JP2751528B2 - プライオリティ回路 - Google Patents

プライオリティ回路

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JP2751528B2
JP2751528B2 JP3887990A JP3887990A JP2751528B2 JP 2751528 B2 JP2751528 B2 JP 2751528B2 JP 3887990 A JP3887990 A JP 3887990A JP 3887990 A JP3887990 A JP 3887990A JP 2751528 B2 JP2751528 B2 JP 2751528B2
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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 1番からN番迄、それぞれ、1つの要求信号を受け付
ける入力窓口があり、同時に、複数個の入力窓口からの
要求信号を受け取り、最後のN番と1番がつながって、
環状になり、番号順に1つを選択するプライオリティ回
路であって、上記入力窓口を、例えば、X個ずつY個に
分割し、1番からX番,X+1番から2X番,・・・,YX+
1番からN番の、それぞれのグループに、例えば、同一
のプライオリティ回路を設けて、1番からN番迄の要求
信号の一つを出力するプライオリティ回路に関し、 複数のグループに分割したプライオリティ回路におい
て、全ての要求信号に対して、均等に選択することがで
きるプライオリティ回路を提供することを目的とし、 該プライオリティ回路を上位,下位の階層構造とし、
下位のプライオリティ回路においては、前に選択されて
いる選択番号が、自分のグループ内の場合(即ち、GS=
1)、前の選択番号の次の要求を最高の優先順位として
選択し、要求信号がある場合には、選択要求信号(SR)
を出力し、この選択時において若番に戻る場合には、循
環信号(RP)を出力し、上記前の選択番号が自分のグル
ープでない場合(即ち、GS=0)は、若番から選択し、
要求信号がある場合には、選択要求信号(SR)を出力す
る。そして、上位のプライオリティ回路では、上記各グ
ループ(i)からの循環信号(RPi)と,選択要求信号
(SRi),及び、前選択番号(QN)とにより、上記下位
のプライオリティ回路でのループを解き、全体で1つの
大きなループとなるように選択する。即ち、前選択番号
(QN)のグループから選択要求(SRi)があり、循環信
号(RPi)がないときには、該グループを選択し、前選
択番号(QN)のグループに選択要求(SRi)がないか,
又は、選択要求(SRi)があって、且つ循環信号(RPi)
があるときには、次のグループを最高順位として、選択
要求信号(SRi)のあるグループを選択し、該次のグル
ープの何れにも選択要求信号(SRi)がなければ、前選
択番号(QN)のグループを最高順位とし、どのグループ
にも選択要求信号(SRi)がなければ、前選択番号(Q
N)のグループを最高順位とするように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、1番からN番迄、それぞれ、1つの要求信
号を受け付ける入力窓口があり、同時に、複数個の入力
窓口からの要求信号を受け取り、最後のN番と1番がつ
ながって、環状になり、番号順に1つを選択するプライ
オリティ回路であって、上記入力窓口を、例えば、X個
ずつY個に分割し、1番からX番,X+1番から2X番,・
・・,YX+1番からN番の、それぞれのグループに、例
えば、同一のプライオリティ回路を設けて、1番からN
番迄の要求信号の一つを選択して出力するプライオリテ
ィ回路に関する。
近年のコンピュータシステムでは、高速化要求によ
り、多数の入出力装置を接続し、同時に、複数個の入出
力装置を動作させている。
従って、同時に、多数の入出力装置からの処理要求が
発生するため、高速に、その処理要求に対するプライオ
リティをとる回路が要求されている。
このため、今までは、該多数の処理要求を複数個のグ
ループに分け、それぞれのグループでプライオリティを
取った後、グループ間のプライオリティを取る方法が用
いられているが、グループ間の負荷にアンバランスがあ
ると負荷の重いグループが不利となる問題がある。
そのため、高速で,汎用的で、且つ、グループ間で負
荷にアンバランスがあっても、平等に処理要求を選択で
きるプライオリティ回路が必要となってきた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第4図は従来のプライオリティ回路を説明する図であ
り、(a)は全体の構成例を示し、(b)は個々のプラ
イオリティ回路の真理値表を示している。
(a)図に示したプライオリティ回路(G0〜G3)10
a)と,プライオリティ回路(M)11aは全て同じプライ
オリティ回路であり、その真理値表を(b)図に示して
いる。
このような従来のプライオリティ回路では、分割され
た下位のプライオリティ回路(G0〜G3)10aの選択出力
を、上位のプライオリティ回路(M)11aで、もう一
度、グループ単位で選択して、選択番号(下位)(QN)
を出力している。
(b)図に示した真理値表による優先順位選択方式
は、該表から明らかなように、前選択番号(下位)(Q
N)に対して、次の入力要求(Ri)の優先順位を高くし
て選択し、その選択番号(SN)と,選択要求信号(SR)
を出力するように構成されている。
この優先順位選択を下位のプライオリティ回路10a
と,上位のプライオリティ回路11aとで取っているの
で、負荷がバランスしているときには、均等に選択され
るが、1つのグループに負荷が集中したとき、そのグル
ープの要求が処理されずに遅れてしまうという問題があ
る。
例えば、プライオリティ回路(G0)のグループが負荷
が高く、処理要求が1〜4迄、全て来ていて、その他の
グループは負荷が低く、処理要求5,6,9,10,13,14と、そ
れぞれ、2個続きで来ている場合、従来のプライオリテ
ィ回路が選択する順番は、上記各プライオリティ回路10
aの真理値表から、1,5,9,13,2,6,14,3,4の順である。
然し、今、要求14迄が選択された時点で、グループG
1,G2,G3に、新しく、要求7,11,15の要求が来ると、要求
14の次は、3,7,11,15,4の順になってしまい、上記負荷
の大きいグループG0の処理要求の選択が遅らされること
になる。
上記従来技術の例では、16要求までを受け付ける様に
なっているが、より多くの要求を受け付けるようにして
も、結果は同じである。
従って、従来のプライオリティ回路においては、分割
した各グループ間に負荷のアンバランスがある場合、負
荷の大きいグループの処理要求が遅らされて、負荷の少
ないグループが、早く、選択されてしまうという問題を
生じていた。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、要求を複数個のグル
ープに分割したプライオリティ回路において、全ての要
求に対して、均等に選択することができるプライオリテ
ィ回路を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
上記の問題点は下記の如くに構成されたプライオリテ
ィ回路によって解決される。
1番からN番迄、それぞれ、1つの要求信号を受け付
ける入力窓口があり、同時に、複数個の入力窓口からの
要求信号を受け取り、最後のN番と1番がつながって、
環状になり、番号順に1つを選択するプライオリティ回
路であって、 上記入力窓口を、例えば、X個ずつY個に分割し、1
番からX番,X+1番から2X番,・・・,YX+1番からN
番の、それぞれに、例えば、同一のプライオリティ回路
10を設け、 該プライオリティ回路10において、直前に選択された
番号(QN)と,自己が最上位であることを示す順位信号
(GS)を入力し、上記要求信号が一つでもある場合を示
す選択要求信号(SR)と,該プライオリティ回路10内で
優先順位が循環する場合を示す循環信号(RP)を出力す
るように構成し、 上記自己が最上位であることを示す順位信号(GS)が入
力されている場合には、上記直前に選択された番号(Q
N)に基づいて要求信号を出力し,該自己が最上位であ
ることを示す順位信号(GS)が入力されていない場合に
は、該プライオリティ回路10に入力されている入力窓口
の先頭番号から、要求信号を選択し、該要求信号を選択
した結果、優先順位が循環する場合には、循環信号(RP
i)と,該選択した入力窓口の番号(SN)を出力するプ
ライオリティ回路(Gi)10と, 上記個々のプライオリティ回路(Gi)10の上位に位置
し、該個々のプライオリティ回路(Gi)10からの選択要
求信号(SRi)と,循環信号(RPi),及び、直前に選択
された選択番号(QN)を入力とし、該直前に選択された
選択番号(QN)に基づいて、前選択番号(QN)のグルー
プから選択要求(SRi)があり、循環信号(RPi)がない
ときには、該前選択番号(QN)のグループを選択し、前
選択番号(QN)のグループに選択要求(SRi)がない
か,又は、選択要求(SRi)があって、且つ循環信号(R
Pi)があるときには、上記前選択番号(QN)の次のグル
ープを最高順位として、選択要求信号(SRi)のあるグ
ループを選択し、該次のグループの何れにも選択要求信
号(SRi)がなければ、自己のグループを最高順位と
し、どのグループにも選択要求信号(SRi)がなけれ
ば、前選択番号(QN)のグループを最高順位とするよう
に、上記下位のプライオリティ回路(Gi)10を選択し、
その選択番号(SN)を出力するプライオリティ回路
(M)11を有するように構成する。
(2) 上記のプライオリティ回路において、上位の
プライオリティ回路(M)11にも、直前に選択されたグ
ループの選択要求(QN)と,自己が最上位であることを
示すグループの順位信号(GS)とを入力して、複数個の
グループに対応した選択要求(SRm),循環信号(RPm)
を出力するように構成して、該上位のプライオリティ回
路(M)11を複数個設けて、且つ、該上位のプライオリ
ティ回路(M)11間でも、下位,上位の多段構成とする
ように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、1番からN番迄、それぞれ、
1つの要求信号を受け付ける入力窓口があり、同時に、
複数個の入力窓口からの要求信号を受け取り、最後のN
番と1番がつながって、環状になり、番号順に1つを選
択するプライオリティ回路であって、上記入力窓口を、
例えば、X個ずつY個に分割し、1番からX番,X+1番
から2X番,・・・,YX+1番からN番の、それぞれのグ
ループに、例えば、同一のプライオリティ回路を設け
て、1番からN番迄の処理要求の一つを出力するプライ
オリティ回路において、該分割されたグループでのプラ
イオリティ回路(G0〜G3)の出力を、上位のプライオリ
ティ回路(M)でもう一度グループ単位で選択する際
に、該下位のプライオリティ回路(G0〜G3)では、例え
ば、4個の処理要求の中から、優先順位を決めて選択す
る。
該下位のプライオリティ回路(Gi)10での選択方式
は、前に選択された選択番号(下位)(QN)が自分のグ
ループ内の場合(GS=1)には、該前選択番号(下位)
(QN)の次の処理要求を最高の優先順位として選択し、
該処理要求がある場合には、その選択要求信号(SRi)
を出力し、この選択の際に、最若番に戻る場合には、循
環信号(RPi)を出力し、該前選択番号(下位)(QN)
が自分のグループでない場合(GS=0)には、上記最若
番から選択し、若し、処理要求があるときには、選択要
求信号(SRi)を出力する。
上位のプライオリティ回路(M)11は、上記下位のプ
ライオリティ回路10からの循環信号(RPi)と,選択要
求信号(SRi),及び、前選択番号(上位)(QN)とに
より、該下位のプライオリティ回路(Gi)10のループを
解き、全体で1つの大きなループとなるように選択す
る。
具体的には、前選択番号(上位)(QN)のグループか
ら選択要求(SRi)があり、循環信号(RPi)がないとき
には、該前選択番号(上位)(QN)のグループを選択
し、前選択番号(上位)(QN)のグループに選択要求
(SRi)がないか,又は、選択要求(SRi)があって、且
つ循環信号(RPi)があるときには、上記前選択番号
(上位)(QN)の次のグループを最高順位として、選択
要求信号(SRi)のあるグループを選択し、該次のグル
ープの何れにも選択要求信号(SRi)がなければ、前選
択番号(上位)(QN)のグループを最高順位とし、どの
グループにも選択要求信号(SRi)がなければ、前選択
番号(QN)のグループを最高順位とするように、上記下
位のプライオリティ回路(Gi)10を選択し、その選択番
号(SN)を出力する。
このように、本発明においては、第1図に示したよう
に、上位のプライオリティ回路(M)11で、個々の下位
のプライオリティ回路(Gi)10で作られた小さなループ
を分解し、全体として一つの大きなループとして優先順
位を決めて選択するようにするのである。
従って、あたかも、全ての要求が1つのプライオリテ
ィ回路で順番に選択されているように作用する為、グル
ープ間に負荷のアンバランスがあっても、均等に選択す
ることができる効果がある。
又、本発明においては、上位のプライオリティ回路
(M)11においても、上記下位のプライオリティ回路
(Gi)10と同じように、選択要求(SRm)と,循環信号
(RPm)とを出力するようにする。
これにより、該上位プライオリティ回路(M)11を多
段に重ねて使用することにより、処理要求が幾つになっ
ても、無限に拡張することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図は本発明の原理図であり、第2図は本発
明の一実施例を示した図であって、(a)は全体の構成
例を示し、(b)は下位のプライオリティ回路の真理値
表を示し、(c1),(c2)は上位のプライオリティ回路
の真理値表を示し、第3図は本発明の他の実施例を示し
た図であって、1番からN番迄、それぞれ、1つの要求
信号を受け付ける入力窓口があり、同時に、複数個の入
力窓口からの要求信号を受け取り、最後のN番と1番が
つながって、環状になり、番号順に1つを選択するプラ
イオリティ回路であって、上記入力窓口を、例えば、X
個ずつY個に分割し、1番からX番,X+1番から2X番,
・・・,YX+1番からN番の、それぞれのグループに、
例えば、同一のプライオリティ回路を設けて、1番から
N番迄の要求信号の一つを出力するプライオリティ回路
において、上記グループに分割した下位のプライオリテ
ィ回路(Gi)10では、グループを単位として優先順位選
択を行って、選択要求信号(SRi)と選択番号(SN)を
出力し、該優先順位選択で、最若番に戻る場合には循環
信号(RPi)を出力し、上位のプライオリティ回路
(M)11では、上記循環信号(RPi)と,選択要求信号
(SRi),及び、前選択番号(上位)(QN)とに基づい
て、該下位のプライオリティ回路(Gi)10ののループを
解き、全体として大きなループとして、全ての処理要求
を、該1つの大きなループを構成しているプライオリテ
ィ回路(M)11で順番に選択する手段が、本発明を実施
するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号
は同じ対象物を示している。
以下、第1図の原理図を参照しながら、第2図,第3
図によって、本発明のプライオリティ回路の構成と動作
を説明する。
先ず、本発明のプライオリティ回路の全体の構成例を
第2図(a)によって説明する。
原則的には、従来方式と同じく、下位のプライオリテ
ィ回路(Gi)10からの選択番号(SN)を、上位のプライ
オリティ回路(M)11での、後述の優先順位選択機構に
より、その1つを選択して出力するが、該下位のプライ
オリティ回路(Gi)10での、具体的な選択方法につい
て、(b)図の真理値表により説明する。
即ち、前に選択されていた選択番号(下位)(QN)が
自分のグループ内の番号である場合(グループ選択信号
GSi=1)、上記前選択番号(下位)(QN)の次の処理
要求(Ri)を最高の優先順位として選択し、若し、処理
要求(Ri)があるときには、その選択番号(SN)と,選
択要求信号(SR)を出力し、該選択で、最若番に戻る場
合には、循環信号(RP)を出力する。
若し、前に選択されていた選択番号(下位)(QN)が
自分のグループ内の番号でない場合(グループ選択信号
GSi=0)、最若番から選択し、若し、処理要求(Ri)
がある場合には、その選択番号(SN)と,選択要求信号
(SR)を出力する。
次に、上位のプライオリティ回路(M)11での、具体
的な選択方法を(c1),(c2)図に示した真理値表によ
り説明する。
この上位のプライオリティ回路(M)11での選択方法
が、本発明の最も特徴的な選択方式を提供する。即ち、
上記各グループ(i)に対応した下位のプライオリティ
回路(Gi)10からの循環信号(RPi)と,選択要求信号
(SRi),及び、前選択番号(上位)(QN)とにより、
上記下位のプライオリティ回路(Gi)10内でのループを
解き、全体として1つの大きなループを形成して、全て
の処理要求が大きな1つのプライオリティ回路で順番に
選択されるように動作する。
実際の選択方法は、前選択番号(上位)(QN)を出力
したグループ(i)から選択要求信号(SRi)があり、
循環信号(RPi)がない場合には、該前選択番号(上
位)(QN)のグループを選択する。即ち、QN=00なら
ば、SN=00とし、QN=01ならば、SN=01とする。以下、
同じである。
次に、前選択番号(上位)(QN)を出力したグループ
(i)から選択要求信号(SRi)がない、即ち、SRi=0
か,又は、該選択要求信号(SRi)があり(SRi=1)、
且つ、循環信号(RPi)がある(RPi=1)ときは、次の
グループ、即ち、前選択番号(上位)(QN)が‘00'な
らば、‘SN=01'を、該前選択番号(QN)が‘01'なら
ば、‘SN=10'を、最高順位(以下、同じ)として選択
し、選択要求信号のあるグループ(i)を選択する。
このとき、次の優先順位の何れのグループ(i)に
も、選択要求信号(RPi)がなければ、自分のグルー
プ、即ち、前選択番号(上位)(QN)が‘00'ならば、
‘SN=00'を、該前選択番号(QN)が‘01'ならば、‘SN
=01'を、最高順位(以下、同じ)として選択する。
又、どのグループ(i)にも、選択要求信号(RPi)
がなければ、前に選択したグループ(i)、即ち、前選
択番号(上位)(QN)が‘00'ならば、‘SN=00'を、該
前選択番号(QN)が‘01'ならば、‘SN=01'を、最高順
位(以下、同じ)として選択する。
下位のプライオリティ回路(Gi)10,上位のプライオ
リティ回路(M)11は、上記のような選択動作により、
処理要求を選択する。
従って、今、処理要求が、前述のように、1,2,3,4,5,
6,9,10,13,14に来ていて、先ず、処理要求1が前に選択
されていたとすると、グループ0に対応するプライオリ
ティ回路(G0)10では、上記下位のプライオリティ回路
(Gi)10の真理値表から明らかな如く、グループ選択信
号GS=1で,前選択信号(下位)(QN)=00であるの
で、選択要求(SR)と,次の選択番号(SN)=01(即
ち、‘2')を出力する。
プライオリティ回路(G1〜G3)10は、自グループが選
択されていない(即ち、GS=0)ので、それぞれ、選択
要求(SR1〜3)と,選択番号(SN)=00を出力する。
即ち、5,9,13を選択し,出力している。
ここで、上位のプライオリティ回路(M)11は、前選
択番号(上位)(QN)=00であるので、プライオリティ
回路(G0)10からの選択要求(SR0)と,循環信号(RP
0)を見て、選択要求(SR0)が‘1'であるので、再び、
該プライオリティ回路(G0)10を選択、即ち、処理要求
2を選択する。同様にして、処理要求4まで選択され
る。
そのとき、又、処理要求1がきたとすると、プライオ
リティ回路(G0)10から、選択要求(SR0)と,本発明
のプライオリティ回路では、今度は、循環信号(RP0)
が出力されるので、上位のプライオリティ回路(M)11
では、プライオリティ回路(G0)10からの循環信号(RP
0)=1により、次のグループが最高の優先順位とな
り、プライオリティ回路(G1)10を選択するように動作
するので、処理要求5が選択されることになる。
該処理要求5が選択{即ち、前選択信号(上位)(Q
N)=01}されると、プライオリティ回路(G0)10は、
前選択番号(上位)(QN)が自グループではなくなる
(即ち、GS=0)ので、上記循環信号(RP0)=0と
し、選択要求信号(SR0)のみ出力する。
その後は、前記動作の繰り返して、即ち、前選択番号
(上位)(QN)=01で、選択要求(SR1)=1であるの
で、自グループが選択されて、上記処理要求6が選択さ
れ、自グループの選択要求(SR1)が無くなると、次の
グループが選択されるので、結局、処理要求9,10,13,1
4,1の順に選択されることになる。
従って、本発明によるプライオリティ回路では、負荷
の大きいグループの選択が遅くなることはない。
上記の実施例においては、上位のプライオリティ回路
(M)11は、第2図(a)に示してあるように、下位の
プライオリティ回路(Gi)10からの選択要求(SRi),
循環信号(RPi)を受けて選択するだけであったが、該
上位プライオリティ回路(M)11においても、第3図の
真理値表で示したように、下位のプライオリティ回路
(Gi)10と同じように、選択要求(SRm)と共に、各グ
ループの選択を一巡すると、循環信号(RPm)を出力す
るように構成する。
このようにして、上記下位プライオリティ回路(Gi)
10と,上位プライオリティ回路(M)11との間の関係
を、上位プライオリティ回路(M)11間に適用し、該上
位プライオリティ回路(M)11を重ねて使用することに
より、処理要求が幾つあっても、無限に、プライオリテ
ィ回路の階層を増加させて、該入力の処理要求を増加さ
せることができる。
又、上記の実施例においては、各下位のプライオリテ
ィ回路(Gi)10からの選択番号(SN)を選択するセレク
タ(SEL)12,前選択番号(QN)の記憶用ラッチ13,14、
或いは、前選択番号(上位)(QN)により選択されてい
るグループの選択信号(GS0〜3)の生成回路15等は、
各下位のプライオリティ回路(Gi)10,上位のプライオ
リティ回路(M)11の外に設けられているが、各プライ
オリティ回路に含めて構成しても良いことはいう迄もな
いことである。
このように、本発明のプライオリティ回路は、1番か
らN番迄、それぞれ、1つの要求信号を受け付ける入力
窓口があり、同時に、複数個の入力窓口からの要求信号
を受け取り、最後のN番と1番がつながって、環状にな
り、番号順に1つを選択するプライオリティ回路であっ
て、上記入力窓口を、例えば、X個ずつY個に分割し、
1番からX番,X+1番から2X番,・・・,YX+1番から
N番の、それぞれのグループに、例えば、同一のプライ
オリティ回路を設けて、1番からN番迄の要求信号の一
つを出力するプライオリティ回路において、上記グルー
プに分割した下位のプライオリティ回路(Gi)10では、
グループを単位として優先順位選択を行って、選択要求
信号(SRi)と選択信号(SN)を出力し、該優先順位選
択で、最若番に戻る場合には循環信号(RPi)を出力
し、上位のプライオリティ回路(M)11では、上記循環
信号(RPi)と,選択要求信号(SRi),及び、前選択番
号(上位)(QN)とに基づいて、該下位のプライオリテ
ィのループを解き、全体として大きなループとして、全
ての処理要求が、該1つの大きなループを構成している
プライオリティ回路(M)11で順番に選択させるように
したところに特徴がある。
尚、上記の実施例では、入力窓口をX(例えば、4)
個ずつに分割した例で説明したが、このように、固定的
に分割することなく、ランダムに分割しても良いことは
いう迄もないことである。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のプライオリテ
ィ回路は、多数の処理要求を複数個のグループに分割し
て、各グループを単位とした下位のプライオリティ回路
(Gi)で、個々にプライオリティ回路をとり、選択する
際、選択の優先順位が、最若番に戻ったとき、循環信号
(RPi)を出力し、上位のプライオリティ回路(M)で
は、該循環信号(RPi)を検知したとき、各グループで
の小さいループを分解して、全体として一つの大きいル
ープを構成して、優先順位を決めるようにしているの
で、あたかも、全ての処理要求が一つの大きなプライオ
リティ回路で順番に選択されるように作用し、個々のグ
ループに負荷のアンバランスがあっても、処理要求の選
択を均等に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図, 第2図は本発明の一実施例を示した図, 第3図は本発明の他の実施例を示した図, 第4図は従来のプライオリティ回路を説明する図, である。 図面において、 10,10aは下位のプライオリティ回路(Gi), 11,11aは上位のプライオリティ回路(M), R1〜R4はグループ毎の処理要求, SR,SR0〜3はグループ毎の選択要求,又は、選択要求信
号, RP0〜3はグループ毎の循環信号, QNは前選択番号(下位,上位), GS,GS0〜3はグループ選択信号,又は、最高順位信号, SNは選択番号, をそれぞれ示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1番からN番迄、それぞれ、1つの要求信
    号を受け付ける入力窓口があり、同時に、複数個の入力
    窓口からの要求信号を受け取り、最後のN番と1番がつ
    ながって、環状になり、番号順に1つを選択するプライ
    オリティ回路であって、 上記入力窓口を複数個ずつ、複数個に分割し、1番から
    X1番,X1+1番からX2番,・・・,Xl+1番からN番の、
    それぞれに、プライオリティ回路(10)を設け、 該プライオリティ回路(10)において、直前に選択され
    た番号(QN)と,自己が最上位であることを示す順位信
    号(GS)を入力し、上記要求信号が一つでもある場合を
    示す選択要求信号(SR)と,該プライオリティ回路(1
    0)内で優先順位が循環する場合を示す循環信号(RP)
    を出力するように構成し、 上記自己が最上位であることを示す順位信号(GS)が入
    力されている場合には、上記直前に選択された番号(Q
    N)に基づいて要求信号を出力し,該自己が最上位であ
    ることを示す順位信号(GS)が入力されていない場合に
    は、該プライオリティ回路(10)に入力されている入力
    窓口の先頭番号から、要求信号を選択し、該要求信号を
    選択した結果、優先順位が循環する場合には、循環信号
    (RPi)と,該選択した入力窓口の番号(SN)を出力す
    るプライオリティ回路(Gi)(10)と, 上記個々のプライオリティ回路(Gi)(10)の上位に位
    置し、該個々のプライオリティ回路(Gi)(10)からの
    選択要求信号(SRi)と,循環信号(RPi),及び、直前
    に選択された選択番号(QN)を入力とし、該直前に選択
    された選択番号(QN)に基づいて、前選択番号(QN)の
    グループから選択要求(SRi)があり、循環信号(RPi)
    がないときには、該前選択番号(QN)のグループを選択
    し、前選択番号(QN)のグループに選択要求(SRi)が
    ないか,又は、選択要求(SRi)があって、且つ循環信
    号(RPi)があるときには、上記前選択番号(QN)の次
    のグループを最高順位として、選択要求信号(SRi)の
    あるグループを選択し、該次のグループの何れにも選択
    要求信号(SRi)がなければ、前選択番号(QN)のグル
    ープを最高順位とし、どのグループにも選択要求信号
    (SRi)がなければ、前選択番号(QN)のグループを最
    高順位とするように、上記下位のプライオリティ回路
    (Gi)(10)を選択し、その選択番号(SN)を出力する
    プライオリティ回路(M)(11)を有することを特徴と
    するプライオリティ回路。
  2. 【請求項2】上記のプライオリティ回路において、上位
    のプライオリティ回路(M)(11)にも、直前に選択さ
    れたグループの選択要求(QN)と,自己が最上位である
    ことを示すグループの順位信号(GS)とを入力して、複
    数個のグループに対応した選択要求(SRm),循環信号
    (RPm)を出力するように構成して、該上位のプライオ
    リティ回路(M)(11)を複数個設けて、且つ、該上位
    のプライオリティ回路(M)(11)間でも、下位,上位
    の多段構成とすることを特徴とする請求項1に記載のプ
    ライオリティ回路。
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