JP2696659B2 - 熱交換器の搬送装置 - Google Patents

熱交換器の搬送装置

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JP2696659B2
JP2696659B2 JP12012493A JP12012493A JP2696659B2 JP 2696659 B2 JP2696659 B2 JP 2696659B2 JP 12012493 A JP12012493 A JP 12012493A JP 12012493 A JP12012493 A JP 12012493A JP 2696659 B2 JP2696659 B2 JP 2696659B2
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謙治 戸倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の搬送装置、
更に詳しくは、拡管装置を介して拡管される熱交換器を
連続的に該拡管装置へと供給し、且つ排出すべく自動化
することが出来る熱交換器の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、拡管を行う熱交換器を拡管装置へ
と供給する場合には、図7及び図8に示す様に、シリン
ダー12を介して昇降自在に設けられた往復作動体13に複
数の拡管用マンドレル14を吊設し、且つ該往復作動体13
の下方側には、所定数の放熱フィン16と該放熱フィン16
に挿着された拡管対象の複数の管15とによって形成され
た熱交換器17を載置可能で、しかも前記往復作動体13の
下降位置にセットするための熱交換器載置台19を、油圧
シリンダー18並びに所定の回動機構とによって回動自在
に基台20a に具備した拡管装置20へと前記熱交換器17を
作業者自らが台車(図示せず)等を介して該拡管装置20
へと搬送して熱交換器載置台19に移し替えて逐次セット
すると共に、拡管後には再び該熱交換器載置台19より熱
交換器17を取り出し、前記台車へと移し替えて次工程等
へと搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の様に、作業者自らが台車等を介して搬送してきた熱交
換器17を前記熱交換器載置台19へと移しかえて逐次セッ
トすることで拡管を行う熱交換器17を拡管装置20に順次
供給すべくセットしたり取り出す場合に於いては下記の
様な問題点があった。
【0004】即ち、上記従来の熱交換器載置台19を用い
る拡管装置20では、拡管後の熱交換器17をその都度該熱
交換器載置台19より取り出した後、次に拡管を行うため
の熱交換器17を再び熱交換器載置台19にセットしなけれ
ばならず、更に拡管後の熱交換器17も何らかの移送手段
に移し替えて次工程へと搬送しなければならない。
【0005】更に、通常は拡管直前等に作業者が、拡管
工程時に於ける前記拡管用マンドレル14と熱交換器17の
管15との摩擦抵抗を最小とすべく該管15又は前記マンド
レル14の各々に手作業で油を塗り付ける作業が必要であ
る。
【0006】従って、拡管後の熱交換器17の取り出し時
間や次の熱交換器17のセット時間、更には次工程への移
送のための熱交換器17の移し替え時間等のロスが発生す
ると共に、油塗布作業にも多くの時間ロスが発生するこ
とにもなり、強いては、拡管装置20の稼働時間が著しく
阻害されることになり、生産性及び作業能率の著しい低
下が深刻な問題となっていた。
【0007】然して、本発明は上記の問題を全て解決す
るものであり、拡管後の熱交換器の取り出し時間や次の
拡管用熱交換器のセット時間、更には次工程へ熱交換器
を搬送するための台車等への移し替え時間等のロスを解
消するだけでなく、マンドレルと管とが摩擦によって破
損するのを防止するための作業者による油塗布作業をも
不要であると共に、拡管装置に具備されることによっ
て、拡管工程を完全自動化することが出来る非常に作業
性の優れた、しかも生産効率の極めて高い熱交換器の搬
送装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、熱交換
器17に挿着された拡管対象の管15に圧入可能な拡管用の
マンドレル6aを具備すると共に、前記管15と対向して往
復動する往復作動体6を有した拡管装置2内を一方から
他方へと通り抜けるべく配設される熱交換器の搬送装置
1であって、該マンドレル6aの先端方向には、マンドレ
ル6aを介して拡管される熱交換器17を載置可能なレシー
バ3cを具備する熱交換器搬送体3bを備えた熱交換器載置
台3が、前記往復作動体6と対向すべく設けられると共
に、該熱交換器載置台3には、前記熱交換器搬送体3bを
介して順次搬送される熱交換器17に挿着された拡管対象
の管15に、油を噴射又は塗布するための油供給装置8が
設けられた点にある。
【0009】
【作用】上記構成からなる熱交換器の搬送装置に於いて
は、マンドレル6aの先端方向にマンドレル6aを介して拡
管される熱交換器17を載置可能なレシーバ3cを具備する
熱交換器搬送体3bを備えた熱交換器載置台3が、前記往
復作動体6と対向すべく設けられると共に、該熱交換器
載置台3には、前記熱交換器搬送体3bを介して順次搬送
される熱交換器17に挿着された拡管対象の管15に、油を
噴射又は塗布するための油供給装置8が設けられてなる
ことから、拡管後の熱交換器17の取り出し時間や次の熱
交換器17のセット時間、更には次工程へ熱交換器17を搬
送するための台車等への移し替え等や作業者の手作業に
よる煩雑な油塗布作業による時間ロスを解消して連続的
な拡管作業を行うことが出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0011】図1に於いて、1は基台2c上に立設した2
本の支柱2bより構成された拡管装置2内を一方向から他
方向へと通り抜けるべく配設された熱交換器の搬送装置
を示す。
【0012】2aは拡管用マンドレル6aを垂設する往復作
動体6を、2本のガイドポスト7を介して昇降自在とす
べく設けられたシリンダーで、上記拡管装置1の上部に
2本設けられてなる。
【0013】3は上記往復作動体6に垂設された拡管用
マンドレル6aを介して拡管される熱交換器8に挿着され
た管(図示せず)を受けることで該熱交換器8を載置可
能なレシーバ3cを具備した複数の熱交換器搬送体3bを、
前記往復作動体6の往復動方向と交差する方向で一列に
載置可能な熱交換器載置部3aを有した熱交換器載置台を
示す。
【0014】尚、上記熱交換器載置部3aには、該熱交換
器載置部3aを有した熱交換器載置台3の長手方向、即
ち、前記往復作動体6の往復動方向と交差する方向に前
記熱交換器8を載置した熱交換器搬送体3bの夫々を自由
状態で往復移動可能とする回転ローラー9が所定数並設
されてなる。
【0015】4は前記熱交換器載置台3に一列で載置さ
れる熱交換器8の夫々を同時に保持すべく前記熱交換器
載置台3の長手方向に沿って連設された熱交換器保持装
置を示す。
【0016】尚、上記熱交換器保持装置4の夫々には、
前記熱交換器載置部3aに、熱交換器搬送体3bのレシーバ
3cを介して載置された熱交換器8の夫々を、該熱交換器
8の両側方向から対向すべく挾持する回動自在な熱交換
器挾持体4bを具備する一対の熱交換器挾持装置4aが設け
られてなり、しかも前記熱交換器保持装置4に設けられ
た一対の熱交換器挾持装置4aには、正逆回転自在な回転
装置10に連結され、且つ所定ピッチの雄螺子部(図示せ
ず)が形成されたロッド棒10a が挿通されてなると共
に、該ロッド棒10a の正逆回転を介して前記熱交換器挾
持体4bを対面して接近又は離間する構成からなる。
【0017】5は上記熱交換器載置台3の一端側に設け
られた熱交換器搬送体載置装置を示し、上記熱交換器搬
送体3bを保持可能な熱交換器搬送体保持台22と、該熱交
換器搬送体保持台22を昇降自在(矢印E)とする保持台
昇降装置23とから構成されてなり、しかも前記熱交換器
搬送体保持台22の上面部には、前記熱交換器載置部3aに
並設された回転ローラー9と同面で、且つ同方向に回転
する保持台回転ローラー9aが並設されてなる。
【0018】5aは上記熱交換器載置台3の他端側に設け
られた熱交換器搬送体離脱装置を示し、上記熱交換器搬
送体3bを保持可能な熱交換器搬送体保持台22a と、該熱
交換器搬送体保持台22a を昇降自在(矢印F)とする保
持台昇降装置23a とから構成され、且つ前記熱交換器移
送体保持台22a の上面部には、前記熱交換器載置部3aに
並設された回転ローラー9と同面で、且つ同方向に回転
する保持台回転ローラー9aが並設されてなり、しかも前
記熱交換器搬送体保持台22a は、上記保持台昇降装置23
a を介して前記熱交換器載置台3の熱交換器載置部3aよ
り該熱交換器搬送体保持台22a が離間すべく下降(矢印
H)した際に、所定の距離下降後保持した熱交換器8を
前記熱交換器搬送体載置装置5側へと滑り出すべく(矢
印J)一定の角度を有して傾斜(矢印I)する構造を有
してなる。
【0019】尚、上記熱交換器搬送体載置装置5及び熱
交換器搬送体離脱装置5aの間には、該熱交換器搬送体離
脱装置5aの保持台昇降装置23a を介して熱交換器搬送体
保持台22a から滑り出た熱交換器8を前記熱交換器搬送
体載置装置5の熱交換器搬送体保持台22まで搬送するコ
ンベア等の熱交換器搬送体移送装置24が設けられてなる
と共に、11は上記連設された熱交換器保持装置4の夫々
を、前記熱交換器載置台3の長手方向に沿って往復移動
させるための水平往復移動体11a を具備した大型のロッ
ドレスシリンダーを示す。
【0020】8は熱交換器載置台3に載置される熱交換
器17の管15内に所定量の油を吐出するための複数の油供
給体8aを、前記熱交換器載置台3又は該熱交換器載置台
3近傍に立設された支柱33の上方部に設けられた油供給
体プレート8dに具備した油供給装置を示す。
【0021】尚、上記油供給装置8に具備された油供給
体8aは、図4及び図5に示す様に、先端部が前記管15内
に挿入可能な略円錐状の頭部8bと、該頭部8bに一体的に
形成されると共に、充填された油を吐出するための吐出
孔25が穿設されたパイプ状の本体部26と、該本体部26の
外周面8cに移動自在に外嵌され、しかも前記管15の開口
周縁部15b に当接可能な当接部27a を有すると共に、前
記本体部26に外嵌されたコイルバネ28を介して該本体部
26の頭部8b側へと付勢されて前記吐出孔25を封鎖するス
リーブ27と、該スリ−ブ27を前記本体部26の頭部8bで受
け止めるべく該頭部8bの裏側に形成された鍔状のスリー
ブ受部29とからなり、更に上記本体部26には、該スリー
ブ受部29と上記スリーブ27との間及び該スリーブ27内に
収納された上下一対の油漏れ防止用のリングパッキン3
0、30a が外嵌されてなる。
【0022】31は熱交換器17の上方で上記油供給体プレ
ート8dを回動させて、該熱交換器17の上方で出退自在と
するロータリーアクチュエータを示す。
【0023】32は上記ロータリーアクチュエータ31を、
上記熱交換器17に貫通された管15の貫挿方向に昇降自在
(矢印K)とするための油圧シリンダーを示す。
【0024】本実施例に於ける熱交換器の搬送装置は以
上の構成からなるが、次にかかる搬送装置を用いる場合
について説明する。
【0025】先ず、図1に示す様に、上記拡管装置2の
往復作動体6に垂設された拡管用マンドレル6aを介して
拡管される熱交換器17を、前記熱交換器搬送体載置装置
5の熱交換器搬送体保持台22上の熱交換器搬送体3bにレ
シーバ3cを介して載置し、その後該熱交換器搬送体3bを
保持した熱交換器搬送体保持台22を前記熱交換器搬送体
載置装置5の保持台昇降装置23を介して前記熱交換器載
置台3まで上昇(矢印G)させることによって前記熱交
換器17を載置した熱交換器搬送体3bを、前記熱交換器載
置台3の熱交換器載置部3aに並設された回転ローラー9
に載置可能な高さ位置まで移動してセットすることが出
来る。
【0026】次に、図2(イ)の様に、熱交換器載置台
3の熱交換器載置部3aに並設された回転ローラー9に載
置可能な高さ位置まで移動してセットされた熱交換器17
は、前記熱交換器載置台3の長手方向に沿って連設され
た熱交換器保持装置4の夫々の熱交換器挾持装置4aに設
けられた熱交換器挾持体4bを介して両側方向から挾持
(矢印A)されて、同図(ロ)の様に強固に保持される
こととなる。
【0027】次に、同図(ハ)に示す様に、上記熱交換
器17の夫々が熱交換器保持装置4の熱交換器挾持装置4a
に設けられた熱交換器挾持体4bを介して強固に保持され
た後、該熱交換器17を保持した熱交換器保持装置4が、
所定の案内レール11b に沿って一定の距離だけ前記熱交
換器載置台3の長手方向の一方側から他方側に移動する
水平往復移動体11a と共に移動(矢印B)することで、
前記熱交換器17の夫々も前記熱交換器載置部3aに並設さ
れた回転ローラー9上を一定の距離だけ搬送されること
となる。
【0028】更に、上記一定の距離だけ搬送された熱交
換器17の夫々は、図3(イ)に示す様に、該熱交換器17
を保持する熱交換器保持装置4の熱交換器挾持体4bの解
除(矢印C)を介して、同図(ロ)の様に、一時開放さ
れることとなる。
【0029】次に、図3(ハ)に示す様に、上記熱交換
器17を一時開放した状態で、前記水平往復移動体11a 並
びに前記熱交換器保持装置4の夫々が共に前記案内レー
ル11b に沿って再び前記初期位置まで逆移動(矢印D)
することによって、前記熱交換器載置台3の熱交換器載
置部3aに並設された回転ローラー9上に一列で載置され
た熱交換器17の夫々を再び同時に保持することが出来る
と共に、上記一連の動作を繰り返すことによって前記熱
交換器載置台3に載置された熱交換器17を常に強固に保
持した状態で順次搬送することが出来る。
【0030】次に、上記の如く熱交換器保持装置4を介
して前記熱交換器載置台3上を順次搬送されてきた熱交
換器17が、前記油供給装置8の直前位置まで来た時点
で、該油供給装置8の油供給体プレート8dを、前記油圧
シリンダー32を介して下降させると、該油供給体プレー
ト8dに具備された油供給体8aの夫々は、図6に示す様に
前記熱交換器17に挿通された管15内に挿入(矢印L)す
ることになる。
【0031】更に、上記油供給体プレート8dが、更に上
記管15側へと移動すると、該管15の開口周縁部15b と該
油供給体プレート8dの油供給体8aに外嵌されたスリーブ
27とが当接することになる。
【0032】尚、上記管15の開口周縁部15b に当接した
スリーブ27は、前記油供給体プレート8dの該管15側への
移動により油供給体8aの本体部26に穿設された油吐出孔
25を開口すべく上方へと移動(矢印M)することにな
る。
【0033】よって、上記スリーブ27の移動によって開
口された油供給体8aの油吐出孔16からは、予め内部に充
填されてなる油が吐出されて上記管15の内壁面には拡管
時に於けるマンドレル6aの圧入を容易にする油が塗布さ
れることになる。
【0034】その後、上記油圧シリンダー32を介して油
供給体プレート8dを上昇させることによって、前記油供
給体8aを熱交換器17より離間させることができる。
【0035】従って、上記熱交換器17より油供給体プレ
ート8dを離間させた後に、前記拡管装置2を作動させる
ことで作業者の手作業による煩雑な油塗布作業を行うこ
となく熱交換器17の拡管を行うことが出来る。
【0036】尚、上記の如く拡管された熱交換器17は、
前記熱交換器保持装置4を介して熱交換器載置台3の他
方側に順次移送されると共に、拡管後の熱交換器8を載
置した熱交換器搬送体3bは、該熱交換器載置台3の他端
側に設けられた熱交換器搬送体離脱装置5aの該熱交換器
搬送体3bを保持可能な熱交換器搬送体保持台22a に保持
されると共に、保持台昇降装置23a を介して前記熱交換
器載置台3の熱交換器載置部3aより離間すべく下降(矢
印H)することとなる。
【0037】次に、上記保持台昇降装置23a を介して下
降(矢印H)した熱交換器搬送体保持台22a は所定の距
離下降後に一定の角度を有して傾斜(矢印I)すること
で保持した熱交換器搬送体3bを、前記熱交換器搬送体載
置装置5及び熱交換器搬送体離脱装置5aの間に設けられ
た熱交換器搬送体移送装置24上に滑り出す(矢印J)こ
とになる。
【0038】従って、熱交換器搬送体移送装置24上に滑
り出た(矢印J)熱交換器搬送体3bは、該熱交換器搬送
体移送装置24を介して前記熱交換器搬送体載置装置5の
熱交換器搬送体保持台22まで搬送されることとなる。
【0039】よって、上記の如く熱交換器搬送体移送装
置24を介して前記熱交換器搬送体載置装置5の熱交換器
搬送体保持台22まで送り返された熱交換器搬送体3bに
は、レシーバ3cを介して拡管後の熱交換器17(図示せ
ず)が載置されてなることから、作業者は前記熱交換器
搬送体載置装置5の近傍にて拡管後の熱交換器17を瞬時
に取り出すことが出来るだけでなく、拡管を行う熱交換
器17を、前記熱交換器搬送体移送装置24を介して送り返
された熱交換器搬送体3bに載置することが出来る。
【0040】従って、拡管後の熱交換器の取り出し時間
や次の拡管用の熱交換器のセット時間、更には次工程へ
の搬送のための台車等への移し替え時間等だけでなく、
作業者の手作業による煩雑な油塗布作業をも行うことな
く各種時間ロスを解消して高効率の生産性及び作業性を
有することが出来るのである。
【0041】尚、上記実施例に於いて、拡管装置は該拡
管装置の上部に2本設けられたシリンダーを介して拡管
用マンドレルを垂設する往復作動体を、2本のガイドポ
ストを介して昇降自在とする構成からなるが、一本のシ
リンダーであってもよく、又ガイドポストも前記往復作
動体の四隅に4本設けられた構成であってもよく、更に
該往復作動体が拡管装置の基台上に立設した支柱に沿っ
て設けられたLMガイドを介して往復動する構成であっ
てもよい。
【0042】更に、上記実施例に於いて、拡管装置に
は、並設された回転ローラーによって熱交換器載置部を
形成する熱交換器載置台が、前記往復作動体の往復動方
向と交差する一方側から拡管される熱交換器を載置した
熱交換器搬送体を連続供給可能で、且つ拡管後の熱交換
器を他方側へと順次排出すべく設けられてなるが、必ず
しも回転ローラーに限定されず、例えば、該回転ローラ
ー等の回転体間に、無端環状のベルト体(図示せず)が
架け渡されて熱交換器載置部を形成していてもよく、又
該無端環状のベルト体(図示せず)が所定の間隔を有し
て一方から他方へと載置した熱交換器搬送体を搬送すべ
く自動的に駆動する構成であってもよく、更に熱交換器
載置台上に所定の間隔で埋設されて転動するボール体
(図示せず)で熱交換器載置部が形成されていてもよ
い。
【0043】更に、上記熱交換器載置部が、前記熱交換
器載置台の長手方向に軌設されたレール体(図示せず)
から形成され、且つ前記熱交換器搬送体が該レール体
(図示せず)に沿って転動する回転具(図示せず)を具
備して前記熱交換器載置台上を移動する構成であっても
よい。
【0044】更に、上記実施例に於いて、前記熱交換器
載置台の長手方向に沿った該熱交換器載置台には、該熱
交換器載置台上の熱交換器の夫々を、該熱交換器の両側
方向から対向すべく挾持する回動自在な熱交換器挾持体
を具備する一対の熱交換器挾持装置が設けられてなる
が、必ずしもロッド棒の正逆回転によって熱交換器挾持
体を作動させる構成でなくてもよく、シリンダー、電動
機等の動力であってもよく、具体的な熱交換器挾持体の
作動手段はこれを問わず、要は少なくとも熱交換器載置
台に載置される熱交換器の夫々を同時に保持することが
出来るものであれば熱交換器の前後方向から挾持しても
よく熱交換器挾持体の具体的な形状、数量、取付け箇所
等も決して限定されるものではなく、又熱交換器保持装
置の取付け箇所も熱交換器載置台に直接取付けられたも
の、更に該熱交換器保持装置と別個に設けられた構成の
何れであってもよい。
【0045】更に、前記熱交換器保持装置の夫々は、大
型のロッドレスシリンダーを介して移動する水平移動体
並びに所定の連動機構(図示せず)によって前記熱交換
器載置台の長手方向に一定の距離だけ移動すると共に、
一定の距離移動後には、再び初期位置まで逆移動する構
成からなるが、例えば、熱交換器保持装置の夫々が水平
移動体並びに所定の連動機構(図示せず)を介さずに夫
々独立した複数のシリンダー又は電動機等の動力源によ
って別個に作動する構成であってもよく、要は熱交換器
保持装置の夫々が、同時に一定の距離だけ一方向へ移動
すると共に、一定の距離移動後には、再び初期位置まで
他方向に逆移動する構成であれば熱交換器保持装置夫々
の具体的な往復動機構も決して限定されない。
【0046】更に、上記実施例に於いて、熱交換器載置
台の熱交換器載置部には、複数の熱交換器搬送体が熱交
換器を載置してなるが、載置される熱交換器の構成も限
定されず、移動方向に沿って3列、4列又は移動方向と
交差する方向に3列、4列で載置されていてもよく、要
は熱交換器を載置して搬送することが出来るものであれ
ば熱交換器搬送体、熱交換器載置台並びに熱交換器保持
装置の具体的な機構、形状、配設箇所、配設数量等も決
して限定されない。
【0047】更に、上記実施例に於いて、熱交換器載置
台は、熱交換器を載置可能なレシーバを具備した複数の
熱交換器搬送体を、前記往復作動体の往復動方向と交差
する方向で一列に載置可能な熱交換器載置部を有し、且
つ拡管装置内を一方側から他方側へ通り抜けるべく該拡
管装置の下方に設けられてなるが、必ずしも該拡管装置
内を一直線上に通り抜ける必要はなく、例えば、前記熱
交換器載置台が前記拡管装置の前方から側方へと略直角
に屈曲すべく設けられていてもよく、熱交換器載置台の
配設箇所、形状等も決して限定されない。
【0048】更に、上記実施例に於いて、熱交換器保持
装置は、前記熱交換器載置台の長手方向に沿って連設さ
れてなるが、要は熱交換器載置台上に載置された前記熱
交換器搬送体又は該熱交換器搬送体に載置された熱交換
器の少なくとも何れか一方を保持すると共に一方向から
他方向へと移動し、且つ一定の距離移動後には保持した
熱交換器搬送体又は該熱交換器搬送体に載置された熱交
換器の少なくとも何れか一方を開放すべく前記熱交換器
載置台又は該熱交換器載置台の近傍に設けられていれ
ば、必ずしも連設されている必要はなく、該熱交換器保
持装置が一基で前記熱交換器を所定の距離だけ保持して
搬送する構成であってもよい。
【0049】更に、上記実施例に於いて、熱交換器搬送
体に設けられた熱交換器のレシーバの具体的な機能、材
質、形状、配設箇所等も決して限定されず、又個数も上
記熱交換器搬送体に複数個設けられていてもよいのは言
うまでもない。
【0050】更に、上記実施例に於いて、拡管装置は基
台上に立設した2本の支柱間に設けられたシリンダーを
介して2本のガイドポストに沿って昇降自在な往復作動
体を有した竪型拡管装置からなるが、前記往復作動体が
水平方向で往復動自在な横型拡管装置であってもよく、
又拡管後の熱交換器の管に所定のフレア加工を施すため
のフレアポンチを具備したフレアポンチプレートの作動
機構や該フレアポンチプレート及びストリッパープレー
トの有無等も決して限定されるものではない。
【0051】更に、上記実施例に於いて、熱交換器搬送
体載置装置は、熱交換器載置台の一端側に設けられ、且
つ熱交換器搬送体を保持可能な熱交換器搬送体保持台
と、該熱交換器搬送体保持台を昇降自在とする保持台昇
降装置とから構成され、しかも前記熱交換器載置台の他
端側には、前記熱交換器保持装置を介して搬送される拡
管後の熱交換器を載置した熱交換器搬送体を保持可能な
熱交換器搬送体保持台と、該熱交換器搬送体保持台を昇
降自在とする保持台昇降装置とから構成された熱交換器
搬送体離脱装置が設けられてなるが、例えば、熱交換器
搬送体が回転ドラム(図示せず)等の外周部に所定の間
隔を有して回転自在に配設された熱交換器搬送体保持台
に順次保持されて熱交換器載置台の熱交換器載置部に載
置又は離脱させる構成であってもよく、要は熱交換器載
置台の一端側に、前記熱交換器搬送体を前記熱交換器載
置台上に載置するための熱交換器搬送体載置装置が設け
られ、且つ該熱交換器載置台の他端側に、該熱交換器載
置台上に載置された熱交換器移送体を該熱交換器載置台
上から離脱させるための熱交換器搬送体離脱装置の少な
くとも何れか一方が設けられていれば、具体的な熱交換
器搬送体載置装置及び熱交換器搬送体離脱装置の機構、
形状、数量、配設箇所等も決して限定されないのは言う
までもない。
【0052】更に、上記実施例に於いて、油供給装置に
設けられた油供給体は前後二列に並設されてなるが、本
発明は決してこれに限定されないのは言うまでもなく、
拡管される熱交換器に挿通された管の種々の配列パタ−
ンに沿って脱着若しくは移動自在とする機構を有してい
てもよい。
【0053】更に、上記油供給装置の油供給体には、移
動自在なスリーブと油漏れ防止用のパッキンの双方が、
コイルバネ等の弾発体を介して前記油供給体の先端部側
へと付勢されて該油供給体の本体部に穿設された油吐出
孔を封鎖すべく外嵌されてなるが、必ずしもこれに限定
されず、要は順次搬送されてくる熱交換器の管へと油を
噴射又は塗布することが出来る機構を有していればよ
く、具体的な油供給装置並びに油供給体の形状、数量、
機構、機能等も決して限定されるものではない。
【0054】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、熱交換器に挿着
された拡管対象の管に圧入可能な拡管用のマンドレルを
具備すると共に、前記管と対向して往復動する往復作動
体を有した拡管装置内を一方から他方へと通り抜けるべ
く配設される熱交換器の搬送装置であって、該マンドレ
ルの先端方向には、マンドレルを介して拡管される熱交
換器を載置可能なレシーバを具備する熱交換器搬送体を
備えた熱交換器載置台が前記往復作動体と対向すべく設
けられると共に、該熱交換器載置台には、前記熱交換器
搬送体を介して順次搬送される熱交換器に挿着された拡
管対象の管に、油を噴射又は塗布するための油供給装置
が設けられてなることから、拡管後の熱交換器の取り出
し時間や次の熱交換器のセット時間、更には次工程へ熱
交換器を搬送するための台車等への移し替え等や作業者
の手作業による煩雑な油塗布作業による時間ロスを解消
して連続的な拡管作業を行うことによって拡管工程を完
全自動化することが可能になるという極めて優れた熱交
換器の搬送装置を提供することが出来るという格別な効
果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける熱交換器の搬送装置の正面図。
【図2】本発明の熱交換器の搬送装置に於ける熱交換器
の搬送状態を示し、同図(イ)は要部拡大平面図、同図
(ロ)、(ハ)は要部拡大正面図。
【図3】本発明の熱交換器の搬送装置に於ける熱交換器
の搬送状態を示し、同図(イ)は要部拡大平面図、同図
(ロ)、(ハ)は要部拡大正面図。
【図4】本発明の熱交換器の搬送装置に於ける油供給装
置を示す一部切り欠き側面図。
【図5】図4のN−N線拡大断面図。
【図6】本発明の熱交換器の搬送装置に於ける油供給装
置の使用時の状態を示す要部拡大断面図。
【図7】拡管装置を示す斜視図。
【図8】拡管装置に於ける熱交換器の供給状態を示す側
面図。
【符号の説明】
1…熱交換器の搬送装置 2…拡管装置 3…熱交換器載置台 3a…熱交換器載置部 3b…熱交換器搬送体 3c…レシーバ 4…熱交換器保持装置 4a…熱交換器挾持装置 5…熱交換器搬送体載置装置 5a…熱交換器搬送体離脱装置 8…油供給装置 8a…油供給体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器(17)に挿着された拡管対象の管
    (15)に圧入可能な拡管用のマンドレル(6a)を具備すると
    共に、前記管(15)と対向して往復動する往復作動体(6)
    を有した拡管装置(2) 内を一方から他方へと通り抜ける
    べく配設される熱交換器の搬送装置(1) であって、該マ
    ンドレル(6a)の先端方向には、マンドレル(6a)を介して
    拡管される熱交換器(17)を載置可能なレシーバ(3c)を具
    備する熱交換器搬送体(3b)を備えた熱交換器載置台(3)
    が、前記往復作動体(6) と対向すべく設けられると共
    に、該熱交換器載置台(3) には、前記熱交換器搬送体(3
    b)を介して順次搬送される熱交換器(17)に挿着された拡
    管対象の管(15)に、油を噴射又は塗布するための油供給
    装置(8) が設けられてなることを特徴とする熱交換器の
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記油供給装置(8) が、前記熱交換器載
    置台(3) の長手方向に沿って複数の油供給体(8a)を昇降
    自在に具備した請求項1記載の熱交換器の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器載置台(3) 又は該熱交換器
    載置台(3) の近傍には前記熱交換器搬送体(3b)を該熱交
    換器載置台(3) 上に載置するための熱交換器搬送体載置
    装置(5) 又は該熱交換器載置台(3) 上に載置された熱交
    換器搬送体(3b)を該熱交換器載置台(3) 上から離脱させ
    るための熱交換器搬送体離脱装置(5a)の少なくとも何れ
    か一方が設けられた請求項1又は2記載の熱交換器の搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記熱交換器載置台(3) 又は該熱交換器
    載置台(3) の近傍には該熱交換器載置台(3) 上に載置さ
    れた前記熱交換器搬送体(3b)又は該熱交換器搬送体(3b)
    に載置された熱交換器(17)の少なくとも何れか一方を保
    持すると共に、一方向から他方向へと移動し、且つ一定
    の距離移動後には保持した熱交換器搬送体(3b)又は該熱
    交換器搬送体(3b)に載置された熱交換器(8) の少なくと
    も何れか一方を開放する熱交換器保持装置(4) が設けら
    れた請求項1乃至3何れかに記載の熱交換器の搬送装
    置。
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