JP2751603B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP2751603B2
JP2751603B2 JP23352490A JP23352490A JP2751603B2 JP 2751603 B2 JP2751603 B2 JP 2751603B2 JP 23352490 A JP23352490 A JP 23352490A JP 23352490 A JP23352490 A JP 23352490A JP 2751603 B2 JP2751603 B2 JP 2751603B2
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敏義 山本
憲治 来田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などにおいて使用する自動給水型の
コードレススチームアイロンに関するものである。
従来の技術 従来、コードレススチームアイロンとしては各種のも
のが販売されている。一例を第6図に示しているが、取
り外し可能なカセット型の水タンク1をアイロン本体2
に取り付けた構造となっている。水タンク1の容量も20
0cc前後と比較的大型で、自動給水機能を備えた構造の
ものではなく、当然のことながら水量検出装置に類する
ものも一切取り付けられていない。
一方、自動給水という点に限ってみれば、クリーニン
グ業などの専門家が使用する職業用アイロン(図示せ
ず)においては、コード付きのアイロンに給水用の長い
ホースをつなぎ、離れた位置に置いた大型の水タンクあ
るいは給水栓から直接水を供給するタイプのものが従来
から使用されている。しかし、このものはアイロン本体
内に水を貯留しておくタンクは備えておらず、給水用の
ホースを介して送られた水を直接気化させる構造のもの
であり、このため水量検出装置は備えていない。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構造コードレススチームアイロンの
場合、自動給水機構がないため、アイロン使用中に水タ
ンク1の水がなくなるたびにアイロン本体2からカセッ
ト型の水タンク1を取り外し、水を入れ直して使用する
必要があった。ちなみに一般家庭においてアイロンを使
用する場合、1回のアイロンかけで使用する水の量は平
均400cc程度であることが知られており、このことから
通常使用において平均1〜2回は水タンク1の水を入れ
直す必要があるものと考えられる。
そこでこの問題点を解消するために考えられる方法が
自動給水であるが、職業用アイロンのように給水ホース
をつないだまま使用するのではコードレスにした意味が
なく、コードレスアイロンとしてのメリットを生かすた
めにはアイロンスタンドからアイロン本体をはずして使
用する間(平均8〜10秒)に必要な水(15〜20cc)を貯
めておく小型の水タンクをアイロン本体に備えておく必
要がある。その場合、自動給水を行った時に、この小型
の水タンクが満水になったことを何等かの方法で検出し
なければ、自動給水動作を停止することができないとい
う問題が生じることになる。
そこで、本発明はアイロン本体内に設けた小型水タン
クの中に所定量の水が給水されたとき、給水ポンプの自
動給水動作を停止させることを目的とする。
課題を解決するための手段 そして、本発明は上記目的を達成するために、小型水
タンクを装備したアイロン本体と、このアイロン本体へ
自動給水を行うための給水機構を内蔵するとともにアイ
ロン本体の置き台として電源供給機能を有するアイロン
スタンドとからなり、前記小型水タンクの一部に設けた
通気孔部分に、満水状態になったとき通気孔を閉鎖する
溢水防止弁を設けるとともに、アイロンスタンドの給水
機構を構成するモータポンプにモータ電流検出器を設
け、このモータ電流検出器は、小型水タンクが満水とな
って溢水防止弁が動作したことをモータ電流の変化によ
り検出し、モータポンプの動作を停止するコードレスア
イロンを提供することにある。
作用 本発明は、小型水タンクに溢水防止弁を設けるととも
に給水機構を構成するモータポンプにモータ電流検出器
を設けることにより、アイロン本体側に特別な水位セン
サおよび水位検出回路を設けることなく、アイロ本体の
小型水タンクの所定量の水の供給を自動化でき、アイロ
ンスタンド側だけで水量検出処理が可能となるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図において、3は小型水タンクを装備したア
イロン本体、4はこのアイロン本体3へ自動給水を行う
ための給水機構を内蔵するとともにアイロン本体の置き
台として電源供給機能を有するアイロンスタンドであ
る。5はアイロン本体3に着脱自在に装備された小型水
タンクで、約20ccの貯水量を有している。6はこの小型
水タンク5の内部上面に取りつけられたプリズム型水位
センサである。
また7はアイロンスタンド4内に設けられたメイン水
タンクで、1回のアイロンかけ作業を行うのに必要充分
な量(400〜500cc)の水を収容することができる。8は
同じくアイロンスタンド4内に給水用に設けられたモー
タポンプで、水路接続器9を介してアイロン本体3の小
型水タンク5に給水することができるように構成されて
いる。そしてこれらメイン水タンク7とモータポンプ8
は前記したアイロン本体3へ自動給水を行うための給水
機構を構成している。
第2図はこのプリズム型水位センサ6の構造を示した
もので、透明樹脂またはガラス等の透光性材料で構成さ
れ、円錐形状先端部6aを有する円筒形で、内部に発光素
子10と受光素子11を内蔵し、この発光素子10からの光線
を前記円錐形状先端部6aの表面で反射させて受光素子11
に戻すように構成している。そしてプリズム型水位セン
サ6の円錐形状先端部6aはアイロン本体3の小型水タン
ク5内上部から下方へ突出する一方、円筒形の胴部6bの
他側は小型水タンク5上部に突き出し、内部に設けられ
た発光,受光素子10,11が小型水タンク上部壁面5aより
も上方に位置するように構成している。なお12はアイロ
ンベースである。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
アイロン本体3がアイロンスタンド4にセットされる
と、モータポンプ8が動作しメイン水タンク7の水が水
路接続器9を通って小型水タンク5に自動的に送り込ま
れる。そして、小型水タンク5内の水が増えプリズム型
水位センサ6の円錐形状先端部6aに達すると、第2図
(A)に示した状態から同(B)に示した状態に変化
し、発光素子10から発した赤外線は(A)に点線で示し
たように円錐形状先端部6aで反射して受光素子11に戻る
経路から、(B)に示したような経路に変わり、円錐形
状先端部6aを透過して水中に発散し受光素子11へ戻らな
くなる。この現象は円錐形状先端部6aの表面における屈
折率の変化に起因するものと考えれば良い。
このような状態変化により、受光素子11の出力を電気
的に監視していれば小型水タンク5内に所定量の水が溜
まった時点を検出することが可能であり、これによりモ
ータポンプ8の動作を制御し、給水を停止させることが
できる。
次にプリズム型水位センサ6の構造について説明す
る。第2図に示したように、発光素子10及び受光素子11
はプリズム型水位センサ6の胴部6b内の小型水タンク上
部壁面5aよりも上方に配置されている。
一方、第1図の構成からも明らかなように、小型水タ
ンク5の位置はアイロンベース12のすぐ上にあり、しか
も貯水量が20cc程度と少ないため、200℃前後に達する
アイロンベース12の熱の影響を受けやすく、小型水タン
ク5内の水は給水後数分で100℃近い熱湯となることが
実験的にわかっている。
このため、発光素子10及び受光素子11が小型水タンク
5の内部に位置した場合、この熱湯(100℃)の影響を
直接受けることになり、ただでさえ温度依存性が大きく
周囲温度によって出力が変動しやすい発光,受光素子1
0,11の精度は大きく低下するだけでなく、場合によって
は高温により破壊にいたることも考えられる(これらの
素子は通常90℃程度の耐熱性しか有していない)。
したがって、本発明の実施例のように発光,受光素子
10,11を小型水タンク上部壁面5aよりも上方の比較的温
度の低い場所に配置することによって、これらの素子の
検出精度を大幅に向上させることができ、ひいては素子
の耐久性及び信頼性を大きく高めることができる。
次にモータ電流検出器を備えた水量検出装置について
第3図〜第5図をもとに説明する。第3図及び第4図に
おいてはプリズム型水位センサを備えていないものであ
り、第1図と同一部分については同一符号を付して説明
を省略している。13は溢水防止弁で、小型水タンク5の
上部壁面5aに設けた通気孔14部分に取り付けられてお
り、小型水タンク5内が満水状態となったとき水よりも
軽い樹脂などで形成されたボール弁13aの作用で通気孔1
4を閉鎖して小型水タンク5から水があふれ出すのを防
止する機能を有している。
15はモータポンプ8に流れるモータ電流を検出するた
めのモータ電流検出器で、小型水タンク5内が満水状態
となり溢水防止弁13が動作して小型水タンク5が密閉状
態となったとき、モータ電流が増大するのを検出しモー
タポンプ8の動作を停止するようにしているものであ
る。
上記構成においてその動作を説明する。自動給水機構
が動作して水が小型水タンク5内に送りこまれると、小
型水タンク5内の水量は第4図(A)から(B)のよう
に変化する。この時、図から明らかなように溢水防止弁
13内のボール弁13aは満水状態で通気孔14を閉鎖し、モ
ータポンプ8は過負荷状態となる。第5図はタンク内水
位とモータ電流の関係を示したものであるが、図中
(A),(B)で示した曲線はそれぞれ第4図における
(A),(B)の状態に相当している。この図からもわ
かるように、通気孔14が開放され順調に水が送られてい
るときに較べ,溢水防止弁13が動作しモータポンプ8が
過負荷状態となったときにはモータポンプ8に流れる電
流が大幅に増大することがわかる。
したがってこのモータ電流の変化をモータ電流検出器
15によって検出すれば、小型水タンク5の満水状態を容
易に知ることができるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、アイロンスタンド内のモータ
ポンプの駆動電流をモータ電流検出器によって検出し、
これによって小型水タンク内の水量状態を検出するもの
であるので、手荒く扱われやすいアイロン本体内に、繊
細な扱いを必要とする水位センサ及び検出回路を配置す
る必要がなく、またアイロン本体内に設ける制御回路の
スペースが削減されるなど多大な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を施した自動給水型のコード
レススチームアイロンの一部破断面側面図、第2図A、
Bは同コードレススチームアイロンのプリズム型水位セ
ンサの構成と動作状態を示す要部断面図、第3図は他の
実施例を示す自動給水型のコードレススチームアイロン
の一部破断面側面図、第4図A、Bは同コードレススチ
ームアイロンの溢水防止弁の要部断面図、第5図は同コ
ードレススチームアイロンのモータ電流変化を示す説明
図、第6図は従来のコードレススチームアイロンのアイ
ロン本体を示す側面図である。 3……アイロン本体、4……アイロンスタンド、5……
小型水タンク、6……プリズム型水位センサ、6a……円
錐形状先端部、6b……胴部、8……モータポンプ、10…
…発光素子、11……受光素子、13……溢水防止弁、13a
……ボール弁、14……通気孔、15……モータ電流検出
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−112600(JP,A) 特開 平3−121100(JP,A) 特開 平2−307500(JP,A) 特開 平3−136699(JP,A) 特開 昭58−12700(JP,A) 特開 昭58−29498(JP,A) 実開 平3−10900(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型水タンクを装備したアイロン本体と、
    このアイロン本体へ自動給水を行うための給水機構を内
    蔵するとともにアイロン本体の置き台として電源供給機
    能を有するアイロンスタンドとからなり、前記小型水タ
    ンクの一部に設けた通気孔部分に、満水状態になったと
    き通気孔を閉鎖する溢水防止弁を設けるとともに、アイ
    ロンスタンドの給水機構を構成するモータポンプにモー
    タ電流検出器を設け、このモータ電流検出器は、小型水
    タンクが満水となって溢水防止弁が動作したことをモー
    タ電流の変化により検出し、モータポンプの動作を停止
    するコードレスアイロン。
JP23352490A 1990-09-03 1990-09-03 コードレスアイロン Expired - Fee Related JP2751603B2 (ja)

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