JPH0610930Y2 - 電動式エア−ポットの蒸気排出構造 - Google Patents

電動式エア−ポットの蒸気排出構造

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JPH0610930Y2
JPH0610930Y2 JP8201387U JP8201387U JPH0610930Y2 JP H0610930 Y2 JPH0610930 Y2 JP H0610930Y2 JP 8201387 U JP8201387 U JP 8201387U JP 8201387 U JP8201387 U JP 8201387U JP H0610930 Y2 JPH0610930 Y2 JP H0610930Y2
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善一 川田
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電動式エアーポットの蒸気排出構造に関し、
特に蒸気センサーを備えた沸騰型電動式エアーポットに
関するものである。
〔従来の技術〕
沸騰型電動式エアーポットにおいては、蒸気孔をポット
の蓋に設けると共に、蒸気通路の途中に蒸気センサーが
取付けられる。蒸気センサーは電気配線が必要であるた
め、蓋が着脱式の場合は蒸気センサーはポット本体側に
設けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の従来の構造によると、ポット本体に蒸気センサー
を収納する蒸気通路が形成され、蓋にも蒸気孔に通じる
蒸気通路が形成される。
このため、蓋を閉じた際に、両方の蒸気通路の開口端を
合致せしめる必要があり、両開口端の接続部分にシール
用のパッキングが必要となる。このパッキンは蓋の開閉
のたびに蓋と摺接するため、早期にシール機能が劣化す
る欠点がある。
そこで、この考案は、蒸気孔をポット本体に設けること
により、上記の問題点を解決した蒸気排出構造を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案は内容器1のエ
アー孔2の外部に取付けた分岐箱3に電動エアーポンプ
4のエアーホース5と蒸気通路6とを接続し、蒸気通路
6の途中に蒸気弁箱7及び蒸気センサー8を取付け、蒸
気通路6の終端をポット肩体9に形成した蒸気孔10に
接続し、蒸気弁箱7に吐出ボタン11と連動する蒸気弁
12を設け、吐出ボタン11の操作により蒸気通路6を
開閉するようにした構成としたものである。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、この考案の実施例に係
る電動式エアーポットは、肩部材20に肩カバー21を
嵌着することにより、ポット肩体9を構成している。肩
部材20は胴22の上端に載せられる。内容器1は、そ
の上端に形成した鍔23と肩部材20の上端縁との間に
介在した割りリング24を介して肩部材20に支持され
る。内容器1の底面には発熱体25が装着され、また底
26上には電動エアーポンプ4が設置される。
蓋27は肩カバー21に開閉自在に嵌着される。肩部材
20と肩カバー21は前方に口ばし状に突出して形成さ
れ、両者の間に分岐箱3、蒸気弁箱7(第3図から第5
図参照)、蒸気通路6の終端箱14、栓ブロック28及
びスイッチ受けを兼ねた給水管ブロック29、吐出ボタ
ン11等が組み込まれている。
分岐箱3は、内容器1のエアー孔2との接続口30、水
位管13との接続口31、エアーホース5との接続口3
2及び蒸気通路6との接続口33を有し、肩部材20に
取付けられる。蒸気通路6との接続口33には、その内
外面をシールするパッキン34が嵌着される。また分岐
箱3の内部には、転倒時止水用のボール35が収納さ
れ、ポットが転倒した際に上記蒸気通路6を閉塞する。
またエアーホース5との接続口32には逆止弁46が設
けられる。
蒸気弁箱7は、肩カバー21に取付けられ、蒸気弁箱7
の下板に形成した弁座36の下面が前記のパッキン34
の外端面に圧接され、分岐箱3と連通される。上記の弁
座36と対向して蒸気弁12が設けられ、その弁棒37
は吐出ボタン11の下面に当接する。蒸気弁箱7の一端
は、第5図に示すように、継手38に接続され、継手3
8の他端は蒸気通路6の終端箱14に接続される。
終端箱14は、上向きに屈曲された蒸気排出口15を有
し、その蒸気排出口15が肩カバー21の蒸気孔10下
部に嵌着される。また蒸気排出口15の下方において終
端箱14の端壁下部に水逃し口16を設けている。水逃
し口16は水逃しパイプ17に接続される。水逃しパイ
プ17の途中には、逆止弁39が設けられる(第3図参
照)。また終端箱14の上面に取付孔18を形成し、そ
の取付孔18に蒸気センサー8を気密に装着している。
前記のパッキン34、蒸気弁箱7、継手38及び終端箱
14は一連の蒸気通路6を構成する。
蒸気孔10は、第1図に示すように、ハンドル40に近
い肩カバー21の一部に形成される。
なお、栓ブロック28は揚水管41の上端に取付けら
れ、更に、その栓ブロック28は継手42を介して給水
管ブロック29に接続される。
この考案の実施例の電動式エアーポンプは以上のごとき
ものであり、吐出ボタン11を押すと、蒸気弁12が蒸
気通路6を閉塞すると共に、吐出ボタン11の腕43に
よりスイッチ44を作動する。スイッチ44の作動によ
りエアーポンプ4が駆動され、エアーポンプ4の駆動に
より、エアー孔2から流入する圧力エアーにより、内容
器1の内圧が上昇し、揚水管41及び栓ブロック28を
経て給水管ブロック29の給水管45から湯が吐出され
る。
また、内容器1の湯が沸騰して蒸気が発生した場合、蒸
気はエアー孔2から蒸気通路6を経て蒸気孔10から排
出される。このとき、蒸気通路6の終端箱14内に溜ま
ることがある結露水は、水逃しパイプ17から排出され
る。
また、内容器1内に一定以上の水を入れた場合、沸騰し
た水滴が跳ねてエアー孔2に入ることがあるが、その水
滴は水位管13に落下するので、エアー孔2を閉塞する
おそれはない。
なお、上記構成のポットは、その組立工程において、内
容器1のエアー孔2に取付けた分岐箱3のパッキン34
を外部に露出させて取付けているので、肩カバー21に
取付けた蒸気弁箱7は、肩カバー21を肩部剤20に嵌
着する際にその弁座36の下面がパッキン34に当接す
る。そのため、取付け位置さえ合わせておけば、分岐箱
3と蒸気弁箱7を接続するための継手は不要である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案はポットの肩部、即ちポットの
本体側に蒸気孔を設けたものであるから、蓋の内部に蒸
気通路を形成する必要がなく、蓋とポット本体の各蒸気
通路の接続用パッキンも不要となる。
従って、蓋の内部構造が簡単になると共に、蒸気シール
が確実になる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例に係る電動式エアーポットの斜視図、第
2図は同上の一部省略拡大断面図、第3図は同上の配管
系統図、第4図は肩カバー底面の斜視図、第5図は蒸気
通路部分の断面図である。 1……内容器、2……エアー孔、3……分岐箱、4……
電動エアーポンプ、5……エアーホース、6……蒸気通
路、7……蒸気弁箱、8……蒸気センサー、9……ポッ
ト肩体、10……蒸気孔、11……吐出ボタン、12…
…蒸気弁、13……水位管、14……終端箱、15……
蒸気排出口、16……水逃し口、17……水逃しパイ
プ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容器1のエアー孔2の外部に取付けた分
    岐箱3に電動エアーポンプ4のエアーホース5と蒸気通
    路6とを接続し、蒸気通路6の途中に蒸気弁箱7及び蒸
    気センサー8を取付け、蒸気通路6の終端をポット肩体
    9に形成した蒸気孔10に接続し、蒸気弁箱7に吐出ボ
    タン11と連動する蒸気弁12を設け、吐出ボタン11
    の操作により蒸気通路6を開閉するようにしたことを特
    徴とする電動式エアーポットの蒸気排出構造。
  2. 【請求項2】上記の分岐箱3に水位管13の上端を接続
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電動式
    エアーポットの蒸気排出構造。
  3. 【請求項3】蒸気通路6の終端箱14を設け、その終端
    箱14に蒸気排出口15を形成し、これを蒸気孔10に
    接続すると共に、終端箱14の端壁下部にその底面と同
    じ高さの水逃し口16を設け、これに水逃しパイプ17
    を接続し、かつ終端箱14に蒸気センサー8を取付けて
    なる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電動式エア
    ーポットの蒸気排出構造。
JP8201387U 1987-05-27 1987-05-27 電動式エア−ポットの蒸気排出構造 Expired - Lifetime JPH0610930Y2 (ja)

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JPS63189125U JPS63189125U (ja) 1988-12-05
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JPH081706Y2 (ja) * 1992-07-31 1996-01-24 ピーコック魔法瓶工業株式会社 電気ポット
JP2012196311A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気湯沸し器

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