JPH03275215A - コルゲート管の製造方法 - Google Patents

コルゲート管の製造方法

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JPH03275215A
JPH03275215A JP2076229A JP7622990A JPH03275215A JP H03275215 A JPH03275215 A JP H03275215A JP 2076229 A JP2076229 A JP 2076229A JP 7622990 A JP7622990 A JP 7622990A JP H03275215 A JPH03275215 A JP H03275215A
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rolls
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Noboru Umemori
梅森 昇
Osamu Koda
治 甲田
Kenji Takao
高尾 健二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電力線、電話線などのケーブルを配管施工す
る際に用いられるコルゲート管の製造方法に関するもの
である。
(従来の技術) この種コルゲート管の製造方法として、例えば特開昭6
2−141387号公報には、平板状の金属製帯板の長
手方向の中央を折り曲げて断面略U字状の谷部を設け、
該帯板をスパイラル状に巻回してコルゲート管を製造す
る方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記公報には如何なる手段・方法を用い
て、平板状の金属製帯板の中央を折り曲Cツ゛で長手方
向に対して断面略U字状の谷部を設け、更に前記帯板を
スパイラル状に巻回成形するかについては、具体的な方
法が提案されていない。
本発明は、平板状の金属製帯板を折り曲げつつスパイラ
ル状に巻回して、所望の外径寸法を有するコルグー1〜
管を製造できる方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本願の第1発明は、表裏両面が合成樹脂被膜によって被
覆された平板状の金属製帯板を折り曲げつつスパイラル
状に巻回してコルゲート管を連続して製造するにあたり
、上下のロールを一対とする複数のロール群の間に金属
製帯板を通過させて、該帯板を折り曲げてその長手方向
の中央に断面略U字状の谷部を形成すると共に、該帯板
の両側縁部の先端をカールさせてリング状の突条を形成
する。次いで、前記帯板を上下一対の制御ロールて挟持
しつつその前方に配設した第1曲げロールと第2曲げロ
ールとで所望の曲率に湾曲させて帯板の谷部が外周側と
なるスパイラル状の管を巻回成形した後、該管外周面を
合成樹脂層で被覆することを特徴とするものである。
また、本願の第2発明は、前記スパイラル状に巻回成形
した管を搬送ロールで回転させつつ前進させ、管の外径
寸法を計測して一定時間の平均値を求め、該平均値と所
望とする管の外径設定値との差かなくなるように前記帯
板をスパイラル状に巻回する速度、または搬送ロールの
回転速度を制御しつつ管外周面を溶融状態の合成樹脂で
被覆することを特徴とするものである。
(作  用) 上下のロールを一対とする複数のロール群の間を通過す
る間に、平板状の金属製帯板は徐々に折り曲げられてそ
の長手方向の中央に断面略U字状の谷部が形成され、こ
れと同時に該帯板の両開縁部の先端がカールしてリング
状の突条が形成される。次いで、前記帯板は上下一対の
制御ロールで挟持されてその前方に配設した第1曲げロ
ールと第2曲げロールとで所望の曲率に湾曲し、帯板の
谷部が外周側となるスパイラル状の管が巻回成形される
このスパイラル状の管の外周面を溶融状態の合成樹脂で
被覆すると、所望の外径を有するコルゲート管が得られ
る。
また、前記スパイラル状に巻回成形した管を搬送ロール
で回転させつつ前進させ、管の外径寸法を計測して一定
時間の平均値を求め、該平均値と所望とする管の外径設
定値との差がなくなるように帯板をスパイラル状に巻回
する速度、または搬送ロールの回転速度を制御するので
、合成樹脂で被覆されたコルゲート管の外径は一定とな
る。
(実 施 例〉 以下、本発明の一実施例を図面にて詳細に説明する。
第1図は本発明の製造装置の概略を示す平面図、第2図
および第3図はロール加工機で平板状の金属製帯板を折
り曲げてから更にスパイラル状に巻回成形する工程を示
す概略図、第4図はスパイラル状の管の外周面を溶融樹
脂で被覆する工程の要部断面図、第5図は本発明によっ
て得られだコルゲート管の半断面図である。図中符号1
は金属製帯板、2は巻出ロール、3はロール加工機、4
は加熱装置、5は搬送ロール、6は第1押出機、7は第
2押出機、8は第3押出機、9は引取機、Pはコルゲー
ト管である。
金属製帯板1は第2図(a、)に示した如く、鋼板、ス
テンレス板等の金属板10の表裏両面をポリエチレン樹
脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂被膜11で被覆したも
のである。金属板10と合成樹脂被膜]1の厚みは、所
望とするコルゲート管Pの外径、使用条件等にPGじて
適宜選択することができる。例えば、外径か150〜2
00mmのコルゲート管を成形する場合には、幅寸法が
80mm、厚みか0.2〜1mm程度の金属板IOの表
裏両面をO11〜0.5mmの厚みを有する合成樹脂被
膜1]で被覆したものを使用するとよい。
本発明では、この平板状の金属製帯板1をスパイラル状
に巻回成形するにあたり、第1図に示した如く巻出ロー
ル2から繰り出した帯板■の両側縁をロール30で拘束
しつつロール加工機3に送り込む。
ロール加工機3は上下のロールを一対とする複数のロー
ル群によって構成されており、上下一対のロール31〜
36の間に帯板1を通過させると、平板状の帯板]は徐
々に折り曲けられてその中央に断面略U字状の谷部12
が形成され、これと同時にその両開縁部が円弧状にカー
ルしてリンク状の突条13が形成される。
第2図(a)〜(e)はこの折り曲げ工程の一部を例示
したものであって、帯板1は上下のフラットロール31
の間を通過するときに第2図(a)に示した如く平板状
となっている。このフラットロール31より前方の各ロ
ールは、上方ロールが凸曲面、下方ロールが凹曲面とな
っており、この上下一対の各ロールは帯板↓の移動方向
に向ってその曲面の変化が徐々に大きくなっている。
このため、平板状の帯板1は上下一対のロール32a、
32b、ロール34a、34bおよびロール36a、3
6bの間を通過する間に、第2図(b)〜(d、 )に
示した如く徐々に折り曲げられる。そして、この最終工
程では、第2図(e)に示した如く帯板1の中央に断面
略U字状の谷部12が形成されると共にその両開縁部に
リング状の突条13が形成される。
次いで、第3図に示した如く、帯板1は上下一対の制御
ロール37a、37bの間で挟持され、その前方に配設
した第1曲げロール38と第2曲O′ロール3つで折り
曲げられて所望の曲率に湾曲し、前記谷部12が外周側
となるスパイラル状の管が巻回成形される。なお、前記
各ロール31〜39は駆動モータ(図示せず)と接続し
て一定速度で回転しており、後述するセンサー50、制
御装置等からの信号を受けたときに、その回転速度が制
御できるようになっている。また、第1曲げロール38
と第2曲げロール3つの位置を調整することによって、
帯板1を適宜の曲率に湾曲させることかできるようにな
っている。
このようにしてスパイラル状に巻回成形された管は左右
一対の搬送ロール5と、その下方に配設した搬送ロール
(図示せず)で支持されて前進する。搬送ロール5は軸
棒51に複数個のカイトロール52を所定の間隔で配設
したものであって、駆動モータ(図示せず)と接続した
軸棒51を一定速度で回転させると、各ロール52が帯
板1の谷部12に嵌合してスパイラル状の管を回転させ
てつつ前進させる。なお、1ril#接する帯板1の間
隔は、各ガイドロール52の間隔を変えることによって
調整できるようになっている。
この搬送ロール5に沿って加熱装置4、第1押出機6、
第2押出機7、第3押出機8および引取機9か順次設け
られている。
この被覆工程のラインでは、まずスパイラル状の管を加
熱装置4内に搬送して管全体を加熱する6即ち、加熱装
置4は電熱ヒータ、カスバーナその他適宜の加熱手段に
よって構成されており、該加熱装置4内を通過させる間
にスパイラル状の管を引退なく50〜80℃に加熱する
スパイラル状の管か加熱装置4から送り出されたとき、
帯板1の谷部12の外周側に熱風ブロワ−41から熱風
を吹き付け、帯板1の谷部12のみを部分的に90〜1
30°Cに加熱する。そこで、スパイラル状の管の内周
側に第1押出機6から溶融樹脂を押し出し、この溶融樹
脂を帯板1の谷部12の内周面に融着させてその表面を
押圧ロール56で加圧する。押圧ロール56の外周面は
前記 0 谷部12の内周面とほぼ一致する凹曲面に形成されてい
るので、該押圧ロール56で加圧された溶融樹脂は谷部
12の内周面に圧着して第4図および第5図に示した如
く、所定の厚みをもった合成樹脂層14が連続して形成
される。
この被覆工程の際に、隣接する帯板1の間隔は搬送ロー
ル5のカイトロール52によって大きく拡げられている
ので、押出機6から押し出した溶融樹脂を帯板1の隙間
から谷部12の内周面に容易に融着させることができる
次に、スパイラル状の管の外周面に冷風ブロワ−6Aか
ら冷風を吹き付けて約70℃に冷却し、前記合成樹脂層
14をある程度硬化させる。一方、搬送ロール5で支持
されて回転しながら前進しているスパイラル状の管は、
各ガイドロール52の間隔が狭くなっているために、隣
接する帯板1の側縁部同志か突き合わされる。そこで、
この突き合わされた帯板1の四縁部の外周面に熱風ブロ
ワ−42から熱風を吹き付けて約90℃に加熱し、第2
押出機7から押し出した溶融樹脂で隣接する帯板1のそ
れぞれの側縁部外周面を一体的に被覆してその表面を押
圧ロール57で加圧する。その後、冷風ブロワ−7Aか
ら管外周面に冷風を吹き付けて前記溶融樹脂を50〜6
5°Cに冷却し、隣接する帯板1の四縁部同志を合成樹
脂層15を介して一体的に結合する。
最後に、熱風ブロワ−43から熱風を管外周面に吹き付
けて70〜90°Cに加熱した後、第3押出機8から溶
iii!l!樹脂を押し出して管外周面を被覆する。こ
のとき、押出機8からほぼ平坦な帯状の溶融樹脂を押し
出し、該溶融樹脂によって第4図に示した如く1つの谷
部12とその両開の山部の外周面を一体的に被覆する。
そこで、この溶融樹脂を押圧ロール58で加圧して谷部
12の外周面に圧着させ、次いで山部の外周面を覆って
いる溶融樹脂を押圧ロール5つで加圧し、冷風ブロワ−
8Aから管外周面に冷風を吹き付けて前記溶融樹脂を硬
化させる。
なお、第1図には押圧ロール5つを搬送ロール5の軸棒
51に設けたものを例示したが、この押圧1 2 0−ル5つは搬送ロール5と別個に設けてもよい。
かくして、外周面か合成樹脂層16で完全に被覆された
コルゲート管Pが成形され、引取装置って引き収られる
前記成形工程において、スパイラル状に巻回した管の外
径寸法は時間の経過とともに変動することがあるので、
本発明では次のようにして管の外径寸法が一定となるよ
うに制御する。
即ち、加熱装置4と熱風ブロワ−41の間にはセンサー
50が配設されており、該センサー50か管の外径寸法
を計測する。この外径寸法の測定値は一定時間の平均値
として制御装置く図示せず)にインプットされ、この平
均値と予め制御装置に設定値との差がなくなるように帯
板をスパイラル状に巻回する速度、または搬送ロール5
の回転速度を制御すると、コルゲート管Pの外径寸法は
常に一定となる。
なお、本発明において、スパイラル状に巻回成形した管
の内周面および外周面を被覆する合成樹脂は、塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン樹脂その他適宜の熱可塑性合成樹
脂を使用することかできる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明は上下のロールを一対とする
複数のロール群の間に平板状の金属製帯板を通過させて
徐々に折り曲けるのて、その長手方向の中央に断面略U
字状の谷部を簡単に成形することができで、この成形と
同時に帯板の両側縁部の先端にリング状の突条を形成す
ることができる。そして、この折り曲げた帯板を一対の
制御ロールで挟持しつつその前方に配設した第1曲げロ
ールと第2曲げロールとで湾曲させるので、前記第1曲
げロールと第2曲げロールの位置を変えるたけで所望の
外径寸法を有するスパイラル管を製造することができる
また、スパイラル状に巻回成形した管の外径寸法を制御
しつつ、その管外周面を溶融状態の合成樹脂で被覆する
ので、コルゲート管の外径は常に一定となる。
3 4
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
本発明の製造装置の概略を示す平面図、第2図および第
3図はロール加工機で平板状の金属製帯板を折り曲げて
から更にスパイラル状に巻回成形する工程を示す概略図
、第4図はスパイラル状の管の外周面を被覆する工程の
要部断面図、第5図は本発明によって得られたコルゲー
ト管の半断面図である。 1・・・・・・金属製帯板  10・・・・・・金属板
11・・・・・・合成樹脂被膜  12・・・・・・谷
部13・・・・・・リング状の突条 2・・・・・・巻出ロール  3・・・・・・ロール加
工機31.32・・・35.36・・・・・・上下一対
のロール37・・・・・・制御ロール  38・・・・
・・第1曲げロール39・・・・・・第2曲げロール 4・・・・・・加熱装置  5・・・・・・搬送ロール
56.57.58.59・・・・・・押圧ロール6.7
.8・・・・・・押出機 9・・・・・・引取機5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表裏両面が合成樹脂被膜によって被覆された平板状
    の金属製帯板を折り曲げつつスパイラル状に巻回してコ
    ルゲート管を連続して製造するにあたり、上下のロール
    を一対とする複数のロール群の間に前記金属製帯板を通
    過させて、該帯板の長手方向の中央に断面略U字状の谷
    部を形成すると共に該帯板の両側縁部の先端をカールさ
    せてリング状の突条を形成し、次いで前記帯板を上下一
    対の制御ロールで挟持しつつその前方に配設した第1曲
    げロールと第2曲げロールとで所望の曲率に湾曲させて
    帯板の谷部が外周側となるようにスパイラル状の管を巻
    回成形した後、該管の外周面を溶融状態の合成樹脂で被
    覆することを特徴とするコルゲート管の製造方法。 2 表裏両面が合成樹脂被膜によって被覆された平板状
    の金属製帯板を折り曲げつつスパイラル状に巻回してコ
    ルゲート管を連続して製造するにあたり、上下のロール
    を一対とする複数のロール群の間に前記金属製帯板を通
    過させて、該帯板の長手方向の中央に断面略U字状の谷
    部を形成すると共に該帯板の両側縁部の先端をカールさ
    せてリング状の突条を形成し、次いで前記帯板を上下一
    対の制御ロールで挟持しつつその前方に配設した第1曲
    げロールと第2曲げロールとで所望の曲率に湾曲させて
    帯板の谷部が外周側となるようにスパイラル状の管を巻
    回成形し、また該管を搬送ロールで回転させつつ前進さ
    せて管の外径寸法を計測して一定時間の平均値を求め、
    該平均値と所望とする管の外径設定値との差がなくなる
    ように前記帯板をスパイラル状に巻回する速度、または
    搬送ロールの回転速度を制御しつつ管外周面を溶融状態
    の合成樹脂で被覆することを特徴とするコルゲート管の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129838A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Kuraray Plastics Co Ltd 可撓性管材、その製造方法、および可撓性管材からなる吸音管材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129838A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Kuraray Plastics Co Ltd 可撓性管材、その製造方法、および可撓性管材からなる吸音管材

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