JP2600315B2 - コンバータ装置 - Google Patents

コンバータ装置

Info

Publication number
JP2600315B2
JP2600315B2 JP63195653A JP19565388A JP2600315B2 JP 2600315 B2 JP2600315 B2 JP 2600315B2 JP 63195653 A JP63195653 A JP 63195653A JP 19565388 A JP19565388 A JP 19565388A JP 2600315 B2 JP2600315 B2 JP 2600315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
charging
current
power supply
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63195653A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0246172A (ja
Inventor
徹 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63195653A priority Critical patent/JP2600315B2/ja
Publication of JPH0246172A publication Critical patent/JPH0246172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600315B2 publication Critical patent/JP2600315B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば交流電動機により駆動されるエレベ
ータを制御する装置に使用されるようなコンバータ装置
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は特開昭58−22271号公報,特開昭58−154395
号公報,実開昭62−152693号公報等に示される従来のエ
レベータの制御装置の代表的な構成図である。図におい
てR.S.Tは3相交流電源,(2)は交流電源の交流電力
を投入又は遮断する主回路コンタクタ,(20)は交流電
力を直流に変換するコンバータ,(6)は直流を整流す
る平滑コンデンサ,(8)は負荷であり,直流を可変周
波数の交流電力に変換するインバータ,(10)はかごを
運転する巻上用誘電電動機,(21)は平滑コンデンサの
充電用の電源である充電用三相ブリツジ回路,(22a)
は充電電流制限用抵抗,(19)はインバータ制御回路,
(23)はコンタクタである。
次に動作について説明する。主回路コンタクタ(2)
が開の状態で交流電源が記載されていない起動スイツチ
により投入されると先ず充電用三相ブリツジ回路(21)
により交流が直流に変換され抵抗(22a)を介して平滑
コンデンサ(6)の充電が行なわれる。充電完了後コン
タクタ(2)が閉となりコンバータ(20)へ交流が供給
され負荷が動作する。
もし起動スイツチが入つたままであり,コンタクタ
(2)の開閉により負荷を動作させる場合,すなわちエ
レベータのかごを停止・運転させる場合は常にコンデン
サ(6)は充電されることになる。以上の構成により起
動スイツチやコンタクタ(2)の投入時に平滑コンデン
サ(6)へ大きな充電電流が流れるのを防ぐことがで
き,コンデンサ(6)の損傷や寿命の低下を防止でき,
かつ過電流によるコンバータ回路の素子の損傷を防止
し,コンバータ装置の信頼性を向上させている。
しかしながら,電源電圧の変動等によるコンデンサ
(6)の充電不足によるスイツチ投入時の過電流の発生
等の問題があり,この対策として特開昭62−233073号公
報に示す構成が提案されている。この構成を第5図に示
すが,(1)は交流電源,(2)は主回路コンタクタ,
(3)はエネルギ蓄積用の交流リアクトル,(4)は補
助コンタクタ,(22b)は電流を制限するインピーダン
ス,(5)はコンバータ,(6)は平滑コンデンサ,
(7)は平滑コンデンサの電圧を検出する電圧検出器,
(8)はインバータ,(10)は誘導電動機,(24)は平
滑コンデンサ(6)の両端電圧を入力して充電電圧の上
昇率を検出する検出手段,(25)は検出手段(24)の出
力が所定値以下のとき信号を発しコンタクト(2)の接
点を閉する制御手段である。第5図において平滑コンデ
ンサ(6)の充電が不足している時すなわち電圧上昇率
が所定値をこえる時はコンタクタ(2)が開のままとな
ることにより,スイツチ等の投入によるコンデンサ充電
のための突入電流を防止することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のコンバータ装置は以上の様に構成されており,
抵抗器(22a)やインピーダンス(22b)を介してコンデ
ンサの初期突入過電流を制限し一定時間充電を行ないそ
の後負荷を動作させていたのでこのコンバータ装置を制
御に使用するためには,この遅れの存在ははなはだ不具
合であつた。
例えば交流エレベータの制御装置においては,起動ス
イツチや運転スイツチである主回路コンタクタを投入し
てもかごがなかなか動かずエレベータの乗客をいらいら
させるなどサービス上の問題が発生していた。
この発明は上記の様な問題点を解消するためになされ
たもので,平滑コンデンサに大きな充電電流が流れるこ
とを防止し,かつこの充電に対する電源電圧変動の影響
を小さくするだけでなく,コンデンサ(6)が充電完了
するまでの時間を大巾に短縮できるコンバータ装置を得
ることを目的とする。
[問題を解決するための手段] 交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換す
る変換器と、交流電源と変換器との間に設けられたイン
ピーダンスと、交流電源からインピーダンスを介して変
換器に入力される交流電流を検出する入力検出手段と、
平滑コンデンサを充電する充電電流が平滑コンデンサの
耐用電流値以下の所定の値となるように変換器に入力さ
れる電流を入力検出手段で検出された検出値に基づいて
制御する制御手段とを備えたものである。
[作用] 平滑コンデンサを充電する充電電流が平滑コンデンサ
の耐用電流値以下の所定の値となるように、制御手段
は、入力検出手段で検出された検出値に基づいて、変換
器に入力される電流を制御するので、平滑コンデンサに
過電流が流れるのを防止できるだけでなくコンデンサの
充電時間を大幅に短縮できる。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において,(1)は3相の交流電源,(2)は主回
路コンタクタ,(3)はエネルギー蓄積用の交流リアク
トル,(4)は電流を制限するインピーダンスである交
流リアクトル(22b)を入切りする補助コンタクタ,
(5)は3相交流電力を直流に変換する正弦波入力形パ
ルス巾変調(PWMと称す)トランジスタコンバータ,(9
a)はコンバータ(5)の交流入力電流を検出する電流
検出器,(6)は平滑コンデンサ,(7)は平滑コンデ
サの電圧を検出する電圧検出器,(8)は直流電源を可
変電圧,可変周波数の3相交流電力に変換する正弦波PW
Mトランジスタインバータ,(9b)はインバータ(8)
の出力電流を検出する電流検出器,(11)は巻上用電動
機(10)に直結されたパルス発生器,(12)は索引ロー
プ(13)を駆動する綱車,(14),(15)は綱車(12)
の両端に取り付けられたカゴと釣り合い鐘,(16)は電
源電圧の交流電圧,電流及び位相を検出する位相検出回
路,(17)はコンバータ(5)およびインバータ(8)
を制御するマイクロコンピユータで,マイクロコンピユ
ータ(17)はPWM変調信号をベースドライブ回路(1
8),(19)に送りここで増巾されてコンバータ(5)
およびインバータ(8)のトランジスタのベース信号と
なる。
以上のように構成された装置の動作を説明する。エレ
ベータの運転スイツチ(図示せず)が開放されていると
補助コンタクタ(4),主コンタクタ(2)が開放され
ているので,コンデンサ(7)は放電している。
この時,運転スイツチが投入されると補助コンタクタ
(4)が閉じ,コンデンサ(6)の充電々流は,コンタ
クタ(4)−リアクトル(22bn)−リアクトル(3)−
コンバータ(5)の経路を通して流れる。
通常インピーダンス(22b)はエネルギー回収用に有
効なリアクトルが使用されるが,もし交流リアクトル
(3)がこの目的に有効であればインピーダンス(22
b)は抵抗でもよい。このようにコンデンサ(6)は補
助コンタクタ(4)が動作し充電される。
この時位相検出回路(16)で検出する交流電流が設定
値以上になると,コンバータ(5)に供給される交流電
力の交流電圧を次に述べる様な所定の交流値となるよう
にマイクロコンピユータ(17)がベースドライブ回路
(18)にPWM信号を出しコンバータ(5)を制御しこれ
によつてコンデンサ(6)へ過大な充電電流を流さない
ようにする。
この関係を第2図のベクトル図で説明する。
ここで,Vacは電源電圧ベクトル Vconはコンバータの入力電圧ベクトル Iは交流リアクトルに流れる電流ベクトル Xは交流リアクトルのインダクタンス コンバータ(5)の出力電圧をVDCとすると,PWM変調
に依り,コンバータの入力電圧は波高値を同一とすれば コンデンサ(6)が充電されつつある時にはコンバー
タ(5)の入力電圧とそれを発生しえる線間電圧は Vcon<Vac ……(2) の関係になる。
又リアクトルを流れる電流ベクトルIの電源電圧と同
相の成分をIxとし,コンデンサに流れ込む電流をIcとす
ると、コンバータの変換効率は高いので効率1と考え,
交流側から流入するエネルギーと,直流側のエネルギー
は等しいから次式が成り立つ。なおコンデンサの充電電
圧をVdとする。
ところで,平滑コンデンサの充電時の劣化を防止する
為には,上式に於いて Ic=最大許容値(一定値) ……(4) とすれば,最短時間で充電を行うことが可能となる。従
つて(3),(4)式より となる様にリアクトルの電流を制御すれば良い。従つて
コンバータの入力電圧Vconの電源電圧と直交する成分V
CON,Yとなる。
以上の様にコンバータの入力交流値が(6)式となる
様にコンバータ出力を制御すればよい。
この動作について第3図フローチヤートに示す。
先ずステツプ1(ST1と称する。以下同じ。)で補助
コンタクタ(4)を閉とし,これによりリアクトル(22
b),コンバータ(5)を介してコンデンサ(6)の充
電が始まる(ST2)。交流電流が設定値越えたことを検
出する(ST3)と,位相検出回路(16)で交流値を検出
し,マイクロコンピユータ(17)でコンバータ(5)の
入力電圧の電源電圧と直交する成分VCON,Yが(6)式
となる様にPWM信号を造り出し,ベースドライブ回路(1
8)でコンバータ(5)を制御してコンデンサ(6)を
充電する(ST4)。
このコンデンサの充電電圧を電圧検知器(7)で確認
し,制限値をこえた時(ST5)主コンタクタ(2)を投
入し負荷を駆動するようにする。
この結果,上述の如くコンデンサ充電電流の最大許容
値で充電を継続できるので,従来の様な初期突入充電電
流を制限し,そのあと除々に増える充電電流により所定
の充電量を達成させる方法に比し,その充電時間は約1/
3と大巾に短縮することができる。
さらにこの構成を採用することにより電源(1)とコ
ンバータ(5)の間に設けたインピーダンス(22b)の
容量を下げることも可能となる。
なお上記説明では所定の交流値がコンデンサを短時間
でかつ過電流が流れない状態で充電するため(6)式と
なる様にコンバータを制御することを述べたが,この制
御のために充電電圧Vdを検出し交流電圧VCON,Yとの比
が一定となる様な制御をしてもよいし,又充電が一定の
パターンで行なわれることを利用し,あらかじめマイク
ロコンピユータ(17)にこのパターンを覚えこませてお
いて交流電圧VCON,Yをこれにしたがい制御する等の方
法が可能である。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば交流電源からの入力を
インピーダンスで制限し,かつコンバータへの入力値が
所定の値となるように,コンバータの出力を制御しこの
直流で平滑コンデンサの充電をおこなうので,平滑コン
デンサに過電流が流れるのを防止できるだけでなくコン
デンサの充電時間を大巾に短縮できるコンバータ装置が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による交流エレベータの制御装置の一実
施例の単線結線図,第2図は本発明の動作を説明するベ
クトル図,第3図はフローチヤート,第4図,第5図は
従来例の構成図を示す。 (1)は電源,(5)はコンバータ,(6)は平滑コン
デンサ,(7)は電圧検出器,(16)は位相検出回路,
(17)はマイクロコンピユータ,(18)はベースドライ
ブ回路,(22b)はリアクトルである。 なお,図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から供給される交流電力を直流電
    力に変換する変換器と、前記交流電源と前記変換器との
    間に設けられたインピーダンスと、前記交流電源から前
    記インピーダンスを介して前記変換器に入力される交流
    電流を検出する入力検出手段と、平滑コンデンサを充電
    する充電電流が前記平滑コンデンサの耐用電流値以下の
    所定の値となるように前記変換器に入力される電流を前
    記入力検出手段で検出された検出値に基づいて制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とするコンバータ装置。
JP63195653A 1988-08-05 1988-08-05 コンバータ装置 Expired - Fee Related JP2600315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63195653A JP2600315B2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 コンバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63195653A JP2600315B2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 コンバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0246172A JPH0246172A (ja) 1990-02-15
JP2600315B2 true JP2600315B2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=16344751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63195653A Expired - Fee Related JP2600315B2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 コンバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600315B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579751B2 (ja) * 1986-04-03 1997-02-12 三菱電機株式会社 交流エレベ−タ−の制御装置
JPH0748954B2 (ja) * 1986-07-15 1995-05-24 株式会社明電舎 Pwm変換装置の始動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0246172A (ja) 1990-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4545464A (en) Apparatus for controlling an A-C power elevator
KR900002784B1 (ko) 교류엘리베이터의 제어장치
CA2862146A1 (en) Drive system with energy accumulator and method for operating a drive system
JPWO2002093730A1 (ja) 充放電制御装置
JP2006350900A (ja) 電力変換装置
JPH05338947A (ja) エレベータの制御装置
JP5386457B2 (ja) 電力回生装置
JP5173124B2 (ja) エレベータの制御装置
JP4607717B2 (ja) 交流電気車用電力変換装置
JPH0724467B2 (ja) エレベ−タの制御装置
JP2600315B2 (ja) コンバータ装置
JP3220924B2 (ja) 電気車の電力変換装置
JPH06245501A (ja) 電源装置
JP2820564B2 (ja) 電気車制御装置
JP2001253653A (ja) エレベータシステム
JPS6122556B2 (ja)
JPS63186505A (ja) 交流電気車の制御装置
JPH06225458A (ja) 電力変換装置及び制御方法
JP2549582B2 (ja) クレーンの回生制動制御回路
JP4160325B2 (ja) 転流コンデンサの充電装置
JP2763834B2 (ja) 交流電気車の保護方式
JPH0739010A (ja) 交流電気車の制御装置
JP3061939B2 (ja) エレベーターの制御装置
JPH07255103A (ja) 交流電気車の制御装置及びその制御方法
JPS60121971A (ja) 変圧器始動用インバ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees