JP2760700B2 - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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JP2760700B2
JP2760700B2 JP4136470A JP13647092A JP2760700B2 JP 2760700 B2 JP2760700 B2 JP 2760700B2 JP 4136470 A JP4136470 A JP 4136470A JP 13647092 A JP13647092 A JP 13647092A JP 2760700 B2 JP2760700 B2 JP 2760700B2
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康弘 大島
潤二 宮田
稔 京谷
孝次 藤原
秀雄 大倉
昭男 松井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈機に関し、詳しく
は、多連式リールモーアを備えた芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記芝刈機において、従来では、例えば
実開平2‐102925号公報で開示されるように、走
行機体における搭乗運転部の下方箇所に左右中央側の第
1リールモーアを配置し、その前方側に左右一対の第
2,第3リールモーアを配置して、第1リールモーアの
上方を通過する左右一対の支持フレームの先端部に第
2,第3リールモーアを連結支持する構成とし、左右の
支持フレームに第2,第3リールモーアを昇降揺動する
油圧シリンダを夫々取付け、この油圧シリンダに対する
油圧制御弁は走行機体側に配備する構成のものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造では、中央の第1リールモーアが搭乗運転部の下方箇
所に位置するから、作業走行中に芝刈り作業状況を目視
することができず、作業の仕上がり具合を確認すること
ができない欠点があり、又、第1リールモーアの上方側
を支持フレームが通過する構造であるから、芝刈り装置
全体を昇降させる際、その上昇量が大きく採れない欠点
もあった。本発明は上記不具合点を解消することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、機
体前部に搭乗運転部を備えた走行機体の前部に、昇降リ
ンクを介して昇降自在に芝刈り装置を連結し、前記芝刈
り装置を左右中央前部側の第1リールモーアと後方側の
左右一対の第2,第3リールモーアとで構成するととも
に、第2,第3リールモーアを接地追従自在な作業姿勢
と、上方側に持ち上げた非作業姿勢とに亘り油圧シリン
ダにより昇降自在に設け、更に、前記第2,第3リール
モーアの間における前記搭乗運転部の下方箇所から外れ
た位置に、前記油圧シリンダとそれに対する油圧制御機
構を配備し、かつ、前記油圧シリンダを縦向き姿勢で設
置してある点にある。
【0005】
【作用】走行機体の前部において、第1リールモーアを
中央前方側に配置し、その後方側左右両側に第2,第3
リールモーアを配置するので、搭乗運転部の操縦者が全
てのリールモーアを目視することができ、芝刈り作業の
際にその作業状況を確認し易いものとなる。又、第2,
第3リールモーア昇降用の油圧シリンダや油圧制御機構
を、搭乗運転部の運転部ステップなどで遮断されて操縦
者の視界の陰になる第2,第3リールモーアの間に収ま
るように設置して、これらの油圧シリンダや油圧制御機
構が走行時の視界の妨げになることを防止しながらも、
路上走行等において芝刈り装置全体を上昇させる際に
は、芝刈り装置から上方に突出する状態となるこれらの
油圧シリンダや油圧制御機構が搭乗運転部の運転部ステ
ップなどに干渉することがないので、芝刈り装置全体の
上昇量を大きくすることができる。
【0006】
【発明の効果】従って、効率的な配置構造により、芝刈
り装置をコンパクトな配置構成にすることができるとと
もに、作業状況の視認性が向上し、かつ、非作業走行時
の走行安全性を向上できて、全体的に作業性に優れた芝
刈機を提供できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に乗用型芝刈機の全体側面を示している。この芝刈機
は、乗用型走行機体の前部に芝刈り装置1を昇降自在に
連結して構成してある。走行機体は、機体前部に搭乗運
転部2を設け、後部に原動部3を配備するとともに、非
操向型の左右前輪4と操向操作自在な左右後輪5の夫々
を駆動して4輪駆動型に構成してある。左右後輪5はス
テアリングハンドル6の操作に基づいてステアリングシ
リンダ6aにより操向揺動するよう構成するとともに、
所定角度以上に操向揺動すると、回転周速度が前輪4の
周速度よりも大になるよう駆動系を構成してある。左側
前輪フェンダー7の後方下方側に作動油タンク8を配備
し、この作動油タンク8は前輪4の外方端よりも機体内
方側に位置するよう構成してある。
【0008】前記芝刈り装置1は、図2に示すように、
前方側中央部に1個のリールモーア9aを配備し、その
後方に2個のリールモーア9b,9cを左右に並列配備
するとともに、夫々を油圧モータ10a,10b,10
cにより回転駆動するよう構成し、全体が第1油圧シリ
ンダ11により昇降するよう構成してある。詳述する
と、図3〜図5に示すように、走行機体の機体フレーム
12の前部に横軸芯X1周りで上下揺動自在に枢支した
左右一対の昇降リンク13,13を、第1油圧シリンダ
11により回動駆動されるリフトアーム14により長孔
融通15を介して駆動昇降自在並びに接地状態で長孔相
当分だけ自由に上方に退避自在に構成してある。この昇
降リンク13,13の前端部に平面視略T字形の支持フ
レーム16を差し込みピンで抜け止めして連結してあ
る。前記支持フレーム16の前端部には中央の第1リー
ルモーア9aを前後軸芯並びに横軸芯周りで自由揺動自
在に支持してあり、支持フレーム16の前後途中部から
左右横方向に固定延設した一対のブラケット17,18
の左右両側に前後軸芯Y1周りで上下揺動自在な揺動ア
ーム19,20を枢支連結し、各揺動アーム19,20
の先端部に左右の第2,第3リールモーア9b,9cを
前後軸芯並びに横軸芯周りで自由揺動自在に支持してあ
る。各リールモーア9a,9b,9cの揺動支持構成
は、図9に示すように、支持フレーム16あるいは揺動
アーム19,20の枢支ボス部等の支持部に内嵌される
前後向き支軸21に筒部材22を相対回動自在に外嵌
し、この筒部材22に前後支軸21の軸芯Y2と一点で
交差する横軸芯X2を有する左右支軸23を突設し、各
左右支軸23にリールモーアのカバーケース24に連結
具25を介して取付け固定される横筒部26を相対回動
自在に外嵌して、前後左右に揺動して接地追従できるよ
う構成してある。前記横筒部26は、側面視で各リール
モーアの重心位置よりも機体前方に位置するよう配置し
てある。
【0009】図6,図7に示すように、前記各リールモ
ーア9a,9b,9cには前部に全刈幅に亘る倒れ芝の
起立用ローラ32を支承するとともに、後部に筒状の後
ローラ33を支承してある。起立用ローラ32は、左右
支持部材34,34に亘って架設した支軸35に所定間
隔おきに小径部と大径部とを交互に形成して、倒れ芝の
引き起こし作用を発揮するよう構成し、左右両側部32
aを鉄性に構成し、中央側32bは合成樹脂性で構成し
てある。後ローラ33は、左右の支持具36,36に亘
って架設した支軸37の左右両側部に鉄性の輪体33a
を外嵌し、これらの輪体33aに亘って合成樹脂性の筒
体33bを外嵌して構成して、軽量化を図っている。図
8に示すように、カバーケース24の左右側壁に亘って
架設延設した支持部材38に固定刃39を取付けるとと
もに、支持部材38の上部に斜め姿勢の案内面を有する
合成樹脂材からなる切芝ガイド部材40を設けてある。
又、前記各ローラ32,33はカバーケース24に対し
て相対的に一体上下移動調節自在に構成してある。つま
り、左右の支持具36,36と左右支持部材34,34
を夫々連結具41で一体連結するとともに、ネジ式高さ
調節機構42により一体的に上下移動して刈高さを変更
できるよう構成してある。
【0010】前記各揺動アーム19,20は、前記各ブ
ラケット17,18の間に縦姿勢で配備された第2、第
3油圧シリンダ43,44により横側方に突出する作業
姿勢と上方に揺動した格納姿勢とに亘って揺動駆動する
よう構成し、上記格納姿勢に向けて揺動アーム19,2
0を上昇揺動させる途中において前記横筒部26に位置
固定状態のストッパー45が接当して左右の第2,第3
リールモーア9b,9cの上方倒れ角度を大きくさせて
格納量を大にさせるよう構成してある。前記ストッパー
45は円筒状の横筒部26に対して円滑に作用するよう
中凹み状の回動ローラで構成してある。又、前記第2、
第3油圧シリンダ43,44に対する各電磁式油圧制御
弁ブロックV1〔油圧制御機構の一例〕を前記各ブラケ
ット17,18に亘って載置固定した取付板46に載置
固定してあり、第2,第3リールモーア9b,9cの回
転駆動用油圧モータ10b,10cを夫々のリールモー
ア9b,9cの機体内方側の前記ブラケット17よりも
少し後方側に配置させ、第2,第3リールモーア9b,
9cの間の左右中央に位置する支持フレーム16とブラ
ケット17とにより形成される凹部空間に有効に入り込
ませて配備してある。又、各リールモーアの回転駆動用
油圧モータ10a,10b,10cに対する油圧制御弁
ブロックV2も前記取付板46に載置固定してある。
【0011】図10に油圧回路を示している。エンジン
により駆動されるメイン油圧ポンプP1からの圧油をス
テアリングバルブ機構V3及び3位置切換弁47を介し
て第1油圧シリンダ11に供給する一方、前記切換弁4
7が中立位置あるいは下降位置にあるとき、第2、第3
油圧シリンダ43,44に対する油圧制御弁ブロックV
1に圧油を供給するよう昇降用油圧回路を構成してあ
る。この油圧制御弁ブロックV1は5個の電磁弁で成
り、夫々の電磁弁は搭乗運転部2の座席横側に配備した
スイッチ類により切り換え操作されるよう構成してあ
る。又、図11に示すように、走行機体の前部に設けら
れる動力取り出し軸により駆動されるサブ油圧ポンプP
2からの圧油が、停止及び正逆転切り換え自在な3位置
切換弁48を介して直列接続状態の各油圧モータ10
a,10b,10cに供給されるようモーア駆動回路を
構成してある。各油圧モータ10a,10b,10cの
近くには夫々の油圧モータに対する圧油流動をバイパス
路を介して迂回させる非駆動状態に設定自在な駆動停止
弁49,50,51を設けてある。そのうち、第2,第
3リールモーア9b,9cに対する駆動停止弁50,5
1は、これらのリールモーアを格納上昇揺動させると自
動的に停止状態に切り換わるよう構成してある。つま
り、前記各駆動停止弁50,51は、図12に示すよう
に、前記各揺動アーム19,20が格納位置まで上昇揺
動すると、揺動アーム19,20自身がスプールに接当
作用して、直接、切り換え操作する位置に配備して、前
記ブラケット17から立設した支持部52に取付け固定
してある。そして、この駆動停止弁50,51のスプー
ル53はスプリング54により外方突出付勢してあり、
揺動アームとの接当により押し込み操作して油路を切り
換えるよう構成し、スプール53に形成した鍔部53a
と支持部52との金属同士による接当衝撃をゴム板55
により緩和するよう構成してある。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】芝刈機の全体平面図
【図3】芝刈り装置の側面図
【図4】芝刈り装置の平面図
【図5】格納作動部の正面図
【図6】リールモーアの側面図
【図7】リールモーアの一部切欠平面図
【図8】固定刃取付け部の側面図
【図9】リールモーア支持機構の斜視図
【図10】油圧回路図
【図11】油圧回路図
【図12】駆動停止弁の側面図
【符号の説明】
1 芝刈り装置 2 搭乗運転部 9a 第1リールモーア 9b 第2リールモーア 9c 第3リールモーア 13 昇降リンク 43,44 油圧シリンダ V1 油圧制御機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 京谷 稔 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 藤原 孝次 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 大倉 秀雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 松井 昭男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平5−103522(JP,A) 実開 平2−102925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/63 - 34/86

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部に搭乗運転部(2)を備えた走
    行機体の前部に、昇降リンク(13),(13)を介し
    て昇降自在に芝刈り装置(1)を連結し、前記芝刈り装
    置(1)を左右中央前部側の第1リールモーア(9a)
    と後方側の左右一対の第2,第3リールモーア(9
    b),(9c)とで構成するとともに、第2,第3リー
    ルモーア(9b),(9c)を接地追従自在な作業姿勢
    と、上方側に持ち上げた非作業姿勢とに亘り油圧シリン
    ダ(43),(44)により昇降自在に設け、更に、前
    記第2,第3リールモーア(9b),(9c)の間にお
    ける前記搭乗運転部(2)の下方箇所から外れた位置
    に、前記油圧シリンダ(43),(44)とそれに対す
    る油圧制御機構(V1)を配備し、かつ、前記油圧シリ
    ンダ(43),(44)を縦向き姿勢で設置してある芝
    刈機。
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