JP7313627B2 - 紙葉類結束装置 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、上述した課題に鑑み、テープのセットミスを検知でき、結束不良の発生を抑止することができる紙葉類結束装置を提供することにある。
《紙葉類結束装置の構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る紙葉類結束装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、紙葉類結束装置1は、供給部12と、導入部13と、折返案内部21と、結束部61と、方向検出部100と、制御部160と、表示部500を備える。
折返案内部21は、セット部20の回転中心と並行をなす折り返し軸として機能する固定軸28を備える。また、折返案内部21は、固定軸28にセット部20と同じ高さ位置で回転可能に支持されるプーリ29と、プーリ29とベース台22との間にて固定軸28に固定されるとともにプーリ29の外周面に対向するように延出する保持板30と、固定軸28のベース台22とは反対側に固定されて、保持板30の自由端側に当接する上板31とを有している。
導入部13は、ベース台22に固定されるブラケット45と、ブラケット45に固定される支持部材46と、支持部材46に架設される支持軸47と、支持軸47に支持される可倒式の導入軸48と、導入軸48に固定される傾動規制部材49とを有している。
図2に示すように、結束部61は、受入部14に連続して、全体として下向きに略半円状に曲がる形状をなすテープ導入路62と、テープ導入路62に連続する略楕円形のループ状をなすテープ案内部63とを有している。結束部61には、テープ導入路62の位置に、テープTを搬送するための複数のフィードローラ64と、テープTの非糊面t2に押印を行う押印部65と、テープTの非糊面t2に印字を行うためのプリンタ66とが設けられている。
方向検出部100は、折返案内部21と、導入部13との間におけるテープTの捻じり方向が正方向であるか否かを検出する。
方向検出部100は、回転軸110と、当接部材120と、突出部132と、付勢具140と、センサ150とを備える。
当接部材120は、回転軸110回りに回転可能に支持される。当接部材120は、第1面130と、第2面131を備える。第1面130はテープTの通路を横断するように設けられる。第2面131は、第1面130と交差するように設けられる。
つまり、センサ150によって突出部132の存在が検出されると、テープTが正しくセットされていないことが判る。センサ150は、当接部材120の回転軸110回りの回転に係る状態量、すなわちテープTの捻じり方向に係る状態量を検出する。
テープTの表裏が正しくセットされている図5のテープTの側面は右下がりの態様であるが、テープTの表裏が正しくセットされていない図6のテープTの側面は左下がりの態様である。
これにより、図6の方向検出部100の当接部材120の先端は、図5の当接部材120の先端に比べて下に位置するようになり、図6の当接部材120と、突出部132は、図5のB方向の逆方向へ回転する。
表裏出力部200は、方向検出部100が検出した捻じり方向に係る状態量に基づいて、テープTの表裏が正しくセットされているか否かを出力する。
これにより、紙葉類結束装置1のユーザは、当該テープTの表裏が正しくセットされているか否かを確認できる。
表示部500の例としては、液晶ディスプレイ装置が挙げられる。
以下、図面を参照しながら紙葉類結束装置1の動作を説明する。
図7は、テープTのセット操作を示すフローチャートである。
紙葉類結束装置1のユーザが、テープTの先端を折返案内部21にかけて、テープTを折り返す(ステップS2)。つまり、折返案内部21に、テープTが折り返される。
表示部500は、ステップS5で出力された信号を受け入れて、テープTの表裏が正しくセットされていないことをユーザに表示する(ステップS6)。
上記の動作により、紙葉類結束装置1のユーザは、テープTを紙葉類結束装置1にセットする時における、テープTの表裏が正しくセットされていないことが判り、紙葉類結束装置1へのテープTのセットミスを防止することができる。
上記の紙葉類結束装置1は、テープTを供給する供給部12と、供給部12から供給されるテープTを折り返し軸に沿って折り返し案内する折返案内部21と、折返案内部21により折り返し案内されたテープTを折り返し軸が延びる方向と交差する方向に延びる導入軸48に沿って導入する導入部13と、導入部13に導入されたテープTを、紙葉類に巻き回して結束処理を行う結束部61と、折返案内部21と導入部13との間でテープの捻じり方向に係る状態量を検出する方向検出部100を備える。
したがって、紙葉類結束装置1のユーザは、テープTを紙葉類結束装置1にセットする時における、テープTの表裏が正しくセットされているか否かが判り、紙葉類結束装置1へのテープTのセットミスを防止することができる。
したがって、紙葉類結束装置1のユーザは、方向検出部100として、反射センサを用いて捻じれ方向に係る状態量を検出する場合に比べ、より正確にテープTの表裏が正しくセットされているか否かが判る。
したがって、紙葉類結束装置1のユーザは、低廉なセンサであるフォトインタラプタなどをセンサ150として用いて、テープTの表裏が正しくセットされているか否かが判る。
したがって、紙葉類結束装置1のユーザは、当該テープTの表裏が正しくセットされているか否かを確認できる。
以下、図面を参照しながら第2の実施形態に係る紙葉類結束装置1を説明する。
具体的には、結束制限部300は、テープTの表裏が正しくセットされていない場合、センサ150が出力した捻じりに係る状態量を示す信号を受け入れる。結束制限部300は、当該信号を受け入れると、結束部61に対し、結束部61の動作を止める信号を出力する。このとき、表裏出力部200も、センサ150から信号を受け入れて、テープTの表裏が正しくセットされていないことを表示部500が画面に表示させるように、表示部500に信号を出力する。
したがって、結束制限部300は、表裏出力部200がテープTの表裏が正しくセットされていないことを示す信号を出力した場合、結束部61による結束処理を制限する。
結束制限部300から上記信号を受け入れた場合、結束部61の動作が止まるので、紙葉類結束装置1の結束処理が制限される。
以下、図面を参照しながら紙葉類結束装置1の動作を説明する。
図8は、テープTのセット操作を示すフローチャートである。
結束部61は、ステップS7で結束制限部300が出力した信号を受け入れて、紙葉類の結束を行わない(ステップS8)。
《作用・効果》
したがって、紙葉類結束装置1は、当該テープTの表裏が正しくセットされていない場合の結束処理を防止でき、結束不良に係る紙葉類を減らすことができる。
以下、図面を参照しながら第3の実施形態に係る紙葉類結束装置1を説明する。
第3の実施形態に係る紙葉類結束装置1の制御部160は、第1の実施形態に係る紙葉類結束装置1の制御部160の構成に加えて、有無出力部400を備える。
第3の実施形態に係る方向検出部100は、第1の実施形態に係る方向検出部100が備えるセンサ150Aに加えて、センサ150Bを備える。
上記の紙葉類結束装置1は、方向検出部100が検出した捻じり方向に係る状態量に基づいて、テープTがセットされているか否かを出力する有無出力部400を備える。
したがって、紙葉類結束装置1のユーザは、テープTがセットされているか否かを確認することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
この場合、センサ150は、テープTの表裏が正しくセットされた場合の突出部132の存在を検出する。つまり、センサ150が、突出部132の存在を検出していない場合は、テープTの表裏が正しくセットされていない場合か、若しくはテープTがセットされていない場合となる。
21 折返案内部
13 導入部
61 結束部
100 方向検出部
110 回転軸
120 当接部材
130 第1面
131 第2面
132 突出部
140 付勢具
150 センサ
160 制御部
200 表裏出力部
300 結束制限部
400 有無出力部
Claims (5)
- テープを供給する供給部と、
前記供給部から供給される前記テープを紙葉類に巻き回して結束処理を行う結束部と、
前記供給部から供給される前記テープの表裏が正しくセットされているか否かを出力する表裏出力部と、
前記供給部から前記結束部に供給される前記テープの捻じり状態を検出する方向検出部と、
前記供給部から供給される前記テープを折り返し軸に沿って折り返し案内する折返案内部と、
前記折返案内部により折り返し案内された前記テープを前記折り返し軸が延びる方向と交差する方向に延びる導入軸に沿って導入する導入部と、
を備え、
前記表裏出力部は、前記方向検出部が検出した捻じり状態に基づいて、前記供給部から供給される前記テープの表裏が正しくセットされているか否かを出力し、
前記方向検出部は、前記折返案内部と前記導入部との間で前記テープの捻じり方向に係る状態量を検出する
紙葉類結束装置。 - 前記方向検出部は、
前記折返案内部と前記導入部との間に設けられ、前記折返案内部から前記導入部へ向かう方向に延びる回転軸と、
前記回転軸回りに回転可能に支持され、第1面が前記テープの通路を横断するように設けられる当接部材と、
前記当接部材を、前記第1面が前記テープの通路に近づくように付勢する付勢具と、
前記捻じり方向に係る状態量として、前記当接部材の回転軸回りの回転に係る状態量を検出するセンサと、
を備える請求項1に記載の紙葉類結束装置。 - 前記当接部材は、前記第1面と交差する第2面を有し、
前記方向検出部は、
前記第2面から突出する突出部を備え、
前記センサは、前記テープの表裏が正しくセットされていないときに前記突出部が存在する位置、または前記テープの表裏が正しくセットされているときに前記突出部が存在する位置に設けられ、前記突出部の有無を検出する
請求項2に記載の紙葉類結束装置。 - 前記方向検出部が検出した捻じり方向に係る状態量に基づいて、前記テープがセットされているか否かを出力する有無出力部
を備える請求項1から請求項3の何れか1項に記載の紙葉類結束装置。 - 前記表裏出力部が前記テープの表裏が正しくセットされていないことを出力した場合、前記結束部による前記結束処理を制限する結束制限部
を備える請求項1から4の何れか1項に記載の紙葉類結束装置。
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JP5572574B2 (ja) | 2011-03-15 | 2014-08-13 | ローレル精機株式会社 | 紙葉類結束装置 |
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JP2757177B2 (ja) * | 1996-07-08 | 1998-05-25 | 株式会社サンキ工業 | 帯状布の捻れ検出装置及び捻れ除去機 |
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