JP2001088518A - タイヤ着脱装置 - Google Patents

タイヤ着脱装置

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JP2001088518A
JP2001088518A JP2000154021A JP2000154021A JP2001088518A JP 2001088518 A JP2001088518 A JP 2001088518A JP 2000154021 A JP2000154021 A JP 2000154021A JP 2000154021 A JP2000154021 A JP 2000154021A JP 2001088518 A JP2001088518 A JP 2001088518A
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Japan
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tire
arm
wheel
bead
pressing
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JP2000154021A
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English (en)
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Tadayuki Mori
忠行 森
Ichiro Mitsumoto
一郎 三ツ元
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HOFUMAN JAPAN KK
Banzai Ltd
Original Assignee
HOFUMAN JAPAN KK
Banzai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏平タイヤの如きビード部の硬いタイヤであ
ってもホイールへの装着或いは取外しを1人で容易に行
うことができるタイヤ着脱装置を提供する。 【解決手段】 基台1上にホイール載置用のテーブル2
を回動自在に軸支すると共に該テーブル2上にホイール
持着装置3を設置し、更に該テーブル2の周辺部の上方
に介入体3を設置したタイヤ着脱装置において、前記テ
ーブル2の周辺部にマスト9を立設し、該マスト9の上
方に押圧ローラ12を有する押圧アーム10を旋回可能
に且つ昇降可能に設けると共に、該押圧ローラ12を回
転自在のフリー状態又は回転不能のロック状態のいずれ
かの状態に交互に切換え可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のタイヤ、特
にビードの硬い偏平タイヤをホイールから外したり又は
ホイールに装着したりする作業を行なうのに最適なタイ
ヤ着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用タイヤの着脱装置は、ホ
イール載置用のテーブルを基台上に回動自在に軸支する
と共に該テーブルの上部にホイールのリム部を持着する
複数の爪を備え、更に前記テーブルの周辺部の上方に、
タイヤの上側ビード部とホイールのリム部との間に介入
する介入体(以下マウンティングヘッドと称する)を備
えたものが知られている。
【0003】該装置を用いてホイールからタイヤを取り
外す時は、先ず前記爪にてホイールの下側リム部を持着
して固定し、次いでタイヤの上側ビード部とホイールの
上側リム部との間に前記マウンティングヘッドを介入さ
せ、次いで、タイヤレバーを用いて前記ビードの一部を
前記ホイールのリム部上に持ち上げ、前記テーブルを回
転させながら前記上側ビードの全部をホイールの外へ引
き出す。
【0004】下側ビードも同様に、タイヤレバーを用い
てホイールの上側リム部の外へ引き出して、タイヤとホ
イールとを分離することができる。
【0005】尚、タイヤをホイールに装着するのは上記
と逆の手順で行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビードの硬い偏平タイ
ヤでは、タイヤのビード部をホイールのリム部から取り
外すのがむずかしく、従来のタイヤの着脱装置では、一
度外れたビード部が再びリム部に嵌入してしまうなど、
ホイールからタイヤを取り外したり装着したりするのに
困難を伴うという問題があった。
【0007】本発明は上記の問題点を解消し、ビードの
硬い偏平タイヤに対しても一人で容易に取り外しや装着
の作業が行なえるようなタイヤ着脱装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、基台上にホイール載置用のテーブルを回動自
在に軸支すると共に該テーブル上にホイールのリム部の
持着装置を設置し、更に該テーブル上に持着されたタイ
ヤ付きホイールのリム部と該タイヤのビード部の間に介
入可能な介入体を設置したタイヤ着脱装置において、前
記テーブルの周辺にマストを立設し、タイヤのビード部
押圧用の押圧ローラを具備した押圧アームを旋回可能に
且つ昇降可能に該マストの側方に突出させて設けると共
に、該押圧ローラを回転自在のフリー状態と回転不能の
ロック状態とに交互に切換えるための切換え装置を具備
したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図1乃至
図5により説明する。
【0010】図1は本実施の形態のタイヤ着脱装置の斜
視図を示し、1は基台、2は該基台1上に回動自在に軸
支されたテーブルで、該テーブル2は前記基台1内のモ
ータ(図示せず)に減速機を介して連結されている。
尚、1a、1b、1c及び1dは操作ペダルである。
【0011】3はホイール持着装置で、該ホイール持着
装置3は前記テーブル2の上面に放射状に設けられた複
数の溝2aに摺動可能に嵌着された複数個の爪体3aか
らなっている。
【0012】これら爪体3aは、前記テーブル2の下側
に設置した流体圧シリンダー3bによって、前記溝2a
に沿って同期して前進又は後退をする構造に形成されて
いる。
【0013】4は前記基台1の上面の周辺部に立設され
た支柱である。
【0014】該支柱4の上端部には、伸縮可能に枢着さ
れたアーム5が形成されている。
【0015】6はスピンドル、7はスピンドルホルダー
で、該スピンドルホルダー7は前記スピンドル6を上下
動可能に垂設して保持していると共に、該スピンドルホ
ルダー7自体も前記支柱4に対して前進後退可能に前記
アーム5に係着されている。
【0016】前記スピンドル6の下端にはマウンティン
グヘッド8を装着している。該マウンティングヘッド8
は先細の突起部を有し、該突起部をタイヤBの上側ビー
ド部とホイールAのリム部との間に介入させて、これら
ビード部とリム部とを引き離す作用をする。
【0017】8aはビードローラで、該ビードローラ8
aは前記スピンドル6に搖動可能に枢着された脚体8b
に回動自在に軸着されており、前記マウンティングヘッ
ド8がタイヤBの上側ビード部とホイールAのリム部と
の間に介入するときに該ビードローラ8aが該タイヤB
の上側ビード部を押圧するように配置されている。
【0018】前記テーブル2の周辺部にはマスト9が立
設されており、該マスト9に沿って昇降可能なアーム保
持体9aが該マスト9に設けた縦長の溝に摺動可能に嵌
着されている。
【0019】尚、該アーム保持体9aの昇降は、図示し
ていない流体圧シリンダーの作動による。
【0020】10は押圧アームで、該押圧アーム10は
前記アーム保持体9aに旋回可能に枢着して突設された
上部アーム10aと、該上部アーム10aの先端部に垂
直に設置された垂直軸10bに旋回可能に枢着された下
部アーム10cとからなる。
【0021】該上部アーム10aの長さは、該上部アー
ム10aを前記アーム保持体9aへの枢着点を中心とし
て旋回させたとき、該上部アーム10aの先端部にある
前記垂直軸10bの中心が前記テーブル2の中心部の丁
度真上を通過するような長さとしている。
【0022】又、前記垂直軸10bを前記テーブル2の
中心部の真上の位置に停止させて該上部アーム10aの
旋回を制限する位置決めロック機構(図示せず)を該上
部アーム10aは具備している。
【0023】前記下部アーム10cは、トラベラー11
を介して押圧ローラ12(以下ビードプレスローラと称
する)を移動可能に係着している。
【0024】即ち、前記下部アーム10cは該トラベラ
ー11を摺動可能に挿通しており、該トラベラー11を
前記下部アーム10c上の任意の位置にロックして停止
させることが可能である。
【0025】前記トラベラー11から下方に向かってブ
ラケット11aが突出しており、該ブラケット11aに
は前記ビードプレスローラ12と補助ローラ12aとが
それぞれ回動可能に軸着されている。
【0026】該ビードプレスローラ12の中心軸は、前
記下部アーム10cの根元部、即ち、前記垂直軸10b
へ向かって、水平よりも少許下向きの傾斜を有して配置
されている。
【0027】又、該ビードプレスローラ12を回転自在
のフリー状態と回転不能のロック状態とに切り換えるた
めのピン11bが前記ブラケット11aに係着されてい
る。
【0028】前記ピン11bは、前記ブラケット11a
を挿通して前記ビードプレスローラ12の側端面に具備
する係合穴(図示せず)に係脱可能に形成されており、
該ピン11bをビードプレスローラ12の該係合穴に係
合させて係止させることによりビードプレスローラ12
を回転不能のロック状態にし、又該ピン11bをビード
プレスローラ12の前記係合穴から離脱させることによ
り該ビードプレスローラ12を回転自在のフリー状態と
することができるので、前記ブラケット11aに挿通し
た該ピン11bが該ビードプレスローラ12即ち押圧ロ
ーラを回転自在のフリー状態と回転不能のロック状態と
に交互に切換えるための切換え装置となっている。
【0029】前記補助ローラ12aは前記ビードプレス
ローラ12よりもやや小形で、前記下部アーム10cと
前記ビードプレスローラ12との中間部に配置され、前
記下部アーム10cと平行に前記ブラケット11aに回
動自在に軸着されている。
【0030】13は押上げ円盤、13aは押上げアーム
で、該押上げ円盤13は押上げアーム13aの先端部の
下側に回動自在に軸着されている。
【0031】該押上げアーム13aは前記押圧アーム1
0の下側において前記アーム保持体9aに旋回可能に枢
着し、前記マスト9の側方へ突出して形成されている。
【0032】前記押上げ円盤13は、外周部を薄い平板
状に形成すると共にその縁部を丸く面取りして、該押上
げ円盤13の縁部がタイヤBの下側ビード部とホイール
Aのリム部との間に介入し易い構造としている。
【0033】又、該押上げ円盤13は、その上面が前記
アーム保持体9aの方向へ向かって水平より少許上向き
の傾斜角を有する配置となるようにし、該押上げ円盤1
3の中心軸を垂直よりも少許傾斜させて設置されてい
る。
【0034】14は円錐状押圧体(以下リムプレッシャ
ーコーンと称する)で、図2は該リムプレッシャーコー
ン14を前記押圧アーム10に係着した状態を示す。
【0035】即ちリムプレッシャーコーン14は、棒状
の柄部14aの先に円錐状の押圧部14bを有しており
該押圧部14bの外径は自動車のホイールAの中心部の
孔径よりも大に形成されている。
【0036】該リムプレッシャーコーン14は、前記垂
直軸10bの下側に穿たれた係合孔10dに該柄部14
aを嵌入させて、着脱自在に係着する構造としている。
【0037】次に本実施の形態のタイヤ着脱装置の操作
方法及び作動について説明する。
【0038】タイヤをホイールから取外すときには、タ
イヤB付ホイールAをテーブル2上に爪3により持着し
て載置固定する。
【0039】このとき、爪3がホイールAのリム部に持
着するのが困難なときは、図3に示す如くタイヤB付ホ
イールAをテーブル2上に載置し、前記押圧アーム10
に係着したリムプレッシャーコーン14を前記押圧アー
ム10と共に降下させてホイールAの中心孔部を押圧す
る。このときホイールAの下面はテーブル2の上面近く
に迄降下するが、タイヤBは前記テーブル面上に突出し
た爪体3aによりその降下を妨げられて、タイヤBの下
側ビード部とホイールAのリム部との間に間隙を生じ、
この間隙に各爪体3aを進入させて、該ホイールAをテ
ーブル2に持着することができる。
【0040】尚、この持着の操作は、流体圧シリンダー
3bを作動させて各爪体3aを同期して前記溝2aの内
方へ移動させて、ホイールAのリム部の四方を各爪体3
aが係止するようにする。
【0041】次にタイヤBの上側ビード部をホイールA
のリム部から取り外す作業について説明する。
【0042】先ず、押圧アーム10を降下させ、回動自
在の状態としたビードプレスローラ12がタイヤBの上
側ビード部及びサイドウォールを押圧して押し下げるよ
うにする。
【0043】この状態でテーブル2を徐々に回転させる
と、前記タイヤB付ホイールAは該テーブル2と共に回
転をして、前記タイヤBの上側ビード部はホイールAの
上側リム部から離れ、下方(該ホイールAのセンタード
ロップ)へ落とされる。
【0044】尚、このビード落とし込み作業において、
前記押圧アーム10は降下した位置にロックされている
が、前記ビードプレスローラ12は回動自在のフリー状
態にあり、前記タイヤB及びホイールAの回転に連れて
該ビードプレスローラ12は回転するが移動することは
ない。かくてこれらタイヤBとホイールAが1回転する
と、前記ビードプレスローラ12の押圧作用により、ホ
イールAの全周にわたりタイヤBの上側ビード部がホイ
ールAのセンタードロップへ落とされる。
【0045】又、前記ビードプレスローラ12は、その
中心軸をテーブル2の中心へ向けて、水平よりも少許下
向きの傾斜角を有してタイヤBを押圧するので、該タイ
ヤBのビード部の落とし込み作業がスムーズに行われる
効果を有する。
【0046】タイヤBの上側ビード部の落とし込み作業
が終った後に、該上側ビード部をホイールAの上側リム
部の上方へ取外す作業を行なう。
【0047】先ず、前記ホイールAの上側リム部とタイ
ヤBの上側ビード部との隙間に、前記マウンティングヘ
ッド8の突起部を介入させて装着する。
【0048】尚、この装着時に該マウンティングヘッド
8の介入点の近傍の上側ビード部を前記ビードプレスロ
ーラ12で押し下げておくことにより、該マウンティン
グヘッド8の介入や後述するタイヤレバーLの介入を容
易に行なうことができる。
【0049】次に図4に示す如く、前記マウンティング
ヘッド8の装着点に対して略180度反対側のタイヤB
上の上側ビード部及びサイドウオールを前記ビードプレ
スローラ12で押圧すると、前記マウンティングヘッド
8の近傍のリム部のビード部との間に介入させた前記タ
イヤレバーLの先端部を梃子のように使って、該ビード
部の一部を該リム部の上へこじ上げる作業が容易とな
る。
【0050】こうして、タイヤレバーLによりビード部
の一部をリム上にこじ上げた後に、前記ビードプレスロ
ーラ12を上昇させて取り去り、次いでタイヤレバーL
を介入させたままの状態でテーブル2を回転させると、
該タイヤレバーLと前記マウンティングヘッド8との相
乗作用によって、タイヤBの全周に渡ってスムーズに上
側ビード部をホイールAの上方へ引き出すことができ
る。
【0051】次にタイヤBの下側ビード部をホイールA
の上方へ引き出す作業を行なう。
【0052】これは先ず、押上げ円盤13を用いてタイ
ヤBを持ち上げ、タイヤBの下側ビード部をホイールA
の上側リム部の下面にまで上昇させてから、タイヤレバ
ーLを用いた従来の方法によって、ホイールBの下側ビ
ード部をホイールAの上側リムの上方へ引き出す。
【0053】該押上げ円盤13は前記押上げアーム13
aを介して前記アーム保持体9aに係着されているの
で、タイヤBの下側ビード部とホイールAのリム部との
隙間に該押上げ円盤13の周縁部を挿入して、前記アー
ム保持体9aを上昇させながらテーブル2を回転させる
ことにより、タイヤBを上方へ押し上げることができ
る。
【0054】尚、該押上げ円盤13はタイヤBとの接触
面積が大きいのでタイヤ押上げ時にタイヤを傷つけるこ
とがなく、タイヤに優しい構造である。
【0055】又、該押上げ円盤13は、その外周部の上
面がテーブル2の中心に向かって少許上向きの傾斜角を
有してタイヤBを押し上げるので、該タイヤBの下側ビ
ード部の押し上げ作業がスムーズに行なわれる効果を有
している。
【0056】かくて、偏平タイヤの如きビード部がホイ
ールのリム部から外れにくいタイヤとホイールとの組合
せであっても、本発明のタイヤ着脱装置を用いれば、一
人の作業員のみで容易にタイヤをホイールから取り外す
ことができる。
【0057】次にホイールAにタイヤBを組込むときの
操作方法について説明する。
【0058】先ず、ホイールAをテーブル2上にホイー
ル持着装置3により持着して載置固定し、該ホイールA
の周辺部にタイヤBを載置する。
【0059】そして、タイヤBの下側ビード部を通常の
方法でホイールAの上側リム部の上から該ホイールAに
嵌め込む。
【0060】次に、図5に示す如くマウンティングヘッ
ド8をタイヤBの上側ビード部がホイールAのリム部に
嵌着し易い状態にセットすると共に、前記垂直軸10b
がテーブル2の中心部の真上となる位置で前記上部アー
ム10aの旋回を止めてロックする。
【0061】そして、ビードプレスローラ12を前記押
圧アーム10と共に降下させて、タイヤBのサイドウォ
ール上の前記マウンティングヘッド8より少許回転方向
前方の位置に該ビードプレスローラ12が所定の押圧力
でタイヤBを押圧するようにセットする。
【0062】尚、このとき、ストッパーであるピン11
bにより、前記ビードプレスローラ12を回転不能のロ
ック状態にしておく。
【0063】この状態でテーブル2を徐々に回転させる
と、回転不能の前記ビードプレスローラ12はタイヤB
のサイドウォールを押圧して圧接した状態のまま垂直軸
10bを中心に該タイヤBと共に徐々に旋回移動し、こ
の間マウンティングヘッド8と前記ビードローラ8aと
が該タイヤBの上側ビード部をホイールAに組込んでい
く。
【0064】即ち、前記ビードプレスローラ12は前述
の如く前記マウンティングヘッド8より少許回転方向前
方の位置で該マウンティングヘッド8によりタイヤBの
上側ビード部がホイールAに組み込まれた状態で該タイ
ヤBのサイドウォールを押圧し、この押圧状態で該ビー
ドプレスローラ12は該タイヤBと共に徐々に旋回移動
するので、該押圧位置が前記マウンティングヘッド8よ
り離れてもタイヤBの上側ビード部がホイールAに組み
込まれた状態が保持される。尚、このとき前記ビードロ
ーラ8aは、タイヤBのビード部が前記マウンティング
ヘッド8の上に戻ってしまわないように該ビード部を上
から抑えておく作用をする。ところが、前記ビードプレ
スローラ12が回転可能であるとタイヤBの回転と共に
該ビードプレスローラ12自体が回転してしまい該タイ
ヤBと共に旋回移動せず、マウンティングヘッド8によ
りホイールAに組み込まれた上側ビード部であっても該
上側ビード部は該マウンティングヘッド8より離れた位
置になると外れてホイールAのリム部の上に戻ってしま
う。
【0065】かくて偏平タイヤの如きタイヤであっても
タイヤをホイールに組み込むときに組み込んだ状態の該
タイヤのビード部を手で押えて外れてしまうことのない
ようにする必要がなく、容易に組込むことができると共
に、手がタイヤのビード部とホイールのリム部との間に
はさみ込まれる危険性がない。
【0066】
【発明の効果】このように本発明によると偏平タイヤの
如きタイヤであっても1人で容易にホイールに組込んだ
り或いは取外すことができて作業能率が格段に向上する
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の斜視図である。
【図2】図1のタイヤ着脱装置に円錐状押圧体を係着し
た状態を示す。
【図3】タイヤ付ホイールの係止方法を示す説明図であ
る。
【図4】ホイールからタイヤを取外す方法を示す説明図
である。
【図5】ホイールにタイヤを組込む方法を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 基台 2 テーブル 3 ホイール持着装置 6 スピンドル軸 8 介入体(マウンティングヘッド) 8a ビードローラ 9 マスト 9a アーム保持体 10 押圧アーム 10a 上部アーム 10b 下部アーム 11b ピン 12 押圧ローラ(ビードプレスローラ) 13 押上げ円盤 13a 押上げアーム 14 円錐状押圧体(リムプレッシャーコーン)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上にホイール載置用のテーブルを回
    動自在に軸支すると共に該テーブル上にホイールのリム
    部の持着装置を設置し、更に該テーブル上に持着された
    タイヤ付きホイールのリム部と該タイヤのビード部の間
    に介入可能な介入体を設置したタイヤ着脱装置におい
    て、前記テーブルの周辺にマストを立設し、タイヤのビ
    ード部押圧用の押圧ローラを具備した押圧アームを旋回
    可能に且つ昇降可能に該マストの側方に突出させて設け
    ると共に、該押圧ローラを回転自在のフリー状態と回転
    不能のロック状態とに交互に切換えるための切換え装置
    を具備したことを特徴とするタイヤ着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧アームは、前記マストに沿って
    昇降するアーム保持体に旋回可能に枢着された上部アー
    ムと該上部アームの先端部の下側に旋回可能に枢着され
    た下部アームとが一体に形成されてなると共に、該上部
    アームの先端部を前記テーブルの中心部の真上に停止さ
    せて該上部アームの旋回を制限するロック機構を具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ着脱装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧ローラは、前記下部アームに沿
    って移動可能に前記下部アームに係着されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ着脱装
    置。
  4. 【請求項4】 前記押圧ローラのローラ中心軸は、水平
    よりも少許下向きの傾斜を有して、前記下部アームの根
    元部の方向に向かって配置されていることを特徴とする
    請求項1又は請求項3に記載のタイヤ着脱装置。
  5. 【請求項5】 前記切換え装置は前記押圧ローラに係脱
    可能なピンを有しており、該ピンを前記押圧ローラの側
    端面に具備する係合穴に係止して前記押圧ローラが回転
    不能のロック状態となるように形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のタイヤ着脱装置。
  6. 【請求項6】 ホイールの中心部を押圧可能に形成した
    円錐状押圧体を前記押圧アームに着脱自在に垂設したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のタイヤ着脱装置。
  7. 【請求項7】 前記円錐状押圧体は棒状の柄部の先に円
    錐状の押圧部を有する形状で、該押圧部の外径をホイー
    ルの中心部の孔径よりも大とし、又、前記柄部を前記上
    方アームの先端の下側に設けた係合穴に嵌入させて着脱
    自在に係着する構造に形成したことを特徴とする請求項
    2及び請求項6に記載のタイヤ着脱装置。
  8. 【請求項8】 前記テーブルの周辺部の上方に、昇降可
    能で且つ前後左右への移動可能にスピンドルを垂設し、
    該スピンドルの下端に前記介入体を装着すると共に該介
    入体に近接してビードローラを並設したことを特徴とす
    る請求項1に記載のタイヤ着脱装置。
  9. 【請求項9】 前記ビードローラは、前記スピンドルに
    搖動可能に枢着した脚体に回動自在に軸着され、前記介
    入体がタイヤの上側ビード部とリム部との間に介入した
    ときに該ビードローラが該タイヤのサイドウオールを押
    圧する構造に形成したことを特徴とする請求項8に記載
    のタイヤ着脱装置。
  10. 【請求項10】 タイヤ押上げ用の押上げアームを前記
    アーム保持体に旋回可能に枢着して前記マストの側方へ
    突出させて設けると共に、円周部をタイヤの下側ビード
    部とホイールのリム部との間に介入可能に形成した押上
    げ円盤を前記押上げアームの先端部の下側に回動自在に
    軸着したことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ着脱
    装置。
  11. 【請求項11】 前記押上げ円盤の外周部の上平面を前
    記テーブルの中心に向かって、水平よりも少許上向きの
    傾斜を有する向きに配置したことを特徴とする請求項1
    0に記載のタイヤ着脱装置。
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