JP2761801B2 - 角度的位置関係検出方法及びこれを用いたエンコーダ - Google Patents

角度的位置関係検出方法及びこれを用いたエンコーダ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、精密位置決め、速度及び変位計測等におけ
る位置情報検出に用いられる、特に原子オーダーの分解
能を有するエンコーダおよびそのエンコーダ等の情報読
取り装置に必要な角度検出方法に関するものである。
[従来の技術] 従来この種のエンコーダは、位置または角度に関する
情報を有する基準目盛と、これと相対的に移動して位置
または角度に関する情報を検出する検出手段とで構成さ
れている。そして、この基準目盛と検出手段によってい
くつかのタイプに分類され、例えば光学式エンコーダ、
磁気式エンコーダ、静電容量エンコーダ等がある。
また、さらに高分解能が得られるエンコーダとして、
走査型トンネル顕微鏡(STM)の原理を用いて原子配列
を基準目盛としたエンコーダが提案されている(特開昭
62−209302号)。
この走査型トンネル顕微鏡は導電性試料と導電性探針
の間に電圧を印加して1nm程度の距離まで接近させてト
ンネル電流を流した場合、その距離によりトンネル電流
が指数関数的に変化することを利用したものである。す
なわち、例えば先鋭な探針を用いて、導電性物質からな
る試料表面を探針と試料表面間の距離を一定に保ちなが
ら2次元的に走査した場合、表面の原子配列または凹凸
形状によりトンネル電流が変化するので、これに基づき
試料表面の像を得ることができる(「個体物理」Vol.22
No.3 1987 PP.176−186)。
すなわち、規則的原子配列または周期的凹凸形状を有
する試料を基準目盛とし、その基準目盛と探針間に基準
目盛の方向に沿った相対的位置ずれが生じると、それに
応じて周期的にトンネル電流が変化することを利用して
数Å程度という原子オーダーの分解能を有するエンコー
ダを構成することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例において、基準目盛として
グラファイト(HOPGまたはKishグラファイト)のような
結晶格子を用いることができるが、実際のグラファイト
のSTM像は第5図(A)のように三角格子状に観察さ
れ、探針の移動する軌跡(図中の矢印7a〜7b)により、
検出されるトンネル電流は第5図(B)の波形7a′〜7
b′のように変化する。例えば、矢印7aで示すように探
針の軌跡が結晶格子の山にのった場合には、波形7a′の
ように振幅が大きくSN比の良い均一な出力信号が得られ
るが、矢印7bで示すように、結晶格子の整列方向に対し
て傾いた場合は波形7b′のように山にのった所は振幅は
大きく谷を横切るところは小さくなってしまい、均一な
出力信号が得られずエンコーダ出力の誤差となってく
る。
実際に上記従来例のようにエンコーダを構成した場
合、探針は矢印7aで示すような軌跡を通ることが望まし
いが、結晶格子等を用いた基準目盛では、エンコーダに
セットする際、目視で結晶方位は確認できないので、結
晶格子の方位が移動量検出方向に対して傾くことが多
く、検出誤差を生じてしまう。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑
み、エンコーダ等において、移動量検出方向の傾きによ
る検出誤差をなくすことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明の角度検出方法では、
目盛に対向させてプローブを一定方向に所定の振動数お
よび振幅で振動させながらプローブを介して目盛を検出
し、この検出信号の振動数スペクトル情報に基づいてプ
ローブの振動方向と目盛との角度的位置関係を検出する
ようにしている。
また、第1の物体としての目盛を第2の物体としての
プローブを介して検出するエンコーダあるいは情報読取
り装置において、プローブを一定方向に所定の振動数お
よび振幅で振動させる手段と、その振動中にプローブを
介して目盛を検出して得られる検出信号の振動数スペク
トル情報に基づいてプローブの振動方向と目盛との角度
的位置関係を検出する手段とを具備するようにしてい
る。
目盛が格子点状の場合は、通常、前記プローブの振動
方向と直角な方向にも所定の振動数および振幅でプロー
ブを振動させるのが好ましい。
前記プローブと各目盛との距離に応じた振幅の信号と
しては、例えば、プローブと各目盛間を流れるトンネル
電流や、プロープと各目盛間に働く微少な力によるもの
が利用できる。
本発明のエンコーダにおいては、さらに、前記プロー
ブの振動方向と目盛との角度的位置関係の検出結果を反
映する手段として、例えば、その検出結果に基づき第1
の物体と第2の物体間の角度的位置関係を調整する手段
を有するようにしてもよい。
[作用] この構成において、プローブを目盛に対向させ一定方
向に所定の振動数および振幅で振動させることにより得
られる目盛の検出信号の振動数は、単位時間の振動にお
いてプローブが検出する目盛の数に対応する。そしてこ
の目盛数は、目盛に対するプローブの振動方向と対応す
る。したがって、その検出信号の振動数に基きプローブ
の振動方向と目盛との角度的位置関係が検出される。ま
た、例えば、目盛方向とプローブの振動方向とが一致し
ているときに検出されるべき検出信号の振動数を基準と
し、検出信号におけるこの基準振動数成分の強度がピー
クであることをもって目盛方向とプローブの振動方向と
が一致していることが検出される。この場合、目盛が例
えば格子点状であれば、プローブを上記プローブの振動
方向に直角な方向にも格子間隔程度以上の振幅および比
較的低い振動数で振動させて検出範囲を平面化し、一定
時間における検出信号の基準振動数成分の強度スペクト
ルがピークであることをもって目盛方向とプローブの振
動方向とが一致していることが検出される。そして、例
えばこのような一致が検出されるように目盛とプローブ
による変位検出方向との角度を調整して検出結果を反映
することにより正確な変位検出が行なわれる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るエンコーダの構成
図、第2図はその動作を説明するための説明図である。
第1図において、1は探針を駆動する円筒型圧電素
子、2は例えばグラファイトなどの結晶格子からなる基
準目盛である。3は円筒型圧電素子1の先端に固定され
た探針(プローブ)であり、基準目盛2に対して相対移
動量検出方向(図中x方向)に相対移動可能なように配
置されている。すなわち、第2図(a)に示すように、
円筒型圧電素子1が固定された対象物101と基準目盛2
が回転機構6を介して固定された対象物102とは、相対
移動量検出方向(図中x方向)に相互に移動可能に支持
されおり、探針3と基準目盛2間の相対移動量として対
象物101と102間の相対移動量を検出するようになってい
る。回転機構6としては、図示してないが、パルスモー
ターを用い、ウォームギヤによる減速機構を設けて回転
させる方式などを用いるようにしてもよい。
ここで、円筒型圧電素子1の外周には第2図(a),
(b)に示すようなパターンで電極5a,5b,5b′,5c,5c′
が形成されており、内周側には、同図(b)に示すよう
に一様な共通電極5dが形成されている。そして、Z駆動
回路10が電極5aに電圧を印加すると、円筒型圧電素子1
は図中z方向に伸縮し、これにより探針3と基準目盛2
の距離を調節することができるようになっている。ま
た、X駆動回路16が電極5b,5b′に逆極性の電圧を印加
すると、一方がz方向に伸び他方はz方向に縮んで円筒
型圧電素子1はx方向に曲げられた探針3はx方向に駆
動される。同様にY駆動回路18が電極5c,5c′に電圧を
印加すると、探針3はy方向に駆動される。
第1図に戻り、探針3と基準目盛2の間には、バイア
ス電極7によりバイアス電圧が加えられ、探針3は、探
針3の先端と基準目盛2との間にトンネル電極が流れる
程度まで基準目盛2に近づけられている。このトンネル
電流はトンネル電流検出回路8により検出され、その出
力信号により探針3と基準目盛2間の平均間隔が、後述
の相対移動、角度調整時にも一定であるように制御され
る。すなわち、トンネル電流設定回路9では、探針3と
基準目盛2とが所望の間隔となるように所定のトンネル
電流を設定し、その値とトンネル電流検出回路8の出力
とのエラー信号を検出する。そして、トンネル電流設定
回路9中のローパスフィルタによりそのエラー信号を平
均化し、これがゼロとなるように駆動回路10を介して、
円筒型圧電素子1の電極5aに制御電圧を印加するように
なっている。
探針3と基準目盛2との相対移動時には、探針3に
は、基準目盛2の山により、探針3と基準目盛2間の間
隔が変化し、トンネル電流に、移動量に対応した信号が
生じるので、その山の数をカウントすることにより、相
対移動量を検知することができる。移動量測定中はトン
ネル電流検出回路8からの移動量信号は切換スイッチ11
でエンコーダ回路12側に接続され、エンコーダ回路12に
おいて信号処理を行ない、移動量を検出するようになっ
ている。
移動量の検出法については、特開平1−147317号、1
−147318号、および1−150813号等に記載の公知の方法
を用いることができ、本発明では、特に限定しない。
次に、基準目盛の移動量検出方向に対する角度誤差の
検出法について第1図を参照して説明する。移動量の測
定を行う前は、切換スイッチ11はA/D変換回路13側に接
続されており、トンネル電流検出回路8の出力はA/D変
換回路13を通して、デジタル化されCPU14に取り込まれ
ている。また、発振回路15とX駆動回路16により電極5b
に電圧が印加され、これにより探針3は振動数f1、振幅
d1の三角波でx方向に定常振動させられている。この振
幅d1は、基準目盛2の山が複数個、例えば10山程度かか
るように探針3が走査するような大きさである。また、
発振回路17とY駆動回路18により、電極5cに電圧が印加
され、これにより探針3は振動数f2、振幅d2の三角波で
y方向に定常振動させられている。この振動数f2は、x
方向の振動数f1に比べてかなり小さく設定する。例え
ば、f1=100Hz〜1KHzならば、f2=1〜10Hz程度とす
る。さらに振幅d2は基準目盛2がグラファイトなどの結
晶格子からなる場合は、山の列を少なくとも一列以上含
むように探針3が走査するような大きさである。
このような場合、トンネル電流検出回路8の出力は、
第3図に示すように、探針3が基準目盛2の山にかかっ
ているときは、x方向の走査により基準目盛2の山のピ
ッチをp(定数)とすると、 の信号が現われ、山からずれていると信号の振幅が少な
くなる。その際、探針3をy方向にも同時に走査してい
るための基準目盛2の山を必ず横切り周期的に信号が出
て、信号自身がなくなることはない。この信号がA/D変
換器13を通してCPU14に取り込まれ、次のようにして角
度誤差が検出される。
すなわちまず、このような信号をある一定時間取り込
んでフーリエ変換し、x方向の走査振動数f1に対応する
基準目盛の山の振動数 の信号のスペクトルを求める。
第4図(a)は、基準目盛2の山のパターンであり、
グラファイトなどの結晶格子はこのような三角格子状を
している。図中、矢印41はx方向の走査方向(相対移動
量検出方向)と基準目盛2の方向が一致している場合の
x方向の走査方向であり、矢印42は基準目盛2の角度が
x方向の走査方向(相対移動量検出方向)とずれている
場合のx方向の走査方向である。図では、基準目盛2の
パターンを基準に描いているので、x方向の走査方向が
変わっているように見える。
このようなパターンの基準目盛2において、矢印41の
方向を0゜として基準目盛2を回転させると、振動数 の信号のスペクトル強度は、第4図(b)のように変化
する。すなわち、基準目盛の方向とx方向の走査方向
(相対移動量検出方向)が一致した時は振動数 のスペクトル強度は最大となり、そこから角度がずれる
に従い、その振動数成分は少なくなり、その後増加して
パターンの対称位置で再び最大となる。第4図(a)の
パターンの場合は、60゜ごとにピークが出てくる。した
がって、基準目盛2を回転させることにより、振動数 のスペクトルが最大となる角度がわかり、基準目盛の方
向をx方向の走査方向すなわち、相対移動量検出方向に
一致させることができる。また、基準目盛2をスペクト
ルが最大となるまで回転させた角度より、最初にずれて
いた角度誤差を定量的に検出できる。すなわち、CPU14
からの信号によりθ駆動回路19を介して基準目盛2の回
転機構6を駆動させ、そのときのトンネル電流の信号を
A/D変換回路13を介してCPU14でモニタしてフーリエ変換
の演算を行ない、基準振動数fのスペクトルが最大とな
る角度を検出し、その角度となるように回転機構6を制
御することにより基準目盛の方向を相対移動量検出方向
に一致させることができる。
基準目盛2のパターンが第4図(c)に示すような正
方状のときは、基準振動数 のスペクトルは同図(d)を示すように90゜ごとにピー
クを持つ。また、同図(e)のようなライン状のとき
は、x方向の走査方向が矢印41のようにライン状パター
ンと直交したときに最大となり、上述と同様にして基準
目盛の方向を合わせることができる。このようなパター
ンの場合は常に基準目盛の山の信号が出ているので必ず
しも探針をy方向に走査する必要はない。
また、このようなライン状のパターンの場合には、基
準目盛の矢印41の方向を0゜とし、これに対する角度誤
差をθとすると、x方向の目盛のピッチpは となるので、x方向の走査振動数f1による変調信号の振
動数は となる。
したがって、この場合、変調信号の振動数は角度誤差
θの関数となり、変調信号の振動数の偏移量により、角
度誤差を求めることができる。すなわち、CPU14におい
てA/D変換回路13からの信号をフーリエ変換し、スペク
トルが最大となる振動数を求めることにより、角度誤差
を演算して求めることができる。
また、回転機構6としては、図示してないが、パルス
モーターを用い、ウォームギヤによる減速機構を設けて
回転させる方式などを用いてもよい。目盛はエンコーダ
の測定用目盛に限らず、一定周期配列のもの、例えば特
開昭63−161553号、特開昭64−35743号にあるような情
報記録再生装置用の情報記録担体内の所定周期で配列さ
れた情報ビットであってもよい。この場合この情報記録
再生装置に上述本発明の機能を前述実施例と同様な形で
持たせればよい。
[発明の効果] 以上説明したように、目盛に対向させてプローブを一
定方向に所定の振動数および振幅で振動させながらプロ
ーブを介して目盛を検出し、この検出信号の振動数スペ
クトル情報に基づいてプローブの振動方向と目盛とに角
度的位置関係を検出するようにしたため、その検出結果
に基いて目盛の変位量検出方向に対する傾きを調整する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るエンコーダの構成
図、 第2図(a)および(b)は、第1図の装置の動作を説
明するための説明図、 第3図は、第1図の装置における検出信号の説明図、 第4図(a)〜(f)は、第1図の装置に適用し得る基
準目盛のパターンと信号の説明図、そして 第5図(A)および(B)は、従来例の説明図である。 1:円筒型圧電素子、2:基準目盛、3:探針、5a,5b,5b′,5
c,5c′:電極、5d:共通電極、6:回転機構、8:トンネル
電流検出回路、9:トンネル電流設定回路、10:Z駆動回
路、11:切換スイッチ、12:エンコーダ回路、13:A/D変換
回路、14:CPU、15,17:発振回路、16:X駆動回路、18:Y駆
動回路、101,102:対象物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 邦裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 川瀬 俊光 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−293622(JP,A) 特開 平3−6422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01B 21/00 - 21/32 G01D 5/00 - 5/62

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方向に配列される目盛に対向
    させてプローブを所定方向に所定の振動数及び振幅で振
    動させてプローブを介して目盛を検出し、この検出信号
    の振動数スペクトル情報に基づいてプローブの振動方向
    と目盛の配列方向との角度的位置関係を検出することを
    特徴とする角度的位置関係検出方法。
  2. 【請求項2】前記検出信号の所定の振動数成分の強度に
    基づいて前記角度的位置関係を検出する、請求項1記載
    の角度的位置関係検出方法。
  3. 【請求項3】前記検出信号の振動数に基づいて前記角度
    的位置関係を検出する、請求項1記載の角度的位置関係
    検出方法。
  4. 【請求項4】前記プローブの振動方向と直角な方向にも
    所定の振動数及び振幅でプローブを振動させる、請求項
    2又は3記載の角度的位置関係検出方法。
  5. 【請求項5】前記検出信号は、プローブと目盛間を流れ
    るトンネル電流によるものである、請求項1〜4いずれ
    かに記載の角度的位置関係検出方法。
  6. 【請求項6】前記検出信号は、プローブと目盛間に働く
    微小な力によるものである、請求項1〜4いずれかに記
    載の角度的位置関係検出方法。
  7. 【請求項7】第1の物体としての少なくとも一方向に配
    列される目盛を第2の物体としてのプローブを介して検
    出し、その検出信号に基づいて第1の物体と第2の物体
    との間の変位を検出するエンコーダにおいて、プローブ
    を所定方向に所定の振動数及び振幅で振動させる手段
    と、その振動中にプローブを介して目盛を検出して得ら
    れる検出信号の振動数スペクトル情報に基づいてプロー
    ブの振動方向と目盛の配列方向との角度的位置関係を検
    出する手段とを具備することを特徴とするエンコーダ。
  8. 【請求項8】前記角度的位置関係を検出する手段は検出
    信号の所定の振動数成分の強度に基づいて前記角度的位
    置関係を検出する、請求項7記載のエンコーダ。
  9. 【請求項9】前記角度的位置関係を検出する手段は検出
    信号の振動数に基づいて前記角度的位置関係を検出す
    る、請求項7記載のエンコーダ。
  10. 【請求項10】前記プローブの振動方向と直角な方向に
    も所定の振動数及び振幅でプローブを振動させる手段を
    有する、請求項8又は9記載のエンコーダ。
  11. 【請求項11】前記検出信号は、プローブと各目盛間を
    流れるトンネル電流によるものである、請求項7〜10の
    いずれかに記載のエンコーダ。
  12. 【請求項12】前記検出信号は、プローブと各目盛間に
    働く微小な力によるものである、請求項7〜10いずれか
    に記載のエンコーダ。
  13. 【請求項13】前記角度的位置関係を検出する手段によ
    る検出結果に基づき第1の物体と第2の物体間の角度的
    位置関係を調整する手段を有する請求項7記載のエンコ
    ーダ。
  14. 【請求項14】第1の物体としての少なくとも一方向に
    配列される目盛を第2の物体としてのプローブを介して
    検出する情報読取り装置において、プローブを所定方向
    に所定の振動数及び振幅で振動させる手段と、その振動
    中にプローブを介して目盛を検出して得られる検出信号
    の振動数の状態に基づいてプローブの振動方向と目盛と
    の角度的位置関係を検出する手段とを具備することを特
    徴とする情報読取り装置。
  15. 【請求項15】少なくとも一方向に配列される目盛に対
    向させたプローブと該プローブを所定方向に所定の振動
    数及び振幅で振動させる振動手段と、前記プローブを介
    して目盛を検出し、この検出信号の振動数スペクトル情
    報に基づいてプローブの振動方向と目盛の配列方向との
    角度的位置関係を検出する角度的位置関係検出手段とを
    有することを特徴とする角度的位置関係検出装置。
JP2265086A 1990-10-04 1990-10-04 角度的位置関係検出方法及びこれを用いたエンコーダ Expired - Fee Related JP2761801B2 (ja)

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