JP2750410B2 - 製版指定情報の設定方法 - Google Patents

製版指定情報の設定方法

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JP2750410B2
JP2750410B2 JP34536792A JP34536792A JP2750410B2 JP 2750410 B2 JP2750410 B2 JP 2750410B2 JP 34536792 A JP34536792 A JP 34536792A JP 34536792 A JP34536792 A JP 34536792A JP 2750410 B2 JP2750410 B2 JP 2750410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版用の画像データ
を表示画面上に表示した上で、オペレータからの操作指
令を受けて製版指定の内容を示す製版指定情報を設定す
る製版指定情報の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータによって製版の集版
工程を行なう画像処理システムが開発されている。この
画像処理システムにより、オペレータは、文字,図形お
よび絵柄を示す各種画像データをスキャナ等からそれぞ
れ入力し、これら画像データをモニタ上に表示した上
で、モニタ画面と対話しながら、各画像データで示され
る画像部品をページに割り付けることができる。
【0003】ところで、製版においては、文字に袋文
字,白縁文字等の処理を施したり、文字と絵柄との重な
り部分に文字かぶせの処理を施したりすることで、デザ
イン的に美しい仕上がりの印刷物を得ることができる
が、こうしたデザイン処理の指定は、製版指示書の形で
集版工程に供される。集版工程を行なう画像処理システ
ムでは、オペレータからの製版指示書に従う指令を受け
て、製版指定の内容を示す製版指定情報の設定がなされ
る。
【0004】従来より、こうした製版指定情報の設定方
法として次に示すものがある。まず、画像処理システム
は、オペレータによるマウスの操作を受けて、モニタ上
に表示された複数の画像部品から第1の画像部品を選択
する。この際、その第1の画像部品を画面上でハイライ
トする。ハイライトとは表示の一部を強調することで、
例えば画像部品全体を黒く(または黒以外の色で)表示
することでハイライトを行なう。
【0005】続いて、オペレータによるマウスの操作を
受けて、第2の画像部品を選択し、その第2の画像部品
をハイライトする。その後、オペレータによるマウスの
操作により、各種のメニューが収められたメニューバー
から所望のメニュータイトルが選択されると、例えばプ
ルダウンメニューの形で製版指定情報に関するメニュー
を開く。このメニューには複数の製版指定情報が記され
ており、オペレータによるマウスの操作により一の製版
指定情報が選択されると、この選択された製版指定情報
を前記第1の画像部品と第2の画像部品との間の製版指
定情報として記憶する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、製版指定の対象となる画像部品の選択
後、メニューを開いて製版指定を行なう際に、製版指定
の対象がどの画像部品に対するものか、オペレータにと
って不明瞭となることがあった。例えば、製版指定の対
象が重なった2つの画像部品間におけるものである場
合、両画像部品ともハイライトされており、2つの画像
部品を誤って1つの画像部品とオペレータは判断するこ
とがあった。
【0007】また、オペレータは製版指示書を見ながら
作業を進めるが、前記従来の技術による画面上の表示
は、製版指示書の記載と似通ったものではなかった。と
いうのは、図17に示すように、製版指示書では、製版
指定の対処となる画像部品から線が引き出され、その線
の先端に製版指定情報(図中、「かぶせ」,「スミの
せ」)が記入されており、前記従来の技術のように画像
部品全体をハイライトする表示とは似通ったものではな
い。このため、オペレータにその作業時に感覚的な違和
感を与えた。こうした製版指定の対象が不明瞭となるこ
とと、オペレータに感覚的な違和感を与えることから、
操作性が悪いといった問題を招いた。
【0008】本発明の製版指定情報の設定方法は、こう
した問題点に鑑みてなされたもので、画像部品の選択後
その画像部品に対して製版指定情報を設定する際に、そ
の作業を製版指示書の書き方に感覚的に近づけること
で、対象画像部品を一目瞭然として、延いては、操作性
の向上を図ることを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成を取った。即ち、本発明の製版指定情報の設定方
法の第1の構成は、複数の製版用の画像データを表示画
面上に表示した上で、2つの画像データ間についての製
版指定の内容を示す製版指定情報を設定する製版指定情
報の設定方法であって、(a)外部からの指令を受けて
前記表示画面上に表示された複数の画像データから第1
の画像データを選択する工程と、(b)スイッチの役目
を持つ表示項目を前記表示画面上の所定の位置に表示す
ると共に、該表示項目と前記第1の画像データとを結ぶ
第1の線分を表示する工程と、(c)外部からの指令を
受けて前記表示画面上に表示された複数の画像データか
ら第2の画像データを選択する工程と、(d)前記表示
画面上で前記第2の画像データと前記表示項目とを結ぶ
第2の線分を表示する工程と、(e)外部からの指令を
受けて前記表示項目のスイッチがオンされると、複数の
製版指定情報を記したメニューを前記表示画面上に表示
する工程と、(f)外部からの指令を受けて前記メニュ
ーに記された複数の製版指定情報から一の製版指定情報
を選択する工程と、(g)該選択された一の製版指定情
報を、前記第1の画像データと第2の画像データとの間
の製版指定情報として記憶する工程とを備えたことを、
その要旨としている。
【0010】また、本発明の製版指定情報の設定方法の
第2の構成は、一又は複数の製版用の画像データを表示
画面上に表示した上で、該画像データについての背景に
対する製版指定の内容を示す製版指定情報を設定する製
版指定情報の設定方法であって、(a)外部からの指令
を受けて前記表示画面上に表示された画像データから一
の画像データを選択する工程と、(b)スイッチの役目
を持つ表示項目を前記表示画面上の所定の位置に表示す
ると共に、該表示項目と前記選択された画像データとを
結ぶ線分を表示する工程と、(c)外部からの指令を受
けて前記表示項目のスイッチがオンされると、複数の製
版指定情報を記したメニューを前記表示画面上に表示す
る工程と、(d)外部からの指令を受けて前記メニュー
に記された複数の製版指定情報から一の製版指定情報を
選択する選択工程と、(e)該選択された一の製版指定
情報を、前記背景に対する前記選択された画像データの
製版指定情報として記憶する工程とを備えたことを、そ
の要旨としている。
【0011】
【作用】以上のように構成された本発明の第1の製版指
定情報の設定方法は、外部からの指令を受けて、表示画
面上に表示された複数の画像データから第1の画像デー
タを選択し、次いで、スイッチの役目を持つ表示項目を
表示画面上の所定の位置に表示すると共に、その表示項
目と第1の画像データとを結ぶ第1の線分を表示する。
続いて、外部からの指令を受けて、表示画面上に表示さ
れた複数の画像データから第2の画像データを選択し、
表示画面上で第2の画像データと前記表示項目とを結ぶ
第2の線分を表示する。その後、外部からの指令を受け
て、前記表示項目のスイッチがオンされると、メニュー
を前記表示画面上に表示し、続いて、外部からの指令を
受けて、前記メニューに記載された複数の製版指定情報
から一の製版指定情報を選択する。さらに、その選択さ
れた一の製版指定情報を第1の画像データと第2の画像
データとの間の製版指定情報として記憶する。
【0012】このため、メニューから一の製版指定情報
を選択する際には、製版指定の対象となる第1の画像デ
ータおよび第2の画像データから第1の線分および第2
の線分がそれぞれ引き出され、所定位置で結ばれた表示
がなされている。したがって、製版指定情報の設定対象
がどの画像部品間のものか、オペレータにとって不明瞭
となることがない。さらに、前記第1および第2の線分
の描画は、製版指定書における記載と似通ったものであ
ることから、オペレータに感覚的に違和感を与えること
もない。
【0013】本発明の第2の製版指定情報の設定方法
は、外部からの指令を受けて、表示画面上に表示された
一又は複数の画像データから一の画像データを選択し、
次いで、スイッチの役目を持つ表示項目を表示画面上の
所定の位置に表示すると共に、その表示項目と前記選択
された画像データとを結ぶ線分を表示する。その後、外
部からの指令を受けて、前記表示項目のスイッチがオン
されると、メニューを表示画面上に表示し、続いて、外
部からの指令を受けて、前記メニューに記載された複数
の製版指定情報から一の製版指定情報を選択する。さら
に、その選択された一の製版指定情報を、前記背景に対
する前記選択された画像データの製版指定情報として記
憶する。
【0014】このため、メニューから一の製版指定情報
を選択する際には、製版指定の対象となる画像データか
ら線分が引き出されて表示されていることから、製版指
定の対象がどの画像部品に対するものか、オペレータに
とって不明瞭となることがない。さらに、その線分の描
画は、製版指定書における記載と似通ったものであるこ
とから、オペレータに感覚的に違和感を与えることもな
い。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例としての製版指定情
報の設定方法を実現する画像処理装置のブロック図であ
る。
【0016】この画像処理装置は、CPU10とバスラ
イン12とを備えており、バスライン12には、ROM
14とRAM16とが接続されている。また、バスライ
ン12には、入力装置としてのキーボード20とマウス
22とが接続されており、出力装置としてのカラーCR
Tディスプレイ24が表示コントローラ26を介して接
続されている。
【0017】さらに、バスライン12には、外部記憶装
置としての磁気ディスク装置28が接続されている。磁
気ディスク装置28には、印刷時の画像をページ単位で
表すページデータDpが格納されている。ページデータ
Dpで表される1ページの画像は、印刷製版のために予
め用意された複数の画像部品が所定位置にレイアウトさ
れて構成されたもので、ページデータDpは、これら画
像部品のレイアウト領域を示すマスクデータと、そのマ
スクデータ内の画像情報を示すチントデータまたは絵柄
データとを備えている。
【0018】CPU10は、ROM14に予め格納され
たプログラムを実行することにより、画像部品選択部1
0a,メニューボタン・矢印線描画部10b,メニュー
描画部10cおよび製版指定情報書込み部10dの機能
を実現する。CPU10は、これら描画部10a〜10
dの機能の実現により、ページデータDpで示されるペ
ージ画像内の画像部品に製版指定情報を設定する。以
下、この製版指定情報の設定手順について、オペレータ
の操作手順に従って説明する。
【0019】いま、CPU10は、磁気ディスク装置2
8から1ページ分のページデータDpを取り込んで、そ
のページデータDpを表示コントローラ26を介してカ
ラーCRTディスプレイ24に表示しているものとす
る。なお、カラーCRTディスプレイ24に表示される
ページデータDpに基づく画像は、図2に示すように、
ページ画像IP中に、図形データで示される四角形の第
1画像部品I1と、図形データで示される円形の第2画
像部品I2と、文字データで示される「ABC」の文字
の第3画像部品I3とを含んでいるものとする。
【0020】オペレータは、カラーCRTディスプレイ
24の表示画面(以下、単にCRT画面と呼ぶ)を見つ
つ、図3ないし図5に示す手順でCRT画面と対話して
いく。以下、この手順について詳しく説明する。なお、
図3ないし図5に示すページ画像IPは第3画像部品I
3を省略して示している。
【0021】処理が開始されると、まず、オペレータは
マウス22を操作して、図3の(A)に示すように、C
RT画面上の第1画像部品I1にCRT画面上のポイン
タPTを合わせる。その後、マウス22のボタンを押す
と、同図(B)に示すように、予め定められた所定の位
置に「Menu」という文字が記されたメニューボタン
MBが描画され、さらに、そのメニューボタンMBから
前記ポインタPTの位置に向かう第1の矢印線AL1が
描画される。なお、メニューボタンMBは、設定しよう
とする製版指定情報の種類を複数記したメニューを開く
スイッチの役目をする。
【0022】次いで、オペレータはマウス22を操作し
て、同図(C)に示すように、CRT画面上の第2画像
部品I2にポインタPTを合わせる。その後、マウス2
2のボタンを押すと、同図(D)に示すように、メニュ
ーボタンMBから前記ポインタPTの位置に向かう第2
の矢印線AL2が描画される。
【0023】続いて、オペレータはマウス22を操作し
て、同図(E)に示すように、CRT画面上のメニュー
ボタンMBにポインタPTを合わせる。その後、マウス
22のボタンを押すと、図4(F)に示すように、製版
指定情報の種類が記載されたメニューMNがプルダウン
メニューの形で表示される。なお、ここでは、メニュー
MNには、2つの画像部品間で設定可能な種類の製版指
定情報、即ち、かぶせの製版指定を示す「Trap」
と、白縁の製版指定を示す「Edge」と、のせの製版
指定を示す「Over Print」と、設定したこれ
ら製版指定情報を消去する「Cancel」等が記され
ている。
【0024】続いて、同図(G)に示すように、オペレ
ータは、マウス22を操作して、メニューMNに表示さ
れた複数の製版指定情報から所望の製版指定情報にポイ
ンタPTを合わせる。ここでは、「Edge」にポイン
タPTが合わされたものとする。その後、マウス22の
ボタンを押すと、CPU10の処理により、白縁の製版
指定を示す情報が、第1画像部品I1を示す画像データ
と第2画像部品I2を示す画像データとの間の製版指定
情報としてRAM16内に記憶される。なお、どの様な
データ形式で製版指定情報を記憶するかは後程詳しく説
明する。
【0025】この製版指定情報の設定が終わると、CR
T画面上のメニューMNは消去され、その後、同図
(H)に示すように、両画像データ間の製版指定情報を
示す表示(ここでは「Edge」という表示)が記され
た製版指定情報表示欄EAが描画されると共に、この製
版指定情報表示欄EAから第1画像部品I1および第2
画像部品I2に至る線分L1,L2が描画される。な
お、両線分L1,L2は、メニューボタンMBから延び
た矢印線AL1,AL2とは別の色で画面上に表示され
ている。こうして第1画像部品I1を示す画像データと
第2画像部品I2を示す画像データとの間に製版指定情
報が設定されることになる。
【0026】二つの画像部品I1,I2の間に製版指定
情報を設定するのではなく、一つの画像部品、例えば第
1画像部品I1に対して製版指定情報を設定する手順に
ついて、次に説明する。いま、図3の(A),(B)に
示す手順により、第1画像部品I1が選択されて、第1
画像部品I1に対して矢印線AL1が付与されているも
のとする。この状態、即ち、図5の(B)に示した状態
(図3の(B)に示した状態と同一のものである)か
ら、オペレータはマウス22を操作して、図5の(I)
に示すようにCRT画面上のメニューボタンMBにポイ
ンタPTを合わせる。
【0027】その後、オペレータがマウス22のボタン
を押すと、同図(J)に示すように、製版指定情報の種
類が記載されたメニューMNがプルダウンメニューの形
で表示される。なお、メニューMNには、ページ画像I
Pの背景に対する一つの画像部品についての製版指定情
報が複数記されており、ここでは、白縁の製版指定を示
す「Edge」と、のせの製版指定を示す「Over
Print」と、設定したこれら製版指定情報を消去す
る「Cancel」等が記されている。
【0028】続いて、オペレータはマウス22を操作し
て、同図(K)に示すように、メニューMNに表示され
た複数の製版指定情報から所望の製版指定情報にポイン
タPTを合わせる。ここでは、「Edge」にポインタ
PTが合わされたものとする。その後、マウス22のボ
タンを押すと、CPU10の処理により、白縁の製版指
定を示す情報が、第1画像部品I1を示す画像データの
ページ画像IPの背景に対する製版指定情報としてRA
M16内に記憶される。この製版指定情報の設定が終わ
ると、CRT画面上のメニューMNは消去され、その
後、同図(L)に示す様に、製版指定情報を示す表示
(ここでは「Edge」という表示)が記された製版指
定情報表示欄EAが描画されると共に、この製版指定情
報表示欄EAから第1画像部品I1に至る線分L3が描
画される。なお、線分L3は、メニューボタンMBから
延びた矢印線AL1とは別の色で画面上に表示されてい
る。こうして第1画像部品I1における背景に対する製
版指定情報が設定されることになる。
【0029】次に、前述した製版指定情報の設定手順を
実現するCPU10による製版指定情報の設定処理ルー
チンについて、図6および図7のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0030】図6に示すように、処理が開始されると、
CPU10は、まず、磁気ディスク装置28から1ペー
ジ分のページデータDpを取り込んで、RAM16に読
み込む処理を行なう(ステップS100)。次いで、そ
のページデータDpを表示コントローラ26に出力する
ことにより、ページデータDpで示されるページ画像I
Pを表示コントローラ26によりカラーCRTディスプ
レイ24に表示する(ステップS110)。なお、ペー
ジ画像IPは、そのページ全体がCRT画面に一度で表
示されるものとする。
【0031】続いて、オペレータによるマウス22の操
作(マウス22のボタンを押す操作)を受けて、CRT
画面上におけるポインタPTの座標位置を示す座標位置
データをマウスドライバから読み込む処理を行なう(ス
テップS120)。その後、その座標位置データで示さ
れるCRT画面上の座標位置がページ画像IP内の画像
部品に位置するか否かから、画像部品がヒットされたか
否かを判定する(ステップS130)。
【0032】ステップS130で画像部品がヒットされ
たと判定されると、次いで、そのヒットされた画像部品
のRAM16上の格納位置を示すアドレス値と、ヒット
されたCRT画面上の座標位置とを、RAM16上の選
択部品格納テーブルTBL1に記憶する処理を行なう
(ステップS140)。即ち、図8に示すように、ヒッ
トされた画像部品I1の格納位置のアドレス値が「12
3000」で、そのヒットされたCRT画面上の座標位
置が(30,80)である場合、RAM16上の選択部
品格納テーブルTBL1には、図9に示すように画像部
品アドレス値とヒットポイント座標値が書き込まれる。
【0033】続いて、CRT画面上の所定位置から前記
ヒットポイント座標値で定まる位置に矢印線ALを表示
し(ステップS150)、その所定位置にメニューボタ
ンMBを表示する(ステップS160)。ステップS1
20ないしS160の処理により、前述した図3の
(A),(B)に示す工程が実現される。その後、処理
をステップS120に戻し、オペレータからの次の指示
を待つ。なお、更にステップS120ないしS160の
処理を実行して、ステップS130で他の画像部品がヒ
ットされたとすると、前述した図3の(C),(D)に
示す工程が実現される。以下、最初のステップS120
ないしS160の処理によりヒットされた画像部品を第
1画像部品とし、次のステップS120ないしS160
の処理によりヒットされた画像部品を第2画像部品とす
る。
【0034】一方、ステップS130で画像部品がヒッ
トされていないと判定されると、次いで、ステップS1
20で読み込んだ座標位置データで示されるCRT画面
上の座標位置がステップS160で表示されたメニュー
ボタンMBに位置するか否かから、メニューボタンMB
がヒットされたか否かを判定する(ステップS17
0)。ここで、メニューボタンMBがヒットされたと判
定されると、製版指定情報の種類が記載されたメニュー
MNをプルダウンメニューの形で表示する(ステップS
180)。なお、ステップS170およびS180の処
理により前述した図3の(E),(F)に示す工程、或
いは前述した図5の(I),(J)に示す工程が実現さ
れる。
【0035】続いて、オペレータによるマウス22のボ
タンを押す操作を受けて、CRT画面上におけるポイン
タPTの座標位置を示す座標位置データをマウスドライ
バから読み込む処理を行なう(ステップS190)。そ
の後、その座標位置データで示されるCRT画面上の座
標位置がCRT画面上に表示されたメニューMN内の
「Cancel」の表示領域に位置するか否かから、
「Cancel」がヒットされたか否かを判定する(ス
テップS200)。
【0036】ステップS200で「Cancel」がヒ
ットされたと判定されると、RAM16上に格納された
選択部品格納テーブルTBL1の内容をクリアし(ステ
ップS210)、CRT画面上に表示されているメニュ
ーボタンMB,メニューMNおよび矢印線ALとを消去
する(ステップS220)。その後、処理をステップS
120に戻し、オペレータからの次の指示を待つ。
【0037】一方、ステップS200で「Cance
l」がヒットされていないと判定されると、処理は図7
のステップS230に進む。ステップS230では、ス
テップS190で読み込んだ座標位置データで示される
CRT画面上の座標位置がCRT画面上に表示されたメ
ニューMN内の「Trap」,「Edge」,「Ove
r Print」等の製版指定情報の表示領域に位置す
るか否かから、製版指定情報がヒットされたか否かを判
定する。
【0038】ステップS230で、製版指定情報がヒッ
トされたと判定されると、そのヒットされた製版指定情
報でRAM16上に格納された製版指定情報格納テーブ
ルTBL2を更新する処理を行なう(ステップS24
0)。詳しくは、RAM16上の選択部品格納テーブル
TBL1から製版指定情報の設定対象となる第1画像部
品および第2画像部品のRAM16上の格納アドレス値
を求め、両アドレス値と、ヒットされた製版指定情報の
種類と、その製版指定情報の属性値(例えば、「Edg
e」の場合、白縁の幅の大きさを示す値)とを、図10
に示す製版指定情報格納テーブルTBL2に格納する。
なお、製版指定情報の種類が「OverPrint」の
場合には、設定対象として第1画像部品の格納アドレス
値だけを格納し、第2画像部品の格納アドレス値は格納
しない。
【0039】製版指定情報格納テーブルTBL2は、ス
テップS240の実行毎に1レコードずつ順に追加され
ていくもので、最終的には、ページデータDpで示され
るページ画像IP内に設定される全ての製版指定情報が
格納される。
【0040】続いて、CRT画面上に表示されているメ
ニューMNを消去して、メニューボタンMBと矢印線A
Lとが表示された状態に戻す(ステップS250)。そ
の後、ステップS240で製版指定情報格納テーブルT
BL2に新たに追加した製版指定情報をCRT画面上に
明示する処理を行なう(ステップS260)。詳しく
は、CRT画面上において製版指定情報の設定対象とな
る画像部品に近い見易い位置に製版指定情報表示欄EA
を描画し、さらに、その表示欄EAから設定対象の中心
点に対して線分を描画する。なお、この表示欄EAは、
マウス22を用いてCRT画面上の任意の位置に移動可
能である。ステップS230ないしS260の処理によ
り前述した図4の(G),(H)に示す工程、或いは前
述した図5の(K),(L)に示す工程が実現される。
その後、処理を図6のステップS120に戻し、オペレ
ータからの次の指示を待つ。
【0041】なお、ステップS250でCRT画面上に
メニューボタンMBと矢印線ALとを残した状態とした
のは、製版指定情報の設定後において、さらにその設定
された画像部品の位置を移動する等の他の処理を行いた
い場合に、メニューボタンMBを指示してメニューMN
を開いて、メニューMNに予め記された「Move」等
の製版指定情報以外の処理指令を選択することが可能な
ようにしたためである。なお、この後、他の画像部品が
ヒットされた場合には、メニューボタンMBと矢印線A
L共、消去されるように構成されている。
【0042】一方、ステップS230で製版指定情報が
ヒットされていないと判定されると、メニューMNに予
め記された「Move」等の製版指定情報の設定以外の
処理指令を選択し、実行する処理を行ない(ステップS
270)、その後、ステップ250と同様に、CRT画
面上に表示されているメニューボタンMB,メニューM
Nおよび矢印線ALとを消去する(ステップS27
5)。その後、処理をステップS120に戻し、オペレ
ータからの次の指示を待つ。
【0043】また、ステップS170でメニューボタン
MBがヒットされていないと判定されると、処理はステ
ップS280に進む。ステップS280では、本処理ル
ーチンを「終了」するか否かを判定する。詳しくは、ス
テップS120で読み込んだ座標位置データで示される
CRT画面上の座標位置が、CRT画面の上方に表示さ
れたタイトルバーの「終了」というメニュータイトルに
位置するか否かから、「終了」か否かを判定する。
【0044】ここで、「終了」であると判定されると、
RAM16に格納されたページデータDpと製版指定情
報格納テーブルTBL2とを磁気ディスク装置28に格
納する処理を行なう(ステップS290)。なお、製版
指定情報格納テーブルTBL2を磁気ディスク装置28
に格納する際には、製版指定情報格納テーブルTBL2
内の第1画像部品の格納アドレス値および第2画像部品
の格納アドレス値を、第1画像部品の名前と第2画像部
品の名前とにそれぞれ変換して格納する。その後、「エ
ンド」に抜けて本ルーチンの処理を終える。一方、ステ
ップS280で「終了」でないと判定されると、処理を
ステップS120に戻し、オペレータからの次の指示を
待つ。
【0045】なお、前述した製版指定情報の設定処理ル
ーチンのステップS120およびS130の処理により
画像部品選択部10aの機能が、ステップS140ない
しS160の処理によりメニューボタン・矢印線描画部
10bの機能が、ステップS170およびS180の処
理によりメニュー描画部10cの機能が、ステップS2
30およびS240の処理により製版指定情報書込み部
10dの機能がそれぞれ実現されている。
【0046】次に、前述した製版指定情報の設定処理ル
ーチンにより設定された製版指定情報をその設定領域と
共に表示する処理について、図11および図12のフロ
ーチャートに沿って説明する。なお、この処理ルーチン
は、CRT画面上に予め設定された製版指定情報表示ボ
タンがオペレータによりマウス22を用いてオンされた
ときに、CPU10により実行されるものである。
【0047】製版指示情報表示ボタンがオンされて処理
が開始されると、まず、表示したい製版指定情報の種類
S1を入力する処理を行なう(ステップS300)。詳
しくは、製版指定情報表示ボタンがオンされると、図1
3に示すように、CRT画面の下部に製版指定情報の種
類が複数表示されることから、これら表示された製版指
定情報の種類をマウスにより選択指定することで、表示
したい製版指定情報の種類S1の入力がなされる。
【0048】次いで、変数Nに初期値として値1を設定
する(ステップS310)。続いて、RAM16上にあ
る製版指定情報格納テーブルTBL2からN番目のレコ
ードを読み込む処理を行なう(ステップS320)。そ
の後、そのN番目のレコードに格納される製版指定情報
の種類(N)がステップS300で入力された製版指定
情報の種類S1と等しいか否かを判別する(ステップS
330)。ここで、両者が等しいと判別されると、その
種類S1が「Trap」であるか否かを判定する(ステ
ップ340)。
【0049】ステップS340で種類S1が「Tra
p」であると判定されると、以下の処理を行なう。ま
ず、ステップ320で読み込んだN番目のレコードに記
憶されている第1画像部品および第2画像部品のアドレ
ス値で特定される画像部品に関し、両画像部品の格納位
置から両画像部品の上下関係が下にある画像部品を求
め、その画像部品の領域を表示コントローラ26の表示
マスクとして登録する(ステップS350)。なお、本
実施例においては、画像部品の上下関係は画像部品の格
納順に基づいて決まるものとする。この結果、カラーC
RTディスプレイ24にはその表示マスクの領域のみに
表示がなされることになる。次いで、上にある画像部品
を求め、その画像部品の輪郭を強調表示する(ステップ
S360)。この際、その輪郭の強調表示部分は前記表
示マスクの領域内に限られることから、第1画像部品I
1と第2画像部品I2との間のかぶせの領域がCRT画
面に表示される。その後、表示コントローラ26の表示
マスクを解除する(ステップS370)。
【0050】ステップS350ないしS370の処理に
よる画像部品の変化を図14に示した。同図に示すよう
に、ステップS350により第2画像部品I2が表示マ
スクMSK1として登録され、一方、ステップS360
により、第1画像部品I1の輪郭を抽出してその輪郭を
強調表示すると共に、この強調表示した画像I1aと表
示マスクMSK1とのANDがとられることになる。こ
の結果の画像I1bが当初の画像に表示される。こうし
て、図中に示す様に、第1画像部品I1と第2画像部品
I2とのかぶせの領域I1bがCRT画面に表示される
ことになる。
【0051】一方、ステップS340で種類S1が「T
rap」でないと判定されると、続いて、種類S1が
「Edge」であるか否かを判定する(ステップ38
0)。ここで、種類S1が「Edge」であると判定さ
れると、以下の処理を行なう。
【0052】まず、ステップ320で読み込んだN番目
のレコードに記憶されている第1画像部品および第2画
像部品のアドレス値で特定される画像部品に関し、白縁
をつける方の画像部品(第1画像部品)の否定(NO
T)をとり、その領域を表示コントローラ26の表示マ
スクとして登録する(ステップS390)。
【0053】次いで、白縁がつけられる方の画像部品
(第2画像部品)のマスクとステップS390で登録し
た表示マスクとの論理積(AND)をとり、その結果の
領域を表示コントローラ26の新たな表示マスクとして
登録する(ステップS400)。次いで、白縁をつける
方の画像部品(第1画像部品)の輪郭を内外に太らせて
その太らせ領域を表示する(ステップS410)。この
際、その太らせ領域の表示部分は前記表示マスクの領域
内に限られることから、第1画像部品I1と第2画像部
品I2との間の白縁の領域がCRT画面に表示される。
その後、表示コントローラ26の表示マスクを解除する
(ステップS420)。
【0054】ステップS390ないしS420の処理に
よる画像部品の変化を図15に示した。同図に示すよう
に、ステップS390により第1画像部品I1のNOT
領域が表示マスクMSK2として登録され、一方、ステ
ップS400により、第2画像部品I2のマスクMが求
められ、そのマスクMと表示マスクMSK2とのAND
がとられ、その結果の領域が新たな表示マスクMSK4
として登録される。
【0055】さらに、ステップS410により第1画像
部品I1の輪郭を内外に太らせた領域I1cを表示する
と共に、この領域I1cと表示マスクMSK4とのAN
Dがとられることになる。この結果の領域I1dが当初
の画像に表示される。こうして、図中に示すように、第
1画像部品I1と第2画像部品I2との間の白縁の領域
I1dがCRT画面に表示されることになる。
【0056】ステップS380で種類S1が「Edg
e」でないと判定されると、続いて、種類S1が「Ov
er Print」であるか否かを判定する(ステップ
430)。ここで、種類S1が「Over Prin
t」であると判定されると、ステップ320で読み込ん
だN番目のレコードに記憶されている第1画像部品を、
色を換える等して強調表示する処理を行なう(ステップ
S440)。その後、処理は図12のステップS450
に進む。一方、ステップS330で種類(N)が入力さ
れた製版指定情報の種類S1と等しくないと判定された
とき、ステップS430で種類S1が「Over Pr
int」でないと判定されたとき、ステップS370の
実行後、またはステップS420の実行後も、処理は図
12のステップS450に進む。
【0057】ステップS450では、変数Nを値1だけ
インクリメントし、その後、変数Nが製版指定情報格納
テーブルTBL2の格納レコード数Nmaxより大きく
なったか否かを判定する(ステップ460)。ここで、
変数NがNmaxより大きいと判定されると、製版指定
情報格納テーブルTBL2に格納された全てのレコード
に対して製版指定情報の設定領域の表示がなされたもの
として、本ルーチンの処理を終える。一方、ステップS
460で変数NがNmax以下であると判定された場合
には、処理はステップS320に戻り、ステップS32
0ないしS460の処理を繰り返し実行して製版指定情
報の次の設定領域の表示がなされる。
【0058】前記処理の結果表示される製版指定情報と
その設定領域との一例を図16に示した。同図に示すよ
うに、CRT画面の下部には製版指定情報として「Tr
ap」が選択された結果がチェック記号CHで示されて
おり、その「Trap」の設定がなされた画像部品間の
領域E1が表示されている。オペレータはこのCRT画
面を見ることで、「Trap」の製版指定情報が設定さ
れた領域を一目瞭然で知ることができる。なお、図16
中には、設定領域として領域E1だけが表示された場合
を示したが、「Trap」の設定がなされた画像部品間
の領域がさらにある場合には、領域E1と同時に複数の
領域が表示される。
【0059】以上詳述してきた本実施例によれば、メニ
ューMNから設定したい製版指定情報を選択する際に、
図4の(F)および図5の(J)に示すように、製版指
定の対象となる画像部品から矢印線AL1,AL2が引
き出されて表示されることから、製版指定情報の設定対
象がどの画像部品に対するものか、オペレータにとって
不明瞭となることがない。さらに、画像部品から矢印線
AL1,AL2を引き出して表示する構成は、製版指定
書における記載と似通ったものであることから、オペレ
ータに感覚的に違和感を与えることもない。これらの結
果、操作性を向上し、設定速度の向上を図ることができ
る。
【0060】また、本実施例においては、矢印線AL
1,AL2の起点側にプルダウン形式でメニューを開く
ように構成されていることから、オペレータに次操作を
明瞭に促すことができ、より操作性に優れている。さら
に、本実施例においては、製版指定情報の設定直後に、
図4の(H)および図5の(L)に示すように、製版指
定情報を示す表示が記された製版指定情報表示欄EA
と、この製版指定情報表示欄EAから設定対象となる画
像部品に至る線分L1,L2とを表示するように構成さ
れていることから、製版指定情報の設定の終了後におい
ても、製版指定の対象部品とその設定した内容とをCR
T画面上で直ちに確認することができる。また、CRT
画面上に予め設定された製版指定情報表示ボタンをマウ
スによりクリックすることで、それまでに設定した製版
指定情報をその種類毎に一括して設定領域とともに表示
させることができる。
【0061】次に、前記実施例の変形例を幾つか述べ
る。前記実施例では、メニューボタンMBをマウス22
にて指示したときに、メニューMNをメニューボタンM
Bからプルダウン形式で開く構成としていたが、これに
換えて、CRT画面の上部に設けたメニューバーの内容
が複数の製版指定情報が記されたものに変わる構成とし
てもよい。
【0062】また、前記実施例では、製版指定情報表示
欄EAと設定対象となる画像部品とを線分L1,L2で
表示していたが、これに換えて、画像部品方向へ向かう
矢印線を表示する構成としてもよい。さらに、その製版
指定情報表示欄EAからの矢印線の位置に、メニューボ
タンMBに至る矢印線AL1,AL2を一致させ、当初
メニューボタンMBを表示させて、製版指定情報の設定
後にそのメニューボタンMBに換えて製版指定情報表示
欄EAを表示させる構成としてもよい。
【0063】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製版指定情
報の設定方法によれば、メニューから設定したい製版指
定情報を選択する際に、製版指定の対象となる画像部品
から線分が引き出されて表示されることから、製版指定
情報の設定対象がどの画像部品に対するものか、オペレ
ータにとって不明瞭となることがない。さらに、画像部
品から線分を引き出して表示する構成は、製版指定書に
おける記載と似通ったものであることから、オペレータ
に感覚的に違和感を与えることもない。これらの結果、
操作性を向上し、設定速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての製版指定情報の設定
方法を実現する画像処理装置のブロック図である。
【図2】CRT画面に表示されたページデータDpに基
づくページ画像を示す説明図である。
【図3】オペレータがカラーCRTディスプレイ24の
表示画面と対話していく手順の前半部を示す説明図であ
る。
【図4】前記手順の後半部を示す説明図である。
【図5】オペレータがカラーCRTディスプレイ24の
表示画面と対話していく手順の他の例を示す説明図であ
る。
【図6】CPU10により実行される製版指定情報の設
定処理ルーチンの前半部を示すフローチャートである。
【図7】製版指定情報の設定処理ルーチンの後半部を示
すフローチャートである。
【図8】画像部品I1の格納位置のアドレス値とヒット
されたCRT画面上の座標位置とを示す説明図である。
【図9】選択部品格納テーブルTBL1を示す説明図で
ある。
【図10】製版指定情報格納テーブルTBL2を示す説
明図である。
【図11】CPU10により実行される製版指定情報の
表示処理ルーチンの前半部を示すフローチャートであ
る。
【図12】製版指定情報の表示処理ルーチンの後半部を
示すフローチャートである。
【図13】製版指定情報表示ボタンがオンされた後のC
RT画面を示す説明図である。
【図14】かぶせの処理による画像部品の変化を示す説
明図である。
【図15】白縁の処理による画像部品の変化を示す説明
図である。
【図16】製版指定情報の表示処理の結果表示されるC
RT画面を示す説明図である。
【図17】従来より用いられている製版指示書の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10…CPU 10a…画像部品選択部 10b…メニューボタン・矢印線描画部 10c…メニュー描画部 10d…製版指定情報書込み部 14…ROM 16…RAM 22…マウス 24…カラーCRTディスプレイ 26…表示コントローラ 28…磁気ディスク装置 AL1…第1の矢印線 AL2…第2の矢印線 Dp…ページデータ IP…ページ画像 I1…第1画像部品 I2…第2画像部品 I3…第3画像部品 MB…メニューボタン MN…メニュー TBL1…選択部品格納テーブル TBL2…製版指定情報格納テーブル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製版用の画像データを表示画面上
    に表示した上で、2つの画像データ間についての製版指
    定の内容を示す製版指定情報を設定する製版指定情報の
    設定方法であって、 (a)外部からの指令を受けて前記表示画面上に表示さ
    れた複数の画像データから第1の画像データを選択する
    工程と、 (b)スイッチの役目を持つ表示項目を前記表示画面上
    の所定の位置に表示すると共に、該表示項目と前記第1
    の画像データとを結ぶ第1の線分を表示する工程と、 (c)外部からの指令を受けて前記表示画面上に表示さ
    れた複数の画像データから第2の画像データを選択する
    工程と、 (d)前記表示画面上で前記第2の画像データと前記表
    示項目とを結ぶ第2の線分を表示する工程と、 (e)外部からの指令を受けて前記表示項目のスイッチ
    がオンされると、複数の製版指定情報を記したメニュー
    を前記表示画面上に表示する工程と、 (f)外部からの指令を受けて前記メニューに記された
    複数の製版指定情報から一の製版指定情報を選択する工
    程と、 (g)該選択された一の製版指定情報を、前記第1の画
    像データと第2の画像データとの間の製版指定情報とし
    て記憶する工程とを備えた製版指定情報の設定方法。
  2. 【請求項2】 一又は複数の製版用の画像データを表示
    画面上に表示した上で、該画像データについての背景に
    対する製版指定の内容を示す製版指定情報を設定する製
    版指定情報の設定方法であって、 (a)外部からの指令を受けて前記表示画面上に表示さ
    れた画像データから一の画像データを選択する工程と、 (b)スイッチの役目を持つ表示項目を前記表示画面上
    の所定の位置に表示すると共に、該表示項目と前記選択
    された画像データとを結ぶ線分を表示する工程と、 (c)外部からの指令を受けて前記表示項目のスイッチ
    がオンされると、複数の製版指定情報を記したメニュー
    を前記表示画面上に表示する工程と、 (d)外部からの指令を受けて前記メニューに記された
    複数の製版指定情報から一の製版指定情報を選択する選
    択工程と、 (e)該選択された一の製版指定情報を、前記背景に対
    する前記選択された画像データの製版指定情報として記
    憶する工程とを備えた製版指定情報の設定方法。
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