JP2759273B2 - ベニヤ単板の切断装置 - Google Patents

ベニヤ単板の切断装置

Info

Publication number
JP2759273B2
JP2759273B2 JP3306489A JP3306489A JP2759273B2 JP 2759273 B2 JP2759273 B2 JP 2759273B2 JP 3306489 A JP3306489 A JP 3306489A JP 3306489 A JP3306489 A JP 3306489A JP 2759273 B2 JP2759273 B2 JP 2759273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
cutting
moisture content
length
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3306489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02212102A (ja
Inventor
馨 近藤
幹夫 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taihei Machinery Works Ltd filed Critical Taihei Machinery Works Ltd
Priority to JP3306489A priority Critical patent/JP2759273B2/ja
Publication of JPH02212102A publication Critical patent/JPH02212102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759273B2 publication Critical patent/JP2759273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、乾燥後のベニヤ単板を3尺、6尺等の任意
の定尺長さに切断するベニヤ単板の切断装置に関するも
のである。
「従来の技術」 一般的に第4図に示す如く、ベニヤドライヤ1の取出
側から、その繊維方向を搬送方向と直交して連続して排
出されるベニヤ単板2は、ベニヤドライヤ1内の送り装
置3から一旦取出コンベヤ4上へ移乗された後、この取
出コンベヤ4に連設して成るシェヤーカット方式、ロー
タリーカット方式等の切断装置5によって、任意の定尺
長さに切断されている。
このベニヤドライヤ1に搬入される連続状のベニヤ単
板2は、その繊維方向が搬送方向と直交する方向に形成
されており、比重、含水率、樹種等の性状に応じてその
乾燥割合が異なるので、その乾燥割合が変化する毎、ベ
ニヤドライヤ1の送り装置3の速度を増減して対応させ
ており、取出コンベヤ4もこの増減した速度に追従させ
ている。したがって、切断装置5における切断時期は、
通常、取出コンベヤ4の速度に追従するように、任意切
断長さを搬送時間に換算していれば、その基本の搬送時
間に対する増減分を加算若しくは減算する時間として、
また図示例の如く、任意切断長さを搬送距離として捉え
ていれば、取出コンベヤ4の駆動軸6に接続されたモー
タ7にパルス発信器8を設置し、このパルス発信器8か
ら割出した基本の搬送距離に対する増減分を加算若しく
は減算する距離として、各々補正されることになり、任
意切断長に対する切断誤差を防止している。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記切断長さの算定並びに切断時期の
補正は、何れも取出コンベヤ4の周速から割出した搬送
時間、搬送距離であり、ベニヤドライヤ1から搬出され
る連続状のベニヤ単板2の搬送距離と取出コンベヤ4の
搬送距離を同一視しており、仮に両者が同一でないなら
ば、例えばスリップ状態で搬送されていれば、この時点
で既に任意切断長に対する切断誤差が発生していること
になる。このスリップ状態は、異樹種のベニヤ単板2の
乾燥割合の相異から、ベニヤドライヤ1の送り装置3の
速度を変更する時に特に発生し易く、また、巻玉からベ
ニヤ単板巻戻し時に設定した弛み量以上に乾燥によって
繊維が収縮し、ベニヤドライヤ1側へベニヤ単板2を引
っ張ることによっても発生する。
また、比重、含水率、樹種等の性状が異なる原木から
切削されるベニヤ単板2を、ベニヤドライヤ1において
乾燥する場合、その乾燥割合の変化が搬送方向、並びに
搬送方向に直交するどの部分においても画一的に発生す
るものではなく、搬送方向、並びに搬送方向に直交する
部分に不均一な収縮むらと発生する。
その原因として考えられるものの一つとしては、原木
を玉切りする際、その元口と末口の各径に相異に伴って
ベニヤレースによる切削時に繊維方向の捻れが発生した
り、切削されたベニヤ単板2の両端部分に含水率の高低
差が発生することによる。この含水率の高低差に伴っ
て、ベニヤドライヤ1における搬送途上、その搬送方向
に直交する一端、或いは両端にあばれ、割れ等が生じ、
特に、この両端部分における含水率の高低差が顕著とな
れば、搬送される連続状のベニヤ単板2は、高含水率側
が第5図に示すようにしわ状に、低含水率側が第6図に
示すように平坦状となる。
この状態下、切断直後の任意の切断長部分においてさ
え、第7図に示すように台形状となり、中央部の長さに
比して、しわ状になっている高含水率側が長く、逆に平
坦状になっている低含水率側が短くなっている。また、
切断装置5の手前において設置された搬送規制装置(図
示せず)を通過する際、低含水率側内方がスリップ状態
で送られ、高含水率側外方がしわを重畳する状態で送ら
れることにより、さらに切断後における台形状が増幅さ
れることにもなる。
しかして、乾燥後の連続状のベニヤ単板2を任意の定
尺長さに切断する際、通常、ラフカットと称してやや長
めに定尺長さを設定しているのであるが、上記傾向がさ
らに助長されると、搬送方向の両端部分に長短のばらつ
きが広がり、ラフカットを織り込んだ定尺長さをも満た
ないことになり、製品価値を低下させていた。
「課題を解決するための手段」 本発明は叙上に鑑み、まず第1に、ベニヤドライヤの
ベニヤ単板取出側に設置された取出コンベヤの搬送方向
に直交する両端近傍に、乾燥後の連続状のベニヤ単板の
表面に追随してその長さを測定するベニヤ単板測定器を
一対配置すると共に、制御器へ各測定値と切断長設定器
からの任意切断長を出力して各測定値の何れもが任意切
断長に至る時、前記取出コンベヤに連係して設置された
切断装置へ任意切断長の切断信号を出力して、前記ベニ
ヤ単板測定器の位置から切断装置までの距離分の搬送に
要する時間と、前記切断装置の刃物の切断開始位置から
切断完了位置までの移動に要する時間を比較して、距離
の搬送に要する時間から切断に要する時間を減算して、
ベニヤ単板が搬送される毎に、前記切断装置を作動させ
るものである。
また第2には、ベニヤドライヤのベニヤ単板取出側に
設置された取出コンベヤの搬送方向に直交して、乾燥後
の連続状のベニヤ単板の含水率を検出する含水率検出器
を任意間隔を置いて両端近傍に配置して制御器へ接続
し、ほぼ同位相位置に各ベニヤ単板域の表面に追随して
その長さを測定するベニヤ単板測定器を同数配置して制
御器へ接続し、前記制御器内において両端近傍の含水率
検出器から検出された低い含水率域を検出している前記
ベニヤ単板測定器が、切断長設定器から制御器へ常時出
力されている任意切断長を測定した時、前記取出コンベ
ヤに連係して設置された切断装置へ任意切断長の切断信
号を出力して、前記切断装置を作動させるものである。
さらに、第3としては、ベニヤドライヤのベニヤ単板
取出側に設置された取出コンベヤの搬送方向に直交し
て、乾燥後の連続状のベニヤ単板の含水率を検出する含
水率検出器を両端近傍とほぼ中央部に配置して制御器へ
接続すると共に、前記制御器にベニヤ単板測定器と任意
切断長が設定された切断長設定器を接続し、当該切断長
における中央部の含水率域の検出値と両端近傍の含水率
域の検出値を比較して最低含水率域を特定し、両端近傍
の含水率域の検出値が中央部の含水率域の検出値と同
一、若しくは大であれば、中央部の含水率域の検出値が
最低含水率域であるので、当該切断長の補正をしない
が、制御器内にて最低含水率域の検出値が中央部の含水
率域の検出値より小であればこれを減算し、減算した料
率に相当する第1補正長さを算出して当該切断長に加算
し、さらに、制御器に接続された含水率設定器の管理含
水率の値と中央部の含水率域の検出値と制御器内にて比
較し、中央部の含水率域の検出値が管理含水率の値と同
一、若しくは小であれば、当該切断長に対する補正をせ
ず、管理含水率の値より中央部の含水率域の検出値が高
ければ、中央部の含水率域の検出値から管理含水率の値
を減算し、減算した含水率値に相当する第2補正長さを
も当該切断長に加算し、前記取出コンベヤに連係して設
置された切断装置へ第1,第2補正長さを加算した任意切
断長の切断信号を出力して、前記切断装置を作動させる
ものである。
「実施例」 以下、本発明の各実施例を添付図面に基づいて、構成
より説明する。尚、既に説明した部品については同一番
号を付し、重複して説明しない。
まず、第1実施例を第1図に示したブロック線図に基
づいて説明する。
ベニヤドライヤ1に設置された上下一対より成る送り
装置3から、この送り装置3の速度に同調している取出
コンベヤ4上へ、乾燥後の連続状のベニヤ単板2を排出
する。この取出コンベヤ4の終端においてロータリーカ
ット方式、或いはシェヤーカット方式より成る切断装置
5と連係しているが、この切断装置5の手前、搬送方向
の両端には、取出コンベヤ4上に排出されているベニヤ
単板2の搬送方向両端近傍に位置し、例えば、上部にパ
ルス発信器を下部にゴムロールを配置して、ベニヤ単板
2をその上下より挟み、その表面に追随してベニヤ単板
2の長さを各別に測定するベニヤ単板測定器10が一対配
置されている。各ベニヤ単板測定器10の測定信号は制御
器11へ常時出力されており、一方、この制御器11には連
続状のベニヤ単板2の任意の切断長、例えば3尺、4尺
等を出力している切断長設定器12が接続され、各測定値
と任意の切断長を比較し、各措定値の何れもが任意切断
長に至る時、切断装置5へ任意切断長の切断信号13を出
力するものである。
この時、前記ベニヤ単板測定器10の位置から切断装置
5までの搬送に要する距離L分と、前記切断装置5の刃
物の切断開始位置から切断完了位置までの切断に要する
距離分、即ち、ロータリーカット方式の回転刃が回転胴
に2枚取着してあればπRの距離、またシェヤーカット
方式であればSのストローク距離が各々同一であり、且
つ前記取出コンベヤ4の搬送速度と切断装置5の切断速
度が同調されていれば、この切断信号13はダイレクトに
切断装置5へ出力されるものである。
しかしながら、前記ベニヤ単板測定器10の位置から切
断装置5までの距離L搬送に要する時間と、距離πR、
或いはS移動に要する時間は通常相異しており(前記距
離L搬送に要する時間の方が前記距離πR、或いはS移
動に要する時間に比較して長い)、また、前記取出コン
ベヤ4の搬送速度と切断装置5の切断速度も通常同調さ
れていないので(搬送速度に比較して切断速度の方が速
い)、比較器14と制御器11を連係させることによって両
者を比較し、搬送速度と切断速度を同一とした上で、距
離L搬送に要する時間から距離πR、或いはS移動に要
する時間を減算してベニヤ単板2の切断時期のずれを解
消するものとする。
次に、第2実施例を第2図に示したブロック線図に基
づいて説明する。
この第2実施例は前記第1実施例を基本としており、
取出コンベヤ4上の搬送方向両端近傍に位置する各一対
のベニヤ単板測定器10とほぼ同位相位置に、乾燥後の連
続状のベニヤ単板の含水率を検出する含水率検出器15を
配置して前記制御器11へ接続したものである。
前記制御器11内において、両端近傍の含水率検出器15
から検出された各含水率域のうち、何れか低い含水率域
を検出している側のベニヤ単板測定器10が、切断長設定
器12から制御器11へ常時出力されている任意切断長を測
定した時、切断装置5へ任意切断長の切断信号13を出力
して、ダイレクトに、若しくは前記比較器14を介して前
記切断装置5を作動させるものである。
さらに、第3実施例を第3図に示したブロック線図に
基づいて説明する。
この第3実施例は、前記取出コンベヤ4上の搬送方向
に直交して、乾燥後の連続状のベニヤ単板2の含水率を
検出する含水率検出器15を両端近傍とほぼ中央部に3箇
所配置して、これらを制御器11へ接続している。また一
方、前記取出コンベヤ4の終端側の軸上にパルス発信器
等より成るベニヤ単板測定器10を設置し、前記制御器11
へ接続すると共に、任意切断長が設定された切断長設定
器12も前記制御器11へ接続している。この軸上に設置さ
れたパルス発信器がカウントする距離は、ベニヤ単板2
の蛇行、弛緩状の搬送姿態の文化に拘らず、ほぼ中央部
の搬送距離に近似しているが、中央部に設置された含水
率検出器15とほぼ同位相位置に、前記第1,第2実施例と
同様なベニヤ単板測定器10を設置してもよい。
この制御器11内では、当該切断長における中央部の含
水率域の検出値と両端近傍の含水率域の検出値を比較し
て最低含水率域を特定している。即ち、両端近傍の含水
率域の検出値が中央部の含水率域の検出値と同一、若し
くは大であれば、中央部の含水率域の検出値が最低含水
率域であるので、当該切断長の補正をしないが、制御器
11内にて最低含水率域の検出値が中央部の含水域率の検
出値より小であればこれを減算し、減算した料率に相当
する第1補正長さを算出して当該切断長に加算してい
る。具体的な数値で説明すれば、第3図に示した含水率
検出器15のうち、上部の検出値が30%、中央部の検出値
が20%、下部の検出値が10%であれば、中央部の検出値
から下部の検出値を減算すれば10%となり、この10%に
相当するベニヤ単板2長さを、経験値から第1補正長さ
として割出して加算するものである。
さらに、制御器11には含水率設定器16が接続されてお
り、任意の定尺長さに切断されたベニヤ単板2の平衡含
水率を目安とした含水率である管理含水率の値と、中央
部の含水率域の検出値と制御器内にて比較し、中央部の
含水率域の検出値が管理含水率の値と同一、若しくは小
であれば、当該切断長に対する補正をせず、管理含水率
の値より中央部の含水率域の検出値が高ければ、中央部
の含水率域の検出値から管理含水率の値を減算し、減算
した含水率値に相当する第2補正長さをも当該切断長に
加算している。これもまた具体的な数値で説明すれば、
管理含水率が15%に設定されているならば、中央部の検
出値である20%とこの管理含水率15%との検出値の差は
5%であり、当該切断長の中央部の含水率域が管理含水
率に比して高い5%分のベニヤ単板2の収縮量を、経験
値から第2補正長さとして割出して加算するものであ
る。
任意切断長に対して上記第1,第2補正長さを加算した
切断信号13は、ダイレクトに、若しくは前記比較器14を
介して前記切断装置5へ出力され、前記切断装置5を作
動させるものである。
尚、この第3実施例において、任意切断長に至った含
水率域を管理含水率と比較すべく、制御器11に含水率設
定器16を接続しているが、この含水率設定器15を第2実
施例の制御器11にも接続して、制御器11内において含水
率検出器15からの検出値と、同様な処理を行ってもよ
い。
「効果」 以上のように本発明装置によれば、ベニヤドライヤの
ベニヤ単板取出側に設置された取出コンベヤの搬送方向
に直交する両端近傍に、乾燥後の連続状のベニヤ単板の
表面に追随してその長さを測定するベニヤ単板測定器を
一対配置すると共に、制御器へ各測定値と切断長設定器
からの任意切断長を出力して各測定値の何れもが任意切
断長に至る時、前記取出コンベヤに連係して設置された
切断装置へ任意切断長の切断信号を出力して、前記切断
装置を作動させるので、前記記載した従来装置の如く、
乾燥後の連続状のベニヤ単板2を任意の定尺長さに切断
する際、定尺長さ未満のベニヤ単板の発生率を減少させ
ることができるものである。
また、各ベニヤ単板測定器とほぼ同位相に設置された
含水率検出器によって、低い含水率域を検出している前
記ベニヤ単板測定器が任意切断長を測定した時を切断基
準とすれば、切断後に発生する収縮量が少なくなり、前
記記載したラフカット量を減少できる。
さらに、乾燥後の連続状のベニヤ単板の含水率を検出
する含水率検出器を両端近傍とほぼ中央部に配置して、
当該切断長における中央部の含水率域の検出値と両端近
傍の含水率域の検出値を比較して最低含水率域を特定し
た後、第1補正長さを算出して当該切断長に加算し、ま
た、含水率設定器からの管理含水率の値と中央部の含水
率域の検出値から第2補正長さをも当該切断長に加算し
て切断基準とすれば、切断されるベニヤ単板は切断後に
養生され、平衡含水率に至った定尺長さにより近似する
ことになる。
しかして、定尺長さ未満のベニヤ単板発生率が減少す
ることにより、後段の矧合わせ工程、これに伴う製品価
値の低下等を減少し得、歩留まりの向上が図れるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示すブロック線図、
第2図は本発明装置の第2実施例を示すブロック線図、
第3図は本発明装置の第3実施例を示すブロック線図、
第4図従来装置の平面図、第5図はベニヤ単板の高含水
率側を示す拡大切欠き説明図、第6図はベニヤ単板の低
含水率側を示す拡大切欠き説明図、第7図は従来の切断
後のベニヤ単板を示す説明図である。 1……ベニヤドライヤ、2……ベニヤ単板、 3……送り装置、4……取出コンベヤ、 5……切断装置、8……パルス発信器、 10……ベニヤ単板測定器、 11……制御器、12……切断長設定器、 13……切断信号、14……比較器、 15……含水率検出器、16……含水率設定器、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベニヤドライヤのベニヤ単板取出側に設置
    された取出コンベヤの搬送方向に直交する両端近傍に、
    乾燥後の連続状のベニヤ単板の表面に追随してその長さ
    を測定するベニヤ単板測定器を一対配置すると共に、制
    御器へ各測定値と切断長設定器からの任意切断長を出力
    して各測定値の何れもが任意切断長に至る時、前記取出
    コンベヤに連係して設置された切断装置へ任意切断長の
    切断信号を出力して、前記切断装置を作動させることを
    特徴とするベニヤ単板切断装置。
  2. 【請求項2】ベニヤドライヤのベニヤ単板取出側に設置
    された取出コンベヤの搬送方向に直交して、乾燥後の連
    続状のベニヤ単板の含水率を検出する含水率検出器を任
    意間隔を置いて両端近傍に配置して制御器へ接続し、ほ
    ぼ同位相位置に各ベニヤ単板域の表面に追随してその長
    さを測定するベニヤ単板測定器を同数配置して制御器へ
    接続し、前記制御器内において両端近傍の含水率検出器
    から検出された低い含水率域を検出している前記ベニヤ
    単板測定器が、切断長設定器から制御器へ常時出力され
    ている任意切断長を測定した時、前記取出コンベヤに連
    係して設置された切断装置へ任意切断長の切断信号を出
    力して、前記切断装置を作動させることを特徴とするベ
    ニヤ単板切断装置。
  3. 【請求項3】ベニヤドライヤのベニヤ単板取出側に設置
    された取出コンベヤの搬送方向に直交して、乾燥後の連
    続状のベニヤ単板の含水率を検出する含水率検出器を両
    端近傍とほぼ中央部に配置して制御器へ接続すると共
    に、前記制御器にベニヤ単板測定器と任意切断長が設定
    された切断長設定器を接続し、当該切断長における中央
    部の含水率域の検出値と両端近傍の含水率域の検出値を
    比較して最低含水率域を特定し、両端近傍の含水率域の
    検出値が中央部の含水率域の検出値と同一、若しくは大
    であれば、当該切断長に対する補正をせず、制御器内に
    て最低含水率域の検出値が中央部の含水率域の検出値よ
    り小であればこれを減算し、減算した料率に相当する第
    1補正長さを算出して当該切断長に加算し、さらに、制
    御器に接続された含水率設定器の管理含水率の値と中央
    部の含水率域の検出値と制御器内にて比較し、中央部の
    含水率域の検出値が管理含水率の値と同一、若しくは小
    であれば、当該切断長に対する補正をせず、管理含水率
    の値より中央部の含水率域の検出値が高ければ、中央部
    の含水率域の検出値から管理含水率の値を減算し、減算
    した含水率値に相当する第2補正長さをも当該切断長に
    加算し、前記取出コンベヤに連係して設置された切断装
    置へ第1,第2補正長さを加算した任意切断長の切断信号
    を出力して、前記切断装置を作動させることを特徴とす
    るベニヤ単板切断装置。
JP3306489A 1989-02-13 1989-02-13 ベニヤ単板の切断装置 Expired - Lifetime JP2759273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3306489A JP2759273B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ベニヤ単板の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3306489A JP2759273B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ベニヤ単板の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02212102A JPH02212102A (ja) 1990-08-23
JP2759273B2 true JP2759273B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=12376307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3306489A Expired - Lifetime JP2759273B2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ベニヤ単板の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759273B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02212102A (ja) 1990-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090260744A1 (en) Device and Method for Building a Tyre
US5417265A (en) Infeed method and apparatus for a machining device
US6007017A (en) Method for detecting the position of a web supply roll and for positioning the roll
GB1079550A (en) Roll wrapper
JPH09194093A (ja) ウエブのカール測定方法および装置、カール修正方法および装置、並びにウエブ切断装置
JP2759273B2 (ja) ベニヤ単板の切断装置
JP2759929B2 (ja) 搬送システムのインターバル制御装置
US20060113165A1 (en) Method and apparatus for processing printed articles
WO2008038319A1 (en) Method and device for measuring the properties of moving objects
JPH08198430A (ja) 長尺物の搬送方法およびその装置
JPH0641183B2 (ja) タイヤ成形機における帯状部材の巻付け方法
JP2509430Y2 (ja) 根張材検出装置と皮剥設備
EP3187656B1 (en) Method of producing pulp bales and arrangement for controlling the bale weight profile in a pulp drying machine
FI91957C (fi) Parannettu viljan suuntauslaite
JPH0550113A (ja) クロツプ長切断位置検出装置
JP2557212B2 (ja) ベニヤ単板の巻取り装置
CN113247671A (zh) 具有张力调整机构的输送模块及烘烤装置
CN218776725U (zh) 管材送料机构及管材加工设备
JP2902257B2 (ja) オートスプライス装置
JPH03258502A (ja) ベニヤ単板巻玉の巻戻し装置
JPH05178506A (ja) ラップ切口の補正装置
JP2000007132A (ja) 材料搬送装置
JPH085137Y2 (ja) 搬送物のトレーへの投入装置
JP2727238B2 (ja) トレッドカッター装置に於ける切断長さ制御方法
JPS587156B2 (ja) オビジヨウタンパンノ レンゾクカンソウホウホウ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080320

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term