JP2766320B2 - クランプ回路点検方法と点検用信号発生器 - Google Patents

クランプ回路点検方法と点検用信号発生器

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はクランプ回路、特にペデスタルレベルのク
ランプを行なっているクランプ回路の点検方法およびそ
れに使用される点検用信号発生器に関するものである。
(発明の概要) この発明は映像信号の直流レベルを固定するクランプ
回路の点検方法に関するもので、 クランプ回路動作の1つの基準電位となっている映像
信号の同期信号の底部(シンク・チップ)付近の信号位
置に、擬似的外乱ノイズ信号を重畳してこれを点検用信
号としている。
かくすることにより被点検映像機器クランプ回路の点
検を容易に行えるようにしている。
(従来の技術) 従来クランプ回路の点検方法としては、クランプ回路
を有する映像機器に、規定の映像信号を入力して、クラ
ンプ回路内で発生するクランプパルスのパルス幅、およ
びクランプバイアス(直流電位)などが規定値になって
いるかどうかを、オシロスコープなどで確認するという
方法でクランプ回路の点検を行っていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来のクランプ回路の点検方法は、クランプ回路を有
する映像機器に規定の映像信号を入力し、その出力をオ
シロスコープなどで観測するという単純な方法であっ
た。従ってこれは理想状態における点検であって、日常
おこり得る画像信号や同期信号のレベル低下や同期信号
の一部欠如といった理想状態からはずれた場合を考慮し
た点検方法ではなく、点検方法としては不十分であっ
た。
従って本発明の目的は、従来の点検方法のはんちゅう
を拡げ、理想状態から大幅にはずれた映像信号が入力さ
れた場合のクランプ回路動作点検の可能なクランプ回路
点検方法と点検用信号発生器とを提供せんとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明に係るクランプ回路
点検方法は、映像信号の直流レベルを固定するクランプ
回路を点検するにあたり、当該クランプ回路の基準電位
となっている映像信号を構成する同期信号のシンクチッ
プ近傍位置に、擬似的外乱ノイズ信号を重畳した映像信
号を作り、この信号を使用して前記クランプ回路の動作
を点検することを特徴とするものである。
また本発明に係るクランプ回路点検用信号発生器は、
映像信号の直流レベルを固定するクランプ回路を点検す
るために使用する信号を発生する信号発生器において、
クランプ回路の基準電位となっている映像信号を構成す
る同期信号のシンクチップ近傍位置に、擬似的外乱ノイ
ズを重畳した映像信号を作るため、当該信号発生器が、
レベル可変の前記擬似的外乱ノイズを発生する手段と、
入力映像信号より分離した同期信号から前記重畳のタイ
ミングをとる制御パルスを発生する手段と、当該制御パ
ルスの制御に基づき前記入力映像信号に前記擬似的外乱
ノイズを重畳する切換えスイッチ手段とを具えたことを
特徴とするものである。
(作 用) すなわち本発明によれば、テレビジョン映像信号を構
成する同期信号のシンクチップ近傍位置に、レベルや時
間幅可変の擬似的外乱ノイズ信号を重畳した映像信号を
作り、これを用いてクランプ回路の点検をするので、容
易に理想状態からはずれた映像信号が入力された場合の
クランプ回路の動作点検を行うことができる。
(実施例) 以下添付図面を参照し実施例により本発明を詳細に説
明する。
第1図は、本発明に係るクランプ回路点検用信号発生
器の実施例構成ブロック線図を示し、第2図は、第1図
示構成各部の信号波形図を示すが、本発明は上記構成例
に限定されるものではない。
本発明に係る実施例の構成は、第1図によれば、入力
端子1より入力された映像信号を切り替えるビデオスイ
ッチSWAと、入力端子2より入力された黒信号のペデス
タルレベルを変化させるベデスタルレベル調整回路3、
およびその信号出力を切り替えるビデオスイッチSWB
と、両ビデオスイッチSWA,SWBの出力信号を切り替える
ビデオスイッチSWC、これらビデオスイッチを制御する
制御信号を作るための同期分離回路4、Hタイム調整回
路5、Vタイム調整回路6、切り替え信号発生回路7を
具えている。
ビデオスイッチSWAに入力されている映像信号(a)
は、被点検映像機器において日常使用されている映像信
号(例えばカラーバー信号)で、ビデオスイッチSWBに
入力されている信号(b)は黒信号のペデスタルレベル
をペデスタルレベル調整回路3により0V以下のレベルに
変化させた信号(c)である。
2つのビデオスイッチSWA,SWBとその出力信号が入力
されているビデオスイッチSWCの切り替えを行うビデオ
スイッチ制御信号(h)は、映像信号入力を分岐して同
期分離回路4で、水平同期信号(d)と垂直同期信号
(f)を分離して取り出し、それぞれにHタイム調整回
路5、Vタイム調整回路6にて任意の遅延時間を与えた
パルス信号(e),(g)に変換し、これら両パルス信
号を合成して作っている 次に第1図にブロック線図で示すクランプ回路点検用
信号発生器の動作について説明する。
入力映像信号(波形a)を同期分離回路4を介して分
離した水平同期信号(d)、垂直同期信号(f)は、そ
れぞれHタイム調整回路5、Vタイム調整回路6に入力
され、そこでそれぞれの同期信号をトリガ信号として動
作する単安定マルチバイブレータの組み合わせ回路で、
同期信号のタイミングを遅らせ、さらにその遅れた同期
信号を再トリガとして単安定マルチバイブレータを動作
させ、各々の同期信号の幅よりも短いパルス幅を有する
パルス信号(e),(g)を作っている。そしてこれら
両パルス信号が切り替え信号発生回路7に入力され、合
成され、ビデオスイッチSWA,SWB,SWCを切り替えるのに
十分な電位を有するパルス信号(h)に変換される。
映像信号を切り替えるビデオスイッ群は第1図に示さ
れているように、通常スイッチSWAは普通の映像信号が
入力されているA1側に、スイッチSWBはアースに接続さ
れているB1側に、そしてスイッチSWCはスイッチSWAの出
力が接続されているC1側にそれぞれ接続されており、被
点検映像機器8には普通の映像信号が入力されている。
上述の状態はそれぞれのビデオスイッチの制御端子に
制御信号(h)が到来するまで保たれ、制御端子に制御
信号(h)が到来している間はスイッチSWAはA2側に、
スイッチSWBはB2側に、スイッチSWCはC2側に接続され被
点検映像機器にはペデスタルレベル調整回路3により調
整されたペデスタルレベル以下の黒信号が入力される。
この時Hタイム調整回路5とVタイム調整回路6を調
整して、例えば入力映像信号(a)の同期信号付近でそ
れぞれのビデオスイッチを切り替えるようにすると、入
力映像信号(a)の同期信号の底(シンクチップ)付近
の位置に、信号(c)が合成された信号(i)のような
合成映像信号になり、この映像信号(i)が被点検映像
機器8に入力されるようになる。
かくて被点検映像機器への入力とその出力をオシロス
コープなどで観察しながら、ペデスタルレベル調整回路
3を調整して合成映像信号(i)の同期信号部分をさら
に負方向に伸長していくと、クランプ回路の安定動作範
囲の狭い映像機器では同期信号を若干伸長しただけで、
ミスクランプを起すのがオシロスコープ上で確認でき
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明してきたように、本発明クランプ回路
点検方法によれば、従来方法では実現できなかった、理
想状態からはずれた映像信号が入力した場合におけるク
ランプ回路の点検が簡単にできるようになった。
これにより本発明点検用信号発生器を用いて映像機器
のクランプ回路を事前に点検し、例えば同期信号の変動
にどの程度まで耐えられるかといったことを把握してお
けば、放送局など複数の映像機器が集合して一つの動作
をしているE−81運行装置などで、ミスクランプが発生
した場合にどの映像機器に原因があるのかをある程度推
測できるようになる利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るクランプ回路点検用信号発生器
実施例構成のブロック線図を示し、 第2図は、第1図示構成各部の信号波形図を示す。 1……入力映像信号入力端子 2……黒信号入力端子 3……ペデスタルレベル調整回路 4……同期分離回路、5……Hタイム調整回路 6……Vタイム調整回路 7……切り替え信号発生回路 8……被点検映像機器への出力端子 SWA,SWB,SWC……各切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H04N 17/00 - 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の直流レベルを固定するクランプ
    回路を点検するにあたり、当該クランプ回路の基準電位
    となっている映像信号を構成する同期信号のシンクチッ
    プ近傍位置に、擬似的外乱ノイズ信号を重畳した映像信
    号を作り、この信号を使用して前記クランプ回路の動作
    を点検することを特徴とするクランプ回路点検方法。
  2. 【請求項2】映像信号の直流レベルを固定するクランプ
    回路を点検するために使用する信号を発生する信号発生
    器において、クランプ回路の基準電位となっている映像
    信号を構成する同期信号のシンクチップ近傍位置に、擬
    似的外乱ノイズを重畳した映像信号を作るため、当該信
    号発生器が、レベル可変の前記擬似的外乱ノイズを発生
    する手段と、入力映像信号より分離した同期信号から前
    記重畳のタイミングをとる制御パルスを発生する手段
    と、当該制御パルスの制御に基づき前記入力映像信号に
    前記擬似的外乱ノイズを重畳する切換えスイッチ手段と
    を具えたことを特徴とするクランプ回路点検用信号発生
    器。
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