JP2765216B2 - 密閉型電池 - Google Patents
密閉型電池Info
- Publication number
- JP2765216B2 JP2765216B2 JP2289149A JP28914990A JP2765216B2 JP 2765216 B2 JP2765216 B2 JP 2765216B2 JP 2289149 A JP2289149 A JP 2289149A JP 28914990 A JP28914990 A JP 28914990A JP 2765216 B2 JP2765216 B2 JP 2765216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current collector
- battery
- electrode
- sealing plate
- lead portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密閉型電池の集電体に関するものである。
従来の技術 一般に、ニッケル・カドミウム電池等の密閉型電池に
おいて、正極集電体の構成は第4図に示すように極板端
縁を覆うように溶接される集電部41とそれから導出され
る1つのリード部42とからなる。
おいて、正極集電体の構成は第4図に示すように極板端
縁を覆うように溶接される集電部41とそれから導出され
る1つのリード部42とからなる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、リード部の幅を
広くとることができないこと、封口板までの距離が長く
なることのため、リード部の内部抵抗が大きく、また、
リード部を複数にするためには、複数の集電体を用いな
ければならないという欠点を有していた。
広くとることができないこと、封口板までの距離が長く
なることのため、リード部の内部抵抗が大きく、また、
リード部を複数にするためには、複数の集電体を用いな
ければならないという欠点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決した集電体を提供す
るものであり、内部抵抗を低減化した密閉型電池を得る
ことを目的とする。
るものであり、内部抵抗を低減化した密閉型電池を得る
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の密閉型電池は、
正,負極板とこれら極板間に介挿されたセパレータとよ
りなる電極体と、この電極体を収容する電池外装缶と、
外装缶の溝入部に絶縁パッキングを介して設置される封
口板と、前記電極体と封口板との間を電気的に接続する
集電体とを備え、前記集電体は円板の一部に中央に向け
切り込みを入れて切り起こすことで形成され、前記封口
板に溶接される複数のリード部と、前記電極体の上方に
突出する極板端縁に溶接される集電部とを有し、前記外
装缶の溝入部の内径の中心からリード部の立ち上がり部
までの距離lが、前記溝入部の内径r1に対して、 であり、かつ前記集電体におけるリード部の幅Wを としたものである。
正,負極板とこれら極板間に介挿されたセパレータとよ
りなる電極体と、この電極体を収容する電池外装缶と、
外装缶の溝入部に絶縁パッキングを介して設置される封
口板と、前記電極体と封口板との間を電気的に接続する
集電体とを備え、前記集電体は円板の一部に中央に向け
切り込みを入れて切り起こすことで形成され、前記封口
板に溶接される複数のリード部と、前記電極体の上方に
突出する極板端縁に溶接される集電部とを有し、前記外
装缶の溝入部の内径の中心からリード部の立ち上がり部
までの距離lが、前記溝入部の内径r1に対して、 であり、かつ前記集電体におけるリード部の幅Wを としたものである。
作用 このようにリード部を集電体の中央部から立ち上げる
ことにより、封口板までの距離r2を短くし、かつリード
部の幅wを広くし、一体型で複数のリード部を設けるこ
とで、密閉型電池の内部抵抗を低減化することができ
る。
ことにより、封口板までの距離r2を短くし、かつリード
部の幅wを広くし、一体型で複数のリード部を設けるこ
とで、密閉型電池の内部抵抗を低減化することができ
る。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明において用いる集電体の一例を
示す図面であり、この集電体は集電部11と2つのリード
部12とを備えている。第2図は前記集電体を用いた密閉
型電池の縦断面図であり、電極体22は、正,負極板とこ
れら極板間に介挿されたセパレータとより構成されたも
ので、電極体22の一端面に設けた上方へ突出する極板端
縁に前記集電体の集電部11が溶接される。この電極体22
は、電池外装缶23に収容され、外装缶23に溝入加工25が
なされ、集電体の2つのリード部12が、封口板21の裏面
に溶接され、絶縁パッキング24を介して封口板21を外装
缶23で締付けることにより閉塞される。
明する。第1図は本発明において用いる集電体の一例を
示す図面であり、この集電体は集電部11と2つのリード
部12とを備えている。第2図は前記集電体を用いた密閉
型電池の縦断面図であり、電極体22は、正,負極板とこ
れら極板間に介挿されたセパレータとより構成されたも
ので、電極体22の一端面に設けた上方へ突出する極板端
縁に前記集電体の集電部11が溶接される。この電極体22
は、電池外装缶23に収容され、外装缶23に溝入加工25が
なされ、集電体の2つのリード部12が、封口板21の裏面
に溶接され、絶縁パッキング24を介して封口板21を外装
缶23で締付けることにより閉塞される。
第3図(a),(b)は、本発明の集電体の各寸法を
示したものである。図中lは、外装缶の溝入部25の内径
の中心からリード部12の立ち上がり部までの距離であ
る。r1は外装缶23の溝入部25の内径の半径、r2はリード
部12の立ち上がり部から先端までの距離であり、wはリ
ード部12の幅である。
示したものである。図中lは、外装缶の溝入部25の内径
の中心からリード部12の立ち上がり部までの距離であ
る。r1は外装缶23の溝入部25の内径の半径、r2はリード
部12の立ち上がり部から先端までの距離であり、wはリ
ード部12の幅である。
以下に、この集電体をニッケルカドミウム蓄電池に適
用した例を説明する。
用した例を説明する。
公称容量1200mAhのSCサイズ(r1=10mm)のニッケル
カドミウム蓄電池に本発明の集電体を適用して作製し
た。ここで使用した集電体の各部の寸法、リード部の数
および各集電体により作成された電池の内部抵抗、12A
放電時の放電電圧を第1表に示した。内部抵抗は、電池
作製後、1200mAで1時間30分充電した後に測定した。そ
の後、12Aで放電を行った。
カドミウム蓄電池に本発明の集電体を適用して作製し
た。ここで使用した集電体の各部の寸法、リード部の数
および各集電体により作成された電池の内部抵抗、12A
放電時の放電電圧を第1表に示した。内部抵抗は、電池
作製後、1200mAで1時間30分充電した後に測定した。そ
の後、12Aで放電を行った。
この結果、従来電池に対して特性上優れる本発明の電
池は、複数のリード部をもつ電池であることがわかっ
た。
池は、複数のリード部をもつ電池であることがわかっ
た。
また、リード部の幅wは、第3図における寸法関係か
ら、 のとき、つまり、第1表の本発明の電池F(w=16)の
とき、内部抵抗が最小となった。
ら、 のとき、つまり、第1表の本発明の電池F(w=16)の
とき、内部抵抗が最小となった。
発明の効果 以上のように本発明は、密閉型電池の集電体における
外装缶の溝入部の内径の中心からリード部の立ち上がり
部までの距離lを、溝入部の内径の半径r1に対して、 とし、また集電体のリード部の幅wを、 とすることにより、リード部の立ち上がり部から封口板
までの距離r2を短くする一方、リード部の幅wを広く
し、かつ複数のリード部を設けたので、電池の内部抵抗
を低減化することができる。
外装缶の溝入部の内径の中心からリード部の立ち上がり
部までの距離lを、溝入部の内径の半径r1に対して、 とし、また集電体のリード部の幅wを、 とすることにより、リード部の立ち上がり部から封口板
までの距離r2を短くする一方、リード部の幅wを広く
し、かつ複数のリード部を設けたので、電池の内部抵抗
を低減化することができる。
第1図は本発明の実施例における集電体の斜視図、第2
図は第1図の集電体を用いた密閉型電池の縦断面図、第
3図(a),(b)は集電体の各部の寸法関係を示した
図、第4図は従来の集電体の斜視図である。 11……集電部、12……リード部、21……封口板、22……
電極体、23……外装缶、24……絶縁パッキング、25……
溝入部。
図は第1図の集電体を用いた密閉型電池の縦断面図、第
3図(a),(b)は集電体の各部の寸法関係を示した
図、第4図は従来の集電体の斜視図である。 11……集電部、12……リード部、21……封口板、22……
電極体、23……外装缶、24……絶縁パッキング、25……
溝入部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡見 加一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−16640(JP,A) 特開 昭57−17067(JP,A) 特開 平3−67459(JP,A) 特開 平3−78964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/20 - 2/26
Claims (1)
- 【請求項1】正,負極板とこれら極板間に介挿されたセ
パレータとよりなる電極体と、この電極体を収容する電
池外装缶と、この外装缶の溝入部に絶縁パッキングを介
して設置される封口板と、前記電極体と封口板との間を
電気的に接続する集電体とを備えた電池であって、前記
集電体は、円板の一部を中央に向けて切り起こすことで
形成され前記封口板に溶接される複数のリード部と、前
記電極体上部の極板端縁に溶接される集電部とを有し、
前記外装缶の溝入部の内径の中心から前記リード部の立
ち上がり部までの距離lが、前記溝入部内径の半径r1に
対して、 であり、かつ前記集電体のリード部の幅wは、 であることを特徴とする密閉型電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289149A JP2765216B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 密閉型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289149A JP2765216B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 密閉型電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04162350A JPH04162350A (ja) | 1992-06-05 |
JP2765216B2 true JP2765216B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17739397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289149A Expired - Lifetime JP2765216B2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 密閉型電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765216B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2824667B1 (fr) * | 2001-05-14 | 2004-07-02 | Cit Alcatel | Connectique interne pour generateur electrochimique de forte puissance |
US7138205B2 (en) * | 2001-10-02 | 2006-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Battery with proportional collectors, straps, and plates |
KR100536253B1 (ko) * | 2004-03-24 | 2005-12-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 |
JP5055809B2 (ja) * | 2006-04-06 | 2012-10-24 | パナソニック株式会社 | 円筒型蓄電池 |
US8488301B2 (en) * | 2011-02-28 | 2013-07-16 | Corning Incorporated | Ultracapacitor package design having slideably engagable bent tabs |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP2289149A patent/JP2765216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04162350A (ja) | 1992-06-05 |
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