JP2765171B2 - 情報記録カード - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録層を持つカードに係り、特に偽造を
効果的に防止すると共に、真偽の判別を容易に行い得る
様にした情報記録カードに関するものである。
効果的に防止すると共に、真偽の判別を容易に行い得る
様にした情報記録カードに関するものである。
近年、磁気記録媒体に機械読み取り可能な情報を記録
してなるカード類の普及には著しいものがあり、IDカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、ギフトカー
ドをはじめとして、テレホンカードに代表されるプリペ
イドカード、乗車券、回数券、定期券等、多くの分野で
利用されている。
してなるカード類の普及には著しいものがあり、IDカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、ギフトカー
ドをはじめとして、テレホンカードに代表されるプリペ
イドカード、乗車券、回数券、定期券等、多くの分野で
利用されている。
この種のカードは、カード基体上に磁気記録層を設
け、該磁気記録層に情報を磁気記録するものである。磁
気記録された情報は目視により不可視であるが、磁気読
み取り機械の一般への普及により、故意に記録情報を消
去したり、書き換えられたりする恐れがある。
け、該磁気記録層に情報を磁気記録するものである。磁
気記録された情報は目視により不可視であるが、磁気読
み取り機械の一般への普及により、故意に記録情報を消
去したり、書き換えられたりする恐れがある。
また、バーコード、MICR,OCR等の手段をもって、カー
ド表面に情報を記録することも行われているが、その情
報が目視により判読できるため、改竄等の不正行為を容
易に行えるという問題点がある。
ド表面に情報を記録することも行われているが、その情
報が目視により判読できるため、改竄等の不正行為を容
易に行えるという問題点がある。
以上のように、従来のこの種のカードにおいては、偽
造あるいは改竄して悪用されることが多いことから、こ
れを防止するための技術を駆使したカードの出現が強く
望まれてきている。
造あるいは改竄して悪用されることが多いことから、こ
れを防止するための技術を駆使したカードの出現が強く
望まれてきている。
本発明は上述のような問題を解決するためになされた
もので、その目的は記録された情報を不可視にすること
により、偽造、改竄等の防止を一層効果的にかつ、確実
に行えると共に、真偽の判別を容易に行うことが可能な
信頼性の高い情報記録カードを提供することにある。
もので、その目的は記録された情報を不可視にすること
により、偽造、改竄等の防止を一層効果的にかつ、確実
に行えると共に、真偽の判別を容易に行うことが可能な
信頼性の高い情報記録カードを提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、紙、プラスチ
ックシート等からなるカード基体の上に磁気記録層を設
け、この上に磁気記録層を不可視とする第1の隠蔽層を
設け、さらにこの上に感熱記録層を設け、さらにその上
に赤外線を透過し、かつ前記感熱記録層を不可視とする
第2の隠蔽層を設けてなる情報記録カードを提供する。
ックシート等からなるカード基体の上に磁気記録層を設
け、この上に磁気記録層を不可視とする第1の隠蔽層を
設け、さらにこの上に感熱記録層を設け、さらにその上
に赤外線を透過し、かつ前記感熱記録層を不可視とする
第2の隠蔽層を設けてなる情報記録カードを提供する。
また、上記感熱記録層が、加熱発色させたところは赤
外線を吸収するが、未発色のところは赤外線を反射する
特性を持つ感熱記録材料からなる情報記録カードを提供
する。
外線を吸収するが、未発色のところは赤外線を反射する
特性を持つ感熱記録材料からなる情報記録カードを提供
する。
本発明は、感熱記録層にパターン等の情報をサーマル
ヘッド等により熱的に発色させて記録する。
ヘッド等により熱的に発色させて記録する。
この発色したパターンの部分は赤外線を照射したと
き、殆ど赤外線を反射せず吸収する。一方、パターン以
外の未発色の部分は赤外線を高率で反射する。従って、
この反射率の大きな違いから、パターンを読み取ってカ
ードの真偽の判別等を行うことが可能である。該ターン
を含めた感熱記録層は、その上の第2の隠蔽層により不
可視となっている上、発色したパターンの部分と未発色
の部分とは同一平面上にあって、段差が無いことから、
その存在を察知することは一層困難になり、偽造、改竄
等を防ぐことが可能となる。
き、殆ど赤外線を反射せず吸収する。一方、パターン以
外の未発色の部分は赤外線を高率で反射する。従って、
この反射率の大きな違いから、パターンを読み取ってカ
ードの真偽の判別等を行うことが可能である。該ターン
を含めた感熱記録層は、その上の第2の隠蔽層により不
可視となっている上、発色したパターンの部分と未発色
の部分とは同一平面上にあって、段差が無いことから、
その存在を察知することは一層困難になり、偽造、改竄
等を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
する。
第1図〜第3図は、本発明をプリペイドカードに適用
した場合の一実施例を示すもので、第1図はカード裏側
の平面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第3図は
第1図のY−Y′断面図をそれぞれ示すものである。
した場合の一実施例を示すもので、第1図はカード裏側
の平面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第3図は
第1図のY−Y′断面図をそれぞれ示すものである。
第1図〜第3図において、カード基体1の表面に磁気
記録層2を設け、この上に(図では下側になる)磁気記
録層を不可視とする第1の隠遮層3を設け、さらにこの
上にパターン5等を熱的に記録する感熱記録層4を設け
ている。このパターン5は例えばバーコードパターンの
如く情報を記録するもの、あるいは単にパターンの存在
を確認できるものであってもよい。この感熱記録層4の
上には、パターンを含めた感熱記録層4を不可視とする
第2の隠蔽層6を設け、さらにこの上に保護層7を設け
ている。
記録層2を設け、この上に(図では下側になる)磁気記
録層を不可視とする第1の隠遮層3を設け、さらにこの
上にパターン5等を熱的に記録する感熱記録層4を設け
ている。このパターン5は例えばバーコードパターンの
如く情報を記録するもの、あるいは単にパターンの存在
を確認できるものであってもよい。この感熱記録層4の
上には、パターンを含めた感熱記録層4を不可視とする
第2の隠蔽層6を設け、さらにこの上に保護層7を設け
ている。
ここで、カード基体1は紙あるいはプラスチックシー
ト等からなるものである。磁気記録層2はγ−Fe2Co3、
Co被着γ−Fe2、O3、Fe3O4、Baフェライト、Fe等の磁性
粉を適当な樹脂あるいはインキビヒクル中に分散させた
ものをグラビア法、ロールコート法等により形成したも
のである。
ト等からなるものである。磁気記録層2はγ−Fe2Co3、
Co被着γ−Fe2、O3、Fe3O4、Baフェライト、Fe等の磁性
粉を適当な樹脂あるいはインキビヒクル中に分散させた
ものをグラビア法、ロールコート法等により形成したも
のである。
第一隠蔽層3は、Al、Ni、センダスト等の金属粉ある
いは酸化チタン、酸化バリウム等の顔料を適当な樹脂あ
るいはインキビヒクル中に分散させたものをグラビア
法、ロールコート法により形成したものである。
いは酸化チタン、酸化バリウム等の顔料を適当な樹脂あ
るいはインキビヒクル中に分散させたものをグラビア
法、ロールコート法により形成したものである。
感熱記録層4は、有機金属塩あるいはロイコ染料を用
いる方法がある。有機金属塩としては例えばステアリン
酸第二鉄と没食子酸とのキレート化合物、またロイコ染
料としては例えば、フルオレン系化合物、フルオラン系
化合物、フタリド誘導体などがあり、これと作用して発
色させる顕色剤としては、フェノール、クレゾール、ヒ
ドロキノンなどの酸性物質がある。これら材料を適当な
樹脂あるいはインキビヒクル中に分散させたものをグラ
ビア法あるいはロールコート法により、第1隠蔽層3上
にコートして感熱記録層4を形成する。
いる方法がある。有機金属塩としては例えばステアリン
酸第二鉄と没食子酸とのキレート化合物、またロイコ染
料としては例えば、フルオレン系化合物、フルオラン系
化合物、フタリド誘導体などがあり、これと作用して発
色させる顕色剤としては、フェノール、クレゾール、ヒ
ドロキノンなどの酸性物質がある。これら材料を適当な
樹脂あるいはインキビヒクル中に分散させたものをグラ
ビア法あるいはロールコート法により、第1隠蔽層3上
にコートして感熱記録層4を形成する。
第2隠蔽層6は赤外線は透過させるが可視光は透過さ
せない、例えば第4図に示すような分光反射率特性をも
つプロセスインキ(イエロー、マゼンタ、シアン)を適
当な比で混合したグレー系のインキをオフセットあるい
はスクリーン印刷法などにより形成する。
せない、例えば第4図に示すような分光反射率特性をも
つプロセスインキ(イエロー、マゼンタ、シアン)を適
当な比で混合したグレー系のインキをオフセットあるい
はスクリーン印刷法などにより形成する。
保護層7は、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ニトロセルロースなどの樹脂をトルエン、
キシレンなどの溶剤に溶かしたものをグラビア法、ロー
ルコート法などにより形成する。
ステル樹脂、ニトロセルロースなどの樹脂をトルエン、
キシレンなどの溶剤に溶かしたものをグラビア法、ロー
ルコート法などにより形成する。
以上のような構成からできたプリペイドカードの感熱
記録層4にサーマルヘッドにより、バーコード、マーク
などのパターンが記録される。パターンの部分は、緑あ
るいは青緑、黒色に発色するが、第2の隠遮層6により
隠蔽されているため外からその存在を察知することはで
きない。
記録層4にサーマルヘッドにより、バーコード、マーク
などのパターンが記録される。パターンの部分は、緑あ
るいは青緑、黒色に発色するが、第2の隠遮層6により
隠蔽されているため外からその存在を察知することはで
きない。
次に、このパターンを読み取る方法であるが、カード
に赤外線を照射することにより行われる。即ち、発色し
たパターンの部分及び未発色の部分は第5図に示すよう
な分光反射率特性を持ち、波長が700nm以上の赤外線領
域において、パターンの部分は赤外線をほとんど反射し
ないが未発色の部分は反対に高い反射率を示す。従っ
て、この反射率の大きな違いから、パターンを読み取っ
て、カードの真偽の判別や金額などのデータの認識が可
能である。
に赤外線を照射することにより行われる。即ち、発色し
たパターンの部分及び未発色の部分は第5図に示すよう
な分光反射率特性を持ち、波長が700nm以上の赤外線領
域において、パターンの部分は赤外線をほとんど反射し
ないが未発色の部分は反対に高い反射率を示す。従っ
て、この反射率の大きな違いから、パターンを読み取っ
て、カードの真偽の判別や金額などのデータの認識が可
能である。
具体的な方法としては、赤外線センサーにてこのパタ
ーン部を走査し、そのパターンに応じた出力信号を得、
この出力信号が所定のものか否かを確認することで真偽
を判別したり、あるいはIRスコープを用いて目視でこの
パターンを見ることにより、真偽判別が可能である。
ーン部を走査し、そのパターンに応じた出力信号を得、
この出力信号が所定のものか否かを確認することで真偽
を判別したり、あるいはIRスコープを用いて目視でこの
パターンを見ることにより、真偽判別が可能である。
以上説明したように、本発明によれば紙、プラスチッ
クシートなどからなるカード基体の上に磁気記録層を設
け、この上に第1の隠蔽層を設け、さらにこの上にパタ
ーンを記録する感熱記録層を設け、さらにこの上にパタ
ーンを記録する感熱記録層を設け、さらにまたこの上に
赤外線を透過し、かつ感熱記録層上にサーマルヘッドに
より発色したターンを不可視とする第2の隠蔽層を設け
る構成としたので、記録されたパターンの存在を察知す
ることは不可能であり、偽造、改竄防止をより一層確実
に行うことができる。また、感熱記録層に記録されるバ
ーコードなどのパターンはサーマルヘッドにより、任意
に記録できる。従って、他の方法、例えば本発明の感熱
記録層の代わりに、赤外線吸収剤を含有したインキでも
ってパターンを第1隠蔽層の上に印刷し固定する方法と
本発明の方法を比較したとき、前者の印刷する方法は、
その印刷という手段から必然的にパターンは同一種類
か、せいぜい数種に限られてくるが、後者の本発明の感
熱記録層を用いる方は、サーマルヘッドにより必要とす
るパターンを自由に記録できるため、非常にフレキシブ
ルな利用が可能となる。
クシートなどからなるカード基体の上に磁気記録層を設
け、この上に第1の隠蔽層を設け、さらにこの上にパタ
ーンを記録する感熱記録層を設け、さらにこの上にパタ
ーンを記録する感熱記録層を設け、さらにまたこの上に
赤外線を透過し、かつ感熱記録層上にサーマルヘッドに
より発色したターンを不可視とする第2の隠蔽層を設け
る構成としたので、記録されたパターンの存在を察知す
ることは不可能であり、偽造、改竄防止をより一層確実
に行うことができる。また、感熱記録層に記録されるバ
ーコードなどのパターンはサーマルヘッドにより、任意
に記録できる。従って、他の方法、例えば本発明の感熱
記録層の代わりに、赤外線吸収剤を含有したインキでも
ってパターンを第1隠蔽層の上に印刷し固定する方法と
本発明の方法を比較したとき、前者の印刷する方法は、
その印刷という手段から必然的にパターンは同一種類
か、せいぜい数種に限られてくるが、後者の本発明の感
熱記録層を用いる方は、サーマルヘッドにより必要とす
るパターンを自由に記録できるため、非常にフレキシブ
ルな利用が可能となる。
第1図乃至第3図は本発明をプリペイドカードに適用し
た場合の一実施例を示す図であり、第1図は同カード裏
面の平面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第3図
は第1図のY−Y′断面図、第4図は第2隠蔽層の形成
に用いる分光反射率特性を示す曲線図、第5図は感熱記
録層の発色部及び未発色部の分光反射率特性を示す曲線
図である。 1……カード基体、2……磁気記録層 3……第1隠蔽層、4……感熱記録層 5……記録パターン、6……第2隠蔽層、7……保護層
た場合の一実施例を示す図であり、第1図は同カード裏
面の平面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第3図
は第1図のY−Y′断面図、第4図は第2隠蔽層の形成
に用いる分光反射率特性を示す曲線図、第5図は感熱記
録層の発色部及び未発色部の分光反射率特性を示す曲線
図である。 1……カード基体、2……磁気記録層 3……第1隠蔽層、4……感熱記録層 5……記録パターン、6……第2隠蔽層、7……保護層
Claims (2)
- 【請求項1】紙、プラスチックシート等からなるカード
基体の上に磁気記録層を設け、この上に磁気記録層を不
可視とする第1の隠蔽層を設け、さらにこの上に感熱記
録層を設け、さらにその上に赤外線を透過し、かつ前記
感熱記録層を不可視とする第2の隠蔽層を設けてなるこ
とを特徴とする情報記録カード。 - 【請求項2】感熱層が、加熱発色させたところは赤外線
を吸収するが、未発色のところは赤外線を反射する特性
を持つ感熱記録材料からなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の情報記録カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072773A JP2765171B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 情報記録カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072773A JP2765171B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 情報記録カード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03272897A JPH03272897A (ja) | 1991-12-04 |
JP2765171B2 true JP2765171B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13499032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2072773A Expired - Fee Related JP2765171B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 情報記録カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765171B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2072773A patent/JP2765171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03272897A (ja) | 1991-12-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |