JP2765599B2 - デイスク駆動装置 - Google Patents

デイスク駆動装置

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JP2765599B2 JP16249391A JP16249391A JP2765599B2 JP 2765599 B2 JP2765599 B2 JP 2765599B2 JP 16249391 A JP16249391 A JP 16249391A JP 16249391 A JP16249391 A JP 16249391A JP 2765599 B2 JP2765599 B2 JP 2765599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デイスク状に形成さ
れた情報記録媒体に対して情報の記録および/または再
生をおこなうハードデイスク装置やコンパクトデイスク
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体、例えば円板状に形成され
た磁気記録媒体(以下、磁気デイスクと称する)を回転
駆動して情報の記録および/または再生をおこなうデイ
スク駆動装置には種々の形式のものが知られているが、
特に小型で多くの情報量を必要とするものについては、
ハードデイスク装置とも称されるデイスク駆動装置が多
く採用されている。このハードデイスク装置は、硬質の
円板の表面に磁気記録層を形成した磁気デイスクを高速
で回転させ、磁気ヘツドを磁気デイスク表面に浮上させ
て記録/再生をおこなうようになつている。
【0003】図8は磁気デイスク(ハードデイスク)駆
動装置のブロツク図を示し、磁気デイスク駆動装置37
にはCPU23が設けてあり、このCPU23にはイン
タフエイス回路21、サーボタイミング発生器25、ト
ラツクレジスタ26、A/D変換器27、D/A変換器
28及びスビンドルモータドライバ35が、それぞれ互
いに信号の授受が可能に接続されている。また、インタ
フエイス回路21には、ホストコンピユータ20、バツ
フアRAM22及びデータ処理回路24が、それぞれ互
いに信号の授受が可能に接続され、サーボタイミング発
生器25の出力端子は、データ処理回路24、パルス検
出器31及びピーク検出器33に接続されている。前記
D/A変換器28の出力端子はアナログ補正回路32に
接続され、アナログ補正回路32の出力端子は、VCM
ドライバ30に接続され、VCMドライバ30の出力端
子はVCM17に接続されている。前記スピンドルモー
タドライバ35は、磁気デイスク7を駆動するスピンド
ルモータ36に、互いに信号の授受が可能に接続されて
いる。
【0004】また、磁気ヘツド9にR/Wアンプ38
が、互いに信号の授受が可能に接続され、R/Wアンプ
38はパルス検出器31に接続され、パルス検出器31
の出力端子はデータ処理回路24、サーボデコーダ29
及びピーク検出器33に接続されている。さらに、デー
タ処理回路24の出力端子はR/Wアンプ38に接続さ
れ、サーボデコーダ29の出力端子はトラツクレジスタ
26とサーボタイミング発生器25に接続され、ピーク
検出器33の出力端子はA/D変換器27に接続されて
いる。
【0005】次に、前記磁気デイスク駆動装置の動作の
概略を説明する。
【0006】非運転状態からホストコンピユータ20に
送電され、磁気デイスク駆動装置37の運転が開始され
ると、ホストコンピユータ20から0トラツクリストア
の指令が出され、この指令はインタフエイス回路21を
介してCPU23に入力される。この指令に基づいてC
PU23からD/A変換器28に、リストア信号が入力
されこのリストア信号がアナログ補正回路32を介して
VCMドライバ30に供給され、VCMドライバ30か
らのドライバ信号によつて、VCM17が作動して磁気
ヘツド9に対して0トラツクリストアが実行される。
【0007】この待機状態からシーク指令がホストコン
ピユータ20から発せられると、インタフエース回路2
1を介してシーク指令がCPU23に入力され、CPU
23からのシーク信号が、D/A変換器28及びアナロ
グ補正回路32を介してVCMドライバ30に与えら
れ、ターゲツトトラツクにシークするような電流がVC
M17に供給され、シーク動作を開始する。同時に、C
PU23から駆動指令がスピンドルモータドライバ35
に与えられ、スピンドルモータドライバ35からの駆動
信号によつて、スピンドルモータ36が回転し磁気デイ
スク7が回転する。
【0008】次に、この種のハードデイスク装置に使用
されているセクタサーボ方式のデータの読み出し工程を
説明する。
【0009】スピンドルモータドライバ35に磁気デイ
スク回転指示がCPU23から与えられると、スピンド
ルモータ36に通電され、磁気デイスク7が回転する。
磁気デイスク7が回転すると、その主面近傍の空気が磁
気デイスク7と共に回転しその風圧で、磁気ヘツド9は
磁気デイスク7の主面上に0.1μm程度の間隔で浮上
する。
【0010】磁気ヘツド9のR/Wギヤツプは、磁気デ
イスク7上の磁化パターンによる磁力線を磁気ヘツドコ
ア内に取り込む。磁化パターンの磁気的な変化は、磁気
ヘツドコアに取り込まれた磁力線にも変化を与え、その
変化は、磁気ヘツドコアに巻かれたコイルに、読み出し
電圧を発生させる。この読み出し電圧は、たいへん微妙
なので、R/Wアンプ(Amp)38によつて増幅され
る。この読み出し電圧は、一定の電圧範囲内で時間と共
にアナログ的に増減する。R/WAmp38によつて増
幅された読み出し電圧は、パルス検出器31に送られ、
ここで正負の電圧ピークに対応したパルスを有するパル
ス信号に変換される。このパルス信号は、サーボデコー
ダ29に送られ、まず、磁気デイスク7上の磁化パター
ンの中から、SERVO SYNC FIELD領域の
検出を行う。この検出は、まず、30回連続する4Tパ
ターンのSERVO PREAMBL領域の検出を行う
ことから始まる。4Tパターンとは4単位時間毎に1回
のパルスを有するパターンであつて、後述するデータ領
域には発生し得ないパターンである。このパターンが検
出されたなら、次に、SERVO AM(アドレスマー
ク)領域の検出を行う。
【0011】ここで、サーボ領域(SERVO AM,
IMDEX BIT,SERVOADDRESS)内で
用いている特殊なコードについて説明しておく。この領
域内では、6単位時間の5番目の単位時間に1つのパル
スを有するパターンを“1”とし、6単位時間の2番目
の単位時間に1つのパルスを有するパターンを“0”と
コード化している。このコードによつて“1010”と
読み出せれば、SERVO AM領域の検出をできたこ
ととし、サーボデコーダ29は、サーボタイミング発生
器29に検出を通知する。サーボタイミング発生器29
は、このSERVO AMの検出された時を時間的な基
準として、これに続く複数の領域の検出タイミングを設
定し、後述するピーク検出器33等に検出命令信号を送
信する。
【0012】続く領域の、INDEX BIT(インデ
ツクスビツト)領域は、デイスク7の1周に1つのセク
タでのみ、上述のコードの“1”が書き込まれており、
他のセクタではコード“0”が書き込まれている。
【0013】さらに続く領域のSERVO ADDRE
SS領域は、トラツク番号を図4に示すようなグレイコ
ードに変換し、さらに上述のコード12BITに変換さ
れて書き込まれている。ここでグレイコードとは、自然
数に対応するコードであつて、“0”と“1”の2値で
構成され、前後の数との間で、1つのビツトのみ変化す
るコードである。
【0014】サーボデコーダ29で読み出されたトラツ
ク番号は、トラツクレジスタ26に保管され、CPU2
3から常時参照可能となつている。
【0015】さらに続く領域のA BURST(バース
ト)領域の2つの領域は、磁気デイスク7上では、半径
方向にずれて書き込まれており、1方が内周側、他方が
外周側に位置する。また書き込まれた領域の側端部は、
トラツクの中心線に接している。この2つの領域の読み
出し電圧が等しければ、磁気ヘツド7がトラツクに正し
くセンタリングされていることになり、等しくないとき
は、その差に応じて、磁気ヘツド7がトラツクからずれ
ているオフトラツク量を知ることができる。
【0016】この2つの領域の読み出し電圧は、アナロ
グのままピーク検出器に送られる。ピーク検出器33
は、上述のようにサーボタイミング発生器25から検出
命令信号を受けると、その瞬間の読み取り電圧を保持
し、A/D変換器27に送る。A/D変換器27はこの
保持された読み出し電圧をデジタル値に変換して、CP
U23から参照可能としておく。CPU23は適当なタ
イミングでこのデジタル値を読み取ることにより、A
BURST領域、B BURST領域の2つの領域の読
み出し電圧を知ることができ、それによつてオフトラツ
ク量を算出することができる。算出されたオフトラツク
量が所定の量を超えていた場合は、CPU23は、補正
のためにVCM17に通電すべき電圧と時間を算出し、
D/A変換器28に信号を送る。D/A変換器28は、
アナログ電圧信号に変換して、アナログ補正回路32に
送る。アナログ補正回路32では、受け取った電圧値を
時間的に微分及び積分し、周知の負帰還安定化理論に従
って、受け取った電圧値に補正を加える。補正後の電圧
値はVCM(ボイスコイルモータ)ドライバ30に送ら
れ、ここで増幅されて、VCM17のコイルに電流が流
される。VCM17のコイルに流された電流は、VCM
17の永久磁石による電磁場中を流れるので、フレミン
グの法則による力を発生し、この磁気ヘツド9を磁気デ
イスク7の半径方向に移動させる。
【0017】上述の算出されたオフトラツク量が所定の
量以下であつたときは、DATAAREA領域での読み
出し電圧が、パルス検出器31によつて、パルス化さ
れ、データ処理回路24で、2−7逆変換されて通常の
シリアル信号となり、インタフエイス回路21に送られ
る。インタフエイス回路21はDATA AREA領域
内の、セクタ情報から、所望のセクタを判別し、そのセ
クタのデータを一旦バツフアRAMに蓄積して、ホスト
システム(HOST)20に送信する。
【0018】次に、磁気ヘツド9をトラツク間移動させ
る工程を説明する。
【0019】ホストシステム20は、読み出し又は書き
込みの必要なデータ領域の番号をインタフエイス回路2
1に指示する。インタフエイス回路21は指示されたデ
ータ領域の番号をトラツク番号,セクタ番号に翻訳し、
トラツクの移動が必要なら、CPU23にその指示を送
る。CPU23はVCM17に通電する電流を算出し、
D/A変換器に送り、上述のように、アナログ補正回路
32,VCMドライバ30を経由してVCM17に通電
されて電磁気力が発生し、磁気ヘツド9が磁気デイスク
7半径方向に移動開始する。
【0020】磁気ヘツド9の移動中も、上述のように、
SERVO ADDRESS領域の読み出し信号によつ
て、CPU23はトラツク番号を知ることができる。ト
ラツク番号は磁気ヘツド9が各セクタの先頭付近の領域
を通過したときにのみ知ることができる。そこで、CP
U23は離散的に得られるトラツク番号から、磁気ヘツ
ドの移動速度を算出し、意図した速度との差からVCM
17通電電流を補正する。また、トラツク番号から加速
を中止して惰性で磁気ヘツドを移動させたり、逆方向に
VCM17に通電することによつて減速させる等の判断
を行う。
【0021】さらに目的とするトラツクに近づいたな
ら、A BURST領域、B BURST領域の読み出
し電圧値から算出されるオフトラツク量も参照して、速
やかに磁気ヘツド9の移動が完了して静止するように制
御する。
【0022】なお、磁気ヘツド9の移動速度が、SER
VO ADDRESS領域の通過中に、磁気デイスク7
半径方向に2トラツク幅以下の移動に留まるものである
なら、移動中のトラツク番号は、±1トラツクの精度で
得ることができる。
【0023】これは、SERVO ADDRESS領域
はグレイコードによつてトラツク番号が書いてあり、グ
レイコードには上述のように、前後の数との間で、1つ
のビツトのみ変化するコードであることによる。
【0024】図5は磁気デイスクのフオーマツトを示
し、磁気デイスク(以下、デイスクと略称する)7の表
面の磁性層には浮上保障領域Fが形成され、この浮上保
障領域FはさらにインナーガードバンドIGB、データ
が記録されないインヒビツトゾーンI、データが記録さ
れるデータゾーンDおよびアウタガードバンドOGBと
からなり、データゾーンDの最外周(アウター)が0ト
ラツクである。デイスク7の該浮上保障領域Fはまた半
径方向に多数のセクタに分割されており、インデツクス
信号検出位置に近い回転方向R下流側のセクタはサーボ
情報が書き込まれている。この領域はライトプロテクト
領域として書き込みが出来ないようになつている。
【0025】図7は従来のサーボフオーマツトを示す説
明図で、1つのセクタのライトプロテクトされた領域に
は、デイスク回転方向(矢印R方向)上流からシンクフ
イールド(SYNCFIELD)40と、インデツクス
ビツト41とトラツクアドレス・フイールド42と、千
鳥状に形成された公知のAバースト43並びにBバース
ト44とからなるサーボ信号45が設けられている。シ
ンクフイールド40はトラツクアドレス読み取りに先だ
ち、読み取り回路中のVFO(PLL)をロツクさせる
ために使用する。トラツクアドレスは、各トラツクがハ
ードデイスク全体のトラツクの中のどのトラツクに該当
するかの番号すなわちアドレスを示すもので、サーボ信
号45は、Aバースト43およびBバースト44からの
出力差を検出して対象となるトラツクの中央への位置決
めを行うためのものである。上記トラツクアドレスと、
サーボ信号45は、プリフオーマツト時に書き込まれ、
この後、オーバライトによつて消去されないようにライ
トプロテクトがかけられる。サーボ信号45の後には、
データ・フイールド47が続き、データ・フイールド4
7にはデータが書き込まれる。
【0026】図6は各セクタとセクタパルスとインデツ
クスパルスとを示す説明図である。読み取りエラー等に
よる誤つたインデツクス出力を防ぐため、起動時に特定
トラツク上でインデツクスを確認し、その後はセクタパ
ルスをカウントして一周に一回出力するようにしてい
る。従つて、全トラツクでインデツクスビツトを持つて
いる必要はない。
【0027】なお、INDEX BITの1/0だけ
で、インデツクスを作ると、読み取りエラーや、デイス
ク上の欠陥があつた場合、インデツクスが出ないとか、
1周に複数のインデツクスが出てしまい、基準としての
用をなさない。従つて、上記のような方法で確実にイン
デツクスを作つている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、トラツクアドレス42(12ビツト)とは別に
1ビツトのインデツクスビツト41を必要としていたの
で、インデツクスビツトがある分、サーボ部が長くな
り、データ部のフオーマツトが短かく使用効率が低かつ
た。また、サーボ部が長い分、回転待ちが長くなり、回
転数を上げる上で障害となつていた。
【0029】本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これ
を解決すべくなされたもので、その目的は、サーボ部を
削減してデータ部のフオーマツトに余裕を与え、また、
サーボ部の短縮分、回転数を上げ、回転待ちを削減する
ことができるデイスクの駆動装置を提供することにあ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、データが記録されるデータ領域と、この
データ領域の外周側あるいは内周側に位置し、データが
記録されないガードバンド領域とを有するデイスク状の
情報記録媒体と、この情報記録媒体を回転駆動する回転
駆動手段と、該情報記録媒体に対して情報の書込みまた
は読出しをおこなうヘツド装置と、ヘツド装置を移送す
る移送手段とを備えたデイスク装置において、前記ガー
ドバンド領域でのトラツクアドレスの最上位ビツトにイ
ンデツクス位置が書き込まれている構成にしてある。
【0031】
【作用】前記手段により、最外周あるいは最内周のガー
ドバンドエリアでは、アドレスの最上位は“0”あるい
は“1”なので、このアドレス最上位を“1”あるいは
“0”にすることによつてインデツクスビツトとする。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0033】図1は本発明に係るデイスク駆動装置に使
用する磁気デイスクのフオーマツトを示す説明図、図2
はフローチヤート、図3はタイミングチヤートである。
尚、図4〜図8で説明した部分と同一、あるいは同一と
みなせる部分については、同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0034】図1において、一つのセクタのライトプロ
テクトされた領域には、デイスク回転方向(矢印R方
向)上流からシンクフイールド(SYNCFIELD)
40と、トラツクアドレス・フイールド42と、千鳥状
に形成された公知のAバースト43並びにBバースト4
4とからなるサーボ信号45が設けられている。サーボ
信号45の後には、データ・フイールド47が続き、デ
ータ・フイールド47にはデータが書き込まれる。この
トラツクアドレス・フイールド42は従来と同様に12
ビツトで構成され、かつ、インデツクスビツトも兼ねて
いる。
【0035】即ち、トラツクアドレスは、例えば、アウ
ター側では、アドレス最上位が0のままである。従つ
て、セクタ0の位置でこのアドレス最上位ビツトをイン
デツクスに使用している。また、インナー側では、アド
レス最上位が1のままであり、セクタ0の位置で、この
アドレス最上位ビツトをインデツクスビツトに使用でき
る。また、同様に、ある範囲で一定となるビツトを使用
することが可能である。但し、実際に使用されるデータ
ゾーンをインデツクスとして兼用すると、インデツクス
ビツトを判別する処理が煩雑になるので、アウター,イ
ンナー側のガードバンドエリアで行うことが望ましい。
【0036】なお、通常、アウターの方が高出力が得ら
れ、読み出し精度が良いので、アウターガードバンドが
最も好ましい。
【0037】次に、前記デイスク駆動装置の動作につい
て図2を参照して説明する。この実施例では1回転72
セクタとなつている。
【0038】図2で、ステツプS1ではリキヤリブレー
シヨン(各種定数設定)を実行し、磁気ヘツドをインデ
ツクス検出用シリンダ(cly)へ移動し(S2)、1
00セクタ以内にインデツクスビツトを検出できた場合
(S3でY)、もう1回転させて続く71セクタ(1回
転−1セクタ)以内にもう一度インデツクスビツトが立
つたか判断する(S4)。インデツクスビツトが立たな
ければ(S4でY)、正常にインデツクス信号を検出で
きたので、S5でハードウエアインデツクス出力に切り
換え(IDXビツトセクタ:セクタ0)、リキヤリブレ
ーシヨン前のシリンダに戻る(S6)。一方、100セ
クタ以内にインデツクスビツトを検出できないときは
(S3でN)、ヘツドを次のシリンダヘシークし(S
7)、インデツクス検出Max(例えばアウターガード
バンドエリア内)シリンダを越えた場合(S8でY)は
エラーとなり、また、インデツクス検出Maxシリンダ
を越えていなければ(S8でN)、S3へ進み、インデ
ツクスビツトの検出動作を繰り返す。インデツクスビツ
トを検出できない場合、次のシリンダへシークするだけ
でなくヘツドの切り換えと合わせて行ってもよい。つま
り、複数のヘツドのうち、他のヘツドを選択使用してイ
ンデツクスビツトを検出するようにしてもよい。尚、図
3はS5で出力されるインデツクス出力を示す説明図
で、セクターパルスをカウントし、0セクタ位置で、セ
クターパルスと同じパルスを出力する。
【0039】最外周、あるいは最内周のガードバンドエ
リアでは、アドレスの最上位は“0”あるいは“1”な
ので、このアドレス最上位を“1”あるいは“0”にす
ることによつてインデツクスビツトに兼用し、従来のよ
うに独立に1ビツトのインデツクスビツトを設けること
がなくなり、その分の1セクタのサーボデータエリアを
短かく(例えば、0.25μs)できることになる。し
たがつて、サーボ部を削減してデータ部のフオーマツト
に余裕を与え、また、サーボ部の短縮分、回転数を上
げ、回転待ちを削減することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーボ部を削減してデータ部のフオーマツトに余裕を与
え、また、サーボ部の短縮分、回転数を上げ、回転待ち
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデイスク駆動装置に使用する磁気
デイスクのフオーマツトを示す説明図である。
【図2】動作手順を示すフローチヤートである。
【図3】タイミングチヤートである。
【図4】自然数とグレイコードの変換表を示す図であ
る。
【図5】従来の磁気デイスクのフオーマツトを示す説明
図である。
【図6】従来のインデツクスパルスのタイミングチヤー
トである。
【図7】従来のサーボフオーマツト部分を示す説明図で
ある。
【図8】磁気デイスク駆動装置のブロツク図である。
【符号の説明】
7 磁気デイスク 42 トラツクアドレス・フイールド IGB インナーガードバンド OGB アウターガードバンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141975(JP,A) 特開 平4−337566(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10 - 20/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録されるデータ領域と、この
    データ領域の外周側あるいは内周側に位置し、データが
    記録されないガードバンド領域とを有するデイスク状の
    情報記録媒体と、この情報記録媒体を回転駆動する回転
    駆動手段と、該情報記録媒体に対して書込みまたは読出
    しをおこなうヘツド装置と、ヘツド装置を移送する移送
    手段とを備えたデイスク駆動装置において、前記ガード
    バンド領域でのトラツクアドレスの最上位ビツトにイン
    デツクス位置が書き込まれていることを特徴とするデイ
    スク駆動装置。
JP16249391A 1991-06-07 1991-06-07 デイスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2765599B2 (ja)

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