JP2760598B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2760598B2
JP2760598B2 JP25568789A JP25568789A JP2760598B2 JP 2760598 B2 JP2760598 B2 JP 2760598B2 JP 25568789 A JP25568789 A JP 25568789A JP 25568789 A JP25568789 A JP 25568789A JP 2760598 B2 JP2760598 B2 JP 2760598B2
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隆 加藤
英昭 神谷
純一 布留川
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はモーターによって駆動されるダンパー装置を
具備し、更に庫内を脱臭する脱臭器を設けた冷蔵庫に関
する。
(ロ)従来の技術 従来この種冷蔵庫では、モーターによってダンパー装
置を駆動する場合出願人が先に出願した特願昭63−2778
84号公報の如くモーターを吹出口の上方に配置して浸水
を防止している。その関係上バッフルは上端を枢支側と
して取り付けており、冷気は吹出口からそのまま下方に
伸びるダクトを介して流下供給している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ここで近年では庫内の脱臭器としてオゾンを用いた脱
臭器が使用されて来ているが、これはオゾン発生器やオ
ゾン分解触媒を具備するため比較的容積が大きく、庫内
有効容積を狭める結果となる。一方、ダクト内に脱臭器
を収納すると、庫内容積は狭いものの、取り外し交換が
できない。
そこでダンパー装置のダンパーカバー内に係る脱臭器
を取り付ければ係る不都合も解消されるが、前述の如き
冷蔵庫のバッフルの下方に配設するとダンパーカバーが
下方に異常に拡大され、このダンパーカバーによって庫
内有効容積が狭められる欠点があった。
本発明は係る課題を解決するために成されたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、冷気の吹出口を開閉するバッフルとこれを
駆動するモーターとを具備したダンパー装置を、モータ
ーが吹出口の上方に位置しバッフル上端を枢支した状態
で取り付け、吹出口から吹き出された冷気をそのまま下
方に延在するダクトを通して貯蔵室に供給する冷蔵庫に
於て、前記ダンパー装置を被覆するダンパーカバー内に
バッフルの側方から下方のダクトに連通するバイパス通
路を形成し、この通路内に脱臭器を配置したものであ
る。
(ホ)作用 本発明によればモーターによって駆動されるダンパー
装置を具備した冷蔵庫のダンパーカバー内のバッフル側
方に脱臭器を設置するのでダンパーカバーを下方に拡大
する必要がなくなり、庫内有効容積を狭めない。
(ヘ)実施例 次に本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1図
はダンパーカバー23の前断熱材53部分の断面図、第2図
は氷温室用バッフル22部分の冷蔵庫の縦断面図、第3図
は冷蔵室用バッフル21部分の冷蔵庫の縦断面図をそれぞ
れ示す。第2図及び第3図において1は外箱2内箱3間
に断熱材4(例えば発泡ポリウレタン)を現場発泡方式
にて充填して前方に開放する断熱箱体5を構成された冷
蔵庫であり、庫内は断熱性の仕切壁6で上下に区画さ
れ、上方を冷凍室7、下方を冷蔵室8とされている。仕
切壁6内に形成した冷却室9内には冷却器10が収納設置
され、その後方の断熱箱体5背壁には送風機12が冷却器
10に対向して取り付けられている。13は送風機12部分か
ら上方に延在して形成した冷凍室用ダクトで、吹出口14
にて冷凍室7に開放する。又、送風機12部分からは冷蔵
室用ダクト15及び氷温室用ダクト16が下方に分岐して延
在し、冷蔵室8上部の内箱3背壁の吹出口17,18にてそ
れぞれ開放する。この吹出口17及び18に対してダンパー
装置20が傾斜して取り付けられ、冷蔵室用バッフル21は
吹出口17を、又、氷温室用バッフル22は吹出口18をそれ
ぞれ開閉する。24はダンパーカバー23の下端に接続され
て内箱3背壁を下方に延在するダクト部材で内部を区画
して形成した冷蔵室用通路25及び氷温室用通路26上端が
ダンパーカバー23下端の吐出口27,28にそれぞれ連通さ
れ、冷蔵室用通路25下端は封止されている。
冷蔵室8下部は仕切前部材30及び31と、それらの後方
にそれぞれ架設された仕切板32及び33によって仕切ら
れ、仕切板32と33間に上方開放の容器34が配置され、内
部を氷温室35とすると共に、仕切板33下方には上方開放
の容器36が配置され、内部を野菜室37とされる。38,39,
40及び41は各室7,8,35及び37に対応する扉であり、容器
34,36は扉40,41裏面にそれぞれ取り付けられ、それと共
に引き出し自在とされている。42はダンパーカバー23前
方の冷蔵室8最上部に引き出し自在に架設した容器状の
棚で、その下方には更に二段の物品載置棚43,44が架設
されている。
第1図において、ダンパー装置20は単一のモーター47
によって2つのバッフル21,22双方を位相差を有して駆
動するものであり、それによって冷蔵室8と氷温室35の
温度制御を独立して行える様にしている。ダンパー装置
20は基板49の裏側上部にモーター47が取り付けられ、前
面側にバッフル21,22が並設されており、バッフル21及
び22は上端を回動自在に枢支されて対応する吹出口17,1
8を開閉する。
ダンパーカバー23は前断熱板53、それの後面に合致す
る後断熱板54とから構成され、冷蔵室8の背壁上隅部に
配置され、ダンパー装置20はモーター47を吹出口17及び
18の上方に位置せしめた状態で前後断熱板53,54間に挾
持されて取り付けられる。
冷却器10の除霜水が冷却室9から溢れた場合、或いは
暖気の進入によってその中の水分がダクト15或いは16内
面で凝結すると、それらの水はダクト15或いは16内面を
伝わって吹出口17,18まで流下してくる。しかしながら
モーター47は吹出口17,18より上方に位置する為、吹出
口17,18に流下して来た水によってモーター47が浸水す
ることがなく、従って凍結や巻線のショート等の故障を
防止できる。
前断熱板53の後面にはバッフル21,22それぞれに対応
したバッフル移動用の空間62,63が凹陥してそれぞれ独
立形成されており、氷温室用バッフル22が位置する空間
63下端に連通し、斜め下方に降下して下端の吐出口28に
連通する通路66が形成され、更に冷蔵室用バッフル21が
位置する空間62上端に連通し、トラップを形成して側方
を降下して下端の吐出口27に連通する通路65が形成され
ている。冷却器10にて冷却された冷気は送風機12に吸引
され、上下方向に吹き分けられ、冷凍室7へは冷凍室用
ダクト13を通って吹出口14より吹き出される。送風機12
から冷蔵室用ダクト15及び氷温室用ダクト16に流入した
冷気は、各吹出口17,18よりそれぞれ吹き出され、空間6
2,63にそれぞれ流入する。
空間62を上昇して通路65を降下する冷気の一部は前断
熱材53に形成した吐出口81から冷蔵室8に吹き出され、
残余の冷気は吐出口27から冷蔵室用通路25に流入し、ダ
クト部材24に形成した吹出口82から冷蔵室8に吹き出さ
れる。
一方、空間63の側方には氷温室用バッフル22の側方か
ら鉤状に曲がって下方の吐出口28に連通するバイパス通
路86が形成され、このバイパス通路86内に脱臭器87が収
納設置される。脱臭器87はバイパス通路86の形状に合致
した鉤型形状を呈したケース88内にオゾン分解触媒89,9
0及びオゾン発生器91を取り付けて成り、更に図示しな
い高電圧発生装置をケース88の後面に取り付け、後断熱
材54に埋設して取り付けられている。オゾン分解触媒89
は氷温室用バッフル22側方に位置せしめられ、触媒90は
吐出口28側に位置する。オゾン発生器91はセラミック等
の誘電体の板に電極を形成したもので、触媒89及び90間
に配置される。この様に脱臭器87はダンパーカバー23内
に収納されるので、故障時等にも容易に修理交換でき
る。又、デッドスペースになりやすいダンパー装置20側
方の空間を利用して脱臭器87を設置しているのでバッフ
ル22下方に設置するものに比してダンパーカバー23の下
方への拡大による冷蔵室8有効容積の縮小が生じない。
氷温室用ダクト16を流下して吹出口18から流出した冷
気はほぼ垂直下方に指向したバッフル22に衝突して一部
は下方に指向せられ、通路66に流入してそこを降下する
が、バッフル22に衝突した冷気の一部は側方の脱臭器87
に流入し、触媒89を通過してオゾン発生器91に至る。発
生器91では電極間の印加される高電圧によって沿面放電
が発生しており、流入する冷気中の酸素を原料としてオ
ゾン(O3)を発生する。発生したオゾンは冷気中の悪臭
成分と共にオゾン分解触媒90に至る。触媒89及び90は非
常に大なる幾何学的表面積を有したハニカム状の部材
で、悪臭成分を保持してオゾンと反応させ、酸化分解せ
しめる。これによって冷気の脱臭がなされる。この時余
った余剰オゾンは触媒90によって分解され酸素分子とな
る。また、吹出口18の閉塞中に逆流入しようとする残存
オゾンは触媒89によって分解される。
脱臭器87で脱臭された冷気及び通路66を通過した冷気
はダクト部材24内の氷温室用通路26に流入し降下する。
この通路26下端26Aは仕切板32内部に形成した冷気通路8
3後端と連通し、更に冷気通路83下面には氷温室35上方
に対応した吹出口84が形成されている。従って通路26を
降下して来た冷気はこの冷気通路83を前方に移動し、吹
出口84から氷温室35上方に流下し、氷温室35を前記氷温
帯に維持する。下方の野菜室37は氷温室35から流下する
冷気が仕切板33の透孔33Aより流入することによって容
器36周囲から冷却される。
送風機12とコンプレッサ93は冷凍室7の温度に基づい
て制御され、冷凍室7内を凍結温度に冷却する。ダンパ
ー装置20は冷蔵室8及び氷温室35の温度に基づいてモー
ター47を制御され、バッフル21及び22を独立して開閉制
御することにより、冷蔵室8を+5℃の冷蔵温度に、氷
温室35を−2℃等の氷温帯に維持する。
(ト)発明の効果 本発明によればモーターによって駆動されるダンパー
装置を具備した冷蔵庫のダンパーカバー内のバッフル側
方に脱臭器を設置することができるのでダンパーカバー
を下方に拡大する必要はなく、庫内有効容積を狭めるこ
とがない。また、ダンパーカバーによって脱臭器を取り
付けるので格別な取り付け具も不要であり、更に、修理
交換も容易に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はダンパーカバーの前断熱材部分の断面図、第2
図は氷温室用バッフル部分の冷蔵庫の縦断面図、第3図
は冷蔵室用バッフル部分の冷蔵庫の縦断面図である。 17,18……吹出口、20……ダンパー装置、21……冷蔵室
用バッフル、22……氷温室用バッフル、23……ダンパー
カバー、24……ダクト部材、47……モーター、86……バ
イパス通路、87……脱臭器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 17/08 306 - 308 F25D 17/08 312 - 313 F25D 23/00 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷気の吹出口を開閉するバッフルとこれを
    駆動するモーターとを具備したダンパー装置を、前記モ
    ーターが前記吹出口の上方に位置しバッフル上端を枢支
    した状態で取り付け、前記吹出口から吹き出された冷気
    をそのまま下方に延在するダクトを通して貯蔵室に供給
    するものに於て、前記ダンパー装置を被覆するダンパー
    カバー内に前記バッフルの側方から下方の前記ダクトに
    連通するバイパス通路を形成し、該通路内に脱臭器を配
    置した事を特徴とする冷蔵庫。
JP25568789A 1989-09-29 1989-09-29 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2760598B2 (ja)

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JP2002106991A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Sanyo Electric Co Ltd ヘリウム圧縮機ユニット

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