JP2757177B2 - 帯状布の捻れ検出装置及び捻れ除去機 - Google Patents

帯状布の捻れ検出装置及び捻れ除去機

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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
    • D06B23/08Untwisting devices

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巾寄せしてロープ
状となされた帯状布に生じた捻れをその送り移動中に検
出することのできる捻れ検出装置と、この検出装置を使
用した捻れ除去機に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状布の染色や水洗い処理などを行う
と、一般に、帯状布の長手方向に右向きや左向きの自然
的な捻れが不規則に生じるが、この帯状布を拡巾処理す
るような場合、その捻れを連続的に除去することが必要
となる。
【0003】このため、本出願人は特公昭54−197
93号などで代表される捻れ除去機を案出し製造してい
るのであり、その概要を説明すると、次のとおりであ
る。
【0004】即ち、図4に於いて、1は布案内ホイール
で、巾寄せされてロープ状となされた帯状布wを上昇さ
せ、続いて下降させるように案内するものとなしてあ
る。2a及び2bは並設された支持軸、3a及び3bは
これら各支持軸2a、2bに支持させた球形の布接触体
3a、3bであって、これらが帯状布wの捻れ検出装置
として機能するものである。4は布回転装置で、縦軸廻
りへ回転自在に保持された筒形回転体4aと、これを回
転させるためのモータ4bからなっている。
【0005】その使用にさいしては、巾寄せされてロー
プ状となされた帯状布wを筒形回転体の内孔に下側から
上向きに挿通させ、続いて布案内ホイール1に掛け回し
て下降させた後、一対の布接触体の円弧状接触部rに接
触させるように導き、さらに先端に引張力f1を付与し
て送り移動させる。
【0006】これにより、帯状布wの皺目が布接触体3
a、3bの円弧状接触部rに当接しつつ移動するものと
なり、このさい帯状布wに捻れがあると、皺目が一定方
向へ傾斜したものとなって円弧状接触部rの多数の縦溝
mとの間に係合力を発生させる。この係合力が図示しな
いスプリングの弾力に抗して布接触体3a、3bを帯状
布wの捻れの向きに対応した支持軸2a、2b廻りの左
右何れかの方向へ揺動させる。
【0007】この揺動が一定大きさ以上となったときの
み、これが電気的に検出され、この検出が捻れ情報とし
て出力される。この捻れ情報の出力されている期間中、
モータ4bが捻れの向きに対応した特定方向へ回転し、
この回転に連動して、布回転体4aが回転され、帯状布
wを布接触体3a、3bの位置のその捻れを除去する側
へ回転させる。これにより、帯状布wはこれの送り移動
中、常にその捻れを一定程度以下となされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した在来の捻れ検
出装置は広く海外へも輸出されて現在も使用されている
もので、有益性の大なるものである。
【0009】しかし、この種の装置に於いては一対の布
接触体3a、3bの相対配置や大きさによって対応可能
な帯状布wの太さが定まるのであり、その範囲は比較的
狭いものである。特に、その太さが許容限度を越えて細
いときは、帯状布wが一対の布接触体3a、3bの間に
噛み込まれて、所要の作動が得られないことが生じる。
【0010】また許容範囲内の太さの帯状布wであって
も、これに作用する引張力が大きすぎるなどしてそれが
過度に強く布接触体3a、3bに当接すると、その一部
がやはり一対の布接触体3a、3bの間に入り込むなど
して円滑な作動が得られことが生じるのであり、これを
防止するべく、別異な手段を付加することが必要とな
る。
【0011】本発明は斯かる実情に対処し得るものとし
た帯状布の捻れ検出装置及び捻れ除去機を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の捻れ検出装置では、次のようなものとなす
のである。即ち、並設された一対の支持軸の各々に布接
触体を支持させ、これら布接触体の円弧状接触部を、巾
寄せされてロープ状となされた帯状布の周方向個所に接
触させ、各布接触体が帯状布の皺目との係合により支持
軸廻りへバネの弾力に抗して揺動変位され、この揺動変
位が帯状布の捻れ情報として検出されるようになした捻
れ検出装置であって、前記一対の布接触体の円弧状接触
部の対向個所に形成された三角状空所の奥部に、帯状布
の周方向個所に当接される布中間接触体を、前記一対の
支持軸の間に並設された中間支持軸の廻りへ揺動可能に
設ける。
【0013】このさい、布中間接触体は布接触体と同様
に、帯状布の皺目との係合により、中間支持軸廻りへバ
ネの弾力に抗して揺動変位され、この揺動変位が帯状布
の捻れ情報として検出されるものとなす。
【0014】具体的には、布中間接触体と布接触体の各
作動経路に於ける梃子原理の腕長さ比を異なったものと
なし、これにより布中間接触体が、布接触体の一定揺動
に要する外力よりも小さな外力で一定量以上に揺動され
る構成とする。
【0015】また、一対の布接触体の各々の周面の幅内
に凹み部を設け、これら凹み部内に布中間接触体を位置
させるようにする。
【0016】一方、本発明の捻れ除去装置では、巾寄せ
されてロープ状となされた帯状布を一定高さまで上昇さ
せ、続いて下降させるように案内するものとした布案内
手段を形成し、前記下降中の帯状布の捻れを検出するべ
く上記発明に係る捻れ検出装置を設けるほか、この検出
装置の検出した捻れ情報に基づいて前記上昇中の帯状布
をその中心線廻りの所要方向へ回転させるための布回転
装置を設けるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】先ず、本発明に係る捻れ検出装置
を説明すると、図1は同検出装置の上面カバーを開放し
た状態を示すもので一部を断面で示した平面図、図2は
同検出装置の斜視図である。
【0018】図1に於いて、5は箱形の装置フレーム
で、これの前面sは開口されている。一対の支持軸2
a、2bは、装置フレーム5内部の前面s寄り位置に垂
直状に設けてある。
【0019】各布接触体3a、3bは円筒体となしてあ
って、これの周面の巾中央部には図2に示すように環形
の凹み部hを形成されている。この凹み部hにより上下
に分離して形成された各円弧状接触部rには多数の縦溝
mが形成されている。
【0020】6a及び6bは各布接触体3a、3bから
後方へ延出させた腕部材であり、これら二つの腕部材6
a、6bは長手方向途中を結合部材7に軸8を介して枢
着され、互いに結合されている。
【0021】9aは一方の腕部材6aの先端と装置フレ
ーム5の側面との間に張架したスプリングであって、腕
部材6aに矢印方向f2の弾力を付与するものとなされ
ている。
【0022】9bは他方の腕部材6bの先端と装置フレ
ーム5の側面との間に張架したスプリングであって、腕
部材6bに矢印方向f3の弾力を付与するものとなされ
ている。
【0023】10は一方の腕部材6aの支持軸2a廻り
の揺動を一定範囲内に制限するための手段で、装置フレ
ーム5の側面から延出されたネジ棒10aに二つの制限
体10b、10cを螺着したものとなしてある。
【0024】11a及び11bは存在センサで、結合棒
7の各端部が一定範囲内に接近したとき、これを検出す
るものとなしてある。
【0025】しかして、前記一対の布接触体3a、3b
の円弧状接触部rの対向個所に形成された三角状空所k
の奥部で前記凹み部h内となる個所には、布中間接触体
12が設けてある。
【0026】この中間接触体12は、前記支持軸2a、
2bの中間位置に配置され装置フレーム5の上下面に固
定され支持軸2、2bと平行となされた中間支持軸13
に支持させると共に、後端を結合部材7の中央位置に形
成された長孔7aとこれに遊挿された軸14を介して連
結した構成となしてある。
【0027】このさい、中間接触体12の円弧状接触部
r1は前記空所kの奥部に位置させると共に多数の縦溝
mを設ける。またこの接触部r1から中間支持軸13ま
での寸法ι1に対する、中間支持軸13から軸14まで
の寸法ι2の割合が、布接触体3a、3bの円弧状接触
部rから支持軸2a、2bまでの寸法ι3に対する、支
持軸2a、2bから軸8までの寸法ι4の割合よりも小
さくなるようになす。
【0028】なお、装置フレーム5の底面の下側には概
ね方形の旋回部材15が軸16を介して装着してあり、
この旋回部材15は二本の規制案内棒17、17を先開
き状に固定され、スプリング18、18の弾力に抗し
て、一定限度内で、軸16廻りの左右へ揺動するものと
なしてある。
【0029】上記した捻れ検出装置の使用にさいして
は、巾寄せされてロープ状となされた帯状布wが円弧状
接触部rに適当圧力で接触されつつ上下何れかの方向へ
送り移動されるようにする。
【0030】このさい帯状布が太いものであるときは、
帯状布w1はその安定状態で二つの布接触体3a、3b
の円弧状接触部r、r又は、これら接触体3a、3b及
び布中間接触体12の円弧状接触部r及びr1に適当強
さで接触するものとなり、さらにこの帯状布w1に捻れ
があれば、布接触体3a、3b及び布中間接触体12が
支持軸2a、2b、13廻りの同一方向へ揺動され、こ
れに関連して結合部材7が左右何れかへ変位される。こ
の変位は存在センサ11a、11bが検出するものとな
り、この検出信号が捻れ情報として出力される。
【0031】この使用中に於いては帯状布w1が何らか
の原因で布接触体3a、3bなどに強く押しつけられる
ことがあるが、このような場合、帯状体w1は布中間接
触体12の円弧状接触部r1で支持されて二つの布接触
体3a、3bの間に噛み込むことがなく、その捻れは円
滑に検出される。
【0032】逆に、帯状布w1が布接触体3a、3bな
どに通常よりも弱く当接されることがあるが、このよう
な場合、布接触体3a、3bの検出能力は減じるが、布
中間接触体12が梃子原理に於ける腕長さの関連から特
に鋭敏に捻れを検出するものとなって布接触体3a、3
bの検出に対して補完的に作用し、捻れは的確に検出さ
れる。
【0033】一方、帯状布が一定程度以上に細いもので
あるときは、帯状布w2はその安定状態に於いて二つの
布接触体3a、3bに同時に接触することができず、一
つの布中間接触体12のみ、或いは布中間接触体12及
び一つの布接触体3a又は3bで支持されるものとな
り、したがってこの場合も帯状布が二つの布接触体3
a、3bの間に噛み込むことは防止され、捻れは円滑に
検出される。
【0034】この使用中に於いて、帯状布w2と布中間
接触体12などとの接触が強くなっても、帯状布w2は
布中間接触体12に確実に支持されて何等の障害も生じ
ず、また逆に接触が弱くなっても布中間接触体12が梃
子原理により捻れを鋭敏に検出するものとなり、捻れは
確実に検出される。
【0035】上記のように作動する本発明の捻れ検出装
置は例えば捻れ除去機に使用するのであり、この捻れ除
去機は具体的には図3に示すようなものとする。
【0036】図3に於いて、19は本体フレームで、こ
れの上部に案内ホイール1が横軸20廻りへ回転自在に
装着してあり、また前部下方に上記の如く構成した捻れ
検出装置21、そしてこれの上方寄り位置に布案内ロー
ラ22が設けてある。23は布回転装置4の装設された
支持板である。
【0037】なお、帯状布wの先端側下方には図示しな
い従来同様な布拡巾装置や布送り移動装置などが設けら
れる。
【0038】上記捻れ除去機の使用にさいしては、帯状
布wを従来同様に布回転体4a、布案内ホイール1、ロ
ーラ22、そして捻れ検出装置21の順に導き、布送り
移動装置により矢印方向f1へ送り移動させる。
【0039】帯状布wの移動中には、捻れ検出装置21
の後流側で拡巾装置が作動するため、帯状布wは図示の
ような三角状になって連続的に拡巾されるのであり、こ
のさいローラ22の直後部分に帯状布の捻れが累積され
るものとなる。
【0040】この捻れが捻れ検出装置21の布接触体3
a、3bや布中間接触体12に検出され、それが一定程
度以上であると、その捻れの向きに対応した存在センサ
11a又は11bの何れか一方が入り作動し、これの入
り作動中はモータ4bが前記センサ11a又は11bに
対応した特定方向へ回転され、この回転により布回転体
4aが前記捻れを除去する方向へ回転される。
【0041】これにより、帯状布wは布回転体4aの位
置に対応した部分を捻られ、この捻れが案内ホイール1
を経てローラ22の下方に達し、ここに累積された捻れ
を打ち消すように作用する。
【0042】上記した作動は帯状布wの送り移動中に連
続的に行われ、したがってローラ22の直後の捻れは常
に一定程度以下に保持されるものとなる。
【0043】斯かる作動中、帯状布wは捻れ検出装置2
1の位置で左右に不規則に揺れたり、また前後方向f4
へも不規則に揺れるなどして、布接触体3a、3bなど
との接触が強弱に変化したり又は、布接触体3a、3b
などとの接触位置も変化することが生じるが、布中間接
触体12の作用により、捻れは効果的に除去される。
【0044】また、拡巾装置による拡巾処理を効果的に
行うために、捻れ検出装置の下方にビータを設け、帯状
布wの前面をパタパタと連続的に打ち付けることがある
が、このような場合も捻れは支障無く除去される。
【0045】さらに、帯状布wの太さは処理すべき帯状
布wのサイズにより変化し、そして帯状布wの張力はそ
の材質などにより種々異なったものとなされるが、この
さい各部品の相対配置や形状などを変更しないでも、帯
状布の広い範囲に対応できる。
【0046】なお、使用中に帯状布wが左右へ大きく揺
れようとすると、規制案内棒17、17がこの揺動を制
限する。
【0047】このさい、帯状布wが何等かの理由により
規制案内棒17、17を異常に強く押すものとなって、
規制案内棒17、17がスプリング18、18の弾力に
抗して左右へ大きく揺動したとき、この揺動が図示しな
いセンサで検知され、布送り移動装置は停止される。こ
の停止は、その原因を除去した後、解除操作により解除
される。
【0048】ところで、上記実施例によれば、捻れ検出
装置21及び布回転装置4の帯状布wに対する作用位置
が異なること及び、装置21、4間の関連作動に時間遅
れが存在することなどから、布回転装置4が必要以上に
帯状布wを回転させることが生じるのであり、特に帯状
布wの捻れの程度が少ないときにこのような現象が頻繁
に生じる傾向が強い。
【0049】この現象を抑制するには、捻れ検出装置2
1により帯状布wの左右何れかの捻れが継続的に検出さ
れた時間、即ち捻れ継続検出時間を判別するための検出
時間判別装置を設け、且つ、この判別装置の判別結果に
関連した時間間隔で布回転装置4を所要方向へ間歇的に
回転させるための回転制御装置を設ける。
【0050】そして、上記捻れ継続検出時間の長さに比
例して布回転装置4の継続した回転時間が長くなるよう
にする。このさい、間歇的な継続停止時間は捻れ継続検
出時間の長さに関連して適当に変化させても、或いは常
に一定時間(例えば、0.8〜1.0秒)に固定してし
てもよい。
【0051】このような機構に於いて、左右何れかの捻
れが捻れ検出装置21により比較的長く継続して検出さ
れると、布回転装置4は一定時間だけ停止しては比較的
長く継続回転されることを繰り返し、結果的に高速回転
されたと同様に作動するものとなり、逆に左右何れかの
捻れが比較的短い時間に亘って検出されると、布回転装
置4は一定時間だけ停止しては比較的短い時間だけ回転
されることを繰り返し、結果的に低速回転されたと同様
に作動するものとなる。
【0052】これにより、帯状布wの捻れはこれが大き
いときは速く、逆に小さいときはゆっくりと除去され、
過不足のない処理が実施されるのである。
【0053】
【発明の効果】上記した本発明によれば、次のような効
果が得られる。即ち、請求項1に記載のものによれば、
布中間接触体が存在するため、帯状布がその太さの大小
に関係なく一対の布接触体の間に噛み込むことがなくな
って円滑な捻れ検出作動が得られ、また帯状布が強く引
張されて布接触体に対し強く接触しても支障なく作動す
るものとなる。
【0054】請求項2に記載のものによれば、特に帯状
布と、布接触体や布中間接触体との接触が弱いときで
も、中間接触体が鋭敏に動作され、帯状布の捻れを的確
に検出するものとなる。
【0055】請求項3に記載のものによれば、帯状布が
布接触体や布中間接触体にバランスよく接触して的確な
作動が得られるほか、省スペース化が図られて装置のコ
ンパクト化を可能となすものである。
【0056】請求項4に記載のものによれば、上記した
捻れ検出装置の機能により、帯状布の捻れを迅速且つ正
確に除去できるのであり、また捻れ検出装置が帯状布の
太さや張力による制約を受け難いため、広い範囲の帯状
布に対して使用し得るものとなる。したがって、例えば
捻れ検出装置の後流側に於いて帯状布をビータで打ち付
けるような場合にも支障なく使用できるのである。
【0057】請求項5に記載のものによれば、布回転装
置の必要以上の回転が抑制され、帯状布の捻れをさらに
迅速且つ正確に除去できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る捻れ検出装置の上面カバーを開放
した状態を示すもので、一部を断面で示した平面図であ
る。
【図2】同検出装置を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る捻れ除去機を示す図である。
【図4】従来の捻れ除去機の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 案内ホイール(布案内手段) 2a、2b 支持軸 3a、3b 布接触体 4 布回転装置 12 布中間接触体 13 中間支持軸 18 スプリング(バネ) 21 捻れ検出装置 22 布案内ローラ(布案内手段) h 凹み部 k 三角状空所 ι1、ι2、ι3、ι4 寸法(腕長さ) r、r1 円弧状接触部 w、w1、w2 帯状布

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された一対の支持軸の各々に布接触
    体を支持させ、これら布接触体の円弧状接触部を、巾寄
    せされてロープ状となされた帯状布の周方向個所に接触
    させ、各布接触体が帯状布の皺目やロープ布拡巾時の戻
    り回転などとの係合により支持軸廻りへバネの弾力に抗
    して揺動変位され、この揺動変位が帯状布の捻れ情報と
    して検出されるようになした捻れ検出装置であって、前
    記一対の布接触体の円弧状接触部の対向個所に形成され
    た三角状空所の奥部に、帯状布の周方向個所に当接され
    る布中間接触体を、前記一対の支持軸の間に並設された
    中間支持軸の廻りへ揺動可能に設け、この布中間接触体
    が布接触体と同様に帯状布の皺目との係合によりバネの
    弾力に抗して揺動変位され、この揺動変位が帯状布の捻
    れ情報として検出されることを特徴とする帯状布の捻れ
    検出装置。
  2. 【請求項2】 布中間接触体と布接触体の各作動経路に
    於ける梃子原理の腕長さ比を異なったものとなし、これ
    により布中間接触体が、布接触体の一定揺動に要する外
    力よりも小さな外力で一定量以上に揺動されることを特
    徴とする請求項1記載の帯状布の捻れ検出装置。
  3. 【請求項3】 一対の布接触体の各々の周面の幅内に凹
    み部を設け、これら凹み部内に布中間接触体を位置させ
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の帯状布の捻れ
    検出装置。
  4. 【請求項4】 巾寄せされてロープ状となされた帯状布
    を一定高さまで上昇させ、続いて下降させるように案内
    するものとした布案内手段を形成し、前記下降中の帯状
    布の捻れを検出するべく請求項1〜3の何れかに記載の
    帯状布の捻れ検出装置を設けるほか、この検出装置の検
    出した捻れ情報に基づいて前記上昇中の帯状布をその中
    心線廻りの所要方向へ回転させるための布回転装置を設
    けたことを特徴とする帯状布の捻れ除去機。
  5. 【請求項5】 帯状布の捻れ検出装置により帯状布の左
    右何れかの捻れが継続的に検出された時間、即ち捻れ継
    続検出時間を判別するための検出時間判別装置を設ける
    と共に、この判別装置の判別結果に関連した時間間隔で
    布回転装置を所要方向へ間歇的に回転させるための回転
    制御装置を設け、捻れ継続検出時間の長さに比例して布
    回転装置の継続した回転時間が長くなることを特徴とす
    る請求項4記載の帯状布の捻れ除去機。
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