JPH066236Y2 - 乾電池式モ−タ−ポンプ装置 - Google Patents

乾電池式モ−タ−ポンプ装置

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Publication number
JPH066236Y2
JPH066236Y2 JP1987117771U JP11777187U JPH066236Y2 JP H066236 Y2 JPH066236 Y2 JP H066236Y2 JP 1987117771 U JP1987117771 U JP 1987117771U JP 11777187 U JP11777187 U JP 11777187U JP H066236 Y2 JPH066236 Y2 JP H066236Y2
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JP
Japan
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motor pump
discharge port
liquid container
valve
switch
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Application number
JP1987117771U
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English (en)
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JPS6422894U (ja
Inventor
基之 鈴木
Original Assignee
進興電器株式会社
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、石油、化学薬品、食料品等各種の液体を大
きい(例えば18リットル入りの)容器から汲み出すた
めの乾電池式モーターポンプ装置に関するものである。
〔考案の概要〕
乾電池式モーターポンプ装置の吐出口にモーターポンプ
駆動スイッチと連動して開閉するバルブを設け、該スイ
ッチが導通されているときだけ吐出口を開き該スイッチ
が遮断されているときは吐出口を密閉するようにし、不
使用時この装置を液体容器の口に取り付けたままにして
おいて液体容器が倒れた場合でもその中身が流れ出すこ
とのないようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、乾電池式モーターポンプ装置として実公昭62−
18714号公報に記載されたものが知られている。そ
の構成について簡単に説明すると、液体の吐出口に自重
で下がって吐出口を閉じるようにした逆流防止弁を設け
たものであり、これによりスイッチ切断時に於ける液体
の逆流を防止するとともに、モーターポンプ装置を不使
用時液体容器の口に取り付けたままにしておいても吐出
口の逆流防止弁が自然に閉じることにより吐出口から埃
や水分が侵入するのを防止するようになっている。とこ
ろが、この逆流防止弁は自重で閉じているだけであるか
ら、液体容器を誤って倒したような場合には逆流防止弁
が開いて液体容器の中身が吐出口から流れ出してしまう
という欠点があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案の目的は、上記従来装置の欠点を改良すること
であり、不使用時液体容器の口に取り付けたままにして
おいて液体容器が倒れた場合でもその中身が流れ出すこ
とのない乾電池式モーターポンプ装置を提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の乾電池式モータ
ーポンプ装置は、液体容器の口に取り付けられ外部に屈
曲可能な吐出ホースを接続した吐出口およびモーターポ
ンプ駆動スイッチを設けた本体と、吐出口に設けられモ
ーターポンプ駆動スイッチと連動し該スイッチが遮断さ
れているとき吐出口を密閉し該スイッチが導通されてい
るとき吐出口を開くバルブと、本体に連設され液体容器
の口から挿入されてその底に達する吸入ホースと、吸入
ホースの下端に設けられたモーターポンプとにより構成
されている。
〔作用〕
このようにしたことにより、モーターポンプ駆動スイッ
チが遮断されているときは吐出口が密閉されているか
ら、不使用時にこの装置を液体容器の口に取り付けたま
まにしておいて液体容器が倒れた場合でも吐出口から液
体容器の中身が流れ出すことはない。
〔実施例〕
この考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図はその全体を示したものであり、乾電池を収納す
る本体1にモーターポンプ駆動スイッチ2および吐出口
3が設けられ、吐出口3には屈曲可能な吐出ホース4が
接続されている。また、本体1の下面には液体容器の口
に取り付けるねじ蓋5および液体容器内に挿入される吸
入ホース6が連設され、その先端のケース内にモーター
ポンプ7が設けられている。モーターポンプ7は、その
下面に形成された吸入口8から吸入した液体を上部の吐
出口3から吐出ホース4を通して吐出する。吸入口8の
周囲には、吸入口8が液体容器の底に接して塞がること
のないよう数本の突起9が設けられている。
第2図は本体1の断面図である。
吐出口3に、円錐台形をしたバルブ10が設けられ、スプ
リング11により常に吐出口3を閉じる方向(同図に於て
左方)に付勢されている。傾斜面を有するカム12がバル
ブ10と一体に移動しうるように摺動可能に支持され、モ
ーターポンプ駆動スイッチ2の突起2aの先端がカム12の
傾斜面に当接し、スイッチ2が押下されたときカム12が
右方へ移動してバルブ10が開くようになっている。
モーターポンプ駆動スイッチ2は、一回押すと下降して
モーターポンプ7の電源回路を導通させ、さらに一回押
すと上昇して遮断するようになった所謂プッシュ−プッ
シュ式のスイッチである。
次に、その動作について説明する。
同図に示された不使用状態に於ては、モーターポンプ駆
動スイッチ2およびその突起2aが上昇位置にあり、バル
ブ10は吐出口3を密閉している。この状態にあるときに
誤って液体容器を倒してもその中身が吐出口3から流れ
出すことはない。
モーターポンプ駆動スイッチ2を押下してモーターポン
プ7の電源回路を導通させると、第3図に示されるよう
に、カム12が右方へ移動してバルブ10が開き、液体容器
から吸い上げられた液体が吐出口3から吐出される。
モーターポンプ駆動スイッチ3をもう一回押すと再び上
昇位置に移動してモーターポンプ7の電源回路を遮断す
るとともにバルブ10が吐出口3を密閉し第2図の状態に
戻る。
なお、上記実施例に於ては、モーターポンプ駆動スイッ
チ2とバルブ10との連動を傾斜面を有するカム12により
行っているが、他の(例えばリンク、ワイヤ等を使用し
た)連動機構によることもでき、さらには、電気的な
(リレーを使用した)連動機構を用いることもできる。
また、円錐台形のバルブ10の代りに他の周知のバルブを
使用してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の乾電池式モーターポン
プ装置は、モーターポンプ駆動スイッチが遮断されてい
るときは吐出口が密閉されているから、不使用時にこの
装置を液体容器の口に取り付けたままにしておいて液体
容器が倒れた場合でも液体容器の中身が流れ出すおそれ
が全くないという独特の作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図…この考案の実施例の側面図 第2図…その本体の断面図 第3図…その動作時の状態を示す断面図 1……本体 2……モーターポンプ駆動スイッチ 3……吐出口、6……吸入ホース 7……モーターポンプ、10……バルブ 11……スプリング、12……カム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)液体容器の口に取り付けられ外部に
    屈曲可能な吐出ホースを接続した吐出口およびモーター
    ポンプ駆動スイッチを設けた本体と、 (ロ)吐出口に設けられモーターポンプ駆動スイッチと
    連動し該スイッチが遮断されているとき吐出口を密閉し
    該スイッチが導通されているとき吐出口を開くバルブ
    と、 (ハ)本体に連設され液体容器の口から挿入されてその
    底に達する吸入ホースと、 (ニ)吸入ホースの下端に設けられたモーターポンプと
    から成ることを特徴とする乾電池式モーターポンプ装
    置。
JP1987117771U 1987-07-31 1987-07-31 乾電池式モ−タ−ポンプ装置 Expired - Lifetime JPH066236Y2 (ja)

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JP1987117771U JPH066236Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 乾電池式モ−タ−ポンプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6422894U JPS6422894U (ja) 1989-02-07
JPH066236Y2 true JPH066236Y2 (ja) 1994-02-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63104697U (ja) * 1986-12-25 1988-07-06

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JPS6422894U (ja) 1989-02-07

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