JP2751723B2 - パワー式三つ爪チャッキング装置 - Google Patents

パワー式三つ爪チャッキング装置

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JP2751723B2 JP7193392A JP7193392A JP2751723B2 JP 2751723 B2 JP2751723 B2 JP 2751723B2 JP 7193392 A JP7193392 A JP 7193392A JP 7193392 A JP7193392 A JP 7193392A JP 2751723 B2 JP2751723 B2 JP 2751723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング状のワークに旋
削あるいは研削等の機械加工を施す際に、そのワークを
外径チャック方式でチャッキングするパワー式三つ爪チ
ャッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図9に示すように、ベベルギヤあ
るいはハイポイトギヤに代表されるようなリング状のワ
ークWに砥石Gによって研削加工を施す場合に、ワーク
Wをチャッキングするためにパワー式の三つ爪チャッキ
ング装置が用いられている。この従来のパワー式三つ爪
チャッキング装置は、チャックボディ51側のワーク着
座部52に対してワークWを押し付けながら外径チャッ
ク方式でチャッキングするもので、そのチャックボディ
51の円周方向の三等分位置に設けられた三つのチャッ
ク爪53は、各チャック爪53が共有する単一のチャッ
クシリンダ54の伸縮動作に応じ球面軸受55を介して
揺動してチャッキング,アンチャッキング動作するよう
になっている。なお、チャックシリンダ54のピストン
ロッド56と各チャック爪53は中間部材57によって
連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ワー式三つ爪チャッキング装置においては、各チャック
爪53の均等なチャッキング力でワークWをチャッキン
グしているだけであるため、チャックボディ51の回転
運動に伴って、ワークWのうちそれぞれのチャック爪5
3でチャッキングされている部分が砥石Gによる加工位
置に位置した場合には、各チャック爪53には砥石Gの
切り込み送りや研削抵抗によってそのチャック爪53を
外側に押し拡げるような力がはたらくことになる。その
結果、ワークWのうち砥石Gによる研削部分が偏心し、
ワークWの真円度やその内外周面の同芯度(同軸度)不
良を招くこととなって加工精度の向上が望めない。
【0004】また、上記砥石Gの切り込み送りや研削抵
抗に対抗し得るだけのチャッキング力をもってワークW
をチャッキングした場合には、逆にそのチャッキング力
によってワークWそのものに歪みが生じ、上記と同様に
真円度あるいは同軸度不良を招くこととなって好ましく
ない。
【0005】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、それぞれのチャック爪のチャッキング力を
その回転方向位置に応じて可変制御することで上記のよ
うな真円度不良や同軸度不良を防止した構造を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、工作機械の主
軸に装着され、リング状のワークを外径チャック方式で
チャッキングした上で前記ワークの円周方向の一部に工
具を押し当てて所定の機械加工を行うパワー式三つ爪チ
ャッキング装置において、チャックボディの円周方向の
三等分位置に個別に設けられたチャック爪と、前記チャ
ックボディのうち各チャック爪に対応する位置に個別に
設けられて、対応するチャック爪を個別にチャッキン
グ,アンチャッキング動作させるチャックシリンダと、
前記三つのチャック爪によってチャッキングされたワー
クのうち各チャック爪に対応する部分がチャックボディ
の回転に伴って順次前記工具による加工位置に位置した
時に、その加工位置に対応するチャック爪のチャックシ
リンダ圧力を増圧させて、前記加工位置に対応するチャ
ック爪のチャッキング力をそれ以外のチャック爪のチャ
ッキング力よりも増大させるチャッキング力制御手段と
から構成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】この構造によると、砥石等による加工位置に位
置したチャック爪のチャックシリンダ圧力を増圧させ
て、前記加工位置に対応するチャック爪のチャッキング
力をそれ以外のチャック爪のチャッキング力よりも増大
させると、工具の切り込み送りやその抵抗による力と増
大されたチャック爪のチャッキング力とが拮抗して、前
記切り込み送りやその抵抗による力が相殺される。その
結果として、真円度不良や同軸度不良を招くことなしに
ワークに所定の機械加工を施すことができる。
【0008】
【実施例】図1,2は本発明の一実施例を示す図で、図
9と同様にリング状のワークWに砥石Gによる研削加工
を施すためのパワー式三つ爪チャッキング装置の例を示
している。
【0009】図1,2に示すように、ワークヘッド1に
はプーリ2およびベルト3により回転駆動されるスピン
ドル(主軸)4がベアリング5を介して回転可能に支持
されており、このスピンドル4の先端にパワー式三つ爪
チャッキング装置6が装着されている。
【0010】前記パワー式三つ爪チャッキング装置6の
チャックボディ7は前後に分割された二つのブロック
8,9により構成され、その前側のブロック9にはワー
クWの位置決め基準となる受け駒10がホルダプレート
11を介して固定されている一方、前記ブロック9の円
周方向の三等分位置にはチャック爪12,13,14が
球面軸受15を介して揺動可能に支持されている。そし
て、前記チャック爪12,13,14は爪本体16と軸
部17とから構成され、軸部17は球面軸受15の球状
体に摺動可能に内挿されているとともに、軸部17の他
端部はピン18を介して各チャック爪12,13,14
ごとに独立したアーム20に連結されている。
【0011】また、前記スピンドル4およびチャックボ
ディ6の中心部にはそれらを貫通するドローバー21が
その軸心方向にスライド可能に設けられており、ドロー
バー21の先端部には駒22が装着され、この駒22に
対して前記アーム20がそれぞれに係合して相互に連結
されている。
【0012】前記スピンドル4の後端部にはピストン2
3を有する複動タイプのメインシリンダ(油圧シリン
ダ)24が設けられており、ピストン23はドローバー
21の後端部に一体に固定されている。したがって、メ
インシリンダ24によりドローバー21を進退させるこ
とで駒22およびアーム20を介して各チャック爪1
2,13,14がチャッキング,アンチャッキング動作
するようになっている。なお、前記メインシリンダ24
の後端部側には、スピンドル4の回転を許容しながらメ
インシリンダ24の油圧の供給排出を行うためのスリッ
プリング25が設けられている。
【0013】前記チャックボディ6を構成している後側
のブロック8には、各チャック爪12,13,14に個
別に対応するばね付き単動タイプの三つのチャックシリ
ンダ(油圧シリンダ)26,27,28が形成されてい
る。そして、各チャックシリンダ26,27,28のピ
ストンロッド29は各チャック爪12,13,14に個
別に対応するアーム20に連結されている。したがっ
て、各チャック爪12,13,14は前述したようにメ
インシリンダ24の作動によりドローバー21を介して
チャッキング,アンチャッキング動作するとともに、チ
ャックシリンダ26,27,28の作動によってもまた
それぞれのチャック爪12,13,14が個別にチャッ
キング,アンチャッキング動作するようになっている。
【0014】また、前記ブロック8の外周には各チャッ
クシリンダ26,27,28に個別に対応するばね付き
単動タイプの三つのピストンポンプ30,31,32が
設けられており、各ピストンポンプ30,31,32の
一方の室33には所定の作動油が封入されている。そし
て、各ピストンポンプ30,31,32の一方の室33
は対応するチャックシリンダ26,27,28の一方の
室34に通路35を介して連通している。
【0015】前記ブロック8の外周には図3〜6に示す
ようにカムリング37が装着されており、このカムリン
グ37はその両側に設けたヒンジピン38を回転中心と
してブロック8に回転可能に支持されている。そして、
前記カムリング37には、ワークヘッド1側に設けた多
点停止タイプの単一の切換シリンダ(油圧シリンダ)3
9のピストンロッド40が連結されており、したがって
カムリング37は切換シリンダ39の伸縮に応じてスピ
ンドル4の前後方向に傾動変位可能となっている。な
お、前記切換シリンダ39の設置位置は、チャックボデ
ィ7の円周方向において砥石Gによる研削加工位置と一
致している。
【0016】前記カムリング37は、図3〜6に示すよ
うにリング本体41とカバー42とから構成され、それ
ら両者の間には断面略円形状の案内溝43が全周にわた
って形成されており、この案内溝43に対して各ピスト
ンポンプ30,31,32のピストンロッド44の一端
すなわち球状のピボット部45がはめ合わされている。
したがって、スピンドル4とともにチャッキング装置6
が回転すれば前記各ピストンポンプ30,31,32の
ピボット部45が前記カムリング37の案内溝43に案
内されながら回転することになる。
【0017】前記カムリング37を傾動変位させるため
の切換シリンダ39は、図1に示すようにサーボバルブ
46を介してNCコントローラ47により制御されるよ
うになっており、前記カムリング37は図7に示すよう
にスピンドル4の軸心に対して直角な姿勢である中立位
置Pのほかに、第1傾斜位置P1と第2傾斜位置P2の
二段階に切換可能となっている。したがって、前記カム
リング37の傾斜角度に応じて各ピストンポンプ30,
31,32のピストンロッド44の位置が変化し、それ
によって各ピストンポンプ30,31,32と連通して
いるそれぞれのチャックシリンダ26,27,28の出
力であるチャッキング力が可変制御されるようになって
いる。このように、前記ピストンポンプ30,31,3
2とカムリング37および切換シリンダ39等によっ
て、各チャック爪12,13,14のチャッキング力を
可変制御するためのチャッキング力制御手段50が構成
されている。
【0018】したがって、本実施例構造によれば、図
1,7に示すカムリング37が中立位置Pにあり、かつ
各チャック爪12,13,14がアンチャッキング状態
にある状態で、ワークWを受け駒10に押し付けた上で
メインシリンダ24の室48に油圧を導入する。これに
より、ドローバー21が後方に引っ張られることから、
駒22およびアーム20を介して各チャック爪12,1
3,14がチャッキング動作してワークWが各チャック
爪12,13,14によって堅固にチャッキングされ
る。この時、各チャックシリンダ26,27,28がそ
れぞれに対応するピストンポンプ30,31,32と連
通していることから、各チャックシリンダ26,27,
28のピストンは前記アーム20の動きに追従する。ま
た、ワークWには各チャック爪12,13,14に共通
のメインシリンダ24によってチャッキング力が付与さ
れているだけであるから、各チャック爪12,13,1
4によるワークWのチャッキング力は互いに等しいもの
となっている。
【0019】上記のように各チャック爪12,13,1
4によってワークWがチャッキングされたならばメイン
シリンダ24の室48への油圧導入を断ち、同時に各チ
ャック爪12,13,14に付随しているチャックシリ
ンダ26,27,28の室34に油圧を導入する。その
結果、それまで各チャック爪12,13,14にはメイ
ンシリンダ24によってチャッキング力が付与されてい
たのに対して、各チャック爪12,13,14にはそれ
ぞれのチャック爪12,13,14に付随しているチャ
ックシリンダ26,27,28によってチャッキング力
が付与されるようになって、各チャック爪12,13,
14は従前のままワークWをチャッキングし続ける。
【0020】この時、各チャック爪12,13,14に
は対応するチャックシリンダ26,27,28によって
個別にチャッキング力が付与されているものの、カムリ
ング37が中立位置にあるために各チャック爪12,1
3,14のチャッキング力は互いに等しく、仮にスピン
ドル4が回転駆動されたとしても各チャック爪12,1
3,14は均等なチャッキング力でワークWをチャッキ
ングし続ける。
【0021】そして、上記のようにワークWがチャッキ
ングされたならば、粗研削および仕上研削の順に砥石G
によって研削加工が施されるものとすると、NCコント
ローラ47からの指令により切換シリンダ39が伸長動
作してカムリング37を第2の傾斜位置(傾斜角度は例
えば10度)P2まで傾ける。すなわち、図7に示すよ
うにピン38を回転中心とするカムリング37は、その
上半部がピン38よりも前方側に位置し、かつ下半部が
ピン38よりも後方側に位置するように傾けられる。
【0022】このようにしてカムリング37が第2の傾
斜位置P2まで傾けられると、このカムリング37の案
内溝43に各ピストンポンプ30,31,32のピボッ
ト部45が案内されながらチャッキング装置6全体が回
転することから、その回転に伴って各ピストンポンプ3
0,31,32のピストンロッド44が順次スライドす
ることになる。
【0023】すなわち、図1,2および図7に示すよう
にスピンドル4の軸心を通る鉛直軸線上において切換シ
リンダ39の位置と砥石Gによる加工位置とが一致して
いることから、例えば一つのチャック爪12が加工位置
に位置した時にはそのチャック爪12に付随するピスト
ンポンプ30のピストンロッド44がカムリング37の
傾斜によって前方に押される一方、逆に残りの二つのチ
ャック爪13,14に付随しているピストンポンプ3
1,32のピストンロッド44は前記カムリング37の
傾斜によって後方に引き戻される。
【0024】そして、前述した一つのピストンポンプ3
0のピストンロッド44が押し込まれると、ピストンポ
ンプ30は室33の油圧をチャックシリンダ26の室3
4に送り込んでそのチャックシリンダ26の出力圧力を
増圧させ、結果的にはチャック爪12によるワークWの
チャッキング力を増大させる。逆に他の二つのチャック
爪13,14に付随しているピストンポンプ31,32
のピストンロッド44はカムリング37によって後方に
引き戻されることから、そのピストンポンプ31,32
の室33の容積の拡大によりチャックシリンダ27,2
8の油圧が低下し、結果的にはチャック爪13,14に
よるワークWのチャッキング力が弱められる。
【0025】したがって、上記のようにワークWのうち
いずれか一つのチャック爪12もしくは13または14
でチャッキングされている部分が砥石Gによる加工位置
に位置した時には、その加工位置に位置したチャック爪
のチャッキング力が他の二つのチャック爪のチャッキン
グ力よりも相対的に強められることから、仮に砥石Gに
よる切り込み送りやそれに伴う研削抵抗が作用したとし
ても、それらの力と特定のチャック爪の増圧されたチャ
ッキング力との拮抗によって研削抵抗等が相殺され、砥
石Gによる加工位置でのワークWの偏心や歪みの発生を
防止できる。
【0026】図8は上記の各チャック爪12,13,1
4の回転位相とチャッキング力との関係を示したもの
で、同図から明らかなように各チャック爪12,13,
14が順次砥石Gによる加工位置Qに位置することでそ
の加工位置Qに位置した一つのチャック爪12,13,
14のいずれかのチャッキング力が増強され、このよう
な動作がスピンドル4の一回転ごとに繰り返される。
【0027】一方、粗研剤から仕上研削に移行する際に
は、図1,7に示すようにNCコントローラ47からの
指令により切換シリンダ39はカムリング37を第1の
傾斜位置P1(傾斜角度は例えば5度)まで傾ける。こ
の場合にも、各ピストンポンプ30,31,32はその
回転位置に応じて上記と同様に各チャック爪12,1
3,14のチャッキング力の増圧作用を発揮するもの
の、仕上研削時の砥石Gの切り込み送りや研削抵抗が粗
研剤の場合に比べて小さく、しかもカムリング37の傾
斜角も粗研削の場合よりも小さいために、砥石Gによる
加工位置でのチャック爪12,13,14のチャッキン
グ力もまたその増圧の度合が粗研削の場合よりも小さく
なる。
【0028】そして、アンチャッキング動作時には、各
チャックシリンダ26,27,28への油圧導入を断
ち、前記カムリング37を中立位置Pに戻した上でメイ
ンシリンダ24の室49に油圧を導入する。これにより
ドローバー21が前進して各チャック爪12,13,1
4がアンチャッキング動作することでワークWが解放さ
れる。
【0029】ここで、前記実施例では研削加工を例にと
って説明したが、本発明は研削以外の旋削等に適用でき
ることはもちろんである。また、図1,7のピストンポ
ンプ30,31,32を通常の油圧シリンダに置き代え
るか、もしくはチャックシリンダ26,27,28のピ
ストンロッドに個別に別の油圧シリンダを連結し、いず
れか一つのチャック爪が加工位置に位置したことをセン
サー等により電気的に検出して、その加工位置のチャッ
ク爪のチャックシリンダに付随する油圧シリンダによっ
て該当するチャックシリンダの増圧作用を行わせるよう
にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、三つのチ
ャック爪でチャッキングされたワークのうちいずれか一
つのチャック爪でチャッキングされた部分が砥石等の工
具による加工位置に位置した時に、その加工位置に対応
するチャック爪のチャッキング力を他のチャック爪のチ
ャッキング力よりも増大させるようにしたため、特定位
置のチャック爪のチャッキング力の増大のために工具に
よる切り込み送りや切削抵抗等に対して十分に対抗でき
るようになる。その結果、ワークの偏心や歪みの発生が
なくなってワークの真円度不良や円筒度不良を未然に防
止することができるとともに、加工品質が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1に示すカムリングの正面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】図3の左側面図。
【図6】図5のA部拡大図。
【図7】図1の構造を簡略化した構成説明図。
【図8】各チャック爪の回転位相とチャッキング力との
関係を示す特性図。
【図9】従来の三つ爪チャッキング装置の一例を示す構
成説明図。
【符号の説明】
4…スピンドル(主軸) 6…三つ爪チャッキング装置 7…チャックボディ 12,13,14…チャック爪 21…ドローバー 26,27,28…チャックシリンダ 30,31,32…ピストンポンプ 37…カムリング 39…切換シリンダ 50…チャッキング力制御手段 G…砥石(工具) W…ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸に装着され、リング状の
    ワークを外径チャック方式でチャッキングした上で前記
    ワークの円周方向の一部に工具を押し当てて所定の機械
    加工を行うパワー式三つ爪チャッキング装置において、 チャックボディの円周方向の三等分位置に個別に設けら
    れたチャック爪と、 前記チャックボディのうち各チャック爪に対応する位置
    に個別に設けられて、対応するチャック爪を個別にチャ
    ッキング,アンチャッキング動作させるチャックシリン
    ダと、 前記三つのチャック爪によってチャッキングされたワー
    クのうち各チャック爪に対応する部分がチャックボディ
    の回転に伴って順次前記工具による加工位置に位置した
    時に、その加工位置に対応するチャック爪のチャックシ
    リンダ圧力を増圧させて、前記加工位置に対応するチャ
    ック爪のチャッキング力をそれ以外のチャック爪のチャ
    ッキング力よりも増大させるチャッキング力制御手段、 とから構成されていることを特徴とするパワー式三つ爪
    チャッキング装置。
JP7193392A 1992-03-30 1992-03-30 パワー式三つ爪チャッキング装置 Expired - Lifetime JP2751723B2 (ja)

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