JP2764719B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2764719B2
JP2764719B2 JP7043669A JP4366995A JP2764719B2 JP 2764719 B2 JP2764719 B2 JP 2764719B2 JP 7043669 A JP7043669 A JP 7043669A JP 4366995 A JP4366995 A JP 4366995A JP 2764719 B2 JP2764719 B2 JP 2764719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、互いに異なった色の現
像剤をそれぞれ収容した複数の現像器を有し、当該複数
の現像器のうちの選択された現像器が潜像担持体に対向
した現像位置を占めるように回転駆動される現像ユニッ
トを具備し、前記各現像器は、これが現像位置を占めた
状態で、潜像担持体に対向し、かつ回転駆動されなが
ら、現像剤を表面に担持して搬送する現像剤搬送部材を
有し、現像位置を占めた現像器の現像剤搬送部材に担持
された現像剤を該現像剤搬送部材の回転方向に搬送し、
該現像剤搬送部材と潜像担持体との間の現像領域に搬送
した現像剤によって、回転駆動される潜像担持体に形成
された静電潜像を可視像化する現像装置であって、現像
位置を占めた現像器の現像剤搬送部材が、前記現像領域
において、潜像担持体と同じ向きに移動するように、当
該現像剤搬送部材の回転方向を設定した現像装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】複写機又はプリンタ等の画像形成装置に
用いられる上記形式の現像装置は、現像位置にもたらさ
れた現像器の現像剤搬送部材によって粉体状の現像剤を
現像領域に搬送し、これによって静電潜像を可視像化す
るものである。その際、現像領域に存する現像剤がわず
かではあるが現像装置の外部に飛散することがあり、こ
れを放置すると飛散現像剤が画像形成装置内の各種要素
に付着して画像形成装置の機能を低下させ、あるいは画
像形成装置の周辺を汚損せしめる恐れがある。 【0003】また、冒頭に記載した現像装置において
は、現像位置を占めた現像器の現像剤が現像領域に搬送
される間に、現像領域よりも現像剤搬送部材の回転方向
上流側の領域に多量の現像剤が溜まり、ここに詰まって
しまうおそれがある。特に現像剤搬送部材の回転速度を
高めると多量の現像剤が現像領域へ向けて搬送されるの
で、上述した現像剤の詰まり現象が発生しやすくなる。 【0004】上述のように潜像担持体と現像剤搬送部材
との間に多量の現像剤が詰まってここに溜るようになる
と、この現像剤が現像剤搬送部材に対して大きな抵抗を
及ぼし、これによって現像剤搬送部材の回転が乱され、
当該現像剤搬送部材が一定の速度で回転できなくなるお
それがある。かかる現象が発生すれば、潜像担持体に形
成される可視像が乱され、その画質が劣化する。また、
潜像担持体と現像剤搬送部材との間に多量の現像剤が詰
まると、その現像剤が潜像担持体の表面に対して大きな
外力を与え、その表面に傷を付けるおそれもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記認識に
基づきなされたものであって、その目的とするところ
は、上述した従来の欠点を一挙に解決することのできる
現像装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の現像装置において、
現像領域に存する現像剤の飛散を防止するためのシール
部材を各現像器にそれぞれ付設し、現像位置を占めた現
像器のシール部材の弾性ないしは可撓性を有する自由端
側が、前記潜像担持体の回転方向に関し、前記現像領域
よりも上流側であって、前記静電潜像の形成される潜像
担持体の表面に当接するように、当該シール部材を位置
決めし、かつ現像位置を占めた現像器のシール部材の基
端側を、現像剤搬送部材の回転方向に関し前記現像領域
の上流側の現像剤搬送部材部分を覆う現像器のケーシン
グ部分に固定し、前記現像ユニットの回転時に、全ての
シール部材の基端側が必ずその自由端側よりも下流側と
なって移動するように、現像ユニットの回転方向を設定
したことを特徴とする現像装置を提案する。 【0007】 【実施例】以下、本発明を複写機における現像装置に適
用した実施例を図面に従って説明する。 【0008】図1及び図2に示した回転型の現像装置
は、画像形成装置本体(この例では複写機本体)2に後
述するように引き出し自在に支持された現像ユニット1
を有しており、図2は複写機本体2から現像ユニット1
を引き出した状態を示している。現像ユニット1は複数
の、図の例では3つの現像器3,3R,3Bを有し、各
現像器3,3R,3Bの現像剤室4,4R,4Bは、ア
ルミニウム等の非磁性体から成るケーシング部材5の3
つの仕切壁6,6R,6Bと、その両端に固着された2
つの端壁7,8(図2)によって区画されている。この
ように、本例では、ケーシング部材5と端壁7,8が、
各現像器3,3R,3Bのケーシングを構成している。 【0009】各現像器の現像剤室4,4R,4Bには互
いに異なった色の現像剤9,9R,9Bがそれぞれ収容
され、本例ではこれらの各現像剤がそれぞれが黒色、赤
色、青色であるとする。各現像剤室に、シアン、イエロ
ー及びマゼンタトナーの現像剤を収容して、フルカラー
画像を形成するように構成することもできる。このよう
に現像ユニット1は、互いに異なった色の現像剤9,9
R,9Bをそれぞれ収容した複数の現像器3,3R,3
Bを有している。現像剤としてキャリアを含まない一成
分系現像剤を用いることもできるが、図の例ではキャリ
アとトナーを有する二成分系現像剤であって、その少な
くとも一部が磁性体である磁性現像剤が用いられている
ものとする。 【0010】第1乃至第3の各現像器3,3R,3Bは
現像ユニット1の中心軸線Oを中心として放射状に配置
されてはいるが、その構造は全て同一であるため、以下
の説明では、主として第1の現像器3の構成を明らかに
し、他の現像器3R,3Bの各部分については、第1の
現像器3の各要素に付した符号にR及びBを付してお
く。 【0011】現像ユニット1は後述する如く、その中心
軸線Oのまわりを回転自在に支持され、各現像器が所定
の現像位置に回動して現像動作を行うが、図1は第1の
現像器3が現像位置を占めた状態を示している。現像ユ
ニット1は、複数の現像器3,3R,3Bのうちの選択
された現像器が潜像担持体(本例では感光体ドラム1
1)に対向した現像位置を占めるように回転駆動される
のである。 【0012】図1において、現像装置の第1の現像器3
は、回転駆動されながら現像剤を表面に担持して搬送す
る現像剤搬送部材、図の例では現像ローラ10を有し、
この現像ローラは2つの仕切壁6,6Rにより区画形成
された開口から一部を露出し(図2も参照)、複写機本
体2に回転自在に支持された感光体ドラム11に対向配
置されている。感光体ベルトから成る潜像担持体を用い
てもよいし、画像形成装置の型式によっては、誘電体ベ
ルト又は誘電体ドラムから成る潜像担持体が用いられる
ことは周知の通りである。現像ローラ10は感光体ドラ
ム11に対して所定の微小間隙をあけて平行に位置す
る。 【0013】現像ローラ10の内部には、図1にS,N
を付して示したようにS極とN極から成る磁極を有する
磁石21が現像ユニット1のケーシング部材5に対して
固定配置されている。これにより、感光体ドラム11に
対向した現像位置にもたらされた現像器3の現像ローラ
10が図1の反時計方向に回転駆動されると、羽根15
を有し、反時計方向に回転する羽根車16により撹拌、
帯電されつつ現像ローラ10に供給された磁性現像剤9
は、磁石21の磁力により現像ローラ10の表面に担持
されて、現像ローラ10の回転方向に搬送される。搬送
される現像剤はケーシング部材5に固定されたドクター
ブレード22によって掻き取り作用を受け、ブレード2
2を通過した所定量の現像剤が層厚を規制されて感光体
ドラム11へ向けて送られる。 【0014】このように、各現像器は、これが現像位置
を占めた状態で、感光体ドラム11より成る潜像担持体
に対向し、かつ回転駆動されながら、現像剤を表面に担
持して搬送する現像ローラとして構成された現像剤搬送
部材を有している。 【0015】一方、感光体ドラム11は図1における時
計方向に回転駆動され、その表面には図示していない帯
電・露光手段によって、原稿(図示せず)画像に対応し
た静電潜像がそれ自体周知の態様で形成される。この静
電潜像が感光体ドラム11と現像ローラ10との間の現
像領域Dに達すると、同じくこの現像領域Dに搬送され
た現像剤中の帯電トナーが静電潜像に静電的に移行し、
潜像が可視像化される。このように、本例の現像装置に
おいては、現像位置を占めた現像器3の現像ローラ10
より成る現像剤搬送部材に担持された現像剤を現像剤搬
送部材の回転方向に搬送し、その現像剤搬送部材と、感
光体ドラム11より成る潜像担持体との間の現像領域D
に搬送した現像剤によって、回転駆動される潜像担持体
に形成された静電潜像を可視像化する。その際、現像位
置を占めた現像器3の現像ローラ10より成る現像剤搬
送部材が、現像領域Dにおいて、感光体ドラム11より
成る潜像担持体と同じ向きに移動するように、その現像
剤搬送部材の回転方向が設定されている。 【0016】感光体ドラム11上の可視像は図示してい
ない転写紙に、同じく図示していない転写器によって転
写され、転写された可視像は定着装置(図示せず)によ
り定着される。現像領域Dを通過した現像剤は再び現像
剤室4の内部へと戻され、この室内の他の現像剤と混ぜ
合され、再び使用に供される。 【0017】上述した現像動作の進行に伴い、各現像剤
室のトナーが順次消費されるため、図2に示したトナー
供給装置44,44R,44Bによって各現像剤室4,
4R,4Bにトナーが補給される。図1にはトナー補給
装置の位置だけを鎖線で示してある。また本例における
現像ユニット1は次に説明するようにユニット担持体上
に担持されている。 【0018】即ち、図1乃至図3に示す如く、スライダ
62が、それ自体周知なスライドガイド装置61によっ
て複写機本体2の手前側(図2の矢印G方向)へ引き出
され、あるいは、逆に奥側(同じく矢印H方向)へ押し
込まれるように複写機本体2にスライド自在に支持さ
れ、このスライダ62に現像ユニット収納台63が支持
されている。スライダ62とユニット収納台63は、ユ
ニット担持体を構成している。スライダ62は手前側の
支持板64、奥側の支持板65、及びこれらを連結する
基板66を有し、両支持板64,65にはスライダ62
のスライド方向に互いに平行に延びる第1乃至第3の連
結棒67,68,69の各端部がそれぞれ固着され、こ
れらの連結棒67,68,69によって両支持板64,
65が補強されている。ユニット収納台63も手前側の
支持アーム70、奥側の支持アーム71を有し、これら
の支持アーム70,71には、下カバー72が固着され
ている。またユニット収納台63には、枢ピン73を介
して上カバー75が矢印J方向に回動可能に枢支され、
この上カバー75は通常、図1に示す閉鎖位置(図2の
鎖線の位置)に保持されている。 【0019】一方、現像ユニット1における手前側の端
壁7の外周面は円筒状に形成され、奥側の端壁8の外周
面も同様に円筒状である。ユニット収納台63の両支持
アーム70,71の上部70a,71aはこれら端壁
7,8の外周面に適合した円弧状に形成され、手前側の
支持アーム70には2個の支持ローラ76,77が回転
自在に支持され、現像ユニット1の手前側の端壁7の外
周面が、これらの支持ローラ76,77によって2個所
で支持される。またスライダ62を複写機本体2から引
き出したとき、現像ユニット1の奥側の円筒状の端壁8
が奥側の支持アーム71の円弧状の上部71aに回転自
在に支持される。これらの構成により、現像ユニット1
はユニット収納台63に支持されたまま、その中心軸線
Oのまわりを回転することができる。 【0020】現像ユニット1をセットするときは、ユニ
ット収納台63に現像ユニット1を担持したまま、スラ
イダ62を矢印H(図2)方向に押し込むだけでよく、
この押し込み動作を完了すると、現像ユニット1の奥側
の端壁8であって、該ユニット1の中心軸線O上に突設
された位置決めピン78が複写機本体2の奥側の側板
(図示せず)に穿設された位置決め孔(同じく図示せ
ず)に回転自在に嵌合し、これによって現像ユニット1
の奥側が複写機本体2、したがって該本体2の所定位置
に支持された感光体ドラム11に対して位置決めされ
る。手前側の端壁7は現像ユニット1のセット後も2つ
の支持ローラ76,77に回転自在に支持されたままで
あるが、ユニット収納台63の手前側の支持アーム70
に突設されたピン82が複写機本体2の手前側側板83
に穿設された位置決め孔、ないしはこれに嵌着された受
け部材85の中心孔に嵌合し、ユニット収納台63の手
前側が感光体ドラム11に対して位置決めされる。 【0021】一方、図1乃至図3に明示し、図4にも模
式的に示すように、本例の現像装置は、ユニット収納台
63に支持されたユニット駆動モータ88を有し、この
モータ88はユニット収納台63に支持されたギア89
を介して現像ユニット1に設けられたユニットギア90
に駆動連結されている。第2又は第3の現像器3R,3
Bにより可視像を形成するときは、ユニット駆動モータ
88により現像ユニット1をその中心軸線Oのまわりに
回転駆動し、各現像器3R,3Bを図1及び図4に示し
た第1の現像器3が位置する現像位置にもたらして現像
動作を行う。このように、現像ユニット1は、複数の現
像器3,3R,3Bのうちの選択された現像器が感光体
ドラム11より成る潜像担持体に対向した現像位置を占
めるように、ユニット駆動モータによって回転駆動され
る。 【0022】図示した現像装置は上述の如く構成されて
いるが、この現像装置によって先に説明した現像動作を
行うとき、現像ローラ10によって搬送された現像領域
Dに存する現像剤が多少飛散することはやむを得ない。
しかしこれを放置すれば、先にも説明したように、その
現像剤が現像装置の外部で四方に飛散し、これが複写機
本体内の各種要素、特に光学素子に付着し、複写機の機
能を低下させ、あるいは複写機周辺を汚す恐れがある。 【0023】そこで、本例の現像装置においては、現像
領域Dに存する現像剤の飛散を防止するためのシール部
材93,93R,93Bが各現像器3,3R,3Bにそ
れぞれ付設されている。かかるシール部材93,93
R,93Bは、例えば合成樹脂から成る弾性フィルム、
シート(ポリエステルフィルム、ポリウレタンゴムシー
ト等)、又は可撓性ブラシ等から成り、図1に示す如く
現像位置を占めた現像器3のシール部材93の自由端側
が、その長手方向全長に亘って、感光体ドラム11より
成る潜像担持体の表面に当接する。他の現像器3R,3
Bのシール部材93R,93Bも、これらの現像器3
R,3Bが現像位置にもたらされたとき、その各シール
部材93R,93Bが、図1に示したシール部材93と
全く同様に感光体ドラム11の表面に当接して、現像剤
の飛散を防止する。 【0024】ここで、図1から明らかなように、現像位
置を占めた現像器3のシール部材93の弾性ないしは可
撓性を有する自由端側が、感光体ドラム11より成る潜
像担持体の回転方向に関し、現像領域Dよりも上流側で
あって、前述の静電潜像の形成される潜像担持体の表面
に当接するように、当該シール部材93が位置決めさ
れ、しかも現像位置を占めた現像器3のシール部材93
の基端側が、現像ローラ10より成る現像剤搬送部材の
回転方向に関し現像領域Dの上流側の現像剤搬送部材部
分を覆う現像器のケーシング部分に固定されている。か
かるシール部材を設けることにより、次に示す作用効果
を奏することできる。 【0025】前述のように、図1に示した現像装置にお
いては、現像動作を実行する現像ローラ10が、現像領
域Dにおいて感光体ドラム11と同じ向きに移動する。
より正確に言えば、感光体ドラム11と、これに対向す
る現像ローラ10とが最も接近した部分で、両者が同じ
方向に移動するのである。このため、現像領域Dよりも
上流側の感光体ドラム周面の近傍と、同じく上流側の現
像ローラ周面の近傍には、現像領域Dへ向けて流れる気
流が発生する。感光体ドラム11と現像ローラ10の回
転によって付勢された空気が、現像領域Dへ向けて流れ
込むのである。ところが、現像領域Dは大変狭くなって
いるので、ここに流れ込もうとする感光体ドラムまわり
の空気と現像ローラまわりの空気は、現像領域D、ない
しはその手前の部分で合流した後、逆に現像領域Dから
図1における上方へ向けて上昇する。感光体ドラム11
と現像ローラ10の回転方向上流側の上方へ向けた空気
の流れが生じるのである。 【0026】一方、現像ローラ10に担持された現像剤
は、その現像ローラ10の回転方向に搬送されるが、そ
の現像剤の一部が現像ローラ10から離れて飛散する
と、かかる飛散現像剤は上述の空気の流れに乗って図に
おける上方に移動する。このように、現像領域Dで飛散
した現像剤は、その大部分が現像領域Dよりも感光体ド
ラム11と現像ローラ10の回転方向上流側、図1の例
では上方に流れるのである。 【0027】図1に示した現像装置においては、この点
に着目し、現像剤が現像領域Dから離れて流れる側、す
なわち現像ローラ10の回転方向に関し現像領域Dの上
流側にシール部材93を設け、このシール部材93によ
って現像剤が現像装置の外部に飛散することを効果的に
防止している。このように現像領域Dの上流側にシール
部材93を設けたので、シール部材の数を徒らに増やす
必要はない。シール部材93の数を増大させなくとも、
そのシール部材93が、飛散する現像剤の流れる側に位
置しているので、現像剤が現像装置の外部に飛散するこ
とを効果的に防止できる。このようにして現像装置のコ
スト上昇を確実に抑えることができる。 【0028】また、現像位置を占めた現像器3のシール
部材93の自由端側は、前述のように、感光体ドラム1
1の表面に接しているので、現像剤がシール部材93の
外部、すなわち現像装置の外部へ飛散することをより一
層効果的に防止でき、現像剤のシール効果を高めること
ができる。その際、感光体ドラム11に当接するシール
部材93は、静電潜像の形成される感光体ドラム表面に
当接するが、その当接部は、現像ローラ10の回転方向
に関して現像領域Dの上流側であり、しかも弾性ないし
は可撓性を有するシール部材の自由端側が感光体ドラム
11の表面に当接するので、感光体ドラム11上に形成
された静電潜像や可視像がシール部材93によって乱さ
れたり、感光体ドラム11の表面に傷が付けられること
はない。 【0029】また、従来の現像装置においては、現像剤
が現像領域Dに搬送される間に、現像領域Dよりも現像
ローラ10の回転方向上流側の領域に多量の現像剤が溜
まり、ここに詰まることがあった。複写スピードを高め
るべく、現像ローラ10の回転を高めるとその傾向が強
くなる。特に、図1に示したように、現像ローラ10に
内設された磁石21の磁力によって、現像剤を現像ロー
ラ10の表面に担持して搬送する形式の現像装置におい
ては、その搬送される現像剤のうち、現像ローラ10の
表面からその半径方向に大きく離れて外側に位置する現
像剤には、磁石21の磁力が及び難くなるため、当該現
像剤が現像ローラ10の表面側へ引き付けられる力が弱
くなり、現像ローラ10によって現像領域Dへ向けて搬
送され難くなる。このため、現像領域Dの上流側領域に
多量の現像剤が溜り、ここに詰まってしまうのである。
このように、現像領域Dの上流領域に多量の現像剤が詰
まると、その現像剤が現像ローラ10に対して大きな抵
抗を与え、現像ローラ10が一定の速度で回転できなく
なり、その回転状態が乱され、これによって感光体ドラ
ム11に形成される可視像の画質が劣化するおそれがあ
る。また、その詰まった現像剤が感光体ドラム11の表
面に対して大きな外力を加え、その表面に傷を付けるお
それもある。 【0030】ところが、本例の現像装置においては、現
像位置を占めた現像器3の現像ローラ10の回転方向に
関し、現像領域Dの上流側にシール部材93が位置し、
しかもそのシール部材93の自由端側が、現像領域Dよ
りも上流側の感光体ドラム表面に当接し、かつその基端
側が現像領域Dよりも上流側の現像器3のケーシング部
分、すなわちケーシング部材5に固定されているので、
現像領域Dよりも上流側の領域に存する現像剤がそのシ
ール部材93によって、現像ローラ10の表面側に押し
付けられる。このため、その現像剤は現像ローラ10の
表面側、すなわち磁石21の側に近づき、磁石21によ
る大きな磁力の及ぶ範囲に存することになり、しかも現
像剤と現像ローラ10の表面との摩擦力が強まる。この
結果、現像領域Dの上流側に存する現像剤は、現像ロー
ラ10の表面に確実に担持され、その現像ローラ10の
回転によって効率よく、当該現像ローラ10の回転方向
に搬送され、現像領域Dを通過し、現像剤室4の側に戻
される。このため、現像領域Dの上流側に多量の現像剤
が詰まることはない。よって、現像ローラ10に現像剤
による過大な抵抗が作用してその回転が乱されることは
なく、感光体ドラム11に形成される可視像の画質劣化
を防止できる。また感光体ドラム11の表面に、詰まっ
た現像剤による大きな外力が加えられることも阻止で
き、感光体ドラム表面の損傷を防止できる。 【0031】ところで、図1に示した回転型の現像装置
においては、使用する現像器を選択するため、現像ユニ
ット1を前述の如くユニット駆動モータ88によって回
転させたとき、シール部材93,93R,93Bも現像
ユニット1と共に回転する。従って、その回転時に、そ
れまで現像位置を占めていた現像器又は現像位置に移動
する現像器のシール部材は感光体ドラム11の周面に摺
接し、感光体ドラム11からの外力で曲げ変形する。そ
の際、現像ユニット1がその中心Oのまわりを図1にお
ける反時計方向に回転したとすると、シール部材93
は、その取付姿勢の関係から、その先端を押し付けられ
るように感光体ドラム11からの外力を受け、図7に示
す如くめくれた状態に大きく曲げ変形する恐れがある。
このため、場合によってはシール部材93が破損した
り、あるいは逆にシール部材93が感光体ドラム11の
表面に傷を付ける恐れもある。 【0032】そこで図示した回転型の現像装置において
は、現像ユニット1の回転時に、全てのシール部材9
3,93R,93Bの基端側が、必ずその自由端側より
も下流側となって移動するように、現像ユニット1の回
転方向が設定されている。図1の例では、現像ユニット
1が必ず図1における時計方向にのみ回転するように構
成されているのである。このようにすれば現像ユニット
1の回転時にシール部材93は、その取付姿勢の関係に
より、わずかに曲げ変形するだけで済み、シール部材9
3及び感光体ドラム11に大きな外力が及ぼされる不都
合を阻止できる。即ち、現像ユニットの回転時に感光体
ドラム11から受ける外力によってシール部材が曲げ変
形する変形量が少なくなる方向にのみ、現像ユニット1
を回転させて各現像器を現像位置にもたらすのである。
他の現像器3R,3Bに付設されたシール部材93R,
93Bについても全く同様であり、その変形量が少なく
留められる。 【0033】また、本例では、図1に示すように現像位
置を占めた現像器3のシール部材93の外側にも、現像
剤の飛散を防止する第2のシール部材94が設けられて
いる。この第2のシール部材94も、感光体ドラム11
の回転方向に関し、現像領域Dの上流側に設けられ、そ
の自由端側が感光体ドラム11の表面に当接し、その基
端側が上カバー75に固定されている。このように、現
像領域Dよりも感光体ドラム11と現像ローラ10の回
転方向上流側の上方に流れる現像剤を、2つのシール部
材93,94によって、現像装置の外部に飛散すること
を防止するので、二重のシール効果が得られ、現像剤の
飛散防止効果をより確実なものとすることができる。万
一、2つのシール部材93,94のうちの一方が破損し
たようなときも、現像剤の飛散防止機能を維持すること
ができる。 【0034】また、第2のシール部材94も、その自由
端側が感光体ドラム11の表面に当接しているので、現
像剤の飛散を効果的に防止できる。その際、この第2の
シール部材94も、感光体ドラム回転方向における現像
領域Dの上流側の感光体ドラム表面に当接しているの
で、感光体ドラム11に形成される可視像が第2のシー
ル部材94によって乱されるおそれはない。 【0035】ところで、図示した回転型の現像装置にお
いては、前述のように現像ユニット1がその中心軸線O
のまわりを必ず同じ方向、すなわち図1及び図4におけ
る時計方向(矢印Q方向)に回転駆動されるように構成
されているが、これによって、現像ユニット1の停止時
に、このユニット1に対して時計方向と逆の反時計方向
に回転させようとする力が作用したとしても、現像ユニ
ット1を駆動するギア89やユニット駆動モータ88
が、現像ユニット1の反時計方向への回転を積極的に阻
止する。これにより次のような利点が得られる。 【0036】図1及び図4に示したように現像位置を占
めた現像器3の現像ローラ10は、その現像動作時にこ
れらの図における反時計方向に回転するが、その負荷は
現像剤の循環に起因して大変大きなものとなる。しかも
現像ローラ10は現像ユニット1の中心軸線Oから大き
く外れた位置を占めているので、現像ローラ10の反時
計方向の回転(自転)によって、現像ユニット1には、
その中心軸線Oのまわりに反時計方向の大きなモーメン
トが作用する。したがって現像ユニット1は図1及び図
4の反時計方向(矢印Qと逆方向)に回転しようとす
る。このとき実際に現像ユニット1が回転してしまえ
ば、現像ローラ10が所定の位置からはずれてしまい、
所定の現像動作を行い得なくなる。ところが、上述のよ
うに現像ユニット1は、その停止時にギア89ないしは
ユニット駆動モータ88等によって反時計方向への回転
を積極的に阻止されるため、現像ローラ10が所定の位
置からずれ動くことはなく、現像動作に何ら悪影響が及
ぼされることはない。現像ユニット1が反時計方向に回
転しないよう、ロック手段を設けることも有利である。 【0037】さらに、図示した回転型の現像装置におい
ては、現像ユニット1を一定方向にのみ回転駆動するこ
とによって次のような利点も得られる。 【0038】図4に示すように現像ユニット1に回転自
在に支持された各現像ローラ10,10R,10Bには
現像ローラギア14,14R,14Bが固着され(図3
も参照)、現像ユニット1の回転により現像位置にもた
らされた現像ローラの現像ローラギアが、現像ユニット
1以外の適所、例えば感光体ドラム11の支軸に回転自
在に支持された駆動ギア111に噛み合う。図4は第1
の現像ローラ10のギア14が駆動ギア111に噛み合
った状態を示しており、現像動作時には駆動ギア111
が図4の時計方向(矢印R方向)に回転して、現像ロー
ラギア14と現像ローラ10が反時計方向に駆動され
る。 【0039】使用する現像器を変えるときは、現像ユニ
ット1がユニット駆動モータ88により回転され、この
とき現像ローラギア14,14R,14Bは現像ユニッ
ト1の中心軸線Oのまわりを公転して、選択された現像
器の現像ローラギアが駆動ギア111に噛み合う。この
場合、現像ユニット1の回転によって、いずれかの現像
ローラギア14,14R,14Bが駆動ギア111に係
合し始めるとき、図6に示すように現像ローラギアの歯
先と駆動ギア111の歯先が互いに衝合し合うことがあ
る。このような事態が発生すれば、これらのギアが停止
してしまうか、ギアの歯を切損する恐れがある。 【0040】この不都合を除去するには、駆動ギア11
1に噛み合い始める直前の時点までに、駆動ギア111
が図4における時計方向(矢印R方向)に既に回転を開
始しているように構成すればよい。即ち現像ローラギア
が公転して、そのいずれかのギアが駆動ギア111に係
合するとき、既にこのギア111が回転しているように
するのである。このようにすれば、現像ローラギア、例
えば第1の現像器3の現像ローラギア14が、駆動ギア
111に噛み合い始めたとき、その両ギア14,111
の歯先がたとえ図6のように衝合したとしても、駆動ギ
ア111の回転によって、両ギアは歯先同士の衝合を直
ちに解除し、所定の正しい噛み合い状態となる。 【0041】駆動ギア111の回転開始の時期は、この
ギア111にいずれかの現像ローラギアが係合し始める
直前までであればよいから、現像ユニット1が回転し始
めると同時に駆動ギア111を回転させ始めてもよい
し、複写機の電源がオン状態にあるとき、常に駆動ギア
111を回転させ続けていてもよい。 【0042】この場合、駆動ギア111とこれに噛み合
おうとする現像ローラギアの係合領域における両者の相
対速度が速い程、両ギアの歯先同士の衝合をより迅速に
解除することができる。この例では、駆動ギア111の
回転方向は、現像ローラギアを反時計方向に回転(自
転)させる必要上、時計方向でなければならないので、
この駆動ギア111と、これに係合しようとする現像ロ
ーラギアの相対速度を大きくするには、現像ローラを図
4における時計方向(矢印Q方向)に公転させればよい
ことになり、これを達成するには現像ユニット1の回転
方向が必ず図4における時計方向(矢印Q方向)となる
ようにすればよい。これは前述の現像ユニット1の回転
方向に一致する。即ち、現像ユニット1をこの方向にの
み回転させることによって、現像ローラギアとその駆動
ギア111の噛み合い開始時における歯先同士の衝合を
防止し、ないしはこの衝合を直ちに解除することができ
るのである。 【0043】図5に示すように駆動ギア111を、現像
位置に存する現像器の現像ローラギア14の内側に配置
し、通常の現像動作時に現像ローラギアを反時計方向に
回転させるようにしたときは、駆動ギア111の回転方
向は時計方向となるので、この場合には現像ユニット1
をその中心軸線Oのまわりに反時計方向に回転させるよ
うにし、各現像ローラをこの方向に公転させれば、この
ギアが、既に時計方向に回転を開始している駆動ギア1
11に、両者の係合領域において大きな相対速度をもっ
て互いに係合し、歯先同士の衝合を防止できる。このよ
うに現像ユニット1の回転方向を、図1の場合と逆に設
定したときは、各シール部材93,93R,93Bの取
付姿勢を変え、これらが現像ユニットの回転時に大きく
曲げ変形しないようにすればよい。 【0044】本発明は、現像剤搬送部材が現像ローラ以
外の部材、例えば搬送ベルトから成るとき、あるいは現
像剤搬送部材に内設された磁石も回転する現像装置、非
磁性現像剤を用いた現像装置等にも適用でき、さらには
複写機以外の、プリンタ等の画像形成装置の現像装置に
も適用できるものである。 【0045】 【発明の効果】本発明によれば、潜像担持体の回転方向
に関し、現像領域よりも上流側の潜像担持体表面に、現
像位置を占めた現像器のシール部材の自由端側を当接さ
せ、かつ当該現像器の現像剤搬送部材の回転方向に関
し、現像領域の上流側の現像剤搬送部材部分を覆う当該
現像器のケーシング部分にシール部材の基端側を固定し
たので、現像領域を離れた飛散現像剤が流れる側にシー
ル部材が位置することになる。これによって、現像剤が
現像装置の外部に飛散することを効果的に防止できる。
しかも現像位置を占めた現像器のシール部材自由端側
は、潜像担持体表面に当接しているので、潜像担持体と
シール部材の間の隙間から現像剤が漏れることを防止で
き、現像剤の飛散防止効果を高めることができる。その
際、潜像担持体に対するシール部材の当接部は、潜像担
持体の回転方向に関して現像領域の上流側であり、しか
も弾性ないしは可撓性を有するシール部材の自由端側が
潜像担持体表面に当接するので、潜像担持体に形成され
た静電潜像や可視像がシール部材によって乱されたり、
潜像担持体表面に傷が付けられることを防止できる。 【0046】また、現像位置を占めた現像器の現像剤が
現像領域に搬送される間に、現像領域よりも現像剤搬送
部材の回転方向上流側の領域に、多量の現像剤が詰まろ
うとするが、その現像剤は、現像剤搬送部材の回転方向
に関し現像領域の上流側に位置するシール部材によって
押えられるため、その現像剤は上記領域から効率よく現
像領域へ向けて搬送され、ここを通過する。現像位置を
占めた現像器に付設されているシール部材の自由端側が
現像領域よりも上流側の潜像担持体表面に当接し、しか
もそのシール部材の基端側が現像領域の上流側の現像剤
搬送部材部分を覆う現像装置のケーシング部分に固定さ
れているので、そのシール部材は、現像領域上流側に存
する現像剤を現像剤搬送部材の表面側に効率よく押え付
けることができ、これによってその現像剤の搬送効率を
高め、多量の現像剤が詰まることを防止できるのであ
る。このため、詰まった現像剤によって現像剤搬送部材
に大きな抵抗が及ぼされたり、その現像剤搬送部材の回
転が乱されて潜像担持体上の可視像の画質が劣化する不
具合を阻止できる。しかも詰まった現像剤によって潜像
担持体の表面に傷が付けられる不具合も阻止できる。シ
ール部材が現像剤の飛散を防止するだけでなく、現像剤
の詰まりを防止する機能を果すのである。 【0047】さらに、現像ユニットの回転時に、全ての
シール部材の基端側が必ずその自由端側よりも下流側と
なって移動するように、現像ユニットの回転方向を設定
したので、現像剤の飛散防止効果を高めるべく、シール
部材を潜像担持体の表面に当接させても、現像ユニット
の回転時に、潜像担持体に当接したシール部材に大きな
外力が作用することを阻止でき、このシール部材が破損
したり、潜像担持体表面に傷を付ける不具合を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】回転型の現像装置の断面図である。 【図2】現像ユニットを複写機本体から引き出し、しか
も該ユニットを収納台から取り外した状態を示す斜視図
である。 【図3】現像ユニットを取り外した状態で、複写機本体
の奥側から見た斜視図である。 【図4】現像ユニットの回転動作を示す説明図である。 【図5】ギアの他の配列を示す説明図である。 【図6】歯先同士の衝合を説明する説明図である。 【図7】感光体ドラムに接触したシール部材に大きな外
力が加えられて、これが大きく変形したときの様子を示
す説明図である。 【符号の説明】 1 現像ユニット 3 現像器 3R 現像器 3B 現像器 9 現像剤 9R 現像剤 9B 現像剤 93 シール部材 93R シール部材 93B シール部材 D 現像領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−205965(JP,A) 特開 昭57−135961(JP,A) 実開 昭63−51349(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.互いに異なった色の現像剤をそれぞれ収容した複数
    の現像器を有し、当該複数の現像器のうちの選択された
    現像器が潜像担持体に対向した現像位置を占めるように
    回転駆動される現像ユニットを具備し、前記各現像器
    は、これが現像位置を占めた状態で、潜像担持体に対向
    、かつ回転駆動されながら、現像剤を表面に担持して
    搬送する現像剤搬送部材を有し、現像位置を占めた現像
    器の現像剤搬送部材に担持された現像剤を該現像剤搬送
    部材の回転方向に搬送し、該現像剤搬送部材と潜像担持
    体との間の現像領域に搬送した現像剤によって、回転駆
    動される潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化す
    る現像装置であって、現像位置を占めた現像器の現像剤
    搬送部材が、前記現像領域において潜像担持体と同じ
    向きに移動するように、当該現像剤搬送部材の回転方向
    を設定した現像装置において、 現像領域に存する現像剤の飛散を防止するためのシール
    部材を各現像器にそれぞれ付設し、現像位置を占めた現
    像器のシール部材の弾性ないしは可撓性を有する自由端
    側が、前記潜像担持体の回転方向に関し、前記現像領域
    よりも上流側であって、前記静電潜像の形成される潜像
    担持体の表面に当接するように、当該シール部材を位置
    決めし、かつ現像位置を占めた現像器のシール部材の基
    端側を現像剤搬送部材の回転方向に関し前記現像領域
    の上流側の現像剤搬送部材部分を覆う現像のケーシン
    グ部分に固定し、前記現像ユニットの回転時に、全ての
    シール部材の基端側が必ずその自由端側よりも下流側と
    なって移動するように、現像ユニットの回転方向を設定
    たことを特徴とする現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61205965A (ja) * 1985-03-08 1986-09-12 Canon Inc 移動型現像装置
JPS6351349U (ja) * 1986-09-20 1988-04-07

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