JP2751213B2 - オートバイの前輪ディスクブレーキ - Google Patents
オートバイの前輪ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JP2751213B2 JP2751213B2 JP63152172A JP15217288A JP2751213B2 JP 2751213 B2 JP2751213 B2 JP 2751213B2 JP 63152172 A JP63152172 A JP 63152172A JP 15217288 A JP15217288 A JP 15217288A JP 2751213 B2 JP2751213 B2 JP 2751213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- brake
- front fork
- front wheel
- brake disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Braking Arrangements (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オートバイの前輪ディスクブレーキの改
良に関する。
良に関する。
オートバイは、前輪にディスクブレーキを装着するこ
とがある。一般に、前輪のディスクブレーキは、前ホー
クの下端に車軸で回転自在に支承した前輪の側面に、円
板状のブレーキディスクを固定し、両側にブレーキパッ
ドを内向きに押し出すことができるように設けたキャリ
パーを、ブレーキディスクに跨がせ、キャリパーを前ホ
ークに突設したボスに締着して取付け、ブレーキディス
クの両面にブレーキパッドを押圧して摩擦によって制御
するようにしてある。例えば実開昭62-165189号公報参
照。
とがある。一般に、前輪のディスクブレーキは、前ホー
クの下端に車軸で回転自在に支承した前輪の側面に、円
板状のブレーキディスクを固定し、両側にブレーキパッ
ドを内向きに押し出すことができるように設けたキャリ
パーを、ブレーキディスクに跨がせ、キャリパーを前ホ
ークに突設したボスに締着して取付け、ブレーキディス
クの両面にブレーキパッドを押圧して摩擦によって制御
するようにしてある。例えば実開昭62-165189号公報参
照。
従って、キャリパーと前ホークの連結部分は必要で、
部品点数が多く重量も重くなる。又、キャリパーへの配
管も長くなり、前ホークのハンドリングも重くなるなど
の不都合がある。
部品点数が多く重量も重くなる。又、キャリパーへの配
管も長くなり、前ホークのハンドリングも重くなるなど
の不都合がある。
この発明は、前ホークの内側にデイスクブレーキのキ
ャリパーの外側を一体に設け、この外側のキャリパーに
内側のキャリパーを締着して、前輪に固定したブレーキ
ディスクを跨がせ、部品点数が少なく軽量で安価にでき
て、配管も短かくなり、前輪のハンドリングも軽くでき
るオートバイの前輪ディスクブレーキを得ることを目的
とする。
ャリパーの外側を一体に設け、この外側のキャリパーに
内側のキャリパーを締着して、前輪に固定したブレーキ
ディスクを跨がせ、部品点数が少なく軽量で安価にでき
て、配管も短かくなり、前輪のハンドリングも軽くでき
るオートバイの前輪ディスクブレーキを得ることを目的
とする。
以下、本発明を図面に示す実施例によって説明する。
実施例のオートバイにおいては、車体1の前端に、上
下のブラケット2で回動自在に装着した左右の前ホーク
3の下端に、車軸4によって前輪5を回動自在に支承す
る。前ホーク3は、インナーチューブ6にアウターチュ
ーブ7が摺動可能に挿入してあって、伸縮できてクッシ
ョンできるようになっている。
下のブラケット2で回動自在に装着した左右の前ホーク
3の下端に、車軸4によって前輪5を回動自在に支承す
る。前ホーク3は、インナーチューブ6にアウターチュ
ーブ7が摺動可能に挿入してあって、伸縮できてクッシ
ョンできるようになっている。
実施例の前輪ディスクブレーキでは、前輪5の側面
に、円板状のブレーキディスク8を締着固定する。そし
て、前ホーク3の内側には、該ブレーキディスク8の位
置に合わせて外側キャリパー9を鋳造時に一体鋳造して
設ける。それと共に、外側キャリパー9の上部には、内
側キャリパー10を締着連結して、外側キャリパー9と内
側キャリパー10の間にブレーキディスク8を挿入するよ
うに、外側キャリパー9と内側キャリパー10をブレーキ
ディスク8に跨がせている。
に、円板状のブレーキディスク8を締着固定する。そし
て、前ホーク3の内側には、該ブレーキディスク8の位
置に合わせて外側キャリパー9を鋳造時に一体鋳造して
設ける。それと共に、外側キャリパー9の上部には、内
側キャリパー10を締着連結して、外側キャリパー9と内
側キャリパー10の間にブレーキディスク8を挿入するよ
うに、外側キャリパー9と内側キャリパー10をブレーキ
ディスク8に跨がせている。
外側キャリパー9および内側キャリパー10には、おの
おのシリンダー11を設け、シリンダー11にプランジャー
12を油圧で摺動するように挿入し、プランジャー12にブ
レーキパッド13を取り付け、前記プランジャー12を油圧
で作動させることによりブレーキパッド13をブレーキデ
ィスク8に押し付けて摩擦で制動するようにしている。
おのシリンダー11を設け、シリンダー11にプランジャー
12を油圧で摺動するように挿入し、プランジャー12にブ
レーキパッド13を取り付け、前記プランジャー12を油圧
で作動させることによりブレーキパッド13をブレーキデ
ィスク8に押し付けて摩擦で制動するようにしている。
さらに、前記外側および内側のキャリパー9および10
のそれぞれのプランジャー12a、12bを前ホーク3の長手
方向軸線を挟みブレーキディスク8の周方向に沿って前
後に配置する。それと共に、外側キャリパー9と内側キ
ャリパー10のシリンダー11には油路14が連通させてあ
り、油路14の一端は、ハンドルバーに取り付けたマスタ
ーシリンダー16から延出し、前ホーク3の前側に沿って
垂下した油圧ホース15の下端を、前記前ホーク13の長手
方向軸線の前側に配置した前側プランジャー12aのシリ
ンダー11に連結したものである。前記マスターシリンダ
16は、ハンドルに設けたハンドレバー17で操作するよう
になっている。
のそれぞれのプランジャー12a、12bを前ホーク3の長手
方向軸線を挟みブレーキディスク8の周方向に沿って前
後に配置する。それと共に、外側キャリパー9と内側キ
ャリパー10のシリンダー11には油路14が連通させてあ
り、油路14の一端は、ハンドルバーに取り付けたマスタ
ーシリンダー16から延出し、前ホーク3の前側に沿って
垂下した油圧ホース15の下端を、前記前ホーク13の長手
方向軸線の前側に配置した前側プランジャー12aのシリ
ンダー11に連結したものである。前記マスターシリンダ
16は、ハンドルに設けたハンドレバー17で操作するよう
になっている。
次に、実施例の作用を説明する。
ハンドレバー17を引くと、マスターシリンダー16の油
圧が油圧ホース15を通して、外側キャリパー9及び内側
キャリパー10のシリンダー11に流入し、プランジャー12
を押出して、ブレーキパッド13を押出し、ブレーキディ
スク8に押付け、摩擦で、ブレーキディスク8即ち前輪
5を制動する。外側キャリパー9は、前ホーク3に一体
に形成してあって、連結部品が必要でなくなり、軽量で
安価にできる。又、油圧ホース15は、前ホーク3と略平
行に配置できて、長さを短かくできる。外側キャリパー
9は前ホーク3の中心部分に一体に形成され、この外側
キャリパー9に内側キャリパー10を連結してあって、前
ホーク3の中心線に合わせ位置しているので、前ホーク
3のハンドリングが軽くなって、操縦安定性がよくな
る。
圧が油圧ホース15を通して、外側キャリパー9及び内側
キャリパー10のシリンダー11に流入し、プランジャー12
を押出して、ブレーキパッド13を押出し、ブレーキディ
スク8に押付け、摩擦で、ブレーキディスク8即ち前輪
5を制動する。外側キャリパー9は、前ホーク3に一体
に形成してあって、連結部品が必要でなくなり、軽量で
安価にできる。又、油圧ホース15は、前ホーク3と略平
行に配置できて、長さを短かくできる。外側キャリパー
9は前ホーク3の中心部分に一体に形成され、この外側
キャリパー9に内側キャリパー10を連結してあって、前
ホーク3の中心線に合わせ位置しているので、前ホーク
3のハンドリングが軽くなって、操縦安定性がよくな
る。
以上説明したように、この発明は、前ホークの下端に
締着した車軸に前輪を回転自在に支承し、前輪にブレー
キディスクを固定し、前ホークの内側に外側キャリパー
を一体に設けて内側キャリパーを外側キャリパーの上部
に締着してブレーキディスクを跨がせ、外側キャリパー
と内側キャリパーに取付けたブレーキパッドをブレーキ
ディスクに押圧させるようにしたので、外側キャリパー
が前ホークと一体で、連結部品が省け、部品点数が少な
くできて、軽量にできると共にコストダウンが図れる。
そして、前ホースの剛性も高くなり油圧ホースの配管長
さも軽くできる。また、内側および外側のキャリパーの
それぞれのプランジャーを前ホークの長手方向軸線を挟
んで前後に配置するので、キャリパーが側面視で前ホー
クの中心線上に位置し、このため、前ホークの前後重量
バランスが向上するので、前ホークのハンドリンフが軽
くなって、操縦安定性が向上する。
締着した車軸に前輪を回転自在に支承し、前輪にブレー
キディスクを固定し、前ホークの内側に外側キャリパー
を一体に設けて内側キャリパーを外側キャリパーの上部
に締着してブレーキディスクを跨がせ、外側キャリパー
と内側キャリパーに取付けたブレーキパッドをブレーキ
ディスクに押圧させるようにしたので、外側キャリパー
が前ホークと一体で、連結部品が省け、部品点数が少な
くできて、軽量にできると共にコストダウンが図れる。
そして、前ホースの剛性も高くなり油圧ホースの配管長
さも軽くできる。また、内側および外側のキャリパーの
それぞれのプランジャーを前ホークの長手方向軸線を挟
んで前後に配置するので、キャリパーが側面視で前ホー
クの中心線上に位置し、このため、前ホークの前後重量
バランスが向上するので、前ホークのハンドリンフが軽
くなって、操縦安定性が向上する。
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は側面図、 第2図は一部横断平面図である。 3……前ホーク、4……車軸、5……前輪、8……ブレ
ーキディスク、9……外側キャリパー、10……内側キャ
リパー、13……ブレーキパッド。
ーキディスク、9……外側キャリパー、10……内側キャ
リパー、13……ブレーキパッド。
Claims (1)
- 【請求項1】前ホークの下端に締着した車軸に前輪を回
転自在に支承し、前輪にブレーキディスクを固定し、前
ホークの内側に外側キャリパーを一体に設けかつ内側キ
ャリパーを外側キャリパーの上部に締着してブレーキデ
ィスクに跨がせ、外側キャリパーおよび内側キャリパー
におのおのシリンダーを設け、シリンダーにプランジャ
ーを挿入し、プランジャーにブレーキパッドを取り付
け、前記プランジャーを油圧で作動させることによりブ
レーキパッドをブレーキディスクに押し付けるように
し、 さらに、外側および内側のキャリパーのそれぞれのプラ
ンジャーを前ホークの長手方向軸線を挟みブレーキディ
スクの周方向に沿って前後に配置すると共に、ハンドル
バーに取り付けたマスターシリンダーから延出し、前ホ
ークの前側に沿って垂下した油圧ホースの下端を、前記
前ホークの長手方向軸線の前側に配置した前側プランジ
ャーのシリンダーに連結したことを特徴とするオートバ
イの前輪ディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152172A JP2751213B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | オートバイの前輪ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152172A JP2751213B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | オートバイの前輪ディスクブレーキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026288A JPH026288A (ja) | 1990-01-10 |
JP2751213B2 true JP2751213B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15534615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63152172A Expired - Lifetime JP2751213B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | オートバイの前輪ディスクブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751213B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19525166C2 (de) * | 1995-07-11 | 1998-07-23 | Dietrich Gerhard Ellsaesser | Bremssattel für Fahrräder |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911776A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 自励発振型パルス幅制御コンバ−タ回路 |
JPS5911775A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-21 | Fuji Xerox Co Ltd | スイツチングレギユレ−タ |
GB8622615D0 (en) * | 1986-09-19 | 1986-10-22 | Lucas Ind Plc | Disc brakes |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63152172A patent/JP2751213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH026288A (ja) | 1990-01-10 |
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