JP2755158B2 - カバーレイフィルム - Google Patents

カバーレイフィルム

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント回路用基板の保
護に用いられる接着性、半田耐熱性、貼り合わせ加工性
に優れた新規なカバーレイフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器はますます小型化、高密度
化が進行しており、狭い空間内での部品の実装にフレキ
シブルプリント基板の役割が重要となっている。そのた
め、フレキシブルプリント基板の保護にはカバーレイフ
ィルムを用いることが一般的である。従って、カバーレ
イフィルムに対しても、接着性、半田耐熱性、絶縁性、
屈曲耐久性等の性能の向上が強く望まれている。また、
回路パターンのファイン化に伴う貼り合わせ加工、特に
位置合わせの作業性の向上にも対応できる必要がある。
【0003】従来よりカバーレイフィルムはポリイミド
あるいはポリエステルのような絶縁性のプラスチックフ
ィルムの片面に、エポキシ樹脂および/またはフェノ−
ル樹脂等の熱硬化性樹脂にアクリロニトリルブタジエン
ゴム(以下NBRと称する)、ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂等を変性し、熱硬化性樹脂と化学結合できるよ
うにした熱可塑性樹脂を混合した熱硬化型の接着剤を塗
布し、これを半硬化状態とした後、離型フィルムを積層
して製造されている。特に、エポキシ樹脂およびNBR
系の接着剤を使用したカバーレイフィルムは比較的上述
の諸特性のバランスに優れるため最も良く用いられてい
る。(特公平3−28285号公報、特公平4−328
183号公報等)。使用に際しては、あらかじめ必要な
部分を金型で打ち抜いたカバーレイフィルムをパターン
形成した銅張り基板に、160〜180℃、20〜40
kg/cmで30〜90分の加熱および加圧処理で接
着するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の性能面
および貼り合わせ加工の作業性の点において、従来のカ
バーレイフィルムは必ずしも十分とはいえない。たとえ
ば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の硬化反応の制御が
難しいため、反応性を低くすると接着性、半田耐熱性、
屈曲耐久性等の性能を維持できる時間、すなわち寿命は
長くなるが、適当な加熱処理条件で十分に硬化させるこ
とができないため半田耐熱性が低下する。また、適当な
半硬化状態とするにも比較的高温、長時間を要するの
で、品位および生産効率の低下を招く。一方、反応性を
高くすると寿命が短くなり接着性、半田耐熱性が低下す
るうえに、半硬化状態とする条件範囲が狭いため生産性
が低下する。また、カール等による加工作業性の低下も
生じる。
【0005】本発明はこのような問題点を解決し、接着
性、半田耐熱性、寿命および貼り合わせ加工の作業性に
優れた新規なカバーレイフィルムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するためにカバーレイフィルムの接着剤の硬化
反応の適正な制御と硬化剤の反応性との関係を鋭意検討
した結果、反応性の異なる芳香族ポリアミン系硬化剤を
巧みに組み合わせることにより、接着性、半田耐熱性、
寿命および貼り合わせ加工の作業性等に優れたカバーレ
イフィルムが得られることを見い出し、本発明に至った
ものである。
【0007】すなわち、本発明は下記(A)〜(D)を
必須成分として含む熱硬化型の接着剤を塗布した絶縁性
プラスチックフィルムおよび離型フィルムの積層体より
構成されることを特徴とするカバーレイフィルムであ
る。(A)カルボキシル基含有アクリロニトリルブタジ
エンゴム 100重量部、(B)エポキシ樹脂 50〜
400重量部、(C)反応性指数Rgが3以上13以内
である芳香族ポリアミンおよび反応性指数Rgが15以
上30以内である芳香族ポリアミンをそれぞれ少なくと
も1種類以上含む硬化剤混合物、(D)硬化促進剤
0.1〜5.0重量部(ただし、反応性指数Rgはビス
フェノールAジグリシジルエーテルと該芳香族ポリアミ
ンとの混合物の150℃におけるゲル化時間thおよび
同一条件におけるビスフェノールAジグリシジルエーテ
ルと4,4´ジアミノジフェニルメタンとの混合物のゲ
ル化時間tdとの比であり、下記式(1)で定義され
る。 Rg=th/td……(1))
【0008】本発明の(A)で使用されるカルボキシル
基含有アクリロニトリルブタジエンゴム(以下NBR−
Cと称する)としては、例えばアクリロニトリルとブタ
ジエンを約10/90〜50/50のモル比で共重合さ
せた共重合ゴムの末端基をカルボキシル化したもの、あ
るいはアクリロニトリル、ブタジエンとアクリル酸、マ
レイン酸などのカルボキシル基含有重合性単量体の三元
共重合ゴムなどが挙げられる。カルボキシル基含有量は
1〜8モル%が望ましい。1モル%未満ではエポキシ樹
脂との反応点が少なく、最終的に得られる硬化物の耐熱
性が劣る。一方、8%を越えると、塗布の際に接着剤溶
液とした場合の粘度増加および安定性の低下を招く。ア
クリロニトリル量は10〜50モル%が必要であり、1
0%未満では硬化物の耐薬品性が悪くなる。一方、50
モル%を越えると通常の溶剤に溶解しにくくなるので作
業性の低下につながる。具体的なNBR−Cとしては、
PNR−1H(日本合成ゴム(株)製)、“ニポール”
1072J、“ニポール”DN612、“ニポール”D
N631(以上日本ゼオン(株)製)、“ハイカー”C
TBN(BFグッドリッチ社製)等がある。
【0009】(B)において使用されるエポキシ樹脂は
エポキシ基を分子中に少なくとも2個以上含むものであ
れば特に限定されないが、例えばビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂,あるい
はビフェノール型エポキシ樹脂あるいはノボラック型エ
ポキシ樹脂などが挙げられる。また、難燃性付与のため
に、ハロゲン化エポキシ樹脂、特に臭素化エポキシ樹脂
を用いることが有効である。この際、臭素化エポキシ樹
脂のみでは難燃性の付与はできるものの接着剤の耐熱性
の低下が大きくなるため非臭素化エポキシ樹脂との混合
系とすることがさらに有効である。臭素化エポキシ樹脂
の例としては、たとえば“エピコート”5045、50
46、5048、5050、5051(以上油化シェル
エポキシ(株)製)、DER−542(ダウケミカル社
製)等のテトラブロモビスフェノールAとビスフェノー
ルAの共重合型エポキシ樹脂、あるいはBREN−S
(日本化薬(株)製)等の臭素化フェノールノボラック
型エポキシ樹脂が挙げられる。これらの臭素化エポキシ
樹脂は臭素含有量およびエポキシ当量を考慮して2種類
以上混合して用いても良い。
【0010】上記のNBR−Cとエポキシ樹脂との配合
割合は、NBR−Cが100重量部に対してエポキシ樹
脂50〜400重量部、好ましくは150〜250重量
部である。50重量部未満では半田耐熱性の低下を招
く。また、400重量部を越えると接着性が低下するの
で好ましくない。
【0011】(C)において使用される硬化剤混合物と
は、反応性指数Rgが3以上13以内、好ましくは5以
上12以内である芳香族ポリアミンおよびRgが15以
上30以内、好ましくは17以上28以内である芳香族
ポリアミンをそれぞれ少なくとも1種類以上含むもので
ある。Rgが3以上13以内の芳香族ポリアミンを含ま
ない場合および/または一方のRgが30を越える場合
は硬化反応性が低すぎて、適当な加熱処理条件で十分に
硬化させることができないため半田耐熱性が低下する。
他方、Rgが15以上30以内の芳香族ポリアミンを含
まない場合および/または一方のRgが3未満の場合は
硬化反応性が高すぎて、寿命が短くなり接着性、半田耐
熱性が低下する。また、カール等による加工作業性の低
下も生じる。
【0012】上記のNBR−Cおよびエポキシ樹脂と硬
化剤混合物との配合割合は、NBR−Cのカルボキシル
基およびエポキシ樹脂の硬化が可能であれば特に限定さ
れないが、エポキシ樹脂中のエポキシ基の総数Neに対
する、硬化剤混合物中の芳香族ポリアミンの活性水素数
Nhの総和の比をRaとすると(すなわちRa=Ne/
Nh)、Raが1.2〜6.0となるようにすることが
好ましく、2.0〜4.0であるとさらに好ましい。R
aが1.2未満の場合硬化剤が過剰で架橋が進み過ぎる
ため、接着性が低下する。Raが6.0を越える場合、
硬化剤が不足で十分な硬化が行われず、半田耐熱性が低
下する。
【0013】Neに対する、Rgが3以上13以内の芳
香族ポリアミンの活性水素数の総和Nh1およびRgが
15以上30以内の芳香族ポリアミンの活性水素数の総
和Nh2の比をそれぞれRa1およびRa2とすると
き、(すなわちNh=Nh1+Nh2)Ra1は2.0
〜20.0となるようにすることが好ましく、3.0〜
15.0であるとさらに好ましい。Ra1が2.0未満
の場合、は硬化反応性が高すぎて、寿命が短くなり接着
性、半田耐熱性が低下する。Ra1が20.0を越える
場合は硬化反応性が低すぎて、適当な加熱処理条件で十
分に硬化させることができないため半田耐熱性が低下す
る。Ra2は上記RaおよびRa1との関係から一義的
に定まるが、Ra1に対するRa2の比が0.2〜5.
0であると一層好ましい。
【0014】該芳香族ポリアミンは上記のRgの範囲を
満たせば種類は限定されないが、芳香族ジアミンが特に
好ましい。
【0015】たとえばRgが3以上13以内の芳香族ポ
リアミンとしては3,3´5,5´−テトラメチル−
4,4´−ジアミノジフェニルメタン、3,3´5,5
´−テトラエチル−4,4´−ジアミノジフェニルメタ
ン、3,3´−ジメチル−5,5´−ジエチル−4,4
´−ジアミノジフェニルメタン、3,3´−ジクロロ−
4,4´−ジアミノジフェニルメタン、2,2´3,3
´−テトラクロロ−4,4´−ジアミノジフェニルメタ
ン、4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3
´−ジアミノベンゾフェノン等が挙げられる。
【0016】また、Rgが15以上30以内の芳香族ポ
リアミンとしては3,3´−ジアミノジフェニルスルホ
ン、4,4´−ジアミノジフェニルスルホン、3,4´
−ジアミノジフェニルスルホン、4,4´−ジアミノベ
ンゾフェノン、3,4,4´−トリアミノジフェニルス
ルホン等が挙げられる。
【0017】硬化促進剤としては三フッ化ホウ素トリエ
チルアミン錯体等の三フッ化ホウ素のアミン錯体、2−
アルキル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4
−アルキルイミダゾール等のイミダゾール誘導体、無水
フタル酸、無水トリメリット酸等の有機酸、ジシアンジ
アミド等が挙げられ、これらを単独または2種以上混合
して用いても良い。
【0018】上記の必須成分以外に必要に応じて微粒子
状の無機難燃剤を添加できる。微粒子状の無機難燃剤と
しては水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、カル
シウム・アルミネート水和物等の金属水酸化物、酸化亜
鉛、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、酸化マグネ
シウム等の金属酸化物が挙げられ、これらを単独または
2種以上混合して用いても良い。微粒子状の無機難燃剤
平均粒子径は透明性と分散安定性を考慮すると、0.2
〜5.0μが好ましい。また、添加量はNBR−Cに対
して30〜300重量部が適当である。
【0019】以上の成分以外に、接着剤の特性を損なわ
ない範囲で酸化防止剤、イオン捕捉剤などの有機、無機
成分を添加することは何ら制限されるものではない。
【0020】本発明でいう絶縁性プラスチックフィルム
とはポリイミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケ
トン、アラミド、ポリカーボネート、ポリアリレート、
等のプラスチックからなる厚さ10〜200μのフィル
ムであり、これらから選ばれる複数のフィルムを積層し
て用いても良い。また必要に応じて、加水分解、コロナ
放電、低温プラズマ、物理的粗面化、易接着コーティン
グ処理等の表面処理を施すことができる。
【0021】本発明でいう離型フィルムとは接着剤面か
らカバーレイの形態を損なうことなく剥離できれば特に
限定されないが、たとえばシリコーンあるいはフッ素化
合物のコーティング処理を施したポリエステルフィル
ム、ポリオレフィンフィルム、およびこれらをラミネー
トした紙が挙げられる。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実
施例の説明に入る前に評価方法について述べる。
【0023】評価方法 (1)評価用サンプル作成方法 カバーレイフィルムを35μの電解銅箔(日鉱グールド
・フォイル(株)製、JTC箔)の光沢面に、160
℃、30kg/cm、30分のプレス条件で積層し、
評価用サンプルを作成した。
【0024】(2)剥離強度 上記(1)の方法で電界銅箔にプレスしたサンプルを用
いて、JIS−C6481に準拠して行った。
【0025】(3)半田耐熱性 JIS−C6481に準拠した方法で行なった。上記
(1)の方法で電解銅箔にプレスした25mm角のサン
プルを、22℃,90%RHの雰囲気下で24時間調湿
した後、すみやかに半田浴上に30秒間浮かべ、膨れお
よび剥がれのない最高温度を測定した。
【0026】(4)カール 150mm角のカバーレイから離型フィルムを剥がした
後、四隅が浮くようにして平板上に置き、平板からの最
大距離を測定する。
【0027】(5)粘着性 25mm幅のカバーレイから離型フィルムを剥がした
後、1kg/cmの圧力で上記の電解銅箔に20℃、
1分間加圧し、90度方向に50mm/minの速度で
引き剥がした場合の単位長さあたりの強度を測定する。
【0028】(6)しみ出し量変化 しみ出し量はカバーレイに6mmφの穴を開け、上記
(1)の方法で電界銅箔にプレスした後、万能投影機V
−16型(日本光学(株)製)およびリニアスケールA
T−11−FN200型(ミツトヨ(株)製)を用いて
測定した。
【0029】次に、カバーレイを40℃の熱風オーブン
内に放置し、しみ出し量が0時間における値の半分にな
る時間でしみ出し量変化を評価した。
【0030】(7)難燃性 UL 94に準拠して測定した。
【0031】(8)ゲル化時間(thおよびtd) IPC−L110に準拠して測定した。サンプルの混合
比は、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのエポキ
シ基のモル数に対する芳香族ポリアミン活性水素の総数
のモル数が等しくなるように混合した。
【0032】実施例1 水酸化アルミニウム(昭和電工(株)製、H−43)を
トルエン溶液とした後、サンドミル処理して水酸化アル
ミニウム分散液を作成する。この分散液に、NBR−C
(日本合成ゴム(株)製、PNR−1H)、臭素化エポ
キシ樹脂(油化シェル(株)製、“エピコート”505
0、臭素含有率49%、エポキシ当量395)、非臭素
化エポキシ樹脂(油化シェル(株)製、“エピコート”
834、エポキシ当量250)、3,3´5,5´−テ
トラメチル−4,4´−ジアミノジフェニルメタン、
4,4´−ジアミノジフェニルスルホン、三フッ化ホウ
素モノエチルアミン錯体および分散液と等重量のメチル
エチルケトンをそれぞれ表1の組成比となるように加
え、30℃で撹拌、混合して接着剤溶液を作成した。こ
の接着剤をバーコータで、厚さ25μのポリイミドフィ
ルム(東レデュポン(株)製”カプトン100H)に約
35μの乾燥厚さとなるように塗布し,150℃で5分
間乾燥し、シリコーン離型剤付きの厚さ25μのポリエ
ステルフィルムをラミネートしてカバーレイフィルムを
得た。特性を表2に示す。
【0033】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 実施例2〜6および比較例1〜9 実施例1と同一の方法で、それぞれ表1および表2に示
した原料および組成比で調合した接着剤を用いてカバー
レイを得た。特性を表2および表3に示す。
【0034】表1〜4の実施例および比較例から本発明
により得られるカバーレイフィルムは、接着性、半田耐
熱性、寿命および貼り合わせ加工性に優れることがわか
る。
【0035】
【発明の効果】本発明は接着性、半田耐熱性、寿命およ
び貼り合わせ加工の作業性に優れた新規なカバーレイフ
ィルムを工業的に提供するものであり、本発明のカーレ
イフィルムによってフレキシブルプリント基板の信頼性
および経済性を向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/28 C09J 63/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(A)〜(D)を必須成分として含む
    熱硬化型の接着剤を塗布した絶縁性プラスチックフィル
    ムおよび離型フィルムの積層体より構成されることを特
    徴とするカバーレイフィルム。 (A)カルボキシル基含有アクリロニトリルブタジエン
    ゴム 100重量部、 (B)エポキシ樹脂 50〜400重量部、 (C)反応性指数Rgが3以上13以内である芳香族ポ
    リアミンおよび反応性指数Rgが15以上30以内であ
    る芳香族ポリアミンをそれぞれ少なくとも1種類以上含
    む硬化剤混合物 (D)硬化促進剤 0.1〜5.0重量部 (ただし、反応性指数RgはビスフェノールAジグリシ
    ジルエーテルと該芳香族ポリアミンとの混合物の150
    ℃におけるゲル化時間thおよび同一条件におけるビス
    フェノールAジグリシジルエーテルと4,4’ジアミノ
    ジフェニルメタンとの混合物のゲル化時間tdとの比で
    あり、下記式(1)で定義される。Rg=th/td…
    …(1))
  2. 【請求項2】エポキシ樹脂中のエポキシ基の総数に対す
    る、硬化剤混合物中の芳香族ポリアミンの活性水素数の
    総和の比Raが1.2〜6.0であることを特徴とする
    請求項1記載のカバーレイフィルム。
  3. 【請求項3】エポキシ樹脂中のエポキシ基の総数に対す
    る、Rg3以上13以内である芳香族ポリアミンの活性
    水素数の総和の比Ra1が2.0〜20.0であること
    を特徴とする請求項2記載のカバーレイフィルム。
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