JPH10179455A - 掃除機用吸込口体 - Google Patents

掃除機用吸込口体

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JPH10179455A
JPH10179455A JP34977296A JP34977296A JPH10179455A JP H10179455 A JPH10179455 A JP H10179455A JP 34977296 A JP34977296 A JP 34977296A JP 34977296 A JP34977296 A JP 34977296A JP H10179455 A JPH10179455 A JP H10179455A
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一正 林
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裕二 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分の吸い込みに伴う不衛生状態が可撓性管
体や掃除機本体において発生することを未然に防止しう
る掃除機用吸込口体を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる掃除機用吸込口体1は、
掃除機本体3に対して管体2a,2bを介したうえで取
着されるものであり、その内部には、吸込空気流路8の
途中位置に配置されたうえで吸込空気流路8内を流通す
る吸込空気9中の水分10を分離する気水分離機構12
を設けていることを特徴とする。そして、この気水分離
機構12は、その空気流入孔17から空気流出孔18へ
とかけて流通する吸込空気9に旋回流れを生じさせ、か
つ、吸込空気9の旋回流れに伴って水分10を分離する
ものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は掃除機用吸込口体に
かかり、特には、掃除機本体に対して可撓性などの管体
を介したうえで取着される掃除機用吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般的な掃除機のうちには、
垂直方向に沿って立設された側壁の壁面や窓ガラスの表
面などに付着した水滴などの水分をも吸い込んで除去す
る機能を有したものがあり、この種の掃除機において
は、壁面などに当てつけられた掃除機用吸込口体からホ
ースといわれる可撓性管体などを介しながら空気ととも
に水分を掃除機本体内に吸い込んだうえ、この掃除機本
体内で空気と水分とを分離することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
掃除機においては、水分を含んだ空気が可撓性管体及び
掃除機本体内を流通していることになり、塵埃などを含
んだ水分が可撓性管体の内面や掃除機本体の内部に付着
したままで残ることが避けられないため、不衛生な状態
が発生することになっていた。なお、このような不衛生
状態をなくすためには、可撓性管体や掃除機本体の清掃
を適宜に実施すればよいのであるが、長尺形状を有する
可撓性管体の内面を清掃するには特殊な清掃用具が必要
となり、また、掃除機本体が必ずしも内部の清掃に適し
た構造を有しているとは限らないため、これら自体の清
掃は実施されないのが実情である。
【0004】本発明は、可撓性管体や掃除機本体に比較
すると、掃除機用吸込口体が頻繁に取り替えながら使用
されるものであることに着目して創案されたものであ
り、水分の吸い込みに伴う不衛生状態が管体や掃除機本
体において発生することを未然に防止しうる掃除機用吸
込口体の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る掃除機用吸込口体は、掃除機本体に対して管体を介し
たうえで取着されるものであり、その内部には、吸込空
気流路の途中位置に配置されたうえで吸込空気流路内を
流通する吸込空気中の水分を分離する気水分離機構を設
けている。請求項2にかかる掃除機用吸込口体の気水分
離機構は、その空気流入孔から空気流出孔へとかけて流
通する吸込空気に旋回流れを生じさせ、かつ、吸込空気
の旋回流れに伴って水分を分離するものである。請求項
3にかかる掃除機用吸込口体を構成する気水分離機構の
空気流入側及び空気流出側には、掃除機本体の動作に連
動して吸込空気流路を開放または閉鎖する流路開閉手段
を設けている。請求項4にかかる掃除機用吸込口体の流
路開閉手段は、掃除機本体の吸込動作に連動して吸込空
気流路を開放し、かつ、掃除機本体の吸込停止動作に連
動して吸込空気流路を閉鎖する開閉弁である。
【0006】そして、本発明の請求項5にかかる掃除機
用吸込口体の内部には、気水分離機構でもって分離され
た水分を貯溜する貯水槽を気水分離機構と直結したうえ
で設けている。請求項6にかかる掃除機用吸込口体の内
部には、気水分離機構でもって分離された水分を貯溜す
るための貯水槽を気水分離機構と隔離したうえで設けて
いる。請求項7にかかる掃除機用吸込口体の貯水槽に
は、貯水量を確認しうる貯水量確認手段を設けている。
【0007】さらに、本発明の請求項8にかかる掃除機
用吸込口体は、貯水量が所定量に達したときに吸込空気
流路を閉鎖する流路閉鎖手段を具備している。請求項9
にかかる掃除機用吸込口体の流路閉鎖手段は、貯水量の
増加に連動して上昇変位する浮体と、この浮体の上昇変
位に連動して吸込空気流路の開口面積を低減する開閉体
とを具備している。請求項10にかかる掃除機用吸込口
体の気水分離機構内には、吸込空気の流通に伴って回転
させられながら吸込空気中の水分を弾き飛ばす回転羽根
を設けている。請求項11にかかる掃除機用吸込口体の
気水分離機構の空気流出側以降の吸込空気流路内には、
吸込空気中の水分を吸着して膨張する吸水体を設けてい
る。請求項12にかかる掃除機用吸込口体は吸込口の周
縁に弾性素材からなるスキージが設けられており、この
スキージの断面厚みが不均一となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は掃除機の使用状態
を例示する説明図、図2は実施の形態1にかかる掃除機
用吸込口体の要部構造を簡略化して示す平断面図、図3
は図2中のA−A線に沿った側断面図であり、図中の符
号1は掃除機用吸込口体、2aは延長管、2bはホース
といわれる可撓性管体、3は掃除機本体、4は立設され
た側壁の壁面や窓ガラスなどの表面を示している。な
お、これらの図面は壁面4上の垂直方向に沿って掃除機
用吸込口体1を移動させる際の状態を示しているが、掃
除機用吸込口体1の移動方向が垂直に限定されることは
なく、掃除機用吸込口体1を水平方向や斜め方向に沿っ
て移動させてもよいことは勿論である。また、図1にお
いては使用者が掃除機本体3を片手でもって吊り下げ支
持することを行っているが、この掃除機本体3を床上な
どに載置しておいてもよいことは勿論である。
【0010】本実施の形態にかかる掃除機用吸込口体1
は、延長管2a及び可撓性管体2bを介したうえで掃除
機本体3に対して取着されるものであり、図2及び図3
で示すように、その一方端側には平面視矩形状とされて
壁面4などに当てつけられる吸込口5が設けられ、か
つ、他方端側には延長管2aと連結される円筒形状の吸
出管部6が設けられている。そして、この際における吸
込口5の周縁には、ゴムなどのような弾性素材からなる
スキージ7が壁面4に付着した水分をかき集めるために
設けられている。なお、このスキージ7は、特には、壁
面4などの隅部分の水分をかき集め易いように吸込口5
の長手方向よりも長い全長を有し、かつ、傾斜して取着
されていることが望ましく、さらには、図4で要部のみ
を簡略化して示すように、窪み7aを形成していること
によって撓み性及び強度の両方をともに満足しうるよう
断面厚みが不均一とされたものであることが好ましい。
そして、このスキージ7の断面厚みを不均一とするのが
窪み7aの形成に限られるものではなく、他の構成を採
用してもよいのは勿論である。さらには、スキージ7の
先端に凹部を設けておいてもよい。
【0011】実施の形態1にかかる掃除機用吸込口体1
の内部には吸込口5と吸出管部6との間を連通接続した
吸込空気流路8が設けられており、この吸込空気流路8
の途中位置には、吸込空気流路8内を流通する吸込空気
9中の水分10を空気11から分離するための気水分離
機構12が配置されている。すなわち、この気水分離機
構12は、略同心位置上に配置された二重管構造の外筒
部13及び内筒部14からなるものであり、吸込空気流
路8内を横断して配置された仕切体15の吸込空気通過
孔16を介して吸込口5に通じる空気流入孔17が外筒
部13に対しては形成されている。また、ここでの内筒
部14は、その一端面14aが外筒部13内に向かって
開放される一方、他端面が空気流出孔18として吸出管
部6へと通じる吸込空気流路8内に向かって開放された
ものであり、この内筒部14の外側面に沿う位置には外
筒部13の空気流入孔17が配置されている。
【0012】そこで、この気水分離機構12はいわゆる
サイクロンとしての機能を発揮することになり、掃除機
本体3の電源投入によって吸込動作が開始されると、吸
込空気9は吸込口5から吸込空気通過孔16及び空気流
入孔17を通じて気水分離機構12を構成する外筒部1
3内へと流れ込んだうえで外筒部13から内筒部14の
一端面14a及び空気流出孔18へとかけて流通するこ
とになり、空気流入孔17から流れ込んだ吸込空気9は
外筒部13の内側面に沿うような渦巻き状の旋回流れを
生じながら外筒部13の内側面と内筒部14の外側面と
の間を流れたうえで内筒部14の空気流出孔18から吸
込空気流路8へと流出することになる。そして、この
際、気水分離機構12内を旋回しながら流通する吸込空
気9中の水分10は旋回に伴う遠心力の作用でもって空
気11から分離されることになり、分離された水分10
は気水分離機構12内に残留することとなる。すなわ
ち、この構成によれば、吸込空気9に含まれていた水分
10は空気11から分離されたうえで気水分離機構12
内に残留することになり、気水分離機構12以降の吸込
空気流路8内にまで水分10が流入することは起こらな
くなる。
【0013】さらに、気水分離機構12における空気流
入側及び空気流出側、つまり、仕切体15の吸込空気通
過孔16と内筒部14の空気流出孔18とに対しては、
掃除機本体3の吸込動作に連動して吸込空気流路8を開
放し、かつ、掃除機本体3の吸込停止動作に連動して吸
込空気流路8を閉鎖する開閉弁20が、掃除機本体3の
動作に連動したうえで吸込空気流路8を開放または閉鎖
する流路開閉手段として設けられている。すなわち、こ
れら開閉弁20のそれぞれは、丸皿形状を有する弁体2
0aと、この弁体20aを吸込空気流路8の上流側に向
かって引き留め保持するためのスプリング20bとが組
み合わされたものであり、掃除機本体3の吸込動作に伴
って吸込空気流路8内が負圧状態となった際にはスプリ
ング20bに抗して弁体20aが開動作する一方、掃除
機本体3の吸込停止動作に伴ってはスプリング20bの
作用でもって閉動作した弁体20aが吸込空気通過孔1
6及び空気流出孔18を閉鎖することになっている。そ
のため、吸込空気9から分離された水分10は、掃除機
本体3の吸込停止動作時にも気水分離機構12内に閉じ
込められていることになり、水分10が気水分離機構1
2外にまで漏れ出すことは起こらないのである。
【0014】また、本実施の形態にかかる掃除機用吸込
口体1の内部には、気水分離機構12でもって分離され
た水分10を集合させたうえで貯溜するための貯水槽2
1が気水分離機構12と一体的に直結した状態で設けら
れており、この貯水槽21に対しては吸込空気9の旋回
状態を確認しうるばかりか、水分10の貯水量を確認す
るための貯水量確認手段としても機能する透明状の蓋体
22が貯水槽21内を密閉する状態で取着されている。
そして、このような貯水槽21を設けておいた際には吸
込空気9から分離された水分10を大量に貯溜すること
が可能となり、図2で示すように、気水分離機構12と
同一の軸心上に沿って直結された貯水槽21である場合
には、気水分離機構12内を流通する吸込空気9の旋回
流れが終了する貯水槽21の端面であるところの蓋体2
2上に水分10が集合させられたうえで貯溜されること
になる。なお、この際における貯水槽21を気水分離機
構12と同様の円形の断面形状ではなく、気水分離機構
12とは異なる楕円形などの断面形状を有するものとし
ておくことも可能であり、このような断面形状の貯水槽
21とした場合には、掃除機用吸込口体1の移動方向に
対し、貯水量が最大となりうる向きを選択したうえで貯
水槽21を設けておくことが行われる。
【0015】ところで、以上の説明においては、貯水槽
21が気水分離機構12と一体的に直結されたものであ
るとしているが、このような構成を採用する必然性があ
るわけではなく、図示省略しているが、例えば、気水分
離機構12と別体化された貯水槽21を用意しておいた
うえ、密封封止可能なネジ込み構造や差し込み構造によ
って貯水槽21を気水分離機構12に対して着脱自在に
取着しうる構成を採用することも可能である。なお、こ
れらの際における蓋体22が不透明状であってもよいこ
とは勿論であり、この場合には、図示省略しているが、
周知の水位センサによって貯水量確認手段を構成した
り、気水の温度差に基づいて色彩が変化するサーモペイ
ントを蓋体22の外表面上に塗布したうえで貯水量確認
手段としての機能を果たさせることが行われる。そし
て、このような貯水量確認手段を設けておいた際には貯
水槽21内の貯水量を確認することが容易となり、貯水
量を考慮しながらの排水時期を容易に想定しうることと
なる。
【0016】さらに、図5の第1変形例で示すように、
これら気水分離機構12及び貯水槽21間を隔離体23
でもって隔離しておくことも可能であり、このような隔
離体23における端部、つまり、気水分離機構12及び
貯水槽21の内側面に沿った少なくとも1箇所には水分
10が流入する開口23aが形成されている一方、その
中央部には貯水槽21内にまで流入した空気11が吸込
空気9の旋回流れに伴って吸い出されることになる開口
23bが形成されている。そして、このような隔離体2
3を設けておいた場合には、貯水槽21内に流入して貯
溜された水分10が気水分離機構12へと漏れ出すこと
が起こりにくいことになる。
【0017】さらにまた、第2変形例を示す図6のよう
に、気水分離機構12を構成する内筒部14の開放され
た一端面14aに対して旋回羽根24、つまり、吸込空
気9が流通するのに伴って回転させられる旋回羽根24
を回転自在としたうえで設けてもよく、このような旋回
羽根24を設けた場合には空気11の流れに乗って内筒
部14を通過しようとする水分10をも旋回羽根24で
弾き飛ばすことによって気水分離機構12内に留め、か
つ、ひいては貯水槽21で貯溜させることが可能とな
る。あるいは、このような旋回羽根24を設けることな
く、図7の第3変形例で示すように、気水分離機構12
の空気流出側以降の吸込空気流路8内に対し、PVA
(ポリビニルアルコール)などのような吸水体25、つ
まり、吸込空気9中の水分10を吸着して膨張する吸水
体25を設けてもよく、この種の吸水体25を設けてお
いた際にも吸出管部6へと通じる吸込空気流路8内にま
で水分10が侵入することを避けうることになる。な
お、この構成を採用するに際しては、水分10を吸着し
きって膨張した吸水体25で吸込空気流路8内が完全に
閉鎖された結果、吸込動作を継続している掃除機本体3
に悪影響が生じることを防止する必要上、吸水体25以
降の吸込空気流路8内に外部空気を吸い込むための開閉
弁26などを設けておくことが行われる。
【0018】ところで、実施の形態1にかかる掃除機用
吸込口体1では気水分離機構12と貯水槽21とが直接
的に対面しあう構成を採用しているが、気水分離機構1
2と貯水槽21とが直接的には対面しあわない構成を採
用することも当然に可能である。したがって、以下、図
8ないし図12に基づいて実施の形態2にかかる掃除機
用吸込口体を説明する。
【0019】(実施の形態2)図8は実施の形態2にか
かる掃除機用吸込口体の要部構造を簡略化して示す平断
面図、図9は図8中のB−B線に沿った側断面図であ
り、図中の符号31は掃除機用吸込口体を示している。
なお、実施の形態2にかかる掃除機用吸込口体31の基
本的な構成、すなわち、貯水槽に関わる構成を除く基本
的な構成は実施の形態1にかかる掃除機用吸込口体1と
異ならないので、図8及び図9において図1ないし図7
と互いに同一となる部品、部分には同一符号を付してお
り、ここでの詳しい説明は省略する。
【0020】実施の形態2にかかる掃除機用吸込口体3
1の内部には吸込口5と吸出管部6との間を連通接続し
た吸込空気流路8が設けられており、この吸込空気流路
8の途中位置には、実施の形態1と同構成とされたうえ
でサイクロンとしての機能を発揮する気水分離機構12
が配置されている。そして、この掃除機用吸込口体31
の内部には気水分離機構12でもって分離された水分1
0を貯溜するための貯水槽32が気水分離機構12と隔
離したうえで設けられており、この際における気水分離
機構12と貯水槽32とは通水路33を介したうえで互
いに連通接続されている。すなわち、ここでの通水路3
3は、気水分離機構12内を流通している吸込空気9の
旋回流れが終了する位置に開口33aが形成されたもの
であり、吸込空気9の旋回に伴う遠心力の作用でもって
空気11から分離された水分10は気水分離機構12か
ら通水路33の開口33aへと流入し、かつ、この通水
路33を通ったうえで貯水槽32内へと流入することに
なっている。
【0021】また、この貯水槽32に対しては透明状の
蓋体22が貯水槽32内を密閉する状態としたうえで設
けられており、この蓋体22は水分10の貯水量を確認
するための貯水量確認手段として機能することになって
いる。そして、以上のような貯水槽32を設けておいた
場合には、気水分離機構12でもって分離された水分1
0を大量に貯溜しておくことが可能となるばかりか、貯
水槽32が通水路33を介したうえで気水分離機構12
と隔離されているため、貯水槽32内に貯溜された水分
10が再び気水分離機構12内へと漏れ出すことが起こ
りにくくなる。なお、この際における蓋体22が不透明
状であってもよいことは勿論であり、この場合には水位
センサやサーモペイントを用いることによって貯水量確
認手段が構成されることになる。
【0022】さらに、この実施の形態2にかかる掃除機
用吸込口体31の内部には、貯水槽32内の貯水量が増
加するのに連動して上昇変位する円盤型の浮体(フロー
ト)34と、この浮体34と直接的に連結されたうえで
浮体34の上昇変位に連動して吸込空気流路8、具体的
には、気水分離機構12の具備した内筒部14の開口面
積を徐々に低減する開閉体35とを具備してなる直動型
の流路閉鎖手段36が設けられており、この流路閉鎖手
段36によっては、貯水量が所定量に達したときに吸込
空気流路8が閉鎖されることになっている。そして、こ
のような流路閉鎖手段36を設けておいた際には、貯水
量が満杯へと近づくに従って内筒部14の開口面積が自
動的に狭くなり、かつ、貯水量が満杯となった場合には
内筒部14が閉鎖されてしまうため、排水時期を失した
ために満杯となった貯水槽32から気水分離機構12内
へと水分10が溢れ出たとしても、掃除機用吸込口体3
1の外部にまで水分10が漏れ出すことは起こらない。
【0023】すなわち、この流路閉鎖手段36を構成す
る開閉体35でもって気水分離機構12の内筒部14が
閉鎖された際には、気水分離機構12の空気流入側に配
置された開閉弁20を構成する弁体20aもスプリング
20bでもって閉動作させられているため、水分10が
掃除機用吸込口体31外にまで漏れ出すことは起こらな
いのである。なお、このような構成を採用するに際して
は、吸込動作を継続している掃除機本体3に悪影響が生
じることを防止する必要上、気水分離機構12の空気流
出側に配置された開閉弁20以降の吸込空気流路8内に
外部空気を吸い込むための開閉弁26が設けられてい
る。
【0024】ところで、本実施の形態では、図8及び図
9で示したような直動型の流路閉鎖手段36を掃除機用
吸込口体31の内部に設けているが、流路閉鎖手段36
が直動型に限られることはなく、図10の第1変形例で
示すような構成とされた流路閉鎖手段37であってもよ
い。すなわち、この流路閉鎖手段37は、気水分離機構
12を構成する内筒部14の直径方向に沿って配置され
た回転軸38を回転中心として回転自在に支持された開
閉体としての回転羽根39を具備したものであり、内筒
部14の内側面上の所定位置には回転羽根39の回転動
作を規制するための位置決め規制片40、つまり、回転
羽根39の回転範囲を内筒部14の軸心方向に沿った若
干上側の位置から直径方向に沿った位置までと規制する
位置決め規制片40が突設されている。
【0025】そして、この回転羽根39の一端側には、
引張方向力のみを伝達するワイヤ41を介したうえで自
重を有する浮体34が連結されており、この浮体34は
内筒部14から延出されたワイヤ筒部42に対して摺動
自在に支持されている。そのため、貯水槽32内の貯水
量が増加するのに連動して浮体34が上昇変位し、この
浮体34の上昇変位に伴ってワイヤ40の緊張が緩むこ
とが起こると、内筒部14を流通する空気11の作用で
もって回転羽根38は徐々に閉動作させられることにな
り、貯水量が所定量に達したときには吸込空気流路8が
回転羽根38でもって閉鎖されてしまうことになる。
【0026】ところで、図8ないし図10においては浮
体34が円盤型を有するとしているが、この浮体34の
形状が円盤型に限定されることはなく、第2変形例を示
す図11及び図12のように、球形を有する浮体34で
あってもよいことは勿論である。すなわち、図11は第
2変形例にかかる掃除機用吸込口体の要部構造を簡略化
して示す平断面図、図12は図11中のC−C線に沿っ
た側断面図であり、図11及び図12において図8ない
し図10と互いに同一となる部品、部分には同一符号を
付している。そして、浮体34が球形である場合には、
ワイヤ41を介して屈曲自在に支持された浮体34の移
動方向が限定されないこととなる結果、掃除機用吸込口
体1の移動方向の自由度が増大するという利点が得られ
る。
【0027】また、この際には、図11及び図12で例
示しているように、気水分離機構12とは別体の貯水槽
32を用意したうえ、密封封止可能なネジ込み構造や差
し込み構造を採用することによって貯水槽32を着脱自
在に取着しうる構成とすることが可能である。さらに、
この際における貯水槽32を一端閉鎖型の容器としてお
いたうえ、掃除機用吸込口体1の移動方向に対し、貯水
量が最大となりうる向き、例えば、図12中の仮想線で
示すような向きを選択したうえで取着しておくことも掃
除機用吸込口体31の使い勝手向上を図る点で好ましい
ことも勿論である。なお、図11及び図12で例示する
掃除機用吸込口体31においては、透明状の蓋体に代わ
る水位センサやサーモペイントを用いることによって貯
水量確認手段を構成するとが行われている。
【0028】さらにまた、以上説明した実施の形態1及
び実施の形態2にかかる掃除機用吸込口体1及び掃除機
用吸込口体31においては、吸込口5の長手方向に沿う
状態としたうえで気水分離機構12を配置することを行
っているが、気水分離機構12の配置方向が吸込口5の
長手方向と平行である必然性があるわけではなく、吸込
口5の長手方向とは直交する方向に沿って気水分離機構
12を配置しておくことも可能である。したがって、図
13及び図14に基づき、実施の形態3にかかる掃除機
用吸込口体を説明する。
【0029】(実施の形態3)図13は実施の形態3に
かかる掃除機用吸込口体の要部構造を簡略化して示す平
断面図、図14は実施の形態3における変形例を示す平
断面図であり、図13は図11に対応した図面となって
いる。なお、実施の形態3にかかる掃除機用吸込口体5
1の基本的な構成は実施の形態1及び実施の形態2にか
かる掃除機用吸込口体1及び掃除機用吸込口体31と異
ならないので、図13及び図14において図1ないし図
12と互いに同一となる部品、部分には同一符号を付
し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0030】実施の形態3にかかる掃除機用吸込口体5
1の内部には吸込口5と吸出管部6との間を連通接続し
た吸込空気流路8が設けられており、この吸込空気流路
8の途中位置には気水分離機構52が配置されている。
そして、この気水分離機構52は、略同心位置上に配置
された二重管構造の外筒部53及び内筒部54を具備
し、かつ、内筒部54が吸込口5の短手方向から長手方
向にかけて屈曲した形状を有するとして構成されたもの
であり、図示省略しているが、外筒部53に形成された
空気流入孔17は吸込空気流路8内に配置された仕切体
の吸込空気通過孔を介したうえで吸込口5に通じてい
る。また、この際における内筒部54の一端面54aは
外筒部53内に向かって開放される一方、その他端面は
空気流出孔18として吸出管部6へと通じる吸込空気流
路8内に向かって開放されており、外筒部53の空気流
入孔17は内筒部54の外側面に沿う位置に配置されて
いる。
【0031】そこで、この気水分離機構52はサイクロ
ンとしての機能を発揮することになり、掃除機本体3の
電源投入によって吸込動作が開始されると、吸込空気9
は吸込口5から吸込空気通過孔及び空気流入孔17を通
じて気水分離機構52を構成する外筒部53内へと流れ
込んだうえで外筒部53から内筒部54の一端面54a
及び空気流出孔18へとかけて流通することになり、空
気流入孔17から流れ込んだ吸込空気9は外筒部53の
内側面に沿うような渦巻き状の旋回流れを生じながら外
筒部53の内側面と内筒部54の外側面との間を流通
し、かつ、内筒部54の内部を屈曲して流通したうえで
屈曲空気流出孔18から吸込空気流路8へと流出するこ
とになる。そして、この際、気水分離機構52内を旋回
しながら流通する吸込空気9中の水分10は旋回に伴う
遠心力の作用でもって空気11から分離されることにな
り、分離された水分10は気水分離機構52内に残留す
ることとなる。
【0032】さらに、この気水分離機構52における空
気流入側及び空気流出側、つまり、仕切体の吸込空気通
過孔と内筒部54の空気流出孔18とに対しては、掃除
機本体3の吸込動作に連動して吸込空気流路8を開放
し、かつ、掃除機本体3の吸込停止動作に連動して吸込
空気流路8を閉鎖する開閉弁20が流路開閉手段として
設けられており、これら開閉弁20のそれぞれは、丸皿
形状を有する弁体20aと、この弁体20aを吸込空気
流路8の上流側に向かって引き留め保持するスプリング
20bとを組み合わせたものとなっている。また、本実
施の形態にかかる掃除機用吸込口体51の内部には、気
水分離機構52でもって分離された水分10を集合させ
たうえで貯溜するための貯水槽32が気水分離機構52
とは隔離したうえで設けられているとともに、回転羽根
39及び浮体34と、これら同士を互いに連結するワイ
ヤ41とを具備して構成された流路閉鎖手段37が設け
られている。なお、これら開閉弁20及び貯水槽32、
流路閉鎖手段37についての説明は実施の形態1または
実施の形態2と同じであるから、ここでは詳しい説明を
省略する。
【0033】ところで、本実施の形態においては実施の
形態2における第2変形例と同構成の流路閉鎖手段37
が使用されているが、図14で示す変形例のような構成
とされた流路閉鎖手段55を使用することも可能であ
り、このような流路閉鎖手段55を用いてもよいことは
勿論である。すなわち、この流路閉鎖手段55は、気水
分離機構52を構成する内筒部54の開放された一端面
54aに取着された回転軸56を回転中心とし、かつ、
この一端面54aを閉鎖しうる形状の開閉体57と、球
形を有する浮体34と、開閉体57の自由端と浮体34
とを連結する連結棒58とを具備して構成されたもので
あり、浮体34は貯水槽32の貯水量が増加するに従っ
て上昇変位するものとなっている。
【0034】そのため、貯水量が増加するのに従って浮
体34が上昇変位すると、この浮体34の上昇変位が連
結棒58を介して開閉体57へと伝わる結果として開閉
体57は徐々に閉動作させられることになり、内筒部5
4の一端面54aにおける開口面積は開閉体57によっ
て低減されたうえ、貯水量が所定量に達したときには内
筒部54の一端面54aが開閉体57でもって閉鎖され
てしまう。そして、このような流路閉鎖手段55を設け
ておいた際には、貯水量が満杯へと近づくに従って内筒
部54の開口面積が自動的に狭くなり、かつ、貯水量が
満杯となった場合には内筒部54が閉鎖されてしまうた
め、貯水槽32から気水分離機構52内へと水分10が
溢れ出たとしても、掃除機用吸込口体51の外部にまで
水分10が漏れ出すことは起こらないことになる。な
お、図示省略しているが、実施の形態1で説明したと同
様の吸水体、つまり、吸込空気9中の水分10を吸着し
て膨張する吸水体を気水分離機構52の空気流出側以降
の吸込空気流路8内に設けておいてもよく、このような
吸水体を設けておいた際には、吸出管部6へと通じる吸
込空気流路8内にまで水分10が侵入することを阻止し
うることになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
にかかる掃除機用吸込口体は、掃除機本体に対して管体
を介したうえで取着されるものであり、その内部には、
吸込空気流路の途中位置に配置されたうえで吸込空気流
路内を流通する吸込空気中の水分を分離する気水分離機
構を設けている。そして、この構成によれば、吸込空気
に含まれていた水分は気水分離機構でもって空気と分離
されることになり、気水分離機構内には水分のみが残留
することになるため、気水分離機構以降の吸込空気流路
内にまで水分が空気とともに流入することは起こらず、
管体や掃除機本体で不衛生状態が発生することを未然に
防止できるという効果が得られる。また、請求項2にか
かる掃除機用吸込口体の気水分離機構は、その空気流入
孔から空気流出孔へとかけて流通する吸込空気に対して
旋回流れを生じさせ、かつ、吸込空気の旋回流れに伴っ
て水分を分離するものであり、この気水分離機構を採用
した際には、吸込空気中の水分を吸込空気の旋回流れに
伴う遠心力の作用でもって空気から速やかに分離させう
るという効果が得られる。
【0036】請求項3にかかる掃除機用吸込口体は、掃
除機本体の動作に連動して吸込空気流路を開放または閉
鎖する流路開閉手段が気水分離機構の空気流入側及び空
気流出側に設けられたものであり、請求項4にかかる掃
除機用吸込口体は、掃除機本体の吸込動作に連動して吸
込空気流路を開放し、かつ、掃除機本体の吸込停止動作
に連動して吸込空気流路を閉鎖する開閉弁が流路開閉手
段として設けられていることを特徴するものである。そ
して、これらの構成によれば、吸込空気から分離された
水分は、掃除機本体の吸込停止動作時においても気水分
離機構内に閉じ込められていることになり、気水分離機
構外へと漏れ出すことは起こらないという効果が得られ
る。また、請求項5にかかる掃除機用吸込口体の内部に
は、気水分離機構でもって分離された水分を貯溜する貯
水槽が気水分離機構と直結したうえで設けられている一
方、請求項6にかかる掃除機用吸込口体の内部には、気
水分離機構でもって分離された水分を貯溜する貯水槽が
気水分離機構と隔離したうえで設けられている。従っ
て、これらの貯水槽でもって吸込空気から分離された水
分を大量に貯溜しておくことができることになる。
【0037】さらに、請求項7にかかる掃除機用吸込口
体の貯水槽には貯水量を確認しうる貯水量確認手段が設
けられているので、貯水槽内の貯水量を確認することが
容易となり、貯水量に対応したうえで排水時期を容易に
知ることができるという効果が得られる。また、請求項
8にかかる掃除機用吸込口体は、貯水量が所定量に達し
たときに吸込空気流路を閉鎖する流路閉鎖手段を具備し
たものであり、請求項9にかかる掃除機用吸込口体が具
備する流路閉鎖手段は、貯水量の増加に連動して上昇変
位する浮体と、この浮体の上昇変位に連動して吸込空気
流路の開口面積を低減する開閉体とを具備したものとな
っている。そで、貯水量が増加して貯水槽の最大容量に
達した際には開閉体が吸込空気流路を閉鎖することにな
り、吸込空気流路の途中位置に配置された気水分離機構
内にまで水が溢れ出ることは起こらないことになる。
【0038】さらにまた、請求項10にかかる掃除機用
吸込口体は、吸込空気の流通に伴って回転させられなが
ら吸込空気中の水分を弾き飛ばす回転羽根を気水分離機
構内に設けており、かつ、請求項11にかかる掃除機用
吸込口体は、吸込空気中の水分を吸着して膨張する吸水
体を気水分離機構の空気流出側以降の吸込空気流路内に
設けていることを特徴としている。そして、これらの構
成によれば、気水分離機構における空気と水分との分離
が不十分であったとしても、気水分離機構の空気流出側
以降の吸込空気流路内にまで水分が空気とともに侵入す
るとを防止したうえ、気水分離機構内に水分を留めてお
くことができるという効果が得られる。また、請求項1
2にかかる掃除機用吸込口体の吸込口の周縁に設けられ
たスキージは、その断面厚みを不均一とすることで、撓
み性及び強度の両方をともに満足させることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】掃除機の使用状態を例示する説明図である。
【図2】実施の形態1にかかる掃除機用吸込口体の要部
構造を簡略化して示す平断面図である。
【図3】図2中のA−A線に沿った側断面図である。
【図4】スキージの要部のみを簡略化して示す説明図で
ある。
【図5】実施の形態1にかかる第1変形例を示す平断面
図である。
【図6】実施の形態1にかかる第2変形例を示す平断面
図である。
【図7】実施の形態1にかかる第3変形例を示す平断面
図である。
【図8】実施の形態2にかかる掃除機用吸込口体の要部
構造を簡略化して示す平断面図である。
【図9】図8中のB−B線に沿った側断面図である。
【図10】実施の形態2にかかる第1変形例を示す平断
面図である。
【図11】実施の形態2にかかる第2変形例を示す平断
面図である。
【図12】図11中のC−C線に沿った側断面図であ
る。
【図13】実施の形態3にかかる掃除機用吸込口体の要
部構造を簡略化して示す平断面図である。
【図14】実施の形態3にかかる変形例を示す平断面図
である。
【符号の説明】
1 掃除機用吸込口体 7 スキージ 8 吸込空気流路 9 吸込空気 10 水分 12 気水分離機構 17 空気流入孔 18 空気流出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 源二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に対して管体を介したうえで
    取着される掃除機用吸込口体であって、 その内部には、吸込空気流路の途中位置に配置されたう
    えで吸込空気流路内を流通する吸込空気中の水分を分離
    する気水分離機構を設けていることを特徴とする掃除機
    用吸込口体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した掃除機用吸込口体で
    あって、 気水分離機構は、その空気流入孔から空気流出孔へとか
    けて流通する吸込空気に旋回流れを生じさせ、かつ、吸
    込空気の旋回流れに伴って水分を分離するものであるこ
    とを特徴とする掃除機用吸込口体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した掃除
    機用吸込口体であって、 気水分離機構の空気流入側及び空気流出側には、掃除機
    本体の動作に連動して吸込空気流路を開放または閉鎖す
    る流路開閉手段を設けていることを特徴とする掃除機用
    吸込口体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した掃除機用吸込口体で
    あって、 流路開閉手段は、掃除機本体の吸込動作に連動して吸込
    空気流路を開放し、かつ、掃除機本体の吸込停止動作に
    連動して吸込空気流路を閉鎖する開閉弁であることを特
    徴とする掃除機用吸込口体。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載した掃除機用吸込口体であって、 その内部には、気水分離機構でもって分離された水分を
    貯溜する貯水槽を気水分離機構と直結したうえで設けて
    いることを特徴とする掃除機用吸込口体。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載した掃除機用吸込口体であって、 その内部には、気水分離機構でもって分離された水分を
    貯溜する貯水槽を気水分離機構と隔離したうえで設けて
    いることを特徴とする掃除機用吸込口体。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載した掃除
    機用吸込口体であって、 貯水槽には、貯水量を確認しうる貯水量確認手段を設け
    ていることを特徴とする掃除機用吸込口体。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載した掃除
    機用吸込口体であって、 貯水量が所定量に達したときは、吸込空気流路を閉鎖す
    る流路閉鎖手段を具備していることを特徴とする掃除機
    用吸込口体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載した掃除機用吸込口体で
    あって、 流路閉鎖手段は、貯水量の増加に連動して上昇変位する
    浮体と、この浮体の上昇変位に連動して吸込空気流路の
    開口面積を低減する開閉体とを具備したものであること
    を特徴とする掃除機用吸込口体。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載した掃除機用吸込口体であって、 気水分離機構内には、吸込空気の流通に伴って回転させ
    られながら吸込空気中の水分を弾き飛ばす回転羽根を設
    けていることを特徴とする掃除機用吸込口体。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載した掃除機用吸込口体であって、 気水分離機構の空気流出側以降の吸込空気流路内には、
    吸込空気中の水分を吸着して膨張する吸水体を設けてい
    ることを特徴とする掃除機用吸込口体。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載した掃除機用吸込口体であって、 吸込口体の吸込口の周縁には弾性素材からなるスキージ
    が設けられており、このスキージの断面厚みが不均一と
    なっていることを特徴とする掃除機用吸込口体。
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