水筒Lが挿通され、絶縁体Jにゴムモールドス
ペーサMが取り付けられ、導体Kに圧縮端子Nが圧縮接
続される。
【0009】このように端末処理された電力ケーブルB
は、Y分岐本体Cに挿入され、圧縮端子Nのプラグ部O
が埋込導体EのチューリップコンタクトDに確実に接続
されるまで押し込まれる。このとき、プラグ部Nの溝に
装着されているストッパリングPは、埋込導体E内に設
けられたストッパQの内テーパに沿って外径が小さくな
り、ストッパQを越えた後に外径が元の大きさに復帰す
る。これにより、プラグ部Oがチューリップコンタクト
Dから抜けることが防止される。
【0010】このように各電力ケーブルBがY分岐本体
Cに挿入・固定されると、上記ゴムモールドスペーサM
は、電力ケーブルBの絶縁体JとY分岐本体Cのゴムモ
ールド絶縁部Fとの間の空隙を充填し、絶縁補強する。
同様に、防水筒Lは、Y分岐本体Cのゴムモールド絶縁
部Fと電力ケーブルBのシースHとの間を塞ぎ、防水を
確実にする。さらに、Y分岐本体Cの防水ケースGと電
力ケーブルBのシースHとの間には、防水テープRが巻
き付けられ、Y分岐本体CとシースHとの間が水密に保
たれる。
【0011】また、その他の従来技術としては、Y分岐
ユニットに電力ケーブルを接続した後、Y分岐ユニット
および電力ケーブルの絶縁体に絶縁テープを巻き付け、
絶縁補強するタイプも知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
従来技術においては、左右の電力ケーブルb、bの導体
m、mの接続構造は、右側電力ケーブルbの導体mと、
その導体mに圧縮接続される羽子板端子oと、その羽子
板端子oにボルトOで締結される羽子板接続部dと、そ
の羽子板接続部dに連結されたY分岐導体eと、以上と
同様の構成の左側電力ケーブルbの構造(羽子板接続部
d、圧縮型羽子板端子o、左側電力ケーブルbの導体
m)からなるが、これらが全て直列となるため、長さ方
向の寸法が大きくなり、施工(組立)に必要なスペース
が大きくなってしまう。
【0013】他方、図6に示す従来技術においては、Y
分岐本体C内の埋込導体E内にチューリップコンタクト
Dを並設し、各チューリップコンタクトDに、左右の電
力ケーブルBの導体Kの圧縮端子プラグ部Oをそれぞれ
挿入しているので、導体K同士の接続部が重ね合わせら
れることになり、長さ方向の寸法を小さくできる。しか
しながら、プラグ部Oが装着されるチューリップコンタ
クトDは、埋込導体Eによって覆われているため、プラ
グ部OとチューリップコンタクトDとが正規組付状態と
なっているか否か目視確認できない。また、ストッパQ
によってプラグ部OとチューリップコンタクトDとの抜
け防止を行なっているため、一度接続した後にケーブル
Bを引き抜き再接続することができない。また、ゴムモ
ールドスペーサMおよび防水筒Lを電力ケーブルBのサ
イズ毎に準備しなければならない。
【0014】また、テープ巻Y分岐では、テープを巻く
ための寸法を確保する必要があるため接続部が大きくな
り、作業員によるテープ巻作業のバラツキ(個人差)が
絶縁特性に与える影響が大きい。
【0015】以上の事情を考慮して創案された本発明に
目的は、長さ寸法を縮小して狭い場所で施工可能であ
り、各ケーブルの導体同士の接続状態を目視でチェック
でき、複数の分岐ケーブルサイズに対してゴムモールド
スペーサを使用することなく対応可能であり、接続後に
解体して同一ケーブルの再接続が可能な電力ケーブルの
分岐接続構造を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係る電力ケーブルの分岐接続構造は、金属遮蔽層
を有する高圧電力用ケーブルの分岐接続部を覆う多枝管
状の絶縁筒を有し、該絶縁筒は、各ケーブルの導体接続
部を囲繞する内部半導電層と、その内部半導電層の外側
に被覆された絶縁層と、その絶縁層の外側に被覆され各
ケーブルの金属遮蔽層を電気的に接続する外部半導電層
とから一体成形され、且つかかる絶縁筒は、各ケーブル
の挿通口を拡縮自在とすべく可撓性材料から成形された
ものである。
【0017】また、金属遮蔽層を有する1本の高圧電力
用幹線ケーブルと金属遮蔽層を有する複数本の高圧電力
用分岐線ケーブルとを接続する電力ケーブルの分岐接続
構造であって、可撓性材料から形成され、その一端に幹
線側円筒部を有すると共に他端に分岐線側円筒部を複数
有する多枝管状の絶縁筒と、上記分岐線側円筒部の分岐
線ケーブル挿入口に挿抜され、その挿入時に分岐線ケー
ブル挿入口を分岐線ケーブルの外径よりも拡径する分岐
線側拡径支持心材と、上記幹線側円筒部の幹線ケーブル
挿入口に挿抜され、その挿入時に幹線ケーブル挿入口を
拡径し上記分岐線ケーブル挿入口から挿入された各分岐
線ケーブルを挿通させて絶縁筒の外部に導く幹線側拡径
支持心材と、こうして絶縁筒の外部に導かれた各分岐線
ケーブルを幹線ケーブルに接続する導体接続部と、該導
体接続部を幹線側拡径支持心材で拡径された幹線ケーブ
ル挿入口を挿通させて絶縁筒内に移動させたときその導
体接続部を収容すべく絶縁筒に形成された中央円筒部と
を備え、上記絶縁筒は、上記導体接続部を囲繞する内部
半導電層と、その内部半導電層の外側に被覆された絶縁
層と、その絶縁層の外側に被覆され各ケーブルの金属遮
蔽層を電気的に接続する外部半導電層とが一体成形され
たものである。
【0018】また、上記絶縁筒の中央円筒部は、所定間
隔が隔てられた2個の半円部を直線で接続した陸上トラ
ック状の断面に成形され、その半円部の中心が、上記分
岐線ケーブル挿入口の中心と同一直線上にあり、上記半
円部の内径寸法が、分岐線側拡径支持心材の挿入により
拡径された分岐線ケーブル挿入口の内径以上に設定され
ることが好ましい。
【0019】また、上記絶縁筒の分岐線側円筒部が、平
行に2個形成され、各分岐線側円筒部の分岐線ケーブル
挿入口の間隔が、それら挿入口に分岐線側拡径支持心材
を挿入したときに拡径される分岐線側円筒部の外径寸法
以上に設定されることが好ましい。
【0020】また、上記幹線側拡径支持心材の内径は、
各分岐線ケーブル挿入口の間隔と、それら挿入口に分岐
線側拡径支持心材を挿入したとき拡径される分岐線ケー
ブル挿入口の内径とを加算した寸法に設定されることが
好ましい。
【0021】また、上記絶縁筒の幹線側円筒部の内径
は、各分岐線側円筒部の分岐線ケーブル挿入口の間隔
と、それら挿入口に分岐線側拡径支持心材を挿入したと
き拡径される分岐線ケーブル挿入口の内径とを加算した
寸法の1/3以上に設定されることが好ましい。
【0022】また、上記絶縁筒が、常温収縮性または加
熱収縮性を有することが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を添付図面に
基いて説明する。
【0024】図1に電力ケーブルの分岐接続方法を、図
2に電力ケーブルの分岐接続構造を図3および図4にそ
の絶縁筒の構造を示す。
【0025】図1を用いて電力ケーブルの分岐接続方法
の概要を説明する。先ず、図1(a)に示すように、幹線
ケーブルと分岐線ケーブルとを接続するに先立って、絶
縁筒1を用意する。絶縁筒1は、ゴム等の可撓性材料か
ら多枝管状(Y字管状)に形成され、その一端に幹線側
円筒部2を有すると共に他端に分岐線側円筒部3を2個
有する。幹線側円筒部2には、幹線ケーブル挿入口4が
形成され、分岐線側円筒部3には、分岐線ケーブル挿入
口5が形成されている。
【0026】次に、図1(b) に示すように、絶縁筒1の
幹線ケーブル挿入口4に、後述する導体接続部6(図1
(e) 参照)が通過可能な内径を有する断面長円状の幹線
側拡径支持心材7が、工場または現地にて挿入され、絶
縁筒1の分岐線ケーブル挿入口5に、分岐線ケーブル8
が挿通可能な内径を有する断面円状の分岐線側拡径支持
心材9が、工場または現地にて挿入される。これによ
り、幹線ケーブル挿入口4および分岐線ケーブル挿入口
5がそれぞれ拡径される。なお、各拡径支持心材4、5
は、それぞれ筒体状に成形されている。
【0027】次に、図1(c) に示すように、幹線ケーブ
ル10(高電圧電力ケーブル)は、ケーブルシース11
と金属遮蔽層12と絶縁体13と導体14とからなり、
これらが所定の寸法に段剥きされる。また、分岐線ケー
ブル8(高電圧電力ケーブル)も同様に、ケーブルシー
ス15と金属遮蔽層16と絶縁体17と導体18とから
なり、これらが所定の寸法に段剥きされる。かかる端末
処理がされた分岐線ケーブル8は、図1(c) に示すよう
に、拡径支持心材9で拡径された各分岐線ケーブル挿入
口5に夫々挿入され絶縁筒1を貫通し、拡径支持心材7
で拡径された幹線ケーブル挿入口4から引き出される。
なお、分岐線ケーブル8を固定側として絶縁筒1を移動
させてもよい。
【0028】次に、図1(d) に示すように、分岐線ケー
ブル8の導体18に圧縮端子19を取り付ける。なお、
予め圧縮端子19を導体18に取り付けておき、その分
岐線ケーブル8を図1(c) に示すように絶縁筒1に挿通
させてもよい。他方、幹線ケーブル10には、その絶縁
体13の外周にゴムモールドスペーサ20を装着した
後、導体14に圧縮端子19を取り付ける。各圧縮端子
19は、図2に示すように、導体18(14)に圧縮固
定される圧縮部21と、導体接続部6(図1(e)参照)
の装着孔に挿入されるプラグ部22とからなる。
【0029】次に、図1(e) に示すように、各圧縮端子
19を、導体接続部6を介して電気的に接続する。詳し
くは、図2に示すように、導体接続部6の装着孔には、
挿入されたプラグ部22が接触する羽根状接触子23が
設けられており、プラグ部22を挿入することで圧縮端
子19と導体接続部6とが電気的に接続される。さら
に、固定ネジ24をプラグ部22を介して導体接続部6
にネジ込むことで、圧縮端子19と導体接続部6とが機
械的にも固定される。
【0030】かかる電気的接続および機械的接続は、図
1(e) に示すように、絶縁筒1の外部で行なっているの
で、各ケーブル8、8、10の導体14、18、18同
士の接続状態を目視で確認できる。また、各ケーブル
8、8、10の導体14、18、18に取り付けられる
圧縮端子19、19、19を平行に重ね合わせて導体接
続部6で接続し、かつその導体接続部6を後述のように
絶縁筒1の内部に収容するようにしているので、分岐接
続構造全体の長さ寸法を縮小でき、狭い場所での施工が
可能となる。
【0031】次に、図1(f) に示すように、導体接続部
6を拡径支持心材7で拡径された幹線ケーブル挿入口4
に挿通させて絶縁筒1内に移動させる。なお、導体接続
部6を固定側として絶縁筒1を移動させてもよい。次
に、図1(g) に示すように、幹線ケーブル挿入口4から
拡径支持心材7を引き抜き、幹線ケーブル挿入口4をス
ペーサ20上で収縮・密着させ、分岐線ケーブル挿入口
5から拡径支持心材9を引き抜き、分岐線ケーブル挿入
口5を分岐線ケーブル8の絶縁体17上で収縮・密着さ
せる。
【0032】ここで、絶縁筒1の材質(ゴム等)の伸縮
率の関係により、幹線ケーブル10についてはスペーサ
20が必要となるものの、分岐線ケーブル8については
スペーサは不要である。よって、複数の分岐線ケーブル
8のサイズ(直径)に対してスペーサを使用することな
く対応可能である。実際、分岐線ケーブル8の方が幹線
ケーブル10よりもサイズのバリエーションが多いた
め、分岐線ケーブル8側がスペーサレスとなるメリット
は大きい。また、絶縁筒1を常温収縮性または加熱収縮
性の材料から成形すれば、挿入口4とスペーサ20、挿
入口5とケーブル8の絶縁部17の密着をそれぞれ高め
ることができる。
【0033】次に、図2に示すように、幹線ケーブル1
0の金属遮蔽層12と分岐線ケーブル8の金属遮蔽層1
6とを銅平編組線等で接続し、更に幹線ケーブル10か
ら接地線25を引き出しておく。そして、予め分岐線ケ
ーブル8に通しておいた防水分岐管26を絶縁筒1の分
岐線側円筒部3に移動し、同様に予め分岐線ケーブル8
に通しておいた分岐線防水チューブ27を防水分岐管
(金属製)26に移動し、防水を行なう。詳しくは、分
岐線ケーブル8のシース15と防水分岐管26とにそれ
ぞれ防水シール材28を巻き付け、その上から加熱収縮
製または常温収縮性の分岐線防水チューブ27を収縮さ
せて防水している。
【0034】その後、C字状断面の幹線防水チューブ2
9を開いてゴムモールドスペーサ20および絶縁筒1に
被嵌させ、断面C字状のクリップ42でチューブ29の
開口部を閉じて防水を行なう。詳しくは、幹線ケーブル
10のシース11と防水分岐管26とにそれぞれ防水シ
ール材30を巻き付け、その上から加熱収縮製または常
温収縮性の幹線防水チューブ29を収縮させて防水して
いる。こうして、幹線ケーブル10と分岐線ケーブル8
とが外部に対して防水かつ絶縁されつつ電気的に接続さ
れる。
【0035】また、かかる接続を解消するときには、導
体接続部6と絶縁筒1とが構造的に分離されているた
め、絶縁筒11を切断解体して導体接続部6を剥き出し
とし、図2に示す固定ネジ24を緩めて導体接続部6か
ら端末処理された各ケーブル8、8、10を取り外せ
ば、端末処理された各ケーブル8、8、10および導体
接続部6を再利用して再接続することが可能となる。な
お、絶縁筒1は新品を使用することになる。
【0036】上記絶縁筒1の詳細を図3および図4を用
いて説明する。
【0037】図3および図4に示すように、絶縁筒1
は、ゴム等の可撓性材料から多枝管状(Y字管状)に形
成され、その一端に幹線側円筒部2を1個有すると共に
他端に分岐線側円筒部3を2個有する。幹線側円筒部2
には、幹線ケーブル挿入口4が形成され、分岐線側円筒
部3には、分岐線ケーブル挿入口5が形成されている。
【0038】詳しくは、絶縁筒1は、高電圧部をシール
ドする内部半導電性ゴムモールド層31と、絶縁ゴムモ
ールド層32と、外周を接地電位とする外部半導電性ゴ
ムモールド層33との3層が、一体成形されている。図
2に示すように、内部半導電性ゴムモールド層31は、
導体接続部6を滑らかに囲繞するように成形されてお
り、そのシールド作用によって導体接続部6や各圧力端
子19の突起部から生じるコロナ放電およびそれに基く
雑音を防止する。
【0039】外部半導電性ゴムモールド層33は、分岐
線ケーブル8の金属遮蔽層16に接続されたケーブル半
導体層39に接触されると共に、幹線ケーブル10側の
スペーサ20の半導体部40を介して、幹線ケーブル1
0の金属遮蔽層12に接続されたケーブル半導体層41
に電気的に接続される。また、外部半導電性ゴムモール
ド層33の外周には、当該層33表面を覆うようにして
図示しない平型編組金属線(銅平編組線等)が巻き付け
られている。
【0040】この平型編組金属線は、分岐線ケーブル8
の金属遮蔽層16と幹線ケーブル10の金属遮蔽層12
とにハンダ付け等によって接続されており、各ケーブル
8、8、10の接続部全体を覆ってシールドするもので
ある。他方、上記外部半導電性ゴムモールド層33は、
両ケーブルの10、8、8の半導体層41、39、39
に接触されることにより、前記平型編組金属線によって
シールドされる電界を緩和し、雑音を防止する。
【0041】このように、本実施形態では、絶縁筒1
を、内部半導電性ゴムモールド層31と、絶縁ゴムモー
ルド層32と、外部半導電性ゴムモールド層33とから
一体成形しているので、かかる絶縁筒1を図1の手順で
各ケーブル8、8、10の接続部に被覆させることによ
り、内部半導電性ゴムモールド層31が導体接続部6や
各圧力端子19の突起部を覆うことによる雑音防止効果
と、外部半導電性ゴムモールド層33の電界緩和による
雑音防止効果と、絶縁ゴムモールド層32による絶縁効
果とを、簡単作業によって短時間で実現できる。
【0042】また、絶縁筒1の形状は、幹線側円筒部2
と、幹線側円錐部34と、中央円筒部35と、分岐線側
円錐部36と、分岐線側円筒部3とから構成される。分
岐線側円筒部3は、平行に2個形成されている。このた
め、図1(c) 乃至(f) に示すように、絶縁筒1を挿通し
た分岐線ケーブル8に対して相対的に移動させる際、絶
縁筒1をスムーズに移動させることができる。仮に、2
個の分岐線側円筒部3、3が平行でないとすると、分岐
線側円筒部3、3の間隔がその長手方向に沿って変化す
るため、一般に平行に配置される分岐線ケーブル8、8
に対して、平行でない分岐線側円筒部3、3が引っ掛か
り、絶縁筒1がスムーズに移動できないのである。
【0043】また、各分岐線ケーブル挿入口5、5の間
隔wは、それら挿入口5に分岐線側拡径支持心材9を挿
入したときに拡径される分岐線側円筒部3の外径寸法d
1(図1(b) 参照)以上に設定されている。これによ
り、図1(c) に示すように、分岐線ケーブル8、8を平
行状態を保ったまま絶縁筒に挿入できる。仮に、間隔w
が外径寸法d1以下であると、拡径支持心材9の挿入に
より分岐線側円筒部3が拡径された際に、分岐線側円筒
部3の近接する外周同士が密着してしまうため、その部
分のゴム材料に過大な応力が加わると共に、拡径支持心
材9に不均等な力が加わり、変形の要因となる。
【0044】また、図3に示すように、分岐線側円錐部
36の最大内径d2は、分岐線側拡径支持心材9の外径
d3(図1(b) 参照)と等しく設定されている。これに
より、図1(c) に示すように、絶縁筒1内に挿入された
分岐線ケーブル8が、分岐線側円錐部36に引っ掛かる
ことはない。なお、分岐線側円錐部36の最大内径d2
は、分岐線側拡径支持心材9の外径d3よりも大きく設
定されていれば実用上問題ないが、コンパクト化を図る
ため、イコール設計としている。
【0045】また、幹線側拡径支持心材7の長円内径d
4(図1(b) 参照)は、分岐線ケーブル挿入口5の間隔
wと、それら挿入口5に分岐線側拡径支持心材9を挿入
したとき拡径される分岐線ケーブル挿入口5の内径d5
とを加算した寸法(w+d5)に設定されている。これ
により、図1(d) に示すように、絶縁筒1内に挿入され
た分岐線ケーブル8が、幹線側拡径支持心材7に引っ掛
かることはない。なお、幹線側拡径支持心材7の長円内
径d4は、上記寸法(w+d5)よりも大きく設定され
ていれば実用上問題ないが、幹線線ケーブル挿入口4の
伸縮率を考慮してイコール設計としている。
【0046】また、幹線側円筒部2の幹線挿入口4の内
径d6は、分岐線ケーブル挿入口5の間隔wと、それら
挿入口5に分岐線側拡径支持心材9を挿入したとき拡径
される分岐線ケーブル挿入口5の内径d5とを加算した
寸法(w+d5)の1/3以上に設定されている。幹線
線ケーブル挿入口4の伸縮率を考慮したものである。こ
のように設計しているので、幹線ケーブル4側には図1
(d) に示すようにスペーサ20が必要となる。
【0047】また、図3に示すように、絶縁筒1の中央
円筒部35は、所定間隔が隔てられた2個の半円部を直
線で接続した陸上トラック状の断面に成形され、その半
円部の中心37が上記分岐線ケーブル挿入口5の中心と
同一直線38上に設定され、半円部の内径寸法d7×2
が分岐線側拡径支持心材9の挿入により拡径された分岐
線ケーブ挿入口5の内径d5に設定されている(図1
(b) 参照)。これにより、図1(d) に示すように、分岐
線ケーブル8が、中央円筒部35の内面に引っ掛かるこ
とはない。なお、内径寸法d7×2は、内径d5よりも
大きく設定されていれば実用上問題ないが、コンパクト
化を図るため、イコール設計としている。
【0048】なお、本実施形態では、各ケーブル8、
8、10の導体14、18、18に圧縮端子19、1
9、19を装着し、それら圧縮端子19を導体接続部6
の装着孔にプラグインする構造としたが、各ケーブル
8、8、10の導体14、18、18に羽子板状端子を
接続し、それらを重ねてボルト締めするようにしてもよ
い。また、導体14、18、18の着脱・再施工を不要
とすれば、各ケーブル8、8、10の導体14、18、
18を直接圧縮接続することも可能である。すなわち、
導体14、18、18の接続方法については、導体1
4、18、18を直接ボルト締め接続する方法や所謂ク
サビ締付接続等、種々の変形例が考えられる。また、本
発明は、主として地中埋設用の高電圧電力ケーブルの分
岐接続用に使用されるが、架空配電用高圧電力ケーブル
にも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果を発揮できる。 (1)各ケーブルの導体の接続を絶縁筒の外部で行なうた
め、接続状態を目視で確実にチェックできる。 (2)各ケーブルの導体の接続部を1箇所として絶縁筒内
に収納するため、長さ方向の寸法について大幅なコンパ
クト化を推進できる。 (3)複数の分岐ケーブルサイズに対してゴムモールドス
ペーサを使用することなく対応可能である。 (4)接続後に解体して同一ケーブルの再接続が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電力ケーブルの分岐
接続構造による分岐接続方法の工程図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電力ケーブルの分岐
接続構造の断面図である。
【図3】上記方法および構造に用いられる絶縁筒の説明
図であり、図3(a) は正面図、図3(b) は側断面図(図
3(a) のX-X 線断面図)、図3(c) は背面図である。
【図4】上記絶縁筒の説明図であり、図3(b) のY-Y 線
断面図である。
【図5】従来例を示す電力ケーブルの分岐接続構造の部
分断面図である。
【図6】別の従来例を示す電力ケーブルの分岐接続構造
の部分断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁筒 4 幹線ケーブル挿入口 5 分岐線ケーブル挿入口 6 導体接続部 7 幹線側拡径支持心材 8 分岐線ケーブル 9 分岐線側拡径支持心材 10 幹線ケーブル 12 金属遮蔽層 16 金属遮蔽層 31 内部半導電層としての内部半導電性ゴムモールド
層 32 絶縁層としての絶縁ゴムモールド層 33 外部半導電層としての外部半導電性ゴムモールド
層 35 中央円筒部 37 班円部の中心 w 分岐線ケーブル挿入口の間隔 d1 拡径された分岐線側円筒部の外径寸法 d4 幹線側拡径支持心材の内径 d5 拡径された分岐線ケーブ挿入口の内径 d6 幹線側円筒部の内径 d7×2 半円部の内径寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 裕之 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 野沢 春樹 神奈川県横浜市中区弁天通1丁目1番地 東京電力株式会社神奈川支店内 (72)発明者 田沢 佐智夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 能條 仁志 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 千綿 直文 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 村上 賢一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 園部 渉 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5E085 BB06 BB11 CC03 CC05 DD09 DD13 GG11 GG16 JJ13 JJ16 JJ38 JJ40 5G355 AA03 BA01 BA08 BA14 BA15 5G375 AA02 BA26 BB43 CA02 CA19 CB07 CB19 CB38 DB13 DB32 DB33 DB42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属遮蔽層を有する高圧電力用ケーブル
    の分岐接続部を覆う多枝管状の絶縁筒を有し、該絶縁筒
    は、各ケーブルの導体接続部を囲繞する内部半導電層
    と、その内部半導電層の外側に被覆された絶縁層と、そ
    の絶縁層の外側に被覆され各ケーブルの金属遮蔽層を電
    気的に接続する外部半導電層とから一体成形され、且つ
    かかる絶縁筒は、各ケーブルの挿通口を拡縮自在とすべ
    く可撓性材料から成形された電力ケーブルの分岐接続構
    造。
  2. 【請求項2】 金属遮蔽層を有する1本の高圧電力用幹
    線ケーブルと金属遮蔽層を有する複数本の高圧電力用分
    岐線ケーブルとを接続する電力ケーブルの分岐接続構造
    であって、可撓性材料から形成され、その一端に幹線側
    円筒部を有すると共に他端に分岐線側円筒部を複数有す
    る多枝管状の絶縁筒と、上記分岐線側円筒部の分岐線ケ
    ーブル挿入口に挿抜され、その挿入時に分岐線ケーブル
    挿入口を分岐線ケーブルの外径よりも拡径する分岐線側
    拡径支持心材と、上記幹線側円筒部の幹線ケーブル挿入
    口に挿抜され、その挿入時に幹線ケーブル挿入口を拡径
    し上記分岐線ケーブル挿入口から挿入された各分岐線ケ
    ーブルを挿通させて絶縁筒の外部に導く幹線側拡径支持
    心材と、こうして絶縁筒の外部に導かれた各分岐線ケー
    ブルを幹線ケーブルに接続する導体接続部と、該導体接
    続部を幹線側拡径支持心材で拡径された幹線ケーブル挿
    入口を挿通させて絶縁筒内に移動させたときその導体接
    続部を収容すべく絶縁筒に形成された中央円筒部とを備
    え、上記絶縁筒は、上記導体接続部を囲繞する内部半導
    電層と、その内部半導電層の外側に被覆された絶縁層
    と、その絶縁層の外側に被覆され各ケーブルの金属遮蔽
    層を電気的に接続する外部半導電層とが一体成形された
    ものであることを特徴とする電力ケーブルの分岐接続構
    造。
  3. 【請求項3】 上記絶縁筒の中央円筒部は、所定間隔が
    隔てられた2個の半円部を直線で接続した陸上トラック
    状の断面に成形され、その半円部の中心が、上記分岐線
    ケーブル挿入口の中心と同一直線上にあり、上記半円部
    の内径寸法が、分岐線側拡径支持心材の挿入により拡径
    された分岐線ケーブ挿入口の内径以上に設定された請求
    項2記載の電力ケーブルの分岐接続構造。
  4. 【請求項4】 上記絶縁筒の分岐線側円筒部が、平行に
    2個形成され、各分岐線側円筒部の分岐線ケーブル挿入
    口の間隔が、それら挿入口に分岐線側拡径支持心材を挿
    入したときに拡径される分岐線側円筒部の外径寸法以上
    に設定された請求項2乃至3記載の電力ケーブルの分岐
    接続構造。
  5. 【請求項5】 上記幹線側拡径支持心材の内径は、各分
    岐線ケーブル挿入口の間隔と、それら挿入口に分岐線側
    拡径支持心材を挿入したとき拡径される分岐線ケーブル
    挿入口の内径とを加算した寸法に設定された請求項2乃
    至4記載の電力ケーブルの分岐接続構造。
  6. 【請求項6】 上記絶縁筒の幹線側円筒部の内径は、各
    分岐線側円筒部の分岐線ケーブル挿入口の間隔と、それ
    ら挿入口に分岐線側拡径支持心材を挿入したとき拡径さ
    れる分岐線ケーブル挿入口の内径とを加算した寸法の1
    /3以上に設定された請求項2乃至5記載の電力ケーブ
    ルの分岐接続構造。
  7. 【請求項7】 上記絶縁筒が、常温収縮性または加熱収
    縮性を有する請求項2乃至6記載の電力ケーブルの分岐
    接続構造。
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