JP2750576B2 - ボーディングブリッジのオートレベラー - Google Patents
ボーディングブリッジのオートレベラーInfo
- Publication number
- JP2750576B2 JP2750576B2 JP63090841A JP9084188A JP2750576B2 JP 2750576 B2 JP2750576 B2 JP 2750576B2 JP 63090841 A JP63090841 A JP 63090841A JP 9084188 A JP9084188 A JP 9084188A JP 2750576 B2 JP2750576 B2 JP 2750576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boarding bridge
- wheel
- leveler
- auto
- striker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は航空機用ボーディングブリッジのオートレベ
ラーに関するものである。
ラーに関するものである。
(従来の技術) 例えば、特公昭59−3320号公報によると、ブリッジ先
端部が機体へ接触したことを検知する検知器の発信によ
りブリッジ自体の機体に向かう移動を停止するものにお
いて、前記ブリッジ先端に回転を検知することによりブ
リッジ昇降用シリンダに上昇または下降信号を発信する
ごとくした検出用ホイルを回転可能に設ける旨、およ
び、前記検出用ホイルによる昇降用シリンダへの発信
は、ホイルの回転とともに回転するホイル軸により、正
・逆方向の回転が与えられ、該回転方向に相当する1個
または2個のリミットスイッチにより行うようにした旨
の記載がある。
端部が機体へ接触したことを検知する検知器の発信によ
りブリッジ自体の機体に向かう移動を停止するものにお
いて、前記ブリッジ先端に回転を検知することによりブ
リッジ昇降用シリンダに上昇または下降信号を発信する
ごとくした検出用ホイルを回転可能に設ける旨、およ
び、前記検出用ホイルによる昇降用シリンダへの発信
は、ホイルの回転とともに回転するホイル軸により、正
・逆方向の回転が与えられ、該回転方向に相当する1個
または2個のリミットスイッチにより行うようにした旨
の記載がある。
しかしながら、実際のボーディングブリッジのオート
レベラーにおいては、安全上の見地から機体とボーディ
ングブリッジの相対的な上昇、下降に対してオートレベ
ラーの作動速度が追従できない場合を考慮して、オート
レベラーの追従動作がある設定時間、例えば3秒間以上
継続するときには、異常を知らせる警報を発生させると
共に電源を切ってオートレベラーの作動を停止せしめる
ことが行われている。
レベラーにおいては、安全上の見地から機体とボーディ
ングブリッジの相対的な上昇、下降に対してオートレベ
ラーの作動速度が追従できない場合を考慮して、オート
レベラーの追従動作がある設定時間、例えば3秒間以上
継続するときには、異常を知らせる警報を発生させると
共に電源を切ってオートレベラーの作動を停止せしめる
ことが行われている。
従来のオートレベラーの構造を第1図によって説明す
ると、オートレベラー1はボーディングブリッジのキャ
ブ床Aの下側に取り付けられ、キャブ床Aの先端には緩
衝材Bが航空機の機体(図示省略)に対向して設けられ
ている。該オートレベラー1はボーディングブリッジの
伸長時に機体表面に接触するように構成され、電動機4
と、該電動機4によって回転するスプロケット4aと、該
スプロケット4aに無端鎖4cによって連結された他のスプ
ロケット4bとによって構成された駆動部分を備え、該無
端鎖4cに接続された緩衝体5が設けられてなる。該緩衝
体5は先端にホイル2を有し、該ホイル2が航空機の機
体の表面に当接するように設けられている。緩衝体5は
ホイル2と圧縮ばねを有するシリンダ3とによって構成
されている。
ると、オートレベラー1はボーディングブリッジのキャ
ブ床Aの下側に取り付けられ、キャブ床Aの先端には緩
衝材Bが航空機の機体(図示省略)に対向して設けられ
ている。該オートレベラー1はボーディングブリッジの
伸長時に機体表面に接触するように構成され、電動機4
と、該電動機4によって回転するスプロケット4aと、該
スプロケット4aに無端鎖4cによって連結された他のスプ
ロケット4bとによって構成された駆動部分を備え、該無
端鎖4cに接続された緩衝体5が設けられてなる。該緩衝
体5は先端にホイル2を有し、該ホイル2が航空機の機
体の表面に当接するように設けられている。緩衝体5は
ホイル2と圧縮ばねを有するシリンダ3とによって構成
されている。
航空機の到着によりボーディングブリッジが移動して
キャブ床Aの緩衝材Bが機体の搭乗口に接触した位置で
停止する。キャブ床Aの下側に装着されたオートレベラ
ー1の緩衝体5は常時は図示の如くリミットスイッチ8
の作動により後退位置にあり、ホイル2の位置は圧縮ば
ねの最も伸長した状態にある。緩衝材Bの機体への接触
によりリミットスイッチCが作動し電動機4が作動し緩
衝体5が前進移動を開始する。ホイル2が機体に接触す
ると、ホイル2は停止するが緩衝体5は圧縮ばねを圧縮
しながら前進し、リミットスイッチ10の作動により電動
機4が停止して前進移動が停止する。このリミットスイ
ッチ10はホイル2の機体表面への圧接力が最適になるよ
うに予め調整しておく。
キャブ床Aの緩衝材Bが機体の搭乗口に接触した位置で
停止する。キャブ床Aの下側に装着されたオートレベラ
ー1の緩衝体5は常時は図示の如くリミットスイッチ8
の作動により後退位置にあり、ホイル2の位置は圧縮ば
ねの最も伸長した状態にある。緩衝材Bの機体への接触
によりリミットスイッチCが作動し電動機4が作動し緩
衝体5が前進移動を開始する。ホイル2が機体に接触す
ると、ホイル2は停止するが緩衝体5は圧縮ばねを圧縮
しながら前進し、リミットスイッチ10の作動により電動
機4が停止して前進移動が停止する。このリミットスイ
ッチ10はホイル2の機体表面への圧接力が最適になるよ
うに予め調整しておく。
搭乗者の乗降または荷物の積込み、積み下しなど、機
体に掛かる負荷の増減により機体が上昇すればホイル2
は摩擦力によって第1図における時計回り方向に、下降
すれば反時計回り方向に夫々回転して、その回転方向に
応じた発信によりボーディングブリッジの位置を上下に
追従昇降させるものである。そして機体の昇降が停止し
てもボーディングブリッジの追従昇降は継続し、キャブ
床と搭乗口との関係位置が元のレベルに戻った時点で追
従スイッチがオフになり昇降追従は停止する。
体に掛かる負荷の増減により機体が上昇すればホイル2
は摩擦力によって第1図における時計回り方向に、下降
すれば反時計回り方向に夫々回転して、その回転方向に
応じた発信によりボーディングブリッジの位置を上下に
追従昇降させるものである。そして機体の昇降が停止し
てもボーディングブリッジの追従昇降は継続し、キャブ
床と搭乗口との関係位置が元のレベルに戻った時点で追
従スイッチがオフになり昇降追従は停止する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ボーディングブリッジと機体との相対関係
が何らかの事情で急激に変化した場合には、警報を発し
作動を停止させることが有効であるが、極めて徐々に追
従が継続する場合でも、追従モーターが継続すると電源
が切れ追従が停止するという不具合が生じていた。
が何らかの事情で急激に変化した場合には、警報を発し
作動を停止させることが有効であるが、極めて徐々に追
従が継続する場合でも、追従モーターが継続すると電源
が切れ追従が停止するという不具合が生じていた。
本発明はボーディングブリッジと機体との相対位置が
許容範囲であれば追従を継続し、許容範囲を越えたとき
のみ警報を発し、異常作動判定を行った時以外は追従を
継続し、異常作動判定を行った時には所定時間経過後に
追従を停止せしめるようにしたボーディングブリッジの
オートレベラーを提供するものである。
許容範囲であれば追従を継続し、許容範囲を越えたとき
のみ警報を発し、異常作動判定を行った時以外は追従を
継続し、異常作動判定を行った時には所定時間経過後に
追従を停止せしめるようにしたボーディングブリッジの
オートレベラーを提供するものである。
(課題を解決するための手段) このため、本発明は、ボーディングブリッジのキャブ
床と航空機の搭乗口とを一致させるために、ボーディン
グブリッジ先端部に設けたホイルを機体外面に押圧させ
て機体に対するボーディングブリッジ先端部の相対的な
上下方向の移動を検出し、該移動量に見合う上下の位置
修正を行うようにしたオートレベラーを前提としてい
る。そして、前記ホイルの回動角が±β°に達したとき
にオン状態となってボーディングブリッジの上下の位置
修正動作を行わせるための起動信号を発信し、この回動
角が±β°よりも小さい±γ°の範囲内に復帰したとき
にオフ状態となって前記位置修正動作を停止させるため
の停止信号を発信する追従スイッチと、前記ホイルに装
着され該ホイルと一体に回動するストライカに対応して
設けられ、ホイルの回動角が前記±β°よりも大きい±
α°の範囲内ではストライカに当接してオン状態になる
一方、ストライカから外れたときにはオフ状態になって
警報を発するための警報信号を発信すると共にボーディ
ングブリッジの上下の位置修正動作を継続して行わせる
ための追従信号を発信する近接スイッチとを備えさせ
る。また、前記近接スイッチのオフ状態が所定時間継続
すると、位置修正動作を強制的に停止する構成としてい
る。
床と航空機の搭乗口とを一致させるために、ボーディン
グブリッジ先端部に設けたホイルを機体外面に押圧させ
て機体に対するボーディングブリッジ先端部の相対的な
上下方向の移動を検出し、該移動量に見合う上下の位置
修正を行うようにしたオートレベラーを前提としてい
る。そして、前記ホイルの回動角が±β°に達したとき
にオン状態となってボーディングブリッジの上下の位置
修正動作を行わせるための起動信号を発信し、この回動
角が±β°よりも小さい±γ°の範囲内に復帰したとき
にオフ状態となって前記位置修正動作を停止させるため
の停止信号を発信する追従スイッチと、前記ホイルに装
着され該ホイルと一体に回動するストライカに対応して
設けられ、ホイルの回動角が前記±β°よりも大きい±
α°の範囲内ではストライカに当接してオン状態になる
一方、ストライカから外れたときにはオフ状態になって
警報を発するための警報信号を発信すると共にボーディ
ングブリッジの上下の位置修正動作を継続して行わせる
ための追従信号を発信する近接スイッチとを備えさせ
る。また、前記近接スイッチのオフ状態が所定時間継続
すると、位置修正動作を強制的に停止する構成としてい
る。
(作用) 本発明は上記の如く構成したので、ホイルの回転角が
±β°に達したときには追従スイッチがオンになってボ
ーディングブリッジの位置修正動作を行い、ホイルが±
γ°まで復帰したときに追従スイッチがオフになって前
記位置修正動作が停止する。このため、ボーディングブ
リッジのキャブ床と航空機の搭乗口とが安全な状態で維
持される。また、ホイルが著しく回転し、±α°を越す
ようなときには警報が鳴ると共にボーディングブリッジ
の位置修正動作が継続して行われる。そして、この位置
修正動作が行われている状態においてボーディングブリ
ッジ等に何らかの異常が発生している場合には近接スイ
ッチのオフ状態が所定時間継続することになる。このよ
うな状況になると、故障等の異常が発生していると判断
でき、安全性を確保するために位置修正動作を強制的に
停止する。
±β°に達したときには追従スイッチがオンになってボ
ーディングブリッジの位置修正動作を行い、ホイルが±
γ°まで復帰したときに追従スイッチがオフになって前
記位置修正動作が停止する。このため、ボーディングブ
リッジのキャブ床と航空機の搭乗口とが安全な状態で維
持される。また、ホイルが著しく回転し、±α°を越す
ようなときには警報が鳴ると共にボーディングブリッジ
の位置修正動作が継続して行われる。そして、この位置
修正動作が行われている状態においてボーディングブリ
ッジ等に何らかの異常が発生している場合には近接スイ
ッチのオフ状態が所定時間継続することになる。このよ
うな状況になると、故障等の異常が発生していると判断
でき、安全性を確保するために位置修正動作を強制的に
停止する。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図に基づいて説明すると、第
1図はオートレベラーの側面図、第2図はその平面図、
第3図は正面図である。第1図において、ホイル2の回
転部にはストライカ6が一定の角度に渡り形成され、該
ストライカ6に対して固定側に近接スイッチ7が装着さ
れ、ストライカ6の中心位置に近接スイッチ7がくるよ
うにする。ホイル2が左右何れかの方向にα°を越えて
回転すると、近接スイッチ7がオフになって警報信号及
び追従信号を発信し、ボーディングブリッジは警報を発
し、追従は継続する。ホイル2の回転角度が±α°以内
では近接スイッチ7はオンの状態であり、追従スイッチ
は0°からβ°(<α°)まで回動した時点でオンにな
って起動信号を発して追従を開始し、ホイル2の回動角
度がβ°からγ°(<β°)まで復帰した時点で追従ス
イッチがオフになって停止信号を発するように構成する
もので、復帰時の追従範囲角θはβ°−γ°である。第
4図はその状況を示した図で、正規の位置0°より、機
体が上昇しホイルが第1図の時計回り方向に回動する場
合を示したもので、αが18°、βが12°、γが6°の例
を示したものである。そして±α°の範囲は搭乗口とキ
ャブ床との段差39.3mmに相当する。尚、近接スイッチ7
がオフの状態でもボーディングブリッジは追従を継続す
るが、この状況で追従動作が一定時間(例えば5秒)を
越えると、何らかの異常作動が発生していると判断し
て、安全上、追従が停止される。具体的には、近接スイ
ッチ7がオフ状態になるとカウントを開始するタイマが
備えられており、このタイマは、タイムアップ(5秒を
カウント)するまで近接スイッチ7がオン状態になると
リセットされるものである。つまり、本形態のものは、
異常発生を直接検知することなく、近接スイッチ7とタ
イマとによって異常判定を可能としている。この異常発
生の形態としては、例えば、ボーディングブリッジの駆
動部分の破損や、ホイル2と機体との間でのスリップの
発生などが挙げられる。そして、追従停止動作の具体例
としては、一般にブリッジ昇降用のシリンダは油圧によ
り昇降作動するが、この油圧の供給を行わないように油
圧ポンプを停止させたり、ホイル2を後退移動させるこ
とで機体の上下移動の検知を不能にすることなどが挙げ
られる。
1図はオートレベラーの側面図、第2図はその平面図、
第3図は正面図である。第1図において、ホイル2の回
転部にはストライカ6が一定の角度に渡り形成され、該
ストライカ6に対して固定側に近接スイッチ7が装着さ
れ、ストライカ6の中心位置に近接スイッチ7がくるよ
うにする。ホイル2が左右何れかの方向にα°を越えて
回転すると、近接スイッチ7がオフになって警報信号及
び追従信号を発信し、ボーディングブリッジは警報を発
し、追従は継続する。ホイル2の回転角度が±α°以内
では近接スイッチ7はオンの状態であり、追従スイッチ
は0°からβ°(<α°)まで回動した時点でオンにな
って起動信号を発して追従を開始し、ホイル2の回動角
度がβ°からγ°(<β°)まで復帰した時点で追従ス
イッチがオフになって停止信号を発するように構成する
もので、復帰時の追従範囲角θはβ°−γ°である。第
4図はその状況を示した図で、正規の位置0°より、機
体が上昇しホイルが第1図の時計回り方向に回動する場
合を示したもので、αが18°、βが12°、γが6°の例
を示したものである。そして±α°の範囲は搭乗口とキ
ャブ床との段差39.3mmに相当する。尚、近接スイッチ7
がオフの状態でもボーディングブリッジは追従を継続す
るが、この状況で追従動作が一定時間(例えば5秒)を
越えると、何らかの異常作動が発生していると判断し
て、安全上、追従が停止される。具体的には、近接スイ
ッチ7がオフ状態になるとカウントを開始するタイマが
備えられており、このタイマは、タイムアップ(5秒を
カウント)するまで近接スイッチ7がオン状態になると
リセットされるものである。つまり、本形態のものは、
異常発生を直接検知することなく、近接スイッチ7とタ
イマとによって異常判定を可能としている。この異常発
生の形態としては、例えば、ボーディングブリッジの駆
動部分の破損や、ホイル2と機体との間でのスリップの
発生などが挙げられる。そして、追従停止動作の具体例
としては、一般にブリッジ昇降用のシリンダは油圧によ
り昇降作動するが、この油圧の供給を行わないように油
圧ポンプを停止させたり、ホイル2を後退移動させるこ
とで機体の上下移動の検知を不能にすることなどが挙げ
られる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明は、ホイルの回転によっ
てボーディングブリッジの上下方向の移動を検出し、該
移動量に見合う上下の位置修正を行うようにしたオート
レベラーに対し、ホイルの回動角が±β°に達したとき
にオン状態となってボーディングブリッジの上下の位置
修正動作を行わせるための起動信号を発信し、この回動
角が±β°よりも小さい±γ°の範囲内に復帰したとき
にオフ状態となって前記位置修正動作を停止させるため
の停止信号を発信する追従スイッチと、ホイルに装着さ
れ該ホイルと一体に回動するストライカに対応して設け
られ、ホイルの回動角が前記±β°よりも大きい±α°
の範囲内ではストライカに当接してオン状態になる一
方、ストライカから外れたときにはオフ状態になって警
報を発するための警報信号を発信すると共にボーディン
グブリッジの上下の位置修正動作を継続して行わせるた
めの追従信号を発信する近接スイッチとを備えさせ、近
接スイッチのオフ状態が所定時間継続すると、位置修正
動作を強制的に停止するよう構成した。これにより、従
来のように、正常な追従動作が行われているにも拘らず
追従時間が長くなることで追従の途中でボーディングブ
リッジの追従が停止するといったことはなくなる。ま
た、ボーディングブリッジとキャブ床との相対位置が大
きく変化した際には、警報を発しながら位置修正動作を
継続して行うので、ボーディングブリッジのキャブ床と
航空機の搭乗口との高さをできる限り一致させる動作を
行うことができる。更に、近接スイッチのオフ状態が所
定時間継続することで異常の発生を判断でき、この場合
には位置修正動作を強制的に停止するので安全性も向上
できる。
てボーディングブリッジの上下方向の移動を検出し、該
移動量に見合う上下の位置修正を行うようにしたオート
レベラーに対し、ホイルの回動角が±β°に達したとき
にオン状態となってボーディングブリッジの上下の位置
修正動作を行わせるための起動信号を発信し、この回動
角が±β°よりも小さい±γ°の範囲内に復帰したとき
にオフ状態となって前記位置修正動作を停止させるため
の停止信号を発信する追従スイッチと、ホイルに装着さ
れ該ホイルと一体に回動するストライカに対応して設け
られ、ホイルの回動角が前記±β°よりも大きい±α°
の範囲内ではストライカに当接してオン状態になる一
方、ストライカから外れたときにはオフ状態になって警
報を発するための警報信号を発信すると共にボーディン
グブリッジの上下の位置修正動作を継続して行わせるた
めの追従信号を発信する近接スイッチとを備えさせ、近
接スイッチのオフ状態が所定時間継続すると、位置修正
動作を強制的に停止するよう構成した。これにより、従
来のように、正常な追従動作が行われているにも拘らず
追従時間が長くなることで追従の途中でボーディングブ
リッジの追従が停止するといったことはなくなる。ま
た、ボーディングブリッジとキャブ床との相対位置が大
きく変化した際には、警報を発しながら位置修正動作を
継続して行うので、ボーディングブリッジのキャブ床と
航空機の搭乗口との高さをできる限り一致させる動作を
行うことができる。更に、近接スイッチのオフ状態が所
定時間継続することで異常の発生を判断でき、この場合
には位置修正動作を強制的に停止するので安全性も向上
できる。
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図はその平
面図、第3図は正面図、第4図はホイルの回動状態を示
すための図である。 1…オートレベラー、2…ホイル、3…シリンダ、4…
電動機、5…緩衝体、6…ストライカ、7…近接スイッ
チ、8,9…リミットスイッチ、A…キャブ床。
面図、第3図は正面図、第4図はホイルの回動状態を示
すための図である。 1…オートレベラー、2…ホイル、3…シリンダ、4…
電動機、5…緩衝体、6…ストライカ、7…近接スイッ
チ、8,9…リミットスイッチ、A…キャブ床。
Claims (1)
- 【請求項1】ボーディングブリッジのキャブ床と航空機
の搭乗口とを一致させるために、ボーディングブリッジ
先端部に設けたホイルを機体外面に押圧させて機体に対
するボーディングブリッジ先端部の相対的な上下方向の
移動を検出し、該移動量に見合う上下の位置修正を行う
ようにしたオートレベラーであって、 前記ホイルの回動角が±β°に達したときにオン状態と
なってボーディングブリッジの上下の位置修正動作を行
わせるための起動信号を発信し、この回動角が±β°よ
りも小さい±γ°の範囲内に復帰したときにオフ状態と
なって前記位置修正動作を停止させるための停止信号を
発信する追従スイッチと、 前記ホイルに装着され該ホイルと一体に回動するストラ
イカに対応して設けられ、ホイルの回動角が前記±β°
よりも大きい±α°の範囲内ではストライカに当接して
オン状態になる一方、ストライカから外れたときにはオ
フ状態になって警報を発するための警報信号を発信する
と共にボーディングブリッジの上下の位置修正動作を継
続して行わせるための追従信号を発信する近接スイッチ
とを備えており、 前記近接スイッチのオフ状態が所定時間継続すると、位
置修正動作を強制的に停止するよう構成されていること
を特徴とするボーディングブリッジのオートレベラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090841A JP2750576B2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | ボーディングブリッジのオートレベラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090841A JP2750576B2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | ボーディングブリッジのオートレベラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262297A JPH01262297A (ja) | 1989-10-19 |
JP2750576B2 true JP2750576B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=14009808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63090841A Expired - Lifetime JP2750576B2 (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | ボーディングブリッジのオートレベラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2750576B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102001450A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-04-06 | 蒂森克虏伯机场系统(中山)有限公司 | 一种用于登机桥的自动调平探测装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3495277B1 (en) * | 2016-08-05 | 2021-10-06 | Shenzhen Cimc-tianda Airport Support Ltd. | Leveling mechanism for passenger boarding bridge, and passenger boarding bridge |
CN107685874B (zh) * | 2016-08-05 | 2020-08-11 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 登机桥调平机构及登机桥 |
CN107685875B (zh) * | 2016-08-05 | 2020-12-11 | 深圳中集天达空港设备有限公司 | 登机桥调平机构及其检测组件 |
KR102153191B1 (ko) * | 2018-12-03 | 2020-09-07 | 한국공항공사 | 비접촉식 오토레벨러, 이를 포함하는 탑승교 시스템 및 그 방법 |
CN112296647B (zh) * | 2020-10-19 | 2021-05-18 | 深圳耀天齐实业有限公司 | 一种登机桥固定桥头安装用具有调整功能的支撑装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61275098A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-05 | 川崎重工業株式会社 | 航空機旅客搭乗橋のオ−トレベラ− |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP63090841A patent/JP2750576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102001450A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-04-06 | 蒂森克虏伯机场系统(中山)有限公司 | 一种用于登机桥的自动调平探测装置 |
CN102001450B (zh) * | 2010-11-05 | 2012-10-31 | 蒂森克虏伯机场系统(中山)有限公司 | 一种用于登机桥的自动调平探测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01262297A (ja) | 1989-10-19 |
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