JP2763834B2 - 交流電気車の保護方式 - Google Patents
交流電気車の保護方式Info
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- JP2763834B2 JP2763834B2 JP3226540A JP22654091A JP2763834B2 JP 2763834 B2 JP2763834 B2 JP 2763834B2 JP 3226540 A JP3226540 A JP 3226540A JP 22654091 A JP22654091 A JP 22654091A JP 2763834 B2 JP2763834 B2 JP 2763834B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Power Conversion In General (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータと複数台の
コンバータとを備える交流電気車の電源装置に関する。
コンバータとを備える交流電気車の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば電気学会誌平成2年2月1
10巻2号に示記載された従来の交流電気車の制御装置
の主回路構成を示したものである。図において、1は交
流架線、2はパンタグラフ、3は主変圧器、4,5はP
WM制御のコンバータ(以下、PWMコンバータとい
う)、6は中間直流回路の平滑用コンデンサ、7は可変
電圧可変周波のインバータ(VVVFインバータ)、8
は誘導電動機、9は充電用抵抗器、10は起動時閉の短
絡スイッチ、11a,11bは起動時開のスイッチ、1
2はACCT、17は比較器、18はレベル設定器であ
る。17と18は合わせて過電流検出器20を構成して
いる。
10巻2号に示記載された従来の交流電気車の制御装置
の主回路構成を示したものである。図において、1は交
流架線、2はパンタグラフ、3は主変圧器、4,5はP
WM制御のコンバータ(以下、PWMコンバータとい
う)、6は中間直流回路の平滑用コンデンサ、7は可変
電圧可変周波のインバータ(VVVFインバータ)、8
は誘導電動機、9は充電用抵抗器、10は起動時閉の短
絡スイッチ、11a,11bは起動時開のスイッチ、1
2はACCT、17は比較器、18はレベル設定器であ
る。17と18は合わせて過電流検出器20を構成して
いる。
【0003】この構成において、交流架線1の交流電圧
は主変圧器2により降圧される。PWMコンバータ4,
5は入力された電流を直流に変換し、この直流は平滑用
コンデンサ6で平滑される。VVVEコンバータ7はこ
の平滑された直流を可変電圧可変周波の交流に変換し
て、誘導電動機8へ給電する。電源装置の起動時、平滑
用コンデンサ6を初期充電するための過大な電流が流
れ、PWMコンバータ4,5を構成するスイッチング素
子を破壊する恐れがあるので、これを防止するために、
起動が完了するまでは、短絡スイッチ10を閉して充電
用抵抗器9で起動時電流を制限すると共にスイッチ11
を開して、PWMコンバータ4,5を切り離しておく。
は主変圧器2により降圧される。PWMコンバータ4,
5は入力された電流を直流に変換し、この直流は平滑用
コンデンサ6で平滑される。VVVEコンバータ7はこ
の平滑された直流を可変電圧可変周波の交流に変換し
て、誘導電動機8へ給電する。電源装置の起動時、平滑
用コンデンサ6を初期充電するための過大な電流が流
れ、PWMコンバータ4,5を構成するスイッチング素
子を破壊する恐れがあるので、これを防止するために、
起動が完了するまでは、短絡スイッチ10を閉して充電
用抵抗器9で起動時電流を制限すると共にスイッチ11
を開して、PWMコンバータ4,5を切り離しておく。
【0004】平滑用コンデンサ6の充電が完了した後に
スイッチ11a,11bを閉し、定常運転を行う。この
ときACCT12が検出する電流波形を図3に示す。図
中33はスイッチ10を閉した時点、34はスイッチ1
1aを閉した時点を示す。このときもしPWMコンバー
タ5を構成するスイッチング素子が既に1つだけ破壊し
ていた場合にACCT12が検出する電流波形を図4に
示す。平滑コンデンサ6の充電が完了し、スイッチ11
a,及び11bが閉となった段階で主変圧器3の二次巻
線に設置されているACCT12によって図4中32の
点で過電流検知装置20にて過電流を検知しスイッチ1
1a,11b及び10を開放して PWMコンバータ
4,5を保護する。
スイッチ11a,11bを閉し、定常運転を行う。この
ときACCT12が検出する電流波形を図3に示す。図
中33はスイッチ10を閉した時点、34はスイッチ1
1aを閉した時点を示す。このときもしPWMコンバー
タ5を構成するスイッチング素子が既に1つだけ破壊し
ていた場合にACCT12が検出する電流波形を図4に
示す。平滑コンデンサ6の充電が完了し、スイッチ11
a,及び11bが閉となった段階で主変圧器3の二次巻
線に設置されているACCT12によって図4中32の
点で過電流検知装置20にて過電流を検知しスイッチ1
1a,11b及び10を開放して PWMコンバータ
4,5を保護する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流電気車の保
護方式は以上のように構成されているので、PWMコン
バータ5を構成する素子のうち1つが破壊していた場合
には平滑コンデンサ6が充電されるまで充電用抵抗器9
に半波短絡電流が流れ続けるため上記充電用抵抗器9の
容量が大きくなるという問題点があった。
護方式は以上のように構成されているので、PWMコン
バータ5を構成する素子のうち1つが破壊していた場合
には平滑コンデンサ6が充電されるまで充電用抵抗器9
に半波短絡電流が流れ続けるため上記充電用抵抗器9の
容量が大きくなるという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、充電用抵抗器の容量を小さく
し、小型軽量化できるとともにPWMコンバータを迅速
に保護することを目的とする。
るためになされたもので、充電用抵抗器の容量を小さく
し、小型軽量化できるとともにPWMコンバータを迅速
に保護することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】直流電力を交流電力に変
換し、交流電気車の交流電源とするインバータに、平滑
コンデンサを通して直流電力を供給するコンバータと、
該コンバータの交流電力入力側と交流電源供給側に接続
された、平滑コンデンサの充電電流制限用の充電用抵抗
器と交流電源起動時に閉成する第1の短絡スイッチとの
直列体と、該直列体に並列接続され交流電源起動時に開
放する第2の短絡スイッチと、上記第1の短絡スイッチ
閉成時に、平滑コンデンサの過充電電流を検出し、上記
第1の短絡スイッチを開放する過充電電流検出器とを備
えたことを特徴とするものである。
換し、交流電気車の交流電源とするインバータに、平滑
コンデンサを通して直流電力を供給するコンバータと、
該コンバータの交流電力入力側と交流電源供給側に接続
された、平滑コンデンサの充電電流制限用の充電用抵抗
器と交流電源起動時に閉成する第1の短絡スイッチとの
直列体と、該直列体に並列接続され交流電源起動時に開
放する第2の短絡スイッチと、上記第1の短絡スイッチ
閉成時に、平滑コンデンサの過充電電流を検出し、上記
第1の短絡スイッチを開放する過充電電流検出器とを備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明によれば、コンバータを構成するスイ
ッチング素子の1つが破壊時に、充電用抵抗器を介して
平滑コンデンサに流れる充電電流が過電流であることが
過充電電流検出器にて検出すると、上記充電用抵抗器に
直列に接続された第1の短絡スイッチを開放し、充電電
流用抵抗器に流れる電流を抑止する。
ッチング素子の1つが破壊時に、充電用抵抗器を介して
平滑コンデンサに流れる充電電流が過電流であることが
過充電電流検出器にて検出すると、上記充電用抵抗器に
直列に接続された第1の短絡スイッチを開放し、充電電
流用抵抗器に流れる電流を抑止する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、16は所定時間経過後も、一定値
以上の充電電流が充電用抵抗器9に流れていることを検
出するとスイッチ10に開放信号を出力する開放制御器
である。この開放制御器16、比較器17、レベル設定
器18より充電過電流検知器19を構成している。
する。図1において、16は所定時間経過後も、一定値
以上の充電電流が充電用抵抗器9に流れていることを検
出するとスイッチ10に開放信号を出力する開放制御器
である。この開放制御器16、比較器17、レベル設定
器18より充電過電流検知器19を構成している。
【0010】PWMコンバータ5,4の起動時、もしこ
のPWMコンバータ5を構成するスイッチング素子が既
に1つだけ流れていた場合、平滑コンデンサ6の充電電
流に加えて半波短絡電流が主変圧器3の2次巻線回路に
流れる。充電過電流検知器19はACCT12によって
図4中31の点で過電流を検知しスイッチ10を開して
充電用抵抗器9を保護する。
のPWMコンバータ5を構成するスイッチング素子が既
に1つだけ流れていた場合、平滑コンデンサ6の充電電
流に加えて半波短絡電流が主変圧器3の2次巻線回路に
流れる。充電過電流検知器19はACCT12によって
図4中31の点で過電流を検知しスイッチ10を開して
充電用抵抗器9を保護する。
【0011】充電過電流検知器19は比較器17によっ
て電流値とレベル設定器18の値を比較し「電流値」>
「レベル設定器18の値」ときに、スイッチ10を開す
る。但し、開放制御器16により、スイッチ11a閉
中、及び充電のための突入電入発生中は充電過電流の検
知は行わないようにする。
て電流値とレベル設定器18の値を比較し「電流値」>
「レベル設定器18の値」ときに、スイッチ10を開す
る。但し、開放制御器16により、スイッチ11a閉
中、及び充電のための突入電入発生中は充電過電流の検
知は行わないようにする。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、充電用
抵抗器に流れる事故時の電流を抑制できるので、充電用
抵抗器の容量を小さく設定することができ、該充電用抵
抗器の小型軽量化が図れる効果がある。
抵抗器に流れる事故時の電流を抑制できるので、充電用
抵抗器の容量を小さく設定することができ、該充電用抵
抗器の小型軽量化が図れる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による交流電気車の保護方
式を示すブロック図である。
式を示すブロック図である。
【図2】従来の交流電気車の保護方式を示すブロック図
である。
である。
【図3】正常時のACCTが検出する電流波形図であ
る。
る。
【図4】コンバータを構成するスイッチング素子が破壊
している場合のACCTが検出する電流波形図である。
している場合のACCTが検出する電流波形図である。
3 変圧器 4 コンバータ 5 コンバータ 6 平滑コンデンサ 7 インバータ 8 電動機 9 充電用抵抗 10 短絡スイッチ 11 短絡スイッチ 12 ACCT 19 充電過電流検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電力を交流電力に変換し、交流電気
車の交流電源とするインバータに、平滑コンデンサを通
して直流電力を供給するコンバータと、該コンバータの
交流電力入力側と交流電源供給側に接続された、平滑コ
ンデンサの充電電流制限用の充電用抵抗器と交流電源起
動時に閉成する第1の短絡スイッチとの直列体と、該直
列体に並列接続され交流電源起動時に開放する第2の短
絡スイッチと、上記第1の短絡スイッチ閉成時に、平滑
コンデンサの過充電電流を検出し、上記第1の短絡スイ
ッチを開放する過充電電流検出器とを備えたことを特徴
とする交流電気車の保護方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3226540A JP2763834B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 交流電気車の保護方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3226540A JP2763834B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 交流電気車の保護方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549108A JPH0549108A (ja) | 1993-02-26 |
JP2763834B2 true JP2763834B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=16846751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3226540A Expired - Fee Related JP2763834B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 交流電気車の保護方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763834B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5595081B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-09-24 | 京セラ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5225421B2 (ja) | 2010-05-18 | 2013-07-03 | キヤノン株式会社 | 電子写真装置および電子写真感光体 |
JP6526372B1 (ja) * | 2018-11-28 | 2019-06-05 | 三菱電機株式会社 | 電力制御システム |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3226540A patent/JP2763834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549108A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |