JPH06103033A - 複数固定倍率器 - Google Patents

複数固定倍率器

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Publication number
JPH06103033A
JPH06103033A JP4250262A JP25026292A JPH06103033A JP H06103033 A JPH06103033 A JP H06103033A JP 4250262 A JP4250262 A JP 4250262A JP 25026292 A JP25026292 A JP 25026292A JP H06103033 A JPH06103033 A JP H06103033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
multiplier
bit
bit shift
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP4250262A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kaneko
和夫 金子
Hirokazu Ogura
宏和 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の固定倍率のレベルに変換出来る複数固
定倍率器に関し、遅延量の差がなく、倍率の種類が多い
場合回路規模を小さく出来る複数固定倍率器の提供を目
的とする。 【構成】 入力データのビットシフト量を複数のビット
シフト量から選択出力する第1,第2の倍率器70,7
1のそれぞれの出力を、夫々第1,第2の選択信号6
4,65の入力する第1,第2のアンド回路41,42
に入力し、該第1,第2のアンド回路41,42の出力
を加算器50に入力し、出力を、ビットシフト量を複数
のビットシフト量から選択出力する第3の倍率器72に
入力し、該第3の倍率器72の出力を出力とする構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器,電子機器等
に用いられる、入力信号のレベルを、複数の固定倍率の
レベルに変換出来る複数固定倍率器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の複数固定倍率器のブロッ
ク図及び各部のタイムチャートで、(A)はブロック
図,(B)は各部のタイムチャート、図5は1例のシフ
タの説明図である。
【0003】図3は、入力データのレベルを10倍又は
12倍又は16倍又は20倍に変え出力する複数固定倍
率器を示している。ビットシフタの説明を図5を用いて
説明すると、(A)に示すレジスタ上のデータをソフト
ウエアを用い(B)に示す如く1ビットシフトして2倍
とし、(C)に示す如く2ビットシフトして4倍にする
ものであり、nビットシフタはnビットシフトして2n
倍するものである。
【0004】図3で10倍倍率器92は、入力データ
を、3ビットシフタ81及び1ビットシフタ82に入力
してシフトし、出力を加算器83にて加算することで1
0倍にするようにしている。
【0005】12倍倍率器93は、入力データを、3ビ
ットシフタ84及び2ビットシフタ85に入力してシフ
トし、出力を加算器86にて加算することで12倍にす
るようにしている。
【0006】16倍倍率器94は、入力データを、4ビ
ットシフタ87に入力して16倍として出力している。
20倍倍率器95は、入力データを、4ビットシフタ8
8及び2ビットシフタ89に入力してシフトし、出力を
加算器90にて加算することで20倍にするようにして
いる。
【0007】そして、10倍倍率器92,12倍倍率器
93,16倍倍率器94,20倍倍率器95の出力X
1,X2,X3,X4をセレクタ91に入力し、選択信
号cを用い、例えば10倍したものが必要なら出力X1
を選択して出力し、20倍したものが必要なら出力X4
を選択して出力する。
【0008】図3(B)に示す如く入力データが1,
2,3,4・・と入力すると、10倍倍率器92の出力
X1は、(B)X1に示す如くなり、12倍倍率器93
の出力X2は、(B)X2に示す如くなり、16倍倍率
器94の出力X3は、(B)X3に示す如くなり、20
倍倍率器95の出力X4は、(B)X4に示す如くな
る。
【0009】(B)cに示す如く、選択信号cにて出力
X1,X2,X3,X4,X1,X2,X3,X4を選
択して出力すると、セレクタ91の出力は(B)bに示
す如く、10倍したもの,12倍したもの,16倍した
もの,20倍したもの、12倍したもの,16倍したも
の,20倍したものとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、10倍
倍率器92,12倍倍率器93,20倍倍率器95は、
ビットシフタ2個の出力を加算器にて加算する同じ構成
であるが、16倍倍率器94は加算器を用いないので、
他の倍率器に比し遅延量が少なく遅延量に差がある。
【0011】例えばセレクタ91の出力をフリップフロ
ップに入力し、クロックにて叩く場合、誤りを生じない
ようにしょうとすると、クロックとしてはこの遅延量の
差を考慮して遅延させるようにせねばならず手間がかか
る問題点があり、又10倍倍率器92,12倍倍率器9
3,16倍倍率器94,20倍倍率器95と夫々倍率器
を持つので倍率の種類が多い程回路規模が大きくなる問
題点がある。
【0012】本発明は、遅延量の差がなく、倍率の種類
が多い場合回路規模を小さく出来る複数固定倍率器の提
供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図1に示す如く、入力データを、入力に
は、データをビットシフトするシフト量の異なるビット
シフタ1ー1,2ー1,・・、1ー2,2ー2,・・を
有し、該ビットシフタ1ー1,2ー1,・・、1ー2,
2ー2,・・夫々の出力を夫々セレクタ31ー1,31
ー2に入力し、選択信号61ー1,61ー2にて選択し
て出力する第1,第2の倍率器70,71に入力し、該
第1,第2の倍率器70,71の夫々の出力を、夫々第
1,第2の選択信号64,65の入力する第1,第2の
アンド回路41,42に入力し、該第1,第2のアンド
回路41,42の出力を加算器50に入力し、出力を、
入力には、データをビットシフトするシフト量の異なる
ビットシフタ21,22,・・を有し、該ビットシフタ
21,22,・・の夫々の出力をセレクタ33に入力
し、選択信号63にて選択して出力する第3の倍率器7
2に入力し、該第3の倍率器72の出力を出力とする構
成とする。
【0014】
【作用】本発明にれば、所要の複数の倍率の夫々を、全
体としてなるべく種類の少ない2の冪数を用いた、第1
の2の冪数に第2の2の冪数を加えたものに、第3の2
の冪数を乗じたもので表し、全体の第1の2の冪数の種
類だけのビットシフタを第1の倍率器70に設け、全体
の第2の2の冪数の種類だけのビットシフタを第2の倍
率器71に設け、全体の第3の2の冪数の種類だけのビ
ットシフタを第3の倍率器72に設け、求める倍率に応
じ、第1,第2,第3の倍率器70,71,72の、選
択信号61ー1,61ー2,63にてセレクタ31ー
1,31ー2,33の入力を選択して出力させるように
する。
【0015】尚第1の倍率器70又は第2の倍率器71
の出力が不要な時はアンド回路41又は42の選択信号
64又は65をLレベルとして0を出力するようにす
る。尚又所要の倍率によっては不要な回路が生ずること
があるが、この時は取り除くようにする。
【0016】即ち、入力データを複数固定の倍率とする
時、倍率器を複数固定の数だけ持つのでなく、第1,第
2,第3の倍率器70,71,72には必要な種類のビ
ットシフタを設けて複数固定倍率器を構成するので、倍
率の種類の多い場合は回路規模が小さくなり、又複数固
定の倍率を実現する場合信号が通過する回路は変化しな
いので遅延量に差が生ずることはない。
【0017】
【実施例】図2は本発明の実施例の複数固定倍率器のブ
ロック図及び各部のタイムチャートで、(A)はブロッ
ク図(B)は各部のタイムチャート、図4は図2,図3
の回路の回路規模及び遅延量の差を示す図である。
【0018】図2は図3の場合と同じく、倍率を10
倍,12倍,16倍,20倍とする場合の例である。1
0倍,12倍,16倍,20倍の倍率を、全体としてな
るべく種類の少ない2の冪数を用いた、第1の2の冪数
に第2の2の冪数を加えたものに、第3の2の冪数を乗
じたもので表すと下記の如くなる。
【0019】10倍=(23 +21 )×20 12倍=(23 +22 )×20 16倍=(23 +0)×21 20倍=(23 +21 )×21 そこで、図1の倍率器70のビットシフタとしては、図
2に示す如く3ビットシフタ3ー1とし、図1の倍率器
71のビットシフタとしては、図2に示す如く2ビット
シフタ2ー2,1ビットシフタ1ー2とし、図1の倍率
器72としては、図2に示す如く、1ビットシフタ22
と、加算器50の出力をその儘(20 に相当する)セレ
クタ33に入力するようにする。
【0020】そして図2では図1の倍率器70相当では
ビットシフタは1つであるので、セレクタ31ー1及び
アンド回路41は不要なので取り除いてある。次に各倍
率の時の動作を説明すると、10倍の時は、セレクタ3
1ー2では選択信号61ー2で1ビットシフタ1ー2の
出力を選択し、アンド回路42の選択信号65はHレベ
ルとし、加算器50にて3ビットシフタ3ー1の出力と
1ビットシフタ1ー2の出力を加算し、セレクタ33で
は選択信号63にて、直接入力側を選択して加算器50
にての加算結果を出力させる。
【0021】12倍の時は、セレクタ31ー2では選択
信号61ー2で2ビットシフタ2ー2の出力を選択し、
アンド回路42の選択信号65はHレベルとし、加算器
50にて3ビットシフタ3ー1の出力と2ビットシフタ
2ー2の出力を加算し、セレクタ33では選択信号63
にて、直接入力側を選択して加算器50にての加算結果
を出力させる。
【0022】16倍の時は、アンド回路42の選択信号
65をLレベルとしアンド回路42の出力を0とし、加
算器50にて3ビットシフタ3ー1の出力と0を加算
し、セレクタ33では選択信号63にて、1ビットシフ
タ22を選択して加算器50にての加算結果を2倍して
出力させる。
【0023】20倍の時は、セレクタ31ー2では選択
信号61ー2で1ビットシフタ1ー2の出力を選択し、
アンド回路42の選択信号65はHレベルとし、加算器
50にて3ビットシフタ3ー1の出力と1ビットシフタ
1ー2の出力を加算し、セレクタ33では選択信号63
にて、1ビットシフタ22を選択して加算器50にての
加算結果を2倍して出力させる。
【0024】以上の場合の各部のタイムチャートを示す
と(B)に示す如く、入力データaが1,2,3・・・
と順次入力し、選択信号61ー2,65,63にて上記
の如く10倍,12倍,16倍,20倍になるように選
択すると、セレクタ33の出力bは(B)bに示す如く
遅延差のないものになる。
【0025】即ち、入力データを10倍,12倍,16
倍,20倍とする時、倍率器を図3に示す如く4個持つ
のでなく、図1の第1,第2,第3の倍率器70,7
1,72相当には、1種類,2種類,1種類のビットシ
フタを設けて構成するので、回路規模は従来例に比し小
さくなり又各倍率とも信号のパスする回路は同じである
ので遅延量の差はなくなる。
【0026】図2,図3の回路規模をBCで示すと図4
に示す如く、219BC,393BCとなり本発明の図
2で示す方が回路規模は遙かに小さいことが判る。尚、
従来例より回路規模が小さくなるのは、略倍率の数が3
個以上となる場合である。
【0027】又遅延量の差は、図4に示す如く、図3で
は約3nsであつたが、図2では0である。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、遅延量の差がなく、倍率の種類が多い場合回路規模
を小さく出来る複数固定倍率器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理ブロック図、
【図2】は本発明の実施例の複数固定倍率器のブロック
図及び各部のタイムチャート、
【図3】は従来例の複数固定倍率器のブロック図及び各
部のタイムチャート、
【図4】は図2,図3の回路の回路規模及び遅延量の差
を示す図、
【図5】は1例のシフタの説明図である。
【符号の説明】
1ー1,2ー1,3ー1,1ー2,2ー2,21,2
2,81,82,84,85,87〜89はビットシフ
タ、 31ー1,31ー2,33,91はセレクタ、 41,42はアンド回路、 50,83,86,90は加算器、 61ー1,61ー2,63,cは選択信号を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データのビットシフト量を複数のビ
    ットシフト量から選択出力する第1,第2の倍率器(7
    0)(71)のそれぞれの出力を、夫々第1,第2の選
    択信号(64,65)の入力する第1,第2のアンド回
    路(41,42)に入力し、該第1,第2のアンド回路
    (41,42)の出力を加算器(50)に入力し、出力
    を、ビットシフト量を複数のビットシフト量から選択出
    力する第3の倍率器(72)に入力し、該第3の倍率器
    (72)の出力を出力とすることを特徴とする複数固定
    倍率器。
  2. 【請求項2】 第1,第2,第3の倍率器(70)(7
    1)(72)は、ビットシフト量の異なる複数のビット
    シフタ(1ー1,2ー1,・・・、1ー2,2ー2,・
    ・・、21,22,・・・)と、該複数のビットシフタ
    の出力を入力し、任意のビットシフト量の出力を選択出
    力するセレクタ(31ー1,31ー2,33)を有する
    ことを特徴とする複数固定倍率器。
JP4250262A 1992-09-18 1992-09-18 複数固定倍率器 Pending JPH06103033A (ja)

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JP4250262A JPH06103033A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 複数固定倍率器

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JP4250262A JPH06103033A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 複数固定倍率器

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JP4250262A Pending JPH06103033A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 複数固定倍率器

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JP (1) JPH06103033A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6675186B1 (en) 1999-06-25 2004-01-06 Nec Corporation Decibel adjustment device with shift amount control circuit
JP2011118633A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Nec Corp 浮動小数点除算器、及びそれを用いた情報処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6675186B1 (en) 1999-06-25 2004-01-06 Nec Corporation Decibel adjustment device with shift amount control circuit
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020226