JP2657450B2 - 拡管装置に於ける熱交換器の連続供給装置 - Google Patents

拡管装置に於ける熱交換器の連続供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡管装置に於ける熱交
換器の連続供給装置、更に詳しくは、熱交換器を形成す
る多数枚の放熱フィンと複数の管とを拡管工程により一
体的に固着するための拡管装置に、前記熱交換器を連続
的に供給するために用いられる拡管装置に於ける熱交換
器の連続供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器の拡管工程に用いられる
拡管装置としては、例えば、図4及び図5に示す様に、
シリンダー12等を介して昇降自在に設けられた往復作動
体13に複数の拡管用マンドレル14を吊設し、且つ該往復
作動体13の下方側には、所定数の放熱フィン16と該放熱
フィン16に挿着された拡管対象の複数の管15とによって
形成された熱交換器17を前記往復作動体13の下降位置に
セットするための熱交換器載置台19を、基台20a に油圧
シリンダー18並びに所定の回動機構とによって回動自在
に具備した拡管装置20が存在し、適宜熱交換器の拡管工
程に用いられてなる。
【0003】尚、上記構成からなる拡管装置20に、拡管
を行う熱交換器17を供給する場合に於いては、作業者自
らが台車(図示せず)等を介して搬送してきた前記熱交
換器17を前記熱交換器載置台19へと移し替えて逐次セッ
トすることで拡管を行う熱交換器17を順次供給してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の様に、作業者自らが台車(図示せず)等を介して搬送
してきた前記熱交換器を前記熱交換器載置台へと移しか
えて逐次セットすることで拡管を行う熱交換器を拡管装
置に順次供給する場合に於いては、下記の様な問題点が
あった。
【0005】即ち、上記従来の熱交換器載置台を用いる
拡管装置では、拡管後の熱交換器を該熱交換器載置台よ
り取り出した後、次に拡管を行うための熱交換器を再び
熱交換器載置台にセットしなければならず、更に拡管後
の熱交換器も何らかの搬送手段に移し替えて次工程へと
搬送しなければならない。
【0006】よって、前記拡管装置の熱交換器載置台ま
で熱交換器供給用のコンベアー等を配設すれば前記熱交
換器のセットに関する煩雑な作業等は解消されるが、如
何せん、拡管前の熱交換器は複数の放熱フィンに拡管用
の管を挿着しただけの非常に不安定な構造からなるため
に、コンベアー等に載置して搬送する工程に於いて、前
記管が放熱フィンから抜脱したり熱交換器の全体の形状
等にも歪みが生じることにもなり、拡管前の熱交換器を
単純にコンベアー等に載置して搬送することも出来なか
った。
【0007】従って、拡管後の熱交換器の取り出し時間
や次の拡管用熱交換器のセット時間、更には次工程への
搬送のための熱交換器の移し替え時間等の時間ロスが発
生することで拡管装置の稼働時間が著しく阻害されるこ
とになり、生産性及び作業能率の著しい低下が深刻な問
題となっていた。
【0008】而して、本発明は上記の問題を全て解決す
るものであり、拡管前、拡管後を問わず非常に不安定な
構造からなる熱交換器を常に強固に保持すると共に、該
熱交換器を直線上で連続的に所定の箇所まで搬送するこ
とが出来ることから、拡管後の熱交換器の取り出し時間
や次の拡管用熱交換器のセット時間、更には次工程へ熱
交換器を搬送するための台車等への移し替え時間等の時
間ロスを解消し、作業性の優れた、しかも生産効率の極
めて高い拡管装置に於ける熱交換器の連続供給装置を提
供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、往復作
動体に設けられたマンドレルの先端方向には、該マンド
レルを介して拡管される熱交換器を、前記往復作動体の
往復動方向と交差する一方側から連続供給し、且つ拡管
後の熱交換器を他方側へと排出するコンベアー体が設け
られ、しかも該コンベアー体の長手方向に沿った該コン
ベアー体の近傍には、前記コンベアー体に順次載置され
て連続供給される複数の熱交換器の夫々を同時に保持
し、且つ一定の距離だけ該コンベアー体の移動方向並び
に移動速度と同調して該コンベアー体と共に移動すると
共に、一定の距離移動後には、前記保持した熱交換器の
夫々を同時に開放し、再び前記コンベアー体に順次載置
されて連続供給される複数の熱交換器の夫々を同時に保
持すべく逆移動する熱交換器保持装置が、該コンベアー
体に沿って往復動自在に連設された点にある。
【0010】更に、前記コンベアー体には、前記熱交換
器保持装置が保持する熱交換器の夫々を同時に開放し、
且つ該コンベアー体の移動方向と逆方向に移動する際
に、該コンベアー体の移動を一時停止させるためのコン
ベアー一時停止装置が設けられた点にある。
【0011】
【作用】上記構成からなる拡管装置に於ける熱交換器の
連続供給装置に於いては、コンベアー体の長手方向に沿
った該コンベアー体の近傍には、前記コンベアー体に順
次載置されて連続供給される複数の熱交換器の夫々を同
時に保持し、且つ一定の距離だけ該コンベアー体の移動
方向並びに移動速度と同調して該コンベアー体と共に移
動すると共に、一定の距離移動後には、前記保持した熱
交換器の夫々を同時に開放し、再び前記コンベアー体に
順次載置されて連続供給される複数の熱交換器の夫々を
同時に保持すべく逆移動する熱交換器保持装置が、該コ
ンベアー体に沿って往復動自在に連設されてなることか
ら、拡管前の熱交換器の管が放熱フィンから抜脱した
り、拡管前並びに拡管後を問わず熱交換器の全体の形状
等にも歪みを生じさせることなく熱交換器を連続的に搬
送することが出来る。
【0012】更に、前記コンベアー体には、前記熱交換
器保持装置が保持する熱交換器の夫々を同時に開放し、
且つ該コンベアー体の移動方向と逆方向に移動する際
に、該コンベアー体の移動を一時停止させるためのコン
ベアー一時停止装置が設けられてなることから、所定の
熱交換器の拡管時に再び前記コンベアー体に順次載置さ
れて連続供給される複数の熱交換器の夫々を停止状態時
に確実に、且つ強固に保持することが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0014】第1図に於いて、1は基台1a上に立設した
2本の支柱1bより構成された拡管装置を示す。
【0015】2は拡管用マンドレル6aを垂設する往復作
動体6を、2本のガイドポスト7を介して昇降自在とす
べく設けられたシリンダ−で、上記拡管装置1の上部に
2本設けられてなる。
【0016】尚、上記往復作動体6の下方には、拡管後
の熱交換器の管に所定のフレア加工を施すためのフレア
ポンチ(5a)を具備したフレアポンチプレート(5) が所定
の吊棒体(図示せず)によって前記往復作動体6に吊設
されてなる。
【0017】3は上記往復作動体6に垂設された拡管用
マンドレル6aを介して拡管される熱交換器8を、前記往
復作動体6の往復動方向と交差する一方側から連続供給
し、且つ拡管後の前記熱交換器8を他方側へと排出する
ベルトコンベアー3aを有したコンベアー体を示す。
【0018】4は前記コンベアー体3に順次載置されて
連続供給される複数の熱交換器8の夫々を同時に保持す
べく該熱交換器8の間隔と略同間隔で、且つ前記コンベ
アー体3の長手方向に沿って連設された熱交換器保持装
置を示す。
【0019】尚、上記熱交換器保持装置4の夫々は、前
記ベルトコンベアー3aに載置されて搬送される熱交換器
8を、該熱交換器8の前後方向から対面すべく挾持する
回動自在な熱交換器挾持体4bを具備する一対の熱交換器
挾持装置4aからなり、しかも前記熱交換器保持装置4を
形成する一対の熱交換器挾持装置4aの夫々には、正逆回
転自在な回転装置10に連結され、且つ所定ピッチの雄螺
子部(図示せず)が形成されたロッド棒10a が挿通され
てなると共に、該ロッド棒10a の正逆回転によって前記
熱交換器挾持体4bは前記熱交換器8を前後方向から対面
すべく挾持し、又は開放する構成からなる。
【0020】11は一定の距離だけ前記ベルトコンベアー
3aの移動方向並びに移動速度と同調して該コンベアー体
(3) と共に移動する水平移動体11a を具備した大型のロ
ッドレスシリンダーを示す。
【0021】尚、上記大型のロッドレスシリンダー11に
設けられた水平移動体11a と前記熱交換器保持装置4の
夫々は、所定の連動機構(図示せず)を介して共に所定
の案内レール11b に沿って前記ベルトコンベアー3aの移
動方向並びに移動速度と同調して一定の距離だけ移動す
ると共に、一定の距離移動後には、再び元の位置まで逆
移動する構成からなり、しかも前記ベルトコンベアー3a
を有したコンベアー体3には、前記熱交換器保持装置4
が該コンベアー体3の移動方向と逆方向に移動する際
に、該コンベアー体3の移動を一時停止させるためのコ
ンベアー一時停止装置9が予め組み込まれてなる。
【0022】本実施例の拡管装置に於ける熱交換器の供
給装置は以上の構成からなるが、次に係る装置を用いて
拡管を行う熱交換器を連続的に拡管装置に供給する場合
について説明する。
【0023】先ず、図1及び図2(イ)に示す様に、上
記拡管装置1の往復作動体6に垂設された拡管用マンド
レル6aを介して拡管される熱交換器8を、前記往復作動
体6の往復動方向と交差する一方側から連続供給すべく
移動(矢印A)するコンベアー体3のベルトコンベアー
3a上に載置することにより、該熱交換器8は、前記コン
ベアー体3の長手方向に沿って連設された熱交換器保持
装置4の夫々を構成する一対の熱交換器挾持装置4aに設
けられた熱交換器挾持体4bを介して前後方向から挾持
(矢印B)されて、同図(ロ)の様に強固に保持される
こととなる。
【0024】尚、上記の如く熱交換器保持装置4が作動
している間、前記コンベアー体3のベルトコンベアー3a
は、コンベアー一時停止装置9の作動によって一時停止
状態を維持してなる。
【0025】次に、上記熱交換器8が熱交換器保持装置
4の熱交換器挾持体4bを介して強固に保持された時点で
前記ベルトコンベアー3aは、同図(ハ)に示す様に、再
び移動(矢印C)することになるが、この時、該熱交換
器8を保持した熱交換器保持装置4も前記一定の距離だ
け前記ベルトコンベアー3aの移動方向並びに移動速度と
同調して該コンベアー体(3) と共に移動する水平移動体
11a と共に移動(矢印D)することで、該熱交換器8は
拡管装置1側へと一定の距離だけ搬送されることとな
る。
【0026】尚、上記水平移動体11a と前記熱交換器保
持装置4の夫々は共に所定の案内レール11b に沿って前
記ベルトコンベアー3aの移動方向並びに移動速度と同調
して一定の距離だけ移動するが、一定の距離移動後に
は、図3(イ)に示す様に、前記熱交換器8を保持する
熱交換器保持装置4の熱交換器挾持体4bを解除(矢印
E)させて、同図(ロ)の様に、熱交換器8を一時開放
することとなる。
【0027】尚、上記の如く熱交換器保持装置4が作動
している間、前記コンベアー体3のベルトコンベアー3a
は、コンベアー一時停止装置9の作動によって一時停止
状態を維持してなる。
【0028】次に、図3(ハ)に示す様に、上記熱交換
器8を一時開放した状態で水平移動体11a 並びに前記熱
交換器保持装置4の夫々が共に所定の案内レール11b に
沿って再び初期位置まで逆移動(矢印F)することによ
って前記コンベアー体3のベルトコンベアー3aに順次載
置される熱交換器8の夫々を再び同時に保持することが
出来ると共に、前記拡管装置1へと熱交換器8を連続供
給することが出来るのである。
【0029】従って、拡管装置への熱交換器の供給にコ
ンベアー等を用いた場合であっても、該コンベアー等に
載置されて搬送される熱交換器の管等が放熱フィンから
抜脱したりすることもなく、更に拡管前並びに拡管後を
問わず熱交換器の全体の形状等にも歪みを生じさせるこ
となく熱交換器を連続的に搬送することが出来ることか
ら拡管後の熱交換器の取り出し時間や次の拡管用熱交換
器のセット時間、更には次工程への搬送のための台車等
への移し替え時間等の各種の時間ロスを解消して高効率
の生産性及び作業性を有することとなった。
【0030】尚、上記実施例に於いて、拡管装置は該拡
管装置の上部に2本設けられたシリンダーを介して拡管
用マンドレルを垂設する往復作動体を、2本のガイドポ
ストを介して昇降自在とする構成からなるが、一本のシ
リンダーであってもよく、又ガイドポストも前記往復作
動体の四隅に4本設けられた構成でもよく、更に該往復
作動体が拡管装置の基台上に立設した支柱に沿って設け
られたLMガイドを介して往復動する構成であってもよ
い。
【0031】更に、上記実施例に於いて、拡管装置には
ベルトコンベアーを有したコンベアー体が、前記往復作
動体の往復動方向と交差する一方側から拡管される熱交
換器を連続供給し、且つ拡管後の熱交換器を他方側へと
順次排出すべく設けられてなるが、必ずしもベルトコン
ベアーに限定されず、例えば、該コンベアー体が複数の
回転ローラーの並設によって構成されていてもよく、更
に該コンベアー体が複数の板体の連結によって無端軌条
体を形成していてもよい。
【0032】更に、上記実施例に於いて、前記コンベア
ー体の長手方向に沿った該コンベアー体の近傍には、該
コンベアー体に順次載置されて連続供給される複数の熱
交換器の夫々を同時に保持すべく該熱交換器の間隔と略
同間隔に連設された熱交換器保持装置が設けられ、且つ
該熱交換器保持装置の夫々は、前記コンベアー体に載置
されて搬送される熱交換器を、該熱交換器の前後方向か
ら対面すべく挾持する回動自在な熱交換器挾持体を具備
する一対の熱交換器挾持装置が設けられてなり、しかも
該一対の熱交換器挾持装置の夫々が、正逆回転自在な回
転装置に連結され、且つ所定ピッチの雄螺子部(図示せ
ず)が形成されたロッド棒の正逆回転によって前記熱交
換器挾持体を回動自在に作動させる構成からなるが、必
ずしもロッド棒の正逆回転によって熱交換器挾持体を作
動させる構成でなくてもよく、シリンダー、電動機等の
動力であってもよく、具体的な熱交換器挾持体の作動手
段はこれを問わず、要は少なくともコンベアー体に載置
されて搬送される熱交換器の夫々を同時に保持すること
が出来るものであれば熱交換器の両側方向から挾持して
もよく熱交換器挾持体の具体的な形状、数量、取付け箇
所等も決して限定されない。
【0033】更に、前記熱交換器保持装置の夫々は、大
型のロッドレスシリンダーを介して移動する水平移動体
並びに所定の連動機構(図示せず)を介して共に所定の
案内レールに沿って前記コンベアー体の移動方向並びに
移動速度と同調して一定の距離だけ移動すると共に、一
定の距離移動後には、再び元の位置まで逆移動する構成
からなるが、熱交換器保持装置の夫々が水平移動体並び
に所定の連動機構(図示せず)を介さずに夫々独立した
複数のシリンダー又は電動機等の動力源によって作動す
る構成であってもよく、要は、熱交換器保持装置の夫々
が、コンベアー体の移動方向並びに移動速度と同調して
一定の距離だけ移動すると共に、一定の距離移動後に
は、再び元の位置まで逆移動する構成であれば熱交換器
保持装置夫々の具体的な往復動機構も決して限定されな
い。
【0034】更に、前記コンベアー体には、前記熱交換
器保持装置が保持する熱交換器の夫々を同時に開放し、
且つ該コンベアー体の移動方向と逆方向に移動する際
に、該コンベアー体の移動を一時停止させるためのコン
ベアー一時停止装置が設けられてなるが、該コンベアー
一時停止装置の具体的な機構、作動時間等も決して限定
されず、要は熱交換器保持装置の夫々がコンベアー体の
移動方向と逆方向に移動する際に、該コンベアー体の移
動を一時停止させることができるものであればよいが、
必ずしも本発明の必須の要件でないのは言うまでもな
い。
【0035】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、拡管装置に配設
されたコンベアー体の長手方向に沿った該コンベアー体
の近傍に、前記コンベアー体に順次載置されて連続供給
される複数の熱交換器の夫々を同時に保持し、且つ一定
の距離だけ該コンベアー体の移動方向並びに移動速度と
同調して該コンベアー体と共に移動すると共に、一定の
距離移動後には、前記保持した熱交換器の夫々を同時に
開放し、再び前記コンベアー体に順次載置されて連続供
給される複数の熱交換器の夫々を同時に保持すべく逆移
動する熱交換器保持装置が、該コンベアー体に沿って往
復動自在に連設されてなることから、拡管前の熱交換器
の管が放熱フィンから抜脱したりすることもなく、更に
拡管前並びに拡管後を問わず熱交換器の全体の形状等に
も歪みを生じさせることなく熱交換器を連続的に搬送す
ることが出来る。
【0036】更に、前記コンベアー体には、前記熱交換
器保持装置が保持する熱交換器の夫々を同時に開放し、
且つ該コンベアー体の移動方向と逆方向に移動する際
に、該コンベアー体の移動を一時停止させるためのコン
ベアー一時停止装置が設けられてなることから、所定の
熱交換器の拡管時に再び前記コンベアー体に順次載置さ
れて連続供給される複数の熱交換器の夫々を停止状態時
に確実に、且つ強固に保持することが出来ることから、
拡管後の熱交換器の取り出し時間や次の拡管用熱交換器
のセット時間、更には次工程へ熱交換器を搬送するため
の台車等への移し替え時間等の時間ロスを解消し、作業
性の優れた、しかも生産効率の極めて高い拡管装置に於
ける熱交換器の供給装置を提供することが出来るという
格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡管装置に於ける熱交換器の連続供給
装置の正面図。
【図2】拡管装置に於ける熱交換器の連続供給装置の作
動状態を示し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)は要部拡大
図。
【図3】拡管装置に於ける熱交換器の連続供給装置の作
動状態を示し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)は要部拡大
図。
【図4】従来の拡管装置の斜視図。
【図5】従来の拡管装置に於ける熱交換器の供給状態を
示す側面図。
【符号の説明】
1 拡管装置 2 シリンダ− 3 コンベアー体 4 熱交換器保持装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器(8) に挿着された拡管対象の管
    に、拡管用のマンドレル(6a)を圧入すべく該拡管用のマ
    ンドレル(6a)を具備すると共に、前記管と対向して往復
    動する往復作動体(6) を有した拡管装置(1) に於いて、
    該往復作動体(6) に設けられたマンドレル(6a)の先端方
    向には、該マンドレル(6a)を介して拡管される熱交換器
    (8) を、前記往復作動体(6) の往復動方向と交差する一
    方側から連続供給し、且つ拡管後の熱交換器(8) を他方
    側へと排出するコンベアー体(3)が設けられ、しかも該
    コンベアー体(3) の長手方向に沿った該コンベアー体
    (3)の近傍には、前記コンベアー体(3) に順次載置され
    て連続供給される複数の熱交換器(8) の夫々を同時に保
    持し、且つ一定の距離だけ該コンベアー体(3) の移動方
    向並びに移動速度と同調して該コンベアー体(3) と共に
    移動すると共に、一定の距離移動後には、前記保持した
    熱交換器(8) の夫々を同時に開放し、再び前記コンベア
    ー体(3) に順次載置されて連続供給される複数の熱交換
    器(8) の夫々を同時に保持すべく逆移動する熱交換器保
    持装置(4) が、該コンベアー体(3) に沿って往復動自在
    に連設されてなることを特徴とする拡管装置に於ける熱
    交換器の連続供給装置。
  2. 【請求項2】 前記コンベアー体(3) には、前記熱交換
    器保持装置(4) が保持する熱交換器(8) の夫々を同時に
    開放し、且つ該コンベアー体(3) の移動方向と逆方向に
    移動する際に、該コンベアー体(3) の移動を一時停止さ
    せるためのコンベアー一時停止装置(9) が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1記載の拡管装置に於ける熱
    交換器の連続供給装置。
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