JP2763311B2 - パチンコホール用遊技システム - Google Patents
パチンコホール用遊技システムInfo
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- JP2763311B2 JP2763311B2 JP63334017A JP33401788A JP2763311B2 JP 2763311 B2 JP2763311 B2 JP 2763311B2 JP 63334017 A JP63334017 A JP 63334017A JP 33401788 A JP33401788 A JP 33401788A JP 2763311 B2 JP2763311 B2 JP 2763311B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、パチンコホール内においてゲーム用品(パ
チンコ玉或はメタル等)の貸出並びに遊技客が獲得した
ゲーム用品の景品交換を行なうためのパチンコホール用
遊技システムに関する。
チンコ玉或はメタル等)の貸出並びに遊技客が獲得した
ゲーム用品の景品交換を行なうためのパチンコホール用
遊技システムに関する。
(従来の技術) 近年、パチンコホールにおいては、パチンコ玉の貸出
を磁気カードより成る遊技券により行なう構成とし、以
て遊技の簡便性を向上させた遊技システムが考えられて
いる。このような遊技システムを構築する場合、一般的
には、貨幣の投入に応じてその価額に見合ったパチンコ
玉数を示す数値情報を記憶させた遊技券を発行する発券
機と、上記遊技券が挿入された状態でこれに記憶された
数値情報の範囲内で所望個数のパチンコ玉を放出する玉
貸機とが設けられるものであり、特に上記玉貸機はパチ
ンコゲーム機の近傍に設置される。また、パチンコホー
ルの景品交換カウンタには、遊技客が獲得したパチンコ
玉を景品と交換するための景品交換装置が設けられるも
のであるが、この景品交換装置としては、パチンコ玉を
計数して数値情報を得る計数器と、その数値情報に基づ
いて特定景品の払出し個数及び余りパチンコ玉数を演算
する演算回路と、上記数値情報及び演算結果を表示する
表示器とを含んだものが供されている。しかしながら、
この景品交換装置では、遊技客が獲得パチンコ玉を景品
交換する際に、重量が大なるパチンコ玉を比較的遠方の
景品交換カウンタまで運ぶ必要があるため、これを解決
したシステムも考えられている。つまり、このシステム
では、パチンコホール内の複数箇所に、遊技客の獲得パ
チンコ玉を計数すると共にその計数結果を示す数値情報
を当該遊技客の遊技券に記憶させる玉計数装置を設置す
る一方で、景品交換カウンタに、上記遊技券に記憶され
た数値情報に基づいて特定景品の払出し個数及び余りパ
チンコ玉数を演算すると共に上記演算結果を表示する精
算用景品交換装置を設ける構成とされる。
を磁気カードより成る遊技券により行なう構成とし、以
て遊技の簡便性を向上させた遊技システムが考えられて
いる。このような遊技システムを構築する場合、一般的
には、貨幣の投入に応じてその価額に見合ったパチンコ
玉数を示す数値情報を記憶させた遊技券を発行する発券
機と、上記遊技券が挿入された状態でこれに記憶された
数値情報の範囲内で所望個数のパチンコ玉を放出する玉
貸機とが設けられるものであり、特に上記玉貸機はパチ
ンコゲーム機の近傍に設置される。また、パチンコホー
ルの景品交換カウンタには、遊技客が獲得したパチンコ
玉を景品と交換するための景品交換装置が設けられるも
のであるが、この景品交換装置としては、パチンコ玉を
計数して数値情報を得る計数器と、その数値情報に基づ
いて特定景品の払出し個数及び余りパチンコ玉数を演算
する演算回路と、上記数値情報及び演算結果を表示する
表示器とを含んだものが供されている。しかしながら、
この景品交換装置では、遊技客が獲得パチンコ玉を景品
交換する際に、重量が大なるパチンコ玉を比較的遠方の
景品交換カウンタまで運ぶ必要があるため、これを解決
したシステムも考えられている。つまり、このシステム
では、パチンコホール内の複数箇所に、遊技客の獲得パ
チンコ玉を計数すると共にその計数結果を示す数値情報
を当該遊技客の遊技券に記憶させる玉計数装置を設置す
る一方で、景品交換カウンタに、上記遊技券に記憶され
た数値情報に基づいて特定景品の払出し個数及び余りパ
チンコ玉数を演算すると共に上記演算結果を表示する精
算用景品交換装置を設ける構成とされる。
ところで、上記のような景品交換時には、パチンコ玉
の計数機能を備えた景品交換装置を設けた場合、並びに
遊技券を利用した精算用景品交換装置を設けた場合の何
れにおいても、景品との交換に必要な数に達しない余り
パチンコ玉に対応した端数を生ずることになる(但し、
端数が丁度零になることもある)。このようなパチンコ
玉の端数が生じた場合、従来では、その端数を予め用意
された端玉用景品(ガム,チョコレート等)と交換する
ようにしている。しかしながら、このようにしたので
は、当該遊技客に対して、不要な端玉景品を押付けられ
たという悪印象を与える虞がある。また、遊技客の中に
は、景品交換後の端数のパチンコ玉を再遊技に使用する
ことを望む物も多数あり、これらの遊技客から苦情が出
るという問題点もある。
の計数機能を備えた景品交換装置を設けた場合、並びに
遊技券を利用した精算用景品交換装置を設けた場合の何
れにおいても、景品との交換に必要な数に達しない余り
パチンコ玉に対応した端数を生ずることになる(但し、
端数が丁度零になることもある)。このようなパチンコ
玉の端数が生じた場合、従来では、その端数を予め用意
された端玉用景品(ガム,チョコレート等)と交換する
ようにしている。しかしながら、このようにしたので
は、当該遊技客に対して、不要な端玉景品を押付けられ
たという悪印象を与える虞がある。また、遊技客の中に
は、景品交換後の端数のパチンコ玉を再遊技に使用する
ことを望む物も多数あり、これらの遊技客から苦情が出
るという問題点もある。
そこで従来の景品払出しシステムでは、これらの問題
点を解決するために、景品交換カウンタに任意個数のパ
チンコ玉を放出可能な玉返却機を設置し、端数のパチン
コ玉の返却を希望する遊技客に対しては、この玉返却機
から上記端数に対応したパチンコ玉を返却する構成とす
ることが行なわれている。斯かる玉返却機は、具体的に
は、多量のパチンコ玉を貯留するタンクと、返却パチン
コ玉数を入力するキーボードと、このキーボードにより
入力された返却パチンコ玉数に応じた数のパチンコ玉を
前記タンクから放出させる放出機構とを含んで構成され
る。
点を解決するために、景品交換カウンタに任意個数のパ
チンコ玉を放出可能な玉返却機を設置し、端数のパチン
コ玉の返却を希望する遊技客に対しては、この玉返却機
から上記端数に対応したパチンコ玉を返却する構成とす
ることが行なわれている。斯かる玉返却機は、具体的に
は、多量のパチンコ玉を貯留するタンクと、返却パチン
コ玉数を入力するキーボードと、このキーボードにより
入力された返却パチンコ玉数に応じた数のパチンコ玉を
前記タンクから放出させる放出機構とを含んで構成され
る。
(発明が解決しようとする課題) 従来のような玉返却機を設けた場合、その玉返却機に
よる返却パチンコ玉数の一日量は、多い場合で数万個に
達することがある。これに対して玉返却機のタンクは、
数千個程度のパチンコ玉しか貯留できないのが実情であ
り、このため、タンクに対するパチンコ玉の補給を頻繁
に行なう必要があって、そのパチンコ玉補給作業が非常
に面倒になるという新たな問題点が惹起される。また、
パチンコ玉の返却を受けた遊技客は、そのパチンコ玉を
持って再遊技対象のパチンコゲーム機まで戻ることにな
るが、その途中でパチンコ玉を落とす虞がある等、遊技
客にとっては返却パチンコ玉の管理が煩わしくなるとい
う不便さがあった。
よる返却パチンコ玉数の一日量は、多い場合で数万個に
達することがある。これに対して玉返却機のタンクは、
数千個程度のパチンコ玉しか貯留できないのが実情であ
り、このため、タンクに対するパチンコ玉の補給を頻繁
に行なう必要があって、そのパチンコ玉補給作業が非常
に面倒になるという新たな問題点が惹起される。また、
パチンコ玉の返却を受けた遊技客は、そのパチンコ玉を
持って再遊技対象のパチンコゲーム機まで戻ることにな
るが、その途中でパチンコ玉を落とす虞がある等、遊技
客にとっては返却パチンコ玉の管理が煩わしくなるとい
う不便さがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、景品交換時に生ずる端数のゲーム用品を遊技客
に返却する場合に、パチンコホール従業員側の作業量が
増える虞がなくなると共に、遊技客にとって上記返却ゲ
ーム用品の管理が容易になり、さらにはパチンコホール
の売上向上にも寄与できるようになる等の効果を奏する
パチンコホール用遊技システムを提供するにある。
目的は、景品交換時に生ずる端数のゲーム用品を遊技客
に返却する場合に、パチンコホール従業員側の作業量が
増える虞がなくなると共に、遊技客にとって上記返却ゲ
ーム用品の管理が容易になり、さらにはパチンコホール
の売上向上にも寄与できるようになる等の効果を奏する
パチンコホール用遊技システムを提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、
パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を示す数値情報
を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記憶領域を備え
た遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給され
るように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶
された数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果である
ゲーム用品数を示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶
領域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1の記憶領域に記憶された数値情報に
基づいて景品の払出しを行なう景品交換装置と、 この景品交換装置に付随して設けられ遊技客への景品
払出し時に生ずる余りゲーム用品数を当該遊技券の第2
の記憶領域に追加数値情報として記憶させるデータ書込
み手段と備えた構成としたものである。
パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を示す数値情報
を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記憶領域を備え
た遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給され
るように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶
された数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果である
ゲーム用品数を示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶
領域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1の記憶領域に記憶された数値情報に
基づいて景品の払出しを行なう景品交換装置と、 この景品交換装置に付随して設けられ遊技客への景品
払出し時に生ずる余りゲーム用品数を当該遊技券の第2
の記憶領域に追加数値情報として記憶させるデータ書込
み手段と備えた構成としたものである。
また、請求項2記載の発明は、上記目的を達成するた
めに、パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を示す数
値情報を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記憶領域
を備えた遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給され
るように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶
された数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果である
ゲーム用品数を予め設定された規定数で除算した余り数
を示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶領域に記憶さ
せると共に、上記除算結果の商を示す数値情報を前記遊
技券の第2の記憶領域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1及び第2の記憶領域に記憶された数
値情報に基づいて景品の払出しを行なう景品交換装置と
を備えた構成としたものである。
めに、パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を示す数
値情報を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記憶領域
を備えた遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給され
るように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶
された数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果である
ゲーム用品数を予め設定された規定数で除算した余り数
を示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶領域に記憶さ
せると共に、上記除算結果の商を示す数値情報を前記遊
技券の第2の記憶領域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1及び第2の記憶領域に記憶された数
値情報に基づいて景品の払出しを行なう景品交換装置と
を備えた構成としたものである。
(作用) 請求項1記載の発明によれば、遊技客が所持する遊技
券の第2の記憶領域に、パチンコ玉,メタル等のゲーム
用品数を示す数値情報が記憶されている場合、当該遊技
客は、その遊技券の第2の記憶領域に記憶された数値情
報の範囲内で、貸出手段からゲーム用品の貸出を受ける
ことができ、これによりゲーム機での遊技を行なうこと
ができる。このとき、貸出手段にあっては、その遊技券
の第2の記憶領域に記憶された数値情報を上記貸出数相
当分だけ減少させるようになる。
券の第2の記憶領域に、パチンコ玉,メタル等のゲーム
用品数を示す数値情報が記憶されている場合、当該遊技
客は、その遊技券の第2の記憶領域に記憶された数値情
報の範囲内で、貸出手段からゲーム用品の貸出を受ける
ことができ、これによりゲーム機での遊技を行なうこと
ができる。このとき、貸出手段にあっては、その遊技券
の第2の記憶領域に記憶された数値情報を上記貸出数相
当分だけ減少させるようになる。
遊技客が遊技により獲得したゲーム用品を計数手段に
投入すると、その計数手段は、投入されたゲーム用品を
計数し、その計数結果であるゲーム用品数を示す数値情
報を前記遊技券の第1の記憶領域に記憶させるようにな
る。この場合、前記貸出手段にあっては、遊技券の第1
の記憶領域に記憶された数値情報に基づいたゲーム用品
の貸出動作を行う構成となっていないため、一旦計数手
段で計数されたゲーム用品は遊技に使用できなくなる。
投入すると、その計数手段は、投入されたゲーム用品を
計数し、その計数結果であるゲーム用品数を示す数値情
報を前記遊技券の第1の記憶領域に記憶させるようにな
る。この場合、前記貸出手段にあっては、遊技券の第1
の記憶領域に記憶された数値情報に基づいたゲーム用品
の貸出動作を行う構成となっていないため、一旦計数手
段で計数されたゲーム用品は遊技に使用できなくなる。
景品交換装置は、遊技券の第1の記憶領域に記憶され
た数値情報、つまり、遊技客が遊技により獲得した後に
計数手段により計数させたゲーム用品数を示す数値情報
に基づいて景品の払出しを行なう。このような景品交換
装置での景品払出し時において余りゲーム用品が生じた
場合には、当該景品交換装置に付随して設けられたデー
タ書込み手段が、その余りゲーム用品数を前記遊技券の
第2の記憶領域に追加数値情報として記憶させるように
なる。
た数値情報、つまり、遊技客が遊技により獲得した後に
計数手段により計数させたゲーム用品数を示す数値情報
に基づいて景品の払出しを行なう。このような景品交換
装置での景品払出し時において余りゲーム用品が生じた
場合には、当該景品交換装置に付随して設けられたデー
タ書込み手段が、その余りゲーム用品数を前記遊技券の
第2の記憶領域に追加数値情報として記憶させるように
なる。
従って、遊技客は、上記遊技券の第2の記憶領域に記
憶された追加数値情報に対応した数のゲーム用品を貸出
手段から放出させることができ、このゲーム用品を利用
してゲーム機での遊技を再開できる。この場合、貸出手
段から放出されるゲーム用品は、ゲーム機に対するゲー
ム用品の補給通路から供給されるため、その補給作業が
不要になる。
憶された追加数値情報に対応した数のゲーム用品を貸出
手段から放出させることができ、このゲーム用品を利用
してゲーム機での遊技を再開できる。この場合、貸出手
段から放出されるゲーム用品は、ゲーム機に対するゲー
ム用品の補給通路から供給されるため、その補給作業が
不要になる。
また、遊技券の第1の記憶領域に記憶された数値情報
(遊技客が計数手段により計数させたゲーム用品を示す
数値情報に相当)は、景品交換装置での景品払出しのみ
に利用可能で、貸出手段によるゲーム用品の貸出には利
用できない構成となっているから、パチンコホールの売
上向上に寄与できることになる。つまり、計数手段によ
り一旦計数されたゲーム用品が景品交換にのみ有効にな
る結果、遊技客がゲーム機での遊技により獲得した多量
のゲーム用品が他の遊技機で使用される事態を未然に防
止できるようになる。このため、当該遊技客が遊技を行
う場合には、新たに対価を支払ってゲーム用品の貸出を
受ける必要がでてくるため、パチンコホールの売上が向
上することになる。
(遊技客が計数手段により計数させたゲーム用品を示す
数値情報に相当)は、景品交換装置での景品払出しのみ
に利用可能で、貸出手段によるゲーム用品の貸出には利
用できない構成となっているから、パチンコホールの売
上向上に寄与できることになる。つまり、計数手段によ
り一旦計数されたゲーム用品が景品交換にのみ有効にな
る結果、遊技客がゲーム機での遊技により獲得した多量
のゲーム用品が他の遊技機で使用される事態を未然に防
止できるようになる。このため、当該遊技客が遊技を行
う場合には、新たに対価を支払ってゲーム用品の貸出を
受ける必要がでてくるため、パチンコホールの売上が向
上することになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図乃至第12図を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第4図において、1はパチンコホール内の適宜場所に
1台若しくは複数台設置された発券機であり、まずこれ
について述べる。
1台若しくは複数台設置された発券機であり、まずこれ
について述べる。
2は紙幣を挿入するための挿入口、3は硬貨を投入す
るための投入口、4は金額表示部で、この金額表示部4
は、挿入口2及び投入口3を介した投入金額をデジタル
表示するように構成されている。また、5は所定金額投
入後に操作される発券スイッチ、6は発券機1が動作中
であることを示す「取扱い中」及び動作停止中でるあこ
とを示す「停止中」の何れかの表示を行なうための動作
状態表示部である。7は受け皿であり、これには発券機
1内から後述する所定データを記憶させた遊技券8が送
出されるようになっている。尚、上記遊技券8は、第5
図に示すように、記憶媒体として例えば磁気ストライプ
8aを利用した磁気カードによって構成されており、その
磁気ストライプ8aには、システム領域、数値情報領域
(本発明でいう第2の記憶領域に相当),景品玉数領域
(本発明でいう第1の記憶領域に相当)及び余り玉数領
域(本発明でいう第2の記憶領域に相当)が設定されて
いる。
るための投入口、4は金額表示部で、この金額表示部4
は、挿入口2及び投入口3を介した投入金額をデジタル
表示するように構成されている。また、5は所定金額投
入後に操作される発券スイッチ、6は発券機1が動作中
であることを示す「取扱い中」及び動作停止中でるあこ
とを示す「停止中」の何れかの表示を行なうための動作
状態表示部である。7は受け皿であり、これには発券機
1内から後述する所定データを記憶させた遊技券8が送
出されるようになっている。尚、上記遊技券8は、第5
図に示すように、記憶媒体として例えば磁気ストライプ
8aを利用した磁気カードによって構成されており、その
磁気ストライプ8aには、システム領域、数値情報領域
(本発明でいう第2の記憶領域に相当),景品玉数領域
(本発明でいう第1の記憶領域に相当)及び余り玉数領
域(本発明でいう第2の記憶領域に相当)が設定されて
いる。
第6図には上記発券機1の概略電気構成が示されてい
る。この第6図において、9は挿入口2から紙幣が挿入
されたときに検知信号を出力する挿入検知装置、10は投
入口3から硬貨が投入されたときに検知信号を出力する
投入検知装置である。11は紙幣用の真贋判定装置、12は
硬貨用の真贋判定装置で、これらは夫々投入紙幣及び硬
貨の真贋を判定し、その判定結果を示す信号を出力す
る。13は紙幣計数装置、14は硬貨計数装置で、これらは
夫々投入紙幣及び硬貨の価額を計数し、その計数結果を
示す信号を出力する。15は未使用の遊技券8(磁気カー
ド)にデータを書込むためのカードライタ、16はカード
送り装置で、これは内部ストックされた未使用の遊技券
8を上記カードライタ15に送出し或はカードライタ15に
よりデータが書込まれた遊技券8を受け皿7へ送出する
ようになっている。17はマイクロコンピュータを含んで
構成された制御装置で、これは上記各装置9〜14からの
各出力信号並びに前記発券スイッチ5からの信号に基づ
いて、前記金額表示部4,動作状態表示部6,カードライタ
15及び送り装置16を制御するものであり、その制御内容
は大略第7図のフローチャートのようになっている。
る。この第6図において、9は挿入口2から紙幣が挿入
されたときに検知信号を出力する挿入検知装置、10は投
入口3から硬貨が投入されたときに検知信号を出力する
投入検知装置である。11は紙幣用の真贋判定装置、12は
硬貨用の真贋判定装置で、これらは夫々投入紙幣及び硬
貨の真贋を判定し、その判定結果を示す信号を出力す
る。13は紙幣計数装置、14は硬貨計数装置で、これらは
夫々投入紙幣及び硬貨の価額を計数し、その計数結果を
示す信号を出力する。15は未使用の遊技券8(磁気カー
ド)にデータを書込むためのカードライタ、16はカード
送り装置で、これは内部ストックされた未使用の遊技券
8を上記カードライタ15に送出し或はカードライタ15に
よりデータが書込まれた遊技券8を受け皿7へ送出する
ようになっている。17はマイクロコンピュータを含んで
構成された制御装置で、これは上記各装置9〜14からの
各出力信号並びに前記発券スイッチ5からの信号に基づ
いて、前記金額表示部4,動作状態表示部6,カードライタ
15及び送り装置16を制御するものであり、その制御内容
は大略第7図のフローチャートのようになっている。
即ち、以下においては、発券機1の機能の大略につい
て第7図も参照しながら説明する。発券機1の機能が正
常な状態では、動作状態表示部6に「取扱い中」の表示
が行なわれる(ステップA1)。そして、この状態で挿入
口2或は投入口3から紙幣が挿入或は硬貨が投入された
ときに、初めて次のステップへ移行されて発券動作を開
始する(ステップA2)。このように発券動作が開始され
ると、まず挿入紙幣或は投入硬貨の真贋判定(ステップ
A3)が行なわれ、「本物でない」と判断した場合には動
作状態表示部6の表示を「停止中」に切換え(ステップ
A4)、この後に機能停止する(ステップA5)。投入紙幣
或は投入硬貨が「本物である」と判断された場合には、
その投入金額を計数して記憶する(ステップA6)と共
に、上記計数結果つまり投入金額を金額表示部4に表示
させる(ステップA7)。
て第7図も参照しながら説明する。発券機1の機能が正
常な状態では、動作状態表示部6に「取扱い中」の表示
が行なわれる(ステップA1)。そして、この状態で挿入
口2或は投入口3から紙幣が挿入或は硬貨が投入された
ときに、初めて次のステップへ移行されて発券動作を開
始する(ステップA2)。このように発券動作が開始され
ると、まず挿入紙幣或は投入硬貨の真贋判定(ステップ
A3)が行なわれ、「本物でない」と判断した場合には動
作状態表示部6の表示を「停止中」に切換え(ステップ
A4)、この後に機能停止する(ステップA5)。投入紙幣
或は投入硬貨が「本物である」と判断された場合には、
その投入金額を計数して記憶する(ステップA6)と共
に、上記計数結果つまり投入金額を金額表示部4に表示
させる(ステップA7)。
以上のようの紙幣が挿入或は硬貨が投入された後に
は、発券スイッチ5が押圧操作されるまで待機し(ステ
ップA8)、発券スイッチ5が押圧操作されたきには、内
部にストックしてある未使用の遊技券8に対して、前述
のように記憶した投入金額で貸出可能なゲーム用品数た
るパチンコ玉数を示す数値情報Dnの他に、少なくとも当
該パチンコホール独自の暗号コードCi、並びに有効期限
を示す例えば当日の日付コードCdを夫々含むデータを記
憶させた遊技券8を作成する(ステップA9)。尚、上記
数値情報Dnは第5図に示した磁気ストライプ8aの数値情
報領域に記憶され、暗号コードCi,日付コードCdは同じ
く磁気ストライプ8aのシステム領域に記憶される。そし
て、この後には、ステップA9において作成された遊技券
8を受け皿8に送出し(ステップA10)、その送出後に
前記金額表示部4の表示を初期化(ステップA11)した
後に前記ステップA1へ戻る。
は、発券スイッチ5が押圧操作されるまで待機し(ステ
ップA8)、発券スイッチ5が押圧操作されたきには、内
部にストックしてある未使用の遊技券8に対して、前述
のように記憶した投入金額で貸出可能なゲーム用品数た
るパチンコ玉数を示す数値情報Dnの他に、少なくとも当
該パチンコホール独自の暗号コードCi、並びに有効期限
を示す例えば当日の日付コードCdを夫々含むデータを記
憶させた遊技券8を作成する(ステップA9)。尚、上記
数値情報Dnは第5図に示した磁気ストライプ8aの数値情
報領域に記憶され、暗号コードCi,日付コードCdは同じ
く磁気ストライプ8aのシステム領域に記憶される。そし
て、この後には、ステップA9において作成された遊技券
8を受け皿8に送出し(ステップA10)、その送出後に
前記金額表示部4の表示を初期化(ステップA11)した
後に前記ステップA1へ戻る。
第8図にはパチンコホール内におけるパチンコゲーム
機18等の配置例が概略的に示されている。即ち、パチン
コゲーム機18は複数台列設されており、これらパチンコ
ゲーム機18間には、2台のパチンコゲーム機18につき1
台の貸出手段たる玉貸機19が設置されている。このと
き、各パチンコゲーム機18及び玉貸機19には、これらの
上部に配管された補給通路20から分岐20aを介してゲー
ム用品であるパチンコ玉が供給されるようになってい
る。また、上記のような一群のパチンコゲーム機18から
成る所謂「島」Aの端には、後述する玉計数装置31(本
発明でいう計数手段に相当)が設置されている。
機18等の配置例が概略的に示されている。即ち、パチン
コゲーム機18は複数台列設されており、これらパチンコ
ゲーム機18間には、2台のパチンコゲーム機18につき1
台の貸出手段たる玉貸機19が設置されている。このと
き、各パチンコゲーム機18及び玉貸機19には、これらの
上部に配管された補給通路20から分岐20aを介してゲー
ム用品であるパチンコ玉が供給されるようになってい
る。また、上記のような一群のパチンコゲーム機18から
成る所謂「島」Aの端には、後述する玉計数装置31(本
発明でいう計数手段に相当)が設置されている。
上記玉貸機19には、遊技券8を挿入するためのカード
挿入口21,パチンコ玉を放出するための放出口22,放出パ
チンコ玉数を指定するための操作部23,残高表示部24が
設けられている。尚、上記操作部23は、カード返却スイ
ッチ23a及び例えば3個のセレクトスイッチ23b,23c,23d
より成るもので、各セレクト23b,23c,23dに夫々対応し
て例えば「100円」,「200円」,「500円」の各表示
(図示せず)が施されている。
挿入口21,パチンコ玉を放出するための放出口22,放出パ
チンコ玉数を指定するための操作部23,残高表示部24が
設けられている。尚、上記操作部23は、カード返却スイ
ッチ23a及び例えば3個のセレクトスイッチ23b,23c,23d
より成るもので、各セレクト23b,23c,23dに夫々対応し
て例えば「100円」,「200円」,「500円」の各表示
(図示せず)が施されている。
第9図には上記玉貸機19の概略電気構成が示されてい
る。この第9図において、25はカード挿入口21に遊技券
8が挿入されたときに検知信号を出力する挿入検知装
置、26は挿入された遊技券8に記憶されたデータを読込
むためのカードリーダ、27は挿入された遊技券8にデー
タを書込むためのカードライタ、28はカード送り装置
で、これは挿入された遊技券8を挿入状態に保持して上
記カードリーダ26,カードライタ27に対応させると共
に、カードライタ27によりデータが書込まれた遊技券8
をカード挿入口21へ戻すようになっている。29は放出機
構で、これは指令された数のパチンコ玉を補給通路20か
ら放出口22を介して放出するようになっている。30はマ
イクロコンピュータを含んで構成された制御装置で、こ
れは上記操作部23,挿入検知装置25,カードリーダ26から
の各出力信号並びに前記発券スイッチ5からの信号に基
づいて、前記残高表示部24,カードライタ27,送り装置28
及び放出機構29を制御するものであり、その制御内容は
大略第10図のフローチャートのようになっている。
る。この第9図において、25はカード挿入口21に遊技券
8が挿入されたときに検知信号を出力する挿入検知装
置、26は挿入された遊技券8に記憶されたデータを読込
むためのカードリーダ、27は挿入された遊技券8にデー
タを書込むためのカードライタ、28はカード送り装置
で、これは挿入された遊技券8を挿入状態に保持して上
記カードリーダ26,カードライタ27に対応させると共
に、カードライタ27によりデータが書込まれた遊技券8
をカード挿入口21へ戻すようになっている。29は放出機
構で、これは指令された数のパチンコ玉を補給通路20か
ら放出口22を介して放出するようになっている。30はマ
イクロコンピュータを含んで構成された制御装置で、こ
れは上記操作部23,挿入検知装置25,カードリーダ26から
の各出力信号並びに前記発券スイッチ5からの信号に基
づいて、前記残高表示部24,カードライタ27,送り装置28
及び放出機構29を制御するものであり、その制御内容は
大略第10図のフローチャートのようになっている。
即ち、以下においては、玉貸機19の機能の大略につい
て第10図も参照しながら説明する。即ち、玉貸機19は、
カード挿入口21に遊技券8が挿入されたときに動作開始
する(ステップB1)。このように動作開始すると、まず
挿入された遊技券8を挿入状態に保持する(ステップB
2)と共に、その遊技券8に記憶されたデータを読込む
(ステップB3)。そして、その読込みデータに含まれる
暗号コードCiに基づいて遊技券8が当該パチンコホール
のものであるか否かを判断するものであり(ステップB
4)、「他パチンコホールのものである」と判断した場
合にはその遊技券8を返却する(ステップB5)と共に、
前記判断ステップB1へ戻る。挿入された遊技券8が当該
パチンコホールのものであった場合には、前記読込みデ
ータに基づいて遊技券8が期限内のものであるか否かを
判断するものであり(ステップB6)、「期限過ぎであ
る」と判断した場合にはその遊技券8を返却する前記ス
テップB5を経て前記判断ステップB1へ戻る。また、挿入
された遊技券8が期限内のものであった場合には、その
遊技券8の磁気ストライプ8aにおける数値情報領域に記
憶された数値情報Dnに対応した残高金額を残高表示部24
に表示させる(ステップB7)。そして、この後には、遊
技券8の磁気ストライプ8aにおける余り玉数領域に記憶
された後述の追加数値情報Drが零か否かを判断し(ステ
ップB8)、その追加数値情報Drが零以外の状態であった
場合には、放出機構29に動作指令を与えて追加数値情報
Drに対応した数のパチンコ玉を放出口22に放出し(ステ
ップB9)、この後に次のステップB10へ移行する。この
ステップB10は、前記ステップB8で「YES」と判断された
場合、つまり追加数値情報Drが零のときに前記ステップ
B9をジャンプして実行されるものであり、このステップ
B10では、遊技券8に記憶された前記数値情報Dnが零か
否かを判断する。斯かるステップB10で「YES」と判断し
た場合、つまり残高表示部24の表示が零でしかも前記追
加数値情報Drが零であった場合には、ステップB5で遊技
券8を返却した後に判断ステップB1へ戻る。また、上記
ステップB10で「NO」と判断した場合、つまり残高表示
部24が零以外の数値の表示動作を行なっている状態で
は、カード返却スイッチ23a及びセレクトスイッチ23b〜
23dがオン操作されたか否かを判断するものであり(ス
テップB11及びB12)、カード返却スイッチ23aがオン操
作されたときには、ステップB5で遊技券8を返却した後
に判断ステップB1へ戻る。また、カード返却スイッチ23
aがオン操作されることなくセレクトスイッチ23b〜23d
の何れかがオン操作されたときには、放出機構29に動作
指令を与えて所定個数のパチンコ玉を放出口22に放出す
る(ステップB13)。具体的には、「100円」の表示が施
されたセレクトスイッチ23bがオン操作された場合に
は、100円の価額に対応した数のパチンコ玉を放出さ
せ、「200円」,「500円」の表示が施されたセレクトス
イッチ23c,23dがオン操作された各場合には、夫々200
円,500円の価額に対応した数のパチンコ玉を放出させ
る。尚、この場合、残高表示部24に表示された金額より
価額の高いセレクトスイッチがオン操作されたときに
は、その表示金額に相当した数のパチンコ玉を放出させ
る。斯かるパチンコ玉の放出後には、遊技券8に記憶さ
れた数値情報Dn(つまり残高金額)を上記放出パチンコ
玉数に相当した数だけ減るように書換え(ステップB1
4)、前記ステップB2へ戻る。
て第10図も参照しながら説明する。即ち、玉貸機19は、
カード挿入口21に遊技券8が挿入されたときに動作開始
する(ステップB1)。このように動作開始すると、まず
挿入された遊技券8を挿入状態に保持する(ステップB
2)と共に、その遊技券8に記憶されたデータを読込む
(ステップB3)。そして、その読込みデータに含まれる
暗号コードCiに基づいて遊技券8が当該パチンコホール
のものであるか否かを判断するものであり(ステップB
4)、「他パチンコホールのものである」と判断した場
合にはその遊技券8を返却する(ステップB5)と共に、
前記判断ステップB1へ戻る。挿入された遊技券8が当該
パチンコホールのものであった場合には、前記読込みデ
ータに基づいて遊技券8が期限内のものであるか否かを
判断するものであり(ステップB6)、「期限過ぎであ
る」と判断した場合にはその遊技券8を返却する前記ス
テップB5を経て前記判断ステップB1へ戻る。また、挿入
された遊技券8が期限内のものであった場合には、その
遊技券8の磁気ストライプ8aにおける数値情報領域に記
憶された数値情報Dnに対応した残高金額を残高表示部24
に表示させる(ステップB7)。そして、この後には、遊
技券8の磁気ストライプ8aにおける余り玉数領域に記憶
された後述の追加数値情報Drが零か否かを判断し(ステ
ップB8)、その追加数値情報Drが零以外の状態であった
場合には、放出機構29に動作指令を与えて追加数値情報
Drに対応した数のパチンコ玉を放出口22に放出し(ステ
ップB9)、この後に次のステップB10へ移行する。この
ステップB10は、前記ステップB8で「YES」と判断された
場合、つまり追加数値情報Drが零のときに前記ステップ
B9をジャンプして実行されるものであり、このステップ
B10では、遊技券8に記憶された前記数値情報Dnが零か
否かを判断する。斯かるステップB10で「YES」と判断し
た場合、つまり残高表示部24の表示が零でしかも前記追
加数値情報Drが零であった場合には、ステップB5で遊技
券8を返却した後に判断ステップB1へ戻る。また、上記
ステップB10で「NO」と判断した場合、つまり残高表示
部24が零以外の数値の表示動作を行なっている状態で
は、カード返却スイッチ23a及びセレクトスイッチ23b〜
23dがオン操作されたか否かを判断するものであり(ス
テップB11及びB12)、カード返却スイッチ23aがオン操
作されたときには、ステップB5で遊技券8を返却した後
に判断ステップB1へ戻る。また、カード返却スイッチ23
aがオン操作されることなくセレクトスイッチ23b〜23d
の何れかがオン操作されたときには、放出機構29に動作
指令を与えて所定個数のパチンコ玉を放出口22に放出す
る(ステップB13)。具体的には、「100円」の表示が施
されたセレクトスイッチ23bがオン操作された場合に
は、100円の価額に対応した数のパチンコ玉を放出さ
せ、「200円」,「500円」の表示が施されたセレクトス
イッチ23c,23dがオン操作された各場合には、夫々200
円,500円の価額に対応した数のパチンコ玉を放出させ
る。尚、この場合、残高表示部24に表示された金額より
価額の高いセレクトスイッチがオン操作されたときに
は、その表示金額に相当した数のパチンコ玉を放出させ
る。斯かるパチンコ玉の放出後には、遊技券8に記憶さ
れた数値情報Dn(つまり残高金額)を上記放出パチンコ
玉数に相当した数だけ減るように書換え(ステップB1
4)、前記ステップB2へ戻る。
以上要するに、玉貸機19は、そのカード挿入口21に遊
技券8が挿入されると、遊技券8に追加数値情報Drが記
憶されていた場合には、その追加数値情報Drに対応した
数のパチンコ玉を放出するものであり、また、遊技券8
に記憶された数値情報Dnの範囲内でセレクトスイッチ23
b〜23dにより指定された数のパチンコ玉を放出するもの
である。
技券8が挿入されると、遊技券8に追加数値情報Drが記
憶されていた場合には、その追加数値情報Drに対応した
数のパチンコ玉を放出するものであり、また、遊技券8
に記憶された数値情報Dnの範囲内でセレクトスイッチ23
b〜23dにより指定された数のパチンコ玉を放出するもの
である。
第11図には前記玉計数装置31の外観が示されている。
即ち、玉計数装置31は、本体ケース32及びこれの上方に
位置された上面開放形の玉受容器33を備え、その玉受容
器33の底面は中央部に向かって下降する傾斜面に形成さ
れ、さらにその最下部に落下口34が形成されている。そ
して、上記本体ケース32の前面部には、パチンコ玉の計
数値をデジタル表示するための表示器35及びカード挿入
口36並びにカード挿入口36に近接された挿入指示用表示
部36aが設けられている。尚、上記挿入指示用表示部36a
は、カード挿入口36へ遊技券8を挿入する旨の指示を例
えば発行素子の点灯により行なうためのものである。37
は本体ケース32内に設けられた計数器で、これは玉受容
器33内に投入されたパチンコ玉を計数してその計数結果
を示す数値信号Snを出力する。
即ち、玉計数装置31は、本体ケース32及びこれの上方に
位置された上面開放形の玉受容器33を備え、その玉受容
器33の底面は中央部に向かって下降する傾斜面に形成さ
れ、さらにその最下部に落下口34が形成されている。そ
して、上記本体ケース32の前面部には、パチンコ玉の計
数値をデジタル表示するための表示器35及びカード挿入
口36並びにカード挿入口36に近接された挿入指示用表示
部36aが設けられている。尚、上記挿入指示用表示部36a
は、カード挿入口36へ遊技券8を挿入する旨の指示を例
えば発行素子の点灯により行なうためのものである。37
は本体ケース32内に設けられた計数器で、これは玉受容
器33内に投入されたパチンコ玉を計数してその計数結果
を示す数値信号Snを出力する。
第12図には上記玉計数装置31の電気的構成が示されて
おり、以下これについて述べる。即ち、38は前記計数器
37からの数値信号Snを受けるドライバで、これは入力さ
れた数値信号Snにより示される数値、つまり玉受容器33
に投入されたパチンコ玉数を前記表示器35に表示させ
る。39は計数終了検知回路で、これは数値信号Snの増加
が停止したとき、つまり投入されたパチンコ玉の計数が
終了したときに、これを検知して計数終了信号Saを出力
する。40は挿入検知回路で、これはカード挿入口36に遊
技券8が挿入されている状態で検知信号Sbを出力する。
41はカードリーダで、これはカード挿入口36に挿入され
た遊技券8の記憶データのうち、暗号コードCi及び日付
コードCdを読込み、その読み込みデータをデータ信号Sc
として出力する。42はカードライタで、これはカード挿
入口36に挿入された遊技券8に対し前記数値信号Snによ
り示されるパチンコ玉数を書込むために設けられてい
る。尚、このときの書込みは、遊技券8の磁気ストライ
プ8aにおける景品玉数領域(つまり、本発明でいう第1
の記憶領域)に対し行なわれる。43はカード送り装置
で、これはカード挿入口36に挿入された遊技券8を挿入
状態に保持して上記カードリーダ41及びカードライタ42
に対応させると共に、カードライタ42によりデータが書
込まれた遊技券8をカード挿入口36に戻すようになって
いる。
おり、以下これについて述べる。即ち、38は前記計数器
37からの数値信号Snを受けるドライバで、これは入力さ
れた数値信号Snにより示される数値、つまり玉受容器33
に投入されたパチンコ玉数を前記表示器35に表示させ
る。39は計数終了検知回路で、これは数値信号Snの増加
が停止したとき、つまり投入されたパチンコ玉の計数が
終了したときに、これを検知して計数終了信号Saを出力
する。40は挿入検知回路で、これはカード挿入口36に遊
技券8が挿入されている状態で検知信号Sbを出力する。
41はカードリーダで、これはカード挿入口36に挿入され
た遊技券8の記憶データのうち、暗号コードCi及び日付
コードCdを読込み、その読み込みデータをデータ信号Sc
として出力する。42はカードライタで、これはカード挿
入口36に挿入された遊技券8に対し前記数値信号Snによ
り示されるパチンコ玉数を書込むために設けられてい
る。尚、このときの書込みは、遊技券8の磁気ストライ
プ8aにおける景品玉数領域(つまり、本発明でいう第1
の記憶領域)に対し行なわれる。43はカード送り装置
で、これはカード挿入口36に挿入された遊技券8を挿入
状態に保持して上記カードリーダ41及びカードライタ42
に対応させると共に、カードライタ42によりデータが書
込まれた遊技券8をカード挿入口36に戻すようになって
いる。
44は制御装置で、これは前記数値信号Sn,終了検知信
号Sa,挿入検知信号Sb及びデータ信号Scに基づいて、挿
入指示用表示部36a、カードライタ42及びカード送り装
置43を次に述べるように制御する構成となっている。
号Sa,挿入検知信号Sb及びデータ信号Scに基づいて、挿
入指示用表示部36a、カードライタ42及びカード送り装
置43を次に述べるように制御する構成となっている。
即ち、制御装置44は、例えばマイクロコンピュータを
含んで構成されたもので、終了検知信号Saが入力された
時点(計数器37によるパチンコ玉の計数が終了した時
点)において、挿入検知信号Sbが入力されていない状態
(つまりカード挿入口36に遊技券8が挿入されていない
状態)では、挿入指示用表示部36aを駆動して遊技客に
遊技券8の挿入を促す。終了検知信号Saの入力状態で挿
入検知信号Sbが入力されたときには、データ信号Scに含
まれる暗号コードCi及び日付コードCdを、自身が有する
暗号コードCi,日付コードCd(これは当日の日付に応じ
て変化する)及び識別コードと夫々比較し、これらが一
つでも一致しなかったときには、カード送り装置43を駆
動して挿入状態にある遊技券8をカード挿入口36へ返却
する。また、上記各コードが双方とも一致したときに
は、遊技券8の磁気ストライプ8aにおける景品玉数領域
に対し数値信号Snにより示されるパチンコ玉数を景品玉
数情報Dkとして書込み、この書込み後には遊技券8をカ
ード送り装置43によりカード挿入口36へ返却すると共
に、計数器37にリセットパルスを与えてこれを初期化す
る。
含んで構成されたもので、終了検知信号Saが入力された
時点(計数器37によるパチンコ玉の計数が終了した時
点)において、挿入検知信号Sbが入力されていない状態
(つまりカード挿入口36に遊技券8が挿入されていない
状態)では、挿入指示用表示部36aを駆動して遊技客に
遊技券8の挿入を促す。終了検知信号Saの入力状態で挿
入検知信号Sbが入力されたときには、データ信号Scに含
まれる暗号コードCi及び日付コードCdを、自身が有する
暗号コードCi,日付コードCd(これは当日の日付に応じ
て変化する)及び識別コードと夫々比較し、これらが一
つでも一致しなかったときには、カード送り装置43を駆
動して挿入状態にある遊技券8をカード挿入口36へ返却
する。また、上記各コードが双方とも一致したときに
は、遊技券8の磁気ストライプ8aにおける景品玉数領域
に対し数値信号Snにより示されるパチンコ玉数を景品玉
数情報Dkとして書込み、この書込み後には遊技券8をカ
ード送り装置43によりカード挿入口36へ返却すると共
に、計数器37にリセットパルスを与えてこれを初期化す
る。
さて、第2図及び第3図において、45はパチンコホー
ル内の景品交換カウンタに設置された景品交換装置であ
り、これは本体ケース46及びこの本体ケース46上に立設
された表示ユニット47を備えて成る。本体ケース46に
は、その前面側にカード挿入口48が設けられていると共
に、後面側(パチンコホール従業員側)にリセットスイ
ッチ49及び戻しスイッチ50が設けられている。表示ユニ
ット47の前面側には、遊技券8に記憶された数値情報D
n,景品玉数情報Dk及び余りパチンコ玉数に対応した追加
数値情報Drの合計をデジタル表示する数値表示部51a,特
定景品の交換個数をデジタル表示する交換個数表示部52
a,余りパチンコ玉数をデジタル表示する余り玉数表示部
53aが設けられている。(第2図参照)。また、表示ユ
ニット47の後面側には、前記数値表示部51a,交換個数表
示部52a,余り玉数表示部53aと夫々同様機能の数値表示
部51b,交換個数表示部52b,余り玉数表示部53bが設けら
れていると共に、例えば緑色の正常表示灯54及び例えば
赤色の異常表示灯55が夫々設けられている(第3図参
照)。
ル内の景品交換カウンタに設置された景品交換装置であ
り、これは本体ケース46及びこの本体ケース46上に立設
された表示ユニット47を備えて成る。本体ケース46に
は、その前面側にカード挿入口48が設けられていると共
に、後面側(パチンコホール従業員側)にリセットスイ
ッチ49及び戻しスイッチ50が設けられている。表示ユニ
ット47の前面側には、遊技券8に記憶された数値情報D
n,景品玉数情報Dk及び余りパチンコ玉数に対応した追加
数値情報Drの合計をデジタル表示する数値表示部51a,特
定景品の交換個数をデジタル表示する交換個数表示部52
a,余りパチンコ玉数をデジタル表示する余り玉数表示部
53aが設けられている。(第2図参照)。また、表示ユ
ニット47の後面側には、前記数値表示部51a,交換個数表
示部52a,余り玉数表示部53aと夫々同様機能の数値表示
部51b,交換個数表示部52b,余り玉数表示部53bが設けら
れていると共に、例えば緑色の正常表示灯54及び例えば
赤色の異常表示灯55が夫々設けられている(第3図参
照)。
第1図には上記景品交換装置45の電気的構成が示され
ており、以下これについて述べる。即ち、56はカードリ
ーダで、これは、挿入口48に遊技券8が挿入されたとき
に、その遊技券8に記憶された数値情報Dn,景品玉数情
報Dk,追加数値情報Dr,暗号コードCi,日付コードCdを読
み込むようになっており、その読み込みデータはデータ
ラッチ回路57にラッチされる。尚、データラッチ回路57
は、そのリセット端子Rがリセットスイッチ49に接続さ
れており、そのリセットスイッチ49のオン操作に応じて
リセットパルスPaが発生したときに初期化されるように
なっている。58は記憶回路で、これには前記暗号コード
Ciと同一の判定用コードC′iが記憶されている。59は
時計回路で、これは当日の日付を示す日付コードC′d
を出力するようになっている。60は判定回路で、これは
上記判定用コードC′i及び日付コードC′dとデータ
ラッチ回路57から与えられる暗号コードCi及び日付コー
ドCdとを夫々比較し、両者が共に一致したときにハイレ
ベル信号より成る一致信号Syを出力すると共に、一致し
なかったときにローレベル信号より成る不一致信号Szを
出力するようになっている。61は判定回路60の出力を受
けるドライバで、これは判定回路60から一致信号Syが出
力された状態で前記正常表示灯54を点灯させる。62は判
定回路60の出力をインバータ63を介して受けるドライバ
で、これは判定回路60から不一致信号Szが出力された状
態で前記異常表示灯55を点灯させる。
ており、以下これについて述べる。即ち、56はカードリ
ーダで、これは、挿入口48に遊技券8が挿入されたとき
に、その遊技券8に記憶された数値情報Dn,景品玉数情
報Dk,追加数値情報Dr,暗号コードCi,日付コードCdを読
み込むようになっており、その読み込みデータはデータ
ラッチ回路57にラッチされる。尚、データラッチ回路57
は、そのリセット端子Rがリセットスイッチ49に接続さ
れており、そのリセットスイッチ49のオン操作に応じて
リセットパルスPaが発生したときに初期化されるように
なっている。58は記憶回路で、これには前記暗号コード
Ciと同一の判定用コードC′iが記憶されている。59は
時計回路で、これは当日の日付を示す日付コードC′d
を出力するようになっている。60は判定回路で、これは
上記判定用コードC′i及び日付コードC′dとデータ
ラッチ回路57から与えられる暗号コードCi及び日付コー
ドCdとを夫々比較し、両者が共に一致したときにハイレ
ベル信号より成る一致信号Syを出力すると共に、一致し
なかったときにローレベル信号より成る不一致信号Szを
出力するようになっている。61は判定回路60の出力を受
けるドライバで、これは判定回路60から一致信号Syが出
力された状態で前記正常表示灯54を点灯させる。62は判
定回路60の出力をインバータ63を介して受けるドライバ
で、これは判定回路60から不一致信号Szが出力された状
態で前記異常表示灯55を点灯させる。
64,65及び66は前記一致信号Syによって導通状態とな
るアナログスイッチで、これらが導通された各状態で
は、前記データラッチ回路57からの数値情報Dn,景品玉
数情報Dk及び追加数値情報Drが加算記憶回路67に与えら
れるようになっている。上記加算記憶回路67は、入力さ
れた数値情報Dn,景品玉数情報Dk及び追加数値情報Drに
より示される各数値を加算して記憶し、その加算結果を
遊技券8に記憶された総パチンコ玉数を示す総計信号St
として出力する。尚、この加算記憶回路67はリセット端
子Rにリセットスイッチ49からのリセットパルスPaを受
けたときに初期化されるようになっている。68は加算記
憶回路67からの総計信号Stを受けるドライバで、これ
は、総計信号Stにより示される数値(つまり遊技券8に
記憶された総パチンコ玉数に相当)を数値表示部51a及
び51bに表示させるように構成されている。
るアナログスイッチで、これらが導通された各状態で
は、前記データラッチ回路57からの数値情報Dn,景品玉
数情報Dk及び追加数値情報Drが加算記憶回路67に与えら
れるようになっている。上記加算記憶回路67は、入力さ
れた数値情報Dn,景品玉数情報Dk及び追加数値情報Drに
より示される各数値を加算して記憶し、その加算結果を
遊技券8に記憶された総パチンコ玉数を示す総計信号St
として出力する。尚、この加算記憶回路67はリセット端
子Rにリセットスイッチ49からのリセットパルスPaを受
けたときに初期化されるようになっている。68は加算記
憶回路67からの総計信号Stを受けるドライバで、これ
は、総計信号Stにより示される数値(つまり遊技券8に
記憶された総パチンコ玉数に相当)を数値表示部51a及
び51bに表示させるように構成されている。
69は数値記憶部で、これには1個の特定景品と交換す
る場合に必要なパチンコ玉数を示す数値N(例えば「7
5」)が記憶されている。70は除算回路で、これは加算
記憶回路67から与えられる総計信号Stにより示される数
値を数値記憶部69の記憶数値Nで除算し、その除算結果
の商(つまり遊技券8に記憶された総パチンコ玉数で交
換可能な特定景品の数)を示す数値信号S1を出力端子Q1
から出力すると共に、除算結果の余り数(つまり数値N
に満たない端数のパチンコ玉数)を示す数値信号S2を出
力端子Q2から出力する。71及び72は夫々上記数値信号S1
及びS2を受けるドライバで、これらは入力された数値信
号S1及びS2により示される各数値を夫々前記交換個数表
示部52a,52b及び余り玉数表示部53a,53bに表示させる。
る場合に必要なパチンコ玉数を示す数値N(例えば「7
5」)が記憶されている。70は除算回路で、これは加算
記憶回路67から与えられる総計信号Stにより示される数
値を数値記憶部69の記憶数値Nで除算し、その除算結果
の商(つまり遊技券8に記憶された総パチンコ玉数で交
換可能な特定景品の数)を示す数値信号S1を出力端子Q1
から出力すると共に、除算結果の余り数(つまり数値N
に満たない端数のパチンコ玉数)を示す数値信号S2を出
力端子Q2から出力する。71及び72は夫々上記数値信号S1
及びS2を受けるドライバで、これらは入力された数値信
号S1及びS2により示される各数値を夫々前記交換個数表
示部52a,52b及び余り玉数表示部53a,53bに表示させる。
73は前記発券スイッチ50を含んで成るデータ書込み手
段であり、これは次のような構成となっている。
段であり、これは次のような構成となっている。
即ち、発券スイッチ50は、オン操作されたときに指令
パルスPsを発生するようになっており、その指令パルス
Psが発生したときにはアナログスイッチ74が導通状態を
呈し、これにより前記除算回路70からの数値信号S2がデ
ータラッチ回路75に与えられる。このデータラッチ回路
75は、数値信号S2が入力されたときにこれを記憶すると
共に、その記憶データをカードライタ76及び累計記憶回
路77に与えるものであり、そのリセット端子Rにパルス
信号が与えられたときには記憶内容を初期化するように
構成されている。
パルスPsを発生するようになっており、その指令パルス
Psが発生したときにはアナログスイッチ74が導通状態を
呈し、これにより前記除算回路70からの数値信号S2がデ
ータラッチ回路75に与えられる。このデータラッチ回路
75は、数値信号S2が入力されたときにこれを記憶すると
共に、その記憶データをカードライタ76及び累計記憶回
路77に与えるものであり、そのリセット端子Rにパルス
信号が与えられたときには記憶内容を初期化するように
構成されている。
カードライタ76は、数値信号S1の他に、発券スイッチ
50からの指令パルスPsを遅延回路78を介して受けるよう
になっており、その指令パルスPsを受けたときには、遊
技券8の磁気ストライプ8aにおける余り玉数領域(つま
り、本発明でいう第2の記憶領域)に対して数値信号S2
により示される数値を前記追加数値情報Drとして記憶さ
せる。また、カードライタ76は、上記のような記憶動作
が終了したときには、端子Qからパルス信号Pzを出力す
るようになっており、データラッチ回路75は、そのリセ
ット端子Rに上記パルス信号Pzを遅延回路79を介して受
けて初期化される。前記累計記憶回路77は、カードライ
タ76からパルス信号Pzが出力される毎にデータラッチ回
路75の記憶データ(追加数値情報Drに対応)を累算して
記憶する。従って、斯かる累算記憶回路77の記憶内容に
基づいて、追加数値情報Drとして遊技券8に記憶された
余りパチンコ玉数の総計を知ることができる。一方、80
は前記リセットスイッチ49からのリセットパルスPa及び
カードライタ76からのパルス信号Pzを受けるように設け
られたカード送り装置で、これはカード挿入口48から挿
入された遊技券8を挿入状態に保持してカードリーダ56
及びカードライタ76に対応させると共に、リセットパル
スPaを受けたときに保持状態にある遊技券8を図示しな
い回収用ボックス内に回収すると共に、パルス信号Pzを
受けたときに上記遊技券8をカード挿入口48へ戻すよう
に構成されている。
50からの指令パルスPsを遅延回路78を介して受けるよう
になっており、その指令パルスPsを受けたときには、遊
技券8の磁気ストライプ8aにおける余り玉数領域(つま
り、本発明でいう第2の記憶領域)に対して数値信号S2
により示される数値を前記追加数値情報Drとして記憶さ
せる。また、カードライタ76は、上記のような記憶動作
が終了したときには、端子Qからパルス信号Pzを出力す
るようになっており、データラッチ回路75は、そのリセ
ット端子Rに上記パルス信号Pzを遅延回路79を介して受
けて初期化される。前記累計記憶回路77は、カードライ
タ76からパルス信号Pzが出力される毎にデータラッチ回
路75の記憶データ(追加数値情報Drに対応)を累算して
記憶する。従って、斯かる累算記憶回路77の記憶内容に
基づいて、追加数値情報Drとして遊技券8に記憶された
余りパチンコ玉数の総計を知ることができる。一方、80
は前記リセットスイッチ49からのリセットパルスPa及び
カードライタ76からのパルス信号Pzを受けるように設け
られたカード送り装置で、これはカード挿入口48から挿
入された遊技券8を挿入状態に保持してカードリーダ56
及びカードライタ76に対応させると共に、リセットパル
スPaを受けたときに保持状態にある遊技券8を図示しな
い回収用ボックス内に回収すると共に、パルス信号Pzを
受けたときに上記遊技券8をカード挿入口48へ戻すよう
に構成されている。
尚、上記景品交換装置45の電気的構成のうち、データ
ラッチ回路57,75,記憶回路58,時計回路59,判定回路60,
アナログスイッチ64〜66,74,加算記憶回路67,数値記憶
部69,除算回路70,数値記憶部42,累計記憶回路77等の機
能は、実際にはコンピュータのプログラムにより得るよ
うになっている。また、リセットスイッチ49のオン操作
に応じてリセットパルスPaが発生したときには、データ
ラッチ回路57及び加算記憶回路67が初期化されるのに応
じて各表示部51a〜53a,51b〜53bの表示が初期化される
ようになっている。
ラッチ回路57,75,記憶回路58,時計回路59,判定回路60,
アナログスイッチ64〜66,74,加算記憶回路67,数値記憶
部69,除算回路70,数値記憶部42,累計記憶回路77等の機
能は、実際にはコンピュータのプログラムにより得るよ
うになっている。また、リセットスイッチ49のオン操作
に応じてリセットパルスPaが発生したときには、データ
ラッチ回路57及び加算記憶回路67が初期化されるのに応
じて各表示部51a〜53a,51b〜53bの表示が初期化される
ようになっている。
上記構成において、遊技客がパチンコゲーム機18での
遊技を行なう場合には、発券機1に任意の金額を投入し
て遊技券8を購入する。このとき、遊技券8には、上記
投入金額に応じた数値情報Dnが暗号コードCi等と共に記
憶される。そして、上記遊技券8を玉貸機19のカード挿
入口21に挿入することにより、その玉貸機19から前記数
値情報Dnの範囲内でパチンコ玉の貸出しを受けることが
できるから、そのパチンコ玉によりパチンコゲーム機18
での遊技を行なう。そして、斯様な遊技によりパチンコ
玉を獲得した場合には、そのパチンコ玉を最寄りの玉計
数装置31に投入すると共に、遊技券8をその玉計数装置
31のカード挿入口36に挿入する。すると、遊技券8に対
して、上記のように投入したパチンコ玉数を示す景品玉
数情報Dkが記憶されると共に、遊技券8が返却されるか
ら、その遊技券8を景品交換カウンタに持参して景品と
の交換に供する。この景品交換時には、遊技券8を景品
交換装置45のカード挿入口48に挿入するものであり、こ
の場合、景品交換装置45にあっては、遊技券8に記憶さ
れた数値情報Dn,景品玉数情報Dk(及び追加数値情報D
r),暗号コードCi,日付コードCdをカードリーダ56を通
じて入力し、その入力データのうち暗号コードCi,日付
コードCdに基づいて当該遊技券8が有効であるか否かを
判定する。即ち、この判定は判定回路60により行なわれ
るものであり、有効と判定したときに正常表示灯54が点
灯され、無効と判定したときには異常表示灯55が点灯さ
れる。そして、正常表示灯55が点灯された状態では、表
示ユニット47における各表示部51a〜53a,51b〜53bに、
遊技券8に記憶された数値情報Dn,景品玉数情報Dk(及
び追加数値情報Dr)の総計に対応したパチンコ玉数,そ
のパチンコ玉で交換可能な特定景品の個数及び余りパチ
ンコ玉数が表示される。
遊技を行なう場合には、発券機1に任意の金額を投入し
て遊技券8を購入する。このとき、遊技券8には、上記
投入金額に応じた数値情報Dnが暗号コードCi等と共に記
憶される。そして、上記遊技券8を玉貸機19のカード挿
入口21に挿入することにより、その玉貸機19から前記数
値情報Dnの範囲内でパチンコ玉の貸出しを受けることが
できるから、そのパチンコ玉によりパチンコゲーム機18
での遊技を行なう。そして、斯様な遊技によりパチンコ
玉を獲得した場合には、そのパチンコ玉を最寄りの玉計
数装置31に投入すると共に、遊技券8をその玉計数装置
31のカード挿入口36に挿入する。すると、遊技券8に対
して、上記のように投入したパチンコ玉数を示す景品玉
数情報Dkが記憶されると共に、遊技券8が返却されるか
ら、その遊技券8を景品交換カウンタに持参して景品と
の交換に供する。この景品交換時には、遊技券8を景品
交換装置45のカード挿入口48に挿入するものであり、こ
の場合、景品交換装置45にあっては、遊技券8に記憶さ
れた数値情報Dn,景品玉数情報Dk(及び追加数値情報D
r),暗号コードCi,日付コードCdをカードリーダ56を通
じて入力し、その入力データのうち暗号コードCi,日付
コードCdに基づいて当該遊技券8が有効であるか否かを
判定する。即ち、この判定は判定回路60により行なわれ
るものであり、有効と判定したときに正常表示灯54が点
灯され、無効と判定したときには異常表示灯55が点灯さ
れる。そして、正常表示灯55が点灯された状態では、表
示ユニット47における各表示部51a〜53a,51b〜53bに、
遊技券8に記憶された数値情報Dn,景品玉数情報Dk(及
び追加数値情報Dr)の総計に対応したパチンコ玉数,そ
のパチンコ玉で交換可能な特定景品の個数及び余りパチ
ンコ玉数が表示される。
従って、斯かる表示に基づいて遊技客に対する景品の
払出しを行なうことができるものであり、余り玉数表示
部53a,53bに表示された余りパチンコ玉を所謂端玉景品
と交換する場合には、そのままリセットスイッチ49をオ
ン操作する。すると、表示ユニット47による前述の表示
が初期化されると共に、カード送り装置80が挿入状態に
ある遊技券8を回収するようになる。これに対して、遊
技客が上記余りパチンコ玉を利用した再遊技を希望する
場合には、発券スイッチ50をオン操作する。すると、発
券スイッチ50から指令パルスPsが出力されてアナログス
イッチ74が導通状態を呈し、除算回路70からの数値信号
S2がデータラッチ回路75に記憶される。また、上記指令
パルスPsを遅延回路78を介して受けたカードライタ76
が、遊技券8に対して上記数値信号S2により示される数
値(つまり余りパチンコ玉数に対応)を追加数値情報Dr
として記憶させる。そして、このように遊技券8に対す
る追加数値情報Drの記憶が済んだ後には、カード送り装
置80が当該遊技券8をカード挿入口48へ戻すようになる
から、遊技客はこの遊技券8を再度受取っておく。
払出しを行なうことができるものであり、余り玉数表示
部53a,53bに表示された余りパチンコ玉を所謂端玉景品
と交換する場合には、そのままリセットスイッチ49をオ
ン操作する。すると、表示ユニット47による前述の表示
が初期化されると共に、カード送り装置80が挿入状態に
ある遊技券8を回収するようになる。これに対して、遊
技客が上記余りパチンコ玉を利用した再遊技を希望する
場合には、発券スイッチ50をオン操作する。すると、発
券スイッチ50から指令パルスPsが出力されてアナログス
イッチ74が導通状態を呈し、除算回路70からの数値信号
S2がデータラッチ回路75に記憶される。また、上記指令
パルスPsを遅延回路78を介して受けたカードライタ76
が、遊技券8に対して上記数値信号S2により示される数
値(つまり余りパチンコ玉数に対応)を追加数値情報Dr
として記憶させる。そして、このように遊技券8に対す
る追加数値情報Drの記憶が済んだ後には、カード送り装
置80が当該遊技券8をカード挿入口48へ戻すようになる
から、遊技客はこの遊技券8を再度受取っておく。
しかして、このように追加数値情報Drが記憶された遊
技券8は、これを玉貸機19のカード挿入口21に挿入する
ことにより、その追加数値情報Drに応じた数のパチンコ
玉の貸出しを受けることができるから、景品交換装置45
から遊技券8を受取った遊技客は、上記パチンコ玉を利
用してパチンコゲーム機18での再遊技を行なうことがで
きる。
技券8は、これを玉貸機19のカード挿入口21に挿入する
ことにより、その追加数値情報Drに応じた数のパチンコ
玉の貸出しを受けることができるから、景品交換装置45
から遊技券8を受取った遊技客は、上記パチンコ玉を利
用してパチンコゲーム機18での再遊技を行なうことがで
きる。
上記した本実施例によれば、景品交換時に生ずる端数
のパチンコ玉を遊技客に返却する場合に、パチンコ玉補
給通路20からパチンコ玉の補給を受ける玉貸機19を通じ
て返却するようになっているから、従来必要であったパ
チンコ玉の補給作業が不要となり、従ってパチンコホー
ル従業員の作業量が増える虞がなくなる。しかも、この
ような元々必要な玉貸機19を利用して景品交換時に生ず
るパチンコ玉の返却が行なわれる結果、従来のように玉
返却機を別途に設ける必要がなくなり、設備コストの抑
制を図り得る。また、上記玉貸機19はパチンコゲーム機
18に隣接して設置されているから、遊技客は、景品交換
により生じた余りパチンコ玉を従来のように景品交換カ
ウンタからパチンコゲーム機18まで持ち運ぶ必要がな
く、そのパチンコ玉の管理が容易になる。また、遊技券
8の景品玉数領域に記憶された景品玉数情報Dk(遊技客
が玉計数装置31により計数させたパチンコ玉数を示す数
値情報に相当)は、景品交換装置45での景品払出しのみ
に利用可能で、玉貸機19によるパチンコ玉の貸出には利
用できない構成となっているから、パチンコホールの売
上向上に寄与できることになる。つまり、玉計数装置31
より一旦計数されたパチンコ玉が景品交換にのみ有効に
なる結果、遊技客がパチンコゲーム機18での遊技により
獲得した多量のパチンコ玉が他のパチンコゲーム機18で
使用される事態を未然に防止できるようになる。このた
め、当該遊技客が遊技を行う場合には、発券機1を通じ
て新たに対価を支払ってパチンコ玉の貸出を受ける必要
がでてくるため、パチンコホールの売上が向上すること
になる。
のパチンコ玉を遊技客に返却する場合に、パチンコ玉補
給通路20からパチンコ玉の補給を受ける玉貸機19を通じ
て返却するようになっているから、従来必要であったパ
チンコ玉の補給作業が不要となり、従ってパチンコホー
ル従業員の作業量が増える虞がなくなる。しかも、この
ような元々必要な玉貸機19を利用して景品交換時に生ず
るパチンコ玉の返却が行なわれる結果、従来のように玉
返却機を別途に設ける必要がなくなり、設備コストの抑
制を図り得る。また、上記玉貸機19はパチンコゲーム機
18に隣接して設置されているから、遊技客は、景品交換
により生じた余りパチンコ玉を従来のように景品交換カ
ウンタからパチンコゲーム機18まで持ち運ぶ必要がな
く、そのパチンコ玉の管理が容易になる。また、遊技券
8の景品玉数領域に記憶された景品玉数情報Dk(遊技客
が玉計数装置31により計数させたパチンコ玉数を示す数
値情報に相当)は、景品交換装置45での景品払出しのみ
に利用可能で、玉貸機19によるパチンコ玉の貸出には利
用できない構成となっているから、パチンコホールの売
上向上に寄与できることになる。つまり、玉計数装置31
より一旦計数されたパチンコ玉が景品交換にのみ有効に
なる結果、遊技客がパチンコゲーム機18での遊技により
獲得した多量のパチンコ玉が他のパチンコゲーム機18で
使用される事態を未然に防止できるようになる。このた
め、当該遊技客が遊技を行う場合には、発券機1を通じ
て新たに対価を支払ってパチンコ玉の貸出を受ける必要
がでてくるため、パチンコホールの売上が向上すること
になる。
尚、上記実施例における玉計数装置31に代えて、第13
図及び第14図のような玉計数装置31′を計数手段として
設ける構成としても良く、以下、この玉計数装置31′に
ついて前記第11図及び第12図と異なる部分のみ説明す
る。
図及び第14図のような玉計数装置31′を計数手段として
設ける構成としても良く、以下、この玉計数装置31′に
ついて前記第11図及び第12図と異なる部分のみ説明す
る。
外観を示す第13図において、玉計数装置31′の本体ケ
ース32の前面部には、玉受容器33に投入されたパチンコ
玉数をデジタル表示するための表示器35に加えて、特定
景品の交換個数をデジタル表示するための交換個数表示
器35a,余りパチンコ玉数をデジタル表示する余り玉数表
示器35bが設けられている。
ース32の前面部には、玉受容器33に投入されたパチンコ
玉数をデジタル表示するための表示器35に加えて、特定
景品の交換個数をデジタル表示するための交換個数表示
器35a,余りパチンコ玉数をデジタル表示する余り玉数表
示器35bが設けられている。
電気的構成を示す第14図において、81は数値記憶部
で、これには1個の特定景品と交換する場合に必要なパ
チンコ玉数を示す数値N(例えば「75」)が記憶されて
いる。尚、この数値Nが請求項2記載の発明でいう規定
数に相当するものである。82は除算回路で、これは計数
器37から与えられる数値信号Snにより示される数値を数
値記憶部81の記憶数値Nで除算し、その除算結果の商
(つまり玉受容器34に投入されたパチンコ玉で交換可能
な特定景品の数)を示す数値信号S3を出力端子Q1から出
力すると共に、除算結果の余り数(つまり数値Nに満た
ない端数のパチンコ玉数)を示す数値信号S4を出力端子
Q2から出力する。83及び84は夫々上記数値信号S3及びS4
を受けるドライバで、これらは入力された数値信号S3及
びS4により示される各数値を夫々前記交換個数表示器35
a及び余り玉数表示器35bに表示させる。85は減算回路
で、これは数値信号Snにより示される数値から数値信号
S4により示され数値を減算し、その減算結果(つまり特
定景品との交換に供されるパチンコ玉数に相当)を数値
信号S5として出力するようになっている。
で、これには1個の特定景品と交換する場合に必要なパ
チンコ玉数を示す数値N(例えば「75」)が記憶されて
いる。尚、この数値Nが請求項2記載の発明でいう規定
数に相当するものである。82は除算回路で、これは計数
器37から与えられる数値信号Snにより示される数値を数
値記憶部81の記憶数値Nで除算し、その除算結果の商
(つまり玉受容器34に投入されたパチンコ玉で交換可能
な特定景品の数)を示す数値信号S3を出力端子Q1から出
力すると共に、除算結果の余り数(つまり数値Nに満た
ない端数のパチンコ玉数)を示す数値信号S4を出力端子
Q2から出力する。83及び84は夫々上記数値信号S3及びS4
を受けるドライバで、これらは入力された数値信号S3及
びS4により示される各数値を夫々前記交換個数表示器35
a及び余り玉数表示器35bに表示させる。85は減算回路
で、これは数値信号Snにより示される数値から数値信号
S4により示され数値を減算し、その減算結果(つまり特
定景品との交換に供されるパチンコ玉数に相当)を数値
信号S5として出力するようになっている。
制御装置44′は、前記数値信号S4,S5,計数終了検知回
路39からの終了検知信号Sa,挿入検知回路40からの挿入
検知信号Sb,カードリーダ41からのデータ信号Scに基づ
いて、挿入指示用表示部36a,カードライタ42及びカード
送り装置43を制御するためのものであり、その制御内容
は、以下に述べる点を除いて第12図に示した前述の制御
装置44と同様になっている。
路39からの終了検知信号Sa,挿入検知回路40からの挿入
検知信号Sb,カードリーダ41からのデータ信号Scに基づ
いて、挿入指示用表示部36a,カードライタ42及びカード
送り装置43を制御するためのものであり、その制御内容
は、以下に述べる点を除いて第12図に示した前述の制御
装置44と同様になっている。
即ち、制御装置44′は、カードライタ41によって遊技
券8に対するデータの書込みを行なう場合に、その遊技
券8の余り玉数領域に対して数値信号S4により示される
数値を追加数値情報Drとして記憶させると共に、遊技券
8の景品玉数領域に対して数値信号S3により示される数
値を景品玉数情報Dkとして記憶させる。尚、上記のよう
な各記憶を行なう場合に、遊技券8に既に追加数値情報
Dr及び景品玉数情報Dkが記憶されていた場合には、新た
な追加数値情報Dr及び景品玉数情報Dkは既に記憶されて
いる各情報Dr及びDkに加算して記憶される。
券8に対するデータの書込みを行なう場合に、その遊技
券8の余り玉数領域に対して数値信号S4により示される
数値を追加数値情報Drとして記憶させると共に、遊技券
8の景品玉数領域に対して数値信号S3により示される数
値を景品玉数情報Dkとして記憶させる。尚、上記のよう
な各記憶を行なう場合に、遊技券8に既に追加数値情報
Dr及び景品玉数情報Dkが記憶されていた場合には、新た
な追加数値情報Dr及び景品玉数情報Dkは既に記憶されて
いる各情報Dr及びDkに加算して記憶される。
一方、前記実施例における景品交換装置45に代えて、
第15図に示すような電気的構成を備えた景品交換装置4
5′を設ける構成としても良く、以下、これについて前
記第1図と異なる部分のみ説明する。即ち、この景品交
換装置45′は、第1図中に示した加算記憶回路67に代え
て加算記憶回路67′を設けると共に、アナログスイッチ
64を削除した形態となっている。上記加算記憶回路67′
は、データラッチ回路57からの景品玉数情報Dk及び追加
数値情報Drのみを加算して記憶する(第1図の加算記憶
回路67のように数値情報Dnは加算しない)と共に、その
加算結果を遊技券8に記憶された景品玉数及び余り玉数
の合計数を示す数値信号S′tとして出力する。従っ
て、除算回路70にあっては、遊技券8に記憶された総パ
チンコ玉数を示す数値のうち、磁気ストライプ8aの数値
情報領域に記憶された数値情報Dnを除外した数値が数値
記憶部69の記憶数値Nで除算されるようになる。この結
果、例えば前記玉計数装置31′によりパチンコ玉の計数
を2回以上行なわせることにより、遊技券8の余り玉数
領域に「N」個を越える数の追加数値情報Drが記憶され
た場合には、「N」×n個分(nは自然数)の余りパチ
ンコ玉が特定景品との交換用に回されることになる。
第15図に示すような電気的構成を備えた景品交換装置4
5′を設ける構成としても良く、以下、これについて前
記第1図と異なる部分のみ説明する。即ち、この景品交
換装置45′は、第1図中に示した加算記憶回路67に代え
て加算記憶回路67′を設けると共に、アナログスイッチ
64を削除した形態となっている。上記加算記憶回路67′
は、データラッチ回路57からの景品玉数情報Dk及び追加
数値情報Drのみを加算して記憶する(第1図の加算記憶
回路67のように数値情報Dnは加算しない)と共に、その
加算結果を遊技券8に記憶された景品玉数及び余り玉数
の合計数を示す数値信号S′tとして出力する。従っ
て、除算回路70にあっては、遊技券8に記憶された総パ
チンコ玉数を示す数値のうち、磁気ストライプ8aの数値
情報領域に記憶された数値情報Dnを除外した数値が数値
記憶部69の記憶数値Nで除算されるようになる。この結
果、例えば前記玉計数装置31′によりパチンコ玉の計数
を2回以上行なわせることにより、遊技券8の余り玉数
領域に「N」個を越える数の追加数値情報Drが記憶され
た場合には、「N」×n個分(nは自然数)の余りパチ
ンコ玉が特定景品との交換用に回されることになる。
尚、上記のような景品交換装置67′を設ける場合に
は、遊技券8に記憶された数値情報Dnを現金として払い
戻すための精算機を別途に設ける構成とする。
は、遊技券8に記憶された数値情報Dnを現金として払い
戻すための精算機を別途に設ける構成とする。
また、前述した実施例では、景品交換装置45をパチン
コホール従業員が操作する構成としたが、これを無人化
しても良い。さらに、上記実施例では、パチンコホール
内の複数箇所に設けた玉計数装置31或は31′によって遊
技客の獲得パチンコ玉を計数する構成としたが、その獲
得パチンコ玉の計数を景品交換装置45側で行なうように
構成しても良く、この場合には玉計数装置31或は31′が
不要になる。
コホール従業員が操作する構成としたが、これを無人化
しても良い。さらに、上記実施例では、パチンコホール
内の複数箇所に設けた玉計数装置31或は31′によって遊
技客の獲得パチンコ玉を計数する構成としたが、その獲
得パチンコ玉の計数を景品交換装置45側で行なうように
構成しても良く、この場合には玉計数装置31或は31′が
不要になる。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限
定されるものではなく、例えばゲーム用品として遊技用
のメタルを対象としても良い等、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
定されるものではなく、例えばゲーム用品として遊技用
のメタルを対象としても良い等、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
遊技客に対しその獲得ゲーム用品の数に応じた景品を払
出すためのパチンコホール用景品払出しシステムにおい
て、景品交換時に生ずる端数のパチンコ玉を遊技客に返
却する場合に、パチンコホール従業員側の作業量の軽減
並びに設備コストの抑制を図り得ると共に、遊技客にと
って上記返却パチンコ玉の管理が容易になり、さらには
パチンコホールの売上向上にも寄与できるようになる等
の優れた効果を奏するものである。
遊技客に対しその獲得ゲーム用品の数に応じた景品を払
出すためのパチンコホール用景品払出しシステムにおい
て、景品交換時に生ずる端数のパチンコ玉を遊技客に返
却する場合に、パチンコホール従業員側の作業量の軽減
並びに設備コストの抑制を図り得ると共に、遊技客にと
って上記返却パチンコ玉の管理が容易になり、さらには
パチンコホールの売上向上にも寄与できるようになる等
の優れた効果を奏するものである。
第1図乃至第12図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は景品交換装置の電気的構成を示すブロック図、第
2図及び第3図は景品交換装置の正面図及び背面側から
の斜視図、第4図は遊技券発行用の発券機の正面図、第
5図は遊技券の正面図、第6図は発券機の電気的構成を
示すブロック図、第7図は発券機の機能を示すフローチ
ャート、第8図はパチンコホール内の配置例を概略的に
示す正面図、第9図は貸出装置たる玉貸機の電気的構成
を示すブロック図、第10図は玉貸機の機能を示すフロー
チャート、第11図はパチンコ玉を計数するための玉計数
装置の斜視図、第12図は玉計数装置の電気的構成を示す
ブロック図である。また、第13図,第14図及び第15図は
本発明の変形例を示す夫々第11図,第12図及び第1図相
当図である。 図中、1は発券機、8は遊技券、18はパチンコゲーム
機、19は玉貸機(貸出手段)、20は補給通路、21はカー
ド挿入口、31,31′は玉計数装置(計数手段)、36はカ
ード挿入口、37は計数器、45,45′は景品交換装置、47
は表示ユニット、48はカード挿入口、49はリセットスイ
ッチ、50は発券スイッチ、73はデータ書込み手段、76は
カードライタを示す。
1図は景品交換装置の電気的構成を示すブロック図、第
2図及び第3図は景品交換装置の正面図及び背面側から
の斜視図、第4図は遊技券発行用の発券機の正面図、第
5図は遊技券の正面図、第6図は発券機の電気的構成を
示すブロック図、第7図は発券機の機能を示すフローチ
ャート、第8図はパチンコホール内の配置例を概略的に
示す正面図、第9図は貸出装置たる玉貸機の電気的構成
を示すブロック図、第10図は玉貸機の機能を示すフロー
チャート、第11図はパチンコ玉を計数するための玉計数
装置の斜視図、第12図は玉計数装置の電気的構成を示す
ブロック図である。また、第13図,第14図及び第15図は
本発明の変形例を示す夫々第11図,第12図及び第1図相
当図である。 図中、1は発券機、8は遊技券、18はパチンコゲーム
機、19は玉貸機(貸出手段)、20は補給通路、21はカー
ド挿入口、31,31′は玉計数装置(計数手段)、36はカ
ード挿入口、37は計数器、45,45′は景品交換装置、47
は表示ユニット、48はカード挿入口、49はリセットスイ
ッチ、50は発券スイッチ、73はデータ書込み手段、76は
カードライタを示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02 337 A63F 7/02 352 F A63F 7/02 329
Claims (2)
- 【請求項1】パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を
示す数値情報を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記
憶領域を備えた遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給される
ように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶さ
れた数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果であるゲ
ーム用品数を示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶領
域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1の記憶領域に記憶された数値情報に基
づいて景品の払出しを行なう景品交換装置と、 この景品交換装置に付随して設けられ遊技客への景品払
出し時に生ずる余りゲーム用品数を当該遊技券の第2の
記憶領域に追加数値情報として記憶させるデータ書込み
手段とを具備して成るパチンコホール用遊技システム。 - 【請求項2】パチンコ玉或はメタル等のゲーム用品数を
示す数値情報を記憶可能な第1の記憶領域及び第2の記
憶領域を備えた遊技券と、 ゲーム機に対する補給通路からゲーム用品が供給される
ように設けられ、前記遊技券の第2の記憶領域に記憶さ
れた数値情報に基づいて上記ゲーム用品を貸出すと共
に、その遊技券の記憶数値情報を上記貸出数相当分だけ
減少させる貸出手段と、 投入されたゲーム用品を計数し、その計数結果であるゲ
ーム用品数を予め設定された規定数で除算した余り数を
示す数値情報を前記遊技券の第1の記憶領域に記憶させ
ると共に、上記除算結果の商を示す数値情報を前記遊技
券の第2の記憶領域に記憶させる計数手段と、 前記遊技券の第1及び第2の記憶領域に記憶された数値
情報に基づいて景品の払出しを行なう景品交換装置とを
具備して成るパチンコホール用遊技システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334017A JP2763311B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | パチンコホール用遊技システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334017A JP2763311B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | パチンコホール用遊技システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02177987A JPH02177987A (ja) | 1990-07-11 |
JP2763311B2 true JP2763311B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=18272568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63334017A Expired - Fee Related JP2763311B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | パチンコホール用遊技システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763311B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07100262A (ja) * | 1993-10-07 | 1995-04-18 | Koji Takeda | パチンコ景品払出機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124976U (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-23 | 三菱重工業株式会社 | ゲ−ムセンタ管理システム |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63334017A patent/JP2763311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02177987A (ja) | 1990-07-11 |
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Legal Events
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