JP2916060B2 - 液体燃料燃焼装置の燃料検知機構 - Google Patents

液体燃料燃焼装置の燃料検知機構

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JP2916060B2 JP3475493A JP3475493A JP2916060B2 JP 2916060 B2 JP2916060 B2 JP 2916060B2 JP 3475493 A JP3475493 A JP 3475493A JP 3475493 A JP3475493 A JP 3475493A JP 2916060 B2 JP2916060 B2 JP 2916060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば石油ファンヒー
ター等の液体燃料燃装置の燃料タンクに燃料が残って
いるか否かを検知する液体燃料燃焼装置の燃料検知機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液体燃料燃焼装置の燃料
検知機構について図6〜図8を参照しつつ説明する。
【0003】まず、この種の液体燃料燃焼装置の給油に
関する構造について図8を参照して説明する。燃料40
0が入ったカートリッジタンク800をタンク収納室に
収納すると、タンク収納室の下部にある連絡口810を
介して内蔵タンク820に所定量の燃料400が供給さ
れる。すなわち、カートリッジタンク800の弁体を連
絡口810のピン830で押し上げて内蔵タンク820
に燃料400を給油し、カートリッジタンク800の燃
料400が弁体の位置にまでくると、燃料400と空気
との入れ替わりがなくなって給油が停止されるようにな
っている。
【0004】この種の液体燃料燃焼装置の燃料検知機構
には、例えば、図6に示すように、リードスイッチ60
0が挿入された有底筒体状のリードケース610と、こ
のリードケース610に外嵌されたリング状の磁石付き
フロート620とを有するものがある。このタイプの液
体燃料燃焼装置の燃料検知機構では、磁石付きフロート
620が燃料400の減少に応じて下がり、リードスイ
ッチ600がオンされて残りの燃料400が少ないこと
を使用者に知らせる。
【0005】また、図7に示すように、底部にプリズム
720が形成された有底筒体状のケース710と、この
ケース710に挿入されたフォトインターラプター70
0とを有するものがある。このタイプの液体燃料燃焼装
置の燃料検知機構は、燃料400が残り少なくなって先
端のプリズム720が燃料400から出ると、フォトイ
ンターラプター700の発光素子からの光線Lがプリズ
ム720で反射されるので受光素子に入射されるが(同
図(B)参照)、先端のプリズム720が燃料400に
浸かっていると、発光素子の光線Lはプリズム720で
反射されずに直進するので、受光素子には入射されな
い、という性質を利用して、受光素子の出力によって燃
料400の残りを検知するのである。すなわち、受光素
子に発光素子の光線Lが入射すると、残りの燃料400
が少ないことを使用者に知らせるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の液体燃料燃焼装置の燃料検知機構には以下のよ
うな問題点がある。すなわち、リードスイッチ600を
利用したものは、リードケース610にリード線630
が接続されたリードスイッチ600を挿入し、リードケ
ース610の上部で接着剤640によって固定すること
によって組み立てられる。従って、リードスイッチ60
0の位置にばらつきが生じやすい。また、磁石付きフロ
ート620の磁石650の磁力にばらつきがある。この
ため、製品により若干の個体差が生じやすい。さらに、
接着剤640の硬化に時間がかかる。
【0007】また、フォトインターラプター700を利
用したものは、プリズム720が燃料400からでたと
しても、プリズム720の先端に微量の燃料410が残
ることがあり(図7(C)参照)、このため出力が不安
定になるという問題がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、より確実に燃料を検知することができるとともに、
組み立てが容易な液体燃料燃焼装置の燃料検知機構を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体燃料燃
焼装置の燃料検知機構は、側面にプリズムが突出形成さ
れた透光性を有する本体ケースと、この本体ケースの内
部に設けられた発光素子及び受光素子とを備えており、
前記プリズムの下面には下向きの山形状の油切りリブが
形成されている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る液体燃料燃焼
装置の燃料検知機構の一部破断側面図、図2はこの液体
燃料燃焼装置の燃料検知機構の一部破断正面図、図3は
この液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の作用を説明する
ための図1のA−A線断面図、図4はこの液体燃料燃焼
装置の燃料検知機構の電気的回路図、図5はこの液体燃
料燃焼装置の燃料検知機構にフォトガイドがない場合の
問題点を示す説明図である。
【0011】本実施例に係る液体燃料燃焼装置の燃料検
知機構は、液体燃料燃料装置の燃料タンク (図示省略)
内に設けられており、燃料タンク内に燃料400が残っ
ているか否かを検知するものであって、側面に2つのプ
リズム110A、110Bが突出形成された透光性を有
する本体ケース100と、この本体ケース100の内部
に設けられた2組の発光素子210A、210B及び受
光素子220A、220Bとを備えており、前記プリズ
ム110A、110Bの下面には下向きの山形状の油切
りリブ111A、111Bが形成されており、前記発光
素子210A、210B及び受光素子220A、220
Bは、各素子210A、210B、220A、220B
の間に隔壁320が設けられているフォトガイド300
で囲まれている。
【0012】本体ケース100は、透光性を有する合成
樹脂から有底筒状に成形されている。その1つの側面の
下方側には2つのプリズム110A、110Bが突出形
成されている。また、当該プリズム110A、110B
の下面には、油切りリブ111A、111Bが形成され
ている。この油切りリブ111A、111Bは下向きの
山形状で、しかも本体ケース100の側面に向かって傾
斜している。従って、プリズム110A、110Bに燃
料400が付いていたとしても、この油切りリブ111
A、111Bによって必ず滴下するようになっている。
また、当該本体ケース100の内側には、後述するプリ
ント基板200を保持するための保持用突起120が形
成されている。
【0013】かかる本体ケース100は、燃料タンクの
天井面から垂下されており、燃料タンクが燃料400で
満タンであれば、上側のプリズム110Aも燃料400
に浸漬されるようになっている。
【0014】本体ケース100には、発光素子210
A、210B及び受光素子220A、220Bが実装さ
れたプリント基板200が保持用突起120によって収
納される。4つの素子210A、210B、220A、
220Bは、フォトガイド300によってプリント基板
200における位置決めがなされている。
【0015】すなわち、このフォトガイド300には、
4つの丸孔310が形成されており、各丸孔310の間
が隔壁320となっている。4つの丸孔310には、そ
れぞれ4つの素子210A、210B、220A、22
0Bが嵌め込まれるようになっている。この4つの丸孔
310は、プリント基板200が本体ケース100に収
納されると、2つのプリズム110A、110Bに対向
するような位置に形成されている。従って、発光素子2
10Aと受光素子220Aとは横に並んで1組となり、
上側のプリズム110Aに対向するようになる。また、
同様に発光素子210Bと受光素子220Bとは横に並
んで1組となり、下側のプリズム110Bに対向するよ
うになる。
【0016】また、当該フォトガイド300の隔壁32
0は、発光素子210A、210Bからの光線Lが受光
素子220A、220Bに直接入射することを防止して
いる。例えば、図5に示すように、このフォトガイド3
00がなければ、発光素子210A、210Bからの光
線Lが、本体ケース100の内面で乱反射して受光素子
220A、220Bに入射されて誤動作することがある
が、隔壁320を有するフォトガイド300によってか
かる事態を防止することができるのである。
【0017】さらに、当該フォトガイド300は、ある
程度の柔軟性を有する黒色の合成樹脂から形成されてお
り、その高さ寸法Hはプリント基板200を本体ケース
100に収納すると、プリント基板200と本体ケース
100の内面との間に密着状態で介在されるように設定
されている。
【0018】プリント基板200が収納された本体ケー
ス100は、カバー130で閉塞される。また、このカ
バー130がプリント基板200の上端部に接触するこ
とによってプリント基板200の位置決め、ひいては各
素子210A、210B、220A、220Bの本体ケ
ース100の内部における位置決めがなされる。
【0019】上側の発光素子210A、受光素子220
A及びプリズム110Aは残りの燃料400が少ないこ
とを使用者に知らせるために用いられるものであり、下
側の発光素子210B、受光素子220B及びプリズム
110Bは空焼クリーニングの防止に用いられるもので
ある。
【0020】4つの素子210A、210B、220
A、220Bは、図4に示すように、並列に接続されて
いる。上側の発光素子210Aには保護抵抗510が、
上側の受光素子220Aには分圧抵抗520が、下側の
発光素子210Bには保護抵抗530がそれぞれ直列に
接続されている。なお、これらの抵抗510等も4つの
素子210A、210B、220A、220Bと同様に
プリント基板200に実装されている。
【0021】次に、上述したように構成された液体燃料
燃焼装置の燃料検知機構の作用について説明する。ま
ず、燃料400が満タン又はそれに近い状態にある場
合、すなわち改めて給油する必要がない場合には、上側
のプリズム110Aも燃料400に浸漬している。この
状態で、上側の発光素子210Aからの光線Lは、図3
(A)に示すように、プリズム110Aを通抜けてしま
い、受光素子220Aには入射されない。よって、出力
1はLowに、出力2はLowになる。これによって、
給油ランプ(図示省略)は消灯したままの状態を維持す
る。
【0022】燃料400を使用して上側のプリズム11
0Aが燃料400から出ると、発光素子210Aの光線
Lは上側のブリズム110Aによって反射され、受光素
子220Aに入射する。すると、出力1はHigtにな
り、出力2はLowになる。これによって、給油ランプ
が点灯し、使用者に給油の必要性を知らせる。なお、上
側のプリズム110Aに微量の燃料400が残留してい
たとしても、油切りリブ111Aによりて滴下するの
で、出力が不安定になることはない。
【0023】長期間にわたって使用することにより、気
化器(図示省略)にタールが溜まったならば、気化器を
加熱してタールを除去する空焼クリーニングが必要にな
る。この空焼クリーニングを行う場合には、気化器に燃
料400が供給されない状態で行う必要がある。従っ
て、空焼クリーニングに際しては、燃料タンクに燃料4
00がほとんどない状態で行わなければならない。すな
わち、下側の発光素子210Bの光線Lも受光素子22
0Bに入力する状態でなければならない。従って、この
状態では出力1はHigtに、出力2はHigtにな
る。この状態以外では空焼クリーニングができないよう
になっている。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る液体燃料燃焼装置の燃料検
知機構は、側面にプリズムが突出形成された透光性を有
する本体ケースと、この本体ケースの内部に設けられた
発光素子及び受光素子とを備えており、前記プリズムの
下面には下向きの山形状の油切りリブが形成されてい
る。従って、微量の燃料がプリズムに付着して出力が不
安定になることはない。
【0025】また、前記発光素子及び受光素子は、両素
子の間に隔壁が設けられているフォトガイドで囲まれて
いるので、発光素子からの光線が乱反射等により受光素
子に直接入射されることによる誤動作を防止することが
できる。また、フォトガイドは黒色であるので、より乱
反射等を確実に防止することができる。
【0026】さらに、前記フォトガイドが発光素子及び
受光素子の本体ケース内における位置決めを行うので、
従来のリードスイッチタイプのものより組み立てが容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液体燃料燃焼装置の燃
料検知機構の一部破断側面図である。
【図2】この液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の一部破
断正面図である。
【図3】この液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の作用を
説明するための図1のA−A線断面図である。
【図4】この液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の電気的
回路図である。
【図5】この液体燃料燃焼装置の燃料検知機構にフォト
ガイドがない場合の問題点を示す説明図である。
【図6】従来の液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の一例
であるリードスイッチタイプを示す説明図である。
【図7】従来の液体燃料燃焼装置の燃料検知機構の一例
であるプリズムタイプを示す説明図である。
【図8】液体燃料燃焼装置の給油に関する構造に関する
説明図である。
【符号の説明】
100 本体ケース 110A、110B プリズム 111A、111B 油機切りリブ 210A、210B 発光素子 220A、220B 受光素子 300 フォトガイド 320 隔壁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面にプリズムが突出形成された透光性
    を有する本体ケースと、この本体ケースの内部に設けら
    れた発光素子及び受光素子とを具備しており、前記プリ
    ズムの下面には下向きの山形状の油切りリブが形成され
    ていることを特徴とする液体燃料燃焼装置の燃料検知機
    構。
  2. 【請求項2】 前記発光素子及び受光素子は、両素子の
    間に隔壁が設けられているフォトガイドで囲まれている
    ことを特徴とする請求項1記載の液体燃料燃焼装置の燃
    料検知機構。
  3. 【請求項3】 前記フォトガイドは発光素子及び受光素
    子の本体ケース内における位置決めを行うことを特徴と
    する請求項2記載の液体燃料燃焼装置の燃料検知機構。
  4. 【請求項4】 前記フォトガイドは黒色であることを特
    徴とする請求項2記載の液体燃料燃焼装置の燃料検知機
    構。
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