JP3123710B2 - ディスク装置、トラック位置決め方法及び位置誤差信号生成方法 - Google Patents

ディスク装置、トラック位置決め方法及び位置誤差信号生成方法

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JP3123710B2
JP3123710B2 JP09195545A JP19554597A JP3123710B2 JP 3123710 B2 JP3123710 B2 JP 3123710B2 JP 09195545 A JP09195545 A JP 09195545A JP 19554597 A JP19554597 A JP 19554597A JP 3123710 B2 JP3123710 B2 JP 3123710B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59627Aligning for runout, eccentricity or offset compensation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ(HDD)等に用いられるディスク装置、トラッ
ク位置決め方法及び位置誤差信号生成方法に係り、詳細
には、磁気ヘッドを目標トラックの中心に位置決めする
ディスク装置、トラック位置決め方法及び位置誤差信号
生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の外部記憶装置として用い
られるハードディスクドライブ(HDD)では、より一
層の小型化及び信頼性が要求される。
【0003】一般的なハードディスクでは、同心円状に
データ・トラックが形成されている。磁気ディスクに対
する情報の読み取りまたは書き込みは、シーク動作、す
なわち磁気ディスクを回転させると共に、磁気ヘッドを
磁気ディスクの半径方向に略沿って移動させて特定のデ
ータ・トラックに位置決めした後に行われる。
【0004】磁気ヘッドを特定のデータ・トラックに位
置決めするには、磁気ディスクに予め記録されたヘッド
位置識別情報及びバーストパターンを磁気ヘッドによっ
て各々読み取ることによって行う。
【0005】図7は磁気ディスクのデータ領域及びサー
ボ領域を概略的に示す図である。
【0006】図7に示すように、磁気ディスク10には
データ領域11、サーボ領域12が各々区分されて形成
され、磁気へッドが、これらのサーボ領域12に記録さ
れたサーボ・データに基づいてディスク上の位置を認識
し、所定の位置のデータ領域にデータを書き込み、また
読み取るものである。
【0007】図8は磁気ディスク上に記録されたへッド
位置識別情報及びバーストパターンの一部を示す図であ
る。
【0008】図8において、磁気ディスクは円周方向
(図8矢印F方向)に沿って回転し、図示しない磁気ヘ
ッドは磁気ディスクの半径方向(図8矢印G方向)に略
沿って移動する。磁気ディスクにはデータが記録される
複数のデータ・トラック20A,20Β,20C,…が
同心円状に形成されている。データ・トラックは円周方
向に沿って配置されており、隣り合うデータ・トラック
の間に識別情報記録領域21及びバーストパターン記録
領域22が形成されている。
【0009】ヘッドの位置識別情報である、シリンダ
(CYL)及びセクタ(SEC)位置情報は、識別情報
記録領域21のグレイ・コード(Cyclic binary code:
巡回2進符号)に含まれる。このグレイ・コードに続い
て、へッド位置のトラックに対する微調整用信号を提供
するバーストパターン領域22がディスク上に記録され
ている。これらのサーボ・データの読み取りによって、
磁気へッドは所定トラックに位置決めされる。
【0010】各データ・トラックには、自身を識別する
ためのトラックアドレスが予め付与されている。識別情
報記録領域21には、対応するデータ・トラックのトラ
ックアドレスをグレイ・コードで表した所定ビット数の
識別情報が記録されている。また、バーストパターン記
録領域22には、信号が記録された領域(図8ハッチン
グ参照)が各々ディスク半径方向に沿って配列された複
数本(図8では4本)のバーストパターン列22A,2
2B,22C,22Dが記録されている。
【0011】磁気ヘッドを所定のデータ・トラックに位
置決めする際、へッドが識別情報記録領域21に対向す
る度に磁気へッドから出力される識別情報読み取り信号
に基づいて、磁気へッドが対向しているデータ・トラッ
クのトラックアドレスを算出する。
【0012】図9は磁気ディスクのグレイ・コードを説
明するための図である。
【0013】識別情報は、より詳しくは図9(Α)に示
すように、1ビットのデータの記録長さ(図9(Α)の
L)が予め定められており、トラックアドレスを表すグ
レイ・コードの各ビットの値が「0」か「1」かに応じ
て、各ビットに対応する長さLの記録範囲の中のNまた
はSに磁化される部分の位置が異なるように記録されて
いる。
【0014】例えば、図9(Α)に示すデータ・トラッ
クNの識別情報記録領域を磁気ヘッドが通過すると、図
9(B)に示すようにNまたはSに磁化された部分でパ
ルスが生じる。また、図9(A)に示すデータ・トラッ
クN+1の識別情報記録領域を磁気へッドが通過する
と、図9(C)に示すようにNまたはSに磁化された部
分でパルスが生じる。
【0015】これらの識別情報読み取り信号のパルスの
位置に基づいて識別情報記録領域に記録されたグレイ・
コードの値を判別することができ、判別したグレイ・コ
ードをバイナリ・コードに変換することによってトラッ
クアドレスを得ることができる。例えば、図9(Β)の
パルス列からはグレイ・コード(100)が判別され、
それをさらに変換することによってバイナリ・コード
(111)が得られる。また、図9(C)のパルス列か
らはグレイ・コード(000)が判別され、それをさら
に変換することによってバイナリ・コード(000)が
得られる。
【0016】磁気ヘッドが目的のデータ・トラックに到
達したと判断すると、磁気へッドによりバーストパター
ン記録領域22の複数本のバーストパターン列を各々読
み取ることによって得られる複数の信号の和を解析し
て、磁気へッドの位置に応じてリニアにレベルが変化す
る位置検出信号を生成する。この位置検出信号に基づい
て磁気ヘッドのギャップのセンタが目的のデータ・トラ
ックの幅方向中央に位置するように磁気ディスクを位置
決めする。
【0017】上述したようにセクター・サーボ方式の磁
気ディスク装置では、磁気ヘッドを磁気ディスク上の目
標のトラックに移動させるシーク動作が行われる。この
シーク動作には、磁気ディスクに予め記録されているサ
ーボデータを磁気ヘッドで読み出し、この読み出したサ
ーボデータに基づいて磁気ヘッドを磁気ディスク上の目
標トラックに移動させる速度制御があり、さらに、磁気
ヘッドが目標トラックに近付いたところで、磁気ヘッド
で読み出したバーストパターンに基づいて磁気ヘッドを
目標トラック上に移動させる過度制御がある。また、磁
気ヘッドを目標トラックの中心に位置させるトラッキン
グ制御がある。なお、トラッキング制御でも磁気ディス
ク上の目標トラックから磁気ヘッドで検出したバースト
パターンに基づいて磁気へッドを移動させることによっ
て、磁気ディスクにおける目標トラックの中心に位置さ
せている。すなわち、磁気ヘッドにオフトラックが生じ
た際に、そのズレ(変位)を補正してオントラックに制
御するトラッキング制御が行われている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記磁気デ
ィスク装置において、磁気ディスクの表面に形成した磁
性層が欠落したり、磁性層の形成時にゴミが付着したり
すると、その部分がデータの高密度記録化に伴って、欠
陥として顕在化し易くなってくる。磁気ヘッドのトラッ
クへの位置決めのために用いられ、磁気ヘッドのトラッ
クの中心からの位置ずれ量を得るための位置情報である
バーストパターンの記録領域にこの欠陥が発生すると、
バーストパターンが磁気ヘッドにより正しく読み出され
なくなるので、その結果、磁気ヘッドが目標トラック上
の中心から位置ずれしていると誤検出してしまうことが
ある。
【0019】上記セクター・サーボを用いたHDD(ハ
ード・ディスク・ドライブ)において、サーボの位置情
報であるPES(Position Error Signal:位置誤差信
号)を作成するためのバーストパターンに損傷がある場
合、誤ったPESによって、サーボは誤った修正動作を
してしまう。したがって、バーストパターンに損傷があ
る場合には、これを不良セクターとする。この不良セク
ターは、違う場所に振り替えて書き込まれるが、振り替
えセクターも数が限られているうえ、シーク動作を行わ
なければならないためにHDDのパフォーマンス低下の
要因となる。
【0020】図10はバーストパターンに損傷がある場
合に誤ったPESによってサーボが誤った修正動作をし
てしまう状態を説明するための図である。
【0021】図10中、n−2,n−1,n,n+1,
…は、サーボを表しており、サーボnにおいて、バース
トパターンに損傷があるとする。すると、サーボnにお
いて、PESは誤って作成され、図10に示すようにP
ESの値が、それ以前のサーボn−1,n−2に比較し
て大きく異なった値をとる。このため、リード/ライト
へッドにオフトラック動作が起こり、さらに、この位置
からトラック中央に修正動作をするためには、図10に
示すように、数サーボ・セクターが必要になる。現在の
HDDでは、大容量化に伴い、一つのサーボ・セクター
に複数のデータ・セクターが存在するため、大量の不良
セクターが発生する。この不良セクターは、違う場所に
振り替えて書き込まれるが、振り替えセクターも数が限
られているうえ、シーク動作を行わなければならないた
めにHDDのパフォーマンス低下の要因となる。
【0022】従来では、このような損傷がバーストパタ
ーンにある場合には、そのバーストパターンから得られ
るPESを使わず、誤った修正動作を引き起こさないよ
うに、速度や位置に変化が無かったかのようなダミーの
PESを用いる手法がとられてきた。
【0023】しかしながら、このような従来のダミーの
PESを用いる方法では、損傷があるバーストパターン
から得られるPESを使用しないだけであって正しい位
置や速度が不明なため、誤ったデータを読み出してしま
ったり、オフトラックしてデータを書き込んでしまい隣
のトラックのデータを壊してしまうおそれがあった。
【0024】本発明は、損傷のあるバーストパターンを
使うことなく適当なPESを作成して間違った修正動作
を起こさないようにすることができ、不良セクターを減
らすことにより振り替えセクターを減らしてパフォーマ
ンスの劣化を抑えることができるディスク装置、トラッ
ク位置決め方法及び位置誤差信号生成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、複数のトラックのそれぞれに少なくとも1対のバー
ストパターンを記録したディスクから読み出されたバー
ストパターンの振幅レベルを測定し、該振幅レベルを用
いて位置誤差信号を生成し、該位置誤差信号に従ってヘ
ッドを所定トラックに位置決めするディスク装置であっ
て、所定トラックに位置決めされた場合に測定される振
幅レベルにより、ディスクから読み出されたバーストパ
ターンの損傷を検出する検出手段と、検出手段により所
定のサーボセクターにおいてバーストパターン対の一方
に損傷が検出されたとき、該損傷が検出されたバースト
パターン以外の残りのバーストパターンの最大振幅値を
測定し、該最大振幅値及び残りのバーストパターンの振
幅レベルに基づいて損傷したバーストパターンを用いず
に位置誤差信号を生成する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0026】
【0027】本発明のディスク装置は、複数のトラック
のそれぞれに少なくとも1対のバーストパターンを記録
したディスクから読み出されたバーストパターンの振幅
レベルを測定し、該振幅レベルを用いて位置誤差信号を
生成し、該位置誤差信号に従ってヘッドを所定トラック
に位置決めするディスク装置であって、所定トラックに
位置決めされた場合に測定される振幅レベルにより、
ィスクから読み出されたバーストパターンの損傷を検出
する検出手段と、検出手段により所定のサーボセクター
においてバーストパターン対の一方に損傷が検出された
とき、該損傷が検出されたバーストパターンと対をなす
他方のバーストパターンの最大振幅値を測定し、該最大
振幅値及び他方のバーストパターンの振幅レベルに基づ
いて損傷したバーストパターンを用いずに位置誤差信号
を生成する手段とを備えたことを特徴とする。
【0028】上記ディスク装置は、検出手段によりバー
ストパターン対の一方に損傷が検出されたとき、位置誤
差信号の生成に必要となるバーストパターン対の和デー
タに相当するデータ値を、該損傷が検出されたバースト
パターンと対をなす他方のバーストパターンの最大振幅
値により求め、和データに相当するデータ値及び他方の
バーストパターンの振幅レベルに基づいて前期位置誤差
信号を生成することを特徴とする。
【0029】上記検出手段は、所定トラックに位置決め
された場合に測定されるバーストパターンの振幅レベル
を、該バーストパターンに対応する直前のバーストパタ
ーンの振幅レベルと比較し、比較結果を基にバーストパ
ターンの損傷を検出するものであってもよく、また、上
記最大振幅値は、ヘッドがバーストパターンの振幅の
心付近を通過する時に得られる振幅レベルの最大値であ
ってもよい。
【0030】上記ディスク装置は、さらに、ヘッドをデ
ィスク上の半径方向に略沿って駆動する駆動手段を備
え、バーストパターンの振幅の中心にヘッドを追従させ
ることにより前記最大振幅値を測定するものであっても
よい。
【0031】
【0032】本発明のトラック位置決め方法は、複数の
トラックのそれぞれに少なくとも1対のバーストパター
ンを記録した記録媒体から読み出されたバーストパター
の振幅レベルを用いて位置誤差信号を生成し、該位置
誤差信号を用いてヘッドの位置決めをするトラック位置
決め方法であって、記録媒体から読み出されたバースト
パターンの振幅レベルを測定するステップと、ヘッドの
位置を決めた場合に振幅レベル用いてバーストパターン
の損傷を検出するステップと、所定のサーボセクターに
おいてバーストパターン対の一方に損傷が検出されたと
き、該損傷が検出されたバーストパターンと対をなす
方のバーストパターンの最大振幅を測定するステップ
と、バーストパターン対の他方のバーストパターンの振
レベル及び最大振幅に基づいて損傷したバーストパ
ターンを用いずに位置誤差信号を生成するステップとを
含むことを特徴とする。
【0033】本発明の位置誤差信号生成方法は、記録デ
ィスクの所定のサーボセクターにおける各トラックのそ
れぞれに設けられた第1のバーストパターンと第2のバ
ーストパターンを用いて位置誤差信号を生成する位置誤
差信号生成方法であって、第1のバーストパターンの振
レベルを測定するステップと、振幅レベルを用いて
2のバーストパターンが損傷しているか否かを判断する
ステップと、第2のバーストパターンが損傷していると
判断されたとき、第1のバーストパターンの最大振幅値
を測定し、第1のバーストパターンの振幅レベル及び
大振幅値から損傷した第2のバーストパターンを用いず
に位置誤差信号を生成するステップとを含むことを特徴
とする。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明に係るディスク装置、トラ
ック位置決め方法及び位置誤差信号生成方法は、記録媒
体に対して記録再生を行う複数のヘッドが搭載された小
型HDDに適用することができる。
【0035】図1は本発明の実施形態に係るディスク装
置の構成を示すブロック図である。
【0036】図1において、ディスク装置30は、デー
タ記録媒体である磁気ディスク等のディスク31と、デ
ィスク31を回転駆動するスピンドル・モータ32と、
ディスク31にデータのリード/ライトを行うための磁
気ヘッド33と、旋回軸(図示略)に揺動自在に支持さ
れ、磁気ヘッド33を有するヘッドスライダをディスク
31表面上空及び退避位置に移動させるアーム34と、
アーム34を旋回駆動するボイスコイルモータ(VC
M)35と、スピンドルモータ32を駆動するためのス
ピンドル・モータ・ドライバ36と、ボイスコイルモー
タ(VCM)35を駆動するためのVCMドライバ37
と、検出信号及びリード/ライトデータを増幅するアン
プ38と、波形整形回路、アナログ・ディジタル変換器
(ADC)及びディジタル・アナログ変換器(DAC)
等をモジュール化したリード/ライトチャネルモジュー
ル39と、磁気ディスクに対しデータのリード/ライト
等の動作を制御するハードディスクコントローラ(Hard
Disk Controller:HDC)40と、HDC40に接続
され、リード/ライト用のデータを一時記憶するセクタ
・バッファ・メモリとして使用されるメモリ41と、H
DC40に対する制御を含むHDD全体の動作を制御す
るとともに、サーボ・セクターにおいてバーストパター
ンの損傷によるリード・ライト・エラーが見つかった場
合、損傷のあるバーストパターンを使わずに、残りのバ
ーストパターンのみを用いてPESを作成する制御を行
うMPU42とから構成される。
【0037】ディスク31の表面には、データが記録さ
れるデータ領域と、サーボデータが予め記録されている
サーボ領域とを含むトラックが同心円状に配置されてい
る。ディスク31は1枚または複数枚搭載されている。
【0038】HDC40は、制御用バス43によりMP
U42に接続され、また所定のインターフェースを介し
てHDD外部のホスト等に接続される。
【0039】MPU42は、制御プログラムを実行する
マイクロプロセッサであり、制御プログラム、データを
格納するメモリ等を備え、制御プログラムに従って処理
を実行してHDD全体の動作を制御し、HDC40及び
ホストから供給されるコマンド、制御データに基づいて
HDC40の動作を制御する。
【0040】特に、MPU42は、後述するように、サ
ーボ・セクターにおいてバーストパターンの損傷による
リード・ライト・エラーを検出し、損傷のあるバースト
パターンを使わずに、残りのバーストパターンのみを用
いてPESを作成する制御を実行するものである。
【0041】以下、上述のように構成されたディスク装
置30のPESの作成方法を説明する。
【0042】まず、本発明の基本的な考え方について述
べる。
【0043】セクター・サーボを用いたHDDにおい
て、サーボの位置情報であるPESを作成するためのバ
ーストパターンに損傷がある場合に、不良セクターが発
生する。この不良セクターは、違う場所に振り替えて書
き込まれるが、振り替えセクターも数が限られているう
え、シーク動作を行わなければならないためにHDDの
パフォーマンス低下の要因となる。
【0044】そこで本発明は、あるサーボ・セクターに
おいてバーストパターンの損傷によるリード・ライト・
エラーが見つかった場合、損傷のあるバーストパターン
を使わずに、残りのバーストパターンのみを用いてPE
Sを作成し、間違った修正動作を起こさないようにし
て、不良セクターを減らすようにする。
【0045】すなわち、従来技術のように欠陥のあるバ
ースト・データを用いないだけではなく、他の実測され
たバースト・データから位置情報を求め、サーボ動作を
行わせるようにするものである。特に、損傷のあるバー
ストパターンを使わずに、残りのバーストパターンのみ
を用いてPESを作成する点に特徴がある。これによ
り、振り替えセクターを減らして、パフォーマンスの劣
化を抑える。
【0046】次に、上記基本的な考え方に基づいてディ
スク装置のPES作成方法を詳細に説明する。
【0047】図2〜図4は磁気ディスク上に記録された
サーボ・パターンの一例を示す図であり、図2はそのサ
ーボ領域の詳細を示す図、図3及び図4はそのエラーが
起こった場合の動作を説明するための図である。
【0048】図2において、磁気ディスクにはデータが
記録される複数のトラックTRACKn−1,TRAC
Kn,TRACKn+1,TRACKn+2が同心円状
に形成されており、このトラックTRACKn−1,T
RACKn,TRACKn+1,TRACKn+2には
データ・トラックDATAn−1,DATAn,DAT
An+1,DATAn+2及びサーボ領域が形成されて
いる。
【0049】サーボ領域は、トラックIDを作成するた
めのグレイ(GRAY)部とPESを作成するためのバース
トパターン(ハッチング参照)から構成されている。こ
の例では、バーストパターンが4つ(バーストA,バー
ストB,バーストC,バーストD)ある場合を示した。
【0050】PESは、これらバーストパターンを組み
合わせて計算することにより得られる。一例として、バ
ーストA及びバーストBの各々の振幅をA,Bとし、振
幅A,Bにより得られるPESをMPESとすると、M
PESは次式(1)により示される。
【0051】
【数1】
【0052】ここで、ヘッドが各バーストパターンの中
心付近を通過する時に得られる最大値を、振幅Aの最大
値をAmax、振幅Bの最大値をBmaxとすると、次
式(2)で示す関係式となる。
【0053】 A+B=Amax=Bmax …(2) このため、上記式(1)は、式(2)を基に次式(3)
に示すように変形できる。
【0054】
【数2】
【0055】同様にして、バーストC及びバーストDの
各々の振幅をC,Dとし、振幅C,Dにより得られるP
ESをSPESとし、振幅Cの最大値をCmax、振幅
Dの最大値をDmaxとすると、SPESは次式(4)
により示される。
【0056】
【数3】
【0057】上記式(3)及び式(4)から、バースト
パターン(バーストA,バーストB,バーストC,バー
ストD)のうちのいずれかが損傷していても、その損傷
したバーストパターンを用いずにMPES及びSPES
を計算することができる。
【0058】実際にエラーが起こった場合の処理を以下
に示す。
【0059】まず、損傷しているバーストパターンを見
つけ出す必要があるが、例としては、あるバーストパタ
ーンの振幅が、直前のサーボのバーストパターンの振幅
と比較してあるクライテリアを超えた場合に、そのバー
スト部分が損傷していると判断することなどが考えられ
る。
【0060】図5及び図6は磁気ヘッドがサーボ領域上
を移動したときの磁気ヘッドからの再生信号の振幅波形
を示す図であり、図5はバーストパターンに損傷がない
場合の信号波形を、図6は損傷がある場合の信号波形を
それぞれ示す。
【0061】例えば、前記図2のバーストパターンBに
損傷があった場合には、図5及び図6のバーストBの振
幅を比較して明らかなように再生信号の振幅レベルに大
きな差異が生じる(図6では振幅が小さい)。このよう
に、バーストパターンの振幅を直前のサーボのバースト
パターンの振幅と比較し、その比較結果が所定のクライ
テリアを超えた場合に、そのバースト部分が損傷してい
ると判断することができる。
【0062】次に、上述のようにして検出された、損傷
のあるバーストパターンを使わずに、残りのバーストパ
ターンのみを用いてPESを作成する。
【0063】すなわち、PESを作成するためには複数
のバーストパターンの信号の和を解析しているが、この
バーストパターンの信号の和の部分から損傷のあるバー
ストパターンの信号を除き、かつこの和に相当する値
を、損傷のないバーストパターン最大振幅値で与えよう
とするものである。
【0064】例えば、前述したようにバーストパターン
A,Bの信号の和(A+B)は、ヘッドが各バーストパ
ターンの中心付近を通過する時に得られる最大値を、振
幅Aの最大値をAmax、振幅Bの最大値をBmaxと
すると、前記式(2)で示す関係式となり、振幅A,B
により得られるMPESは、前記式(3)により示され
る。したがって、バーストパターンBに損傷があった場
合には、式(3)からバーストパターンAの振幅とその
最大値をAmaxを測定するようにすればよい。
【0065】以上のような観点から、各バーストパター
ンA,B,C,Dの最大振幅値を測定する。これは、各
々のバーストパターンの中心にヘッドを追従させること
により測定することができる。
【0066】例えば、図2において、TRACKnにお
いてCmaxを求めようとするときには、図3に示すよ
うに、TRACKnの中心付近にへッドを追従させるこ
とにより測定することができる。また、TRACKn+
1の場合は、+/−1のTRACKの中心付近に追従さ
せることにより測定することができる。さらに、TRA
CKnにおいてAmaxを求めるためには、図4に示す
ようにTRACKn−1とTRACKnの境目付近にヘ
ッドを追従させることにより測定することができる。同
様の方法で、Bmax,Dmaxを求めることができ
る。
【0067】以上のことをシーケンスにまとめると次の
ようになる。
【0068】1.リード・ライトのエラーが起きた場
合、それがPESの変動によるものかどうか調べる。
【0069】2.PESの変動によるエラーの場合、P
ESもしくは各バーストの振幅が直前のサーボの値と比
較して、大きく変動しているサーボ部分を検出し、損傷
しているバーストパターンを特定する。
【0070】3.前記式(3)、または式(4)を適用
するために、必要なバーストの最大振幅をへッドの追従
位置を変えながら測定し、メモリ41等に記憶してお
く。
【0071】4.リード・ライトのために、該当トラッ
クに追従させ、損傷しているバーストのサーボにおい
て、上記3.にて測定した最大振幅の値を用いてMPE
S及びSPESを計算し、これによりPESを作成す
る。
【0072】以上説明したように、本実施形態に係るデ
ィスク装置及びトラック位置決め方法では、ディスクか
ら読み出されたバーストパターン対の振幅レベルから
傷を検出し、バーストパターン対の一方に損傷が検出さ
れたとき、該損傷が検出されたバーストパターン対の和
データに相当するデータ値を、該損傷が検出されたバー
ストパターンと対をなす他方のバーストパターンの最大
振幅値を測定することにより求め、該損傷が検出された
バーストパターンと対をなす他方のバーストパターンの
振幅レベルとその最大振幅値に基づいて該損傷が検出さ
れたバーストパターンを用いずにPESを作成するよう
にしたので、実測された値を用いてPESが作成される
ことになり、従来技術のように、速度や位置に変化が無
かったかのようなダミーのPESを用いる手法に比較し
て、PESに信頼性がある。このため、誤ったデータを
読み出してしまったり、オフトラックしてデータを書き
こんでしまい隣のトラックのデータを壊してしまうなど
の問題が生じるおそれがない。
【0073】したがって、上記優れた特長を有するディ
スク装置及びトラック位置決め方法を、例えばHDDに
適用すれば、PESを作成するためのバーストパターン
に損傷がある場合であっても、不良セクターを減らすこ
とにより振り替えセクターを減らすことができ、HDD
のパフォーマンス低下の要因となるシーク動作を極力低
減させることが可能になる。
【0074】なお、本実施形態では、本発明をHDDに
適用した例を説明したが、これに限らず、記録媒体のサ
ーボ領域のバーストパターンに発生する欠陥をフラグす
るディスク装置及びトラック位置決め方法であればどの
ような装置にでも本発明を適用できる。例えば、光磁気
ディスクや磁気テープ装置等HDD以外の外部記録装置
に用いてもよく、上述の実施形態と同様の効果を得るこ
とができる。
【0075】また、本実施形態では、バーストパターン
が4つの例について説明しているが、バーストパターン
によりPESを作成するものであれば、どのような態様
であってもよく、パターン数、その組み合わせ、PES
作成方法等は限定されない。この場合、複数のトラック
のそれぞれに少なくとも1対のバーストパターンを有す
るものであればよく、例えば、上記実施形態においてバ
ーストパターンA,Bのみのものでもよいことは言うま
でもない。また、対のバーストパターンとはバーストパ
ターンを組み合わせて用いるということであって、例え
ば、上記実施形態においてバーストパターンA,B,C
のような組み合わせ(バーストパターンDを省略したも
の)でもよい。
【0076】さらに、上記ディスク装置を構成するMP
U、HDC等の種類、数などは上述した実施形態に限ら
れないことは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】本発明に係るディスク装置、トラック位
置決め方法及び位置誤差信号生成方法では、ディスクか
ら読み出されたバーストパターン対の振幅レベルから
傷を検出する検出手段と、検出手段により所定のサーボ
セクターにおいてバーストパターン対の一方に損傷が検
出されたとき、該損傷が検出されたバーストパターン以
外の残りのバーストパターンの振幅レベルとその最大振
幅値を用いて損傷が検出されたバーストパターンを用い
ずに位置誤差信号を生成する手段とを備えて構成したの
で、損傷のあるバーストパターンを使うことなく間違っ
た修正動作を起こさないようにすることができ、不良セ
クターを減らすことにより振り替えセクターを減らして
パフォーマンスの劣化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態に係るディスク装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディスク装置のサーボ・パターンの一例を
示す図である。
【図3】上記ディスク装置のサーボ・パターンの一例を
示す図である。
【図4】上記ディスク装置のサーボ・パターンの一例を
示す図である。
【図5】上記ディスク装置の磁気ヘッドからの再生信号
の振幅波形を示す図である。
【図6】上記ディスク装置の磁気ヘッドからの再生信号
の振幅波形を示す図である。
【図7】磁気ディスクのデータ領域及びサーボ領域を概
略的に示す図である。
【図8】磁気ディスク上に記録されたへッド位置識別情
報及びバーストパターンの一部を示す図である。
【図9】磁気ディスクのグレイ・コードを説明するため
の図である。
【図10】バーストパターンに損傷がある場合に誤った
PESによってサーボが誤った修正動作をしてしまう状
態を説明するための図である。
【符号の説明】
30 ディスク装置、31 ディスク、32 スピンド
ル・モータ、33 磁気ヘッド、34 アーム、35
ボイスコイルモータ(VCM)、36 スピンドル・モ
ータ・ドライバ、37 VCMドライバ、40 ハード
ディスクコントローラ(HDC)、41 メモリ、42
MPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 哲生 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 柿原 俊男 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 浅野 秀夫 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (56)参考文献 特開 平2−141916(JP,A) 特開 昭63−153772(JP,A) 特開 平5−62393(JP,A) 特開 平6−349214(JP,A) 特開 平7−146811(JP,A) 特開 平10−269730(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックのそれぞれに少なくとも
    1対のバーストパターンを記録したディスクから読み出
    されたバーストパターンの振幅レベルを測定し、該振幅
    レベルを用いて位置誤差信号を生成し、該位置誤差信号
    に従ってヘッドを所定トラックに位置決めするディスク
    装置であって、前記所定トラックに位置決めされた場合に測定される前
    記振幅レベルにより、 前記ディスクから読み出されたバ
    ーストパターンの損傷を検出する検出手段と、 前記検出手段により所定のサーボセクターにおいて前記
    バーストパターン対の一方に損傷が検出されたとき、該
    損傷が検出されたバーストパターン以外の残りのバース
    トパターンの最大振幅値を測定し、該最大振幅値及び前
    記残りのバーストパターンの振幅レベルに基づいて損傷
    したバーストパターンを用いずに前記位置誤差信号を生
    成する手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 複数のトラックのそれぞれに少なくとも
    1対のバーストパターンを記録したディスクから読み出
    されたバーストパターンの振幅レベルを測定し、該振幅
    レベルを用いて位置誤差信号を生成し、該位置誤差信号
    に従ってヘッドを所定トラックに位置決めするディスク
    装置であって、前記所定トラックに位置決めされた場合に測定される前
    記振幅レベルにより、 前記ディスクから読み出されたバ
    ーストパターンの損傷を検出する検出手段と、 前記検出手段により所定のサーボセクターにおいて前記
    バーストパターン対の一方に損傷が検出されたとき、該
    損傷が検出されたバーストパターンと対をなす他方の
    ーストパターンの最大振幅値を測定し、該最大振幅値
    び前記他方のバーストパターンの振幅レベルに基づいて
    損傷したバーストパターンを用いずに前記位置誤差信号
    を生成する手段とを備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスク装置にお
    いて、 前記検出手段により前記バーストパターン対の一方に損
    傷が検出されたとき、前記位置誤差信号の生成に必要と
    なるバーストパターン対の和データに相当するデータ値
    を、該損傷が検出されたバーストパターンと対をなす
    方のバーストパターンの前記最大振幅値により求め、
    記和データに相当するデータ値及び前記他方のバースト
    パターンの振幅レベルに基づいて前期位置誤差信号を生
    成することを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記所定トラックに位置決めされた場合に測定される
    ーストパターンの振幅レベルを、該バーストパターンに
    対応する直前のバーストパターンの振幅レベルと比較
    し、比較結果を基にバーストパターンの損傷を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記最大振幅値は、ヘッドがバーストパ
    ターンの振幅の中心付近を通過する時に得られる前記振
    幅レベルの最大値であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 さらに、ヘッドをディスク上の半径方向
    に略沿って駆動する駆動手段を備え、 バーストパターンの振幅の中心にヘッドを追従させるこ
    とにより前記最大振幅値を測定することを特徴とする請
    求項1又は2記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 複数のトラックのそれぞれに少なくとも
    1対のバーストパターンを記録した記録媒体から読み出
    されたバーストパターンの振幅レベルを用いて位置誤差
    信号を生成し、該位置誤差信号を用いてヘッドの位置決
    めをするトラック位置決め方法であって、 前記記録媒体から読み出されたバーストパターンの振幅
    レベルを測定するステップと、 前記ヘッドの位置を決めた場合に前記振幅レベル用いて
    前記バーストパターンの損傷を検出するステップと、 所定のサーボセクターにおいて前記バーストパターン
    の一方に損傷が検出されたとき、該損傷が検出されたバ
    ーストパターンと対をなす他方のバーストパターンの最
    大振幅を測定するステップと、前記バーストパターン対の他方の バーストパターンの
    振幅レベル及び前記最大振幅に基づいて損傷したバ
    ーストパターンを用いずに前記位置誤差信号を生成する
    ステップとを含むことを特徴とするトラック位置決め方
    法。
  8. 【請求項8】 記録ディスクの所定のサーボセクターに
    おける各トラックのそれぞれに設けられた第1のバース
    トパターンと第2のバーストパターンを用いて位置誤差
    信号を生成する位置誤差信号生成方法であって、 第1のバーストパターンの振幅レベルを測定するステッ
    プと、前記振幅レベルを用いて 第2のバーストパターンが損傷
    しているか否かを判断するステップと、 第2のバーストパターンが損傷していると判断されたと
    き、前記第1のバーストパターンの最大振幅値を測定
    し、該第1のバーストパターンの振幅レベル及び前記最
    大振幅値から損傷した第2のバーストパターンを用いず
    に位置誤差信号を生成するステップとを含むことを特徴
    とする位置誤差信号生成方法。
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