JP2756443B2 - ジョセフソン接合の作製方法 - Google Patents

ジョセフソン接合の作製方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超伝導集積回路で用い
られるジョセフソン接合に関し、特に、微小な接合寸法
を持つジョセフソン接合を従来より簡便に作製する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の超伝導線路の間にトンネル障壁層
を挟んで構成されるジョセフソン接合自体は周知である
が、半導体デバイス系の集積回路におけると同様、個々
のジョセフソン接合自体の小型化、即ち基板上における
単位のジョセフソン接合の占める面積の微小化は、高速
性能追及のため、従来にわたって留まることのない要求
となろうとし、現にこれまでにも、この種の研究、開発
は多々なされてきた。
【0003】そうした中にあって、例えば矩形パターン
のジョセフソン接合を作製する場合、利用するリソグラ
フィ技術自体は公知既存のものであっても、それまでの
寸法限界とされていた壁を破るに効果的な一手法とし
て、特開昭61−19693号公報にて本出願人がすで
に開示した手法があり、また、この公報開示の手法にお
ける配線の電流容量の問題点を解決した手法として、特
開平4−61178号公報にて本出願人がすでに開示し
た手法がある。
【0004】前者は、矩形のジョセフソン接合を構成す
る一対の上下電極を、それぞれ矩形のマスクパターンを
用いてパターン形成するのではなく、まずは下部電極と
なる超伝導線路を幅W1 で任意の長さの線状パターンに
形成した後、その上にトンネル障壁層を挟んで配置され
る上部電極を、同様に幅W2 で任意の長さの線状パター
ンに形成し、但し、下部電極パターンと交差する(一般
には直交する)ように配置することで、それら交差部分
の矩形パターンを実効的なジョセフソン接合領域とする
ものである。
【0005】従って、簡単のために上下の各部電極パタ
ーンの交差関係を直交関係とすると、上記のようにして
構成された単位のジョセフソン接合としての面積部分
は、幅W1 により縦寸法が規定され、幅W2 により横寸
法が規定された矩形パターンとなり、さらに一般的に、
上記両寸法W1 ,W2 が共に等しく、W1 =W2 =W0
であるならば、作製されるジョセフソン接合は、一辺が
寸法W0 の正方形となる。
【0006】しかるに、一般には上記のような一辺の寸
法がW0 の正方形パターンを形成する場合、ジョセフソ
ン回路系の構築に限らず、半導体回路系の構築において
も、上記のような二度手間を掛けず、マスクパターン自
体を当該正方形パターンとし、一度のエッチング工程で
そうしたパターン形状を基板上に作製するのが普通であ
る。
【0007】にもかかわらず、上記公報開示の発明で
は、そうした正方形マスクパターンを用いずに、あえて
線状のマスクパターンを二回用い、これらを交差させる
ことで、当該交差部分に最終的に正方形のパターンを得
ていることになるが、わざわざそのようにした理由は、
次のように説明することができる。
【0008】当該公報に開示された発明の出願当時の技
術レベルでは、リソグラフィ技術における露光工程に紫
外線を用いる装置しか実用化されておらず、電子線やX
線の利用技術は、未だ開発段階であったが、当該紫外線
露光による場合、正方形のマスクパターンを用いてのエ
ッチングにより最終的に形成される正方形パターンの構
造体の平面的な寸法限界は、当該正方形の一辺の長さW
0 にしておよそ2μmであった。
【0009】これに対し、全く同様の手順に従っても、
線状マスクパターンを用いてエッチング形成された線状
パターンの構造体の方が、その幅の寸法に関しては精度
が高く、実際上、1μm程度までの分解能が得られてい
た。
【0010】そのため、相対的に精度の高い線状パター
ンを用いて上下の電極をそれぞれ幅W0 の線状パターン
に形成し、但しそれらを交差させるようにすれば、当該
交差部分に得られるジョセフソン接合は、正方形パター
ンであるのに、その一辺の長さW0 が、それまでの寸法
限界2μmを下回り、1μm程度にまで、縮小化された
ものとなり得る。
【0011】また、正方形のマスクパターンを用いての
エッチングでは、製作された正方形パターンの構造体の
各角部に丸みが付きやすく、エッチングされた側壁も斜
めになりやすいが、線状のマスクパターンを用いてのエ
ッチングではそのような傾向が少ないため、一枚の基板
上に多数のジョセフソン接合を作製する場合、上記公報
開示の技術に従って作製された個々のジョセフソン接合
の間の幾何学的形状のばらつきは小さくなり、ひいては
各ジョセフソン接合の特性上のばらつきも小さくなる。
【0012】後者の公報で開示した手法は、前者の手法
において、接合寸法をサブミクロンの領域まで微細化し
た際に問題となる、接合上部の配線における電流容量の
問題を解決するため、配線用パターンと接合形成用パタ
ーンを異なるものとし、接合上部と配線を接続する層を
追加して、電流容量の制約を緩和しようとするものであ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第2の従来技術では、コンタクト用の電極層を設けるた
めに、通常の方法より1層多く電極層を堆積しなければ
ならなかった。また、2回目のエッチングにおいて、コ
ンタクト用の電極層と接合の上部電極を同時にエッチン
グするため、エッチング時間が長くなり、エッチング後
の両電極の幅が減少する問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明微小形状のジョセフソン接合の作製方法
は、基板上に第1の超伝導体層、トンネル障壁層および
第2の超伝導体層からなる多層膜を形成した後、前記多
層膜の上面に幅広のレジストパターンを形成し、前記多
層膜の所定部分を基板に達するまでエッチングにより
去して下部電極の形状を定め、絶縁膜を堆積し、レジス
ト上の絶縁膜をリフトオフ法により除去し、 続いて、第
1の細線形状レジストパターンを形成し、前記多層膜の
所定部分を前記第1の超伝導体層の厚さの途中までエッ
チンングにより除去し、絶縁膜を堆積し、レジスト上の
絶縁膜をリフトオフ法により除去し、 続いて、第1の細
線形状レジストパターンに直交するように第2の細線形
状レジストパターンを形成し、前記多層膜の所定部分を
前記第1の超伝導体層の厚さの途中までエッチングによ
除去し、絶縁膜を堆積し、レジスト上の絶縁膜をリフ
トオフ法により除去し続いて、第3の超伝導体層を堆
積し、幅広のレジストパターンを形成し、第3の超伝導
体層を絶縁膜に達するまでエッチングにより除去し、レ
ジストを除去することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の手法によれば、第二の従来技術で必要
なコンタクト用の電極層が不要である。また、2回目の
エッチングにおいて、コンタクト用の電極層を接合の上
部電極と同時にエッチングする必要がないため、エッチ
ング時間が短くなり、エッチングによる接合の上部電極
の幅における減少が抑制される。
【0016】また、本発明の手法によれば、第一の従来
技術で問題となった、接合上部の配線における電流容量
の制限に関しては、接合と配線に対して同一のマスクパ
ターンにより形成を行わないので、配線に対して、任意
のマスクパターンを採用することができ、電流容量の制
限は、全くない。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1には、本発明によって作製された一実
施例としての単位のジョセフソン接合JJが示されてい
る。この図は、基板および絶縁膜を省略して、概略を表
したものである。
【0019】すなわち、このジョセフソン接合は第一の
超伝導体層からなる下部電極層22,それぞれ面積が規
定された第一の超伝導体層21,障壁層32,第二の超
伝導体層42および第三の超伝導体層からなる上部電極
配線81を具えている。
【0020】本発明のジョセフソン接合作製方法の一実
施例に関し、その工程を順を追って説明する。最終的に
作製されたジョセフソン接合が図1に示す構造となる。
【0021】以下、各図において、図(A)はその工程
までにて作製された構造体の側面図であり、図(B)は
平面図である。
【0022】まず最初の工程では、図2に示されている
ように、例えばSiウェハなどの基板1上に、Nb化合
物などの第一の超伝導体層2、ジョセフソン接合の障壁
層として機能し得る障壁形成用材料層3、そして例えば
Nb化合物などの第二の超伝導体層4を公知の方法によ
って順に積層する。これら基板1上の積層構造(2、
3、4)を第一の積層構造と呼ぶ。
【0023】第一の積層構造の最上層である第二の超伝
導体層4の上面に適当なレジスト層を付加し、公知既存
のリソグラフィ技術を利用して図3に示されるパターン
のレジスト層71を形成し、これをエッチングマスクと
して、例えば反応性イオンエッチングなどの方法によっ
てエッチングを行い、基板1の両縁部分を所定の幅に亙
って露出させる。
【0024】その結果が図4に示されているが、このよ
うにしてエッチングされた第一の超伝導体層2の幅が、
将来、ジョセフソン接合として完成されたとき、必要に
応じて下部電極に備えられる広幅部分の幅となる。
【0025】次に、図5に示されているように、レジス
トパターン71もそのまま覆うようにして全領域上に絶
縁体層6を堆積させた後、有機溶媒に浸し、いわゆるリ
フトオフ法によって不要なレジストパターンとその上の
絶縁体層6の部分を除去する。
【0026】図6に示されるように、レジストパターン
71を除去した後、次に図7に示されているように、第
二の超伝導体層4の上面に第一の幅W1 で第一の方向に
伸びる第一の線状レジストパターン72を形成する。
【0027】そして、図8に示されているように、この
第一の線状レジストパターン72をエッチングマスクと
して用い、上記した第一の積層構造(2、3、4)に対
し、第一の超伝導体層2の厚みの途中まで、再度、エッ
チングを施し、これにより、障壁形成用材料層3と第二
の超伝導体層4とをそれぞれ第一の幅W1 で第一の方向
に伸びる第一の線状パターン31、41に形成すると共
に、第一の超伝導体層2の厚みの途中から上の部分21
を第一の幅W1 で第一の方向に伸びる第一の線状パター
ン部分21とする。言い換えれば、基板1の上面から当
該厚みの途中までの第一の超伝導体層2の部分22は、
すでに述べたように、将来、ジョセフソン接合を完成し
たときの下部電極広幅部分22となる。
【0028】次に、図9に示されているように、レジス
トパターン72もそのまま覆うようにして全領域上に絶
縁体層6を堆積させた後、有機溶媒に浸し、いわゆるリ
フトオフ法によって不要なレジストパターンとその上の
絶縁体層6の部分を除去する。
【0029】その結果は、図10に示されており、これ
によって第一の幅W1 の線状パターンとなっている第二
の超伝導体層41の上面露呈領域を除き、全領域上に絶
縁体層6が形成された構造を得ることができる。
【0030】そして、図11に示されているように、先
の工程で用いた第一の線状レジストパターン72(従っ
て第一線状パターンになっている第二超伝導体層41)
とは交差する第二の方向、特にこの実施例では直交する
方向に、第二の幅W2 を有する第二の線状レジストパタ
ーン73を形成する。
【0031】次いでこのレジストパターン73をエッチ
ングマスクとして用い、図12に示されているようにそ
れぞれ第一の線状パターンになっている第二超伝導体層
41、障壁形成用材料層31、第一超伝導体層の第一線
状パターン部分21を、当該第一超伝導体層の第一線状
パターン部分21の厚みの途中までエッチングする。
【0032】これにより、図13に示されているよう
に、前工程までは第一の線状パターンになっていた第二
の超伝導体層41と障壁形成用材料層31は、それぞれ
第一の幅W1 と第二の幅W2 により確定された面積を有
する平面形状部分42、32に作製される。この平面形
状ないし、この実施例の場合のほぼ正方形形状は、図1
2中、特にこの図(B)中に模式的に格子模様を付加し
た領域Ajで示されているが、この部分の面積領域が障
壁形成用材料層にあって最終的にジョセフソン障壁層と
して働く実効面積領域を確定し、ひいては全体としての
ジョセフソン接合JJにおける実効動作領域を確定する
領域となる。またこのとき、絶縁体層6も途中までエッ
チングされ、第二線状パターン部分となっている絶縁膜
の部分61は残される。
【0033】その後、前工程で用いたレジストパターン
73もそのまま覆うようにして前領域上に絶縁体層62
を堆積させた後、有機溶媒に浸し、いわゆるリフトオフ
法によって不要なレジストパターンとその上の絶縁体層
62の部分を除去する。
【0034】その結果は、図14に示されており、これ
によって第一の幅W1 と第二の幅W2 により確定された
面積を有する平面形状の第二超伝導体層部分42の上面
露呈領域を除き、全領域上に絶縁体層62が形成された
構造を得ることができる。
【0035】次いで、必要に応じ、表面清浄化のため、
適当な深さ分の表面にエッチングを施した後、図15に
示されているように、それらの上の全面に亙り、第二の
超伝導体層42に対して電気的に接触するようにして第
三の超伝導体層8を形成する。
【0036】図16に示される工程では、第三の超伝導
体層8の上にレジストパターン74を形成し、これをエ
ッチングマスクとして第三の超伝導体層8をエッチング
することにより、図17に示されているように部分42
からなるジョセフソン接合上部電極を外部回路に接続す
るための広幅配線層81が得られる。その後、図18に
示されるように広幅配線層81上のレジスト74は除去
される。
【0037】なお、図15から図18までは、エッチン
グの代わりにリフトオフ法を用いて、広幅配線層81を
形成することができる。
【0038】障壁形成用材料層に対して、酸化マグネシ
ウム、酸化アルミニウムなどのエッチングされにくい材
料を用いた場合、図8,図12のエッチング工程で、障
壁形成用材料層がエッチング停止層として働くため、エ
ッチングの終了を厳密に、制御する必要がなくなる利点
がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
矩形のパターンとしてジョセフソン接合の実効動作領域
を規定する場合、既存のリソグラフィ技術を利用しても
なお、その寸法限界をさらに越え、より微細化すること
ができ、かつ高い寸法精度を確保することができる。
【0040】従って、多数のジョセフソン接合を同一の
基板上に集積したジョセフソン接合集積回路を構築する
場合、集積密度を大いに高めることもでき、ひいては各
ジョセフソン接合の特性のばらつきを小さな範囲に抑え
ることが可能となる。
【0041】さらに、そのような微細化を、配線の電流
容量が低下することなく、配線層の幅に応じ、任意の電
流容量を確保することができる。
【0042】また、従来の手法で用いていた、コンタク
ト用の電極層を用いないため、その電極層の堆積工程が
不要であり、また、過剰なエッチングによる接合の第二
の幅寸法における減少が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって作製された単位のジョセフソン
接合の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図3】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図4】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図5】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図6】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図7】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図8】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図9】本発明の工程を説明する図であって、(A)は
側面図、(B)は平面図である。
【図10】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図11】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図12】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図13】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図14】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図15】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図16】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図17】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【図18】本発明の工程を説明する図であって、(A)
は側面図、(B)は平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 第一の超伝導体層 21 第一の超伝導体層の線状パターン 22 第一の超伝導体層からなる下部電極広幅部分 3 障壁形成用材料層 31 障壁形成用材料層の線状パターン 32 障壁層 4 第二の超伝導体層 41 第二の超伝導体層の線状パターン 42 面積を規定された第二の超伝導体層部分 6,61,62 絶縁体層 71 レジスト層 72,73,74 レジストパターン 8 第三の超伝導体層 81 第三の超伝導体層からなる広幅配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 格 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院電子技術総合研究所内 (72)発明者 高田 進 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院電子技術総合研究所内 (56)参考文献 特開 平4−61178(JP,A) 特開 平1−168080(JP,A) 特開 昭61−268083(JP,A) 特開 昭60−7187(JP,A) 特開 昭61−144083(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に第1の超伝導体層、トンネル障
    壁層および第2の超伝導体層からなる多層膜を形成した
    後、前記多層膜の上面に幅広のレジストパターンを形成
    、 前記多層膜の所定部分を基板に達するまでエッチングに
    より除去して下部電極の形状を定め、絶縁膜を堆積し、
    レジスト上の絶縁膜をリフトオフ法により除去し、 続いて、第1の細線形状レジストパターンを形成し 、前
    記多層膜の所定部分を前記第1の超伝導体層の厚さの途
    中までエッチンングにより除去し、絶縁膜を堆積し、レ
    ジスト上の絶縁膜をリフトオフ法により除去し、 続いて、第1の細線形状レジストパターンに直交するよ
    うに第2の細線形状レジストパターンを形成し、前記
    層膜の所定部分を前記第1の超伝導体層の厚さの途中ま
    エッチングにより除去し、絶縁膜を堆積し、レジスト
    上の絶縁膜をリフトオフ法により除去し続いて、第3の超伝導体層を堆積し、幅広のレジストパ
    ターンを形成し、第3の超伝導体層を絶縁膜に達するま
    でエッチングにより除去し、レジストを除去する ことを
    特徴とする微小形状のジョセフソン接合の作製方法。
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