JP2765184B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2765184B2 JP11339390A JP11339390A JP2765184B2 JP 2765184 B2 JP2765184 B2 JP 2765184B2 JP 11339390 A JP11339390 A JP 11339390A JP 11339390 A JP11339390 A JP 11339390A JP 2765184 B2 JP2765184 B2 JP 2765184B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープレコーダ等磁気記録手段への録音のた
めの編集ダビング機能を備えたディスク再生装置に関す
るものである。
従来の技術 近年、CDプレーヤー,CDラジオカセットテープレコー
ダ等のディスク再生装置においてマイクロコンピュータ
を利用して、テープレコーダ(部)への録音の際の編集
を容易にするための機能が各種発明されている。たとえ
ば録音しようとするプログラム群を指定されたテープの
録音時間に応じて、マイクロコンピュータの演算により
自動的にA面に録音できるプログラム群、B面に録音で
きるプログラム群の振り分けを行い、A面の終端におい
て曲の途中で録音が中断されることがなく、しかもでき
るだけ多くの曲数を録音できるように最適の組合せを求
出する機能が発明されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来技術では、あらゆる組合せにつ
いて演算を行なうために多くの処理時間を要する場合が
あり、また演算処理時間が極端に長くなるような場合に
は演算を途中で終了させるなどの処理を行なう必要があ
り最適の組合せを求出できないという結果を生ずるとい
う欠点を有していた。
そこで、本発明ではこれら従来の問題点に鑑み、希望
する全プログラムについてA面の終端において曲の途中
で録音中断されることなく録音するためのプログラム順
入れ替えを自動的に行なって最適の組合せを算出し、し
かもそのための演算処理を高速化し、さらに初期のプロ
グラム順を尊重した入れ替えを行なう編集機能を実現す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 以上のような課題を解決するために本発明は、ディス
ク上に記録された情報を磁気記録テープに編集録音する
際、テープの録音時間に相当するデータ値を記憶する録
音時間記憶手段と、ディスク上に記録されている各プロ
グラムの内、編集録音しようとするプログラム群を記憶
するためのプログラム記憶手段と、ディスク上に記憶さ
れたデータより各プログラムの演奏時間を算出する演奏
時間算出手段と、上記録音時間記憶手段に記憶されたデ
ータ値よりプログラム記憶手段に記憶された全プログラ
ム(M個とする)の合計演奏時間を減算しその値を記憶
する数値記憶手段と、上記録音時間記憶手段に記憶され
たデータ値の2分の1の値より上記プログラム記憶手段
に記憶された第1番目から第n番目(1≦n≦M)まで
のプログラムの各演奏時間を繰り返し減算する減算手段
と、その減算結果が0以上となる最大のnの値(=Kと
する)を記憶するための第1の番号記憶手段と、1≦n
≦Kである任意のn(=Jとする)を記憶する第2の番
号記憶手段と、第J+1番目より第K+1番目までのプ
ログラムについては第n番目→第n−1番目へ、第J番
目については第J番目→第K+1番目へプログラム内容
の移動を行なう第1のデータ整列手段と、データ整列後
の第K番目までのプログラムについての上記減算手段に
よる減算結果を記憶する減算結果記憶手段と、K+1≦
n≦Mである任意のn(=Lとする)を記憶する第3の
番号記憶手段とを備え、任意のJとLについて上記演奏
時間算出手段による第L番目のプログラムの演奏時間が
上記減算結果記憶手段に記憶されている値以上でありか
つその差が数値記憶手段に記憶されている値以内であれ
ばプログラム記憶手段に記憶された全プログラムが録音
時間記憶手段に記憶されたテープの録音時間内で録音可
能である事を判定する編集判定手段とを備え、さらに第
K+1番目から第L−1番目までのプログラムについて
は第n番目→第n+1番目へ、第L番目については第L
番目→第K+1番目へプログラム内容の移動を行なう第
2のデータ整列手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
また本発明は、請求項1記載の第1の番号記憶手段
に、減算手段による減算結果が0以上となる“最大のn"
の値を記憶するか“最大のn"−1の値を記憶するかを選
択する番号記憶制御手段を備え、“最大のn"を記憶する
場合は第K+1番目から第M番目までのプログラムの内
演奏時間が最小となる番号(=N1とする)を、“最大の
n"−1を記憶する場合は演奏時間が最大となる番号(=
N2とする)をそれぞれ記憶する第4の番号記憶手段と、
第K+1番目から第N1−1または第N2−1番目までのプ
ログラムについては第n番目→第n+1番目へ、第N1ま
たは第N2番目については第N1または第N2番目→第K+1
番目へプログラム内容の移動を行なう第3のデータ整列
手段とを備え、データ整列後、請求項1記載の編集判定
動作を行なうよう制御する編集動作制御手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
また本発明は、請求項2記載の編集判定動作完了後、
そのときのLがL<N1またはN2であれば請求項1記載の
第2のデータ整列手段によるデータ整列後さらに第K番
目と第K+1番目のプログラム内容との入れ替えを行な
う第4のデータ整列手段を備えたことを特徴とするもの
である。
作用 本発明は上記した構成により、以下のような作用を有
する。
請求項1のディスク再生装置は、CDプレーヤー等のデ
ィスク再生装置からテープレコーダ等の磁気記録手段へ
ダビングする際、プログラム記憶手段に記憶されている
プログラム群について減算手段により録音するテープの
片面の録音時間に対する第1番目から第n番目までのプ
ログラムの各演奏時間を繰り返し減算し、その結果0以
上となる最大のn(=Kとする)を第1の番号記憶手段
に記憶する。第1のデータ整列手段は第1番目から第K
+1番目までのプログラム順の組合せを生成し、編集判
定手段はそれぞれの場合における減算結果記憶手段と第
2の番号記憶手段で指定されるプログラムの演奏時間と
の差と数値記憶手段に記憶されている値との比較によ
り、プログラム記憶手段に記憶された全プログラムが録
音時間記憶手段に記憶されたテープの録音時間内で録音
可能かかどうかの判定を行なうので演算処理を高速に行
なうことができ、また演算終了後第2のデータ整列手段
によるプログラム内容の移動を行なうことで初期のプロ
グラム順を尊重したプログラム内容の入れ替えを行なう
ことができる。
請求項2のディスク再生装置は第3のデータ整列手段
により第K+1番目から第M番目までのプログラムの内
の最大値または最小値と第K番目のプログラムの入れ替
えを行なった後、請求項1の編集判定処理を行なうこと
によりプログラムの全組合せについて編集判定演算処理
を行なう必要がなくなり演算処理を高速に行なうことが
できる。
請求項3のディスク再生装置は請求項2の演算処理の
後第4のデータ整列手段による第K番目のプログラムと
第K+1番目のプログラムの入れ替えを行なうことによ
り、第K+1番目から第M番目までの最小値または最大
値と第K番目のプログラムの入れ替え後でも、初期のプ
ログラム順を尊重したプログラム内容の入れ替えを行な
うことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例のディスク再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明におけるディスク再生装置の構成を示
すブロック図である。第1図において、1はCDなどのデ
ィスク状記録媒体(以下、ディスクと表現する。)、2
はディスク1上に記録されている信号を読み取るため光
ピックアップ,光ピックアップ駆動部,駆動制御用サー
ボ回路などからなる信号読み取り手段、3は信号読み取
り手段2からの信号を受けオーディオ信号に変換すると
共にディスク1上に記憶された曲番や演奏時間などの情
報を検出しデジタル信号で出力する信号処理手段、4は
信号処理手段3により検出されたTOC情報を記憶するTOC
情報記憶手段、5はディスク上に記憶されている各プロ
グラムをテープへ編集録音しようとする際、編集のため
の演算を開始するための演算開始手段、6はディスク1
上に記憶されているプログラム群の内、編集録音しよう
とするプログラム群を記憶するためのプログラム記憶手
段、7はテープの録音時間を設定するための録音時間設
定手段、8は録音時間設定手段7により設定されたデー
タ値を記憶する録音時間記憶手段、9はTOC情報記憶手
段4に記憶されている情報よりプログラム記憶手段6に
記憶されている各プログラムの演奏時間を算出する演奏
時間算出手段、10は演奏時間算出手段9により算出され
た各プログラムの演奏時間の合計値を算出し記憶する合
計値算出手段、11は録音時間記憶手段8に記憶された録
音時間に相当するデータ値より合計値算出手段10に記憶
された合計演奏時間に相当するデータ値を減算しその値
を記憶する数値記憶手段、12は録音時間記憶手段8に記
憶されたデータ値の2分の1の値より第1番目から第n
番目までのプログラムの各演奏時間を繰り返し減算する
減算手段、13はその減算結果が0以上となる“最大のn"
または“最大のn"−1の値(=Kとする)を記憶するた
めの第1の番号記憶手段、14は第1の番号記憶手段13が
“最大のn"を記憶するか“最大のn"−1を記憶するかの
選択を行なう番号記憶制御手段、15は1≦n≦Kである
任意のn(=Jとする)を記憶する第2の番号記憶手
段、16は第J+1番目より第K+1番目までのプログラ
ムについては第n番目→第n−1番目へ、第J番目につ
いては第J番目→第K+1番目へプログラム内容の移動
を行なう第1のデータ整列手段、17はデータ整列後の第
K番目までのプログラムについての減算手段12による減
算結果を記憶する減算結果記憶手段、18はK+1≦n≦
Mである任意のn(=Lとする)を記憶する第3の番号
記憶手段、19は任意のJとLについて上記演奏時間算出
手段9による第J番目のプログラムの演奏時間が上記減
算結果記憶手段17に記憶されている値以上でありかつそ
の差が数値記憶手段11に記憶されている値以内であれば
プログラム記憶手段6に記憶された全プログラムが録音
時間記憶手段8に記憶されたテープの録音時間内で録音
可能である事を判定する編集判定手段、20は第K+1番
目から第L−1番目までのプログラムについては第n番
目→第n+1番目へ、第L番目については第L番目→第
K+1番目へプログラム内容の移動を行なう第2のデー
タ整列手段、21は番号記憶制御手段14により第1の番号
記憶手段13に“最大のn"を記憶する場合は第K+1番目
より第M番目のプログラムの内、演奏時間が最小となる
番号(=N1とする)を、“最大のn"−1を記憶する場合
には演奏時間が最大となる番号(=N2とする)をそれぞ
れ記憶する第4の番号記憶手段、22は第K+1番目から
第N1−1または第N2−1番目までのプログラムについて
は第n番目→第n+1番目へ、第N1または第N2番目につ
いては第N1または第N2番目→第K+1番目の方向にプロ
グラム内容の移動を行なう第3のデータ整列手段、23は
第3のデータ整列手段22によるデータ整列後、上記第1
のデータ整列手段16,減算結果記憶手段17,編集判定手段
19等による編集判定動作を行なうよう制御する編集動作
制御手段、24は編集判定動作完了後、そのときのLがL
<N1またはN2であれば請求項1記載の第2のデータ整列
手段20によるデータ整列後さらに第K番目と第K+1番
目のプログラム内容との入れ替えを行なう第4のデータ
整列手段である。
第2図は編集判定処理時における、第1図に示した各
部の処理内容を示すフローチャート図である。
第3図は第1図に示したプログラム記憶手段6につい
て、演奏時間算出手段9による各プログラムの演奏時間
及び第1,第2,第3,第4の各データ整列手段16,20,22,24
による配列変更を示す図であり、M(1)からM(9)
はプログラム記憶手段6上の各プログラム毎の記憶領域
を示す。第3図aは初期配列、第3図bはTOC情報記憶
手段4に記憶されている各プログラムの演奏開始時間、
第3図cは演奏時間算出手段9による各プログラムの演
奏時間算出結果をそれぞれ示す図、第3図d,e,f,gはそ
れぞれ第1,第3,第2,第4の各データ配列手段16,22,20,2
4によるプログラムデータ配列変更を示している。
以下、第1図,第2図,第3図を用いて具体的動作に
ついて説明する。
ディスク1に記憶された情報は信号読み取り手段2,信
号処理手段3により検出され、各プログラムの先頭の時
間情報等のTOC情報がTOC情報記憶手段4に記憶される。
例として第3図に示したようにP1からP9の9つのプログ
ラムがプログラム記憶手段6に記憶されており、それを
46分のテープに編集録音する場合について説明する。ユ
ーザーによる録音時間の設定と編集開始の操作により、
録音時間設定手段7を介して46分に相当するデータが設
定され録音時間記憶手段8にその値が記憶され、更に演
算開始手段5を介して編集のための演算が開始される。
以下にその演算の具体的処理について説明する。
まず、第3図aに示す初期配列の場合について説明す
る。プログラム記憶手段6には計9のプログラムが記憶
されておりその合計時間は演奏時間算出手段9及び合計
値算出手段10により算出され(第2図ステップ31)その
値は第3図b,cからわかるように45分50秒であるので数
値記憶手段11には、録音時間記憶手段8に記憶されてい
る値46分から合計値算出手段10に記憶されている値45分
50秒引いた値、すなわち10秒に相当する値が記憶されて
いる(第2図ステップ32,S=10秒)。一方、減算手段12
には初期値として録音時間記憶手段8に記憶されている
46分の2分の1(=23分)に相当する値を設定し(第2
図ステップ33)その値から、第1番目から第n番目まで
のプログラムの演奏時間を順次減算する。即ち、第2図
に示すようにステップ34でnの初期値として1をセット
し、ステップ35で演奏時間算出手段9により1番目のプ
ログラムP1の演奏時間を算出し、ステップ36で減算手段
12に記憶されている値からその演奏時間を減算し、ステ
ップ37でその減算結果を判定しプラスであればステップ
38でnを1増やしてステップ35に戻り上記の処理を繰り
返す。n=1でマイナスとなった場合は1プログラムも
録音できないということであるからステップ39,ステッ
プ41を経て処理を終了する。n=4までは減算手段12に
よる減算結果はプラスであるのでステップ35,36の処理
を繰り返し、n=5で初めてマイナスとなるので、ステ
ップ37はそれを判別し、ステップ40で第1の番号記憶手
段13に減算結果が0以上となる最大値K=4が記憶され
る。またこの時、テープの片面、すなわちA面にはP1か
らP4までの4個のプログラムが録音可能であることがわ
かるが、B面については、残るP5からP9までのプログラ
ムの合計演奏時間は23分以上となるので初期配列のまま
では全プログラムを録音できないことがわかる。
次に、第1のデータ整列手段16によりデータ配列変更
を行ない上記と同様の編集判定処理を行なう。
まず、ステップ40で番号記憶制御手段14により第1の
番号記憶手段13に“最大のn"すなわちK=4を記憶し、
ステップ41で第2の番号記憶手段15にJ=4をセットし
第1のデータ整列手段16によりデータ配列の変更を行な
うとその配列順は第3図dに示すようにP1,P2,P3,P5,P
4,P6,P7,P8,P9となる。次にステップ44で第K(=4)
番目まですなわちP5までについて減算手段12による減算
を行ない、その減算結果0分35秒が減算結果記憶手段17
に記憶される。次に、ステップ45でK+1からMまでの
任意のnを記憶する第3の番号記憶手段18の初期値とし
てL=K+1=5をセットすると、第L(=5)番目の
プログラムすなわちP4の演奏時間は演奏時間算出手段9
により4分30秒と算出されるので編集判定手段19により
ステップ46で減算結果記憶手段17に記憶されている0分
35秒と比較をしプログラム記憶手段6に記憶されている
全プログラムを録音時間記憶手段8に記憶されている46
分以内で録音することは不可能であると判定し(以下
“NG判定”と表現する。)、ステップ48の処理に移る。
ステップ48では第3の番号記憶手段18に記憶されている
値をインクリメントしL=6,7,8,9としてステップ46,47
の処理を繰り返し判定を行なうと、それぞれの場合につ
いてもL=5の場合と同様“NG判定”となることは第3
図cに示した各プログラムの演奏時間より明らかであ
る。次にステップ49でL=9までの判定修了を判断しス
テップ50で第2の番号記憶手段15に記憶されているJ=
4をデクリメントしJ=3,2,1としてステップ43に戻り
ステップ51までの処理を繰り返すと、J=4の場合と同
様各場合における減算手段12による減算結果は2分20
秒,0分55秒,1分35秒となりP6,P7,P8,P9などの演奏時間
よりも小さいので編集判定手段19はいずれの場合につい
ても“NG判定”をする。
次に、ステップ51でJ=1までの判定修了を判断し、
ステップ52,54へ移り編集動作制御手段23の処理により
初期の配列に戻し、番号記憶制御手段14により第1の番
号記憶手段13に“最大のn"−1すなわちK=3を記憶
し、ステップ42へ戻りステップ51までの処理を繰り返
す。すなわち第2の番号記憶手段15にJ=3をセットし
第1のデータ整列手段16によりデータ配列の変更を行な
うとその配列順はP1,P2,P4,P3,P5,P6,P7,P8,P9となる。
このとき第J(=3)番目まですなわちP4までの減算手
段12による減算結果は8分10秒となり減算結果記憶手段
17にその値が記憶される。次に、K+1からMまでの任
意のnを記憶する第3の番号記憶手段18の初期値として
L=K+1=4をセットすると、第L(=4)番目のプ
ログラムすなわちP3の演奏時間は演奏時間算出手段9に
より6分15秒と算出されるので編集判定手段19によりス
テップ46で減算結果記憶手段17に記憶されている8分10
秒と比較をしさらにステップ47でその差すなわち1分55
秒が数値記憶手段11に記憶されている10秒よりも大とな
るのでステップ48を経てステップ46へ戻りステップ49ま
での処理を繰り返す。すなわち第3の番号記憶手段18に
記憶されている値をインクリメントしL=5,6,7,8,9と
して同様の判定を行なうとそれぞれの場合についてもL
=4の場合同様、各プログラムの演奏時間と減算結果記
憶手段17に記憶されている値との差は10秒よりも大とな
るので“NG判定”となる。次に第2の番号記憶手段15に
記憶されているJ=3をデクリメントしJ=2,1として
J=3の場合と同様の判定を行なうと各場合における減
算手段12による減算結果は6分45秒,7分25秒となりJ=
3の場合と同様“OK判定”とならない。すなわち、Jと
Kで示される1プログラム同士の入れ替えでは最適の組
合せを決定できない結果となる。
次に編集動作制御手段23の処理により、第3のデータ
整列手段22を利用した編集判定処理、すなわち2プログ
ラム同士の入れ替えによる編集判定処理を行なう。まず
初期の配列に戻し、ステップ53,55で番号記憶制御手段1
4により第1の番号記憶手段13に“最大のn"すなわちK
=4を記憶しステップ56でP5,P6,P7,P8,P9について演奏
時間の最小のプログラム番号を求めると第3図cよりP6
が最小であるので第4の番号記憶手段21にN=6が記憶
され、ステップ60で第3のデータ整列手段22によりデー
タ配列をP1,P2,P3,P4,P6,P5,P7,P8,P9のように並べ替え
を行ない上記ステップ42からステップ51の編集判定処理
を繰り返す。すなわち、J=4,3,2,1としたときのそれ
ぞれの場合について、第1のデータ整列手段16によりデ
ータ配列を変更し編集判定手段19により判定を行なう。
この場合も1プログラム同士の入れ替えと同様すべての
J,Kの組合せについて“NG判定”となる。詳細な説明に
ついては1プログラム同士の入れ替えの場合と同様であ
るので省略する。
次に、編集動作制御手段23の処理により再び初期配列
に戻し、ステップ57,58で番号記憶制御手段14により第
1の番号記憶手段13に“最大のn"−1すなわちK=3を
記憶しステップ59でP4,P5,P6,P7,P8,P9について演奏時
間が最大のプログラム番号を求めると第3図よりP7が最
大であるので第4の番号記憶手段21にN=7を記憶し、
ステップ60で第3図のデータ整列手段22により第3図e
に示すようにP1,P2,P3,P7,P4,P5,P6,P8,P9のように並べ
替えを行ない上記と同様ステップ42からステップ51の判
定処理を行なう。第2の番号記憶手段15の値がJ=2の
時を考えると、第1のデータ整列手段16によりP1,P3,P
7,P2,P4,P5,P6,P8,P9のデータ配列となっておりこのと
きの減算手段12によるP5までの減算結果は5分25秒とな
り減算結果記憶手段17に記憶される。第3図の番号記憶
手段18の値がL=6の時はP6の演奏時間は5分17秒なの
でその差は8秒となり数値記憶手段11に記憶されている
10秒よりも小さいので編集判定手段19はそれを判別しス
テップ46,47を経て61にいたり全プログラムを録音可能
であると判定する(“OK判定”)。
このときステップ62でデータ配列は第2のデータ整列
手段20により第3図fに示すようにP1,P3,P7,P6,P2,P4,
P5,P8,P9のように並べ替えられ、さらにステップ63で第
3の番号記憶手段18に記憶されているL=7と第4の番
号記憶手段21に記憶されているN=6との比較を行ない
Lの値の方が大きいのでステップ64で第K(=3)番目
のプログラムと第K+1(=4)番目のプログラムの入
れ替えを行ない、最終的に第3図gに示すようにP1,P3,
P6,P7,P2,P4,P5,P8,P9のデータ配列となる。
以上の編集判定処理によりテープA面にはP1,P3,P6,P
7で合計演奏時間22分52秒、テープB面にはP2,P4,P5,P
8,P9で合計演奏時間22分58秒の組合せとなり録音時間46
分のテープで合計演奏時間45分50秒のP1からP9までの全
プログラムについてA面の終端において曲の途中で録音
中断することなく録音することができる。
以上のように本実施例によれば、減算結果が0以上と
なる“最大のn"または“最大のn"−1の値(=Kとす
る)を記憶するための第1の番号記憶手段13を設けるこ
とによりA面に編集録音しようとする曲数の設定を行な
い、第1のデータ整列手段16,第1の番号記憶手段13に
より入れ替えを実施するA面の曲を第K+1番目の記憶
領域に設定し、第2の番号記憶手段15によりB面の曲を
指定することができ、それぞれの組合せについて編集判
定手段19により演奏時間算出手段9,数値記憶手段11,減
算結果記憶手段17について簡単な減算,比較処理で編集
可能かどうかの判定をするので従来例に比較して処理時
間を大幅に短縮することができ、また第2のデータ整列
手段20を設けることにより記憶領域内の単純なデータ移
動だけで初期の曲順を尊重した曲順の入れ替えを実現で
きる。
また、第4の番号記憶手段21,第3のデータ整列手段2
2を設けることにより、B面の演奏時間最大曲または最
小曲とA面の1曲との入れ替えを行なった後他の1曲の
入れ替えを行なうことでA面の2曲とB面の2曲の入れ
替えを実施し、A面とB面の全ての組合せについて編集
判定処理を実行しなくても最適の組合せを設定すること
が可能であり効率的な判定処理を行なうことができる。
また、第4のデータ整列手段24を設けることにより上
記のように2曲以上の入れ替えを実施した場合でも初期
の曲順を尊重した曲順の入れ替えを実現できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、CDからテープレコーダ
へ編集録音する際に録音しようとする曲の合計演奏時間
よりもテープの録音時間の方が長いという条件下におい
て、A面の終端において曲の途中で録音中断することな
くしかも希望する全曲を録音できる曲順の決定を自動的
に行なう編集機能を実現し、録音時間記憶手段に記憶さ
れたデータ値より曲の合計演奏時間を減じた値を記憶す
る数値記憶手段と、第1の番号記憶手段で示される曲ま
での減算手段による減算結果を記憶する減算結果記憶手
段と、第3の番号記憶手段で示される曲の演奏時間の各
値の比較による編集判定手段が判定を行なうので演算所
要時間を短縮化することができるとともに、初期の曲順
を尊重した曲順変更を行なう際、第1の番号記憶手段,
第3の番号記憶手段で示される記憶領域内でデータの移
動を行なうだけで実現できるのでその際の処理時間も短
縮することができる。
また、第4の番号記憶手段で示される最小または最大
演奏時間曲と第1の番号記憶手段で示される曲との入れ
替えを行なった後上記の編集判定処理を行なうことによ
りA面の2曲とB面の2曲の入れ替えを行なうだけほと
んどの場合について上記の機能を満足する曲順を決定す
ることができ全部の曲順の組合せについて編集判定処理
をする必要がないので処理時間を短縮することができる
効率的な判定処理を行なうことができる。
また、上記2曲同士の入れ替えの際においても第4の
データ整列手段による曲順変更を行なうことにより簡単
なデータ移動のみで初期の曲順を尊重した入れ替えを実
現できる。
以上のように処理時間が高速でありかつ初期の曲順を
尊重した曲順入れ替えを行なう優れた、編集録音機能を
備えたディスク再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のディスク再生装置の構成を
示すブロック図、第2図は同装置の編集判定処理時にお
ける第1図に示した各部の処理内容を示すフローチャー
ト図、第3図は第1図に示したプログラム記憶手段につ
いて、演奏時間算出手段による各プログラムの演奏時間
と、第1,第2,第3,第4の各データ整列手段による配列変
更を示す配列図である。 1……ディスク、2……信号読み取り手段、3……信号
処理手段、4……TOC情報記憶手段、5……演算開始手
段、6……プログラム記憶手段、7……録音時間設定手
段、8……録音時間記憶手段、9……演奏時間算出手
段、10……合計値算出手段、11……数値記憶手段、12…
…減算手段、13……第1の番号記憶手段、14……番号記
憶制御手段、15……第2の番号記憶手段、16……第1の
データ整列手段、17……減算結果記憶手段、18……第3
の番号記憶手段、19……編集判定手段、20……第2のデ
ータ整列手段、21……第4の番号記憶手段、22……第3
のデータ整列手段、23……編集動作制御手段、24……第
4のデータ整列手段。
フロントページの続き (72)発明者 坂本 徳行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−50279(JP,A) 特開 昭64−88982(JP,A) 特開 昭64−88978(JP,A) 特開 昭64−62884(JP,A) 特開 平2−9079(JP,A) 特開 昭64−62885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/034

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク上に記録された情報を磁気記録テ
    ープに編集録音する際、テープの録音時間に相当するデ
    ータ値を記憶する録音時間記憶手段と、ディスク上に記
    録されている各プログラムの内、編集録音しようとする
    プログラム群を記憶するためのプログラム記憶手段と、
    ディスク上に記憶されたデータより各プログラムの演奏
    時間を算出する演奏時間算出手段と、上記録音時間記憶
    手段に記憶されたデータ値よりプログラム記憶手段に記
    憶された全プログラム(M個とする)の合計演奏時間を
    減算しその値を記憶する数値記憶手段と、上記録音時間
    記憶手段に記憶されたデータ値の2分の1の値より上記
    プログラム記憶手段に記憶された第1番目から第n番目
    (1≦n≦M)までのプログラムの各演奏時間を繰り返
    し減算する減算手段と、その減算結果が0以上となる最
    大のnの値(=Kとする)を記憶するための第1の番号
    記憶手段と、1≦n≦Kである任意のn(=Jとする)
    を記憶する第2の番号記憶手段と、第J+1番目より第
    K+1番目までのプログラムについては第n番目→第n
    −1番目へ、第J番目については第J番目→第K+1番
    目へプログラム内容の移動を行なう第1のデータ整列手
    段と、データ整列後の第K番目までのプログラムについ
    ての上記減算手段による減算結果を記憶する減算結果記
    憶手段と、K+1≦n≦Mである任意のn(=Lとす
    る)を記憶する第3の番号記憶手段とを備え、任意のJ
    とLについて上記演奏時間算出手段による第L番目のプ
    ログラムの演奏時間が上記減算結果記憶手段に記憶され
    ている値以上でありかつその差が数値記憶手段に記憶さ
    れている値以内であればプログラム記憶手段に記憶され
    た全プログラムが録音時間記憶手段に記憶されたテープ
    の録音時間内で録音可能である事を判定する編集判定手
    段とを備え、さらに第K+1番目から第L−1番目まで
    のプログラムについては第n番目→第n+1番目へ、第
    L番目については第L番目→第K+1番目へプログラム
    内容の移動を行なう第2のデータ整列手段とを備えたこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の第1の番号記憶手段に、減
    算手段による減算結果が0以上となる“最大のn"の値を
    記憶するか“最大のn"−1の値を記憶するかを選択する
    番号記憶制御手段を備え、“最大のn"を記憶する場合は
    第K+1番目から第M番目までのプログラムの内演奏時
    間が最小となる番号(=N1とする)を、“最大のn"−1
    を記憶する場合は演奏時間が最大となる番号(=N2とす
    る)をそれぞれ記憶する第4の番号記憶手段と、第K+
    1番目から第N1−1または第N2−1番目までのプログラ
    ムについては第n番目→第n+1番目へ、第N1または第
    N2番目については第N1または第N2番目→第K+1番目へ
    プログラム内容の移動を行なう第3のデータ整列手段と
    を備え、データ整列後、請求項1記載の編集判定動作を
    行なうよう制御する編集動作制御手段を備えたことを特
    徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の編集判定動作完了後、その
    ときのLが1<N1またはN2であれば請求項1記載の第2
    のデータ整列手段によるデータ整列後さらに第K番目と
    第K+1番目のプログラム内容との入れ替えを行なう第
    4のデータ整列手段を備えたことを特徴とするディスク
    再生装置。
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