JP3190644B2 - 容器直付け電動ポンプ装置 - Google Patents
容器直付け電動ポンプ装置Info
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- JP3190644B2 JP3190644B2 JP20525699A JP20525699A JP3190644B2 JP 3190644 B2 JP3190644 B2 JP 3190644B2 JP 20525699 A JP20525699 A JP 20525699A JP 20525699 A JP20525699 A JP 20525699A JP 3190644 B2 JP3190644 B2 JP 3190644B2
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Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、容器直付け電動ポンプ
装置に係り、詳しくは液体容器の口を塞いで液体容器に
取り付けられ、電池で駆動されるポンプで該液体容器内
から液体を吐出口に取り付けた吐出管から他の液体容器
に吐出する容器直付け電動ポンプ装置に関する。
装置に係り、詳しくは液体容器の口を塞いで液体容器に
取り付けられ、電池で駆動されるポンプで該液体容器内
から液体を吐出口に取り付けた吐出管から他の液体容器
に吐出する容器直付け電動ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上述のような容器直付け式電動ポン
プとして、図10及び図11に示すものがある。
プとして、図10及び図11に示すものがある。
【0003】この容器直付け電動ポンプ装置100は、
ヘッド部110を液体容器、例えば合成樹脂製の18リ
ットル灯油タンクの口に取付リング102で取付けて使
用されるものであり、ヘッド部110の側方からは外部
に屈曲可能な吐出ホース120を接続した吐出口121
が延設形成されている。
ヘッド部110を液体容器、例えば合成樹脂製の18リ
ットル灯油タンクの口に取付リング102で取付けて使
用されるものであり、ヘッド部110の側方からは外部
に屈曲可能な吐出ホース120を接続した吐出口121
が延設形成されている。
【0004】また、ヘッド部110の下方からは、先端
にモーターポンプ126が取り付けられた吸入ホース1
25が垂下形成されている。
にモーターポンプ126が取り付けられた吸入ホース1
25が垂下形成されている。
【0005】また、ヘッド部110内には、上記モータ
ポンプ駆動用の乾電池収納部111が鉛直方向に沿って
乾電池が配置できるように形成されている。ヘッド11
0内には、ヘッド内の液体通路131内に設けられ、液
体通路131を開閉する液体遮断弁132、及び空気抜
き用の空気通路(図示していない)に設けられ、空気通
路を開閉する空気遮断弁(図示していない)とを備えた
バルブ装置135が上記吸入ホース125の軸線に沿う
鉛直方向に沿って設けられている。
ポンプ駆動用の乾電池収納部111が鉛直方向に沿って
乾電池が配置できるように形成されている。ヘッド11
0内には、ヘッド内の液体通路131内に設けられ、液
体通路131を開閉する液体遮断弁132、及び空気抜
き用の空気通路(図示していない)に設けられ、空気通
路を開閉する空気遮断弁(図示していない)とを備えた
バルブ装置135が上記吸入ホース125の軸線に沿う
鉛直方向に沿って設けられている。
【0006】そして、これらの液体遮断弁132の弁体
133及び空気遮断弁の弁体は共に上記鉛直方向に摺動
して駆動されるものとされている。
133及び空気遮断弁の弁体は共に上記鉛直方向に摺動
して駆動されるものとされている。
【0007】また、ヘッド部110内には上記鉛直方向
に押下操作される押しボタン141によって操作制御さ
れ、上記バルブ装置135の両遮断弁を開閉制御する開
閉制御装置140と、鉛直方向に軸を有して回転操作さ
れる回転つまみ142で操作され上記モータポンプ12
6をON/OFF制御するモータ操作装置145とが設
けられている。そして、この開閉操作装置140の回転
つまみ142はヘッド110の上面に表れるものとして
設けられている。
に押下操作される押しボタン141によって操作制御さ
れ、上記バルブ装置135の両遮断弁を開閉制御する開
閉制御装置140と、鉛直方向に軸を有して回転操作さ
れる回転つまみ142で操作され上記モータポンプ12
6をON/OFF制御するモータ操作装置145とが設
けられている。そして、この開閉操作装置140の回転
つまみ142はヘッド110の上面に表れるものとして
設けられている。
【0008】また、この例の容器直付け電動ポンプ装置
にあっては、バルブ装置135が閉状態となっていると
き(押しボタンが押下されていないとき)には回転つま
み142を回転できずモータポンプ駆動スイッチOFF
状態のままとされるよう構成される。
にあっては、バルブ装置135が閉状態となっていると
き(押しボタンが押下されていないとき)には回転つま
み142を回転できずモータポンプ駆動スイッチOFF
状態のままとされるよう構成される。
【0009】そして、バルブ装置135が開状態となっ
ているとき(押しボタンが押下されたとき)にのみ回転
つまみ142を回転できモータポンプ駆動スイッチをO
N状態とできるよう構成される。
ているとき(押しボタンが押下されたとき)にのみ回転
つまみ142を回転できモータポンプ駆動スイッチをO
N状態とできるよう構成される。
【0010】さらに、本装置では、回転つまみ142を
もとに戻して、モータポンプ駆動スイッチをOFF状態
とすると、自動的に開閉制御装置がバルブ装置を閉状態
とするように構成される(特開平10−89282号公
報参照)。
もとに戻して、モータポンプ駆動スイッチをOFF状態
とすると、自動的に開閉制御装置がバルブ装置を閉状態
とするように構成される(特開平10−89282号公
報参照)。
【0011】従って、該電動ポンプ装置の不使用時にこ
の電動ポンプ装置を液体容器の口に取り付けた状態で液
体容器が倒れた場合でも液体容器の中身が流れ出すおそ
れはないようにする他、液体吐出時には先ず押しボタン
を押し、その後に回転つまみの操作を行なうという2回
の動作を必要とするので、誤って電動ポンプ装置を作動
させてしまうという事態を防止することができるもので
ある。
の電動ポンプ装置を液体容器の口に取り付けた状態で液
体容器が倒れた場合でも液体容器の中身が流れ出すおそ
れはないようにする他、液体吐出時には先ず押しボタン
を押し、その後に回転つまみの操作を行なうという2回
の動作を必要とするので、誤って電動ポンプ装置を作動
させてしまうという事態を防止することができるもので
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電動ポンプ装置にあっては、以下の問題がある。即
ち、バルブ装置、開閉操作装置、及び乾電池収納部のい
ずれもが、吸入ホースの軸線に沿う鉛直方向に設けられ
ているため、ヘッド部の高さ方向の寸法(図10中H)
が大きなものとなってしまう。一般に、このような液体
容器に電動ポンプが取り付けられ使用されるのは、家庭
用の灯油の樹脂製タンクであり、このため、電動ポンプ
装置を取り付けた状態で樹脂製タンクを格納するときに
は、できるだけ少ない収納スペースでポンプ付きの灯油
タンクを収納したいという要請がある。
来の電動ポンプ装置にあっては、以下の問題がある。即
ち、バルブ装置、開閉操作装置、及び乾電池収納部のい
ずれもが、吸入ホースの軸線に沿う鉛直方向に設けられ
ているため、ヘッド部の高さ方向の寸法(図10中H)
が大きなものとなってしまう。一般に、このような液体
容器に電動ポンプが取り付けられ使用されるのは、家庭
用の灯油の樹脂製タンクであり、このため、電動ポンプ
装置を取り付けた状態で樹脂製タンクを格納するときに
は、できるだけ少ない収納スペースでポンプ付きの灯油
タンクを収納したいという要請がある。
【0013】また、バルブ装置を上記鉛直方向に設けて
いるため、ヘッド部の高さ寸法を小さくするためには、
バルブ装置を容器の取付口に挿入する構造にせざるをえ
ず、バルブ装置の横断面寸法が小さくなってしまうた
め、通路を狭めてしまうほか、弁体及びこの弁体を駆動
する軸を液体通路内に配置する必要があり、液体の通路
抵抗が増大し、液体の吐出量を大きくすることが難し
い。
いるため、ヘッド部の高さ寸法を小さくするためには、
バルブ装置を容器の取付口に挿入する構造にせざるをえ
ず、バルブ装置の横断面寸法が小さくなってしまうた
め、通路を狭めてしまうほか、弁体及びこの弁体を駆動
する軸を液体通路内に配置する必要があり、液体の通路
抵抗が増大し、液体の吐出量を大きくすることが難し
い。
【0014】そこで本発明は、容器直付け電動ポンプ装
置をヘッド部の高さ方向寸法を極力小さくするようにす
ると共に、液体の吐出容量を大きくすることができる容
器直付け電動ポンプ装置を提供することを目的とする。
置をヘッド部の高さ方向寸法を極力小さくするようにす
ると共に、液体の吐出容量を大きくすることができる容
器直付け電動ポンプ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本出願の手段は以下の通りである。
の本出願の手段は以下の通りである。
【0016】請求項1記載の発明は、液体容器の口を塞
いで液体容器に取り付けられ、液体容器内の液体を移送
する液体通路、及び液体容器内外を連通する空気通路、
及びポンプ駆動電源である乾電池を収納する電池室を備
えたヘッド部と、上記ヘッド部から垂下され、液体容器
の口から液体容器内に差し込まれ、上記電池で駆動され
る電動ポンプをその先端に備えた吸入管と、ヘッド部の
吐出口に接続され液体の吐出先に液体を移送する吐出管
とを備え、液体を吐出口から液体容器の外部に移送する
容器直付け電動ポンプ装置において、上記ヘッド部に
は、上記液体通路中に設けられて液体通路を開閉すると
ともに開弁時には弁体及びこの弁体を駆動する軸棒が上
記液体通路を流れる液体の流れを妨げないように構成
し、上記吸入管に対して略直角方向をなす平面に沿って
弁体を備える液体遮断弁と、上記空気通路中に設けられ
て空気通路を開閉し、上記平面に沿って弁体を備える空
気遮断弁と、上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作
つまみを回動操作することにより上記液体遮断弁と上記
空気遮断弁とを開状態にすると共に電動ポンプのスイッ
チをON状態にする操作装置とを備えたことを特徴とす
る容器直付け電動ポンプ装置である。上記平面が吸入管
となす角度は、略直角と述べてあるが、これらがなす角
は厳密に90°に限定されるものでなく、本発明の技術
的思想の範囲において解釈されることは言うまでもな
い。本発明において、「液体通路を流れる液体の流れを
妨げないように構成された」とは、液体通路内に弁体、
及びこの弁体を駆動する軸が上記液体通路内に全く配置
されないことのほか、これらの弁体および軸の一部分が
液体通路内に配置される状態であったとしても、液体の
流れを妨げないように構成されたものを含むものであ
る。例えば、弁体の一部分や軸の一部分が液体流路に配
置されていたとしても液体の流れを妨げないように構成
されていれば差し支えない。
いで液体容器に取り付けられ、液体容器内の液体を移送
する液体通路、及び液体容器内外を連通する空気通路、
及びポンプ駆動電源である乾電池を収納する電池室を備
えたヘッド部と、上記ヘッド部から垂下され、液体容器
の口から液体容器内に差し込まれ、上記電池で駆動され
る電動ポンプをその先端に備えた吸入管と、ヘッド部の
吐出口に接続され液体の吐出先に液体を移送する吐出管
とを備え、液体を吐出口から液体容器の外部に移送する
容器直付け電動ポンプ装置において、上記ヘッド部に
は、上記液体通路中に設けられて液体通路を開閉すると
ともに開弁時には弁体及びこの弁体を駆動する軸棒が上
記液体通路を流れる液体の流れを妨げないように構成
し、上記吸入管に対して略直角方向をなす平面に沿って
弁体を備える液体遮断弁と、上記空気通路中に設けられ
て空気通路を開閉し、上記平面に沿って弁体を備える空
気遮断弁と、上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作
つまみを回動操作することにより上記液体遮断弁と上記
空気遮断弁とを開状態にすると共に電動ポンプのスイッ
チをON状態にする操作装置とを備えたことを特徴とす
る容器直付け電動ポンプ装置である。上記平面が吸入管
となす角度は、略直角と述べてあるが、これらがなす角
は厳密に90°に限定されるものでなく、本発明の技術
的思想の範囲において解釈されることは言うまでもな
い。本発明において、「液体通路を流れる液体の流れを
妨げないように構成された」とは、液体通路内に弁体、
及びこの弁体を駆動する軸が上記液体通路内に全く配置
されないことのほか、これらの弁体および軸の一部分が
液体通路内に配置される状態であったとしても、液体の
流れを妨げないように構成されたものを含むものであ
る。例えば、弁体の一部分や軸の一部分が液体流路に配
置されていたとしても液体の流れを妨げないように構成
されていれば差し支えない。
【0017】請求項2記載の発明は、上記液体遮断弁
が、開弁時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒が液体通
路内から実質的に出ることにより、上記液体通路を流れ
る液体の流れを妨げないように構成されたことを特徴と
する請求項1記載の容器直付け電動ポンプ装置である。
が、開弁時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒が液体通
路内から実質的に出ることにより、上記液体通路を流れ
る液体の流れを妨げないように構成されたことを特徴と
する請求項1記載の容器直付け電動ポンプ装置である。
【0018】請求項3記載の発明は、上記電池は、その
軸を上記平面に沿って収納するように電池室に設けたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の容器直付け電動
ポンプ装置である。
軸を上記平面に沿って収納するように電池室に設けたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の容器直付け電動
ポンプ装置である。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】(作用) 本発明によれば、容器直付け電動ポンプ装置のヘッド部
内に、液体遮断弁と空気遮断弁の各バルブ装置を吸入管
に対して略直角方向をなす平面に沿って備え、さらに、
上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作つまみを回動
操作することにより上記液体遮断弁と上記空気遮断弁と
を開状態にすると共に電動ポンプのスイッチをON状態
にする操作装置とを備えたから、操作が容易になると共
にヘッド部の鉛直方向の寸法が小さくなる。そして、液
体遮断弁が開弁時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒の
いずれもが上記液体通路内に配置されないようにしたか
ら、液体の通路断面積が大きくなり、また液体通路内の
抵抗が少なくなる。さらに、各バルブ装置を容器の取付
口内に配置しなくともよくなるため、液体通路面積を大
きくすることができ、吐出量が大きくなる。またさら
に、操作つまみがヘッド部上面に突出しないので、ヘッ
ド部鉛直方向の寸法が小さくなり、また、操作つまみを
回動操作するものとした場合にはプッシュ式の操作装置
に比べて誤操作が少なくなる。
内に、液体遮断弁と空気遮断弁の各バルブ装置を吸入管
に対して略直角方向をなす平面に沿って備え、さらに、
上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作つまみを回動
操作することにより上記液体遮断弁と上記空気遮断弁と
を開状態にすると共に電動ポンプのスイッチをON状態
にする操作装置とを備えたから、操作が容易になると共
にヘッド部の鉛直方向の寸法が小さくなる。そして、液
体遮断弁が開弁時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒の
いずれもが上記液体通路内に配置されないようにしたか
ら、液体の通路断面積が大きくなり、また液体通路内の
抵抗が少なくなる。さらに、各バルブ装置を容器の取付
口内に配置しなくともよくなるため、液体通路面積を大
きくすることができ、吐出量が大きくなる。またさら
に、操作つまみがヘッド部上面に突出しないので、ヘッ
ド部鉛直方向の寸法が小さくなり、また、操作つまみを
回動操作するものとした場合にはプッシュ式の操作装置
に比べて誤操作が少なくなる。
【0024】また、上記液体遮断弁が、開弁時に弁体及
びこの弁体を駆動する軸棒が液体通路内から実質的に出
ることにより、上記液体通路を流れる液体の流れを妨げ
ないように構成したから、液体の通路断面積が大きくな
り、また液体通路内の抵抗が少なくなる。即ち、弁体及
び軸棒によって液体のスムースな流れが阻害されること
なく、液体の吐出量を大きくする。
びこの弁体を駆動する軸棒が液体通路内から実質的に出
ることにより、上記液体通路を流れる液体の流れを妨げ
ないように構成したから、液体の通路断面積が大きくな
り、また液体通路内の抵抗が少なくなる。即ち、弁体及
び軸棒によって液体のスムースな流れが阻害されること
なく、液体の吐出量を大きくする。
【0025】また、電池室内に乾電池を上記平面に沿っ
て収納して配置するのでヘッド部の鉛直方向の寸法が小
さくなる。
て収納して配置するのでヘッド部の鉛直方向の寸法が小
さくなる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る容器直付け電動
ポンプ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
ポンプ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0030】〔発明の実施の形態の構成〕図1乃至図9
は、本発明に係る容器直付け電動ポンプ装置20の実施
の形態を示す構成図である。本例は、特許請求の範囲の
請求項1乃至請求項7に相当する。
は、本発明に係る容器直付け電動ポンプ装置20の実施
の形態を示す構成図である。本例は、特許請求の範囲の
請求項1乃至請求項7に相当する。
【0031】本例において容器直付け電動ポンプ装置2
0は、灯油を収納した家庭用の合成樹脂製の灯油タンク
の灯油出入口の雄ねじ部に、ねじこみリング2をねじ込
むことにより取り付けられ、該容器から灯油ストーブ等
に灯油を補給する乾電池駆動式のものである。
0は、灯油を収納した家庭用の合成樹脂製の灯油タンク
の灯油出入口の雄ねじ部に、ねじこみリング2をねじ込
むことにより取り付けられ、該容器から灯油ストーブ等
に灯油を補給する乾電池駆動式のものである。
【0032】この電動ポンプ装置20は、上記ねじ込み
リング2を備えて、容器の口に取り付けられるヘッド部
30と、このヘッド部30から垂下され、下部にモータ
50及びこのモータ50で回転駆動されるインペラ51
からなるポンプ21(モータポンプ)を備えた吸入管2
9と、ヘッド部30の側方に延び、この吸入管29から
吸い込まれた灯油が上記ヘッド部30の吐出口22を経
て吐出さるれとともに、先端に液面センサ60を備えた
吐出管23とからなる。
リング2を備えて、容器の口に取り付けられるヘッド部
30と、このヘッド部30から垂下され、下部にモータ
50及びこのモータ50で回転駆動されるインペラ51
からなるポンプ21(モータポンプ)を備えた吸入管2
9と、ヘッド部30の側方に延び、この吸入管29から
吸い込まれた灯油が上記ヘッド部30の吐出口22を経
て吐出さるれとともに、先端に液面センサ60を備えた
吐出管23とからなる。
【0033】ヘッド部30は、ポンプ21の駆動電源と
なる乾電池を収納する乾電池収納部81を電池を上記吸
入管に対して直角方向をなす平面に沿って収納できるよ
うに形成しているとともに、液体通路26に設けられ液
体通路26を開閉する液体遮断弁27、及び空気通路2
4に設けられ空気通路を開閉する空気遮断弁25を有す
るバルブ装置とを上記平面に沿って備えている。また、
ヘッド部30は上記バルブ装置を操作する操作装置40
を上記平面に沿って備えている。
なる乾電池を収納する乾電池収納部81を電池を上記吸
入管に対して直角方向をなす平面に沿って収納できるよ
うに形成しているとともに、液体通路26に設けられ液
体通路26を開閉する液体遮断弁27、及び空気通路2
4に設けられ空気通路を開閉する空気遮断弁25を有す
るバルブ装置とを上記平面に沿って備えている。また、
ヘッド部30は上記バルブ装置を操作する操作装置40
を上記平面に沿って備えている。
【0034】本例では、この操作装置40は、上記モー
タ50のON/OFFを制御する駆動スイッチ32を駆
動する機能を兼ねて備えている。
タ50のON/OFFを制御する駆動スイッチ32を駆
動する機能を兼ねて備えている。
【0035】ヘッド部30は、上記液体容器内及び外部
を連通する空気通路24が形成されており、この空気通
路24を開閉する空気遮断弁25が形成されている。空
気遮断弁25は、外周面に容器内外を連通させる凹溝を
形成し、バネ部材71により閉弁方向へ付勢されている
ものであり、上記空気通路24内を上記平面に沿ってス
ライドすることにより空気通路24を開閉するものであ
る。
を連通する空気通路24が形成されており、この空気通
路24を開閉する空気遮断弁25が形成されている。空
気遮断弁25は、外周面に容器内外を連通させる凹溝を
形成し、バネ部材71により閉弁方向へ付勢されている
ものであり、上記空気通路24内を上記平面に沿ってス
ライドすることにより空気通路24を開閉するものであ
る。
【0036】また、ヘッド部30には、上記吸入管29
及び吐出口22を連通する液体通路26が吸入管29か
ら吐出口22に到るまで、鉛直通路部26a、水平通路
部26b及び屈曲通路部26cとして屈曲されて設けら
れている。
及び吐出口22を連通する液体通路26が吸入管29か
ら吐出口22に到るまで、鉛直通路部26a、水平通路
部26b及び屈曲通路部26cとして屈曲されて設けら
れている。
【0037】この液体通路26の屈曲通路部26cには
液体遮断弁27が設けられている。液体遮断弁27は、
液体通路26の屈曲通路部26cにおいて、水平通路部
26b開口を開通/遮断するように、上記水平通路部2
6bと反対側からこの液体通路内に吸入管29に対して
直角方向をなす平面に沿って出没するスライド弁として
構成されている。この液体遮断弁にはその外周端周囲
に、上記水平通路部26bの内周に接触するOリング2
7aを備えている。液体遮断弁27の外周縁には、上記
水平通路部26bを形成する筒体91に上記水平通路部
26bに沿って形成された直線状の突条82に嵌合さ
れ、この液体遮断弁27の回転を防止する溝部39が設
けられている尚、1図中液体通路26は壁26dで塞が
れているように表示されているが、液体通路26は破線
26eで示されるように開口が形成されており連通して
いる。
液体遮断弁27が設けられている。液体遮断弁27は、
液体通路26の屈曲通路部26cにおいて、水平通路部
26b開口を開通/遮断するように、上記水平通路部2
6bと反対側からこの液体通路内に吸入管29に対して
直角方向をなす平面に沿って出没するスライド弁として
構成されている。この液体遮断弁にはその外周端周囲
に、上記水平通路部26bの内周に接触するOリング2
7aを備えている。液体遮断弁27の外周縁には、上記
水平通路部26bを形成する筒体91に上記水平通路部
26bに沿って形成された直線状の突条82に嵌合さ
れ、この液体遮断弁27の回転を防止する溝部39が設
けられている尚、1図中液体通路26は壁26dで塞が
れているように表示されているが、液体通路26は破線
26eで示されるように開口が形成されており連通して
いる。
【0038】このように、液体遮断弁27及び空気遮断
弁25とはバルブ装置を構成し、このバルブ装置は全体
として吸入管29に対して直角方向をなす平面に沿って
構成されている。
弁25とはバルブ装置を構成し、このバルブ装置は全体
として吸入管29に対して直角方向をなす平面に沿って
構成されている。
【0039】また、ヘッド部30は、この液体遮断弁2
7、空気遮断弁25及び、駆動スイッチ32を駆動する
操作装置40を備える。
7、空気遮断弁25及び、駆動スイッチ32を駆動する
操作装置40を備える。
【0040】この操作装置40は液体遮断弁27の駆動
軸42が嵌入されるとともに、空気遮断弁25を進退動
させるほか、電動ポンプのスイッチ32のON/OFF
を行わせるものである。
軸42が嵌入されるとともに、空気遮断弁25を進退動
させるほか、電動ポンプのスイッチ32のON/OFF
を行わせるものである。
【0041】即ち、この操作装置40は、図9に示すよ
うにカム部材41と、このカム部材41の内部に挿入さ
れた駆動軸42と、このカム部材41に取りつけられた
ヘッド部30から上記平面に延設するつまみ部33とを
備える。
うにカム部材41と、このカム部材41の内部に挿入さ
れた駆動軸42と、このカム部材41に取りつけられた
ヘッド部30から上記平面に延設するつまみ部33とを
備える。
【0042】カム部材41は、図7及び図8に示すよう
に、略筒状の部材であってその外周縁に上記空気遮断弁
25の端部に接してカム部材41の回転に伴い空気遮断
弁を上記平面に沿って移動させる傾斜面部47と、上記
電動ポンプの駆動スイッチ32に接触して、上記液体遮
断弁27及び空気遮断弁25が開状態となる操作装置の
駆動端で電動ポンプのスイッチがON状態となるように
電極32aが接点32bに接触するように押し出す突起
部45とが形成されている。尚、符号43,44は空気
遮断弁25の端部が位置決めされる凹部を示している。
この凹部43,44は空気遮断弁25の端部を位置決め
することによりカム部材41のON/OFF位置の位置
決め機構をも同時になす。
に、略筒状の部材であってその外周縁に上記空気遮断弁
25の端部に接してカム部材41の回転に伴い空気遮断
弁を上記平面に沿って移動させる傾斜面部47と、上記
電動ポンプの駆動スイッチ32に接触して、上記液体遮
断弁27及び空気遮断弁25が開状態となる操作装置の
駆動端で電動ポンプのスイッチがON状態となるように
電極32aが接点32bに接触するように押し出す突起
部45とが形成されている。尚、符号43,44は空気
遮断弁25の端部が位置決めされる凹部を示している。
この凹部43,44は空気遮断弁25の端部を位置決め
することによりカム部材41のON/OFF位置の位置
決め機構をも同時になす。
【0043】また、カム部材41の一端には、上記つま
み部33を嵌め込むための係合部47が形成されている
ほか、他端の内側には上記駆動軸42を嵌め込むための
凹部46が形成されている。
み部33を嵌め込むための係合部47が形成されている
ほか、他端の内側には上記駆動軸42を嵌め込むための
凹部46が形成されている。
【0044】上記駆動軸42は図9に示すように、その
先端に2つの突起部42aを備え、液体遮断弁27の内
側に形成された大きいリードの雌ねじ山に噛み合い、カ
ム部材41と一体となった駆動軸の回転に伴い液体遮断
弁27を上記平面に沿って移動させる。このとき液体遮
断弁27は上記突条82に嵌合され、その外周面にはこ
の液体遮断弁27の回転を防止する溝部39が設けられ
ている。
先端に2つの突起部42aを備え、液体遮断弁27の内
側に形成された大きいリードの雌ねじ山に噛み合い、カ
ム部材41と一体となった駆動軸の回転に伴い液体遮断
弁27を上記平面に沿って移動させる。このとき液体遮
断弁27は上記突条82に嵌合され、その外周面にはこ
の液体遮断弁27の回転を防止する溝部39が設けられ
ている。
【0045】吸入管29は、合成樹脂の蛇腹管で構成さ
れた可撓性管で、先端に円筒形状のポンプケース52を
備え、このポンプケース52には、液密にシールされた
電池駆動のモータ50と、このモータ50の回転軸53
に装着されたインペラ51からなるポンプ21が配置さ
れて、上記ヘッド部30に装填された乾電池から、駆動
スイッチ32、制御回路(図示していない)を介して電
力が供給される。
れた可撓性管で、先端に円筒形状のポンプケース52を
備え、このポンプケース52には、液密にシールされた
電池駆動のモータ50と、このモータ50の回転軸53
に装着されたインペラ51からなるポンプ21が配置さ
れて、上記ヘッド部30に装填された乾電池から、駆動
スイッチ32、制御回路(図示していない)を介して電
力が供給される。
【0046】尚、図1中符号54は電力供給用のリード
線、また符号55は液体容器の底面にポンプケース52
の吸入孔56が密着するのを防止する3本の突起であ
る。
線、また符号55は液体容器の底面にポンプケース52
の吸入孔56が密着するのを防止する3本の突起であ
る。
【0047】また、吐出管23は合成樹脂製の蛇腹管で
構成された可撓性管で、管端34には合成樹脂製で筒状
のセンサホルダ61を備える。このセンサホルダ61に
は、灯油が吐出される吐出孔62が設けられるととも
に、灯油の液面を検出する液面センサ60を備える。本
例ではこの液面センサ60として、光学式のものを使用
している。この液面センサ60は、透明合成樹脂製のプ
リズム部材63が空気中では傾斜面64でセンサ光が全
反射するのに対して、プリズム部材63が灯油に浸され
ると、灯油の屈折率が空気より大きいため、傾斜面64
での全反射の条件が成立せず、光が透過することを利用
して、灯油の液面を検知するものである。尚、図1中符
号65は液面センサ60のリード線であり、このリード
線65は上記ヘッド部30の制御回路に接続される。
構成された可撓性管で、管端34には合成樹脂製で筒状
のセンサホルダ61を備える。このセンサホルダ61に
は、灯油が吐出される吐出孔62が設けられるととも
に、灯油の液面を検出する液面センサ60を備える。本
例ではこの液面センサ60として、光学式のものを使用
している。この液面センサ60は、透明合成樹脂製のプ
リズム部材63が空気中では傾斜面64でセンサ光が全
反射するのに対して、プリズム部材63が灯油に浸され
ると、灯油の屈折率が空気より大きいため、傾斜面64
での全反射の条件が成立せず、光が透過することを利用
して、灯油の液面を検知するものである。尚、図1中符
号65は液面センサ60のリード線であり、このリード
線65は上記ヘッド部30の制御回路に接続される。
【0048】また、このセンサホルダ61には、灯油ス
トーブの灯油吸入口にこのセンサホルダ61を取り付
け、固定するための爪部材66を設けている。
トーブの灯油吸入口にこのセンサホルダ61を取り付
け、固定するための爪部材66を設けている。
【0049】また、本例では、ヘッド部30には液面セ
ンサ60の液面の検出信号に基づいて警報音を発生する
と共に上記モータ50の回転を停止させる制御回路(図
示していない)とを備えている。
ンサ60の液面の検出信号に基づいて警報音を発生する
と共に上記モータ50の回転を停止させる制御回路(図
示していない)とを備えている。
【0050】〔実施の形態の作用、効果〕本実施の形態
に係る容器直付け電動ポンプ装置によれば、操作装置4
0のカム部材41の形状により、及び液体遮断弁27の
内側に形成されたリードの寸法より、回転つまみの角度
と、液体遮断弁、空気遮断弁、及び電動ポンプのスイッ
チ位置による各弁の開閉状態は任意に変更できる。この
状態は上記カム部材41、液体遮断弁27の形状等によ
って任意に変更することができる。
に係る容器直付け電動ポンプ装置によれば、操作装置4
0のカム部材41の形状により、及び液体遮断弁27の
内側に形成されたリードの寸法より、回転つまみの角度
と、液体遮断弁、空気遮断弁、及び電動ポンプのスイッ
チ位置による各弁の開閉状態は任意に変更できる。この
状態は上記カム部材41、液体遮断弁27の形状等によ
って任意に変更することができる。
【0051】このように、各弁及びスイッチが作動する
ことにより、電動ポンプ装置の不使用時にこの電動ポン
プ装置を液体容器の口に取り付けた状態で液体容器が倒
れた場合でも液体容器の中身が流れ出すおそれはない。
また、容器直付け電動ポンプ装置のヘッド部内に配置さ
れるバルブ装置と上記バルブ装置を操作する操作装置と
を吸入管に対して直角方向をなす平面に沿って備えるよ
うにしたから、ヘッド部の鉛直方向の寸法を小さいもの
とすることができ、容器に電動ポンプを取り付けた状態
でも全体としての高さを低く抑えることができる。
ことにより、電動ポンプ装置の不使用時にこの電動ポン
プ装置を液体容器の口に取り付けた状態で液体容器が倒
れた場合でも液体容器の中身が流れ出すおそれはない。
また、容器直付け電動ポンプ装置のヘッド部内に配置さ
れるバルブ装置と上記バルブ装置を操作する操作装置と
を吸入管に対して直角方向をなす平面に沿って備えるよ
うにしたから、ヘッド部の鉛直方向の寸法を小さいもの
とすることができ、容器に電動ポンプを取り付けた状態
でも全体としての高さを低く抑えることができる。
【0052】また、本例によれば、バルブ装置を上記平
面に沿って配置することにより、バルブ装置の液体遮断
弁が開弁時に弁体、及びこの弁体を駆動する軸棒のいず
れもが上記液体通路内に配置されないようにしたから、
液体の通路断面積を大きくでき、吐出量を大きなものと
することができる。
面に沿って配置することにより、バルブ装置の液体遮断
弁が開弁時に弁体、及びこの弁体を駆動する軸棒のいず
れもが上記液体通路内に配置されないようにしたから、
液体の通路断面積を大きくでき、吐出量を大きなものと
することができる。
【0053】更に、本例によれば、操作装置の操作つま
みは上記平面に延設されるので、ヘッド部上面に操作つ
まみは延設せず、さらにヘッド部の鉛直方向の寸法を小
さいものとすることができる。
みは上記平面に延設されるので、ヘッド部上面に操作つ
まみは延設せず、さらにヘッド部の鉛直方向の寸法を小
さいものとすることができる。
【0054】また、操作つまみを回転操作するものとし
たので、プッシュ操作式の操作機構を採用したものと異
なり、容器の転倒などによって操作つまみが誤操作され
ることがなくなり、誤って灯油が吐出されることがなく
なる。
たので、プッシュ操作式の操作機構を採用したものと異
なり、容器の転倒などによって操作つまみが誤操作され
ることがなくなり、誤って灯油が吐出されることがなく
なる。
【0055】そして、本例によれば、乾電池を収納する
電池室を上記平面に沿って配置したため、ヘッド部の鉛
直方向の寸法を小さいものとすることができる。
電池室を上記平面に沿って配置したため、ヘッド部の鉛
直方向の寸法を小さいものとすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る容器
直付け電動ポンプ装置によれば、以下の効果を奏する。
直付け電動ポンプ装置によれば、以下の効果を奏する。
【0057】即ち、本発明によれば、請求項1に係る容
器直付け電動ポンプ装置では、容器直付け電動ポンプ装
置のヘッド部内に、液体遮断弁と空気遮断弁の各バルブ
装置を吸入管に対して略直角方向をなす平面に沿って備
え、さらに、上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作
つまみを回動操作することにより上記液体遮断弁と上記
空気遮断弁とを開状態にすると共に電動ポンプのスイッ
チをON状態にする操作装置とを備えたから、操作を容
易にすることができると共にヘッド部の鉛直方向の寸法
を小さくすることができる。そして、液体遮断弁が開弁
時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒のいずれもが上記
液体通路内に配置されないようにしたから、液体の通路
断面積を大きくすることができ、また液体通路内の抵抗
を少なくすることができる。さらに、各バルブ装置を容
器の取付口内に配置しなくても良いから、液体通路面積
を大きくすることができ、吐出量を大きくすることがで
きる。またさらに、操作つまみがヘッド部上面に突出し
ないので、ヘッド部鉛直方向の寸法を小さくすることが
でき、また、操作つまみを回動操作するものとすれば、
容器の転倒等によって操作つまみが誤動作することがな
くなり、誤って灯油が吐出されることを回避できる。
器直付け電動ポンプ装置では、容器直付け電動ポンプ装
置のヘッド部内に、液体遮断弁と空気遮断弁の各バルブ
装置を吸入管に対して略直角方向をなす平面に沿って備
え、さらに、上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作
つまみを回動操作することにより上記液体遮断弁と上記
空気遮断弁とを開状態にすると共に電動ポンプのスイッ
チをON状態にする操作装置とを備えたから、操作を容
易にすることができると共にヘッド部の鉛直方向の寸法
を小さくすることができる。そして、液体遮断弁が開弁
時に弁体及びこの弁体を駆動する軸棒のいずれもが上記
液体通路内に配置されないようにしたから、液体の通路
断面積を大きくすることができ、また液体通路内の抵抗
を少なくすることができる。さらに、各バルブ装置を容
器の取付口内に配置しなくても良いから、液体通路面積
を大きくすることができ、吐出量を大きくすることがで
きる。またさらに、操作つまみがヘッド部上面に突出し
ないので、ヘッド部鉛直方向の寸法を小さくすることが
でき、また、操作つまみを回動操作するものとすれば、
容器の転倒等によって操作つまみが誤動作することがな
くなり、誤って灯油が吐出されることを回避できる。
【0058】また、請求項2に係る容器直付け電動ポン
プ装置では、上記液体遮断弁が開弁時に弁体及びこの弁
体を駆動する軸棒が液体通路内から実質的に出ることに
より、上記液体通路を流れる液体の流れを妨げないよう
に構成したから、液体の通路断面積を大きくすることが
でき、また液体通路内の抵抗を少なくすることができ
る。即ち、弁体及び軸棒によって液体のスムースな流れ
が阻害されることなく、液体の吐出量を大きなものとす
ることができる。
プ装置では、上記液体遮断弁が開弁時に弁体及びこの弁
体を駆動する軸棒が液体通路内から実質的に出ることに
より、上記液体通路を流れる液体の流れを妨げないよう
に構成したから、液体の通路断面積を大きくすることが
でき、また液体通路内の抵抗を少なくすることができ
る。即ち、弁体及び軸棒によって液体のスムースな流れ
が阻害されることなく、液体の吐出量を大きなものとす
ることができる。
【0059】また、請求項3に係る容器直付け電動ポン
プ装置では、電池室内に乾電池を上記平面に沿って収納
して配置できるので、ヘッド部の鉛直方向の寸法を小さ
くすることができる。
プ装置では、電池室内に乾電池を上記平面に沿って収納
して配置できるので、ヘッド部の鉛直方向の寸法を小さ
くすることができる。
【0060】
【図1】本発明の実施の形態に係る容器直付け電動ポン
プ装置の液体遮断弁が開状態である場合を示す正面断面
図である。
プ装置の液体遮断弁が開状態である場合を示す正面断面
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る容器直付け電動ポン
プ装置の液体遮断弁が閉状態である状態を示す正面断面
図である。
プ装置の液体遮断弁が閉状態である状態を示す正面断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る容器直付け電動ポン
プ装置の構造を示す側面断面図である。
プ装置の構造を示す側面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る容器直付け電動ポン
プ装置の構造を示す平面断面図である。
プ装置の構造を示す平面断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る容器直付け電動ポン
プ装置の構造を示す図4中におけるA−A線断面図(ス
イッチOFF時)を示す断面図である。
プ装置の構造を示す図4中におけるA−A線断面図(ス
イッチOFF時)を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るに係る容器直付け電
動ポンプ装置の構造を示す図4中におけるA−A線断面
図(スイッチON時)を示す断面図である。
動ポンプ装置の構造を示す図4中におけるA−A線断面
図(スイッチON時)を示す断面図である。
【図7】図1に示した容器直付け電動ポンプ装置のカム
部材を示す斜視図である。
部材を示す斜視図である。
【図8】図1に示した容器直付け電動ポンプ装置のカム
部材を示す斜視図である。
部材を示す斜視図である。
【図9】図1に示した容器直付け電動ポンプ装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図10】従来の容器直付け電動ポンプ装置の構造を示
す正面図である。
す正面図である。
【図11】図10に示した容器直付け電動ポンプ装置の
ヘッド部の構造を示す線断面図である。
ヘッド部の構造を示す線断面図である。
20 容器直付け電動ポンプ装置 21 電動ポンプ 22 吐出口 23 吐出管 24 空気通路 25 空気遮断弁 26 液体通路 27 液体遮断弁 29 吸入管 40 操作装置
Claims (3)
- 【請求項1】液体容器の口を塞いで液体容器に取り付け
られ、液体容器内の液体を移送する液体通路、及び液体
容器内外を連通する空気通路、及びポンプ駆動電源であ
る乾電池を収納する電池室を備えたヘッド部と、上記ヘ
ッド部から垂下され、液体容器の口から液体容器内に差
し込まれ、上記電池で駆動される電動ポンプをその先端
に備えた吸入管と、ヘッド部の吐出口に接続され液体の
吐出先に液体を移送する吐出管とを備え、液体を吐出口
から液体容器の外部に移送する容器直付け電動ポンプ装
置において、 上記ヘッド部には、 上記液体通路中に設けられて液体通路を開閉するととも
に開弁時には弁体及びこの弁体を駆動する軸棒が上記液
体通路を流れる液体の流れを妨げないように構成し、上
記吸入管に対して略直角方向をなす平面に沿って弁体を
備える液体遮断弁と、 上記空気通路中に設けられて空気通路を開閉し、上記平
面に沿って弁体を備える空気遮断弁と、 上記平面に沿った回転軸に取り付けた操作つまみを回動
操作することにより上記液体遮断弁と上記空気遮断弁と
を開状態にすると共に電動ポンプのスイッチをON状態
にする操作装置と を備えたことを特徴とする容器直付け
電動ポンプ装置。 - 【請求項2】上記液体遮断弁は、開弁時に弁体及びこの
弁体を駆動する軸棒が液体通路内から実質的に出ること
により、上記液体通路を流れる液体の流れを妨げないよ
うに構成したことを特徴とする請求項1記載の容器直付
け電動ポンプ装置。 - 【請求項3】上記電池は、その軸を上記平面に沿って収
納するように電池室に設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の容器直付け電動ポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20525699A JP3190644B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 容器直付け電動ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20525699A JP3190644B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 容器直付け電動ポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001032788A JP2001032788A (ja) | 2001-02-06 |
JP3190644B2 true JP3190644B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16503985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20525699A Expired - Fee Related JP3190644B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 容器直付け電動ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190644B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002303287A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Mk Seiko Co Ltd | 給油装置 |
US11994131B2 (en) | 2019-10-11 | 2024-05-28 | Reed Manufacturing Company | Portable pump |
KR102095211B1 (ko) * | 2019-11-27 | 2020-03-31 | 주식회사 덕신양행 | 자동 유체펌프 |
US11808268B2 (en) | 2020-10-19 | 2023-11-07 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Stick pump assembly |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP20525699A patent/JP3190644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001032788A (ja) | 2001-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |