JPH06231028A - データ分配方式 - Google Patents

データ分配方式

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JPH06231028A
JPH06231028A JP4044780A JP4478092A JPH06231028A JP H06231028 A JPH06231028 A JP H06231028A JP 4044780 A JP4044780 A JP 4044780A JP 4478092 A JP4478092 A JP 4478092A JP H06231028 A JPH06231028 A JP H06231028A
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優 喜連川
Shinya Fushimi
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5083Techniques for rebalancing the load in a distributed system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ分配方式において、第1の記憶装置群
から第2の記憶装置への転送データの処理負荷を均等に
分配することによって、データ処理の効率化を図る。 【構成】 第1の記憶装置群から第2の記憶装置群にデ
ータを転送する複数の結合ユニットの内、その1つの結
合ユニット1のデータ出力線4,5におけるデータまた
は作業単位の重み値の種別毎の累積値を記憶装置群12
で保持する。制御回路13は記憶装置群12の累積値を
参照して、データ接続線6を制御し、データ出力線4,
5の処理負荷が均等になるように、制御する。 【効果】 データ処理の効率化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大量のデータまたは
作業単位の記憶装置群にわたって負荷が均等となるよう
に分配し、これにより大量データや作業単位の効率の良
い並列処理を可能とする機能を有するデータ分配装置に
おけるデータ分配方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、特願平2−185561号にて
提案したデータ分配方式で用いられている結合ユニット
を示す図である。図4において、1は結合ユニット、
2,3は結合ユニット1の2つのデータ入力線、4,5
は結合ユニット1の2つのデータ出力線、6は結合ユニ
ット内部でのデータ接続パタンを切り変えるためのデー
タ接続線、7はデータまたは作業単位の種別毎に対応し
たカウンタ群、8はカウンタ群を制御するとともにカウ
ンタ群7の内容に基づいてデータ接続パタンを切り替え
制御する制御回路である。図5は、結合ユニット1内部
でのデータ接続線6を用いた2つのデータ接続パタンを
示す。また、図6は従来のデータ分配装置の全体的な構
成を示す図である。図6において、9はデータ分配装
置、10は第1の記憶装置群、11は第2の記憶装置群
である。第1の記憶装置群10は少なくとも処理すべき
データまたは作業単位を格納するものである。第2の記
憶装置群11は、第1の記憶装置群10に格納されてい
るデータまたは作業単位を処理するための一時的記憶領
域として用いられるものである。複数の結合ユニット1
は、第1の記憶装置群10内のデータまたは作業単位
を、種別毎に、均等に、第2の記憶装置群11に分配す
るためのものである。
【0003】次に動作について説明する。ここで、説明
のため、分配対象はデータのみとし、N台の第1の記憶
装置群10からN台の第2の記憶装置群11にK種類に
分類されたデータが転送されるものとする。即ち、各デ
ータは0からK−1までのいずれかの種類に属する。従
来の技術においては、図2に示すように、4X(X=
0、...、K−1)番目の種類のデータが第1の記憶
装置群10より第2の記憶装置群11に対して合計Nx
個送られるものとすると、この第2の記憶装置群11に
は、記憶装置毎にNx/N個づつのデータが転送され
る。そして、第2の記憶装置群11に対してNx/Nず
つのデータが転送され、X(X=0、...、K−1)
番目のすべての種類のデータが第2の記憶装置に分配さ
れ、データ転送が終了する。
【0004】データ分配開始と共に、第1の記憶装置群
10から各々の装置に結合されている第1列目の結合ユ
ニットのデータ入力線2またはデータ入力線3に対して
次々とデータが送られてくる。第1番目の各結合ユニッ
ト1は、制御回路8の指示に従って図5に示す2つのデ
ータ接続線6の接続パタンのいずれかにパタンを設定
し、入力されてくるデータを設定されたデータ接続線6
に従って移動させ、データ出力線4またはデータ出力線
5を通じて、これらが結合されている第2列目の結合ユ
ニットにデータを転送することを繰り返す。第2列目以
降の各結合ユニットも同様な動作を繰り返す。最終列に
属する各結合ユニット1のデータ出力線4またはデータ
出力線5から出力されたデータは対応する第2の記憶装
置群11の各記憶装置に種別毎に分けて格納される。
【0005】制御回路8は、以下のようにして、データ
接続線6の接続パタンを決定する。まず、データ分配に
先だって、各結合ユニット1のカウンタ群7は全て0に
初期化される。これらカウンタ群7は、X(X=
0、...、K−1)番目の種類に属するデータがデー
タ出力線4から出力された時、カウンタ群7のX番目の
カウンタに「1」が加算される。また、同様のデータが
データ出力線5から出力された時には、カウンタ群7の
X番目のカウンタから「1」が減算されるように制御回
路8によって制御される。これにより、ある時点におい
て、カウンタ群7中のX番目のカウンタの値が正である
ことは、その時点までに、この結合ユニット1から送出
されたX番目の種類のデータの内、過半数のデータがデ
ータ出力線4から送出されたことを示す。また、同様
に、このカウンタ群7のカウンタの値が「0」であるこ
とは、その時点までに、この結合ユニット1から送出さ
れたX番目の種類のデータの内、丁度半数がデータ出力
線4に、残り半数がデータ出力線5に送出されたことを
示す。この結果、この結合ユニットに関しては、種別X
のデータは、均等に分配されて出力されていることにな
る。また、このカウンタ群7のカウンタの値が負の値で
あることは、過半数のデータがデータ出力線5から送出
されたことを示す。図4ではある時点でのカウンタ群7
のカウンタの値は順に「1,5,0,−2」である。こ
れらの意味は、「1」は第0の種類のデータを、データ
出力線4のほうがデータ出力線5よりも1個多くデータ
を送出していることを示しており、「5」は第1の種類
のデータを、データ出力線4のほうがデータ出力線5よ
りも5個多くデータを送出していることを示し、「0」
は第2の種類のデータを、データ出力線4とデータ出力
線5とが同数のを送出していることを示し、「−2」は
第3の種類のデータを、データ出力線5のほうがデータ
出力線4よりも2個多くデータを送出していることを示
している。
【0006】このように、このカウンタ群7により、各
種類毎に結合ユニット1から2つのデータ出力線4,5
を通じて送出されたデータの、局所的な均等分配の状態
が管理できる。このような種別毎の均等分配を実現する
には、各結合ユニット1において、各出力線に対して種
類毎に同数のデータを出力することが必要であり、これ
は各結合ユニット内のカウンタ群7の値がデータ分配終
了時に全て0となっていることと等価である。
【0007】各結合ユニットの制御回路8は、データ入
力線2及びデータ入力線3にデータが送られてくる度
に、入力されてくるデータの種別に対応するカウンタの
値の差を求め、この値が正または0の時は、データ入力
線2とデータ入力線3を各々データ出力線5とデータ出
力線4に接続し、また、この値が負の時は、データ入力
線2とデータ入力線3を各々データ出力線4とデータ出
力線5に接続するように、データ接続線6の接続パタン
を決定する。データ入力線2とデータ入力線3によって
送られてきたデータは、このようにして決定されたデー
タ接続線6の接続パタンに従って、データ出力線4及び
データ出力線5に送られ、さらにこれらに接続されてい
る結合ユニット群に送られる。
【0008】例えば、ある時点で、データ入力線2から
は第0の種類に属するデータが、またデータ入力線3か
らは第1の種類に属するデータが入力されたとし、これ
ら種類に対するカウンタの値は各々「1」と「5」であ
ったとする。このことは、この時点までに入力されてき
た種類0のデータは、結合ユニット1のデータ出力線4
のほうがデータ出力線5よりも1個多くデータを出力し
ていることを示し、また、同様に、第1の種類のデータ
は、データ出力線4のほうがデータ出力線5よりも5個
多く出力していることを示している。この場合は、第0
の種類のデータに対してよりも、第1の種類のデータに
対して、より偏ったデータの分配がなされているから、
第1の種類のデータの偏りを減少させるように、データ
入力線2をデータ出力線4に、またデータ入力線3をデ
ータ出力線5にそれぞれ接続することが有利である。し
たがって、上記動作によれば、カウンタの値の再が1−
5=−4で負の値となり、データ接続線6に対してこの
接続パタンが選択される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ分配装置
は、以上のように構成されているので、データや作業単
位の個数は均等に分配されるが、一般には、データや作
業単位はその内容により処理負荷が変化する。このた
め、実際に、第2の記憶装置群11により、これらに対
する処理を行う場合には処理時間が均等ではなくなる。
このため、例えば、データ分配を、第1の記憶装置群1
0から第2の記憶装置群11に行い、第2の記憶装置群
11により、分配されたデータまたは作業単位に対する
処理を行う場合、第2の記憶装置群11の内、最も処理
負荷の重く、処理時間のかかる装置の処理の終了により
処理時間が定まるため、処理時間が増大する。また、第
2の記憶装置群11の多くの装置の稼働効率が低下する
問題があった。またこのような手順を繰り返すことによ
り、多数のデータまたは作業単位を処理する場合、その
効率が低下する問題があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、データまたは作業単位の個数
ではなく、第2の記憶装置群11の装置間で分配されて
くるデータや作業単位に対する処理負荷を均等にし、こ
れにより大量の処理を効率良く行することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ分
配方式は、図1で示すように、第1の記憶装置群と第2
の記憶装置群との間に設けられ、複数のデータまたは作
業単位を一定の規則に従って、第1の記憶装置群から第
2の記憶装置群に分配するための複数の結合ユニット1
を備えたデータ分配方式において、上記第2の記憶装置
群に分配されるデータまたは作業単位の種別毎に、これ
らの処理負荷を示す重み値を付加し、種別毎の上記重み
値の累積値をそれぞれ記憶する記憶装置群12と、この
記憶装置群の記憶された内容にもとづいて、各上記結合
ユニットのデータ接続パターンを切り替え制御する制御
手段(制御回路13)とを備え、この制御手段は、上記
記憶装置群の内容にもとづいて、上記第1の記憶装置群
から上記第2の記憶装置群に分配するデータまたは作業
単位の処理負荷に偏りがあるのを判断し、この偏りを上
記結合ユニットのデータ接続パターンを切り替えること
によって補正し、上記第2の記憶装置群での上記処理負
荷が均等にするよう制御することを特徴とするデータ分
配方式。
【0012】
【作用】この発明よるデータ分配方式は、各結合ユニッ
ト1に記憶装置群12を設け、これにより上記結合ユニ
ットから出力されるデータまたは作業単位の処理負荷の
重み値の累積値を種別毎に保持する。また、各結合ユニ
ットの制御回路13は、記憶装置群を制御し、また記憶
装置群の内容に基づいて第1の装置群から第2の装置群
へ転送するデータまたは作業単位の処理負荷の偏りを判
断し、この偏りを補正するように結合ユニットのデータ
接続パタンを切り換え、データまたは作業単位を第2の
装置群に分配するように制御する。このように、このデ
ータ分配方式では、データまたは作業単位と共に、これ
らの処理負荷を表す重み値を結合ユニットに入力し、結
合ユニットではデータまたは作業単位の個数ではなく、
これら重み値を累積することにより、データまたは作業
単位の種別毎に処理負荷が均等となるようにデータまた
は作業単位を分配した。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は、この発明に係るデータ分配方式を用いたデ
ータ分配装置に備えられる結合ユニットを示した図であ
る。図1において、1は第1の記憶装置群10からのデ
ータまたは作業単位を第2の記憶装置群11に分配する
ための結合ユニット、2,3は結合ユニット1の2つの
データ入力線、4,5は結合ユニット1の2つのデータ
出力線、6は結合ユニット内部でのデータ接続パタンを
切り変えるためのデータ接続線、12はデータまはた作
業単位の重み値を種別毎に累積した記憶装置群、13は
記憶装置群を制御するとともに記憶装置群12の内容に
基づいてデータ接続パタンを切り替え制御する制御手段
としての制御回路である。この図2は、この実施例の制
御回路の動作を示すフローチャートである。なお、この
実施例のデータ分配装置の全体的な構成は、結合ユニッ
トの構成を除き、図3に示す構成と同じであるので、こ
こでは説明を省略する。
【0014】次に動作について説明する。ここで、説明
のため、分配対象はデータのみとし、N台の第1の記憶
装置群10からN台の第2の記憶装置群11にK種類に
分類されたデータが転送されるものとする。即ち、各デ
ータは0からK−1までのいずれかの種類に属する。従
来の技術においては、図2に示すように、X(X=
0、...、K−1)番目の種類のデータが第1の記憶
装置群10より第2の記憶装置群11に対して合計Nx
個送られるものとすると、この第2の記憶装置群11に
は、記憶装置毎にNx/N個づつのデータが転送され
る。第2の記憶装置群11に対してNx/Nずつのデー
タが転送され、X(X=0、...、K−1)番目のす
べての種類のデータが第2の記憶装置群に分配されるこ
とを目的としたが、この実施例では、X(X=
0、...、K−1)の種類のデータの処理負荷の重み
値の和をWxとすると、各種別X毎に第2の記憶装置群
11の各記憶装置に分配されるデータに対する重み値の
和がWx/Nとなるようにデータを分配することを目的
としている。
【0015】データ分配開始と共に、第1の記憶装置群
10から各々の装置に結合されている第1列目の結合ユ
ニットのデータ入力線2またはデータ入力線3に対して
次々とデータが送られてくる。第1番目の各結合ユニッ
ト1は、制御回路13の指示に従って、図5に示す2つ
のデータ接続線6の接続パタンのいずれかにパタンを設
定し、入力されてくるデータを設定されたデータ接続線
6に従って移動させ、データ出力線4またはデータ出力
線5を通じて、これらが結合されている第2列目の結合
ユニットにデータを転送することを繰り返す。第2列目
以降の各結合ユニット1も同様な動作を繰り返す。最終
列に属する各結合ユニット1のデータ出力線4またはデ
ータ出力線5から出力されたデータは、対応する第2の
記憶装置群11の各記憶装置に種別毎に分けて格納され
る。
【0016】制御回路13は、以下のようにして、デー
タ接続線6の接続パタンを決定する。まず、データ分配
に先だって、各結合ユニット1の記憶装置群12は全て
0に初期化される。これらの記憶装置群12、X(X=
0、...、K−1)番目の種類に属するデータがデー
タ出力線4から出力された時、記憶装置群12のX番目
の記憶装置に、そのデータに付随する処理負荷の重み値
が加算される。同様のデータがデータ出力線5から出力
された時には、記憶装置群12のX番目の記憶装置か
ら、そのデータに付随する処理負荷の重み値が減算され
るように制御回路13によって制御される。これによ
り、ある時点において、記憶装置群12中のX番目の記
憶装置の値が正であることは、その時点までにこの結合
ユニットから送出されたX番目の種類のデータの処理負
荷の合計に対し、その半分以上の負荷がデータがデータ
出力線4から送出されたことを示す。同様に、その値が
「0」であることは、その時点までに、この結合ユニッ
ト1から送出されたX番目の種類のデータが負荷合計値
が均等となるように、データ出力線4,データ出力線5
に送出されたことを示しており、この結合ユニット1に
関しては、種別Xのデータは、負荷合計値が均等となる
ように分配されて出力されていることになる。また、そ
の値が負の値であることは、負荷の半分以上がデータ出
力線5から送出されたことを示す。図1では、ある時点
での記憶装置群12の値は、順に、「2,11,0,−
7」であり、これらの値は、各々、第0の種類のデータ
を、データ出力線4のほうがデータ出力線5よりも負荷
合計値が2多いデータを送出しており、また、第1の種
類のデータを、データ出力線4のほうがデータ出力線5
よりも負荷が11多いデータを送出し、第2の種類のデ
ータを、データ出力線4とデータ出力線5に対して負荷
均等にデータを送出し、第3の種類のデータを、データ
出力線5のほうがデータ出力線4よりも負荷合計が2多
くデータを送出していることが示されている。
【0017】このように、記憶装置群12により、各種
類毎にこの結合ユニット1らか2つのデータ出力線4,
5を通じて送出されたデータの負荷の、合計値の局所的
な均等分配の状態が管理できる。上記のデータの種別毎
の負荷の均等分配を実現するには、各結合ユニットにお
いて、各出力線に対して種類毎に負荷合計値が均等のデ
ータを出力することが必要であり、このことは各結合ユ
ニット内の記憶装置群12の値がデータ分配終了時に全
て0となっていることと等価であることを示している。
【0018】図2のフローチャートを用いて、制御回路
13の動作を詳細に説明すると、各結合ユニットの制御
回路13は、データ入力線2及びデータ入力線3にデー
タが送られてくる度に、データ入力線2に入力されたデ
ータの種別に対応する記憶装置の値から、データ入力線
3に入力されたデータの種別に対応する記憶装置の値を
減じた値を求め(ステップS1〜S3)、さらにデータ
入力線2及びデータ入力線3に入力されたデータに付随
する重み値の和を求める。ここでは、これらの値を各々
W,Vとする。ここで、|W+V|≦|W−V|であれ
ば、データ入力線2とデータ入力線3を各々データ出力
線4とデータ出力線5に接続し(ステップS4でYE
S,ステップS5)、また|W+V|≦|W−V|であ
れば、データ入力線2とデータ入力線3を各々データ出
力線5とデータ出力線4に接続し(ステップS4でN
O,ステップS6)、データ接続線6の接続パタンを決
定する(ステップS7)。ここで、|S|は数Sの絶対
値を表す。データ入力線2とデータ入力線3によって、
送られてきたデータは、このようにして決定されたデー
タ接続線6の接続パタンに従って、データ出力線4及び
データ出力線5に送られ、さらにこれらに接続されてい
る結合ユニット群に送られる。
【0019】例えば、ある時点で、データ入力線2から
は第0の種類に属するデータが、また、データ入力線3
からは第1の種類に属するデータが入力されたとし、こ
れら種類に対するカウンタの値は各々「2」と「11」
であったとする。また、これらデータに付随する処理負
荷の重み値を各々「1」と「5」であったとする。
【0020】このことは、この時点までに入力されてき
た種類0のデータを、この結合ユニット1から、データ
出力線4のほうがデータ出力線5よりも負荷が2多くデ
ータが出力されていることを示し、また、同様に、第1
の種類のデータを、データ出力線4のほうがデータ出力
線5よりも負荷が11多いことを示している。この場合
は、第0の種類のデータに対してよりも、第1の種類の
データに対してより偏ったデータの分配がなされている
から、第1の種類のデータの偏りを減少させるように、
データを転送することが有利となる。データ入力線2を
データ出力線4に、またデータ入力線3をデータ出力線
5に、それぞれ接続する場合には、記憶装置群12の対
応する値は、第0の種類に対する値が「3」、第1の種
類に対する値は「6」となり、分配の偏りは小さくな
る。一方、データ入力線2をデータ出力線5に、またデ
ータ入力線3をデータ出力線4にそれぞれ接続する場合
には、記憶装置群12の対応する値は第0の種類に対す
る値が「1」、第1の種類に対する値は「16」とな
り、分配の偏りが大きくなることがわかる。上記動作に
よれば、この場合には、データ入力線2に入力されたデ
ータの記憶装置群12の対応する値からデータ入力線3
の値を減じたものWはW=2−11=−9であり、また
データ入力線2に入力されたデータの重み値とデータ入
力線3のそれを加えたものVはV=1+5=6である。
この場合、|W+V|=|−9+6|=3,|W−V|
=|−9−6|=15であり、|W+V|<|W−V|
であるから、対応する接続として、データ入力線2をデ
ータ出力線4に、またデータ入力線3をデータ出力線5
にそれぞれ接続することを選び、偏りの少なくなる接続
パタンが選択される。
【0021】なお、この実施例では、接続パタン接続の
際にデータ入力線2に入力されたデータの種別に対応す
る記憶装置の値からデータ入力線3に入力されたデータ
の種別に対応する記憶装置の値を減じた値Wと、データ
入力線2及びデータ入力線3に入力されたデータに付随
する重み値の和Vを求め、これらに簡単な計算を行って
接続パタンを決定する例を示したが、数学的にこれと等
価な、別の計算を行うこととしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、分配
対象となるデータまたは作業単位に付随する処理負荷の
重みに従って、これら処理負荷が分配先の第2の記憶装
置群において均等となるようにデータまたは作業単位が
分配されるため、データまたは作業単位の分配後第2の
記憶装置群による分配されたデータまたは作業単位の処
理の時間は均等となり、第2の記憶装置群による処理時
間は全体として向上し、また第2の記憶装置群の稼働効
率が向上する効果がある。更に、データ分配と処理の繰
り返しによる大量データや作業単位の処理の効率が向上
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデータ分配方式を用
いたデータ分配装置に用いられる結合ユニットを示す構
成図である。
【図2】図1の制御回路の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】先行概念との差異を説明するための図1の概念
を示す構成図である。
【図4】従来のデータ分配装置に備えられる結合ユニッ
トを示す構成図である。
【図5】図4の結合ユニットにおけるデータ接続パタン
を説明するための構成図である。
【図6】従来のデータ分配装置の全体的な構成図であ
る。
【符号の説明】
1 結合ユニット 2,3 データ入力線 4,5 データ出力線 6 データ接続線 7 カウンタ群 8,13 制御回路 9 データ分配装置 10 第1の装置群 11 第2の装置群 12 記憶装置群
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】次に動作について説明する。ここで、説明
のため、分配対象はデータのみとし、N台の第1の記憶
装置群10からN台の第2の記憶装置群11にK種類に
分類されたデータが転送されるものとする。即ち、各デ
ータは0からK−1までのいずれかの種類に属する。従
来の技術においては、図2に示すように、X(X=
0、...、K−1)番目の種類のデータが第1の記憶
装置群10より第2の記憶装置群11に対して合計Nx
個送られるものとすると、この第2の記憶装置群11に
は、記憶装置毎にNx/N個づつのデータが転送され
る。そして、第2の記憶装置群11に対してNx/Nず
つのデータが転送され、X(X=0、...、K−1)
番目のすべての種類のデータが第2の記憶装置に分配さ
れ、データ転送が終了する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】制御回路13は、以下のようにして、デー
タ接続線6の接続パタンを決定する。まず、データ分配
に先だって、各結合ユニット1の記憶装置群12は全て
0に初期化される。これらの記憶装置群12、X(X=
0、...、K−1)番目の種類に属するデータがデー
タ出力線4から出力された時、記憶装置群12のX番目
の記憶装置に、そのデータに付随する処理負荷の重み値
が加算される。同様のデータがデータ出力線5から出力
された時には、記憶装置群12のX番目の記憶装置か
ら、そのデータに付随する処理負荷の重み値が減算され
るように制御回路13によって制御される。これによ
り、ある時点において、記憶装置群12中のX番目の記
憶装置の値が正であることは、その時点までにこの結合
ユニットから送出されたX番目の種類のデータの処理負
荷の合計に対し、その半分以上の負荷がデータがデータ
出力線4から送出されたことを示す。同様に、その値が
「0」であることは、その時点までに、この結合ユニッ
ト1から送出されたX番目の種類のデータが負荷合計値
が均等となるように、データ出力線4,データ出力線5
に送出されたことを示しており、この結合ユニット1に
関しては、種別Xのデータは、負荷合計値が均等となる
ように分配されて出力されていることになる。また、そ
の値が負の値であることは、負荷の半分以上がデータ出
力線5から送出されたことを示す。図1では、ある時点
での記憶装置群12の値は、順に、「2,11,0,−
7」であり、これらの値は、各々、第0の種類のデータ
を、データ出力線4のほうがデータ出力線5よりも負荷
合計値が2多いデータを送出しており、また、第1の種
類のデータを、データ出力線4のほうがデータ出力線5
よりも負荷が11多いデータを送出し、第2の種類のデ
ータを、データ出力線4とデータ出力線5に対して負荷
均等にデータを送出し、第3の種類のデータを、データ
出力線5のほうがデータ出力線4よりも負荷合計が
くデータを送出していることが示されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】なお、この実施例では、接続パタン接続の
際にデータ入力線2に入力されたデータの種別に対応す
る記憶装置の値からデータ入力線3に入力されたデータ
の種別に対応する記憶装置の値を減じた値Wと、データ
入力線2及びデータ入力線3に入力されたデータに付随
する重み値の和Vを求め、これらに簡単な計算を行って
接続パタンを決定する例を示したが、数学的にこれと
等の効果を得る別の計算を行うこととしてもよい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記憶装置群と第2の記憶装置群と
    の間に設けられ、複数のデータまたは作業単位を一定の
    規則に従って、第1の記憶装置群から第2の記憶装置群
    に分配するための複数の結合ユニットを備えたデータ分
    配方式において、上記第2の記憶装置群に分配されるデ
    ータまたは作業単位の種別毎に、これらの処理負荷を示
    す重み値を付加し、種別毎の上記重み値の累積値をそれ
    ぞれ記憶する記憶装置群と、この記憶装置群の記憶され
    た内容にもとづいて、上記結合ユニットのデータ接続パ
    ターンを切り替え制御する制御手段とを備え、この制御
    手段は、上記記憶装置群の内容にもとづいて、上記第1
    の記憶装置群から上記第2の記憶装置群に分配するデー
    タまたは作業単位の処理負荷に偏りがあるのを判断し、
    この偏りを上記結合ユニットのデータ接続パターンを切
    り替えることによって補正し、上記第2の記憶装置群で
    の上記処理負荷が均等にするよう制御することを特徴と
    するデータ分配方式。
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