JP2762222B2 - 熱交換器の搬送方法 - Google Patents

熱交換器の搬送方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の搬送方法、
更に詳しくは、拡管を行う熱交換器を順次保持すると共
に、拡管装置の一方向より該拡管装置の拡管可能領域へ
と搬送し、その後拡管が終了した熱交換器を拡管装置か
ら取り出し、再び拡管装置の一方向に返送すべく搬送す
ることで、熱交換器の拡管作業の自動化を達成すること
が出来る熱交換器の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記熱交換器の拡管作業に用いら
れる拡管装置としては、例えば、図4に示す様に、昇降
シリンダー12を介して昇降自在に設けられた往復作動体
13の下面部に複数の拡管用マンドレル14を吊設し、しか
もその下方に位置決めセットした熱交換器17の複数の管
15内に、前記マンドレル14を圧入することで該管15を拡
管させて該管15と複数の放熱フィン16とを一体的に形成
する、所謂竪型の拡管装置20が存在する。
【0003】尚、上記構成からなる竪型の拡管装置20の
基台20a には、図5に示す様に、熱交換器受具21等を介
して熱交換器17を保持すると共に、シリンダー18等を介
して該熱交換器17を前記拡管装置20の拡管領域へと回動
させて位置決めセットする熱交換器セット台19が具備さ
れてなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記構成
からなる熱交換器セット台を具備する拡管装置に於いて
は下記の様な問題点があった。
【0005】即ち、上記従来の熱交換器セット台19を具
備する拡管装置20に於いては、拡管後の熱交換器17を一
旦前記熱交換器セット台19より取り出した後、次に拡管
を行うための熱交換器17を再び熱交換器セット台19にセ
ットすることになるが、何れの場合であっても、拡管前
及び拡管後の熱交換器17を作業者が手作業により台車等
(図示せず)の搬送手段に移し替えて搬送しなければな
らない。
【0006】従って、手作業による拡管後の熱交換器17
の取り出し作業や次の拡管用熱交換器17の位置決めセッ
ト作業及び次工程等への搬送のための熱交換器17の台車
等の搬送手段への煩雑な移し替え作業等に係る一連の時
間ロスが発生することで拡管装置20を介しての拡管作業
の稼働時間が著しく阻害されることになり、よって拡管
工程に於ける熱交換器17の生産効率及び作業能率の低下
等の種々の問題が生じていた。
【0007】然して、本発明は上記の問題を全て解決す
るものであり、拡管後の熱交換器の取り出し作業や次の
拡管用熱交換器の位置決めセット作業及び次工程等への
搬送のための熱交換器の台車等の搬送手段への移し替え
作業や搬送時間等に係る一連の時間ロスやその為の労働
力に携わる余分な人員や、該人員に係る人件費等の諸問
題を全て解消すると共に、拡管作業の自動化を達成する
ことが出来る極めて優れた熱交換器の搬送方法を提供す
ることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために全く新しい熱交換器の搬送方法を発明し以
下の手段を講じたものである。
【0009】即ち、本発明は、熱交換器6の管内に拡管
用のマンドレルを圧入可能とすべく該マンドレルを前記
管に対向させて往復動する往復作動体11を具備した拡管
装置10の近傍に配設された熱交換器供給装置2によって
前記熱交換器6を保持すると共に、前記往復作動体11の
往復動方向と交差する一方向から拡管装置10の拡管可能
領域に設けられた熱交換器取出装置3のターンテーブル
3a上まで搬送して拡管し、その後拡管後の熱交換器6を
該ターンテーブル3aの回転によって拡管可能領域から離
脱させ、その後拡管可能領域から離脱した熱交換器6を
熱交換器返送装置4によって保持すると共に、前記拡管
装置10の一方向に返送すべく搬送する方法にある。
【0010】
【作用】上記構成からなる熱交換器の搬送方法に於いて
は、熱交換器6の管内に拡管用のマンドレルを圧入可能
とすべく該マンドレルを前記管に対向させて往復動する
往復作動体11を具備した拡管装置10の近傍に配設された
熱交換器供給装置2によって前記熱交換器6を保持する
と共に、前記往復作動体11の往復動方向と交差する一方
向から拡管装置10の拡管可能領域に設けられた熱交換器
取出装置3のターンテーブル3a上まで搬送して拡管し、
その後拡管後の熱交換器6を該ターンテーブル3aの回転
によって拡管可能領域から離脱させ、その後拡管可能領
域から離脱した熱交換器6を熱交換器返送装置4によっ
て保持すると共に、前記拡管装置10の一方向に返送すべ
く搬送することから、拡管後の熱交換器6の取り出しや
次の拡管用熱交換器6の位置決めセット等の作業及び次
工程等への搬送のための熱交換器6の台車等の移送手段
への移し替え作業等に係る一連の時間ロスやその為の労
働力に携わる余分な人員や、該人員に係る人件費等の諸
問題を全て解消すると共に、熱交換器6の移送及び拡管
工程が一体となった拡管作業の自動化を図ることが出来
るだけでなく、拡管前の熱交換器6の拡管装置10への供
給作業及び拡管後の熱交換器6の拡管装置10からの取り
出し作業を拡管装置10の一方向で集中して行うことが出
来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0012】尚、本発明の一実施例に於ける熱交換器の
搬送方法に用いる搬送装置の構成に関し、従来の拡管装
置と重複する箇所の説明は以下省略する。
【0013】図1に於いて、1は本発明である熱交換器
の搬送方法に使用される熱交換器の搬送装置を示し、立
設された拡管装置10に具備された往復作動体11の往復動
方向(矢印A)と交差する一方向から順次拡管前の熱交
換器6を搬送すると共に、拡管後の熱交換器6を再び拡
管装置10の一方向に返送すべく該拡管装置10の下方に配
設されてなる。
【0014】尚、上記熱交換器の搬送装置1は、熱交換
器載置台5上に載置された熱交換器6を、前記拡管装置
10の往復作動体11の往復動方向と交差する一方向から拡
管装置10の拡管可能領域まで順次供給すべく搬送(矢印
B)する供給コンベア2aを具備した熱交換器供給装置2
と、該熱交換器供給装置2を介して拡管可能領域まで搬
送された熱交換器6を、前記往復作動体11と対向して設
けられたターンテーブル3a上に保持可能で、且つ該往復
作動体11を介して拡管された熱交換器6を、前記ターン
テーブル3aの回転(矢印C)によって拡管装置10の拡管
可能領域より離脱させる熱交換器取出装置3と、該熱交
換器取出装置3のターンテーブル3aの回転によって拡管
可能領域より離脱した拡管後の熱交換器6を再び前記拡
管装置10の一方向に返送すべく搬送(矢印D)する返送
コンベア4aを具備した熱交換器返送装置4とから構成さ
れてなるものである。
【0015】尚、上記熱交換器取出装置3は、油圧モー
ター9の動力を倍増する減速機構8と、該減速機構8に
設けられた回転支軸3bを介して回転するターンテーブル
3aとからなり、しかも該ターンテーブル3aには、該ター
ンテーブル3a上に載置された熱交換器6を固定する一対
の熱交換器固定装置3cが対向すべく設けられると共に、
前記搬送装置1の一部を構成する熱交換器供給装置2及
び熱交換器返送装置4の長手方向に沿った夫々の装置1
の上方には、熱交換器供給装置2及び熱交換器返送装置
4を介して搬送される熱交換器6を保持する保持体7bを
備えた熱交換器保持装置7aが所定の間隔で往復動自在
(矢印E)に連設された熱交換器案内移送装置7が設け
られてなる。
【0016】尚、上記熱交換器案内移送装置7の熱交換
器保持装置7aの夫々は、前記熱交換器供給装置2及び熱
交換器返送装置4の夫々のコンベア2a、4aの移動速度と
同じ速度で熱交換器6を保持して所定の距離移動し、し
かも所定の距離移動後には保持した熱交換器6を開放し
て逆戻りすると共に、再び熱交換器6を保持して移動す
ることで、熱交換器供給装置2の供給コンベア2a上の熱
交換器6を熱交換器取出装置3のターンテーブル3a上に
移送し、又拡管後の熱交換器6を熱交換器返送装置4の
排出コンベア4a上に移送させることが出来るものであ
る。
【0017】本実施例の熱交換器の搬送方法に使用され
る熱交換器の搬送装置は以上の構成からなるが、次にか
かる熱交換器の搬送装置を用いて複数の熱交換器を拡管
する場合について説明する。
【0018】先ず、図1(イ)に示す様に、搬送装置1
を構成する熱交換器供給装置2の供給コンベア2a上に熱
交換器6を載置すると、該熱交換器6は供給コンベア2a
及び熱交換器案内移送装置7の熱交換器保持装置7aの同
時移動を介して一方向から拡管装置10へと搬送(矢印
B)されると共に、熱交換器取出装置3のターンテーブ
ル3a上まで移送されることになる。
【0019】次に、熱交換器取出装置3のターンテーブ
ル3a上に移送された熱交換器6は、該ターンテーブル3a
に設けられた熱交換器固定装置3cを介してターンテーブ
ル3a上に固定されると共に、拡管装置10に設けられた往
復作動体11を介して拡管されることになる。
【0020】その後、前記ターンテーブル3a上で拡管さ
れた熱交換器6は、同図(ロ)に示す様に、該ターンテ
ーブル3aの回転(矢印C)を介して拡管装置10の拡管可
能領域より離脱すべく移送されることになる。
【0021】尚、上記の如くターンテーブル3aが回転
(矢印C)する間、熱交換器6を保持する熱交換器保持
装置7aの保持体7bは、熱交換器6を開放状態とすべく作
動することになる。
【0022】よって、前記の如くターンテーブル3aの回
転によって拡管装置10の拡管可能領域より離脱した熱交
換器6は、図2に示す様に、前記熱交換器返送装置4の
返送コンベア4a及び熱交換器案内移送装置7の熱交換器
保持装置7aの同時移動を介してターンテーブル3a上より
再び前記拡管装置10の一方向に返送されるべく搬送(矢
印D)されることになるのである。
【0023】従って、上記一連の工程を順次繰り返すこ
とで、拡管後の熱交換器の取り出し作業や次の拡管用熱
交換器の位置決めセット作業及び次工程等への搬送のた
めの熱交換器の台車等の搬送手段への移し替え作業や搬
送時間等に係る一連の時間ロスやその為の労働力に携わ
る余分な人員や、該人員に係る人件費等の諸問題を全て
解消すると共に、熱交換器の搬送及び拡管工程が一体と
なった拡管作業の自動化を図ることが出来るのである。
【0024】尚、上記実施例に於いて、熱交換器載置台
は、熱交換器供給装置及び熱交換器返送装置のコンベア
上に載置されて搬送されるが、例えば、該コンベア上に
熱交換器載置台を一定の間隔で、且つ該コンベアの移動
方向に一定の距離のみ保持可能とする熱交換器保持具
(図示せず)が設けられていてもよく、この場合には、
熱交換器保持装置の保持体と共に、確実で、しかも安定
した熱交換器の搬送を行うことが出来る。
【0025】更に、上記実施例に於いて、搬送装置を構
成する熱交換器供給装置及び熱交換器返送装置の夫々に
は、熱交換器を載置した熱交換器載置台を順次搬送する
コンベアが具備されてなるが、必ずしも熱交換器を搬送
する手段がコンベアである必要はなく、例えば、図3に
示す様に、熱交換器又は該熱交換器を載置する熱交換器
載置台が、上記夫々の装置に並設された回転ローラー1b
や回転ボール体(図示せず)上を自由状態で移動自在に
載置され、しかも該熱交換器を保持する熱交換器保持装
置の往復動だけで夫々の装置上を一方向から他方向へと
搬送される構成であってもよく、この場合には、熱交換
器供給装置及び熱交換器返送装置の夫々を簡略化して設
備費を低減することが可能となるばかりか、複数の放熱
フィンに挿通された管とから形成されることで一寸した
振動等により容易に変形しうる熱交換器を変形させるこ
となくより確実に、しかも強固に保持して搬送すること
が出来る。
【0026】更に、上記の如く熱交換器供給装置及び熱
交換器返送装置の夫々の搬送手段に回転ローラーを用い
た場合に於いて、例えば、該回転ローラーが永久磁石や
電磁石、又は吸引エアー等の吸着手段を具備すると共
に、前記熱交換器を載置する熱交換器載置台又は熱交換
器そのものを吸着手段を介して吸着し、一方向から他方
向へと搬送する構成であってもよく、この場合には、搬
送される熱交換器載置台又は熱交換器そのものを吸着手
段を介して吸着して一方から他方向へと順次搬送するた
めに、特殊な保持装置等を用いずとも載置された熱交換
器又は熱交換器載置台の間隔や搬送時の位置ずれを確実
に防止してスムーズな搬送を行うことが出来る。
【0027】更に、上記実施例に於いて、熱交換器は熱
交換器載置台に載置されてなるが、必ずしも、熱交換器
が熱交換器載置台に載置される必要はなく、又熱交換器
の具体的な形状や大きさのみならず、更に熱交換器載置
台の有無も決して限定されないのは言うまでもない。
【0028】更に、上記実施例に於いて、移送装置を構
成する熱交換器供給装置、熱交換器取出装置及び熱交換
器返送装置の夫々は、個々に独立した別体で構成されて
なるが、必ずしも夫々の装置が別体である必要はなく、
各装置が略U字状に連結されて一体的に形成された構成
であってもよく、この場合には、移送装置全体をよりコ
ンパクトに形成することが出来る。
【0029】更に、上記実施例に於いて、熱交換器が載
置される熱交換器載置台は前記夫々の装置のコンベア
(搬送手段)上を該コンベアの移動と共に順次移動する
構成からなるが、例えば、該熱交換器載置台が、各装置
のコンベア(搬送手段)上を所定の間隔で複数並列状態
で搬送される構成であってもよく、この場合には、所定
時間内の熱交換器の拡管数量を飛躍的に向上させること
が出来るが、この際拡管装置の往復作動体には、複数並
列状態で搬送されてくる熱交換器の管に対応する数の拡
管用のマンドレルが吊設されているのは言うまでもな
い。
【0030】又、上記熱交換器載置台は、熱交換器を起
立させて保持してなるが、熱交換器に挿通された管の端
部を嵌入して該熱交換器を保持するレシーバが具備され
ていてもよく、この場合には、熱交換器を安定した状態
で起立させて保持することが出来るが、該熱交換器載置
台の具体的な形状や熱交換器の保持機構等の構成のみな
らず、該熱交換器載置台の有無も決して限定されないの
は言うまでもない。
【0031】更に、上記実施例に於いて、熱交換器取出
装置は、油圧モーターの動力を倍増する減速機構と、該
減速機構に設けられた回転支軸を介して回転するターン
テーブルとからなり、しかも該ターンテーブルには、該
ターンテーブル上に載置された熱交換器を固定する一対
の熱交換器固定装置が対向すべく設けられてなるが、例
えば、ターンテーブルがシリンダーを介してのリンク機
構やラックアンドピニオン等を介して回転する構成であ
ってもよく、又電動機を介して回転する構成であっても
よく、この場合には、特に冬場に於ける油圧モーターの
温め装置も必要なく、又その温め作業等の煩雑な工程を
も行うことなく瞬時に、しかも油圧モーター作動時の騒
音等をも全く発することなく環境に優しい熱交換器取出
装置を用いることが出来る。
【0032】更に、上記ターンテーブルに設けられた熱
交換器固定装置が、熱交換器載置台又は熱交換器を保持
すべく一対の爪具等をターンテーブルより突出させ、且
つ熱交換器載置台又は熱交換器を開放する際には、前記
一対の爪具等をターンテーブル内に格納する構成であっ
てもよく、具体的な熱交換器固定装置の機構や数量等も
決して限定されないのは言うまでもない。
【0033】更に、上記実施例に於いて、拡管装置は、
所謂竪型拡管装置を用いたが、必ずしも竪型拡管装置に
限定されず、例えば、往復作動体を水平方向に往復動さ
せる横型拡管装置であってもよく、この場合には、熱交
換器取出装置を介して拡管装置から取り出される熱交換
器は、拡管装置の上方又は下方に取り出されることとな
り、必ずしも拡管後の熱交換器が拡管装置の前方又は後
方の何れかに取り出される必要はなく、拡管装置に対し
ての熱交換器の取り出し方向も決して限定されない。
【0034】更に、上記実施例に於いて、搬送装置の近
傍には、搬送装置を構成する熱交換器供給装置及び熱交
換器返送装置を介して搬送される熱交換器を保持する保
持体を備えた熱交換器保持装置が所定の間隔で往復動自
在に連設された熱交換器案内移送装置が設けられてなる
が、例えば、熱交換器案内移送装置がターンテーブルの
みに具備され、且つ熱交換器を保持して移送する構成で
あってもよく、又前記熱交換器供給装置及び熱交換器返
送装置夫々のターンテーブル側の一端側だけに設けられ
ていてもよく、該熱交換器案内移送装置の具体的な機
構、配設箇所、数量、形状等も決して限定されず、更に
該熱交換器案内移送装置の有無も決して本発明に於ける
必須の要件でないのは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、熱交換器の管内
に拡管用のマンドレルを圧入可能とすべく該マンドレル
を前記管に対向させて往復動する往復作動体を具備した
拡管装置の近傍に配設された熱交換器供給装置によって
前記熱交換器を保持すると共に、前記往復作動体の往復
動方向と交差する一方向から拡管装置の拡管可能領域に
設けられた熱交換器取出装置のターンテーブル上まで搬
送して拡管し、その後拡管後の熱交換器を該ターンテー
ブルの回転によって拡管可能領域から離脱させ、その後
拡管可能領域から離脱した熱交換器を熱交換器返送装置
によって保持すると共に、前記拡管装置の一方向に返送
すべく搬送することから、拡管後の熱交換器の取り出し
や次の拡管用熱交換器の位置決めセット等の作業及び次
工程等への搬送のための熱交換器の台車等の移送手段へ
の移し替え作業等に係る一連の時間ロスやその為の労働
力に携わる余分な人員や、該人員に係る人件費等の諸問
題を全て解消すると共に、熱交換器の移送及び拡管工程
が一体となった拡管作業の自動化を図ることが出来るだ
けでなく、拡管前の熱交換器の拡管装置への供給作業及
び拡管後の熱交換器の拡管装置からの取り出し作業を拡
管装置の一方向で集中して行うことが出来る。
【0036】従って、熱交換器の拡管工程の自動化を必
要最小限の人員で行え得るという極めて優れた熱交換器
の搬送方法を提供することが出来るという格別な効果を
有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器の搬送方法に於ける一実施例
としての熱交換器の搬送装置を示し、同図(イ)は正面
図、同図(ロ)は平面図。
【図2】本発明の熱交換器の搬送装置の平面図。
【図3】本発明の熱交換器の搬送装置の他の実施例を示
す正面図。
【図4】従来の拡管装置の斜視図。
【図5】従来の拡管装置に於ける熱交換器のセット時の
状態を示す側面図。
【符号の説明】
1…熱交換器の搬送装置 2…熱交換器供給装置 2a…供給コンベア 3…熱交換器取出装置 3a…ターンテーブル 4…熱交換器返送装置 4a…返送コンベア 6…熱交換器 7…熱交換器案内移送装置 8…減速機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器(6) の管内に拡管用のマンドレ
    ルを圧入可能とすべく該マンドレルを前記管に対向させ
    て往復動する往復作動体(11)を具備した拡管装置(10)の
    近傍に配設された熱交換器供給装置(2) によって前記熱
    交換器(6) を保持すると共に、前記往復作動体(11)の往
    復動方向と交差する一方向から拡管装置(10)の拡管可能
    領域に設けられた熱交換器取出装置(3) のターンテーブ
    ル(3a)上まで搬送して拡管し、その後拡管後の熱交換器
    (6) を該ターンテーブル(3a)の回転によって拡管可能領
    域から離脱させ、その後拡管可能領域から離脱した熱交
    換器(6) を熱交換器返送装置(4) によって保持すると共
    に、前記拡管装置(10)の一方向に返送すべく搬送するこ
    とを特徴とする熱交換器の搬送方法。
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