JPH06274394A - 分散データベース制御方法 - Google Patents
分散データベース制御方法Info
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- JPH06274394A JPH06274394A JP5059963A JP5996393A JPH06274394A JP H06274394 A JPH06274394 A JP H06274394A JP 5059963 A JP5059963 A JP 5059963A JP 5996393 A JP5996393 A JP 5996393A JP H06274394 A JPH06274394 A JP H06274394A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ネットワークにおけるトラヒックの集中やネ
ットワークの部分的な障害による更新情報の伝達の遅れ
を低減しながら、複数の参照専用データベースに更新情
報を迅速かつ適確に転送し得る分散データベース制御方
法を提供する。 【構成】 転送すべき更新情報にすべての参照専用デー
タベースの識別子を格納した回覧リストを付与し、この
回覧リストを付与された更新情報をすべての参照専用デ
ータベースの間で回覧しながら、すべての参照専用デー
タベースに更新情報を転送する。
ットワークの部分的な障害による更新情報の伝達の遅れ
を低減しながら、複数の参照専用データベースに更新情
報を迅速かつ適確に転送し得る分散データベース制御方
法を提供する。 【構成】 転送すべき更新情報にすべての参照専用デー
タベースの識別子を格納した回覧リストを付与し、この
回覧リストを付与された更新情報をすべての参照専用デ
ータベースの間で回覧しながら、すべての参照専用デー
タベースに更新情報を転送する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、更新を許されている主
複製データベースに対して行われた更新情報を複数の参
照専用データベースのすべてに効率的かつ適確に転送す
る分散データベース制御方法に関し、特に更新情報の緊
急性やネットワークの負荷に応じて複数の参照専用デー
タベースに対する更新情報の転送を適切に制御する分散
データベース制御方法に関する。
複製データベースに対して行われた更新情報を複数の参
照専用データベースのすべてに効率的かつ適確に転送す
る分散データベース制御方法に関し、特に更新情報の緊
急性やネットワークの負荷に応じて複数の参照専用デー
タベースに対する更新情報の転送を適切に制御する分散
データベース制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電話番号案内業務やクレジット・カード
の信用情報確認処理のように、データベースに対する参
照要求が更新要求に比較して極めて高い頻度で発生する
業務では、データベースの内容の最新性を犠牲にしても
参照処理の高い並列性が必要となる場合がある。このよ
うな業務では、従来から参照専用のデータベースの複製
を複数個作り、それを地域毎等の単位で分散配置して利
用可能性を高めるとともに、更新に関してはデータの一
貫性を保つために主複製という一つのデータベースのみ
に制限するという技術が用いられてきた。つまり、更新
は主複製に対してのみ許し、更新があったときはその更
新情報をその他の主複製でないすべての複製に転送し更
新するというものである。この場合、主複製に対する更
新がその他の複製に反映されるまでの間は、古い複製が
参照される可能性があるが、これは参照処理の利用可能
性を高めるための犠牲とみなし許容している。このよう
な方式を用いているシステムには、例えば、「Tichy,W.
F.,and Ruan,Z.1984.Towardsa distributed file syste
m.In Proceedings of Usenix 1984 Summer Conference,
pp.87−97」にあるIbisファイルシステムをはじめとし
ていくつか存在する。
の信用情報確認処理のように、データベースに対する参
照要求が更新要求に比較して極めて高い頻度で発生する
業務では、データベースの内容の最新性を犠牲にしても
参照処理の高い並列性が必要となる場合がある。このよ
うな業務では、従来から参照専用のデータベースの複製
を複数個作り、それを地域毎等の単位で分散配置して利
用可能性を高めるとともに、更新に関してはデータの一
貫性を保つために主複製という一つのデータベースのみ
に制限するという技術が用いられてきた。つまり、更新
は主複製に対してのみ許し、更新があったときはその更
新情報をその他の主複製でないすべての複製に転送し更
新するというものである。この場合、主複製に対する更
新がその他の複製に反映されるまでの間は、古い複製が
参照される可能性があるが、これは参照処理の利用可能
性を高めるための犠牲とみなし許容している。このよう
な方式を用いているシステムには、例えば、「Tichy,W.
F.,and Ruan,Z.1984.Towardsa distributed file syste
m.In Proceedings of Usenix 1984 Summer Conference,
pp.87−97」にあるIbisファイルシステムをはじめとし
ていくつか存在する。
【０００３】このような方式のデータベースでは更新情
報をこれらの複製に対して効率的に通知することが重要
であり、従来からいくつかの方法が使われている。例え
ば、主複製に対して更新が行なわれる度に、他の参照専
用の複製にその更新情報を送る方式では、ネットワーク
のトラヒックが膨大になり許容できない場合があるた
め、主複製に対する更新が行なわれる度ではなく、一定
時間、一定量あるいはオペレータの指定などの契機で、
ある程度の量の更新情報をまとめて参照専用の複製に転
送し、一括して更新処理を行なう方法が使われている。
報をこれらの複製に対して効率的に通知することが重要
であり、従来からいくつかの方法が使われている。例え
ば、主複製に対して更新が行なわれる度に、他の参照専
用の複製にその更新情報を送る方式では、ネットワーク
のトラヒックが膨大になり許容できない場合があるた
め、主複製に対する更新が行なわれる度ではなく、一定
時間、一定量あるいはオペレータの指定などの契機で、
ある程度の量の更新情報をまとめて参照専用の複製に転
送し、一括して更新処理を行なう方法が使われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法において、参照専用の複製の数が極めて多
い場合、例えば、数百から数千以上の複製がある場合
は、主複製を持つデータベースがすべての複製に対し
て、更新情報を同報（broadcast ）する方法では、同報
を行ったときにネットワークの負荷が急速に高まるた
め、ネットワークの負荷が安定しないという問題と、主
複製を持つデータベースにこの処理の負荷が集中すると
いう問題があるが、この問題も図５のように複製を持つ
データベースを階層化し中間層のデータベースが更新情
報の転送を分担するような従来方式によって、ある程度
解決することが可能である。
た従来の方法において、参照専用の複製の数が極めて多
い場合、例えば、数百から数千以上の複製がある場合
は、主複製を持つデータベースがすべての複製に対し
て、更新情報を同報（broadcast ）する方法では、同報
を行ったときにネットワークの負荷が急速に高まるた
め、ネットワークの負荷が安定しないという問題と、主
複製を持つデータベースにこの処理の負荷が集中すると
いう問題があるが、この問題も図５のように複製を持つ
データベースを階層化し中間層のデータベースが更新情
報の転送を分担するような従来方式によって、ある程度
解決することが可能である。
【０００５】しかし、このような方法では中間層のデー
タベースが何らかの障害により、停止しているときに、
その下位のすべてのデータベースに更新情報が伝わらな
いという問題がある。
タベースが何らかの障害により、停止しているときに、
その下位のすべてのデータベースに更新情報が伝わらな
いという問題がある。
【０００６】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ネットワークにおけるトラヒ
ックの集中やネットワークの部分的な障害による更新情
報の伝達の遅れを低減しながら、複数の参照専用データ
ベースに更新情報を迅速かつ適確に転送し得る分散デー
タベース制御方法を提供することにある。
その目的とするところは、ネットワークにおけるトラヒ
ックの集中やネットワークの部分的な障害による更新情
報の伝達の遅れを低減しながら、複数の参照専用データ
ベースに更新情報を迅速かつ適確に転送し得る分散デー
タベース制御方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の分散データベース制御方法は、更新を許さ
れている主複製データを有する主複製データベースと前
記主複製データを複製したデータを参照専用として保持
する複数の参照専用データベースとが通信ネットワーク
によって互いに接続された分散データベースにおいて前
記主複製データベースに対して行われた更新情報を前記
複数の参照専用データベースのすべてに転送するように
制御する分散データベース制御方法であって、各参照専
用データベースに転送すべき更新情報に前記複数の参照
専用データベースのすべての識別子を格納した回覧リス
トを付与し、この回覧リストを付与された前記更新情報
を前記複数の参照専用データベースの間で回覧して、す
べての参照専用データベースに更新情報を転送すること
を要旨とする。
め、本発明の分散データベース制御方法は、更新を許さ
れている主複製データを有する主複製データベースと前
記主複製データを複製したデータを参照専用として保持
する複数の参照専用データベースとが通信ネットワーク
によって互いに接続された分散データベースにおいて前
記主複製データベースに対して行われた更新情報を前記
複数の参照専用データベースのすべてに転送するように
制御する分散データベース制御方法であって、各参照専
用データベースに転送すべき更新情報に前記複数の参照
専用データベースのすべての識別子を格納した回覧リス
トを付与し、この回覧リストを付与された前記更新情報
を前記複数の参照専用データベースの間で回覧して、す
べての参照専用データベースに更新情報を転送すること
を要旨とする。
【０００８】
【作用】本発明の分散データベース制御方法では、転送
すべき更新情報にすべての参照専用データベースの識別
子を格納した回覧リストを付与し、この回覧リストを付
与された更新情報をすべての参照専用データベースの間
で回覧し、すべての参照専用データベースに更新情報を
転送する。
すべき更新情報にすべての参照専用データベースの識別
子を格納した回覧リストを付与し、この回覧リストを付
与された更新情報をすべての参照専用データベースの間
で回覧し、すべての参照専用データベースに更新情報を
転送する。
【０００９】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明の一実施例に係わる分散デ
ータベース制御方法が適用される分散データベースの構
成を示すブロック図である。同図において、１は更新を
許されている主複製を持つデータベース、２は参照専用
複製を持つＮ個のデータベース、３はこれらの任意のデ
ータベース間でデータの通信を可能にするネットワーク
である。オペレータやアプリケーションからのデータベ
ースに対する更新要求およびロックが必要な参照要求は
すべて主複製を持つデータベースに対して送られ処理さ
れる。また、それ以外の参照要求はＮ個の参照専用デー
タベースの内の一つに送られて処理される。Ｎ個の参照
専用データベースの中のどれを選択するかということ
は、例えば、参照専用データベースを地域毎に配置した
場合は、その地域内で発生した参照要求をそれぞれのデ
ータベースに割り当てるという方法がある。
ータベース制御方法が適用される分散データベースの構
成を示すブロック図である。同図において、１は更新を
許されている主複製を持つデータベース、２は参照専用
複製を持つＮ個のデータベース、３はこれらの任意のデ
ータベース間でデータの通信を可能にするネットワーク
である。オペレータやアプリケーションからのデータベ
ースに対する更新要求およびロックが必要な参照要求は
すべて主複製を持つデータベースに対して送られ処理さ
れる。また、それ以外の参照要求はＮ個の参照専用デー
タベースの内の一つに送られて処理される。Ｎ個の参照
専用データベースの中のどれを選択するかということ
は、例えば、参照専用データベースを地域毎に配置した
場合は、その地域内で発生した参照要求をそれぞれのデ
ータベースに割り当てるという方法がある。
【００１１】図２は主複製を持つデータベースの機能を
示す論理ブロック図であり、４はデータの主複製、５は
参照／更新要求を一時的に蓄積する入力キュー、６は参
照／更新要求の回答を蓄積する出力キュー、７は更新さ
れたレコードを一時的に蓄積する更新レコードキュー、
８は参照専用データベースに回覧する更新情報を一時的
に蓄積する更新情報出力キュー、９は参照／更新要求を
入力キュー５から取り出し処理し、その結果を出力キュ
ー６につなぎ、もしこの処理が主複製の更新を伴うとき
は、更新レコード（更新履歴レコード）を更新レコード
キュー７につなぐ参照／更新処理部、１０はネットワー
クの負荷状態を監視するネットワーク負荷監視部、１１
は更新レコードキューから一つあるいは複数個の更新レ
コードを取り出し、図３に示すデータ構造の一つあるい
は複数個の更新情報１３を作り、更新情報出力キュー８
につなぐ回覧処理部、１２はネットワーク３から参照／
更新要求を受け取り、入力キュー５につなぎ、その回答
を出力キュー６から取り出し送信する機能と、更新情報
出力キュー８から更新情報を取り出し、参照専用データ
ベースに送信する機能を持つ通信処理部である。
示す論理ブロック図であり、４はデータの主複製、５は
参照／更新要求を一時的に蓄積する入力キュー、６は参
照／更新要求の回答を蓄積する出力キュー、７は更新さ
れたレコードを一時的に蓄積する更新レコードキュー、
８は参照専用データベースに回覧する更新情報を一時的
に蓄積する更新情報出力キュー、９は参照／更新要求を
入力キュー５から取り出し処理し、その結果を出力キュ
ー６につなぎ、もしこの処理が主複製の更新を伴うとき
は、更新レコード（更新履歴レコード）を更新レコード
キュー７につなぐ参照／更新処理部、１０はネットワー
クの負荷状態を監視するネットワーク負荷監視部、１１
は更新レコードキューから一つあるいは複数個の更新レ
コードを取り出し、図３に示すデータ構造の一つあるい
は複数個の更新情報１３を作り、更新情報出力キュー８
につなぐ回覧処理部、１２はネットワーク３から参照／
更新要求を受け取り、入力キュー５につなぎ、その回答
を出力キュー６から取り出し送信する機能と、更新情報
出力キュー８から更新情報を取り出し、参照専用データ
ベースに送信する機能を持つ通信処理部である。
【００１２】参照／更新処理部９は、従来技術のデータ
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）で実現でき、ネットワ
ーク負荷監視部１０も従来技術で実現できるので詳細は
省略する。
ベース管理システム（ＤＢＭＳ）で実現でき、ネットワ
ーク負荷監視部１０も従来技術で実現できるので詳細は
省略する。
【００１３】回覧処理部１１は、以下のステップで実現
できる。
できる。
【００１４】ステップＳ１１：更新レコードキュー７に
つながれている更新レコードがある一定量に到達する
か、あるいは一定時間経過する度に、以下を繰り返す。
つながれている更新レコードがある一定量に到達する
か、あるいは一定時間経過する度に、以下を繰り返す。
【００１５】ステップＳ１２：すべての緊急度（１．．
Ｋ）について、以下を繰り返す（ただし、緊急度はＫ段
階に分類されていると仮定する）。
Ｋ）について、以下を繰り返す（ただし、緊急度はＫ段
階に分類されていると仮定する）。
【００１６】ステップＳ１３：更新レコードキュー７に
つながれている更新レコードの中からその緊急度を有す
るものを集めた更新レコードリストを作る。また、この
更新レコードリストに対して更新情報連続番号を割り当
てる。更新情報連続番号は割り当てられる度に１づつ増
加し、同じ番号が割り当てられることはない。
つながれている更新レコードの中からその緊急度を有す
るものを集めた更新レコードリストを作る。また、この
更新レコードリストに対して更新情報連続番号を割り当
てる。更新情報連続番号は割り当てられる度に１づつ増
加し、同じ番号が割り当てられることはない。
【００１７】ステップＳ１４：参照専用のすべてのデー
タベースの識別子から成る図３の１３で示すような回覧
リストを作る。
タベースの識別子から成る図３の１３で示すような回覧
リストを作る。
【００１８】ステップＳ１５：緊急度Ｘとネットワーク
の負荷状態Ｙから回覧リストの分割数Ｄを計算する。Ｄ
は例えばＩＮＴ（Ｃ* （Ｘ／Ｋ）* （Ｌ／Ｙ））＋１で
計算できる。ただし、Ｃは定数、ＹはＬ段階に分類され
負荷が大きい程高い値となるものと仮定する。これによ
り、ネットワークの負荷が低ければ低いほど、また緊急
度が高ければ高い程、大きなＤを得ることができる。
の負荷状態Ｙから回覧リストの分割数Ｄを計算する。Ｄ
は例えばＩＮＴ（Ｃ* （Ｘ／Ｋ）* （Ｌ／Ｙ））＋１で
計算できる。ただし、Ｃは定数、ＹはＬ段階に分類され
負荷が大きい程高い値となるものと仮定する。これによ
り、ネットワークの負荷が低ければ低いほど、また緊急
度が高ければ高い程、大きなＤを得ることができる。
【００１９】ステップＳ１６：ステップＳ１４で得られ
た回覧リストをステップＳ１５で得られた分割数Ｄの数
だけ分割する。割り切れないときは余りの回覧レコード
を均等に分割された回覧リストに振り分ける。分割され
たすべての回覧リストについて、ステップＳ１３で得ら
れた更新レコードリストと、更新情報連続番号と、緊急
度を付与し、図３に示す構造を持つＤ個の更新情報の構
造体を作り、それらを更新情報出力キュー８にストアす
る。
た回覧リストをステップＳ１５で得られた分割数Ｄの数
だけ分割する。割り切れないときは余りの回覧レコード
を均等に分割された回覧リストに振り分ける。分割され
たすべての回覧リストについて、ステップＳ１３で得ら
れた更新レコードリストと、更新情報連続番号と、緊急
度を付与し、図３に示す構造を持つＤ個の更新情報の構
造体を作り、それらを更新情報出力キュー８にストアす
る。
【００２０】通信処理部１２は、参照／更新要求の入出
力処理とともに、次のステップで更新情報の送信を行
う。
力処理とともに、次のステップで更新情報の送信を行
う。
【００２１】ステップＳ２１：更新情報出力キュー８に
更新情報がつながれている間、以下を繰り返す。
更新情報がつながれている間、以下を繰り返す。
【００２２】ステップＳ２２：更新情報出力キュー８か
ら先頭の更新情報を取り出し、その更新情報の回覧リス
トの中に通信可能状態にあるデータベースが存在すると
きは、その中の一つを選択し更新情報を送信する。も
し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベース
が存在しないときは、更新情報出力キュー８の末尾にそ
の更新情報を戻す。
ら先頭の更新情報を取り出し、その更新情報の回覧リス
トの中に通信可能状態にあるデータベースが存在すると
きは、その中の一つを選択し更新情報を送信する。も
し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベース
が存在しないときは、更新情報出力キュー８の末尾にそ
の更新情報を戻す。
【００２３】図４は参照専用の複製を持つデータベース
の機能を示す論理ブロック図であり、１８は参照専用デ
ータの複製、１９は参照要求を一時的に蓄積する入力キ
ュー、２０は参照要求の回答を蓄積する出力キュー、２
１は受信した更新情報を一時的に蓄積する更新情報入力
キュー、２２は他の参照専用データベースに回覧する更
新情報を一時的に蓄積する更新情報出力キュー、２３は
参照要求を入力キュー１９から取り出し処理しその結果
を出力キュー２０につなぐ参照処理部、２４は更新情報
入力キュー２１から更新情報を取り出し、更新処理を行
う更新処理部、２５はネットワークの負荷状態を監視す
るネットワーク負荷監視部、２６は更新情報入力キュー
２１から更新情報を取り出し、その更新情報を加工し、
更新情報出力キュー２２につなぐ回覧処理部、２７はネ
ットワーク３から参照要求を受け取り、入力キュー１９
につなぎ、その回答を出力キュー２０から取り出し送信
する機能と、更新情報出力キュー２２から更新情報を取
り出し、他の参照専用データベースに送信する機能を持
つ通信処理部である。
の機能を示す論理ブロック図であり、１８は参照専用デ
ータの複製、１９は参照要求を一時的に蓄積する入力キ
ュー、２０は参照要求の回答を蓄積する出力キュー、２
１は受信した更新情報を一時的に蓄積する更新情報入力
キュー、２２は他の参照専用データベースに回覧する更
新情報を一時的に蓄積する更新情報出力キュー、２３は
参照要求を入力キュー１９から取り出し処理しその結果
を出力キュー２０につなぐ参照処理部、２４は更新情報
入力キュー２１から更新情報を取り出し、更新処理を行
う更新処理部、２５はネットワークの負荷状態を監視す
るネットワーク負荷監視部、２６は更新情報入力キュー
２１から更新情報を取り出し、その更新情報を加工し、
更新情報出力キュー２２につなぐ回覧処理部、２７はネ
ットワーク３から参照要求を受け取り、入力キュー１９
につなぎ、その回答を出力キュー２０から取り出し送信
する機能と、更新情報出力キュー２２から更新情報を取
り出し、他の参照専用データベースに送信する機能を持
つ通信処理部である。
【００２４】参照処理部２３は従来技術のデータベース
管理システム（ＤＢＭＳ）で実現でき、ネットワーク負
荷監視部２５も従来技術で実現できるので詳細は省略す
る。
管理システム（ＤＢＭＳ）で実現でき、ネットワーク負
荷監視部２５も従来技術で実現できるので詳細は省略す
る。
【００２５】更新処理部２４は図３に示す構造を持つ更
新情報を受け取り、その更新情報に基づいて参照専用複
製の更新処理を行う。ただし、更新情報は回覧の経路や
緊急度の違いなどの理由によって必ずしも古いものから
順に届くわけではないことに注意が必要である。古い更
新情報Ｓ1 に含まれるある更新レコードＲ1 と、新しい
更新情報Ｓ2 に含まれる更新レコードＲ2 が同一のデー
タレコードＤ（データベースの更新の単位）に対するも
のであった場合に、Ｒ1 がＲ2 よりも先行して実行され
るか、あるいはＲ2 のみが行われるように制御する必要
がある。この制御は、参照専用複製のすべてのデータレ
コードに、そのデータレコードを更新した最新の更新レ
コードの更新情報連続番号を格納する領域を付与し、デ
ータレコードＤを更新レコードＲで更新を行うときに、
Ｄに付与されている更新情報連続番号ＮD と、Ｒの更新
情報連続番号ＮR を比較し、ＮD ＜ＮR のときのみ、更
新することで実現できる。
新情報を受け取り、その更新情報に基づいて参照専用複
製の更新処理を行う。ただし、更新情報は回覧の経路や
緊急度の違いなどの理由によって必ずしも古いものから
順に届くわけではないことに注意が必要である。古い更
新情報Ｓ1 に含まれるある更新レコードＲ1 と、新しい
更新情報Ｓ2 に含まれる更新レコードＲ2 が同一のデー
タレコードＤ（データベースの更新の単位）に対するも
のであった場合に、Ｒ1 がＲ2 よりも先行して実行され
るか、あるいはＲ2 のみが行われるように制御する必要
がある。この制御は、参照専用複製のすべてのデータレ
コードに、そのデータレコードを更新した最新の更新レ
コードの更新情報連続番号を格納する領域を付与し、デ
ータレコードＤを更新レコードＲで更新を行うときに、
Ｄに付与されている更新情報連続番号ＮD と、Ｒの更新
情報連続番号ＮR を比較し、ＮD ＜ＮR のときのみ、更
新することで実現できる。
【００２６】回覧処理部２６は以下のステップで実行す
る。
る。
【００２７】ステップＳ３１：更新情報入力キュー２２
につながれている更新情報１３がある間、以下を繰り返
す。
につながれている更新情報１３がある間、以下を繰り返
す。
【００２８】ステップＳ３２：更新情報入力キュー２２
から更新情報１３を取り出す。
から更新情報１３を取り出す。
【００２９】ステップＳ３３：更新情報の回覧リストか
ら自分のデータベースの識別子を取り除く。
ら自分のデータベースの識別子を取り除く。
【００３０】ステップＳ３４：更新情報の緊急度Ｘとネ
ットワークの負荷状態Ｙから回覧リストの分割数Ｄを計
算する。Ｄは例えばＩＮＴ（Ｃ* （Ｘ／Ｋ）* （Ｌ／
Ｙ））＋１で計算できる。ただし、Ｃは定数、ＹはＬ段
階に分類され負荷が大きい程高い値となるものと仮定す
る。これにより、ネットワークの負荷が低ければ低いほ
ど、また緊急度が高ければ高い程、大きなＤを得ること
ができる。
ットワークの負荷状態Ｙから回覧リストの分割数Ｄを計
算する。Ｄは例えばＩＮＴ（Ｃ* （Ｘ／Ｋ）* （Ｌ／
Ｙ））＋１で計算できる。ただし、Ｃは定数、ＹはＬ段
階に分類され負荷が大きい程高い値となるものと仮定す
る。これにより、ネットワークの負荷が低ければ低いほ
ど、また緊急度が高ければ高い程、大きなＤを得ること
ができる。
【００３１】ステップＳ３５：更新情報の回覧リストを
ステップＳ３４で得られた分割数Ｄの数だけ分割し、Ｄ
個の回覧リストを作る。割り切れないときは余りの回覧
レコードを均等に分割された回覧リストに振り分ける。
分割されたそれぞれの回覧リストに、更新レコードリス
トと、更新情報連続番号と、緊急度を付与し、図３に示
す構造を持つＤ個の更新情報の構造体を作り、それらを
更新情報出力キュー２２にストアする。
ステップＳ３４で得られた分割数Ｄの数だけ分割し、Ｄ
個の回覧リストを作る。割り切れないときは余りの回覧
レコードを均等に分割された回覧リストに振り分ける。
分割されたそれぞれの回覧リストに、更新レコードリス
トと、更新情報連続番号と、緊急度を付与し、図３に示
す構造を持つＤ個の更新情報の構造体を作り、それらを
更新情報出力キュー２２にストアする。
【００３２】尚、更新処理部２４と回覧処理部２６はい
ずれも更新情報入力キュー２１から更新情報を取り出し
ているが、この取り出しには別々のポインタを用い、更
新処理部２４と回覧処理部のいずれも同じ更新情報を受
け取ることとする。
ずれも更新情報入力キュー２１から更新情報を取り出し
ているが、この取り出しには別々のポインタを用い、更
新処理部２４と回覧処理部のいずれも同じ更新情報を受
け取ることとする。
【００３３】通信処理部２７は、基本的に主複製を持つ
データベースの通信処理部１２と同様である。ただし、
主複製を持つデータベースあるいは他の参照専用複製を
持つデータベースから更新情報が送られた場合、それを
更新情報入力キュー２１につなぐ処理を追加する。
データベースの通信処理部１２と同様である。ただし、
主複製を持つデータベースあるいは他の参照専用複製を
持つデータベースから更新情報が送られた場合、それを
更新情報入力キュー２１につなぐ処理を追加する。
【００３４】次に、以上のように構成される分散データ
ベース制御方式の全体の処理を概略的に説明する。
ベース制御方式の全体の処理を概略的に説明する。
【００３５】主複製に対して行なわれた更新情報を他の
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合においては、主複製を持つデータベースは、その
転送すべき更新情報に参照専用のすべてのデータベース
の識別子を格納した回覧リストを作り、回覧リストの中
から通信可能状態にあるデータベースを一つ選択し、そ
のデータベースにその更新情報と回覧リストを転送し、
回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベースが存
在しないときは、一定時間経過後に再びそのデータベー
スに対して更新情報と回覧リストの転送を試みる。
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合においては、主複製を持つデータベースは、その
転送すべき更新情報に参照専用のすべてのデータベース
の識別子を格納した回覧リストを作り、回覧リストの中
から通信可能状態にあるデータベースを一つ選択し、そ
のデータベースにその更新情報と回覧リストを転送し、
回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベースが存
在しないときは、一定時間経過後に再びそのデータベー
スに対して更新情報と回覧リストの転送を試みる。
【００３６】更新情報とそれに付与されている回覧リス
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、回覧リス
トの中から通信可能状態にあるデータベースを一つ選択
し、そのデータベースにその更新情報と回覧リストを転
送し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベー
スがないときは、一定時間経過後に再びそのデータベー
スに対してその更新情報と回覧リストの転送を試みる。
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、回覧リス
トの中から通信可能状態にあるデータベースを一つ選択
し、そのデータベースにその更新情報と回覧リストを転
送し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデータベー
スがないときは、一定時間経過後に再びそのデータベー
スに対してその更新情報と回覧リストの転送を試みる。
【００３７】主複製に対して行なわれた更新情報を他の
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合において、特に、緊急性の高い更新情報を転送す
る場合には、主複製を持つデータベースは、その転送す
べき更新情報に参照専用のすべてのデータベースの識別
子を格納した回覧リストを作り、更新情報の緊急性に応
じて細かく更新情報の回覧リストを分割し、それぞれの
回覧リストの中から通信可能状態にあるデータベースを
一つ選択し、それらのデータベースにその更新情報と分
割された回覧リストをそれぞれ転送し、回覧リストの中
に通信可能状態にあるデータベースが存在しないとき
は、一定時間経過後に再びそれらのデータベースに対し
て更新情報と分割された回覧リストの転送を試みる。
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合において、特に、緊急性の高い更新情報を転送す
る場合には、主複製を持つデータベースは、その転送す
べき更新情報に参照専用のすべてのデータベースの識別
子を格納した回覧リストを作り、更新情報の緊急性に応
じて細かく更新情報の回覧リストを分割し、それぞれの
回覧リストの中から通信可能状態にあるデータベースを
一つ選択し、それらのデータベースにその更新情報と分
割された回覧リストをそれぞれ転送し、回覧リストの中
に通信可能状態にあるデータベースが存在しないとき
は、一定時間経過後に再びそれらのデータベースに対し
て更新情報と分割された回覧リストの転送を試みる。
【００３８】更新情報とそれに付与されている回覧リス
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、その回覧
リストを更新情報の緊急性に応じて細かく分割し、それ
ぞれの回覧リストに対して、通信可能状態にあるデータ
ベースが存在するときは、その中から一つ選択し、その
データベースにその更新情報と分割された回覧リストを
転送し、通信可能状態にあるデータベースがないとき
は、一定時間経過後に再びそのデータベースに対してそ
の更新情報と分割された回覧リストの転送を試みる。
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、その回覧
リストを更新情報の緊急性に応じて細かく分割し、それ
ぞれの回覧リストに対して、通信可能状態にあるデータ
ベースが存在するときは、その中から一つ選択し、その
データベースにその更新情報と分割された回覧リストを
転送し、通信可能状態にあるデータベースがないとき
は、一定時間経過後に再びそのデータベースに対してそ
の更新情報と分割された回覧リストの転送を試みる。
【００３９】主複製に対して行なわれた更新情報を他の
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合において、特に、ネットワークの負荷が低いとき
には、主複製を持つデータベースは、その転送すべき更
新情報に参照専用のすべてのデータベースの識別子を格
納した回覧リストを作り、ネットワークの負荷に応じて
ネットワークの負荷の低いとき程細かく更新情報の回覧
リストを分割し、それぞれの回覧リストの中から通信可
能状態にあるデータベースを一つ選択し、それらのデー
タベースにその更新情報と分割された回覧リストをそれ
ぞれ転送し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデー
タベースが存在しないときは、一定時間経過後に再びそ
れらのデータベースに対して更新情報と分割された回覧
リストの転送を試みる。
参照専用の複製を保持する複数のデータベースに転送す
る場合において、特に、ネットワークの負荷が低いとき
には、主複製を持つデータベースは、その転送すべき更
新情報に参照専用のすべてのデータベースの識別子を格
納した回覧リストを作り、ネットワークの負荷に応じて
ネットワークの負荷の低いとき程細かく更新情報の回覧
リストを分割し、それぞれの回覧リストの中から通信可
能状態にあるデータベースを一つ選択し、それらのデー
タベースにその更新情報と分割された回覧リストをそれ
ぞれ転送し、回覧リストの中に通信可能状態にあるデー
タベースが存在しないときは、一定時間経過後に再びそ
れらのデータベースに対して更新情報と分割された回覧
リストの転送を試みる。
【００４０】更新情報とそれに付与されている回覧リス
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、その回覧
リストをネットワークの負荷に応じてネットワークの負
荷の低いとき程細かく分割し、それぞれの回覧リストに
対して、通信可能状態にあるデータベースが存在すると
きは、その中から一つ選択し、そのデータベースにその
更新情報と分割された回覧リストを転送し、通信可能状
態にあるデータベースがないときは、一定時間経過後に
再びそのデータベースに対してその更新情報と分割され
た回覧リストの転送を試みる。
トを受け取った参照専用のデータベースは、回覧リスト
から自分のデータベースの識別子を取り除き、その回覧
リストをネットワークの負荷に応じてネットワークの負
荷の低いとき程細かく分割し、それぞれの回覧リストに
対して、通信可能状態にあるデータベースが存在すると
きは、その中から一つ選択し、そのデータベースにその
更新情報と分割された回覧リストを転送し、通信可能状
態にあるデータベースがないときは、一定時間経過後に
再びそのデータベースに対してその更新情報と分割され
た回覧リストの転送を試みる。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送すべき更新情報にすべての参照専用データベースの
識別子を格納した回覧リストを付与し、この回覧リスト
を付与された更新情報をすべての参照専用データベース
の間で回覧しながら、すべての参照専用データベースに
更新情報を転送するので、更新情報を通知しなければな
らないデータベースの中に障害による停止あるいはネッ
トワーク上の問題等により、通信ができないものを含ん
でいる場合があっても、回覧リストの中から通信可能状
態にある相手を動的に選択できるので、通信可能なもの
から順に速やかに更新情報を通知することができる。同
時に、更新情報の通知という作業を参照専用データベー
スで共同して行うため、主複製を持つデータベースへの
負荷の集中が避けられる。
転送すべき更新情報にすべての参照専用データベースの
識別子を格納した回覧リストを付与し、この回覧リスト
を付与された更新情報をすべての参照専用データベース
の間で回覧しながら、すべての参照専用データベースに
更新情報を転送するので、更新情報を通知しなければな
らないデータベースの中に障害による停止あるいはネッ
トワーク上の問題等により、通信ができないものを含ん
でいる場合があっても、回覧リストの中から通信可能状
態にある相手を動的に選択できるので、通信可能なもの
から順に速やかに更新情報を通知することができる。同
時に、更新情報の通知という作業を参照専用データベー
スで共同して行うため、主複製を持つデータベースへの
負荷の集中が避けられる。
【００４２】また、更新情報の緊急性に応じて緊急度の
高いもの程細かく更新情報の回覧リストを分割し、同時
に複数のデータベース間で更新情報を回覧するので、緊
急度の高い更新情報を迅速に通知することができる。例
えば、クレジットカードの住所変更情報と盗難情報では
更新の緊急度が異なるが、本発明では、このような更新
情報の緊急度に応じて回覧リストを細かく分割し、同時
に複数のデータベースの間で回覧することによって、緊
急度の高い更新情報をすべてのデータベースに迅速に伝
えることができる。
高いもの程細かく更新情報の回覧リストを分割し、同時
に複数のデータベース間で更新情報を回覧するので、緊
急度の高い更新情報を迅速に通知することができる。例
えば、クレジットカードの住所変更情報と盗難情報では
更新の緊急度が異なるが、本発明では、このような更新
情報の緊急度に応じて回覧リストを細かく分割し、同時
に複数のデータベースの間で回覧することによって、緊
急度の高い更新情報をすべてのデータベースに迅速に伝
えることができる。
【００４３】また、従来の同報を利用した更新情報の通
知方法では、同報を行ったときにネットワークの負荷が
急速に高まるため、ネットワークの負荷が安定しないと
いう問題があったが、本発明では、ネットワークの負荷
状態を監視し、負荷が低いときにのみ回覧リストを細か
く分割し、同時に複数のデータベースの間で回覧するこ
とによって、ネットワークの利用の最適化を図ることが
でき、通信ネットワークの最大負荷を低減することがで
きる。
知方法では、同報を行ったときにネットワークの負荷が
急速に高まるため、ネットワークの負荷が安定しないと
いう問題があったが、本発明では、ネットワークの負荷
状態を監視し、負荷が低いときにのみ回覧リストを細か
く分割し、同時に複数のデータベースの間で回覧するこ
とによって、ネットワークの利用の最適化を図ることが
でき、通信ネットワークの最大負荷を低減することがで
きる。
【図１】本発明の一実施例に係わる分散データベース制
御方法が適用される分散データベースの構成を示すブロ
ック図である。
御方法が適用される分散データベースの構成を示すブロ
ック図である。
【図２】図１の分散データベースに使用されている主複
製を有するデータベースの機能を示す論理ブロック図で
ある。
製を有するデータベースの機能を示す論理ブロック図で
ある。
【図３】更新情報のデータ構造を示す図である。
【図４】図１の分散データベースに使用されている参照
専用の複製を有するデータベースの機能を示す論理ブロ
ック図である。
専用の複製を有するデータベースの機能を示す論理ブロ
ック図である。
【図５】従来の更新情報を複製に通知する方法を示す説
明図である。
明図である。
１ 主複製を有するデータベース ２ 参照専用複製を有するデータベース ３ 通信ネットワーク ４ 主複製 ９ 参照／更新処理部 １０，２５ ネットワーク負荷監視部 １１，２６ 回覧処理部 １８ 参照専用の複製 ２３ 参照処理部 ２４ 更新処理部
Claims (3)
- 【請求項１】 更新を許されている主複製データを有す
る主複製データベースと前記主複製データを複製したデ
ータを参照専用として保持する複数の参照専用データベ
ースとが通信ネットワークによって互いに接続された分
散データベースにおいて前記主複製データベースに対し
て行われた更新情報を前記複数の参照専用データベース
のすべてに転送するように制御する分散データベース制
御方法であって、各参照専用データベースに転送すべき
更新情報に前記複数の参照専用データベースのすべての
識別子を格納した回覧リストを付与し、この回覧リスト
を付与された前記更新情報を前記複数の参照専用データ
ベースの間で回覧して、すべての参照専用データベース
に更新情報を転送することを特徴とする分散データベー
ス制御方法。 - 【請求項２】 前記更新情報の緊急性に応じて更新情報
の前記回覧リストを分割し、この分割された回覧リスト
に従って複数の参照専用データベース間に同時に更新情
報を転送することを特徴とする請求項１記載の分散デー
タベース制御方法。 - 【請求項３】 前記通信ネットワークの負荷に応じて更
新情報の前記回覧リストを分割し、この分割された回覧
リストに従って複数の参照専用データベース間に同時に
更新情報を転送することを特徴とする請求項１記載の分
散データベース制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059963A JP2740105B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 分散データベース制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059963A JP2740105B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 分散データベース制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06274394A true JPH06274394A (ja) | 1994-09-30 |
| JP2740105B2 JP2740105B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13128335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059963A Expired - Fee Related JP2740105B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 分散データベース制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740105B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09134364A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-20 | Fujitsu Ltd | 情報検索システム |
| JPH09179906A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-11 | Fujitsu Kiden Ltd | 個人呼び出しシステム |
| JP2003022209A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Nri & Ncc Co Ltd | 分散サーバーシステム |
| US6883017B1 (en) | 2000-01-27 | 2005-04-19 | Fujitsu Limited | System and method for distributing and collecting information between a server and a plurality of clients by merging a communication block from a final client of each circulation destination in each of a plurality of groups |
| JP2006133999A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Ns Solutions Corp | データ処理装置、データ処理方法及びそのプログラム |
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| JP2008276553A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | データベース等価システムおよびデータベース等価方法 |
| JP2009505281A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | マイクロソフト コーポレーション | データベースフラグメントのクローン化および管理 |
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| JPH0535560A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-12 | Nec Software Ltd | マスタフアイルのバツチ更新処理方式 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5059963A patent/JP2740105B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2740105B2 (ja) | 1998-04-15 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |