JP2761463B2 - ドレン圧送装置 - Google Patents

ドレン圧送装置

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JP2761463B2
JP2761463B2 JP6220943A JP22094394A JP2761463B2 JP 2761463 B2 JP2761463 B2 JP 2761463B2 JP 6220943 A JP6220943 A JP 6220943A JP 22094394 A JP22094394 A JP 22094394A JP 2761463 B2 JP2761463 B2 JP 2761463B2
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Japan
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drain
tank
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valve
inlet
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邦雄 藤井
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気除湿装置、冷
却器等から発生するドレンを一つ所に集め、溜ったドレ
ン水を定期的に外部へ排出するためのドレン圧送装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】これまでドレン圧送装置としては、ドレン
ピット内に各種冷却機器からドレンを集め、タンク内に
ドレンが所定量溜った時に、送水ポンプを作動させてタ
ンクからドレン水を吸引して、外部へオイルと水とがエ
マルジョンの状態で混合されたドレン水を排出するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のドレン圧送装置の場合は、ドレンピット内に溜る
ドレンの量が非常に少ないこと、僅かな量のドレン水を
送るためにホースの太さも細くする必要があること、ま
たこれにあった送水ポンプは非常に高価であると共にポ
ンプ駆動時間が極めて短く、ポンプを有効利用する訳に
はいかなかった。そこで、本発明はかかる従来技術の不
都合に鑑みなされたもので、ホースの太さに関係なく所
定のインターバルで少しづつドレン水を送水することが
でき、エマルジョンに含まれる空気や油の影響を受ける
ことがないドレンの圧送装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、底部
がテーパー状に形成され、斜めに傾けてドレンピット内
に設置された圧送タンクと、該タンクの底部と連通する
ドレン排出口及びドレン注入口と、前記ドレン注入口と
接続されたフィルタ付チャッキバルブと、前記ドレン排
出口と接続された排出チューブと、前記圧送タンクの上
部に設けた空気入口とチューブを介して接続された圧縮
空気又は大気と連通する三方弁とからなり、前記圧送タ
ンクのドレン排出口がタンク内のドレン排出方向に沿っ
て形成され、ドレン注入口がドレンの排出方向に対して
略直角で排出部付近に形成され、前記三方弁が所定時間
圧縮空気を圧送タンクに供給した後に圧送タンクに大気
圧を供給するように構成されたドレン圧送装置により本
目的を達成する。
【0005】
【作用】本発明にかかる装置では、圧送タンクがドレン
ピット内に斜めに傾斜させて設置されている関係から、
傾斜させていればさせているほどドレンピット内のドレ
ン量が少なくてもチャッキバルブを介して圧送タンクの
排出口からドレン水がタンク内に流入し、圧送タンク内
を満タンにすることができる。圧送タンク内が満タンに
なった時、三方弁が作動して圧縮空気を圧送タンクに供
給する。するとタンク内のドレン水は圧縮空気の圧力に
より押し出されて排出口から出ていく。この時、ドレン
注入口がドレン排出方向に対して略垂直に形成されてい
る関係から、流動するドレンの流れの影響を受けにくい
共にチャッキバルブの弁が上方に作動して口を閉塞す
るためにドレン排出口から押し出されるように外部へ排
出される。
【0006】この排出作用が空気圧による押し出し作用
であるために、ドレンのエマルジョン状態に含まれる空
気に影響されることなくドレン水を排出する。排出され
た後は再び弁手段が作動して圧送タンクを大気圧と連通
させる。すると圧送タンク内も大気圧となり、チャッキ
バルブの弁は自重で下降するのでタンク内に溜ったドレ
ン水の水圧によりチャッキバルブ、ドレン注入口を介し
てドレン圧送タンク内にドレン水が溜っていく。溜った
ドレン水は所定時間経過した後に弁手段が作動して圧縮
空気が圧送タンクに供給され、ドレン水が排水されるこ
とになる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1において1は、各冷却器から発生す
るドレンを貯溜するドレンピットであり、該ドレンピッ
ト1の底には、底部2aがテーパー状に形成された圧送
タンク2が斜めに傾けて設置されている。圧送タンク2
の排出口3は、ドレン排出口4及びドレン注入口5とに
分岐している。ドレン排出口4はチューブを介してドレ
ン排出部と連通しており、ドレン注入口5はチャッキバ
ルブ6と接続されている。尚本実施例では、ドレン排出
口4の断面積は、圧送タンク2の水平部分の断面積の4
0分の1程度以下となるように設計されている。ドレン
注入口5は、排出口3に対して略垂直で排出部付近に接
続されている。
【0008】チャッキバルブ6は、天井部と底部が開放
された本体7と、該本体7内において上下に作動するこ
とにより天井部の開放部を開閉する筒状の弁8と、該弁
8の側面部に開放された穴9とからなり、本実施例では
本体7の天井部にはごみ等が侵入しないようにフィルタ
10が接続されている。
【0009】圧送タンク2の上部は図示しないチューブ
を介して、弁手段12と接続されており、該弁手段12
は圧送タンク2に対して大気圧又は圧縮空気を供給す
る。本実施例では、この弁手段は電磁三方弁で構成され
ており、制御手段14からの指示により圧送タンク2を
圧縮空気側又は大気圧側と連通させる。本実施例では圧
送空気圧を1〜1.5kgf/cm2 にしてチャッキバルブが
確実に作動するように構成している。
【0010】次に図2に示すものは、図1に示す装置を
利用した本発明の第2実施例にかかる圧送装置のブロッ
ク図であり、レベルスイッチ16がドレンピット1内に
ドレンの吸入下限に設けてあり、その検知信号が制御手
段14に送信される。18は、ドレン圧送タンク2の圧
送先タンクであり、該圧送先タンク18の上部にもタン
クのオーバーフローを防ぐ意味でレベルスイッチ20が
設置されており、その検知信号は制御手段14に送信さ
れる。
【0011】以上述べた構成において、制御手段14に
よる電磁弁12の制御の仕方として以下の方法を採る。 (1)制御手段14内にタイマーを内蔵しておき、所定
時間毎にドレン水を圧送するために電磁弁をONにして
圧縮空気を圧送タンクに供給する。 (2)圧送タンク2内に図3に示すようにフロート式の
下限レベルスイッチ22と上限レベルスイッチ23を設
置しておき、該レベルスイッチの検知信号に基づき表1
に示すように電磁弁12の制御を行う。
【0012】
【表1】
【0013】(3)ピット内に設置したレベルスイッチ
16と圧送先タンク18に設置したレベルスイッチ20
に基づき圧送先のタンクがオーバーフローしないように
表2に示すように電磁弁12の制御することにより圧送
サイクルのON・OFFを行う。
【0014】
【表2】
【0015】以上述べた構成において、本実施例の表1
に示す制御方式にかかる装置ではドレンピット1内に溜
ったドレン水は油と水が混在したエマルジョンの状態に
あり、そのドレン水がチャキバルブ6のフィルター1
0、ドレン注入口5を介して圧送タンク2内に流動す
る。圧送タンク2は電磁弁12が大気圧と連通させてい
る関係からドレンピット1内の水と平衡状態となるまで
溜ろうとする。しかし圧送タンク2内の上限レベルスイ
ッチ23がONの状態となり、電磁弁12が、OFFか
らONに切り替わる。
【0016】その結果電磁弁12が切り替わり、圧送タ
ンク2に圧縮空気が供給されるとタンク2内のドレンを
下方に押し出す。このとき注入口5付近のドレンにも圧
力がかかり、その圧力によりチャッキバルブ6の弁8が
開放部を閉塞するために、ドレンピット1へのドレン及
び圧縮空気の排出を防ぐために、ドレンの流れは排出口
4へ向けてのものとなる。そしてドレン排出口4からチ
ューブを介してドレン圧送先18に送水される。次に圧
送タンク2内のドレンが全て排出された時タンク2内の
下限スイッチ22がONの状態となり、電磁弁12をO
FFに切り替る。すると圧送タンク2内には大気圧が供
給されることになり、まず電磁弁12のイクゾーストか
ら圧縮空気が放出され、ドレンの圧送は停止すると共に
チャッキバルブ6の弁8が自重により下降し再び注入口
5を介して圧送タンク2にドレンが注入されることにな
る。
【0017】また図2に示す安全機構が備わった装置で
は、チャッキバルブ6が大気中に露出しない位置にレベ
ルスイッチ16が装着されており、また圧送先タンク1
8が満タンとなる位置にレベルスイッチ20が装着され
ているので、ドレンピット1内のドレンが所定レベル以
上で、圧送先タンク18が満タンではない時にのみ前述
した圧送サイクルが作動し、それ以外の時には安全機構
の信号を優先して圧送のための電磁弁12の切替を制御
するようになっている。
【0018】
【効果】以上述べたように本発明にかかるドレン圧送装
置では、従来のポンプによる吸引する方式に比較してド
レン水に含まれる空気や油の影響を受けることなくドレ
ン水を押し出す形で排出することができる。また本発明
にかかる圧送タンクでは、傾斜させたタンクで構成して
いるためその底部がテーパー状となるため、ドレンピッ
ト内のドレン水が少しでもタンク内を満タンにすること
ができると共にドレン水をスムーズに押し出すことがで
きる。ドレン注入口とタンクの排出口との連結部が排出
口に対して垂直で排出部付近に形成され、圧送タンクの
ドレン注入口にチャッキバルブを設けているので、圧送
タンク内に供給された圧縮空気がドレンピット内に噴出
しにくいと共に送水後はバルブの弁が自重により下降す
るように構成したので確実にタンク内のドレン水を排出
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる装置の断面図であ
る。
【図2】 第2実施例にかかる圧送装置のブロック図で
ある。
【図3】 圧送タンクの他の実施例を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ドレンピット 2 圧送タンク 3 排出口 4 ドレン排出口 5 ドレン注入口 6 チャッキバルブ 7 バルブ本体 8 弁 9 穴 10 フィルター 12 弁手段 14 制御手段 16 レベルスイッチ 18 圧送先タンク 20 レベルスイッチ 22 下限レベルスイッチ 23 上限レベルスイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部がテーパー状に形成され、斜めに傾
    けてドレンピット内に設置された圧送タンクと、該タン
    クの底部と連通するドレン排出口及びドレン注入口と、
    前記ドレン注入口と接続されたフィルタ付チャッキバル
    ブと、前記ドレン排出口と接続された排出チューブと、
    前記圧送タンクの上部に設けた空気入口とチューブを介
    して接続された圧縮空気又は大気と連通する三方弁とか
    らなり、前記圧送タンクのドレン排出口がタンク内のドレン排出
    方向に沿って形成され、ドレン注入口がドレンの排出方
    向に対して略直角で排出部付近に形成され、 前記三方弁が所定時間圧縮空気を圧送タンクに供給した
    後に圧送タンクに大気圧を供給するように構成されてい
    ることを特徴とするドレン圧送装置。
  2. 【請求項2】 三方弁による圧送タンクへの圧縮空気と
    大気圧の供給が、所定間隔で行われるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のドレン圧送装置。
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JP5396667B2 (ja) * 2010-06-08 2014-01-22 オリオン機械株式会社 ドレン水の送水システムおよびドレン水の浄化システム
CN108088156B (zh) * 2017-12-01 2021-10-29 海尔智家股份有限公司 化霜排水组件及具有其的冰箱

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JPS6033132U (ja) * 1983-08-11 1985-03-06 松下冷機株式会社 空気調和機のドレン水排水装置
JPS6060627U (ja) * 1983-10-03 1985-04-26 松下冷機株式会社 空気調和機等の排水装置

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