JP2764615B2 - 冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の閉鎖兼調整機構 - Google Patents
冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の閉鎖兼調整機構Info
- Publication number
- JP2764615B2 JP2764615B2 JP1186220A JP18622089A JP2764615B2 JP 2764615 B2 JP2764615 B2 JP 2764615B2 JP 1186220 A JP1186220 A JP 1186220A JP 18622089 A JP18622089 A JP 18622089A JP 2764615 B2 JP2764615 B2 JP 2764615B2
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- Japan
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- refractory
- closing
- molten metal
- adjusting mechanism
- refractory part
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D37/00—Controlling or regulating the pouring of molten metal from a casting melt-holding vessel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Packages (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定耐火部分とこの固定耐火部分に対して
漏れのないように回転及び／又は移動可能な可動耐火部
分とを持ち、両方の耐火部分がそれぞれ円筒状密封面を
備え、これら両方の密封面が互いに漏れのないようには
まり合つている、冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の
閉鎖兼調整機構に関する。
漏れのないように回転及び／又は移動可能な可動耐火部
分とを持ち、両方の耐火部分がそれぞれ円筒状密封面を
備え、これら両方の密封面が互いに漏れのないようには
まり合つている、冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の
閉鎖兼調整機構に関する。
上述の耐火部分は通常、セラミツク材料から製造され
ている。しかしこれらの耐火部分は、例えば金属製の、
場合によつては互いに組合わされた他の材料からも製造
され得る。この場合重要なのは単に、これらの部分が耐
火性であり、すなわちこれらの部分が運転中に機械的及
び化学的作用のみならず金属溶湯による温度により引き
起こされる応力にも耐えることである。
ている。しかしこれらの耐火部分は、例えば金属製の、
場合によつては互いに組合わされた他の材料からも製造
され得る。この場合重要なのは単に、これらの部分が耐
火性であり、すなわちこれらの部分が運転中に機械的及
び化学的作用のみならず金属溶湯による温度により引き
起こされる応力にも耐えることである。
例えばドイツ連邦共和国特許第3540202号明細書から
公知のようなこの種の閉鎖兼調整機構は、これらの閉鎖
兼調整機構に、従来の直線移動及び回転摺動閉鎖装置で
は必要な、可動閉鎖部分の、溶湯及び空気を通さない相
互押圧のための押圧装置が省略できることで優れてい
る。それによつて、一方では、閉鎖兼調整機構を比較的
小さい駆動力で操作しかつ、他方では、この閉鎖兼調整
機構の耐火部分を冶金容器の内部空間に配置することが
できるので、これらの耐火部分は運転中金属溶湯の中に
浸漬されている。それによつて、外気が閉鎖兼調整機構
の耐火部分に作用し又は外気がこれら耐火部分を通つて
金属溶湯にまで込り込むことが防止される。
公知のようなこの種の閉鎖兼調整機構は、これらの閉鎖
兼調整機構に、従来の直線移動及び回転摺動閉鎖装置で
は必要な、可動閉鎖部分の、溶湯及び空気を通さない相
互押圧のための押圧装置が省略できることで優れてい
る。それによつて、一方では、閉鎖兼調整機構を比較的
小さい駆動力で操作しかつ、他方では、この閉鎖兼調整
機構の耐火部分を冶金容器の内部空間に配置することが
できるので、これらの耐火部分は運転中金属溶湯の中に
浸漬されている。それによつて、外気が閉鎖兼調整機構
の耐火部分に作用し又は外気がこれら耐火部分を通つて
金属溶湯にまで込り込むことが防止される。
このような閉鎖兼調整機構では、耐火部分の両方の円
筒状密封面の間の環状間隔の寸法設定が運転中の閉鎖兼
調整機構の良好な動作能力にとつて決定的に重要であ
る。この環状間隙は、運転中に、一方では、両方の耐火
部分の相互の自由な移動を可能にし、他方では、金属溶
湯が環状間隙の範囲に入り込むことを防止するために十
分狭いように、寸法設定されなければならない。この場
合、金属溶湯の特性、耐火部分の湿潤可能性、溶湯の液
相温度などのような種々の冶金パラメータも重要である
ことはもちろんである。
筒状密封面の間の環状間隔の寸法設定が運転中の閉鎖兼
調整機構の良好な動作能力にとつて決定的に重要であ
る。この環状間隙は、運転中に、一方では、両方の耐火
部分の相互の自由な移動を可能にし、他方では、金属溶
湯が環状間隙の範囲に入り込むことを防止するために十
分狭いように、寸法設定されなければならない。この場
合、金属溶湯の特性、耐火部分の湿潤可能性、溶湯の液
相温度などのような種々の冶金パラメータも重要である
ことはもちろんである。
本発明の基礎になつている課題は、冒頭に挙げた種類
の閉鎖兼調整機構において、耐火部分の密封面の間の環
状間隙の幅を上述の要求に応じて最適にすることであ
る。
の閉鎖兼調整機構において、耐火部分の密封面の間の環
状間隙の幅を上述の要求に応じて最適にすることであ
る。
この課題を解決するため本発明によれば、運転状態で
これら両方の耐火部分の円筒状密封面の間に、溶湯に対
して漏れのない隙間ばめを行なう環状間隙が生じ、この
環状間隙が低温状態で0.05ないし0.7mmであるように、
両方の耐火部分の膨張係数が互いに合わされている。
これら両方の耐火部分の円筒状密封面の間に、溶湯に対
して漏れのない隙間ばめを行なう環状間隙が生じ、この
環状間隙が低温状態で0.05ないし0.7mmであるように、
両方の耐火部分の膨張係数が互いに合わされている。
耐火部分の密封面の間の環状間隙をこれらの部分の互
いに合わされるべき膨張係数に関係してこのように寸法
設定することにより、低温状態における環状間隙を、全
運転時間中に、すなわち運転開始から運転終了まで、両
方の耐火部分の相互の自由な移動及び冶金容器内の金属
溶湯に対する閉鎖兼調整機構の良好な密封性を保証する
ように、設計することができ、即ち注入すべき溶湯及び
本発明による閉鎖兼調整機構のために使用可能な材料を
考慮して、低温状態における環状間隙が0.05ないし0.7m
mであることによつて、運転状態において、溶湯に対し
漏れのない隙間ばめが保証される。
いに合わされるべき膨張係数に関係してこのように寸法
設定することにより、低温状態における環状間隙を、全
運転時間中に、すなわち運転開始から運転終了まで、両
方の耐火部分の相互の自由な移動及び冶金容器内の金属
溶湯に対する閉鎖兼調整機構の良好な密封性を保証する
ように、設計することができ、即ち注入すべき溶湯及び
本発明による閉鎖兼調整機構のために使用可能な材料を
考慮して、低温状態における環状間隙が0.05ないし0.7m
mであることによつて、運転状態において、溶湯に対し
漏れのない隙間ばめが保証される。
本発明による閉鎖兼調整機構は更に、好ましい実施例
によれば、両方の耐火部分の膨張係数が同じであること
を特徴としている。それによつて、同じ性質の耐火部分
を使用することができ、それは、耐火部分の構造的な設
計及びこれらの耐火部分の円筒状密封面の間の環状間隙
の決定を一層容易にする。更に、閉鎖兼調整機構の製造
はこうして簡単化される。
によれば、両方の耐火部分の膨張係数が同じであること
を特徴としている。それによつて、同じ性質の耐火部分
を使用することができ、それは、耐火部分の構造的な設
計及びこれらの耐火部分の円筒状密封面の間の環状間隙
の決定を一層容易にする。更に、閉鎖兼調整機構の製造
はこうして簡単化される。
同様に、簡単化された製造方法に応じて、更に本発明
によれば、運転状態において、また溶湯を通さない隙間
ばめを行なう環状間隙が、耐火部分の互いに共同作用す
る両方の円筒状密封面の全長にわたつて同じに寸法設定
されていることが提案されている。
によれば、運転状態において、また溶湯を通さない隙間
ばめを行なう環状間隙が、耐火部分の互いに共同作用す
る両方の円筒状密封面の全長にわたつて同じに寸法設定
されていることが提案されている。
その代わりに、閉鎖兼調整機構の種類に応じて、運転
状態において、まだ溶湯を通さない隙間ばめを行なう環
状間隙を、両耐火部分の開放及び閉鎖範囲がある、両耐
火部分の互いに共同作用する両方の円筒状密封面の面範
囲に制限することも有利である。この実施例では例え
ば、両耐火部分の間の環状間隙を比較的幅広く寸法設定
しかつこの環状間隙を密封面の上述の面範囲においての
み、例えば両耐火部分のうちの一方又は両方への表面被
覆の塗布により狭くすることができる。
状態において、まだ溶湯を通さない隙間ばめを行なう環
状間隙を、両耐火部分の開放及び閉鎖範囲がある、両耐
火部分の互いに共同作用する両方の円筒状密封面の面範
囲に制限することも有利である。この実施例では例え
ば、両耐火部分の間の環状間隙を比較的幅広く寸法設定
しかつこの環状間隙を密封面の上述の面範囲においての
み、例えば両耐火部分のうちの一方又は両方への表面被
覆の塗布により狭くすることができる。
両耐火部分のできるだけ均一な延性の目的のためにか
つこれらの部分のできるだけ簡単な製造を顧慮して、更
に、耐火部分が少なくとも、互いに共同作用する円筒状
密封面の範囲において円筒状管として構成されているこ
とが有利である。
つこれらの部分のできるだけ簡単な製造を顧慮して、更
に、耐火部分が少なくとも、互いに共同作用する円筒状
密封面の範囲において円筒状管として構成されているこ
とが有利である。
図面に示された実施例について本発明を以下に詳細に
説明する。
説明する。
本発明による閉鎖兼調整機構１は管状固定子２と管状
回転子３とから成り、両者共セラミツク耐火材料ででき
ている。
回転子３とから成り、両者共セラミツク耐火材料ででき
ている。
固定子２は中間容器５の耐火内張り４の中に、空気及
び溶湯を通さないようにモルタル充填されておりかつノ
ズル６へ開口しており、閉鎖兼調整機構の開放の際にこ
のノズルを通つて金属溶湯が中間容器５の内部から流出
する。
び溶湯を通さないようにモルタル充填されておりかつノ
ズル６へ開口しており、閉鎖兼調整機構の開放の際にこ
のノズルを通つて金属溶湯が中間容器５の内部から流出
する。
回転子３はピン７により保持体８と相対回転しないよ
うに結合されており、この保持体は自在継手９を介して
駆動腕10と結合されている。この駆動腕は中間容器５の
支持台11上に支持されておりかつ外側端部にレバー腕12
を持つており、このレバー腕によつて駆動腕10及び自在
継手９を介して回転モーメントが保持体８へ、従つて又
閉鎖兼調整機構１の回転子へ及ぼされる。これによつて
回転子３は固定子２に対して両回転方向へ共通な縦軸線
13の回りを回転可能である。
うに結合されており、この保持体は自在継手９を介して
駆動腕10と結合されている。この駆動腕は中間容器５の
支持台11上に支持されておりかつ外側端部にレバー腕12
を持つており、このレバー腕によつて駆動腕10及び自在
継手９を介して回転モーメントが保持体８へ、従つて又
閉鎖兼調整機構１の回転子へ及ぼされる。これによつて
回転子３は固定子２に対して両回転方向へ共通な縦軸線
13の回りを回転可能である。
固定子２及び回転子３はそれぞれ２つの、直径上に対
向している貫通孔14又は15を備えており、これらの貫通
孔は閉鎖兼調整機構１の図示された開放位置において軸
線方向に一直線をなしている。更に、固定子２及び回転
子３は軸線方向範囲16にそれぞれ１つの円筒状密封面1
7,18を備えており、この場合、両方の密封面17,18は互
いに漏れのないようにはめ込まれている。両方の密封面
17,18の直径は、両者の間に環状間隙19が形成されるよ
うに寸法設定されている。
向している貫通孔14又は15を備えており、これらの貫通
孔は閉鎖兼調整機構１の図示された開放位置において軸
線方向に一直線をなしている。更に、固定子２及び回転
子３は軸線方向範囲16にそれぞれ１つの円筒状密封面1
7,18を備えており、この場合、両方の密封面17,18は互
いに漏れのないようにはめ込まれている。両方の密封面
17,18の直径は、両者の間に環状間隙19が形成されるよ
うに寸法設定されている。
この実施例では、軸線方向範囲16の外部における固定
子２の外径は73mmであり、回転子３の外径は約93mmであ
つた。固定子２及び回転子３の内径はそれぞれ約33mm及
び約40mmであつた。軸線方向範囲16において、環状間隙
19の範囲の平均直径は約63mmであつた。
子２の外径は73mmであり、回転子３の外径は約93mmであ
つた。固定子２及び回転子３の内径はそれぞれ約33mm及
び約40mmであつた。軸線方向範囲16において、環状間隙
19の範囲の平均直径は約63mmであつた。
固定子２及び回転子３は、次のような組成を持つ、焼
成された耐火性の高アルミナ材料から製造された。
成された耐火性の高アルミナ材料から製造された。
Al2O3 約70重量％ ジルコン−ムライト 約20重量％ 炭素 約10重量％ 固定子２及び回転子３は同じ材料から製造されたの
で、両方の耐火部分は同じ膨張係数を持つていた。
で、両方の耐火部分は同じ膨張係数を持つていた。
密封面17及び18の直径は、低温状態において両方の直
径が約0.4mm異なるように定められた。従つて両方の密
封面の間の環状間隙19は約0.2mmであつた。
径が約0.4mm異なるように定められた。従つて両方の密
封面の間の環状間隙19は約0.2mmであつた。
閉鎖兼調整機構１の運転開始前に、密封面17及び18に
黒鉛を含有する潤滑剤が塗布されたので、その後に密封
面17及び18の直径は約0.25mmしか異ならなかつた。従つ
て環状間隙19は約0.125mmであつた。
黒鉛を含有する潤滑剤が塗布されたので、その後に密封
面17及び18の直径は約0.25mmしか異ならなかつた。従つ
て環状間隙19は約0.125mmであつた。
これらの条件のもとで、空の中間容器５においてかつ
低温状態において回転子３を駆動腕10によつて固定子２
に対して良好に回転させることができた。
低温状態において回転子３を駆動腕10によつて固定子２
に対して良好に回転させることができた。
続いて、固定子２は回転子３と共に均一に約950℃の
温度に予熱された。その後、中間容器５の内部空間はレ
ベル20まで溶鋼で満たされた。
温度に予熱された。その後、中間容器５の内部空間はレ
ベル20まで溶鋼で満たされた。
続いて、市販の流動しやすい鋼から成る溶湯が約1560
℃の温度で流し込まれた。その間に、繰り返し回転子３
が固定子２に対して回転せしめられ、それにより両方の
部分の貫通孔14,15を多かれ少なかれ一致させることが
でき、従つて中間容器５から流出する溶湯流を調節する
ことができた。回転子３は、貫通孔14及び15がもはや一
致しなくなるまで、更に数回回転せしめられた。それに
よつて閉鎖兼調整機構１内の溶湯の通過は完全に遮断さ
れた。
℃の温度で流し込まれた。その間に、繰り返し回転子３
が固定子２に対して回転せしめられ、それにより両方の
部分の貫通孔14,15を多かれ少なかれ一致させることが
でき、従つて中間容器５から流出する溶湯流を調節する
ことができた。回転子３は、貫通孔14及び15がもはや一
致しなくなるまで、更に数回回転せしめられた。それに
よつて閉鎖兼調整機構１内の溶湯の通過は完全に遮断さ
れた。
全体として閉鎖兼調整機構１により４回分の取鍋装入
量が注入され、それは約４時間の運転時間を必要とし
た。各装入量において、閉鎖兼調整機構の軸線方向範囲
16がまだ金属溶湯中に浸漬されている間だけ溶湯レベル
20が低下せしめられた。それによつて、外気が貫通孔1
4,15及び閉鎖兼調整機構１の環状間隙を通つて流入し得
ないことが保証された。
量が注入され、それは約４時間の運転時間を必要とし
た。各装入量において、閉鎖兼調整機構の軸線方向範囲
16がまだ金属溶湯中に浸漬されている間だけ溶湯レベル
20が低下せしめられた。それによつて、外気が貫通孔1
4,15及び閉鎖兼調整機構１の環状間隙を通つて流入し得
ないことが保証された。
全運転中、回転子３を僅かな手の力で良好に固定子２
に対して回転させることができた。
に対して回転させることができた。
上述の約４時間の運転時間後に、閉鎖兼調整機構１の
構成要素が取り外されかつ起こり得る金属浸透の有無が
調査された。運転中環状間隙19の範囲に格別の金属浸透
がなかつたことが確認された。
構成要素が取り外されかつ起こり得る金属浸透の有無が
調査された。運転中環状間隙19の範囲に格別の金属浸透
がなかつたことが確認された。
第１図は中間容器（ターンデイシュ）に組込まれた、本
発明による閉鎖兼調整機構の垂直断面図、第２図は第１
図の詳細部分Ｉの拡大図である。 17,18……密封面、19……環状間隙
発明による閉鎖兼調整機構の垂直断面図、第２図は第１
図の詳細部分Ｉの拡大図である。 17,18……密封面、19……環状間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−238909（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−57971（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−157756（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−7563（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭57−31497（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 41/14 - 41/48 B22D 11/10 F27D 3/14
Claims (5)
- 【請求項１】固定耐火部分とこの固定耐火部分に対して
漏れのないように回転及び／又は移動可能な可動耐火部
分とを持ち、両方の耐火部分がそれぞれ円筒状密封面を
備え、これら両方の密封面が互いに漏れのないようには
まり合つている、冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の
閉鎖兼調整機構において、運転状態でこれら両方の耐火
部分の円筒状密封面の間に、溶湯に対して漏れのない隙
間ばめを行なう環状間隙が生じ、この環状間隙が低温状
態で0.05ないし0.7mmであるように、両方の耐火部分の
膨張係数が互いに合わされていることを特徴とする、冶
金容器からの金属溶湯の出湯口用の閉鎖兼調整機構。 - 【請求項２】両方の耐火部分の膨張係数が同じであるこ
とを特徴とする、請求項１に記載の閉鎖兼調整機構。 - 【請求項３】運転状態において、まだ溶湯を通さない隙
間ばめを行なう環状間隙が、耐火部分の互いに共同作用
する両方の円筒状密封面の全長にわたつて同じに寸法設
定されていることを特徴とする、請求項１又は２に記載
の閉鎖兼調整機構。 - 【請求項４】運転状態においてまだ溶湯を通さない隙間
ばめを行なう環状間隙が、開放及び閉鎖範囲を持つ両方
の耐火部分の互いに共同作用する両方の円筒状密封面の
面範囲に限定されていることを特徴とする、請求項１又
は２に記載の閉鎖兼調整機構。 - 【請求項５】耐火部分が、少なくとも互いに共同作用す
る円筒状密封面の範囲を円筒状管として構成されている
ことを特徴とする、請求項１ないし４のうち１つに記載
の閉鎖兼調整機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3826245A DE3826245A1 (de) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | Schliess- und/oder regelorgan fuer den abstich fluessiger metallschmelze aus einem metallurgischen gefaess |
| DE3826245.2 | 1988-08-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0270374A JPH0270374A (ja) | 1990-03-09 |
| JP2764615B2 true JP2764615B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=6360094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186220A Expired - Lifetime JP2764615B2 (ja) | 1988-08-02 | 1989-07-20 | 冶金容器からの金属溶湯の出湯口用の閉鎖兼調整機構 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4966314A (ja) |
| EP (1) | EP0356618B1 (ja) |
| JP (1) | JP2764615B2 (ja) |
| KR (1) | KR960013887B1 (ja) |
| CN (1) | CN1019458B (ja) |
| AT (1) | ATE82173T1 (ja) |
| BR (1) | BR8903810A (ja) |
| CA (1) | CA1340550C (ja) |
| DE (2) | DE3826245A1 (ja) |
| ES (1) | ES2035411T3 (ja) |
| GR (1) | GR3006459T3 (ja) |
| SU (1) | SU1722220A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA893952B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106247806A (zh) * | 2016-09-17 | 2016-12-21 | 天津立中汽车铝合金配件有限公司 | 一种用于轮毂铸造的铝液流转装置 |
| CN106323009A (zh) * | 2016-09-17 | 2017-01-11 | 天津立中汽车铝合金配件有限公司 | 一种轮毂铸造熔化炉铝液排放装置 |
Families Citing this family (7)
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|---|---|---|---|---|
| DE3934601C1 (ja) * | 1989-10-17 | 1990-10-04 | Didier-Werke Ag, 6200 Wiesbaden, De | |
| DE3934602C1 (ja) * | 1989-10-17 | 1991-04-11 | Didier-Werke Ag, 6200 Wiesbaden, De | |
| DE3939241C2 (de) * | 1989-11-28 | 1994-09-01 | Didier Werke Ag | Schließ- und/oder Regelorgan |
| US5230813A (en) * | 1989-11-28 | 1993-07-27 | Didier-Werke Ag | Stator and rotor members for use in apparatus for closing and/or regulating the discharge or tapping of molten metal |
| DE19543058C2 (de) * | 1995-11-10 | 2001-01-04 | Sms Demag Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Verschließen einer Abstichöffnung |
| WO2011009579A1 (de) | 2009-07-20 | 2011-01-27 | Fuchs Technology Holding Ag | Abdicht- und verfüllvorrichtung für einen metallurgischen ofen, metallurgischer ofen und verfahren zum abstechen eines metallurgischen ofens |
| DE102009033934B3 (de) * | 2009-07-20 | 2011-02-03 | Fuchs Technology Holding Ag | Abdicht- und Verfüllvorrichtung für einen metallurgischen Ofen, metallurgischer Ofen und Verfahren zum Abstechen eines metallurgischen Ofens |
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| US3651998A (en) * | 1970-09-23 | 1972-03-28 | Metallurg Exoproducts Corp | Nozzle for a pouring ladle |
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| JPS617563U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-17 | 三建産業株式会社 | 連続加熱炉の嵌合スキツド |
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