JP2750672B2 - 半丸樋受吊金具 - Google Patents

半丸樋受吊金具

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JP2750672B2
JP2750672B2 JP7157141A JP15714195A JP2750672B2 JP 2750672 B2 JP2750672 B2 JP 2750672B2 JP 7157141 A JP7157141 A JP 7157141A JP 15714195 A JP15714195 A JP 15714195A JP 2750672 B2 JP2750672 B2 JP 2750672B2
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JP
Japan
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gutter
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JP7157141A
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JPH08326248A (ja
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省司 坂田
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SAKATA SEISAKUSHO KK
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SAKATA SEISAKUSHO KK
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半丸樋受吊金具の分野
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半丸樋を固定する半丸樋受吊金具
は、樋の外側面を受ける形状にて形成されていた。その
ため樋受支持部が雨樋の外側面に全部露出するため、美
観が著しく損われていた。
【0003】さらに、従来の半丸樋の支持金具は、細い
針金を巻き付ける等樋を固定して風圧等による振止めを
防止していたが、長時間経過すると、からめていた針金
がゆるんだり、カットされてがたつくことが多々あっ
た。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかるに本発明は、
第1に半丸樋の固定のために支持した際、雨樋支持具が
樋の外側面に露出しないように上方より吊上げて固定
し、美観を損わないようにしたこと、第2に半丸樋の樋
耳を確実に挾着して離脱することがなく、第3に半丸樋
が風圧を受けてもがたつかないように押圧支持したもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、細長い窓孔を
有する水平部の一端部を下方に折曲して脚部を形成し、
前記水平部の一方の端縁部から他方の端縁部までの左右
両縁部を下方へ夫々直角状に折曲して細長形状の鍔部を
一体に形成し、前記脚部に小孔付き固定部をかしめ付け
した構成からなる上方吊り部材を別設し、
【0006】前記水平部の両鍔部の間に嵌挿可能な幅員
を有する水平支持部の前方部を下方へ湾曲状に折曲し、
且端部を内側方向に若干傾斜状に折曲して半丸樋の前方
耳係合爪を有する前方係止部を、他方前記水平支持部
の後方部を、下方へ湾曲状に折曲し、且端部を内側方向
に若干傾斜状に折曲して半丸樋の後方樋耳係合爪を有す
る後方係止部を夫々形成した構成からなる下方吊り部材
を別設し、
【0007】前記水平部の鍔部の間に嵌挿する水平状頂
部の前方部を下方へ傾斜状に折曲し、且端部を前方係止
部との間に若干の間隙部が形成するまで延設して前方対
向係止部を形成し、前記水平状頂部の後方部を下方へ折
曲し、且端部を後方係止部との間に若干の間隙部が形成
するまで延設して後方対向係止部を形成し、
【0008】且前記前後方両対向係止部の基部より上方
へ傾斜状に延設する半丸樋を構成する前方樋耳の上方部
の振止め防止用外側振止め防止部と半丸樋を構成する後
方樋耳の上方部の振止め防止用内側振止め防止部とを形
成し、
【0009】前記下方吊り部材の水平支持部と樋耳内側
支持部材の水平状頂部とをボルトを介して貫通し、貫通
したボルトを窓孔より突出しナットを螺着して組立てた
半丸樋受吊金具である。
【0010】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0011】本発明の半丸樋受吊金具を屋根の下方に位
置する破風板の所定個所に取着するのに、予めナットを
ゆるめ下方吊り部材の長さを調整しナットを緊締する。
そして仮止め突刺部を介して、前記金具を固定し、固定
部に形成されている小孔に止針を打込み固着する。所定
数の前記樋受吊金具が固着されたら、半丸樋の内側樋耳
と外側樋耳とを同時に前記金具に嵌挿させてやる。
【0012】そこで内側樋耳の方から前記金具に嵌込む
には、後方係止部の係合爪と樋耳内側支持部材の後方対
向係止部との間の間隙部に、前記内側樋耳をあてゝ且上
方に押込んでやる。そのとき前記係合爪が図面図示のご
とく樋耳の外側方に引掛り、且後方対向係止部の端部
が、樋耳の内側面に当接し係止する。さらに内側振止め
防止部が、樋耳の上方部を押圧し係止している。前記の
後方対向係止部は、左右両側に対向状態となって押圧係
止し、他方後方対向係止部の間より延設する内側振止め
防止部が樋耳の上方部を押圧係止しているが、樋耳内側
支持部材が弾性資材をもって構成しているので、樋耳の
押圧係止機能が発揮できる。
【0013】さらに外側樋耳の場合は、前方係止部の係
合爪と樋耳内側支持部材の前方対向係止部との間に間隙
部に、前記外側樋耳をあてゝ且上方に押込んでやる。そ
のとき前記係合爪が図面図示のごとく、樋耳の外側方に
引掛り、且前方対向係止部の端部が、樋耳の内側面に当
接し係止する。さらに外側振止め防止部が、樋耳の上方
部を押圧し係止している。前記の前方対向係止部は、左
右両側に対向状態となって押圧係止し、他方前方対向係
止部の間より延設する外側振止め防止部が樋耳の上方部
を押圧係止しているが、樋耳内側支持部材が弾性資材を
もって構成しているので、樋耳の押圧係止機能が発揮で
きる。
【0014】上記のように、本発明の受吊金具は、半丸
樋を上方より吊上げているので、前記樋の外側面に上方
吊り部材、下方吊り部材及び樋耳内側支持部材が露出し
ない。たゞ下方吊り部材を構成している前後方係止部が
僅かに露出するだけで、従来品のものとは著しく相違し
ている。
【0015】また上方吊り部材の水平部に形成されてい
る鍔部内に、下方吊り部材の水平支持部が嵌挿し、ボル
トとナットとの緊締によって、スライド自在なので、前
記下方吊り部材の長さ調整がきわめてスムーズにでき
る。
【0016】さらに樋耳内側支持部材の内外側振止め防
止部が樋耳の上方部を押圧支持する機能を有しているの
で、風圧を受けた樋の浮上りを未然に阻止する。従って
樋のがたつきを防止できる。
【0017】また本発明の下方吊り部材を構成している
前後方係止部の係合爪が、樋耳の外側凹部に確実に嵌込
んでいるので、樋が離脱したりしない。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
【0019】aは本発明半丸樋受吊金具であり、以下の
構成からなっている。
【0020】1は細長い窓孔2を有する水平部3の一端
部を下方に折曲して脚部4を形成し、前記水平部3の左
右両縁部を下方へ折曲して鍔部5を形成し、前記脚部4
に小孔付き固定部6をかしめ付けし、前記固定部6の下
方に仮止め突刺部7を対称的に形成した構成からなる上
方吊り部材である。8は脚部4と固定部6とを固着し
た、かしめ部である。前記鍔部5は補強機能と嵌挿する
下方吊り部材9の出入をスムーズにする機能を有してい
る。
【0021】10は前記水平部3の鍔部5の間に嵌挿す
る下方吊り部材9を構成する水平支持部である。前記支
持部10の前方部を下方へ湾曲状に折曲し、且端部を内
側方向に若干傾斜状に折曲して係合爪11を有する前方
係止部12を形成する。さらに前記水平支持部10の後
方部を下方へ湾曲状に折曲し、且端部を内側方向に若干
傾斜状に折曲して係合爪14を有する後方係止部15を
夫々形成する。そして前方係止部12と後方係止部15
とは、半丸樋bを構成する前後方樋耳16、17を包被
する形状をもって形成する。
【0022】18は樋耳内側支持部であり、以下の構成
からなっている。
【0023】即ち前記水平部3の鍔部5の間に嵌挿する
水平状頂部19の前方部を下方へ傾斜状に折曲し、且端
部を前方係止部12との間に若干の間隙部20が形成す
るまで延設して前方対向係止部21を形成する。さらに
前記水平状頂部19の後方部を下方へ折曲し、且端部を
後方係止部15との間に若干の間隙部22が形成するま
で延設して後方対向係止部23を形成する。24は水平
状頂部19の左右両側縁部を折曲した補強と出入をスム
ーズにするための縁部である。
【0024】25は前記下方吊り部材9の水平支持部1
0と樋耳内側支持部18の水平状頂部19とを貫通した
ボルトであり、該ボルト25を窓孔2より突出しナット
26を螺着して組立てる。
【0025】さらに前記前方対向係止部21及び後方対
向係止部23を左右両側縁部に2個宛形成し、且前記左
右両縁部に形成した前後方両対向係止部21、23との
間に、前後方両対向係止部21、23よりも若干長く、
且上方へ傾斜状に外側振止め防止部28と内側振止め防
止部29とを延設する。
【0026】また半丸樋bの前後方樋耳16、17は、
図面図示の如く断面が円形状となっており、外側には凹
部30が形成されている。
【0027】cは従来の樋受金具、31は係止部、32
は脚部、33は止めネジである。dは屋根、34は破風
板、35は垂木である。
【0028】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0029】本発明は、第1に、上方吊り部材の水平部
の左右両縁部に細長形状の鍔部を一体に形成したこと
ゝ、第2に2つの係合爪と、第3に2つの前後方対向係
止部と、第4に2つの内外側振止め防止部とを形成せし
めたことによって、半丸樋の樋耳を3方より押圧支持等
をなさしめたので、樋が風圧によって浮上っても、常時
押圧するようにしたので、半丸樋のがたがたを未然に防
止した利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明半丸樋受吊金具の正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同縦断面図である。
【図4】同金具の使用状態を示す図である。
【図5】従来の樋受吊金具の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
a・・・半丸樋受吊金具 1・・・上方吊り部材
2・・・窓孔 3・・・水平部 4、32・・・脚
部 5・・・鍔部 6・・・固定部 7・・・仮
止め突刺部 8・・・かしめ部 9・・・下方吊り
部材 10・・・水平支持部 11、14・・・係
合爪 12・・・前方係止部 15・・・後方係止
部 b・・・半丸樋 16・・・前方樋耳 17
・・・後方樋耳 18・・・樋耳内側支持部 19
・・・水平状頂部 20、22・・・間隙部 21
・・・前方対向係止部 23・・・後方対向係止部
24・・・縁部 25・・・ボルト 26・・・
ナット 28・・・外側振止め防止部 29・・・
内側振止め防止部 30・・・凹部 c・・・樋受
金具 31・・・係止部 33・・・止めネジ
d・・・屋根 34・・・破風板 35・・・垂木

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い窓孔を有する水平部の一端部を下方
    に折曲して脚部を形成し、前記水平部の一方の端縁部か
    ら他方の端縁部までの左右両縁部を下方へ夫々直角状に
    折曲して細長形状の鍔部を一体に形成し、前記脚部に小
    孔付き固定部をかしめ付けした構成からなる上方吊り部
    材を別設し、 前記水平部の両鍔部の間に嵌挿可能な幅員を有する水平
    支持部の前方部を下方へ湾曲状に折曲し、且端部を内側
    方向に若干傾斜状に折曲して半丸樋の前方樋耳の外側凹
    部に嵌込む係合爪を有する前方係止部を、他方前記水平
    支持部の後方部を、下方へ湾曲状に折曲し、且端部を内
    側方向に若干傾斜状に折曲して半丸樋の後方樋耳の外側
    凹部に嵌込む係合爪を有する後方係止部を夫々形成した
    構成からなる下方吊り部材を別設し、 前記水平部の鍔部の間に嵌挿する水平状頂部の前方部を
    下方へ傾斜状に折曲し、且端部を前方係止部との間に若
    干の間隙部が形成するまで延設して前方対向係止部を形
    成し、前記水平状頂部の後方部を下方へ折曲し、且端部
    を後方係止部との間に若干の間隙部が形成するまで延設
    て後方対向係止部を形成し、且前記前後方両対向係止
    部の基部より上方へ傾斜状に延設する半丸樋を構成する
    前方樋耳の上方部の振止め防止用外側振止め防止部と半
    丸樋を構成する後方樋耳の上方部の振止め防止用内側振
    止め防止部とを形成し、 前記下方吊り部材の水平支持部と樋耳内側支持部材の水
    平状頂部とをボルトを介して貫通し、貫通したボルトを
    窓孔より突出しナットを螺着して組立てたことを特徴と
    する半丸樋受吊金具。
JP7157141A 1995-05-31 1995-05-31 半丸樋受吊金具 Expired - Lifetime JP2750672B2 (ja)

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JPH08326248A JPH08326248A (ja) 1996-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823925U (ja) * 1981-08-11 1983-02-15 株式会社 笹本戸樋受製作所 樋吊金具
JPS60188723U (ja) * 1984-05-25 1985-12-14 野島 隆介 雨樋吊金具
JPH04113622U (ja) * 1991-03-22 1992-10-05 松下電工株式会社 樋保持具

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JPH08326248A (ja) 1996-12-10

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