JPH0550113A - クロツプ長切断位置検出装置 - Google Patents
クロツプ長切断位置検出装置Info
- Publication number
- JPH0550113A JPH0550113A JP21215091A JP21215091A JPH0550113A JP H0550113 A JPH0550113 A JP H0550113A JP 21215091 A JP21215091 A JP 21215091A JP 21215091 A JP21215091 A JP 21215091A JP H0550113 A JPH0550113 A JP H0550113A
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- speed
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】クロップ長位置を自動的に検出し、実クロップ
長のみを切断するクロップ長切断位置検出装置。 【構成】クロップ長測定装置１４は、幅検出器２からの
先端位置を読み取る先端検出回路５と、計測手段である
タイマー回路６と、幅検出器２からの幅現在置を読み取
る幅検出回路８と、被圧延材の目標幅を設定する幅設定
器１２と、幅設定器の幅現在置と幅設定器の設定値とを
比較する比較回路９と、ローラテーブルの速度を速度検
出器３で検出し、この速度信号および予め設定されてい
る定数から被圧延材の速度を演算させる速度変換器１０
と、速度変換器の速度とタイマー回路６とからゲージス
トッパーの制御装置に対し被圧延材の先端クロップ長デ
ータを演算するクロップ長演算器７と、切断位置を出力
するクロップ長データ出力回路１１とから構成されてい
るので、実クロップ長のみの切断が可能となり、製品の
大幅な歩留り向上ができる。
長のみを切断するクロップ長切断位置検出装置。 【構成】クロップ長測定装置１４は、幅検出器２からの
先端位置を読み取る先端検出回路５と、計測手段である
タイマー回路６と、幅検出器２からの幅現在置を読み取
る幅検出回路８と、被圧延材の目標幅を設定する幅設定
器１２と、幅設定器の幅現在置と幅設定器の設定値とを
比較する比較回路９と、ローラテーブルの速度を速度検
出器３で検出し、この速度信号および予め設定されてい
る定数から被圧延材の速度を演算させる速度変換器１０
と、速度変換器の速度とタイマー回路６とからゲージス
トッパーの制御装置に対し被圧延材の先端クロップ長デ
ータを演算するクロップ長演算器７と、切断位置を出力
するクロップ長データ出力回路１１とから構成されてい
るので、実クロップ長のみの切断が可能となり、製品の
大幅な歩留り向上ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は形鋼圧延設備で圧延され
た被圧延材の先端及び後端に発生するクロップの切断位
置を検出するクロップ長切断位置検出装置に関する。
た被圧延材の先端及び後端に発生するクロップの切断位
置を検出するクロップ長切断位置検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、形鋼圧延設備においては、圧延さ
れた被圧延材の先端及び後端に発生するクロップ長を長
年の経験により一律の設定値（固定値）として扱うか、
または被圧延材のクロップ長を目視により直接、適当な
長さで切断していた。
れた被圧延材の先端及び後端に発生するクロップ長を長
年の経験により一律の設定値（固定値）として扱うか、
または被圧延材のクロップ長を目視により直接、適当な
長さで切断していた。
【０００３】従来の形鋼圧延設備の一部をなす鋸断設備
の概要を図３について説明する。図３（ａ）の鋸断設備
の平面図に示すように、圧延設備で圧延された被圧延材
１はローラーテーブル４により搬送されて長年の経験ま
たは目視によるクロップ長をゲージストッパー（図示し
ていない）位置まで進行させてローラーテーブル４を停
止させる。ゲージストッパーの位置が先端クロップ長と
なり、それを切断するためにホットソー１３を前進させ
ながら切断し、切断完了した時点で後退させて次工程の
製品長さ切断をゲージストッパーの移動とホットソー１
３の切断動作を数回行い、最後の製品長さ切断時には後
端クロップ長を切断している。このように、従来の被圧
延材の先端及び後端クロップ長切断は、ゲージストッパ
ー位置を仮定して設定しているため、実際のクロップ長
以上に製品部をも切断しており、製品歩留まりが上げら
れなかった。
の概要を図３について説明する。図３（ａ）の鋸断設備
の平面図に示すように、圧延設備で圧延された被圧延材
１はローラーテーブル４により搬送されて長年の経験ま
たは目視によるクロップ長をゲージストッパー（図示し
ていない）位置まで進行させてローラーテーブル４を停
止させる。ゲージストッパーの位置が先端クロップ長と
なり、それを切断するためにホットソー１３を前進させ
ながら切断し、切断完了した時点で後退させて次工程の
製品長さ切断をゲージストッパーの移動とホットソー１
３の切断動作を数回行い、最後の製品長さ切断時には後
端クロップ長を切断している。このように、従来の被圧
延材の先端及び後端クロップ長切断は、ゲージストッパ
ー位置を仮定して設定しているため、実際のクロップ長
以上に製品部をも切断しており、製品歩留まりが上げら
れなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
技術では被圧延材に見合う先端及び後端クロップの切断
長の設定を経験に頼っていたため、実際のクロップ長に
バラツキが発生しても対応ができないという問題があっ
た。
技術では被圧延材に見合う先端及び後端クロップの切断
長の設定を経験に頼っていたため、実際のクロップ長に
バラツキが発生しても対応ができないという問題があっ
た。
【０００５】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、その目的は、被圧延材の先端及び後端クロッ
プ形状に影響されずクロップ長位置を自動的に検出し、
そのクロップ長位置データをゲージストッパーの位置設
定値として使用することにより、実クロップ長のみを切
断し製品の大幅歩留まりを向上させることが可能なクロ
ップ長切断位置検出装置を提供することにある。
たもので、その目的は、被圧延材の先端及び後端クロッ
プ形状に影響されずクロップ長位置を自動的に検出し、
そのクロップ長位置データをゲージストッパーの位置設
定値として使用することにより、実クロップ長のみを切
断し製品の大幅歩留まりを向上させることが可能なクロ
ップ長切断位置検出装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、形鋼圧延設備で圧延された被圧延材と、
この被圧延材と直交する位置で前記被圧延材の幅を検出
する幅検出器と、前記被圧延材の速度を検出する速度検
出器と、前記被圧延材の先端を検出する先端検出手段
と，この先端検出と同時に幅を検出する幅検出手段と，
前記先端検出手段からのタイミングで前記被圧延材の搬
送時間を計測するタイマー手段と，前記被圧延材の幅に
相当する目標幅を設定する目標幅設定手段と，前記幅検
出手段からの幅現在値と幅目標設定手段とで前記タイマ
ー手段に対して計測停止させる比較手段と，前記速度検
出器からの速度を前記被圧延材の速度に変換する速度変
換手段と，前記タイマー手段からのタイマー値と前記速
度変換手段の被圧延材速度とから前記被圧延材の先端ク
ロップ長を演算するクロップ長演算手段と，前記クロッ
プ長演算手段から先端クロップ長をゲージストッパーの
位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ出力させ
るクロップ長データ出力手段とを備えたクロップ長測長
装置とから構成されていることを特徴とするものであ
る。
めに本発明は、形鋼圧延設備で圧延された被圧延材と、
この被圧延材と直交する位置で前記被圧延材の幅を検出
する幅検出器と、前記被圧延材の速度を検出する速度検
出器と、前記被圧延材の先端を検出する先端検出手段
と，この先端検出と同時に幅を検出する幅検出手段と，
前記先端検出手段からのタイミングで前記被圧延材の搬
送時間を計測するタイマー手段と，前記被圧延材の幅に
相当する目標幅を設定する目標幅設定手段と，前記幅検
出手段からの幅現在値と幅目標設定手段とで前記タイマ
ー手段に対して計測停止させる比較手段と，前記速度検
出器からの速度を前記被圧延材の速度に変換する速度変
換手段と，前記タイマー手段からのタイマー値と前記速
度変換手段の被圧延材速度とから前記被圧延材の先端ク
ロップ長を演算するクロップ長演算手段と，前記クロッ
プ長演算手段から先端クロップ長をゲージストッパーの
位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ出力させ
るクロップ長データ出力手段とを備えたクロップ長測長
装置とから構成されていることを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【作用】本発明のクロップ長切断位置検出装置によれ
ば、当該被圧延材が幅検出器の中心に到達すると幅検出
器からの先端検出信号が先端検出手段に入力され、この
先端検出信号を受けてタイマー手段のタイマー開始タイ
ミングを与え、被圧延材の搬送時間を計測させる。と同
時に、幅検出器からの当該被圧延材の幅現在値を幅検出
手段に入力させ、この幅現在値と予め当該被圧延材の幅
に相当する目標幅を幅設定手段にセットしている設定値
共に比較手段に入力させて、一致するまで比較演算させ
一致した時点でタイマー手段の停止タイミングとして与
え、タイマー手段の計測を停止させ、このタイミングで
の計測時間を得る。また、先端検出信号を受けたタイミ
ングで、この時のローラーテーブルの速度を速度検出器
で検出し、この速度信号を速度変換手段に入力させ、予
めセットしている定数から当該被圧延材の速度として速
度変換手段で演算させる。この演算値とタイマー手段で
計測された時間を共にクロップ長演算手段に入力させ
て、ここで先端クロップ長を演算させる。次に、クロッ
プ長演算手段で求められた先端クロップ長をクロップ長
データ出力手段に入力し、この値を先端のクロップを切
断させるためのゲージストッパーの位置設定値としてゲ
ージストッパー制御装置に出力させ、当該被圧延材の先
端クロップ形状に影響されずに精度のよい、実先端クロ
ップ長のみが得られる。
ば、当該被圧延材が幅検出器の中心に到達すると幅検出
器からの先端検出信号が先端検出手段に入力され、この
先端検出信号を受けてタイマー手段のタイマー開始タイ
ミングを与え、被圧延材の搬送時間を計測させる。と同
時に、幅検出器からの当該被圧延材の幅現在値を幅検出
手段に入力させ、この幅現在値と予め当該被圧延材の幅
に相当する目標幅を幅設定手段にセットしている設定値
共に比較手段に入力させて、一致するまで比較演算させ
一致した時点でタイマー手段の停止タイミングとして与
え、タイマー手段の計測を停止させ、このタイミングで
の計測時間を得る。また、先端検出信号を受けたタイミ
ングで、この時のローラーテーブルの速度を速度検出器
で検出し、この速度信号を速度変換手段に入力させ、予
めセットしている定数から当該被圧延材の速度として速
度変換手段で演算させる。この演算値とタイマー手段で
計測された時間を共にクロップ長演算手段に入力させ
て、ここで先端クロップ長を演算させる。次に、クロッ
プ長演算手段で求められた先端クロップ長をクロップ長
データ出力手段に入力し、この値を先端のクロップを切
断させるためのゲージストッパーの位置設定値としてゲ
ージストッパー制御装置に出力させ、当該被圧延材の先
端クロップ形状に影響されずに精度のよい、実先端クロ
ップ長のみが得られる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図２は本発明を適用した形鋼圧延設備におけるホ
ットソー設備の概要構成図であり、同図（ａ）はホット
ソー設備の平面図．同図（ｂ）は同図（ａ）の一部側面
図であり、図３と同一構成部分には同一符号を付してい
る。
する。図２は本発明を適用した形鋼圧延設備におけるホ
ットソー設備の概要構成図であり、同図（ａ）はホット
ソー設備の平面図．同図（ｂ）は同図（ａ）の一部側面
図であり、図３と同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【０００９】図１において、図示されていない形鋼圧延
設備で圧延された被圧延材１はローラーテーブル４によ
り搬送されて矢印方向に進行する。被圧延材１の進行方
向と直交して被圧延材１の先端検出及び幅現在値を検出
する幅検出器２が配置されている。その先端検出のタイ
ミングでローラーテーブル４の速度をローラーテーブル
４に接続されている速度検出器３で検出している。その
下流には被圧延材１の先端クロップ、製品部及び後端ク
ロップを切断するホットソー１３が配置されている。さ
らにその下流には図示されていないが先端クロップ，製
品部及び後端クロップ長の位置に移動させることがで
き、かつ搬送されてくる被圧延材１をソフトタッチさせ
て停止させるゲージストッパーが配置された構成となっ
ている。
設備で圧延された被圧延材１はローラーテーブル４によ
り搬送されて矢印方向に進行する。被圧延材１の進行方
向と直交して被圧延材１の先端検出及び幅現在値を検出
する幅検出器２が配置されている。その先端検出のタイ
ミングでローラーテーブル４の速度をローラーテーブル
４に接続されている速度検出器３で検出している。その
下流には被圧延材１の先端クロップ、製品部及び後端ク
ロップを切断するホットソー１３が配置されている。さ
らにその下流には図示されていないが先端クロップ，製
品部及び後端クロップ長の位置に移動させることがで
き、かつ搬送されてくる被圧延材１をソフトタッチさせ
て停止させるゲージストッパーが配置された構成となっ
ている。
【００１０】図１は本発明の一実施例に係るクロップ測
長装置１４のブロック構成図であり、形鋼圧延設備にお
けるホットソー設備機構の後方に配置されているゲージ
ストッパー（図示していない）を位置制御している制御
装置に対してクロップ長位置を出力するものである。
長装置１４のブロック構成図であり、形鋼圧延設備にお
けるホットソー設備機構の後方に配置されているゲージ
ストッパー（図示していない）を位置制御している制御
装置に対してクロップ長位置を出力するものである。
【００１１】図１に示すように、本実施例のクロップ測
長装置１４は、幅検出器２からの先端位置を読み取る先
端検出回路５と、計測手段であるタイマー回路６と、幅
検出器２からの幅現在値を読み取る幅検出回路８と、被
圧延材１の目標幅を予め設定する幅設定器１２と、幅検
出回路８の幅現在値と幅設定器１２の設定値とを比較す
る比較回路９と、ローラーテーブル４の速度を速度検出
器３で検出し、この速度信号および予め設定されている
定数（ローラーテーブルロール径Ｄとギァー比ｉ）から
被圧延材１の速度を演算させる速度変換器１０と、速度
変換器１０の速度とタイマー回路６とからゲージストッ
パーの制御装置に対し被圧延材１の先端クロップ長デー
タを演算するクロップ長演算器７と、切断位置を出力す
るクロップ長データ出力回路１１とから構成されてい
る。。
長装置１４は、幅検出器２からの先端位置を読み取る先
端検出回路５と、計測手段であるタイマー回路６と、幅
検出器２からの幅現在値を読み取る幅検出回路８と、被
圧延材１の目標幅を予め設定する幅設定器１２と、幅検
出回路８の幅現在値と幅設定器１２の設定値とを比較す
る比較回路９と、ローラーテーブル４の速度を速度検出
器３で検出し、この速度信号および予め設定されている
定数（ローラーテーブルロール径Ｄとギァー比ｉ）から
被圧延材１の速度を演算させる速度変換器１０と、速度
変換器１０の速度とタイマー回路６とからゲージストッ
パーの制御装置に対し被圧延材１の先端クロップ長デー
タを演算するクロップ長演算器７と、切断位置を出力す
るクロップ長データ出力回路１１とから構成されてい
る。。
【００１２】次に、本実施例のクロップ測長装置の作用
について説明する。図１及び図２において、ローラーテ
ーブル４で被圧延材１が搬送され、被圧延材１の先端が
幅検出器２の中心に到達すると幅検出器２から先端検出
信号が先端検出回路５に入力され、この信号を受けてタ
イマー回路６を計測開始させる。と同時に、幅検出器２
からの幅現在値を幅検出回路８に入力し固定のサンプリ
ングタイム毎に幅現在値を読み込み、かつメモリーさせ
ておき、その幅現在値と予め被圧延材１の幅に相当する
目標幅を設定する幅設定器１２で設定されている幅設定
値とを比較回路９に入力させて幅現在値と幅設定値とが
一致するまで、次式で比較させる。 ＷDS＝ＷACC … (1) ここで、ＷDSは幅設定器１２の幅設定値（mm） ＷACC は幅検出器２の幅現在値（mm） (1)式で比較一致された時点で、一致信号を計測中のタ
イマー回路６に対し出力し計測を停止させ、そのタイミ
ングでタイマー回路６で計測された時間ｔ（sec.）をク
ロップ長演算器７に入力させておく。また、被圧延材１
の速度を得るために先端検出信号が先端検出回路５に入
力されたタイミングで、その時のローラーテーブル４の
速度を速度検出器３で検出し、この速度信号を速度変換
器１０に入力し、予め設定されている定数（ローラーテ
ーブル４のロール径とギァー比）から被圧延材１の速度
を次式で演算する。 ｖ＝Ｎ×π×Ｄ／60×ｉ … (2) ここで、ｖは被圧延材１の速度（ m／s ） Ｎは速度検出器３の速度（rpm ） Ｄはローラーテーブル４のロール径(mm) ｉはギァー比 (2)式での演算結果をクロップ長演算器７に入力させ、
先にタイマー回路６より計測された時間ｔ（sec.）とで
先端クロップ長を次式で演算する。 Ｌ＝ｖ×ｔ … (3) ここで、Ｌは被圧延材１の先端クロップ長（mm） (3)式での演算結果を次の先端クロップ長データ出力回
路１１に入力させ、かつメモリーさせてからゲージスト
ッパーの位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ
出力する。この繰り返しを被圧延材１毎に先端クロップ
長を測長し出力することで被圧延材１の先端または後端
クロップ形状に影響されずに精度のよい、実クロップの
みが得られる。
について説明する。図１及び図２において、ローラーテ
ーブル４で被圧延材１が搬送され、被圧延材１の先端が
幅検出器２の中心に到達すると幅検出器２から先端検出
信号が先端検出回路５に入力され、この信号を受けてタ
イマー回路６を計測開始させる。と同時に、幅検出器２
からの幅現在値を幅検出回路８に入力し固定のサンプリ
ングタイム毎に幅現在値を読み込み、かつメモリーさせ
ておき、その幅現在値と予め被圧延材１の幅に相当する
目標幅を設定する幅設定器１２で設定されている幅設定
値とを比較回路９に入力させて幅現在値と幅設定値とが
一致するまで、次式で比較させる。 ＷDS＝ＷACC … (1) ここで、ＷDSは幅設定器１２の幅設定値（mm） ＷACC は幅検出器２の幅現在値（mm） (1)式で比較一致された時点で、一致信号を計測中のタ
イマー回路６に対し出力し計測を停止させ、そのタイミ
ングでタイマー回路６で計測された時間ｔ（sec.）をク
ロップ長演算器７に入力させておく。また、被圧延材１
の速度を得るために先端検出信号が先端検出回路５に入
力されたタイミングで、その時のローラーテーブル４の
速度を速度検出器３で検出し、この速度信号を速度変換
器１０に入力し、予め設定されている定数（ローラーテ
ーブル４のロール径とギァー比）から被圧延材１の速度
を次式で演算する。 ｖ＝Ｎ×π×Ｄ／60×ｉ … (2) ここで、ｖは被圧延材１の速度（ m／s ） Ｎは速度検出器３の速度（rpm ） Ｄはローラーテーブル４のロール径(mm) ｉはギァー比 (2)式での演算結果をクロップ長演算器７に入力させ、
先にタイマー回路６より計測された時間ｔ（sec.）とで
先端クロップ長を次式で演算する。 Ｌ＝ｖ×ｔ … (3) ここで、Ｌは被圧延材１の先端クロップ長（mm） (3)式での演算結果を次の先端クロップ長データ出力回
路１１に入力させ、かつメモリーさせてからゲージスト
ッパーの位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ
出力する。この繰り返しを被圧延材１毎に先端クロップ
長を測長し出力することで被圧延材１の先端または後端
クロップ形状に影響されずに精度のよい、実クロップの
みが得られる。
【００１３】上記実施例では、先端クロップ長の切断位
置検出について説明したが、後端クロップ長の切断位置
検出についても上記実施例と同様の考え方で対処できる
ことは勿論である。
置検出について説明したが、後端クロップ長の切断位置
検出についても上記実施例と同様の考え方で対処できる
ことは勿論である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被圧延材の進行方向と直交する位置に配置された幅検出
手段と被圧延材の速度を検出する速度検出手段と、被圧
延材の幅を設定する幅設定手段とから被圧延材の実クロ
ップ長を測長することができるため、ゲージストッパー
の位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ出力す
ることで、実クロップ長のみの切断となるため、製品の
大幅な歩留まりを向上させることが可能なクロップ長測
長装置を提供できる。
被圧延材の進行方向と直交する位置に配置された幅検出
手段と被圧延材の速度を検出する速度検出手段と、被圧
延材の幅を設定する幅設定手段とから被圧延材の実クロ
ップ長を測長することができるため、ゲージストッパー
の位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ出力す
ることで、実クロップ長のみの切断となるため、製品の
大幅な歩留まりを向上させることが可能なクロップ長測
長装置を提供できる。
【図１】本発明によるクロップ長切断位置検出装置の一
実施例のブロック構成図。
実施例のブロック構成図。
【図２】本発明に係るホットソー設備機構の概要構成図
で、同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）は部分側面図。
で、同図（ａ）は平面図、同図（ｂ）は部分側面図。
【図３】従来のホットソー設備機構の概要構成図で、同
図（ａ）は平面図、同図（ｂ）は部分側面図。
図（ａ）は平面図、同図（ｂ）は部分側面図。
１…被圧延材、２…幅検出器、３…速度検出器、４…ロ
ーラーテーブル、５…先端検出回路、６…タイマー回
路、７…クロップ長演算器、８…幅検出回路、９…比較
回路、１０…速度変換器、１１…クロップ長データ出力
回路、１２…幅設定器、１３…ホットソー、１４…クロ
ップ長測長装置。
ーラーテーブル、５…先端検出回路、６…タイマー回
路、７…クロップ長演算器、８…幅検出回路、９…比較
回路、１０…速度変換器、１１…クロップ長データ出力
回路、１２…幅設定器、１３…ホットソー、１４…クロ
ップ長測長装置。
Claims (1)
- 【請求項１】 形鋼圧延設備で圧延された被圧延材と、
前記被圧延材と直交する位置で前記被圧延材の幅を検出
する幅検出器と、前記被圧延材の速度を検出する速度検
出器と、前記被圧延材の先端を検出する先端検出手段
と，前記先端検出と同時に幅を検出する幅検出手段と，
前記先端検出手段からのタイミングで前記被圧延材の搬
送時間を計測するタイマー手段と，前記被圧延材の幅に
相当する目標幅を設定する目標幅設定手段と，前記幅検
出手段からの幅現在値と幅目標設定手段とで前記タイマ
ー手段に対して計測停止させる比較手段と，前記速度検
出器からの速度を前記被圧延材の速度に変換する速度変
換手段と，前記タイマー手段からのタイマー値と前記速
度変換手段の被圧延材速度とから前記被圧延材の先端ク
ロップ長を演算するクロップ長演算手段と，前記クロッ
プ長演算手段から先端クロップ長をゲージストッパーの
位置設定値としてゲージストッパー制御装置へ出力させ
るクロップ長データ出力手段とを備えたクロップ長測長
装置とから構成されていることを特徴とするクロップ長
切断位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215091A JPH0550113A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | クロツプ長切断位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215091A JPH0550113A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | クロツプ長切断位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550113A true JPH0550113A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16617721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21215091A Pending JPH0550113A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | クロツプ長切断位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550113A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07263069A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | ケース一体型コネクタ |
| US7214080B2 (en) | 2005-09-14 | 2007-05-08 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector and a connector assembly |
| US7311546B2 (en) | 2005-09-15 | 2007-12-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector, a mating connector and a connector device |
| KR101260060B1 (ko) * | 2011-06-30 | 2013-04-30 | 주식회사 포스코 | 검사 설비 및 이를 이용한 검사 방법 |
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1991
- 1991-08-23 JP JP21215091A patent/JPH0550113A/ja active Pending
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