JP2759173B2 - 疑似立体映像装置及び同装置を用いたゲーム機 - Google Patents

疑似立体映像装置及び同装置を用いたゲーム機

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JP2759173B2 JP1282550A JP28255089A JP2759173B2 JP 2759173 B2 JP2759173 B2 JP 2759173B2 JP 1282550 A JP1282550 A JP 1282550A JP 28255089 A JP28255089 A JP 28255089A JP 2759173 B2 JP2759173 B2 JP 2759173B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は東西南北いずれの方向から見ても同じ疑似立
体映像を提供する装置に関する。
(従来の技術) 従来技術として、ハーフミラーの後方の背景とハーフ
ミラーの反射面側にあるテレビモニターの映像を合成
し、擬似的に立体感のある映像を得る構造がテレビゲー
ム等に採用されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記技術においては、観察者が一方向からのみ見る様
になっており、大勢の観察者がいても、見る方向は一方
向しかなく、多人数向きではなかった。本発明は上記欠
点を除き、どの方向からでも観察できる装置を提供す
る。
(課題を解決するための手段) 舞台を底面中心とする多角錐台の側面状に、側面の全
面あるいは側面の中央部に配置されたハーフミラー群と
対をなす映像表示手段からなる。
各ハーフミラーと対になる各映像表示手段の位置関係
は以下の3つの条件を満たす擬似立体映像装置である。
該映像表示手段の表示面に立てた垂線と該多角錐台の
底面との成す角度が、該多角錐台の底面と該ハーフミラ
ーとの成す角度の倍の角度である。
且つ、該映像表示手段の表示面の垂線方向の投影面が
ハーフミラー面に内在している。
且つ、該ハーフミラー面から該映像表示手段の映像表
示面までの距離が該ハーフミラーから該舞台上までの距
離の範囲内に納まる。
また、上述した対になったハーフミラーと映像表示手
段の組のうち幾組かは、該ハーフミラー面の映像表示手
段の表示面の投影面を中心に逆位置としてもよい。
これらの擬似立体映像装置を基台に載置固定し、各ハ
ーフミラー面前面で該基台の周囲にデータ表示手段とメ
ダル投入手段とメダル排出手段と操作手段を各1組以上
設けたメダルゲーム機。
(作用) 上記ごとく構成すれば、同装置の回りから観察する
と、観察者の視点の位置をハーフミラーの中心水平上に
あるとした場合に、該ハーフミラーを透過して見える舞
台と該ハーフミラーの鏡面効果により反射して見える映
像表示手段の映像とが合成されて見え、観察者にしてみ
れば、あたかも舞台上に該映像表示手段の映像が存在し
ているように見えるのである。さらに観察者は舞台を挟
んで向こう側にあるハーフミラーを透過して対面が見え
るのである。
従ってこの擬似立体映像装置を用いて多人数が同時に
擬似立体映像を楽しみながらメダルゲーム機を操作する
ことができる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基づき詳述すれば、第1図
は本発明の擬似立体映像装置を採用した業務用メダルゲ
ーム機1の斜視図を示す。
業務用メダルゲーム機1は矩形立方体の基台2の中央
上面に舞台3が設けられてあり、該舞台3の四隅には支
柱4が立設し、該支柱4の上部には矩形状の台形立方体
形の屋根5が載置され、該屋根5の側部にはビルボード
6が取り付けられている。該基台2の上部周辺には各面
に各々、サテライトモニター7や操作部8、メダル投入
部9が設けられ、該基台2の側部には上部周辺のメダル
投入部9と対を成すメダル受皿10が横設されている。
本業務用メダルゲーム機1はコンピュータ制御で舞台
3上に繰り広げられる競技の勝敗について図示しないメ
ダルを賭けて遊戯を楽しむものである。
第2図の擬似立体映像装置の縦断断面図に示すとおり
舞台3は基台上面の支柱4で囲まれた水平表面中央に位
置する支柱間の幅の約1/3の直径を持つ円板である。該
舞台3の周辺は荒野をイメージしたジオラマ11を配置し
てあり、舞台周辺部12が土俵のごとく盛り上がって形成
されている。この舞台3は円板の下部中央に固着された
昇降棒13を図示していないモータによる昇降機を用いて
舞台をジオラマ11から上下可動ならしめてある。
支柱4で囲まれた基台上面の四方形の内側から該舞台
3の手前側の周辺真上の屋根天井14に向かって45度の傾
斜をなして台形状のハーフミラー15が各4つの支柱4間
に配置された構造で四角錐台状に取り付けられている。
各ハーフミラー15の繋ぎ目16は第1図に示すように屋根
天井14及び直近の支柱4に固着された三角形状の支持板
17により補強支持されている。
第2図及び第3図の擬似立体映像装置の水平断面図に
示すとおり4枚のハーフミラー15で囲まれた空間の屋根
天井14には、賽子の四の目状に配置された4つのライト
が舞台を照らすように下部に向けて埋設され、それぞれ
のライトは赤色ライト18、青色ライト19、ノーマルライ
ト20、フラッシュライト21となっている。
各4つのハーフミラー15の真上中央の屋根内にはそれ
ぞれモニター22が真下に向けて固着され、該モニター22
とハーフミラー15の距離はハーフミラー15から舞台3上
までの距離に設定されている。最適な距離としては舞台
3中央部までが望ましく、また該モニター22の表示面の
真下に向けた投影面23がハーフミラー内に納まることが
望ましい。
屋根内の各モニター20の直下にはスモークガラス24が
配置されている。また、ハーフミラー15による四角錐台
を囲む様に各支柱4、4間で構成される4つの垂直面に
は、屋根天井14から基台2上面までを塞ぐガラス25が嵌
められている。
上記したモニター22とハーフミラー15の位置関係はハ
ーフミラー15が基台2の水平面より45度の角度で、モニ
ター22の表示面は真下向きに固着された関係となってい
るが、モニター22とハーフミラー15の位置関係は、装置
の設計上、プレイヤーが水平位置に視点があるとして、
モニター22の表示面中央の垂線26とプレイヤーの水平視
線27とが交わる交叉位置28にハーフミラーの中央部が位
置し、且つ交叉角度を二分する線を鉛直面とする角度に
ハーフミラー15を固着し、さらになお且つモニター22の
表示面のハーフミラー面までの垂線距離は水平視線25の
ハーフミラー位置からそのままハーフミラー15を透過し
て舞台3上の空間にある距離としなければならない。
これによりモニター22の取り付け位置は、プレイヤー
に気ずかれない様に、または設計上、上述した位置より
外側にする必要がある場合は斜め内側に向けたり、逆に
内側にする必要がある場合は斜め外側に向けることも可
能となる。
なお、実施例では四方から見える方式について述べた
が、モニター22とハーフミラー15の組合せを舞台3を挾
んで向い合う二組のみとして前後方向からのみ見える方
式としてもよく、又は舞台3を中心に三角形状や六角形
状とした多角形状に配置してもよい。
本発明ではモニター22を全て舞台3の上部に設けてあ
るが、特段、上部に限る必要はなく、舞台周辺のジオラ
マ11を設ける必要がなければ、基台2の表面より下側の
位置にモニター22を上側に向けて設け、ハーフミラー15
を舞台周辺から屋根天井14の外側に向けた逆多角錐台状
に取り付けても良いし、あるいはモニター22の一部を上
側、残りを下側に取り付けて、それぞれに対応するハー
フミラー15もそれぞれ上側、下側に向けて取り付け向き
を変えても良い。
次に作用について述べると、本発明の擬似立体映像装
置を用いたメダルゲーム機1は、屋根内に取り付けられ
た各々のモニター22に競技者、ここでは蠍と異星人に見
立てた映像が映し出されている。
同ゲーム機1の側面にいるプレイヤーの視点の位置を
ハーフミラー15の中心水平上にあるとした場合に、該ハ
ーフミラー15を透過して見える舞台3とその周囲のジオ
ラマ11と該ハーフミラー15の鏡面効果により反射して見
えるモニター22の競技者の映像とが合成されて見え、プ
レイヤーにしてみれば、あたかも舞台3上に競技者が存
在しているように見えるのである。さらにプレイヤーに
は舞台3を挾んで向こう側にあるハーフミラー15を透過
して対面が見えるのである。
プレイヤーは競技開始前に操作部のサテライトモニタ
ー7に映し出される勝敗のオッズ等のデータを参考にし
ながら勝負を予測し、図示していないスピーカからの案
内によりメダル投入部9からメダルを投入し、操作部8
を操作して自分の予測に投票しスタンバイする。スタン
バイ終了後、舞台3をノーマルライト20を照らしフラッ
シュライト21の放つ閃光と効果音のなか舞台3がジオラ
マ11の中央下部からせり出してくる。
このとき、屋根5内の各モニター22の映像は、予め競
技者がジオラマ11の下からせり上がってくる舞台3に乗
っていたように競技者の映像をスクロールさせて映し出
し、競技者が舞台3がジオラマ11の上面にくると闘いを
開始しモニター映像は両者が闘う映像を映し出す。この
闘いの最中に天井14の4つのライトは闘いに合わせて効
果的にライトアップし、闘いの雰囲気を盛り上げる。ラ
イトアップは例えば、両者の剣がぶつかりあった場合に
フラッシュランプ21を照らしたり、蠍が火炎をはいた場
合には赤色ランプ18を照らし火炎をより効果的に見せた
り、あるいは2つ以上のランプを同時に点灯してモニタ
ー映像の演出効果を高め、勝負がつくと舞台3はジオラ
マ11の下側に下がっていき、舞台3を照らすランプは消
燈する。
これらの制御は全てコンピュターにより映像に合わせ
て行われている。そして競技が終り勝敗が決まると、メ
ダルを賭けて勝ったプレイヤーにはそのメダルの賭け枚
数とオッズに応じたメダルが支払われる。
(効果) 本発明の効果を述べると、上述したように舞台の回り
に多角錐状にハーフミラーを配置し、該ハーフミラーの
反射面側にそれぞれモニターを配置してあるので、それ
ぞれの面にいるプレイヤーに同一の舞台とモニター映像
の合成による擬似立体映像を提供でき、モニターの映像
を同一の映像としておくことによりどの面からみても同
一の映像を提供でき、従って多人数向きの擬似立体映像
を備えたメダルゲーム機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は擬似立体映像装置を採用した業務用メダルゲー
ム機の斜視図を示し、第2図は擬似立体映像装置の縦断
面図であり、第3図は同装置の水断面図を示す。 1……業務用メダルゲーム機、2……基台、3……舞
台、4……支柱、5……屋根、6……ビルボード、7…
…サテライトモニター、8……操作部、9……メダル投
入部、10……メダル受け皿、11……ジオラマ、12……舞
台周辺部、13……昇降棒、14……屋根天井、15……ハー
フミラー、16……繋ぎ目、17……支持板、18……赤色ラ
イト、19……青色ライト、20……ノーマルライト、21…
…フラッシュライト、22……モニター、23……投影面、
24……スモークガラス、25……ガラス、26……垂線、27
……水平視線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に略水平に配した舞台と、 少なくとも舞台を挟んで舞台に接する空間に斜めに配置
    した複数のハーフミラーと、 外部略水平方向からハーフミラーを透過して舞台を観察
    した場合にハーフミラーのミラー面により反射されてあ
    たかも舞台上に映像が映し出されて見える位置に配置し
    た映像表示手段と、 からなることを特徴とする疑似立体映像表示装置。
  2. 【請求項2】基台上に略水平に配置した舞台と、 舞台を底面中央にして舞台の周囲に多角錐台状に配置し
    た複数のハーフミラーと、 外部略水平方向から各ハーフミラーを透過して舞台を観
    察した場合にハーフミラーのミラー面により反射されて
    あたかも舞台上に映像が映し出されて見える位置に配し
    た各ハーフミラーと対になる映像表示手段と、 からなることを特徴とする擬立体映像表示装置。
  3. 【請求項3】請求項第1項または第2項記載の疑似立体
    映像装置を有する基台において、各ハーフミラー面前面
    で該基台の周囲にデータ表示手段と操作手段を各1組以
    上設けたことを特徴とする疑似立体映像表示装置を用い
    たゲーム機。
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