JP2750532B2 - 道路橋用埋設ジョイント - Google Patents

道路橋用埋設ジョイント

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JP2750532B2
JP2750532B2 JP7297089A JP7297089A JP2750532B2 JP 2750532 B2 JP2750532 B2 JP 2750532B2 JP 7297089 A JP7297089 A JP 7297089A JP 7297089 A JP7297089 A JP 7297089A JP 2750532 B2 JP2750532 B2 JP 2750532B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、道路橋に於ける桁の継ぎ目に配する埋設
ジョイントに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より道路橋に於ける桁の継ぎ目には埋設形ジョイ
ントが用いられているが、この場合にはコンクリート板
又は金属板を継ぎ目に配し、その上に舗装を打つと共
に、ジョイント部分の舗装に伸縮吸収のための目地(切
れ目)を形成し、止水機能を持たせるために、別個の止
水部材をジョイント部の下方に取り付けていた。
この従来例の構造では、目地部分の舗装が割れ易いと
共に、目地のために舗装面に窪みができた状態となり自
動車の走行性が悪く、さらにジョイント部と止水部を別
個に施工しなければならず、設置作業や取り替え作業に
手数が掛かっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 そこでこの発明は、目地を形成することなく、且つ止
水機能をジョイントに組み込むことにより、舗装が割れ
ないようにすると共に、舗装面に窪みが形成されず自動
車の走行性が良好であり、さらにジョイント部と止末部
を同時に兼ね備えて施工や取り替えを容易に行うことの
できる道路橋用埋設ジョンイントを提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためにこの発明の道路橋用埋設ジョイント、メッ
シュ状に多数の穴を連設し、前記穴の底部に止水部を設
けた金属製のジョイント本体を桁の受け台上に固定する
と共に上方から舗装を被せた構造とした。
さらに、止水部がシール材の上にゴムを配し、且つジ
ョイント本体の穴の一部に配したボルトによって受け台
とジョイント本体を固定し、前記のボルトを配した穴に
シール材を配して実施できると共に、メッシュ状の多数
の穴を枡目状として実施することができる。
〔作 用〕
上述の構造とした道路橋用埋設ジョイントは、舗装面
に目地を形成する必要がなく、舗装面に窪みがないため
自動車の走行性が良好であると共に舗装が目地部分から
破損することがなく、さらにジョイント部と止水部が一
体的に構成されているため施工や取り替えが容易にでき
る。
〔実施例〕
以下この発明の構成を、1実施例として示した図面に
従って説明する。
(1)はジョイント本体で金属材料から成り、メッシ
ュ状に多数の穴(2)を連設した形状を有している。
前記ジョイント本体(1)に形成した穴(2)の底部
には止水部(3)が設けてあり、このジョイント本体
(1)は桁(4)の受け台(5)上に固定すると共に上
方から舗装(6)を被せた構造としている。
すなわち、橋脚(7)には支承(8)を介して綱製の
左右の桁(4)端部が受けられてあり、左右の桁(4)
は伸縮するため適宜の間隔を有して配されている。さら
に両桁(4)の端部上には受け台(5)が固定されてあ
り、この受け台(5)上に前記のジョンイト本体(1)
が固定されている。
前記ジョイント本体(1)の底部に設けた止水部
(3)は、シール材(9)の上にゴム(10)を配した構
造にしている。
さらに、受け台(5)とジョイント本体(1)の固定
は、ジョイント本体(1)の穴(2)の一部に配した複
数のボルト(11)を受け台(5)に固定して行い、前記
のボルト(11)を配した穴(2)には止水用のシール材
(12)を配している。
ジョイント本体(1)に形成するメッシュ状の多数の
穴(2)は図示したような枡目状として実施できる他、
六角形状その他の適宜の形状として実施することができ
る。
図示した実施例のジョイント本体(1)では、多数の
穴(2)は金属板を縦横に交差状に組立てて形成してあ
り、交差部の金属板の固定は、溶接その他の種々の方法
により行うことができる。またジョイント本体(1)は
金属材料の一体成型により作ることも可能である。
尚、図中の符号(13)は床板コンクリート、(14)は
床板コンクリート(13)の端面に設けたシール材、(1
5)は受け台(5)端部に形成したフィンガー形状部で
ある。
次に、上述の埋設ジョイントの設置状態を説明する。
先ず止水部(3)を有するジョイント本体(1)を受
け台(5)上に載置し、ボルト(11)により固定し、さ
らにボルト(11)を配した穴(2)にシール材(2)を
入れる。その後、舗装(6)を床板コンクリート(13)
上に打つのと連続してジョイント本体(1)上にも打
つ。
〔効 果〕
この発明は上述のような構成を有するものであり、従
って、穴(2)に舗装(6)が入り込んでいるため舗装
(6)に伸縮作用や衝撃が加わり割れ目ができても、舗
装(6)が穴(2)毎に分断されているため割れ目を分
断されて大きく割れることがなく、且つ舗装(6)が穴
(2)から外れることもない。よって、舗装(2)に目
地を形成する必要がなく、舗装(2)面に窪みができな
いため自動車の走行性が良好であると共に舗装(2)が
破損することもない。
さらにジョイント本体(1)と止水部(3)が一体的
に構成されているため、ジョイント施工と止水施工や、
両者の取り替えが同時にでき、作業性も非常に良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る道路橋用埋設ジョイントの設置
状態を示す縦断面図。第2図は舗装を打つ前の設置状態
を示す平面図。第3図は止水部を有するジョイント本体
の一部斜視図。 (1)……ジョイント本体、(2)……穴、(3)……
止水部、(4)……桁、(5)……受け台、(6)……
舗装、(9)……シール材、(10)……ゴム、(11)…
…ボルト、(12)……シール材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッシュ状に多数の穴を連設し、前記穴の
    底部に止水部を設けた金属製のジョイント本体を桁の受
    け台上に固定すると共に上方から舗装を被せたことを特
    徴とする道路橋用埋設ジョイント。
  2. 【請求項2】止水部がシール材の上にゴムを配したもの
    である請求項1記載の道路橋用埋設ジョイント。
  3. 【請求項3】ジョイント本体の穴の一部に配したボルト
    によって受け台とジョイント本体を固定し、前記のボル
    トを配した穴にシール材を配した請求項1記載の道路橋
    用埋設ジョイント。
  4. 【請求項4】メッシュ状の多数の穴が枡目状である請求
    項1記載の道路橋用埋設ジョイント。
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