JP2750342B2 - 油圧リフト装置 - Google Patents
油圧リフト装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば台車上のマ
ストにテーブルを装着させるテーブル付運搬車、または
台車上のマストにフォークを装着させるフォーク付リフ
ト車の油圧リフト装置に関する。
ストにテーブルを装着させるテーブル付運搬車、または
台車上のマストにフォークを装着させるフォーク付リフ
ト車の油圧リフト装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、リフトシリンダ
及びプランジャポンプを油圧ベース上に立設させて油圧
ジャッキユニットを構成し、支点台に大ストローク軸を
介して大ストロークアームを回転自在に連結させ、大ス
トロークアームに小ストローク軸を介して小ストローク
アームを回転自在に連結させ、プランジャポンプに小ス
トロークアームを当接させると共に、大小ストロークア
ームを係脱自在に連結させるフックを設ける技術があ
る。しかし乍ら、プランジャポンプを作動させるレバー
に前記フックを固定させ、レバーを軸芯回りに回転させ
てフックを係脱操作していたから、前記レバーを軸芯回
りに回転させる構造が必要であり、該構造によってレバ
ー構造が特定される不具合があり、テーブル付運搬車ま
たはフォーク付リフト車に油圧ジャッキユニットを兼用
し得ず、製造コストの低減などを容易に図り得ない等の
問題があった。
及びプランジャポンプを油圧ベース上に立設させて油圧
ジャッキユニットを構成し、支点台に大ストローク軸を
介して大ストロークアームを回転自在に連結させ、大ス
トロークアームに小ストローク軸を介して小ストローク
アームを回転自在に連結させ、プランジャポンプに小ス
トロークアームを当接させると共に、大小ストロークア
ームを係脱自在に連結させるフックを設ける技術があ
る。しかし乍ら、プランジャポンプを作動させるレバー
に前記フックを固定させ、レバーを軸芯回りに回転させ
てフックを係脱操作していたから、前記レバーを軸芯回
りに回転させる構造が必要であり、該構造によってレバ
ー構造が特定される不具合があり、テーブル付運搬車ま
たはフォーク付リフト車に油圧ジャッキユニットを兼用
し得ず、製造コストの低減などを容易に図り得ない等の
問題があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、リフ
トシリンダ及びプランジャポンプを油圧ベース上に立設
させて油圧ジャッキユニットを構成し、支点台に大スト
ローク軸を介して大ストロークアームを回転自在に連結
させ、大ストロークアームに小ストローク軸を介して小
ストロークアームを回転自在に連結させ、プランジャポ
ンプに小ストロークアームを当接させると共に、大小ス
トロークアームを係脱自在に連結させるフックを設ける
油圧リフト装置において、プランジャポンプを作動させ
るレバーを着脱自在に連結させるレバー台を小ストロー
クアームに固定させると共に、大ストロークアームに係
合する位置または離脱する位置に前記フックを支持させ
る位置決めピンを設けたもので、位置決めピン操作によ
ってフックを大ストロークアームに係脱させ得、前記レ
バーによってフックの係脱を行う必要がなく、足踏み用
または手漕ぎ用のレバーを互換自在にレバー台に取付け
得、油圧ジャッキユニットの兼用による製造コストの低
減などを容易に図り得るものである。
トシリンダ及びプランジャポンプを油圧ベース上に立設
させて油圧ジャッキユニットを構成し、支点台に大スト
ローク軸を介して大ストロークアームを回転自在に連結
させ、大ストロークアームに小ストローク軸を介して小
ストロークアームを回転自在に連結させ、プランジャポ
ンプに小ストロークアームを当接させると共に、大小ス
トロークアームを係脱自在に連結させるフックを設ける
油圧リフト装置において、プランジャポンプを作動させ
るレバーを着脱自在に連結させるレバー台を小ストロー
クアームに固定させると共に、大ストロークアームに係
合する位置または離脱する位置に前記フックを支持させ
る位置決めピンを設けたもので、位置決めピン操作によ
ってフックを大ストロークアームに係脱させ得、前記レ
バーによってフックの係脱を行う必要がなく、足踏み用
または手漕ぎ用のレバーを互換自在にレバー台に取付け
得、油圧ジャッキユニットの兼用による製造コストの低
減などを容易に図り得るものである。
【０００４】また、足踏みレバーと手漕ぎレバーをレバ
ー台に互換自在に取付けると共に、テーブル付運搬車と
フォーク付リフト車に油圧ジャッキユニットを互換自在
に装設させるもので、前記各レバーを選択することによ
って同一構造の油圧ジャッキユニットをテーブル付運搬
車またはフォーク付リフト車に取付け得、油圧ジャッキ
ユニットを兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
し得るものである。
ー台に互換自在に取付けると共に、テーブル付運搬車と
フォーク付リフト車に油圧ジャッキユニットを互換自在
に装設させるもので、前記各レバーを選択することによ
って同一構造の油圧ジャッキユニットをテーブル付運搬
車またはフォーク付リフト車に取付け得、油圧ジャッキ
ユニットを兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
し得るものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図１はテーブル付運搬車の側面図、図
２は同背面図、図３は油圧ジャッキユニットの側面図、
図４は同拡大図であり、前後輪（１）（２）を有する台
車（３）上に手押ハンドル（４）付のパイプマスト
（５）を立設させ、前記マスト（５）にリフト台（６）
を昇降自在に設けると共に、ロードチェン（７）を介し
て前記リフト台（６）を上昇させる油圧リフトシリンダ
（８）と、足踏みレバー（９）の足踏み操作によって前
記リフトシリンダ（８）を駆動するプランジャポンプ
（１０）と、圧抜レバー（１１）操作によってリフトシ
リンダ（８）の作動油を排出させる圧抜バルブ（１２）
と、前記リフトシリンダ（８）を内挿させる油タンク
（１３）を、台車（３）上の油圧ベース（１４）に取付
け、前記足踏みレバー（９）及びレバー（１１）の手動
操作によってリフト台（６）に固定したテーブル（１
５）を昇降させると共に、ハンドル（４）の押引操作に
よって台車（３）を移動させるようにテーブル付運搬車
（１６）を構成している。
づいて詳述する。図１はテーブル付運搬車の側面図、図
２は同背面図、図３は油圧ジャッキユニットの側面図、
図４は同拡大図であり、前後輪（１）（２）を有する台
車（３）上に手押ハンドル（４）付のパイプマスト
（５）を立設させ、前記マスト（５）にリフト台（６）
を昇降自在に設けると共に、ロードチェン（７）を介し
て前記リフト台（６）を上昇させる油圧リフトシリンダ
（８）と、足踏みレバー（９）の足踏み操作によって前
記リフトシリンダ（８）を駆動するプランジャポンプ
（１０）と、圧抜レバー（１１）操作によってリフトシ
リンダ（８）の作動油を排出させる圧抜バルブ（１２）
と、前記リフトシリンダ（８）を内挿させる油タンク
（１３）を、台車（３）上の油圧ベース（１４）に取付
け、前記足踏みレバー（９）及びレバー（１１）の手動
操作によってリフト台（６）に固定したテーブル（１
５）を昇降させると共に、ハンドル（４）の押引操作に
よって台車（３）を移動させるようにテーブル付運搬車
（１６）を構成している。
【０００６】また、前記油圧ベース（１４）上に立設さ
せるリフトシリンダ（８）上端側にピストン（１６）を
出入自在に突出させ、ピストン（１６）上端にスプロケ
ット（１７）を回転自在に軸支させ、スプロケット（１
７）に前記ロードチェン（７）中間を巻装させると共
に、リフトシリンダ（８）外周に設ける油タンク（１
３）上端側に止め板（１８）を固定させ、ロードチェン
（７）の一端を止め板（１８）に着脱自在にボルト（１
９）止め固定させ、ロードチェン（７）の他端を前記リ
フト台（６）に着脱自在にボルト（２０）止め固定させ
ている。
せるリフトシリンダ（８）上端側にピストン（１６）を
出入自在に突出させ、ピストン（１６）上端にスプロケ
ット（１７）を回転自在に軸支させ、スプロケット（１
７）に前記ロードチェン（７）中間を巻装させると共
に、リフトシリンダ（８）外周に設ける油タンク（１
３）上端側に止め板（１８）を固定させ、ロードチェン
（７）の一端を止め板（１８）に着脱自在にボルト（１
９）止め固定させ、ロードチェン（７）の他端を前記リ
フト台（６）に着脱自在にボルト（２０）止め固定させ
ている。
【０００７】また、前記台車（３）に受板（２１）を一
体固定させ、受板（２１）上面に円柱形突起（２２）を
固定させ、受板（２１）上に油圧ベース（１４）を載
せ、油圧ベース（１４）下面の円形ノッチ（２３）に突
起（２２）を着脱自在に係入させ、油圧ベース（１４）
を台車（３）に固定させると共に、前記マスト（５）に
背面フレーム（２４）を一体固定させ、前記止め板（１
８）を背面フレーム（２４）に着脱自在にボルト（２
５）止め固定させ、リフトシリンダ（８）を立設固定さ
せている。
体固定させ、受板（２１）上面に円柱形突起（２２）を
固定させ、受板（２１）上に油圧ベース（１４）を載
せ、油圧ベース（１４）下面の円形ノッチ（２３）に突
起（２２）を着脱自在に係入させ、油圧ベース（１４）
を台車（３）に固定させると共に、前記マスト（５）に
背面フレーム（２４）を一体固定させ、前記止め板（１
８）を背面フレーム（２４）に着脱自在にボルト（２
５）止め固定させ、リフトシリンダ（８）を立設固定さ
せている。
【０００８】さらに、図４乃至図８に示す如く、前記油
圧ベース（１４）上にプランジャポンプ（１０）を立設
させ、該ポンプ（１０）のプランジャ（２６）にバネ座
（２７）を固定させ、リターンバネ（２８）を張設させ
ると共に、油タンク（１３）に支点台（２９）を一体固
定させ、支点台（２９）に大ストローク軸（３０）を介
して大ストロークアーム（３１）を回転自在に軸支さ
せ、大ストロークアーム（３１）に小ストローク軸（３
２）を介して小ストロークアーム（３３）を回転自在に
軸支させ、前記プランジャ（２６）上端に上方から当接
させる加圧ロール（３４）を小ストロークアーム（３
３）に支軸（３５）を介して回転自在に軸支させるもの
で、大ストロークアーム（３１）に一体形成した突起
（３６）を油タンク（１３）に当接させ、リターンバネ
（２８）によるプランジャ（２６）の上方突出を規制し
ている。
圧ベース（１４）上にプランジャポンプ（１０）を立設
させ、該ポンプ（１０）のプランジャ（２６）にバネ座
（２７）を固定させ、リターンバネ（２８）を張設させ
ると共に、油タンク（１３）に支点台（２９）を一体固
定させ、支点台（２９）に大ストローク軸（３０）を介
して大ストロークアーム（３１）を回転自在に軸支さ
せ、大ストロークアーム（３１）に小ストローク軸（３
２）を介して小ストロークアーム（３３）を回転自在に
軸支させ、前記プランジャ（２６）上端に上方から当接
させる加圧ロール（３４）を小ストロークアーム（３
３）に支軸（３５）を介して回転自在に軸支させるもの
で、大ストロークアーム（３１）に一体形成した突起
（３６）を油タンク（１３）に当接させ、リターンバネ
（２８）によるプランジャ（２６）の上方突出を規制し
ている。
【０００９】また、操作部（３７）と円柱部（３９）を
足踏みレバー（９）に備え、円柱部（３８）上端に水平
軸（３９）回りに揺動自在に操作部（３７）基端を軸支
させ、図３のように、操作部（３７）を上方折畳み位置
（上方仮想線）または後方操作位置（実線）に択一支持
させると共に、リング部（４０）と係止アーム（４１）
を備えるフック（４２）を設け、前記小ストロークアー
ム（３３）上面に円筒形レバー台（４３）を立設固定さ
せ、フック（４２）のリング部（４０）に貫挿させるレ
バー（９）の円柱部（３８）をレバー台（４３）に差込
み、図６のように円柱部（３８）をレバー台（４３）に
着脱自在にボルト（４４）止め固定させ、円柱部（３
８）軸芯回りに回転自在にフック（４２）を取付ける。
足踏みレバー（９）に備え、円柱部（３８）上端に水平
軸（３９）回りに揺動自在に操作部（３７）基端を軸支
させ、図３のように、操作部（３７）を上方折畳み位置
（上方仮想線）または後方操作位置（実線）に択一支持
させると共に、リング部（４０）と係止アーム（４１）
を備えるフック（４２）を設け、前記小ストロークアー
ム（３３）上面に円筒形レバー台（４３）を立設固定さ
せ、フック（４２）のリング部（４０）に貫挿させるレ
バー（９）の円柱部（３８）をレバー台（４３）に差込
み、図６のように円柱部（３８）をレバー台（４３）に
着脱自在にボルト（４４）止め固定させ、円柱部（３
８）軸芯回りに回転自在にフック（４２）を取付ける。
【００１０】また、図７に示す如く、前記フック（４
２）のリング部（４０）に円筒形ホルダ（４５）を固定
させ、該ホルダ（４５）に位置決めピン（４６）を摺動
自在に内挿させ、レバー（９）の円柱部（３８）に形成
する係合ノッチ（４７）または離脱ノッチ（４８）にバ
ネ（４９）を介してピン（４６）を択一的に係止させる
と共に、ピン（４６）の頭部（５０）を引張ってノッチ
（４７）（４８）からピン（４６）を脱出させ、円柱部
（３８）軸芯回りにリング部（４０）を回転させ、フッ
ク（４２）の係止アーム（４１）を大ストロークアーム
（３１）係合位置または離脱位置に移動させるように構
成している。
２）のリング部（４０）に円筒形ホルダ（４５）を固定
させ、該ホルダ（４５）に位置決めピン（４６）を摺動
自在に内挿させ、レバー（９）の円柱部（３８）に形成
する係合ノッチ（４７）または離脱ノッチ（４８）にバ
ネ（４９）を介してピン（４６）を択一的に係止させる
と共に、ピン（４６）の頭部（５０）を引張ってノッチ
（４７）（４８）からピン（４６）を脱出させ、円柱部
（３８）軸芯回りにリング部（４０）を回転させ、フッ
ク（４２）の係止アーム（４１）を大ストロークアーム
（３１）係合位置または離脱位置に移動させるように構
成している。
【００１１】また、図８に示す如く、前記レバー（９）
の円柱部（３８）上端に円板（５１）を介してストッパ
（５２）（５３）を一体固定させ、位置決めピン（４
６）がノッチ（４７）（４８）に係止する範囲で円柱部
（３８）軸芯回りにフック（４１）が回転するように、
フック（４１）をストッパ（５２）（５３）に当接させ
てフック（４１）の回転を規制し、ピン（４６）を各ノ
ッチ（４７）（４８）に係止させる操作性を向上させて
いる。
の円柱部（３８）上端に円板（５１）を介してストッパ
（５２）（５３）を一体固定させ、位置決めピン（４
６）がノッチ（４７）（４８）に係止する範囲で円柱部
（３８）軸芯回りにフック（４１）が回転するように、
フック（４１）をストッパ（５２）（５３）に当接させ
てフック（４１）の回転を規制し、ピン（４６）を各ノ
ッチ（４７）（４８）に係止させる操作性を向上させて
いる。
【００１２】上記から明らかなように、リフトシリンダ
（８）及びプランジャポンプ（１０）を油圧ベース（１
４）上に立設させて油圧ジャッキユニット（５４）を構
成し、支点台（２９）に大ストローク軸（３０）を介し
て大ストロークアーム（３１）を回転自在に連結させ、
大ストロークアーム（３１）に小ストローク軸（３２）
を介して小ストロークアーム（３３）を回転自在に連結
させ、プランジャポンプ（１０）に小ストロークアーム
（３３）を当接させると共に、大小ストロークアーム
（３１）（３３）を係脱自在に連結させるフック（４
２）を設ける油圧リフト装置において、プランジャポン
プ（１０）を作動させるレバー（９）を着脱自在に連結
させるレバー台（４３）を小ストロークアーム（３３）
に固定させると共に、大ストロークアーム（３１）に係
合する位置または離脱する位置に前記フック（４２）を
支持させる位置決めピン（４６）を設け、図４のよう
に、大ストロークアーム（３１）にフック（４２）を係
合させて大小ストロークアーム（３１）（３３）を連結
させたとき、レバー（９）の足踏み操作によって各アー
ム（３１）（３３）が揺動してプランジャ（２６）のス
トロークが大きくなり、テーブル（１５）を早い速度で
上昇させる一方、大ストロークアーム（３１）からフッ
ク（４２）を離脱させたとき、レバー（９）の足踏み操
作によって小ストロークアーム（３３）だけが揺動して
プランジャ（２６）のストロークが小さくなり、テーブ
ル（１５）を遅い速度で上昇させるように構成してい
る。
（８）及びプランジャポンプ（１０）を油圧ベース（１
４）上に立設させて油圧ジャッキユニット（５４）を構
成し、支点台（２９）に大ストローク軸（３０）を介し
て大ストロークアーム（３１）を回転自在に連結させ、
大ストロークアーム（３１）に小ストローク軸（３２）
を介して小ストロークアーム（３３）を回転自在に連結
させ、プランジャポンプ（１０）に小ストロークアーム
（３３）を当接させると共に、大小ストロークアーム
（３１）（３３）を係脱自在に連結させるフック（４
２）を設ける油圧リフト装置において、プランジャポン
プ（１０）を作動させるレバー（９）を着脱自在に連結
させるレバー台（４３）を小ストロークアーム（３３）
に固定させると共に、大ストロークアーム（３１）に係
合する位置または離脱する位置に前記フック（４２）を
支持させる位置決めピン（４６）を設け、図４のよう
に、大ストロークアーム（３１）にフック（４２）を係
合させて大小ストロークアーム（３１）（３３）を連結
させたとき、レバー（９）の足踏み操作によって各アー
ム（３１）（３３）が揺動してプランジャ（２６）のス
トロークが大きくなり、テーブル（１５）を早い速度で
上昇させる一方、大ストロークアーム（３１）からフッ
ク（４２）を離脱させたとき、レバー（９）の足踏み操
作によって小ストロークアーム（３３）だけが揺動して
プランジャ（２６）のストロークが小さくなり、テーブ
ル（１５）を遅い速度で上昇させるように構成してい
る。
【００１３】さらに、図９はフォーク付リフト車の側面
図、図１０は同背面部、図１１は部分拡大図であり、図
中（５５）は前輪（５６）（５６）及び後輪（５７）
（５７）を装設する走行可能な基台、（５８）（５８）
は前記基台（５５）の後部両側に略平行に立設させる端
面Ｃ形柱状マスト、（５９）は前記マスト（５８）（５
８）に昇降可能に支持させるフォーク、（６０）（６
０）は前記マスト（５８）（５８）の背部中間に固設さ
せる操縦用の把手であり、図１に示すテーブル付運搬車
（Ａ）に用いた図３の油圧ジャッキユニット（５４）を
フォーク付リフト車（Ｂ）に取付けるもので、前記基台
（５５）に受板（２１）及び突起（２２）を一体固定し
て油圧ベース（１４）を着脱自在に載せると共に、前記
マスト（５８）に背面フレーム（２４）を一体固定させ
て止め板（１８）をボルト（２５）止め固定させ、前記
フォーク（５９）にロードチェン（７）の一端をボルト
（２０）止め連結させる。
図、図１０は同背面部、図１１は部分拡大図であり、図
中（５５）は前輪（５６）（５６）及び後輪（５７）
（５７）を装設する走行可能な基台、（５８）（５８）
は前記基台（５５）の後部両側に略平行に立設させる端
面Ｃ形柱状マスト、（５９）は前記マスト（５８）（５
８）に昇降可能に支持させるフォーク、（６０）（６
０）は前記マスト（５８）（５８）の背部中間に固設さ
せる操縦用の把手であり、図１に示すテーブル付運搬車
（Ａ）に用いた図３の油圧ジャッキユニット（５４）を
フォーク付リフト車（Ｂ）に取付けるもので、前記基台
（５５）に受板（２１）及び突起（２２）を一体固定し
て油圧ベース（１４）を着脱自在に載せると共に、前記
マスト（５８）に背面フレーム（２４）を一体固定させ
て止め板（１８）をボルト（２５）止め固定させ、前記
フォーク（５９）にロードチェン（７）の一端をボルト
（２０）止め連結させる。
【００１４】また、１本のパイプで形成する手漕ぎレバ
ー（６１）に円板（５１）を介してストッパ（５１）
（５２）を一体固定させ、フック（４２）のリング部
（４０）に貫挿させるレバー（６１）端部をレバー台
（４３）に内挿させてボルト（４４）止め固定させ、小
ストロークアーム（３３）上にレバー台（４３）を介し
て手漕ぎレバー（６１）を立設させるもので、大ストロ
ークアーム（３１）にフック（４２）を係脱操作し、前
記足踏みレバー（９）操作と同様に、手漕ぎレバー（６
１）操作によりプランジャ（２６）を大小ストロークで
作動させ、フォーク（５９）を早い速度または遅い速度
で上昇させるように構成している。
ー（６１）に円板（５１）を介してストッパ（５１）
（５２）を一体固定させ、フック（４２）のリング部
（４０）に貫挿させるレバー（６１）端部をレバー台
（４３）に内挿させてボルト（４４）止め固定させ、小
ストロークアーム（３３）上にレバー台（４３）を介し
て手漕ぎレバー（６１）を立設させるもので、大ストロ
ークアーム（３１）にフック（４２）を係脱操作し、前
記足踏みレバー（９）操作と同様に、手漕ぎレバー（６
１）操作によりプランジャ（２６）を大小ストロークで
作動させ、フォーク（５９）を早い速度または遅い速度
で上昇させるように構成している。
【００１５】上記から明らかなように、足踏みレバー
（９）と手漕ぎレバー（６１）をレバー台（４３）に互
換自在に取付けると共に、テーブル付運搬車（Ａ）とフ
ォーク付リフト車（Ｂ）に油圧ジャッキユニット（５
４）を互換自在に装設させるもので、位置決めピン（４
６）操作によってフック（４２）を大ストロークアーム
（３１）に係脱させることができ、前記レバー（９）に
よってフック（４２）の係脱を行う必要がなく、足踏み
用または手漕ぎ用のレバー（９）を互換自在にレバー台
（４３）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）の兼用並びに前記各レバー（９）（６１）の選
択によって同一構造の油圧ジャッキユニット（５４）を
テーブル付運搬車（Ａ）またはフォーク付リフト車
（Ｂ）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）を兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
でき、製造コストの低減などを図れる。
（９）と手漕ぎレバー（６１）をレバー台（４３）に互
換自在に取付けると共に、テーブル付運搬車（Ａ）とフ
ォーク付リフト車（Ｂ）に油圧ジャッキユニット（５
４）を互換自在に装設させるもので、位置決めピン（４
６）操作によってフック（４２）を大ストロークアーム
（３１）に係脱させることができ、前記レバー（９）に
よってフック（４２）の係脱を行う必要がなく、足踏み
用または手漕ぎ用のレバー（９）を互換自在にレバー台
（４３）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）の兼用並びに前記各レバー（９）（６１）の選
択によって同一構造の油圧ジャッキユニット（５４）を
テーブル付運搬車（Ａ）またはフォーク付リフト車
（Ｂ）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）を兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
でき、製造コストの低減などを図れる。
【００１６】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、リフトシリンダ（８）及びプランジャポンプ（１
０）を油圧ベース（１４）上に立設させて油圧ジャッキ
ユニット（５４）を構成し、支点台（２９）に大ストロ
ーク軸（３０）を介して大ストロークアーム（３１）を
回転自在に連結させ、大ストロークアーム（３１）に小
ストローク軸（３２）を介して小ストロークアーム（３
３）を回転自在に連結させ、プランジャポンプ（１０）
に小ストロークアーム（３３）を当接させると共に、大
小ストロークアーム（３１）（３３）を係脱自在に連結
させるフック（４２）を設ける油圧リフト装置におい
て、プランジャポンプ（１０）を作動させるレバー
（９）を着脱自在に連結させるレバー台（４３）を小ス
トロークアーム（３３）に固定させると共に、大ストロ
ークアーム（３１）に係合する位置または離脱する位置
に前記フック（４２）を支持させる位置決めピン（４
６）を設けたもので、位置決めピン（４６）操作によっ
てフック（４２）を大ストロークアーム（３１）に係脱
させることができ、前記レバー（９）によってフック
（４２）の係脱を行う必要がなく、足踏み用または手漕
ぎ用のレバー（９）を互換自在にレバー台（４３）に取
付けることができ、油圧ジャッキユニット（５４）の兼
用による製造コストの低減などを容易に図ることができ
るものである。
は、リフトシリンダ（８）及びプランジャポンプ（１
０）を油圧ベース（１４）上に立設させて油圧ジャッキ
ユニット（５４）を構成し、支点台（２９）に大ストロ
ーク軸（３０）を介して大ストロークアーム（３１）を
回転自在に連結させ、大ストロークアーム（３１）に小
ストローク軸（３２）を介して小ストロークアーム（３
３）を回転自在に連結させ、プランジャポンプ（１０）
に小ストロークアーム（３３）を当接させると共に、大
小ストロークアーム（３１）（３３）を係脱自在に連結
させるフック（４２）を設ける油圧リフト装置におい
て、プランジャポンプ（１０）を作動させるレバー
（９）を着脱自在に連結させるレバー台（４３）を小ス
トロークアーム（３３）に固定させると共に、大ストロ
ークアーム（３１）に係合する位置または離脱する位置
に前記フック（４２）を支持させる位置決めピン（４
６）を設けたもので、位置決めピン（４６）操作によっ
てフック（４２）を大ストロークアーム（３１）に係脱
させることができ、前記レバー（９）によってフック
（４２）の係脱を行う必要がなく、足踏み用または手漕
ぎ用のレバー（９）を互換自在にレバー台（４３）に取
付けることができ、油圧ジャッキユニット（５４）の兼
用による製造コストの低減などを容易に図ることができ
るものである。
【００１７】また、足踏みレバー（９）と手漕ぎレバー
（６１）をレバー台（４３）に互換自在に取付けると共
に、テーブル付運搬車（Ａ）とフォーク付リフト車
（Ｂ）に油圧ジャッキユニット（５４）を互換自在に装
設させるもので、前記各レバー（９）（６１）を選択す
ることによって同一構造の油圧ジャッキユニット（５
４）をテーブル付運搬車（Ａ）またはフォーク付リフト
車（Ｂ）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）を兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
できるものである。
（６１）をレバー台（４３）に互換自在に取付けると共
に、テーブル付運搬車（Ａ）とフォーク付リフト車
（Ｂ）に油圧ジャッキユニット（５４）を互換自在に装
設させるもので、前記各レバー（９）（６１）を選択す
ることによって同一構造の油圧ジャッキユニット（５
４）をテーブル付運搬車（Ａ）またはフォーク付リフト
車（Ｂ）に取付けることができ、油圧ジャッキユニット
（５４）を兼用して用途の異なる複数機種を容易に構成
できるものである。
【図１】テーブル付運搬車の側面図。
【図２】同背面図。
【図３】油圧ジャッキユニットの側面図。
【図４】拡大側面図。
【図５】分解図。
【図６】拡大平面図。
【図７】同平面図。
【図８】同平面図。
【図９】フォーク付リフト車の側面図。
【図１０】同背面図。
【図１１】同拡大側面図。
（Ａ） テーブル付運搬車 （Ｂ） フォーク付リフト車 （８） リフトシリンダ （９） 足踏みレバー （１０） プランジャポンプ （１４） 油圧ベース （２９） 支点台 （３０） 大ストローク軸 （３１） 大ストロークアーム （３２） 小ストローク軸 （３３） 小ストロークアーム （４２） フック （４３） レバー台 （４６） 位置決めピン （５４） 油圧ジャッキユニット （６１） 手漕ぎレバー
Claims (2)
- 【請求項１】 リフトシリンダ及びプランジャポンプを
油圧ベース上に立設させて油圧ジャッキユニットを構成
し、支点台に大ストローク軸を介して大ストロークアー
ムを回転自在に連結させ、大ストロークアームに小スト
ローク軸を介して小ストロークアームを回転自在に連結
させ、プランジャポンプに小ストロークアームを当接さ
せると共に、大小ストロークアームを係脱自在に連結さ
せるフックを設ける油圧リフト装置において、プランジ
ャポンプを作動させるレバーを着脱自在に連結させるレ
バー台を小ストロークアームに固定させると共に、大ス
トロークアームに係合する位置または離脱する位置に前
記フックを支持させる位置決めピンを設けたことを特徴
とする油圧リフト装置。 - 【請求項２】 足踏みレバーと手漕ぎレバーをレバー台
に互換自在に取付けると共に、テーブル付運搬車とフォ
ーク付リフト車に油圧ジャッキユニットを互換自在に装
設させることを特徴とする請求項１に記載の油圧リフト
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191496A JP2750342B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 油圧リフト装置 |
| TW086200272U TW330589U (en) | 1996-02-23 | 1996-06-08 | Hydraulic lift device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191496A JP2750342B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 油圧リフト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09227087A JPH09227087A (ja) | 1997-09-02 |
| JP2750342B2 true JP2750342B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13184914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6191496A Expired - Fee Related JP2750342B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 油圧リフト装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2750342B2 (ja) |
| TW (1) | TW330589U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5356717B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2013-12-04 | 株式会社サルーテ | リフト装置 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP6191496A patent/JP2750342B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-08 TW TW086200272U patent/TW330589U/zh unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09227087A (ja) | 1997-09-02 |
| TW330589U (en) | 1998-04-21 |
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