JPH04152454A - 線形制約条件の制約充足解逐次算出方法 - Google Patents

線形制約条件の制約充足解逐次算出方法

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JPH04152454A
JPH04152454A JP2277979A JP27797990A JPH04152454A JP H04152454 A JPH04152454 A JP H04152454A JP 2277979 A JP2277979 A JP 2277979A JP 27797990 A JP27797990 A JP 27797990A JP H04152454 A JPH04152454 A JP H04152454A
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JP2277979A
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Takeshi Aoki
武司 青木
Fumiyo Suenaga
末永 富美代
Ryoichi Narita
成田 良一
Hiroteru Izumi
泉 寛晃
Mitsu Kitajima
北島 三津
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目次コ 概要 産業上の利用分野 従来の技術及び発明が解決しようとする課題課題を解決
するための手段 作用 実施例 発明の効果 [概要コ 線形不等式条件の制約充足層を逐次算出する方法に関す
るものであり、 制約条件が新しく追加されたとき、以前求めた制約充足
層を部分的に修正することにより、効率良く新しい制約
充足層を逐次算出することができる方法を提供すること
を目的とし、 線形制約条件が新たに追加される度に、入力されたすべ
ての線形制約条件を満たす制約充足層を逐次算出する方
法であり、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
換し、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足層を利
用して基底形式表現の条件に変換し、人工問題を単体法
で解くことにより、基底形式表現の条件から制約充足層
を生成する様に構成される。
または、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
換し、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足層を利
用して基底形式表現の条件に変換し、人工問題を単体法
で解(ことにより、基底形式表現の条件から制約充足層
を生成してなり、前記単体法によるピボットの選択は、
最短距離の実行可能解を生成するようなピボット選択が
行なわれる。
または、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
換し、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足層を利
用して基底形式表現の条件に変換し、人工問題を単体法
で解くことにより、基底形式表現の条件から制約充足層
を生成してなり、前記単体法によるピボットの選択は、
最長距離の実行可能解を生成するようなピボット選択が
行なわれる。
[産業上の利用分野コ 本発明は、線形不等式条件の制約充足層を逐次算出する
方法に関するものである。
設計型や計画型のエキスパートシステムが対象とする多
くの問題では、線形の等式または不等式の制約条件を満
足するような解を求めることが必要とされている。
しかし、エキスパートシステムのユーザが、問題に応じ
てすべての制約条件をあらかじめ列挙することは不可能
であり、問題を解く課程で新たに気づいた条件を追加し
ていくことが多い。
ここで、条件が後から次々に追加されても、以前に求め
た解を部分的に修正しながら効率良(、新しい制約充足
解を逐次生成する必要性が要請されている。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
新しく制約条件が追加されたとき、以前求めた解を利用
することな(、始めから制約充足解を算出し直していた
従って、前記従来のような方法では、以前の制約解を利
用せず、最初から制約充足間算出の計算をやり直すため
、きわめて計算の効率が悪いものであった。
また、以前算出した制約充足解とは無関係に、全(新し
い制約充足解を生成するので、制約条件を追加すること
によって解が大幅に変更されることがあった。
このため制約条件の修正が頻繁に行われる設計問題や計
画問題であると、制約条件の変更や追加の度に、全面的
な解の変更が行われることになり、効率よ(問題を解(
ことができないという課題があった。
本発明では、前記従来の課題を解消するために創案され
たものであり、その目的は、制約条件が新しく追加され
たとき、以前求めた制約充足解を部分的に修正すること
により、効率良(新しい制約充足解を算出することがで
きる方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明では第1図の方法がと
られている。
本発明は、線形制約条件が新たに追加される度に、入力
されたすべての線形制約条件を満たす制約充足解を逐次
算出する方法であり、 本発明では、まず、入力される線形不等式条件が標準形
の線形制約条件に変換される(ステップ100)。
そして、前記標準形の線形制約条件につき以前求めた制
約充足解が利用されて基底形式表現の条件に変換される
(ステップ102)。
さらに、人工問題を単体法で解くことにより、基底形式
表現の条件から制約充足解が生成される(ステップ10
4)。
また、 人工問題を単体法で解く際になされるピボットの選択は
、最短距離の実行可能解を生成するようなピボットの選
択(ステップ106)が、あるいは最長距離の実行可能
解を生成するようなピボットの選択(ステップ108)
が行なわれる。
[作用コ 本発明では、連立不等式の制約充足解を求めた後で、新
しく条件が追加されたとき、以前求めた解の結果を利用
した基底形式表現を用いて制約充足解を生成するため、
解の部分的な変更だけで新しい制約充足解を生成するこ
とができ、計算効率がきわめて良好となる。
さらにピボットの選択を制御することにより、以前の制
約充足解からの変動が最も小さい制約充足解や変動が最
も大きい制約充足解を得ることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明にかかる好適な実施例を説
明する。
第2図に本実施例の概略構成を示す。
同図において符号10は入力部、符号12は線形不等式
条件を標準形の線形制約条件に変換する変換部、符号1
4は標準形の線形不等式条件を基底形式表現の条件に変
換する変換部、符号16は制約充足解を生成する制約充
足解生成部、符号18は制約充足解の出力部、符号20
は最短距離(または最長距離)の実行可能解を生成する
ようなピボット選択を行うピボット選択部である。
ここで、−船釣な制約充足間算出方法の概略につき説明
する。
まず入力された線形制約条件は標準形の制約条件に変形
される。
標準形の線形制約条件は等式条件のみからなる次の形式
のものである。
標準形の線形制約条件 Σ+−1’azX+=b:+  !=1+  、−−+
  mX、≧CL  J=L  −−、+  nb1≧
O+  1 ”l+  、−、+  m・・・ (1) 制約条件に線形不等式が含まれるような場合にも、次の
ようにして標準形に変換することができる。
符号に制約のない変数(自由変数という)があれば、変
数を一個付は加えて2つの非負の変数の差として表すよ
うにすれば、すべて非負の変数として扱える。
たとえばに個の自由変数X++  ・・IIXKに対し
て1つの非負変数X。を用いて XJ=XI   XQI  Xr≧O+xo≧O,j=
1.、。
k ・・・ (2) とすればよい。
また不等式条件があれば非負のスラック変数Sを用いて
等式条件に変換できる。
たとえば不等式条件ΣI−1a 1+X +≦b、は非
負のスラック変数S、を用いて Σ、−1’a tIX :十S := b 1+  S
 :≧O・・・ (3) のように等式条件に変換できる。
このとき、blが負であれば両辺に−1を掛ければ標準
形の線形制約条件になる。
このようにして、等式条件以外に不等式条件が混在して
いるような制約条件が入力されたときにも、等式条件の
みからなる標準形の線形制約条件に変形することができ
る。
つぎに、標準形の線形制約条件が与えられたとき、制約
充足解を算出するには、 (1)式の各制約条件に対してそれぞれ一つずつ人工変
数xnヤ1+Xnヤ2゜ X、、1を導入して、 次の人工問題を考える。
人工問題 Z  ” −X  nす −x oや2− 〇 X 、、、== b −Σ1−1 a IXJ。
i=1゜ 一+m x+=o+  j=t+  、、、+  n+m・・・
 (4) 人工問題は線形計画問題の解法である単体法を用いて解
くことができる。
X8+a=b11 Xn+2=b2+ 9.、X8+a
=b1工問題における(4)式の制約条件を満たす解)
であるから単体法を直ちに適用することができ最適解を
得ることができる。
そのときの2の値をz寡とすると、2本≦0であり、次
のことが知られている。
(1)z寡<oならば元の(1)式の標準形の制約条件
には制約充足解は存在しない。
(2)ZX=0ならば元の(1)式の標準形の制約条件
の制約充足解が存在し、制約充足解の一つが得られる。
制約充足解が存在するとき、人工変数を除去して次のよ
うな基底形式表現が得られる。
基底形式表現 X”1= b +  a zXNl a 12XN2 
 ”  ”  ”・ ・ −a+mX X[12:b2−a21XN1−a22xN2−I′ 
″ 優 ・ −aabX X8+a=b11”’−a、XNl  a+a2XN2
−”  ’  ”響 ・ Φ −amkX Xl′1≧0. ・ 争 ・、X8.≧O; X Nl
≧0゜嗜 ・  XNk≧O b1≧0. φ ・ ・  b、、≧0・・・ (5) ここで、基底形式表現の左辺に現れる変数χ8e’lj
+Xl1aはn個の変数Xj、09.XNの中から選ば
れたm個の変数であり、基底変数という。
右辺に現れる変数XNt+  ・・・、X□は残りのn
−m(=k)個の変数であり、非基底変数という。
制約充足解は、非基底変数をすべて0とおき、基底変数
を定数項に等しくおいて得られる。
すなわち制約充足解は X8.=b1.− ・ ・、 x81I=bゎ:XN1
=0. @ ・”I  XNk工0         
         ・・・(6)である。
このように制約条件が与えられると、人工変数を導入し
て人工問題を単体法で解けば、制約充足解を生成するこ
とができる。
しかし制約条件が後から追加されるような場合に、制約
条件の追加の度にこの方法で、(1)式または(5)式
の制約条件と、新しく追加された制約条件に対して一つ
ずつ人工変数を導入して、制約充足解を求めていくと、
以前求めた制約条件を全く利用しないで、全面的な解の
変更を行うことになり、計算効率がきわめて悪く、また
以前の制約充足解とは無関係に、全く新しい制約充足解
が生成されるので、制約条件を追加することによって解
が大幅に変更されるという問題が生じるのである。
そこで本発明では制約充足解を求めた後で、制約条件が
新しく追加されたとき、以前求めた制約充足解を利用し
て制約充足解を算出するものとした。
以前の制約充足解を単体法で求めたとき、 (5)式の
基底形式表現が得られている。制約充足解は(6)式で
ある。
新しく次の標準形の制約式が追加されたとする。
ここで、標準形に変換されていないときは標準形への変
換処理は変換部12によって行われる。
第3図のフローチャトによりその概略を説明すると、線
形不等式条件の入力が行なわれ(ステップ200)、そ
の後スラック変数の導入による等式変換が行なわれ(ス
テップ202)、第(7)式に示される様な標準形の制
約条件が出力される。
a 5ell X l+a Il+12X 2+ e 
ae十81111Xll=b。
x Ia O+  X 2≧Or””+Xn≧0;b、
、1≧0 ・・・ (7) 基底形式表現への変換は変換部14によってなされる。
新しく追加された制約条件の入力が行われ(ステップ3
00)、その制約条件に対してn+1番目の変換として
人工変数xいや、を導入して(ステップ302)、次の
ような制約条件を考える。
X n+1= b m+I  a 11.zX l+ 
a m+t2X 2−・ ・’  −a  m++nX
  。
・・・ (8) これは右辺に(5)式の基底変数x eXllmが含ま
れるのでこのままでは基底形式表現にならない。
基底変数は(5)式を導入して消去することができ(ス
テップ304)、非M底変数のみの式で表すことができ
る。
X、、、1は新たな基底変数となるのでXBmヤjとお
くと、 x 8−+ 1(= x n+1)は非基底変数のみを
用イテ、X 1111: b II中1− a 11・
11 X N1+ a m+12x N2−1100a
  II+lnX   K ・・・ (9) と書くことができる。
ここでbゆや1が負になったときは、右辺に−1を掛け
たものを改めてX、ヤ、とおけばよい。これは(7)式
が等式条件であったから(8)式の右辺に−1を掛けて
もなんら支障がないことになる。
したがって新しい基底表現は(5)式と合わせXg+=
b+−azXN+  a++XN2 ’ ”・ Φ ・
 −a+bX   k X’2=E)+−821XN −a 22X  2−  @ *821X  k X Ba=b m−a m+X N −a m2X  2− 〇 ”−a+mkX   k X9m++= ba+m  aa+zXNl a+a+
12XN2 ” ”*  *  e−8++++mX X”+≧0.+1・’、XF′a≧0;xN1≧Q、・
@@。
xN□≧0 b ≧0. ・・・、bヨ≧o、bエヤ1≧0・・・ 
(10) となる (ステップ3o6)。
さらに、 制約充足解は制約充足解生成部16で 生成される。
すなわち、 入力された (10)式の基底形式表 現(ステップ400)に対して目的関数(ステップ4o
2)として、 Z  ” −X  ’ll+、=  −b  11.、
+  a  II(−11X N+  a、m+I2X
 N2+  @ *  a  +  a  ambX 
 N・・・(11) を最大化するように単体法を適用する(ステップ404
、ステップ406)。
制約充足解が存在するとき、z=0となり、人工変数を
除去すると、(5)式と同様の基底形式表現を導くこと
ができ、元の条件の制約充足解が得られる。
特に、以前求めた制約充足解が始めから(7)式の追加
された制約条件を満たす場合は、最初から2=0であり
、制約充足処理をすることなく、人工変数を除去するこ
とにより、制約充足解を得る(ステップ410)。
追加される試約式が複数あるときは、追加される制約式
の本数だけ人工変数を用意し、基底変数(X ”m11
1  +2・・・とおく)とすればよい。
このとき最大化すべき目的関数は Z  ”    0 X  II+l   −X   
a+2−1  +  1・・・ (12) となる。
このように、本発明の方法を用いることにより、(6)
式の以前の制約充足解の基底変数の値はそのままにして
、新たに加わった制約条件の本数だけの基底変数を加え
て単体法を適用できるので、以前の制約充足解を部分的
に変更するだけで、効率良く新たな制約充足解を生成す
ることができるようになる。
ここで第2実施例につき説明する。
本実施例では、以前求めた制約充足解を部分的に変更し
て制約充足解を探索するときに、単体法におけるピボッ
トの選択方法に制御を加えることにより、以前の制約充
足解からの変動を最小限に抑えた制約充足解を得ること
が可能になる。
単体法では通常のピボットにする変数の選択を最大化す
る目的関数の係数が正で最大の変数を選び、その変数に
ついて掃き出しを行う(ステップ404、ステップ40
6)。
たとえば、 z=3x l+2x2+4x3 x4=4−x 1−x2−2x3 x5=5−2x 1−2x3 x6=7−2x 1−x2−3x3 xi>=O,i=1.  ・・−16 ・・・ (13) という問題が与えられたとき、制約条件の右辺に現れる
変数をすべて0においた (xi、 x2. x3xx4. x5+ x6)=(
帆0、 0. 4. 5. 7)が実行可能解である。
目的関数Zの係数が正で最大の変数はx3であるから、
ピボット変数としてx3を選ぶ。
x4+  x5+  x6を負にしないという条件から
、X4に関する制約式 (ピボット行と呼ぶ)をX3に
ついて解いて他の行に代入することで掃き出しを行いx
3.x4の役割を入れ替える。
z=3xl+2x2+4  (2−(1/2)xi −
(1/2)x2− (1/2)x4) =8+xl−2x4 x3=2−(1/2)x 1−  (1/2)x2− 
 (1/2)x4 x5=5−2xl−2(2−(1/2)xi −(1/
2)x2− (1/2)x4) =1−xl+x2+x4 x8=7−2x 1−x2−3  (2−(1/2) 
 x 1−  (1/2)x2−  (1/2)x4)
=1− (1/2)xl+  (1/2)2+  (3
/2)x4 ・・・ (14) このときの制約充足解は(xi、  x2+  x3゜
X41  x5+  x6) = (0,0+  2.
 0. 1. 1)となる。
このように単体法はピボットを選択して掃き出しによっ
て次々に実行可能解を生成し目的関数を適正化していく
ピボットは目的関数の係数が正の変数であればどれでも
良い。
ピボット選択部20では、以前の制約充足解から変動を
最小限に抑えた制約充足解を生成するために、次のよう
にとポットの選択方法を改良する。
単体法の各ステップで最短距離の実行可能解を逐次選択
していくことにより、結果的に以前の制約充足解にでき
るだけ距離の近い制約充足解を得ることができる。
具体的には、掃き出し行う実行可能解と掃き出しを行っ
た後の実行可能解を比較して人工変数の部分を取り除い
た変数について変化量を計算して変動がもっとも小さい
ようなピボットを選択する。
各変数の変化量は ratio=(ピボット行の定数)/(ピボット行のピ
ボット変数の係数) ・・・ (15) とおくと、 (ピボッ ト変数の変動jl) =rat  O ・・・ (16) (基底変数の変動It) (その行のピボッ ト変数 の係数)Xrati。
・・・ (17) であるから、掃き出し前の実行可能解と掃き出し後の実
行可能解の間の人工変数以外の全変数の変動量dは、ユ
ークリッド距離で表すと (1)ピボット変数が人工変数でないときd2=rat
io2+ Σ人工変数以外の基底変数の行について口(
その行のピボット変数の係数)×ration 2 ・・・ (18) ピボット変数が人工変数であるとき d2= Σ人工変数以外の基底変数の行について[(その行のピ
ボット変数の係数) Xratio]  2 ・・・ (19) となる(ステップ500.502.504)。
この変動1dが最小であるようなピボット選択を繰り返
しくステップ506.508.5101512)、適正
化を行うと結果的に以前の制約充足解に近い制約充足解
を得ることができる。
第3実施例ではこの変動1tdが最大であるようなピボ
ット選択を繰り返して最適化を行い(ステップ600〜
612)、結果的に以前の制約充足解から太き(離れた
制約充足解を得ることができる。
次に具体的な数値例をあげて本実施例の効果を説明する
次の基底形式表現が既に与えられているとする。
x  1=8−x4+x5+2x6 x2=3−10x5+3x6 x3=2−2x4+3x6 X 1≧O,x2≧0.、、。
Ox6≧0 このときの制約充足解は (x L  x 2.x 3+  x 4゜x5゜ x8)=(8゜ 3、 2.  O,O,O) である。新しく次の制約条件が追加されたとする。
2x2+3x4−x5+x6≧9 スラック変数x7(≧0)を導入して標準形に変形する
2x2+3x4−x5+x6−x7≧9従来の方法では
次のような人工問題を単体法で解(ことになる。
x8=8−xi−x4+x5+2x6 x9=3−x2−1 0x5+3x6 x  1 0=2−x3−2x4+3x6x 1 1=
9−2x2−3x4+x5−x6+x7z=−x8−x
9−xlO−xl  1=−22+x 1+3x2+x
3+6x4+8x5−7x6−x7 最初の実行可能層(xi、x2.x3.xCx5、x6
.x7+  x8.x9.xlo、xi 1)は (0,000,0,000,0,000,0,0oo、
  o、  ooo、  o、  ooo、  o、 
 ooo、  5000、 3. 000. 2. 0
00. 9. 000)であり、単体法は5ステツプで
収束し、次のよう に実行可能層が探索される。
(0,000,0,000,0,000,0,000、
0,300,0,000,0,000,8゜300、 
0. 000. 2. 000. 9. 300)(0
゜ 000゜ 000゜ 000゜ 1゜ 00、 0. 300. 0. 000. 0. 00
0  7゜300、 0. 000. 0. 000.
 6. 300)(0,000,0,000,0,00
0,2,817、0,663,1,212,0,000
8゜269、 0. 000. 0. 000. 0.
 000)(8,269,0,000,0,000,2
,817、0,663,1,2120,0000゜00
0、 0. 000. 0. 000. 0. 000
)(7,000,3,000,0,000,1,0oo
、  o、  ooo、  o、  ooo、  o、
  ooo、  o。
000、 0. 000. 0. 000. 0. 0
00)最終的に元の問題の制約充足解は、 人工変数を 取り除いて、 (x L  x2+  x3.  x4.  x5. 
 x6+  x7)= (7,3,0,1,O,O,O
) ・・・ (20) となる。
本実施例では、人工変数は追加された制約条件に対して
のみ考えればよいので、次の人工問題を単体法で解くこ
とになる。
Xl:8−X4+X5+2X6 x2=3−1 0x5+3x6 x3=2−2x4+3x6 x8=9−2x2−3x4+x5−x6+x7=9−2
X (3−10x5+3x6)−3x4+x5−x6+
x 7 =3−3x4+21x5−7x8+x7z=−x8 =−3+3x4−21x5+7x6−x7最初の実行可
能層(xi、  x2.  x3.  x4.  x5
、 x6. x7. x8)は (訳000.3.000.2.000.0.000.0
.000. 0.0000.000. 3゜であり、目
的関数2の係数が正で最大である変数x6をピボットに
選ぶことにより、単体法は1ステツプで収束し、次のよ
うに実行可能解が探索される。
(8,857,4,286,3,286,0,000,
0,000,0,429,0,000,0゜最終的に元
の問題の制約充足解は、人工変数を取り除いて (xi、x2+  x3.x4.x5+  x6.x7
)= (8,857,4,286,3,286,0゜0
、 0. 429.  O) ・・・ (21) となる。
第2実施例のピボットの最短距離選択を行った場合も同
じ結果を得る。また従来法で得た(20)式の解は、本
実施例では最初のステップでピボット変数としてX6で
はな(、X4を選ぶことにより、1ステツプで得ること
ができる。
従来法と本実施例の方法を比較すると、単体法のステッ
プ数において、本実施例の方が従来法に比べて115に
減少していることから、計算が高速化されていることが
わかる。
一方、以前の制約充足解と新しい制約充足解の距離dを
比較すると、従来法では d= (8−7) 2+ (2−0)2+ (0−1)
 2=6本実施例では d= (8−8,857) 2+ (3−4,286)
 2十(2−3,286) 2+ (0−0,429)
 2=4.226 となり、本実施例の方が以前の制約充足解から変動の少
ない制約充足解を得ていることがわかる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、制約条件が後か
ら追加されても、以前求めた制約充足解を利用して高速
に制約充足解を得ることができる。
またピボットの選択を制御することにより、制約条件を
追加したことによる解の変動を最小限に抑えた解や解の
変動を最大にした解生成することができる。
したがって制約条件を修正、追加しながら逐次的に解を
構成することを容易にすることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)、  (C)は本発明の原理説明
図、 第2図は実施例の構成説明図、 第3図は変換部12による変換処理を説明するフローチ
ャート、 第4図は変換部14による変換処理を説明するフローチ
ャート、 第5図は充足解生成部16による生成処理を説明するフ
ローチャート、 第6図はピボットの最適選択作用を説明するフローチャ
ート(その1)、 第7図はピボットの最適選択作用を説明するフローチャ
ート(その2)である。 16 ・ ・ 18 ・ 会 2011 ψ ・入力部、 O変換部、 9変換部、 嗜制約充足解生成部、 ・出力部、 ・ピボット選択部、 発 明 の 原 理 説 明 図 第 図(A) 第 図(B) 第 図(C) 第 図 変換部12による変換処理を説明するフローチャート第 図 制約充足解生成部16による生成処理を説明するフロー
チャート第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)、 線形制約条件が新たに追加される度に、入力されたすべ
    ての線形制約条件を満たす制約充足解を逐次算出する方
    法であって、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
    換し(ステップ100)、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足解を利
    用して基底形式表現の条件に変換し(ステップ102)
    、 人工問題を単体法で解くことにより、基底形式表現の条
    件から制約充足解を生成する(ステップ104)、 ことを特徴とする線形制約条件の制約充足解逐(2)、 線形制約条件が新たに追加される度に、入力されたすべ
    ての線形制約条件を満たす制約充足解を逐次算出する方
    法であって、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
    換し(ステップ100)、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足解を利
    用して基底形式表現の条件に変換し(ステップ102)
    、 人工問題を単体法で解くことにより、基底形式表現の条
    件から制約充足解を生成してなり(ステップ104)、 前記単体法によるピボットの選択は、最短距離の実行可
    能解を生成するようなピボット選択を行う(ステップ1
    06)、 ことを特徴とする線形制約条件の制約充足解逐次算出方
    法。 (3)、 線形制約条件が新たに追加される度に、入力されたすべ
    ての線形制約条件を満たす制約充足解を逐次算出する方
    法であって、 入力される線形不等式条件を標準形の線形制約条件に変
    換し(ステップ100)、 前記標準形の線形制約条件を以前求めた制約充足解を利
    用して基底形式表現の条件に変換し(ステップ102)
    、 人工問題を単体法で解くことにより、基底形式表現の条
    件から制約充足解を生成してなり(ステップ104)、 前記単体法によるピボットの選択は、最長距離の実行可
    能解を生成するようなピボット選択を行う(ステップ1
    08)、 ことを特徴とする線形制約条件の制約充足解逐次算出方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105288A (ja) * 1993-08-16 1995-04-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 資源配分の最適化方法及び生産計画法
CN103267087A (zh) * 2013-05-30 2013-08-28 王少夫 一种单级齿轮传动系统谐波抑制简易方法

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