JP2751384B2 - コルゲート管の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

コルゲート管の製造方法およびその製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電力線、電話線などのケーブルを配管施工
する際に用いられるコルゲート管の製造方法およびその
製造装置に関するものである。
(従来の技術) この種コルゲート管の製造方法として、例えば特開昭
62−141387号公報には、表裏両面が合成樹脂層で被覆さ
れた金属製帯板の長手方向の中央を折り曲げて断面略U
字状の谷部を設け、該帯板をスパイラル状に巻回して管
を形成すると共に、隣接する帯板の側縁部同志を接合し
てコルゲート管を製造する方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の製造方法は、金属製帯板をスパ
イラル状に巻回してから隣接する帯板の側縁部同志を突
き合わせるか、または重ね合わせた後、金属製帯板の表
裏両面を被覆している合成樹脂層を溶融させて接合する
たけであるので強固な接合が得られず、管に軸方向の引
張力が作用したり管を折り曲げたときに、当該接合部で
管が破損する危険性があつた。
また当該公報には、隣接する帯板の側縁部の先端を鍵
状に折り曲げて係合させる方法も提案されているが、こ
の場合には側縁部の先端を鍵状に折り曲げて係合させる
作業が非常に面倒であり、また製造工程が複雑になると
いう問題があつた。
一方、予め表裏両面が合成樹脂層で被覆された金属製
帯板を折け曲げてスバイラル状に巻回する場合には、合
成樹脂層が肉厚であると金属製帯板の表面から合成樹脂
層が剥離したり、また折り曲げ加工が困難であるという
製造上の問題がある。
従って、この従来製造によるコルゲート管は合成樹脂
層が必然的に肉薄となるために耐蝕性に乏しく、このコ
ルゲート管を地中に埋設したときに地下水等によって管
外面が腐蝕するという難点があつた。
本発明は、かかる従来の製造方法が抱えていた課題を
一挙に解決したものであって、耐蝕性と可撓性に優れ、
しかも管に軸方向の引張力が作用したり、管を曲げたと
きにも管が破損することのないコルゲート管の製造方法
と、その製造装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本願の第1発明は、表裏両面が合成樹脂被膜によつて
被覆された平板状の金属製帯板を折り曲げつつスパイラ
ル状に巻回してコルゲート管を連続して製造する方法に
関するものであつて、次の第1〜第3の各成形工程から
なることを特徴とするものである。
第1成形工程 金属製帯板をロール加工機に送り込み、上下のロール
を一対とする複数のロール群の間で帯板を折り曲げてそ
の長手方向の中央に断面略U字状の谷部を形成すると共
に、帯板の両側縁部の先端をカールさせてリング状の突
条を形成する。
次いで、前記帯板を上下一対の制御ロールで挟持しつ
つその前方に配設した第1曲げロールと第2曲げロール
とで所望の曲率に湾曲させて帯板の谷部が外周側となる
スパイラル状の管を成形する。
第2成形工程 前記成形工程でスパイラル状に巻回した管を搬送ロー
ルで回転させつつ前進させて管の内周側に第1押出機か
ら溶融樹脂を押し出し、この溶融樹脂を帯板の谷部の内
周面に融着させつつその表面を押圧ロールで加圧して所
定の厚みをもった合成樹脂層を形成する。
この成形工程では、帯板を加熱してからその内周面に
溶融樹脂を融着させると、帯板に溶融樹脂を強固に接合
させることができる。
第3成形工程 スパイラル状の管を構成する帯板の隣接する側縁部同
志を突き合わせ、それぞれの側縁部の外周面を第2押出
機から押し出した溶融樹脂で一体的に被覆してその表面
を押圧ロールで加圧する。
次いで、第3押出機から押し出した溶融樹脂で前記帯
板の谷部の外周面および前記溶融樹脂で被覆された帯板
の側縁部外周面を一体的に被覆してその表面を押圧ロー
ルで加圧する。
この成形工程の場合にも、帯板を加熱してからその内
周面および外周面に溶融樹脂を融着させると、帯板に溶
融樹脂を強固に接合させることができる。
また、本願の第2発明は、表裏両面が合成樹脂被膜に
よつて被覆された平板状の金属製帯板を折り曲げつつス
パイラル状の管を成形するロール加工機と、前記スパイ
ラル状に巻回した管を回転させつつ前進させる搬送ロー
ルと、溶融樹脂を押し出す第1押出機、第2押出機およ
び第3押出機と、前記それぞれの押出機から押し出した
溶融樹脂を加圧する押圧ロールとからなる前記第1発明
を実施するためのコルゲート管の製造装置にある。
(作用) 平板状の金属製帯板をロール加工機で折り曲げつつス
バイラル状に巻回し、隣接する帯板の側縁部同志を突き
合わせてその外周面を溶融樹脂で被覆すると、帯板の側
縁部の先端に形成したリング状の突条が溶融樹脂で一体
的に被覆されるので、隣接する帯板同志の接合が強固と
なる。
また、帯板をスバイラル状に巻回成形してから管の外
周面を溶融樹脂で被覆すると、管外周面は防蝕性の合成
樹脂層で完全に被覆され、合成樹脂層を肉厚とすること
によってコルゲート管の耐蝕性が高まる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例を図面にて詳細に説明する。
第1図は本発明の製造装置の概略を示す平面図、第2
図および第3図はロール加工機で平板状の金属製帯板を
折り曲げてから更にスパイラル状に巻回成形する工程を
示す概略図、第4図はスパイラル状の管の外周面を溶融
樹脂で被覆する工程の要部断面図、第5図は本発明によ
って得られたコルゲート管の半断面図である。図中符号
1は金属製帯板、2は巻出ロール、3はロール加工機、
4は加熱装置、5は搬送ロール、6は第1押出機、7は
第2押出機、8は第3押出機、9は引取機、Pはコルゲ
ート管である。
金属製帯板1は鋼板、ステンレス板等の金属板10の表
裏両面をポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹
脂被膜11で被覆したものであって、金属板10と合成樹脂
被膜11の厚みはコルゲート管Pの直径、使用条件等に応
じて適宜選択することができる。例えば、外径が150〜2
00mmのコルゲート管を成形する場合には、幅寸法が80m
m、厚みが0.2〜1mm程度の金属板10の表裏両面を0.1〜0,
5mmの厚みを有する合成樹脂被膜11で被覆したものを使
用するとよい。
本発明では、この平板状の金属製帯板1をスパイラル
状に巻回成形するにあたり、まず巻出ロール2から繰り
出した帯板1の両側縁をロール30で規制しつつロール加
工機3に送り込む。
ロール加工機3は上下のロールを一対とする複数のロ
ール群によつて構成されており、上下一対のロール30〜
36の間に帯板1を通過させると平板状の帯板1が徐々に
折り曲げられてその中央に断面略U字状の谷部12が形成
され、これと同時にその両側縁部が円弧状にカールして
リング状の突条13が形成される。
第2図(a)〜(e)はこの折り曲げ工程の一部を例
示したものであつて、帯板1はフラットロール31の間を
通過するときに第2図(a)に示した如く平板状となつ
ている。一方、このフラットロール31より前方の各ロー
ルは、上方ロールが凸曲面、下方ロールが凹曲面となつ
ており、この上下一対の各ロールは帯板1の移動方向に
向ってその曲面の変化が徐々に大きくなつている。
従って、帯板1は上下一対のロール32a、32b、ロール
34a、34bおよびロール36a、36bの間を通過する間に第2
図(b)〜(d)に示した如く徐々に折り曲げられ、こ
の最終工程では第2図(e)に示した如く帯板1の中央
に断面略U字状の谷部12が形成されると共にその両側縁
部にリング状の突条13が形成される。
次いで、第3図に示した如く、帯板1は上下一対の制
御ロール37a、37bの間で挟持され、その前方に配設した
第1曲げロール38と第2曲げロール39で折り曲げられて
所望の曲率に湾曲し、前記谷部12が外周側となるスパイ
ラル状の管が巻回成形される。このとき、湾曲させる帯
板1の曲率は、第1曲げロール38と第2曲げロール39の
位置を調整することによって設定することができる。
尚、この成形工程において、前記各ロール31〜39は駆動
モータ(図示せず)と接続して一定速度で回転してい
る。
このようにしてスパイラル状に巻回成形された管は左
右一対の搬送ロール5と、その下方に配設した搬送ロー
ル(図示せず)に支持されて前進する。搬送ロール5は
軸棒51に複数個のガイドロール52を所定の間隔で配設し
たものであつて、駆動モータ(図示せず)と接続した軸
棒51を一定速度で回転させると、各ロール52が帯板1の
谷部に嵌合してスパイラル状の管を回転させてつつ前進
させる。このため、隣接する帯板1の間隔は、各ガイド
ロール52の間隔を変えることによって調整することがで
きる。
この搬送ロール5に沿って加熱装置4、第1押出機
6、第2押出機7、第3押出機8および引取機9が順次
設けられている。
この被覆工程のラインにおいて、まずスパイラル状の
管を加熱装置4内に搬送して管全体を加熱する。加熱装
置4は電熱ヒータ、ガスバーナその他適宜の加熱手段に
よつて構成されており、これによってスパイラル状の管
の全体が万遍なく50〜80℃に加熱される。
スパイラル状の管が加熱装置4から送り出されたと
き、帯板1の谷部12の外周側に熱風ブロワー41から熱風
を吹き付け、帯板1の谷部12のみを部分的に90〜130℃
に加熱する。そこで、スパイラル状の管の内周側に第1
押出機6から溶融樹脂を押し出し、この溶融樹脂を帯板
1の谷部12の内周面に融着させてその表面を押圧ロール
56で加圧する。押圧ロール56の外周面は前記谷部12の内
周面とほぼ同じ凹曲面に形成されているので、この押圧
ロール56で加圧された溶融樹脂は谷部12の内周面に圧着
して所定の厚みをもった合成樹脂層14が連続して形成さ
れる。
この被覆工程の際に、隣接する帯板1の間隔は搬送ロ
ール5のガイドロール52によって大きく拡げられている
ので、押出機6から押し出した溶融樹脂を帯板1の隙間
か谷部12の内周面に容易に融着させることができる。
次に、スパイラル状の管の外周面に冷風ブロワー6Aか
ら冷風を吹き付けて約70℃に冷却し、前記合成樹脂層14
をある程度硬化させる。一方、搬送ロール5で支持され
て前進しているスパイラル管は、各ガイドロール52の間
隔が狭くなっているために、隣接する帯板1の側縁部同
志が突き合わされる。そこで、この突き合わされた帯板
1の側縁部の外周面に熱風ブロワー42から熱風を吹き突
けて約90℃に加熱し、第2押出機7から押し出した溶融
樹脂で隣接する帯板1のそれぞれの側縁部外周面を一体
的に被覆してその表面を押圧ロール57で加圧する。その
後、冷風ブロワー7Aから管外周面に冷風を吹き付けて前
記溶融樹脂を50〜65℃に冷却すると、隣接する帯板1の
側縁部同志が合成樹脂層15を介して一体的に結合する。
最後に、熱風ブロワー43から熱風を管外周面に吹き付
けて70〜90℃に加熱し、第3押出機8から溶融樹脂を押
し出して管外周面を被覆する。このとき、押出機8から
ほぼ平坦な帯状の溶融樹脂を押し出し、この溶融樹脂に
よつて第4図に示した如く1つの谷部12とその両側の山
部の外周面を一体的に被覆する。そして、この溶融樹脂
を押圧ロール58で加圧して谷部12の外周面に圧着させ、
次いで山部の外周面を覆っている溶融樹脂を押圧ロール
59で加圧し、冷風ブロワー8Aから管外周面に冷風を吹き
付けて前記溶融樹脂を硬化させる。
尚、第1図には押圧ロール59を搬送ロール5の軸棒51
に設けたものを例示したが、この押圧ロール59は搬送ロ
ール5と別個に設けてもよい。かくして、外周面が合成
樹脂層16で完全に被覆されたコルゲート管Pが成形さ
れ、引取装置9で引き取られる。
尚、前記成形工程において、スパイラル状に巻回した
管の外径寸法は、次のようにして制御される。即ち、加
熱装置4と熱風ブロワー41の間にはセンサー50が配設さ
れており、該センサー50によって管の外径寸法が計測さ
れる。この外径の測定値は一定時間の平均値として制御
装置(図示せず)にインプットされ、この平均値と予め
制御装置にインプットされている設定値との差が求めら
れる。そして、前記平均値と設定値との差がなくなるよ
うに搬送ロール5の回転速度を制御すると、外径寸法が
一定のコルゲート管Pが成形される。
また、本発明において、スパイラル状に巻回した管の
内周面および外周面を被覆する合成樹脂は、ポリエチレ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂その他適宜の熱可塑性合成樹脂
が使用でき、これらの合成樹脂は帯板の表裏両面を被覆
している合成樹脂被膜と一体的に融着接合する。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明の製造方法は平板状の金属
製帯板をロール加工機で折り曲げつつスバイラル状に巻
回し、隣接する帯板の側縁部同志を突き合わせてその外
周面を溶融樹脂で被覆するので、帯板の側縁部の先端に
形成したリング状の突条が合成樹脂層を介して一体的に
接合し、隣接する帯板同志が強固に接合する。従って、
このコルゲート管に軸方向の引張力が作用したり、管を
折り曲げたときにも当該接合部で管が破損することがな
い。また、管を構成する帯板の側縁部にはリング状の突
条が設けられているので、管の偏平強度が著しく増大
し、このコルゲート管を地中に埋設したときに管が偏平
状に変形することがない。また、本願発明は金属製帯板
をスバイラル状に巻回成形してから管の外周面を溶融樹
脂で被覆するので、耐蝕性の合成樹脂層によつて管外周
面が完全に被覆される。このため、コルゲート管が地下
水等によって腐蝕して破損することもない。
一方、コルゲート管の内周面は合成樹脂層によつて被
覆されているので、管内に電力線、電話線などのケーブ
ルを挿通するときに摩擦抵抗が減少してケーブルの挿通
作業が簡単に行なえ、また管内周面が擦れて破損するこ
ともない。
以上の如く、本発明の製造方法および装置を使用する
ことによって、耐蝕性と可撓性に優れ、しかも管に軸方
向の引張力が作用したり、管を曲げたときにも管が破損
することのないコルゲート管を連続して製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
本発明の製造装置の概略を示す平面図、第2図および第
3図はロール加工機で平板状の金属製帯板を折り曲げて
から更にスパイラル状に巻回成形する工程を示す概略
図、第4図はスパイラル状の管の外周面を被覆する工程
の要部断面図、第5図は本発明によって得られたコルゲ
ート管の半断面図である。 1……金属製帯板、10……金属板 11……合成樹脂被膜、12……谷部 13……リング状の突条 2……巻出ロール、3……ロール加工機 31、32…35、36……上下一対のロール 37……制御ロール、38……第1曲げロール 39……第2曲げロール 4……加熱装置、5……搬送ロール 56、57、58、59……押圧ロール 6、7、8……押出機、9……引取機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 11/11 F16L 11/11 // B29L 9:00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面が合成樹脂被膜によって被覆され
    た平板状の金属製帯板を折り曲げつつスパイラル状に巻
    回してコルゲート管を連続して製造するにあたり、次の
    (1)〜(3)の各成形工程からなることを特徴とする
    コルゲート管の製造方法。 (1)上下のロールを一対とする複数のロール群の間に
    金属製帯板を通過させて該帯板の長手方向の中央に断面
    略U字状の谷部を形成すると共に該帯板の両側縁部の先
    端をカールさせてリング状の突条を形成し、次いで前記
    帯板を上下一対の制御ロールで挟持しつつその前方に配
    設した第1曲げロールと第2曲げロールとで所望の曲率
    に湾曲させて帯板の谷部が外周側となるスパイラル状の
    管を成形する工程、 (2)前記スパイラル状の管を搬送ロールで回転せつつ
    前進させて管の内周側に第1押出機から溶融樹脂を押し
    出し、この溶融樹脂を帯板の谷部の内周面に融着させつ
    つその表面を押圧ロールで加圧して所定の厚みをもった
    合成樹脂層を形成する工程、 (3)スパイラル状の管を構成する帯板の隣接する側縁
    部同志を突き合わせ、それぞれの側縁部の外周面を第2
    押出機から押し出した溶融樹脂で一体的に被覆してその
    表面を押圧ロールで加圧し、次いで第3押出機から押し
    出した溶融樹脂で前記帯板の谷部の外周面および前記溶
    融樹脂で被覆された帯板の側縁部外周面を一体的に被覆
    してその表面を押圧ロールで加圧する工程、
  2. 【請求項2】表裏両面が合成樹脂被膜によって被覆され
    た平板状の金属製帯板を折り曲げつつスパイラル状に巻
    回するロール加工機と、前記スパイラル状に巻回した管
    を回転させつつ前進させる搬送ロールと、溶融樹脂を押
    し出す第1押出機、第2押出機および第3押出機と、前
    記それぞれの押出機から押し出した溶融樹脂を加圧する
    押圧ロールとからなり、ロール加工機に送り込んだ帯板
    を上下のロールを一対とする複数のロール群の間で折り
    曲げて帯板の長手方向の中央に断面略U字状の谷部を形
    成すると共に該帯板の両側縁部の先端をカールさせてリ
    ング状の突条を形成し、この曲げ加工した帯板を上下一
    対の制御ロールで挟持しつつその前方に配設した第1曲
    げロールと第2曲げロールとで所望の曲率に湾曲させて
    帯板の谷部が外周側となるスパイラル状の管を成形し、
    次いで前記スパイラル状の管を搬送ロールで回転させつ
    つ前進させて第1押出機から押し出した溶融樹脂をスパ
    イラル状の管の内周側に融着させつつその表面を押圧ロ
    ールで加圧し、また隣接する帯板の側縁部同志を突き合
    わせてそれぞれの側縁部外周面を第2押出機から押し出
    した溶融樹脂で被覆してその表面を押圧ロールで加圧
    し、更に第3押出機から押し出した溶融樹脂で帯板の谷
    部の外周面および前記溶融樹脂で被覆された帯板の側縁
    部外周面を一体的に被覆してその表面を押圧ロールで加
    圧することを特徴とするコルゲート管の製造装置。
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